JP2000133230A - 端子有り部品のパッケージング方法及びパッケージングシステム - Google Patents
端子有り部品のパッケージング方法及びパッケージングシステムInfo
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Landscapes
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Abstract
ールしてパッケージングする端子有り部品のパッケージ
ング方法及びパッケージングシステムを提供すること。 【解決手段】 本発明のパッケージングシステムは、フ
ィルム材1,2を送り出す搬送ライン上に、フィルム材
1に端子有り部品の本体部分11を装填するための凹部
5を成形する凹部成形部Aと、その本体部分11を凹部
5に装填した場合に、凹部5と非連続な端子穴6を打ち
抜く端子穴打ち抜き部Cと、その本体部分11を凹部5
内に装填する部品装填部Dと、フィルム材1表面にフィ
ルム材2を重ね合わせて凹部5外周をシールするシール
部Gと、シール箇所7の外周部分を端子穴6に連続する
ようにフィルム材1,2を打ち抜く製品打ち抜き部Hと
を有する。
Description
などの端子有り部品を、端子を露出させて部品本体を外
装するためのパッケージング方法及びパッケージングシ
ステムに関し、特にフィルム材によって部品本体を包み
込む端子有り部品のパッケージング方法及びパッケージ
ングシステムに関する。
ランジスタなどを挙げることができるが、特に今日では
ポリマー電解質を採用した薄型の二次電池の開発が進
み、そのパッケージングが試行錯誤されている。即ち、
従来の液体電解質のリチュームイオン二次電池の場合、
液漏れを防ぐなどのため金属容器で密封する必要があっ
たために薄型が困難であったが、固体のポリマー電解質
によれば液体電解質のような制約がなくより薄くするこ
とが可能となった。そこで、従来の固体電解質を採用し
たカード型電池をみると、例えば図9に示すように固体
電解質100が、正極101と負極102、及び正極端
子103と一体の正極リード104と負極端子105に
接続された負極リード106とによって挟み込まれ、そ
れがプラスチックシール107によってパッケージング
されるといった方法がとられていた。
リチュームイオン電池の用途の一つとして携帯電話への
使用があるが、そのためには約十枚ほどのリチュームイ
オン電池を重ねる必要があるため、プラスチックシール
107を用いたパッケージングによって厚みがかさんで
しまっては、ポリマー電解質による薄型のメリットが失
われてしまう。
どを図るべく、端子有り部品をフィルム材によって気密
にシールしてパッケージングする端子有り部品のパッケ
ージング方法及びパッケージングシステムを提供するこ
とを目的とする。
パッケージング方法は、端子を露出させて部品本体をフ
ィルム材によって包み込むものであって、フィルム材に
前記部品本体を装填するための凹部を成形する凹部成形
工程と、前記部品本体を前記凹部に装填した場合に、当
該端子が位置する前記フィルム材の平面部に前記凹部と
非連続な端子穴を打ち抜く端子穴打ち抜き工程と、前記
部品本体を前記凹部内に装填する部品装填工程と、前記
フィルム材の凹部成形面に対し前記端子穴に掛からない
ようにフィルム材を重ね合わせ、その上下のフィルム材
を前記凹部の周縁部分でシールするシール工程と、シー
ルした前記フィルム材を当該シール部分の外周に沿って
前記端子穴に連続するように打ち抜く製品打ち抜き工程
とを有することを特徴とする。よって、本発明の端子有
り部品のパッケージング方法では、端子穴を凹部と非連
続で明けるので部品本体を装填する当該凹部の周縁部分
を気密にシールすることができ、また、部品本体を装填
する前に予め端子穴を形成することで、その端子穴に連
続するようにシール部分の外周に沿って打ち抜けば、端
子を露出させて部品本体をフィルム材によってパッケー
ジングすることができる。
ング方法は、前記フィルム材が、アルミニウムからなる
長尺な帯状のベースフィルムとカバーフィルムとの2本
がそれぞれ巻回されたものであって、全行程にわたって
