JP2000130237A - ディーゼルエンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの燃料噴射装置

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JP2000130237A
JP2000130237A JP10307184A JP30718498A JP2000130237A JP 2000130237 A JP2000130237 A JP 2000130237A JP 10307184 A JP10307184 A JP 10307184A JP 30718498 A JP30718498 A JP 30718498A JP 2000130237 A JP2000130237 A JP 2000130237A
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fuel
pressure
injection
fuel injection
cylinder
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JP10307184A
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Eiji Aiyoshizawa
英二 相吉澤
Manabu Hasegawa
学 長谷川
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実際に燃料噴射が行われているかどうか判断し
ながら、燃料の噴射圧を噴射状況に応じて補正し、アイ
ドル時の燃費や燃焼騒音の悪化を回避する。 【解決手段】燃料供給ポンプで加圧された燃料を高圧状
態で蓄えるコモンレール26と、コモンレール26の燃
料圧力を運転状態に応じて変化させる吐出量制御電磁弁
35と、コモンレール26からの高圧燃料を噴射する燃
料インジェクタ1とを備える。エンジンのアイドル運転
時に各気筒の燃料インジェクタ1からの燃料噴射状態
を、例えばエンジン回転数変動に基づいて判断し、回転
数変動の落ち込みが大きく、これにより燃料噴射が行わ
れない気筒があると判断されたときには、噴射するまで
コモンレール26の燃料圧力を上昇補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃料蓄圧式のデ
ィーゼルエンジンの燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの燃料噴射装置とし
て、加圧した燃料を蓄圧室に溜めておき、この燃料噴射
時期にインジェクタからこの蓄圧燃料を噴射するように
した、いわゆるコモンレール式の燃料噴射装置が知られ
ている(例えば特開昭62−258160号公報参
照)。
【0003】蓄圧室に蓄えられる燃料の圧力は運転条件
によって変化し、蓄圧室に設けた圧力センサからの信号
により、所望の圧力となるようにポンプからの供給圧を
調整している。
【0004】燃料のインジェクタは、燃料の噴射を制御
する針弁が、その背圧を制御することにより開閉するよ
うになっている。つまり、針弁の背圧室には燃料圧力を
導き、この背圧室の圧力を電磁弁により開放すると、油
溜室に作用する燃料圧力により針弁がリフトし、燃料噴
射が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、燃料インジ
ェクタの針弁は、背圧室と油溜室との圧力のバランスに
より開閉作動し、このため、例えば針弁のシート部の受
圧面積が、生産時の製作誤差や、長時間の運転による摩
耗などにより変化すると、針弁のリフトと燃料圧力の関
係が変動することがあった。
【0006】とくに、アイドル運転時など燃料噴射の制
御精度、あるいは燃焼騒音の低減などのため、蓄圧室の
燃料圧力を低下させたときには、燃料噴射時の圧力の低
下により、気筒によっては針弁がリフトせず、燃料の噴
射が行われないという問題を生じることがあった。
【0007】この対策として、アイドル時などの燃料圧
力を相対的に高めれば、それだけサプライポンプの駆動
負荷が増加し、また燃費や燃焼騒音が悪化することにな
る。
【0008】本発明は、実際に燃料噴射が行われている
かどうか判断しながら、燃料の噴射圧を噴射状況に応じ
