JP2000129948A - 立体駐車設備の昇降台固定装置 - Google Patents

立体駐車設備の昇降台固定装置

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JP2000129948A
JP2000129948A JP10307430A JP30743098A JP2000129948A JP 2000129948 A JP2000129948 A JP 2000129948A JP 10307430 A JP10307430 A JP 10307430A JP 30743098 A JP30743098 A JP 30743098A JP 2000129948 A JP2000129948 A JP 2000129948A
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JP
Japan
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elevator
clamp
elevating
fixing device
guide rail
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JP10307430A
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English (en)
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Hideaki Takeda
秀明 武田
Masahiro Saito
匡宏 齋藤
Ryuichi Iwata
龍一 岩田
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付が簡単でパレットの移載の際に昇降台を
容易に固定することができる立体駐車設備の昇降台固定
装置を提供する。 【解決手段】 立体駐車設備の昇降台固定装置は、エレ
ベータの昇降台13の昇降空間の側方に複数階の駐車室
15を備えた立体駐車設備において、エレベータのガイ
ドレール14と対向するようにクランプ支持部材25を
昇降台13に枢設し、クランプ支持部材25に、ガイド
レール14を挟掴する油圧クランプ26と、油圧クラン
プ26がガイドレール14に沿って移動するようクラン
プ支持部材25を案内するクランプガイド28とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ式の立
体駐車設備において、エレベータの昇降台と駐車室との
間でパレットを受渡しするときに、昇降台を固定するた
めの昇降台固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータの昇降台の昇降空間の側方に
複数階の駐車室を設けたエレベータ式の立体駐車設備
は、敷地面積当たりの収容能力が大きく、垂直循環式駐
車設備に比べて入出庫に要する時間や動力が少なく、低
騒音であるので、都市部で好適な駐車装置としてデパー
トや病院等で使用されるようになっている。
【0003】エレベータ式の立体駐車設備は、図5に示
すように、昇降台13に自動車を搭載したパレット6を
昇降台13から駐車室15へ、駐車室15から昇降台1
3へ移載するための送り機構17を備えている。
【0004】エレベータ式の立体駐車設備において、自
動車を入庫する場合には、入出庫口でエレベータの昇降
台13上のパレット6に自動車を搭載し、目的の駐車室
15のある階まで昇降台13を昇降させた後、送り機構
17を用いてパレット6を駐車室15へ移載する。
【0005】自動車を出庫する場合には、目的の駐車室
15のある階まで昇降台13を昇降させた後、送り機構
17を用いて自動車が搭載されたパレット6を駐車室1
5から昇降台13に移載し、昇降台13を入出庫口まで
昇降させ、自動車をパレット6から取り出す。
【0006】このように、昇降台13と駐車室15との
間でパレット6を移載するとき、パレット6の横行に伴
って生ずる荷重の変動によって昇降台13の吊索23が
伸縮し、昇降台13のレベルが変化するので、パレット
6の横行動作が不安定となる。そこで、エレベータ式駐
車設備には、パレット6の移載の際に昇降台13を一定
の位置に固定しておくため昇降台固定装置5が設けられ
ている。
【0007】従来の昇降台固定装置5は、凹部51を有
する止め具52を支柱16の適所に設け、昇降台13に
はロッド53を側方に向けて伸出する固定用シリンダ5
4を設け、パレット6の移載の際にロッド53を止め具
52の凹部51と係合させるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の昇降台