送り出されるベースフィルムに対して、カバーフィルム
が、前記シール工程でベースフィルムに重ね合うように
送り出されることを特徴とする。よって、本発明の端子
有り部品のパッケージング方法では、湿気を通さないア
ルミニウムによって内部の防湿性に優れ、またフィルム
材を別々に設けたので、カバーフィルムをベースフィル
ムに重ね合わせる際に、カバーフィルムが端子穴に掛か
らないように簡単に調整することができ、フィルム材に
もシワが付きにくい。
ングシステムは、端子を露出させて部品本体をフィルム
材によって包み込むものであって、フィルム材が搬送さ
れるパッケージングライン上に、フィルム材に前記部品
本体を装填するための凹部を成形する凹部成形部と、前
記部品本体を前記凹部に装填した場合に、当該端子が位
置する前記フィルム材の平面部に前記凹部と非連続な端
子穴を打ち抜く端子穴打ち抜き部と、前記部品本体を前
記凹部内に装填する部品装填部と、前記フィルム材の凹
部成形面にフィルム材を重ね合わせて前記凹部の周縁部
分をシールするシール部と、シールした前記フィルム材
を当該シール部分の外周に沿って前記端子穴に連続する
ように打ち抜く製品打ち抜き部とを有することを特徴と
する。よって、本発明の端子有り部品のパッケージング
システムでは、端子穴を凹部と非連続で明けるので部品
本体を装填する当該凹部の周縁部分を気密にシールする
ことができ、また、部品本体を装填する前に予め端子穴
を形成することで、その端子穴に連続するようにシール
部分の外周に沿って打ち抜けば、端子を露出させて部品
本体をフィルム材によってパッケージングすることがで
きる。
ングシステムは、複数個の端子有り部品を同時にパッケ
ージングするようしたものであることを特徴とする。よ
って、本発明の端子有り部品のパッケージングシステム
では、複数の凹部を一度に成形してその各凹部へ部品本
体を一度に装填するなどによって、複数のパッケージン
グを一括してすることができるので、生産性を向上させ
ることができる。
品のパッケージング方法及びパッケージングシステムの
一実施の形態について図面を参照して説明する。端子有
り部品には、前述した薄型のポリマー電池を挙げ、以下
にポリマー電解質からなる素電池をアルミニュウムフィ
ルムでパッケージングするものについて説明する。図1
は、ポリマー電池のパッケージングシステムを示した図
であり、図2は、(1)〜(4)にパッケージングシス
テムのA、C、D及びG部を示した平面図である。
下といった薄さで長方形のポリマー電解質を備えた素電
池を用い、シール材であるアルミニュウムフィルムによ
って包み込んだものである。アルミニュウムフィルム
は、樹脂材がラミネートされて絶縁されてものであっ
て、40〜70μmの厚さのものである。またアルミニ
ュウムフィルムは、同一幅の帯状のものが巻回されたベ
ースフィルム1とカバーフィルム2のロール3,4が2
本用意され、それぞれ所定の取り付け位置にて軸支され
て同一方向(送り方向X)に送り出されるように設けら
れている。また、ベースフィルム1は、パッケージング
システムの工程全域にわたって送られる一方、カバーフ
ィルム2は、途中からベースフィルム1に重ね合わされ
るように送り出され、パッケージング終了後には重ね合
わされたまま一体に巻き取られるようになっている。そ
して、このパッケージングシステムでは、ベースフィル
ム1及びカバーフィルム2に挟み込まれたポリマー電解
質を備えた素電池が、次の各工程を経てパッケージング
されるものであって、特に送り方向Xに2個並べて一度
にパッケージングできるよう構成されている。
パッケージング方法を以下に具体的に説明していく。ロ
ール3から送り出されたベースフィルム1は、ライン上
の各部に設けられた不図示の各種加工装置に向けて水平
に送られる。先ずA部では、素電池を装填可能な寸法大
の凹部5(深さは約2mm程度)がベースフィルム1に
成形される。凹部5は、ベースフィルム1の送り方向X
に所定の間隔をあけて2箇所同時に成形される。そして
続くB部では、ベースフィルム1の凹部5に成形時に生
じた亀裂がないかなどピンポール検査にて確認が行われ
る。次いで、ピンホール検査が終了してC部に送られた
ベースフィルム1は、端子穴6を形成するための打ち抜
