JP2000131168A - 半導体圧力センサ用台座の接合方法 - Google Patents

半導体圧力センサ用台座の接合方法

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JP2000131168A
JP2000131168A JP29873198A JP29873198A JP2000131168A JP 2000131168 A JP2000131168 A JP 2000131168A JP 29873198 A JP29873198 A JP 29873198A JP 29873198 A JP29873198 A JP 29873198A JP 2000131168 A JP2000131168 A JP 2000131168A
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pressure sensor
metal pipe
pedestal
semiconductor pressure
hole
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JP29873198A
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Hiroshi Saito
宏 齊藤
Sumio Akai
澄夫 赤井
Masaharu Yasuda
正治 安田
Nobuyuki Takakura
信之 高倉
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属パイプと台座の接合に際し、台座にクラ
ックが発生することのない半導体圧力センサ用台座の接
合方法を提供する。 【解決手段】 凹部を形成することにより薄肉状に形成
されたダイアフラム1aを有する半導体圧力センサチッ
プ1とダイアフラム1aに圧力を導入するための貫通孔
2aが形成された台座2とを接合し、台座2の半導体圧
力センサチップ1との接合面と反対側の面にはメタライ
ズ層8を形成し、メタライズ層8を介してパッケージの
金属パイプ4と半田接合してなる半導体圧力センサにお
ける台座2と金属パイプ4の接合方法において、金属パ
イプ4の貫通孔4aの開口部内に、少なくとも先端部の
形状を貫通孔4aと略同一形状とするとともに、その表
面を半田9の濡れにくい材料とする柱状体11を、先端
部が台座2側になるように挿入し、台座2と金属パイプ
4とを接合した後、柱状体11を除去するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイアフラムの形
成された半導体圧力センサチップとパッケージの金属パ
イプとを台座を介して接合してなる半導体圧力センサに
おける台座と金属パイプの接合方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体圧力センサはエアコンや
空調機等の微圧領域の圧力の測定を行うものであり、図
4に示すように、凹部を形成することにより薄肉状に形
成されたダイアフラム1aを有する半導体圧力センサチ
ップ1がガラス台座2に陽極接合等により接合され、中
心にコバール製又は42アロイ等の金属パイプ4が配置
されたPPSやPBT等のプラスチックパッケージ3内
に設置される。半導体圧力センサチップ1表面のアルミ
パッドとリード5とは金又はアルミ製のワイヤ6で接続
されている。なお、7はプラスチックパッケージ3の蓋
であり、1bは半導体圧力センサチップ1に形成された
歪みゲージ抵抗であり、1cは半導体圧力センサチップ
1の表面を保護するオーバーコートである。ガラス台座
2の材料としては、例えばパイレックスガラス(コーニ
ング社製、品番♯7740等)が用いられる。
【0003】ガラス台座2の中心部には、半導体圧力セ
ンサチップ1のダイアフラム1aに圧力を印加するため
の貫通孔2aが形成され、ガラス台座2はこの貫通孔2
aと金属パイプ4の貫通孔4aとが対向するような配置
で、金属パイプ4に接合される。ガラス台座2と金属パ
イプ4とは半田9で接合される。この場合、半田9で接
合するために、ガラス台座2の半導体圧力センサチップ
1と接合しない側の面にはメタライズ層8が形成され
る。メタライズ層8の例としては、Cr(最下層)/P
t/Au(最上層)、Ti(最下層)/Ni/Au(最
上層)、Ti(最下層)/Pt/Au(最上層)等が挙
げられる。半田9としては、錫、錫−アンチモン合金、
鉛、錫−鉛合金、金−シリコン合金、錫−銀合金等があ
る。
【0004】また、図5は、パッケージとして、金属ス
テムのパッケージ30を使用したものを示している。3
1はキャップであり、金属ステムとは溶接で接続され
る。
【0005】金属パイプ4とガラス台座2とがメタライ
ズ層8を介して半田9により接合される。メタライズ層
8の最上層のAuの表面には半田9が塗れるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような半導体圧力センサにあっては、ガラス台座2と金
属パイプ4との半田9によるダイボンド接合時に、図6
に示すように、ガラス台座2の貫通孔2aと金属パイプ