固定装置5では、止め具52を各階の停止位置に適切に
位置合わせして取り付ける必要があり、取付作業が面倒
であった。また、パレット6を移載するため昇降台13
を目的の階に停止させたとき、僅かでも位置が違ってい
ると固定用シリンダ54のロッド53を止め具52の凹
部51と係合させることができず、昇降台13を確実に
固定させるのが難しかった。
【0009】本発明は、立体駐車設備の昇降台固定装置
における上記問題を解決するものであって、取付が簡単
でパレットの移載の際に昇降台を容易に固定することが
できる立体駐車設備の昇降台固定装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の立体駐車設備の
昇降台固定装置は、エレベータの昇降台の昇降空間の側
方に複数階の駐車室を備えた立体駐車設備において、エ
レベータのガイドレールと対向するようにクランプ支持
部材を昇降台に枢設し、クランプ支持部材に、ガイドレ
ールを挟掴する油圧クランプと、油圧クランプがガイド
レールに沿って移動するようクランプ支持部材を案内す
るクランプガイドとを設けることにより上記課題を解決
している。
【0011】この立体駐車設備の昇降台固定装置は、昇
降台と駐車室との間でパレットを移載するため昇降台を
目的の階に停止させたとき、油圧クランプでガイドレー
ルを挟掴することにより昇降台の位置を固定する。油圧
クランプは、昇降台の停止位置に若干のずれがあっても
ガイドレールを確実に挟掴できるので、昇降台を容易に
固定できる。
【0012】また、昇降台固定装置は、昇降台へ取付け
るだけでよく、各階の停止位置に合わせて止め具を支柱
に取り付ける必要はないので取付けも簡単である。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は立体駐車設備の構成を示す
正面図、図2は本発明の実施の一形態である昇降台固定
装置を備えた昇降台の正面図、図3は油圧クランプの横
断面図、図4は図2のA−A線断面図である。
【0014】立体駐車設備1は、中央がエレベータ11
の昇降台13の昇降空間19となっており、昇降空間1
9の左右両側方に複数階の駐車室15が設けられてい
る。駐車室15の床面には複数の遊転ローラ(図示略)
が左右方向に所定間隔で配設されている。
【0015】昇降空間19には、ガイドレール14が駐
車室15の支柱16と平行に敷設されている。昇降台1
3の四隅の下部には、ガイドレール14と摺接して昇降
台13をガイドレール14に沿って昇降するよう案内す
るガイド部材12が設けられている。1階の昇降空間1
9の正面には入出庫口18が設けられている。エレベー
タ11の昇降台13には、昇降台13と駐車室15との
間のパレット6の移載を行う送り機構17が設けられて
いる。
【0016】送り機構17は、昇降台13上に複数の送
りローラ21を左右方向に所定間隔で配置したものであ
り、モータからローラーチエン等の動力伝達手段(図示
略)を介して送りローラ21に回転を与えることによ
り、昇降台13に積載されたパレット6を左右の駐車室
15へ、また駐車室15内のパレット6を昇降台13へ
移載するようになっている。
【0017】この昇降台13の四隅のガイド部材12の
上方には、昇降台固定装置2が設けられている。昇降台
固定装置2は、ガイドレール14と対向するように支軸
24で昇降台13に枢設されたクランプ支持部材25
と、このクランプ支持部材25の中段に固定された油圧
クランプ26と、クランプ支持部材25の上部にピン2
7で枢支されたクランプガイド28とで構成されてい
る。
【0018】図3に示すように、油圧クランプ26は、
ガイドレール14を挟むように対向して設けられた一対
の油圧シリンダ30を備えており、その油室31に圧油
が供給されると、一対のピストン32でガイドレール1
4を挟掴する。固定を確実にするため、ピストンス32
のガイドレール14と当接する面にはパッド33が設け
られている。
【0019】図4に示すように、クランプガイド28
は、一対の挟持板34を備えており、挟持板34の先端
部には一対のガイド板35がガイドレール14を挟むよ
うに対向して設けられている。挟持板34の他端部は、
昇降台13の吊索23を取付けるための吊索取付枠29
を挟持するようになっている。クランプガイド28のピ
ン27は、クランプ支持部材25に球面ワッシャ36を
介して取付けられている。
【0020】立体駐車設備1において、自動車7を入庫
する場合には、入出庫口18でエレベータ11の昇降台
13上のパレット6に自動車7を搭載し、目的の駐車室
15のある階まで昇降台13を昇降させた後、送り機構
17を用いてパレット6を駐車室15へ移載する。
【0021】自動車を出庫する場合には、送り機構17
を用いて目的の自動車7が搭載されたパレット6を駐車