き加工が行われる。端子穴6は、後述するように素電池
を凹部5に装填した場合に、その素電池に備えられた電
極端子が位置する箇所に明けられるものである。具体的
には、ベースフィルム1の幅方向の一方であって、後述
するシールのための隙間を設けるために凹部5から少し
離れた箇所である。
ルム1の凹部5には、D部にて素電池11が装填され
る。素電池11には一辺に短冊状の2枚の電極端子1
2,12が平行に取り付けられており、その電極端子1
2,12は、先端が端子穴6内に位置する長さである。
そして、凹部5に装填された素電池11は、E部でフォ
トセンサ16によってその存在が確認される。続いてE
部を過ぎたベースフィルム1には、素電池11が装填さ
れた凹部成形面にF部でカバーフィルム2が重ね合わさ
れる。このとき、カバーフィルム2が端子穴6を塞いで
しまわないように、F部でカバーフィルム2の端がカッ
ター17によって所定幅だけカットされる。
ルム1とカバーフィルム2とは、G部で凹部5周縁部分
(図2(4)で示す斜線部分)の環状シール部7でシー
ルされて、素電池11がベースフィルム1とカバーフィ
ルム2とに密封される。このとき環状シール部7内は脱
気され、素電池11は真空状態で保持される。その後、
ベースフィルム1とカバーフィルム2とに真空密封され
た素電池11がH部まで送られ、そこで環状シール部7
の外周に沿ってベースフィルム1とカバーフィルム2と
が打ち抜かれる。このとき、環状シール部7の外周は端
子穴6に連続しているため、ベースフィルム1とカバー
フィルム2とは、端子穴6部分を除く3辺がコ字状に打
ち抜かれる。
出して素電池11がベースフィルム1とカバーフィルム
2とでパッケージングされたポリマー電池13は、併設
されたベルトコンベア18に載せられ搬送されていく。
一方、素電池11のパッケージングのために打ち抜かれ
た後の打ち抜き穴8を有するベースフィルム1とカバー
フィルム2とは、重ねられたまま一体にロール9に巻き
取られていく。
るA部に配置された凹部成形装置、端子穴6を打ち抜く
C部に配置された打ち抜き装置、及びベースフィルム1
とカバーフィルム2とを脱気シールするG部に配置され
た脱気シール装置について具体的に説明する。そこで、
図3は、凹部成形装置を示した正面図である。先ず図3
に示す凹部成形装置21は、ベースフィルム1の平面か
ら凹部5を絞り加工するものである。凹部成形装置21
は、上フレーム22と下フレーム23とがガイドロッド
24,24によって上下に連結され、そのガイドロッド
24,24を摺動する可動台25が設けられている。そ
の可動台25上には、成形凹部26の形成された下型2
7が固定されている。そして、可動台25は、その駆動
手段である下側シリンダ28が連結固定されている。
下型27とで挟み込む上型31が固定されている。上型
31は、成形凹部26とほぼ同寸法の貫通孔32が穿設
され、そこに雄型33が入り込んでいる。雄型33は、
上型31が固定された上側シリンダ34に連結固定され
て上下動するよう構成され、非成形時にはその下端が上
型31の貫通孔32内に位置している。そして、このよ
うな凹部成形装置21に対して、ベースフィルム1が、
上型31と下型27との間を水平に送られていく。図3
では、紙面と垂直に裏側から表側方向である。
て、先ず下側シリンダ28の駆動により下型27が上昇
し、そのベースフィルム1が上型31に押し付けられて
クランプされる。次いで、上側シリンダ34の駆動によ
って下降した雄型33が、クランプしたベースフィルム
1に対して押し当てられ、図4に示すように成形凹部2
6内に絞り込まれたベースフィルム1に凹部5が成形さ
れる。
ついて説明する。図5は、打ち抜き装置を示した正面図
である。打ち抜き装置41は、ガイドロッド42,42
を可動台43がシリンダ44によって上下に摺動するよ
う構成され、その可動台43上には下型45が設けられ
ている。下型45は、前記凹部成形装置21で成形され
た凹部5を配置させるための凹室45Aが設けられ、そ
こから端子穴6を明けるためのダイ孔45Bが所定距離
離して設けられている。そして、下型45の下にはダイ
孔45Bから落ちるベースフィルム1の切れ端1aを受