4の貫通孔4aとの接合位置ずれが発生した場合や、図
7に示すように、金属パイプ4の貫通孔4aの孔径より
ガラス台座2の貫通孔2aの孔径が小さくて、金属パイ
プ4の貫通孔4aの上方にガラス台座2の貫通孔2aの
周囲部が配置された場合には、ガラス台座2の貫通孔2
aのエッジ部分に半田9が溜まってしまう。
【0007】この場合には、図8に示すように、半田9
が固化する時に、温度の低い金属パイプ4の貫通孔4a
の周辺から固化していく。従って、半田9が固化する時
には、引っ張り応力が加わり、ガラス台座2の貫通孔2
aの開口部周辺にクラック10が入るため、半導体圧力
センサチップ1が破壊されてしまうという問題があっ
た。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、金属パイプと台座の接
合に際し、台座にクラックが発生することのない半導体
圧力センサ用台座の接合方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
凹部を形成することにより薄肉状に形成されたダイアフ
ラムを有する半導体圧力センサチップと前記ダイアフラ
ムに圧力を導入するための貫通孔が形成された台座とを
接合し、該台座の前記半導体圧力センサチップとの接合
面と反対側の面にはメタライズ層を形成し、該メタライ
ズ層を介してパッケージの金属パイプと半田接合してな
る半導体圧力センサにおける台座と金属パイプの接合方
法において、前記金属パイプの貫通孔の開口部内に、少
なくとも先端部の形状を貫通孔と略同一形状とするとと
もに、その表面を半田の濡れにくい材料とする柱状体
を、先端部が台座側になるように挿入し、台座と金属パ
イプとを接合した後、前記柱状体を除去するようにした
ことを特徴とするものである。
【0010】請求項2記載の発明は、凹部を形成するこ
とにより薄肉状に形成されたダイアフラムを有する半導
体圧力センサチップと前記ダイアフラムに圧力を導入す
るための貫通孔が形成された台座とを接合し、該台座の
前記半導体圧力センサチップとの接合面と反対側の面に
はメタライズ層を形成し、該メタライズ層を介してパッ
ケージの金属パイプと半田接合してなる半導体圧力セン
サにおける台座と金属パイプの接合方法において、前記
金属パイプの貫通孔の開口部を、半田の濡れにくい材料
からなる金属薄膜を接着あるいは圧接により塞ぎ、台座
と金属パイプとを接合した後、前記金属薄膜を除去する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0011】請求項3記載の発明は、凹部を形成するこ
とにより薄肉状に形成されたダイアフラムを有する半導
体圧力センサチップと前記ダイアフラムに圧力を導入す
るための貫通孔が形成された台座とを接合し、該台座の
前記半導体圧力センサチップとの接合面と反対側の面に
はメタライズ層を形成し、該メタライズ層を介してパッ
ケージの金属パイプと半田接合してなる半導体圧力セン
サにおける台座と金属パイプの接合方法において、前記
金属パイプの台座と接合する側の端部を薄肉状に残して
おき、台座と金属パイプとを接合した後、前記薄肉状の
端部を除去することにより貫通孔が形成されるようにし
たことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。図1は本発明の第1の実施形
態の半導体圧力センサに係る半導体圧力センサチップと
ガラス台座と金属パイプの接合状態を示す断面図であ
る。本実施形態においては、半導体圧力センサの基本的
構成は従来例で説明したもの同等であるので、同一部分
には同一符号を付して説明を省略する。
【0013】本実施形態の半導体圧力センサ用台座の接
合方法は、金属パイプ4の貫通孔4aの開口部内に、半
田の濡れにくい材料、例えば、Ti、TiN、Cr、
W、Al等で表面をメッキした柱状体11を挿入してお
く。ここで、柱状体11の形状は金属パイプ4の貫通孔
4aと同形状(円柱状)で、貫通孔4aの略同一径とす
る。少なくともガラス台座2側が有底であれば筒状であ
っても良い。また、半田の濡れにくい材料のメッキは、
少なくとも貫通孔4aの開口部近傍に施してあれば良
い。
【0014】この状態で、ガラス台座2と金属パイプ4
とを半田9により接合する。その後、常温に戻してから
柱状体11を抜き取る。
【0015】本実施形態によれば、柱状体11の表面は
半田9が濡れにくい金属材料で構成されているので、半
田9が金属パイプ4の貫通孔4aへ流れ込むのが防止さ
れる。また、半田固化時には、貫通孔4aの上方及び周
囲の温度が低くなるが、金属パイプ4のガラス台座2側
の開口部が柱状体11で塞がれているので、半田9を挟
む両方の材料の温度が均一になり、半田9が均一に固化
し、半田9の内部に歪みが発生することはない。また、
金属パイプ4のガラス台座2側の開口部が半田9が濡れ
にくい金属材料で構成された柱状体11で塞がれている
ので、図6、図7で示したような半田9の溜りが生じな
くなり、ガラス台座2の貫通孔2aの角部にストレスが
加わることがなくなる。
【0016】従来、ガラス台座2の貫通孔2aの開口部
エッジのメタライズ層8とガラス台座2との接合界面端
部(貫通孔2a内壁側)付近を起点として、クラックが