て補正することにより、上記した問題を解決することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明において、燃
料供給ポンプで加圧された燃料を高圧状態で蓄える燃料
蓄圧室と、この燃料蓄圧室の燃料圧力を運転状態に応じ
て変化させる圧力制御手段と、燃料蓄圧室からの高圧燃
料を噴射する燃料インジェクタと、を備えたディーゼル
エンジンにおいて、エンジンアイドル運転状態を判定す
る手段と、アイドル運転時に各気筒の燃料インジェクタ
からの燃料噴射状態を判断する手段と、燃料噴射が行わ
れない気筒があると判断されたときに噴射するまで前記
蓄圧室の燃料圧力を上昇補正する補正手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】第2の発明は、前記燃料圧力を上昇補正し
たときにはこの補正値を学習し、次のアイドル運転時に
は学習した補正値により燃料圧力を制御する燃料圧力学
習制御手段を備える。
【0011】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記燃料噴射状態判断手段は、エンジン回転数の
検出手段からの信号に基づいてアイドル回転数の変動が
設定値を越えたときに無噴射気筒があるものと判断する
ように構成される。
【0012】第4の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記燃料噴射状態判断手段は、排気系に設置した
空気過剰率検出手段からの信号に基づいて排気中の空気
過剰率が設定値を越えたときに無噴射気筒があるものと
判断するように構成される。
【0013】第5の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記燃料噴射状態判断手段は、排気系に設置した
NOx濃度検出手段からの信号に基づいて排気中のNO
x濃度が設定値以下のときに無噴射気筒があるものと判
断するように構成される。
【0014】第6の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記燃料噴射状態判断手段は、排気系に設置した
HC濃度検出手段からの信号に基づいて排気中のHC濃
度が設定値以下のときに無噴射気筒があるものと判断す
るように構成される。
【0015】第7の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記燃料噴射状態判断手段は、排気系に設置した
排気温度検出手段からの信号に基づいて排気温度が設定
値以下のときに無噴射気筒があるものと判断するように
構成される。
【0016】
【発明の作用、効果】第1の発明では、各気筒の燃料噴
射状態を判断し、もし無噴射の気筒があればこのときに
限り燃料圧力を上昇補正する。したがって無噴射気筒が
あれば、必要に応じて噴射圧を高め、無噴射状態を回避
するので、燃料圧力を必要以上に高めることがなく、そ
れだけアイドル燃費や燃焼騒音の悪化を抑え、またポン
プ駆動負荷が不必要に増加することもない。
【0017】第2の発明では、前回の燃料圧力が学習さ
れるので、次のアイドル運転時に無噴射になることがな
く、エンジンのアイドル安定性が向上する。
【0018】第3から第7の発明では、それぞれ燃料イ
ンジェクタの噴射状態を確実に判断することができ、こ
れに基づいて燃料圧力の補正が的確に行える。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態について
図に基づいて説明する。
【0020】図1は燃料供給系統の構成、図2は燃料イ
ンジェクタの概略断面図を示すものである。
【0021】図1において、各気筒の燃料インジェクタ
1は、それぞれ噴射管27を介して高圧燃料の蓄圧室、
いわゆるコモンレール26に接続している。このコモン
レール26には燃料供給管28、チェック弁29を介し
て高圧供給ポンプ30に接続されている。この高圧供給
ポンプ30は燃料タンク31から燃料フィルタ32を経
由して低圧の燃料フィードポンプ33からの燃料を吸入
し、これを所定の高圧にまで昇圧するもので、高圧供給
ポンプ30はエンジンによりドライブシャフト34が回
転駆動されると、内部のピストンが往復し、フィードポ
ンプ33からの燃料を吸入し、これを加圧してコモンレ