ける回収ボックス46が備えられている。一方、下型4
5の上方には、ベースフィルム1を受ける押え板47が
固定されている。そして、その押え板47に形成された
貫通孔には、シリンダ49によって上下動するパンチ4
8が、下型45のダイ孔45Bに入り込むよう構成され
ている。
押え板47との間を水平な状態で送られる。図5では、
紙面垂直に裏側から表側方向である。そして、前記凹部
成形装置21で成形された凹部5が打ち抜き装置41に
移動してきたところで、シリンダ44が駆動して可動台
43が上昇する。ベースフィルム1は、可動台43とと
もに上昇する下型45の凹室45Aに凹部5がはまり込
み、そのまま押え板47へ押し付けられてクランプされ
る。ベースフィルム1がクランプされると、次いでシリ
ンダ49が駆動してパンチ48がベースフィルム1を打
ち抜く。即ちパンチ48は、図6に示すようにベースフ
ィルム1の平面部分であって、凹部5から環状シール部
7を超えた位置に端子穴6を形成する。そして、打ち抜
かれたベースフィルム1の切れ端1aは、回収ボックス
46へと落ちる。
2とを脱気シールする脱気シール装置について説明す
る。図7は、脱気シール装置を示した正面図である。脱
気シール装置51は、ガイドロッド52,52を可動台
53が下側シリンダ54によって上下に摺動するよう構
成され、その可動台53上には下型55が設けられてい
る。ガイドロッド52,52は上フレーム56及びした
下フレーム57に固定され、下側シリンダ54が下フレ
ーム57に固定される一方、上フレーム56の底面には
上型58が固定されている。下型55は、ベースフィル
ム1の凹部5が配置される凹室61が形成され、そこに
は下冷却板62が設けられている。一方、上型58に
は、大きな凹室63が形成され、そこへシールブロック
64が上下に移動可能に設けられている。また、シール
ブロック64には、ベースフィルム1を挟んで下冷却板
62と対面するように上冷却板65が設けられている。
に成形された凹部5の周縁部に沿って環状にシールする
ように環状の凸部を有し、一方、そのシールブロック6
4が押し付けられる下型55の凹室61外周部にはゴム
材からなる環状のシール受66が埋設されている。ま
た、下型55の上面外周には環状のシールリング67が
装填され、下型55と上型58とが重ね合わされて両凹
室61,63で囲まれる空間が気密に保たれるよう構成
されている。更に、下型55には気密になった空間を真
空にするための真空路68が穿設され、図示しない真空
ポンプへと接続されている。一方、上フレーム56には
筒状のガイド71が立設され、そのガイド71に嵌挿さ
れた摺動ロッド72にシールブロック64が固定されて
いる。そして、シールブロック71は、その摺動ロッド
72内を通って配線されたヒータによって加熱されるよ
う構成されている。更に、上フレーム71にはガイド7
1を覆うようにカバー73が設けられ、そのカバー73
に固設された上側シリンダ74に摺動ロッド72が連結
固定されている。
ィルム1とカバーフィルム2とが脱気シール装置51へ
と送られると、図8に示すように下側シリンダ54の駆
動によって下型55が上型58へ当接し、凹室61,6
3により密閉空間が形成される。そして、真空ポンプに
よって密閉空間内の空気が抜かれると、重ね合わされた
ベースフィルム1とカバーフィルム2との間の空気も抜
かれて、その間が真空になる。続いて、シリンダ74が
駆動して摺動ロッド72が下降すると、ベースフィルム
1とカバーフィルム2とが、加熱したシールブロック6
4によって下型55のシール受66へと押し付けられ
る。このとき、シール熱による製品への影響を防ぐため
に、素電池11が下冷却板62と上冷却板65とによっ
て押さえつけられている。
ースフィルム1とカバーフィルム2とは、その間が真空
状態に保たれ、樹脂がラミネートされた両フィルム1,
2が加熱シールされる。そして、シリンダ54,74の
駆動によって解放されたベースフィルム1とカバーフィ
ルム2は、素電池11をシールして保持した状態で図示
しない打ち抜き装置へと送られる。そこで、シール外周
が打ち抜かれて、端子電極12,12を露出した素電池
11を、ベースフィルム1とカバーフィルム2とで気密