ガラス台座2の内部方向へ広がる場合が多かった。しか
しながら、本実施形態では、ガラス台座2の貫通孔2a
の開口部エッジのメタライズ層8とガラス台座2との接
合界面端部(貫通孔2a内壁側)付近に半田9が濡れて
溜まることがなく、また、半田固化時には、この部分の
温度がガラス台座2の他のメタライズ面と略等しく、半
田内部の応力が低減される。
【0017】従って、ガラス台座2の貫通孔2aの開口
部の角部にクラックが発生しにくくなり、半田9とし
て、融点が280℃と高く、また、ヤング率も約600
0kg/cm2 と大きく硬く、従来、クラックが発生し
やすかった金−錫20%半田を使用した場合でも、クラ
ックの発生を防止できる。
【0018】なお、メタライズ層8の形成されたガラス
台座2は、反対側の面が半導体圧力センサウエハに陽極
接合により接合される。陽極接合の条件としては、真空
雰囲気中で約400℃に加熱し、約500V〜800V
の直流電圧を半導体圧力センサウエハ側が正極になるよ
うに印加すると、静電引力により原子的に接合されるの
である。
【0019】ガラス台座2に接合された半導体圧力セン
サウエハをダイシングして、個々の半導体圧力センサチ
ップ1(約2〜3mm角)にし、これをパッケージの金
属パイプ4上に半田9によりダイボンド接合して、図1
のような構造のものになるのである。半田9の厚みは厚
い部分で30〜100μmであり、ガラス台座2の貫通
孔2aの半導体圧力センサチップ1側の大きさは、約φ
0.6〜1.3mmである。
【0020】図2は本発明の第2の実施形態の半導体圧
力センサに係る半導体圧力センサチップとガラス台座と
金属パイプの接合状態を示す断面図である。本実施形態
の半導体圧力センサ用台座の接合方法は、金属パイプ4
の貫通孔4aのガラス台座2側の開口部を、半田の濡れ
にくい金属薄膜12、例えば、Al、Ti、Ni酸化
物、酸化銅等を接着、又は圧接、又は溶接等行うことに
より塞ぐ。金属薄膜12の厚さは約50μm〜500μ
m程度で良い。
【0021】この状態で、ガラス台座2と金属パイプ4
とを半田9により接合する。その後、常温に戻してから
金属薄膜12を除去する。除去方法としては、真空吸着
ピンにより破断して吸い取るか、ドリル等で破断し金属
薄膜12の切削粉を除去する。金属パイプ4内に散らば
った金属薄膜12の切削粉の除去は静電吸着方法やエア
ー吸い込み方法等で行う。
【0022】本実施形態によれば、ガラス台座2と金属
パイプ4との半田接合時に、金属薄膜12により、金属
パイプ4のガラス台座2側の開口部が塞がれているの
で、半田9が金属パイプ4の貫通孔4aへ流れ込むのが
防止される。また、半田固化時には、貫通孔4aの上方
及び周囲の温度が低くなるが、金属パイプ4のガラス台
座2側の開口部が金属薄膜12で塞がれているので、半
田9を挟む両方の材料の温度、特に、半田9の下側の金
属パイプ4の表面の温度が均一になり、半田9の内部に
歪みが発生することはなくなり、ガラス台座2の貫通孔
2aの開口部の角部にクラックが発生することはない。
【0023】図3は本発明の第3の実施形態の半導体圧
力センサに係る半導体圧力センサチップとガラス台座と
金属パイプの接合状態を示す断面図である。本実施形態
の半導体圧力センサ用台座の接合方法は、金属パイプ4
のガラス台座2側の開口部を薄肉状に残しておき、この
状態で、ガラス台座2と金属パイプ4とを半田9により
接合し、その後、この薄肉部13をドリル等で機械的に
除去し、貫通孔4aを完成させるのである。薄肉部13
の厚さは、数10μm〜数100μm程度である。ここ
で、金属パイプ4の表面はNi/Auメッキしているた
め、半田9は薄肉部13の上面にも濡れるが、この部分
を予めNi/Auメッキしないようにしておいても良
い。
【0024】本実施形態によれば、ガラス台座2と金属
パイプ4との半田接合時に、金属パイプ4の貫通孔4a
のガラス台座2側の開口部が薄肉部13により塞がれて
いるので、半田9が金属パイプ4の貫通孔4aへ流れ込
むのが防止される。また、半田固化時には、貫通孔4a
の上方及び周囲の温度が低くなるが、金属パイプ4のガ
ラス台座2側の開口部が金属薄膜12で塞がれているの
で、半田9を挟む両方の材料の温度が均一になり、半田
9が均一に固化し、半田9の内部に歪みが発生すること
はなくなり、ガラス台座2の貫通孔2aの開口部の角部
にクラックが発生することはない。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至請求項3記
載の発明によれば、凹部を形成することにより薄肉状に
形成されたダイアフラムを有する半導体圧力センサチッ
プと前記ダイアフラムに圧力を導入するための貫通孔が
形成された台座とを接合し、該台座の前記半導体圧力セ
ンサチップとの接合面と反対側の面にはメタライズ層を
形成し、該メタライズ層を介してパッケージの金属パイ
プと半田接合してなる半導体圧力センサにおける台座と
金属パイプの接合方法において、台座と金属パイプの接
合時には、柱状体、あるいは金属薄膜、あるいは薄肉部
により、金属パイプの貫通孔を塞いでおき、台座と金属
パイプとを接合した後、前記柱状体、あるいは金属薄
膜、あるいは薄肉部を除去するようにしたので、半田が