ール26に圧送する。また、高圧供給ポンプ30には吐
出量制御電磁弁35が備えられ、この電磁弁35により
ポンプ吐出量が調整され、これに応じてコモンレール2
6に対する供給圧力が制御される。
【0022】36は電子制御ユニットであり、ここには
エンジン回転センサ、アクセル開度センサ、エンジン冷
却水温センサなどからの信号が入力し、同時にコモンレ
ール26の燃料圧力を検出する圧力センサ37からの信
号が入力し、これらから判断されるエンジン運転状態に
応じて目標燃料圧力となるように、前記吐出量制御電磁
弁35の開度が制御される。
【0023】また、電子制御ユニット36は後述する燃
料噴射インジェクタ1の燃料噴射時期、噴射量を制御す
る電磁弁22も制御する。
【0024】次に図2によって燃料インジェクタ1の構
成を説明する。
【0025】燃料インジェクタ1は、ノズルホルダ2、
噴射ノズル3、噴射駆動部4とから構成され、リテーナ
ナット5によりノズルホルダ2と噴射ノズル3とが一体
的に結合される。噴射ノズル3の内部には針弁9の摺動
孔6及び燃料溜まり室7が形成され、その先端には燃料
溜まり室7と連通するノズル孔8が形成される。大径部
10を前記摺動孔6に摺動自由に収装される針弁9に
は、大径部10に連結部11が形成される一方、先端の
小径部12には弁体部13が一体に形成され、この弁体
部13によりノズル孔8が開閉され、燃料の噴射が行わ
れる。
【0026】針弁9の連結部11の上端にはプッシュロ
ッド14が連接され、このプッシュロッド14はノズル
ホルダ2に形成されたシリンダ15に摺動自由に挿通さ
れている。針弁9はバネ16により閉弁方向に付勢され
ている。なお、17はノズルホルダ2と噴射ノズル3と
の位置決めを行うノックピンである。
【0027】ノズルホルダ2の上部には、針弁9、プッ
シュロッド14を駆動するための噴射駆動部4が配置さ
れ、この噴射駆動部4には電磁弁22が内蔵されてい
て、コネクタ部23を介して前記電子制御ユニット36
からの制御電流が供給される。
【0028】電磁弁22はプッシュロッド14の背圧室
38と低圧側の燃料出口24とを連通する連通路39を
開閉することで、背圧室38に導入される燃料圧力を制
御して針弁9の開閉を行う。なお、燃料出口24は燃料
タンクへと接続する。
【0029】燃料インレット18からの燃料は燃料通路
19を介して前記燃料溜まり室7へと導かれる一方、分
岐路を介して背圧室38に導入され、互いの圧力が等し
いときには針弁9とプッシュロッド14の有効受圧面積
差により針弁9が閉弁保持されるが、電磁弁22が開い
て背圧室38の圧力が低下すると、針弁9がプッシュロ
ッド14を押し上げつつ開弁するのである。
【0030】図中25は噴射駆動部4をノズルホルダ2
に結合するためのロックナットである。
【0031】そして、本発明は、前記電子制御ユニット
36が、エンジンのアイドル運転時など、各気筒の燃料
インジェクタ1からの噴射状況を判断し、燃料噴射の行
われない気筒があるときには、コモンレール26の燃料
圧力を増加補正することで、無噴射状態を回避する。
【0032】このための制御内容について、図3のフロ
ーチャートにしたがって詳しく説明する。
【0033】ステップS1では運転状態で読み込み、ス
テップS2でアイドルスイッチがONかどうかの判定を
行い、もしONでなければアイドル運転時でないものと
判断して制御を終了する。
【0034】アイドルスイッチONのときは、ステップ
S3に進んで各気筒毎のエンジン回転数(回転速度)を
算出する。アイドル運転時のエンジン回転数は図4にも
あるように、その気筒で燃焼が行われたときに最高値を
示し、次の燃焼までの間に回転数は低下していくのであ
り、これが気筒毎に周期的に変動する。もし、燃料噴射
が行われない気筒があると、その気筒の燃焼時の回転数
のピーク値は下がり、したがって例えば圧縮上死点での
回転数を検出し、ステップS4において、これが設定値
ΔNよりも低いかどうかを判断することにより、無噴射
気筒を判定できる。
【0035】もし、無噴射気筒がないときは、制御を終
了するが、いずれかの気筒が無噴射であると判断された
ときは、ステップS5でコモンレール圧力の補正量を算
出して燃料圧力を所定値だけ増加補正する。この増加補
正は吐出量制御電磁弁35を制御し、ポンプ吐出量を増
量することにより行う。
【0036】このように燃料圧力を増加させたら、再び