にパッケージングしたポリマー電池が完成する。
法及びパッケージングシステムによれば、アルミニュウ
ムフィルムによってパッケージングするようにしたの
で、ポリマー電解質の薄さの効果を損なうことなくポリ
マー電池自体を薄くさせることができた。また、ベース
フィルム1に端子穴6を明けることによって電極端子1
2,12が加工工程中常ににフリーな状態であるように
したので、それらが触れあってショートしてしまうこと
なく、適正なパッケージングが可能となった。また、凹
部5の周縁部に環状シール部7ができるように端子穴6
を凹部5から離した位置に設けたので、アルミニュウム
フィルムを気密にシールすることができ、加えて脱気シ
ールしたので、素電池11の品質を低下させることな
く、電池としての信頼性を確保することができた。ま
た、ベースフィルム1とカバーフィルム2とに湿気を通
すことがないアルミニュウムフィルムを使用したので、
素電池11を包み込んだ内部の防湿性に優れ、この点か
らも素電池11の品質を低下させることなく、電池とし
ての信頼性を確保することができた。
1と別個に設けたので、それぞれの平面を途中でよじっ
てシワを生じさせることなく送り出すことができ、両フ
ィルム1,2を重ね合わせる直前のF部でカバーフィル
ム2をカットするようにして、端子穴6にカバーフィル
ム2が掛かることなくフィルム端部の位置合わせをする
ことができるので、外観を損ねさせて商品価値を低下さ
せることなくパッケージングすることができる。また、
送り方向Xに2個づつ一括してパッケージングするの
で、生産性を向上させることができた。
限定されるわけではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で
様々な変更が可能である。例えば、前記実施の形態で
は、アルミニュウムフィルムをベースフィルム1とカバ
ーフィルム2の2本を用い、ベースフィルム1へカバー
フィルム2を重ねてシールしたが、幅広のアルミニュウ
ムフィルムを幅方向に折り曲げて重ねるようにしてシー
ルしてもよい。また、前記実施の形態では、ポリマー電
池を例に挙げ、その薄さの効果などに着目して説明した
が、端子有り部品としては電池に限定されることなく、
その場合、前述したと同様な効果を奏するものである必
要はない。
フィルム材によって包み込むものであって、フィルム材
に前記部品本体を装填するための凹部を成形する凹部成
形工程と、前記部品本体を前記凹部に装填した場合に、
当該端子が位置する前記フィルム材の平面部に前記凹部
と非連続な端子穴を打ち抜く端子穴打ち抜き工程と、前
記部品本体を前記凹部内に装填する部品装填工程と、前
記フィルム材の凹部成形面に対し前記端子穴に掛からな
いようにフィルム材を重ね合わせ、その上下のフィルム
材を前記凹部の周縁部分でシールするシール工程と、シ
ールした前記フィルム材を当該シール部分の外周に沿っ
て前記端子穴に連続するように打ち抜く製品打ち抜き工
程とを有するので、端子有り部品をフィルム材によって
気密にシールしてパッケージングする端子有り部品のパ
ッケージング方法を提供することが可能となった。
体をフィルム材によって包み込むものであって、フィル
ム材が搬送されるパッケージングライン上に、フィルム
材に前記部品本体を装填するための凹部を成形する凹部
成形部と、前記部品本体を前記凹部に装填した場合に、
当該端子が位置する前記フィルム材の平面部に前記凹部
と非連続な端子穴を打ち抜く端子穴打ち抜き部と、前記
部品本体を前記凹部内に装填する部品装填部と、前記フ
ィルム材の凹部成形面にフィルム材を重ね合わせて前記
凹部の周縁部分をシールするシール部と、シールした前
記フィルム材を当該シール部分の外周に沿って前記端子
穴に連続するように打ち抜く製品打ち抜き部とを有する
ので、端子有り部品をフィルム材によって気密にシール
してパッケージングする端子有り部品のパッケージング
システムを提供することが可能となった。
た図である。
を示した平面図である。
る。
である。
である。
ジングを示した図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 端子を露出させて部品本体をフィルム材