室15から昇降台13に移載する。その後、昇降台15
を入出庫口18まで昇降させ、自動車7をパレット6か
ら取り出す。
【0022】このように、昇降台13と駐車室15との
間でパレット6を移載するときには、油圧クランプ26
の油圧シリンダ30の油室31に圧油を供給して一対の
ピストン32でガイドレール14を挟掴することによ
り、昇降台13を一定の位置に固定する。
【0023】この昇降台固定装置2では、クランプ支持
部材25は、昇降台12に支軸25によって枢設されて
いて支軸25を中心として左右に回動できる。また、ク
ランプガイド28は、クランプ支持部材25に球面ワッ
シャ36を介してピン27によって取付けられているの
で、クランプ支持部材25に対して前後及び上下に回動
することができる。
【0024】一般に、立体駐車設備1のエレベータ11
のガイドレール14は、あまり精密に敷設されておら
ず、途中で若干の位置ずれや曲がりがあることが多い。
しかし、この昇降台固定装置2は、上記の通り前後左右
上下に変位可能であるので、ガイドレール14に若干の
位置ずれや曲がりがあっても、油圧クランプ26はフレ
キシブルにガイドレール14に追従する。
【0025】油圧クランプ26は昇降台13の停止位置
に若干のずれがあってもガイドレール14を確実に挟掴
できるので、昇降台13を容易に固定できる。
【0026】また、昇降台固定装置2は、昇降台13へ
取付けるだけでよく、従来の昇降台固定装置5のように
各階の停止位置に合わせて止め具52を支柱16に取り
付ける必要はないので取付けも簡単である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の立体駐車
設備の昇降台固定装置によれば、昇降台と駐車室との間
でパレットを移載するため昇降台を目的の階に停止させ
たとき、油圧クランプでガイドレールを確実に挟掴し、
昇降台を容易に固定することができる。また、昇降台固
定装置は、昇降台へ取付けるだけでよく、各階の停止位
置に合わせて止め具を支柱に取り付ける必要はないので
取付けも簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体駐車設備の構成を示す正面図である。
【図2】本発明の実施の一形態である昇降台固定装置を
備えた昇降台の正面図である。
【図3】油圧クランプの横断面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】従来の昇降台固定装置を備えた昇降台の正面図
である。
【符号の説明】
1 立体駐車設備 2 昇降台固定装置 6 パレット 7 自動車 11 エレベータ 13 昇降台 14 ガイドレール 15 駐車室 16 支柱 17 送り装置 18 入出庫口 19 昇降空間 21 送りローラ 23 吊索 24 支軸 25 クランプ支持部材 26 油圧クランプ 27 ピン 28 クランプガイド 29 吊索取付枠 30 油圧シリンダ 32 ピストン 34 挟持板 35 ガイド板 36 球面ワッシャ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの昇降台の昇降空間の側方に
    複数階の駐車室を備えた立体駐車設備において、 エレベータのガイドレールと対向するようにクランプ支
    持部材を昇降台に枢設し、クランプ支持部材に、ガイド
    レールを挟掴する油圧クランプと、油圧クランプがガイ
    ドレールに沿って移動するようクランプ支持部材を案内
    するクランプガイドとを設けたことを特徴とする立体駐
    車設備の昇降台固定装置。
JP10307430A 1998-10-28 1998-10-28 立体駐車設備の昇降台固定装置 Pending JP2000129948A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007120003A (ja) * 2005-10-24 2007-05-17 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 駐車装置と駐車方法

Cited By (2)

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JP2007120003A (ja) * 2005-10-24 2007-05-17 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 駐車装置と駐車方法
JP4566881B2 (ja) * 2005-10-24 2010-10-20 Ihi運搬機械株式会社 駐車装置と駐車方法

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