金属パイプの貫通孔内に流れ込むことが防止でき、ま
た、半田固化時には、貫通孔の上方及び周囲の温度が低
くなるが、金属パイプの台座側の開口部が塞がれている
ので、半田を挟む両方の材料の温度が均一になり、半田
が均一に固化し、半田の内部に歪みが発生することはな
くなり、台座の貫通孔の開口部の角部にクラックが発生
することのない半導体圧力センサ用台座の接合方法が提
供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の半導体圧力センサに
係る半導体圧力センサチップとガラス台座と金属パイプ
の接合状態を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の半導体圧力センサに
係る半導体圧力センサチップとガラス台座と金属パイプ
の接合状態を示す断面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の半導体圧力センサに
係る半導体圧力センサチップとガラス台座と金属パイプ
の接合状態を示す断面図である。
【図4】従来例に係る半導体圧力センサの概略構成を示
す断面図である。
【図5】他の従来例に係る半導体圧力センサの概略構成
を示す断面図である。
【図6】従来例に係る半導体圧力センサの問題点の一例
を示す説明図である。
【図7】従来例に係る半導体圧力センサの問題点のタイ
ミングの例を示す説明図である。
【図8】従来の半導体圧力センサに係る半田固化時の状
態変化の説明図である。
【符号の説明】
1 半導体圧力センサチップ 1a ダイアフラム 1b 歪みゲージ抵抗 1c オーバーコート 2 ガラス台座 2a 貫通孔 3 プラスチックパッケージ 4 金属パイプ 4a 貫通孔 5 リード 6 ワイヤ 7 蓋 8 メタライズ層 9 半田 10 クラック 11 円柱状パイプ 12 金属薄膜 13 薄肉部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 正治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 高倉 信之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2F055 AA40 BB20 CC02 DD01 DD04 DD07 EE13 FF23 FF43 GG12 GG14 4M112 AA01 BA01 CA15 DA18 DA20 GA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹部を形成することにより薄肉状に形成
    されたダイアフラムを有する半導体圧力センサチップと
    前記ダイアフラムに圧力を導入するための貫通孔が形成
    された台座とを接合し、該台座の前記半導体圧力センサ
    チップとの接合面と反対側の面にはメタライズ層を形成
    し、該メタライズ層を介してパッケージの金属パイプと
    半田接合してなる半導体圧力センサにおける台座と金属
    パイプの接合方法において、前記金属パイプの貫通孔の
    開口部内に、少なくとも先端部の形状を貫通孔と略同一
    形状とするとともに、その表面を半田の濡れにくい材料
    とする柱状体を、先端部が台座側になるように挿入し、
    台座と金属パイプとを接合した後、前記柱状体を除去す
    るようにしたことを特徴とする半導体圧力センサ用台座
    の接合方法。
  2. 【請求項2】 凹部を形成することにより薄肉状に形成
    されたダイアフラムを有する半導体圧力センサチップと
    前記ダイアフラムに圧力を導入するための貫通孔が形成
    された台座とを接合し、該台座の前記半導体圧力センサ
    チップとの接合面と反対側の面にはメタライズ層を形成
    し、該メタライズ層を介してパッケージの金属パイプと
    半田接合してなる半導体圧力センサにおける台座と金属
    パイプの接合方法において、前記金属パイプの貫通孔の
    開口部を、半田の濡れにくい材料からなる金属薄膜を接
    着あるいは圧接により塞ぎ、台座と金属パイプとを接合
    した後、前記金属薄膜を除去するようにしたことを特徴
    とする半導体圧力センサ用台座の接合方法。
  3. 【請求項3】 凹部を形成することにより薄肉状に形成
    されたダイアフラムを有する半導体圧力センサチップと
    前記ダイアフラムに圧力を導入するための貫通孔が形成
    された台座とを接合し、該台座の前記半導体圧力センサ
    チップとの接合面と反対側の面にはメタライズ層を形成
    し、該メタライズ層を介してパッケージの金属パイプと
    半田接合してなる半導体圧力センサにおける台座と金属
    パイプの接合方法において、前記金属パイプの台座と接
    合する側の端部を薄肉状に残しておき、台座と金属パイ
    プとを接合した後、前記薄肉状の端部を除去することに
    より貫通孔が形成されるようにしたことを特徴とする半
    導体圧力センサ用台座の接合方法。
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