によって包み込む端子有り部品のパッケージング方法に
おいて、 フィルム材に前記部品本体を装填するための凹部を成形
する凹部成形工程と、 前記部品本体を前記凹部に装填した場合に、当該端子が
位置する前記フィルム材の平面部に前記凹部と非連続な
端子穴を打ち抜く端子穴打ち抜き工程と、 前記部品本体を前記凹部内に装填する部品装填工程と、 前記フィルム材の凹部成形面に対し前記端子穴に掛から
ないようにフィルム材を重ね合わせ、その上下のフィル
ム材を前記凹部の周縁部分でシールするシール工程と、 シールした前記フィルム材を当該シール部分の外周に沿
って前記端子穴に連続するように打ち抜く製品打ち抜き
工程とを有することを特徴とする端子有り部品のパッケ
ージング方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の端子有り部品のパッケ
ージング方法において、 前記フィルム材は、アルミニウムからなる長尺な帯状の
ベースフィルムとカバーフィルムとの2本がそれぞれ巻
回されたものであって、全行程にわたって送り出される
ベースフィルムに対して、カバーフィルムが、前記シー
ル工程でベースフィルムに重ね合うように送り出される
ことを特徴とする端子有り部品のパッケージング方法。 - 【請求項3】 端子を露出させて部品本体をフィルム材
によって包み込む端子有り部品のパッケージングシステ
ムにおいて、 フィルム材が搬送されるパッケージングライン上に、 フィルム材に前記部品本体を装填するための凹部を成形
する凹部成形部と、 前記部品本体を前記凹部に装填した場合に、当該端子が
位置する前記フィルム材の平面部に前記凹部と非連続な
端子穴を打ち抜く端子穴打ち抜き部と、 前記部品本体を前記凹部内に装填する部品装填部と、 前記フィルム材の凹部成形面に対し前記端子穴に掛から
ないようにフィルム材を重ね合わせ、その上下のフィル
ム材を前記凹部の周縁部分でシールするシール部と、 シールした前記フィルム材を当該シール部分の外周に沿
って前記端子穴に連続するように打ち抜く製品打ち抜き
部とを有することを特徴とする端子有り部品のパッケー
ジング方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載の端子有り部品のパッケ
ージングシステムにおいて、 複数個の端子有り部品を同時にパッケージングするよう
したものであることを特徴とする端子有り部品のパッケ
ージングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29920698A JP3699281B2 (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 端子有り部品のパッケージング方法及びパッケージングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP3699281B2 JP3699281B2 (ja) | 2005-09-28 |
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JP (1) | JP3699281B2 (ja) |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
KR101808374B1 (ko) | 2014-09-15 | 2017-12-12 | 주식회사 엘지화학 | 셀의 테라스 지지 장치 및 방법 |
CN110165235A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-08-23 | 浙江超威创元实业有限公司 | 抑制包膜气泡的电芯包膜机输送机构及电芯包膜方法 |
-
1998
- 1998-10-21 JP JP29920698A patent/JP3699281B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3699281B2 (ja) | 2005-09-28 |
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