ステップS6でステップS4と同じようにして、無噴射
気筒の判定を繰り返す。もし、無噴射気筒があればステ
ップS5に戻り、一定値だけ燃料圧力をさらに増加補正
する。この制御は無噴射気筒が無くなるまで繰り返し行
われ、無噴射気筒が無くなったときには、ステップS7
に移行してそのときの燃料圧力を、アイドル運転時のコ
モンレール圧として学習し、次回のアイドル運転時から
はアイドル運転時にこの燃料圧力を保つ。
【0037】次に全体的な作用について説明する。
【0038】エンジンの運転状態に応じてコモンレール
26の燃料圧力は調整され、アイドル運転時など燃料噴
射量の小さい領域では噴射圧が低く、これにより燃料噴
射量の制御精度を高め、また燃焼騒音の低減を図ってい
る。これに対して高負荷時など燃料噴射量の大きい領域
では噴射圧を高くして、燃料噴射時間が長引くのを防
ぎ、噴射率を高めてスモークの発生を抑制している。
【0039】燃料インジェクタ1の針弁9は燃料溜まり
室7と背圧室38との圧力バランスに応じて開閉する
が、その受圧面積に誤差や経年変化が生じると、とくに
噴射圧の低い領域で針弁9がリフトしなくなることもあ
る。
【0040】そこで本発明では、エンジンのアイドル運
転が安定した状態において、各気筒の燃料インジェクタ
1から適正に燃料が噴射されているかどうか判断してい
る。この噴射状況の判断はアイドル回転での回転数変動
から検出し、燃料噴射が行われない気筒があると、その
気筒の燃焼順序のときの回転数が大きく低下するため、
この回転数の落ち込みが設定値を越えたときに無噴射で
あると判断する。
【0041】噴射が行われない気筒があると、コモンレ
ール26の設定燃料圧力を通常のアイドル運転での圧力
よりも高めて、再度燃料噴射が行われているかどうか判
断する。燃料圧力の上昇制御は、無噴射気筒が無くなる
まで行われ、全ての気筒で燃料噴射が行われていること
が確認された時点で、その燃料圧力が維持される。
【0042】このようにして、もしも燃料の噴射が行わ
れない気筒があったとしても、必要最小限の圧力上昇に
よりこれを回避でき、したがって予め燃料圧力を相対的
に上昇させておくのに比較して、不必要な噴射圧の増加
を抑え、アイドル運転特性を良好に維持することが可能
となる。
【0043】他の実施形態を図5から図7によって説明
する。
【0044】図5のものは、無噴射気筒を各気筒の空気
過剰率から判断するようにしたものである。
【0045】このため、エンジン排気系に空気過剰率セ
ンサあるいは酸素濃度センサを設け、この出力とクラン
ク角度とから無噴射気筒を判断する。排気中の酸素濃度
は燃焼タイミングに同期して変動し、もし無噴射気筒が
あると、その気筒からの排気中の酸素濃度が著しく高く
なる。したがってこのことから燃料の噴射が行われてい
ないことが判断でき、排気中の酸素濃度が設定値以上の
時に無噴射であることを検出する。
【0046】図5のフローチャートは、ステップS3に
おいてのみ、図3のものと相違し、ここでは上記のよう
に各気筒の空気過剰率から無噴射気筒の判定をしてい
る。判定の結果が出ると、その後の制御については、図
3と同一のため説明は省く。
【0047】また、図6のものは、無噴射気筒の判断
を、エンジン排気系に設置したNOx濃度センサの出力
に基づいて行う点で上記と相違する。無噴射気筒がある
と、燃焼が行われないためにその気筒からの排気中のN
Ox濃度は大幅に低下する。
【0048】したがって、これによっても無噴射の判断
が行えるのであり、このため図6のステップS3でNO
x濃度を算出し、これが設定値以下のときには無噴射で
あるとの判断を行っている。
【0049】さらに図7のものは、無噴射気筒の判断
を、エンジン排気系に設置したHC濃度センサの出力に
基づいて、排気中のHC濃度から判定している。これも
図6のものもと基本的には同じ原理であり、燃焼しない
気筒の排気中に含まれるHCは極端に低くなり、これか
ら無噴射気筒の判断を容易に行うことができる。
【0050】このため、図7のステップS3で排気中の
HC濃度から無噴射の判定を行うようにしている。
【0051】おな、無噴射気筒の判断のために、図には
示さないが、排気系に温度センサを設けておき、排気温
度の検出値が設定値以下のときにも、同じく燃焼が行わ
れない気筒があったものとして、無噴射を判断すること
ができる。
【0052】本発明は上記実施形態に限られず、その技
術的思想の範囲内でさまざまな変更がなしうることは明
白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の燃料供給系統を示す構成
図。
【図2】燃料インジェクタの概略断面図。
【図3】第1の実施形態の制御内容を示すフローチャー
ト。
【図4】アイドル運転時のエンジン回転速度の変動を示
す説明図。
【図5】第2の実施形態の制御内容を示すフローチャー
ト。
【図6】第3の実施形態の制御内容を示すフローチャー
ト。
【図7】第4の実施形態の制御内容を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 燃料インジェクタ 9 針弁 7 燃料溜まり室 14 プッシュロッド 26 コモンレール(蓄圧室) 30 高圧供給ポンプ 35 吐出量制御電磁弁 36 電子制御ユニット 37 圧力センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料供給ポンプで加圧された燃料を高圧状
    態で蓄える燃料蓄圧室と、 この燃料蓄圧室の燃料圧力を運転状態に応じて変化させ
    る圧力制御手段と、 燃料蓄圧室からの高圧燃料を噴射する燃料インジェクタ
    と、を備えたディーゼルエンジンにおいて、 エンジンアイドル運転状態を判定する手段と、 アイドル運転時に各気筒の燃料インジェクタからの燃料
    噴射状態を判断する手段と、 燃料噴射が行われない気筒があると判断されたときに噴
    射するまで前記蓄圧室の燃料圧力を上昇補正する補正手
    段とを備えたことを特徴とするディーゼルエンジンの燃
    料噴射装置。
  2. 【請求項2】前記燃料圧力を上昇補正したときにはこの
    補正値を学習し、次のアイドル運転時には学習した補正
    値により燃料圧力を制御する燃料圧力学習制御手段を備
    える請求項1に記載のディーゼルエンジンの燃料噴射装
    置。
  3. 【請求項3】前記燃料噴射状態判断手段は、エンジン回
    転数の検出手段からの信号に基づいてアイドル回転数の
    変動が設定値を越えたときに無噴射気筒があるものと判
    断するように構成される請求項1または2に記載のディ
    ーゼルエンジンの燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】前記燃料噴射状態判断手段は、排気系に設
    置した空気過剰率検出手段からの信号に基づいて排気中
    の空気過剰率が設定値を越えたときに無噴射気筒がある
    ものと判断するように構成される請求項1または2に記
    載のディーゼルエンジンの燃料噴射装置。
  5. 【請求項5】前記燃料噴射状態判断手段は、排気系に設
    置したNOx濃度検出手段からの信号に基づいて排気中
    のNOx濃度が設定値以下のときに無噴射気筒があるも
    のと判断するように構成される請求項1または2に記載
    のディーゼルエンジンの燃料噴射装置。
  6. 【請求項6】前記燃料噴射状態判断手段は、排気系に設
    置したHC濃度検出手段からの信号に基づいて排気中の
    HC濃度が設定値以下のときに無噴射気筒があるものと
    判断するように構成される請求項1または2に記載のデ
    ィーゼルエンジンの燃料噴射装置。
  7. 【請求項7】前記燃料噴射状態判断手段は、排気系に設
    置した排気温度検出手段からの信号に基づいて排気温度
    が設定値以下のときに無噴射気筒があるものと判断する
    ように構成される請求項1または2に記載のディーゼル
    エンジンの燃料噴射装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100489059B1 (ko) * 2002-06-18 2005-05-12 현대자동차주식회사 커먼 레일 연료 분사 장치에서의 연료량 분배 방법
JP2010185309A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Denso Corp ディーゼルエンジンの制御装置
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