JP2000128094A - 衛星構体用サンドイッチパネル - Google Patents

衛星構体用サンドイッチパネル

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JP2000128094A
JP2000128094A JP10300589A JP30058998A JP2000128094A JP 2000128094 A JP2000128094 A JP 2000128094A JP 10300589 A JP10300589 A JP 10300589A JP 30058998 A JP30058998 A JP 30058998A JP 2000128094 A JP2000128094 A JP 2000128094A
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sandwich panel
filler
embedded
honeycomb core
skin material
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JP10300589A
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Makoto Utsunomiya
真 宇都宮
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量かつ熱伝導性に優れ、かつ、搭載される
機器に対する振動荷重を軽減する衛星構体用サンドイッ
チパネルを得る。 【解決手段】 表皮材とハニカムコアと表皮材とアルミ
ハニカムコアを結合する接着剤とそのサンドイッチパネ
ルにおいて、パネルに埋め込まれる金属部品を表皮とハ
ニカムコアに接着する充填剤に振動エネルギー吸収機能
を持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人工衛星の構造
体に用いられるサンドイッチパネルの改良に関し、衛星
に搭載される機器への振動荷重を軽減したことを特徴と
する衛星構体用サンドイッチパネルを提供するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】人工衛星の構造体には軽量かつ高剛性で
あることからサンドイッチパネルが多用される。サンド
イッチパネルは、表皮材とハニカムコアと表皮材とハニ
カムコアを結合する接着剤とから構成される。サンドイ
ッチパネルには、金属部品が埋め込みまたは接着されて
おり、この金属部品を介して他の構造部材あるいはパネ
ルと締結され、あるいは搭載機器がサンドイッチパネル
に締結される。図6は、従来の衛星構体用サンドイッチ
パネルを示す図である。図6において、1は表皮材、2
はハニカムコア、3は表皮材とハニカムコアの接着剤で
ある。また、図7は、従来のサンドイッチパネルに埋め
込まれる金属部品を示す断面図である。図7において、
4は金属部品であり、表皮材1およびハニカムコア2に
あらかじめ開けられた孔に装入され、5の充填剤によっ
て孔およびハニカムコア2のコア空隙を充填して、表皮
材1およびハニカムコア2と接着されている。金属部品
4の埋め込み方法には図7(a)、(b)、(c)に例
を示したような様々な種類がある。図8は、従来の機器
搭載状態の一例を示す図であり、機器6は振動エネルギ
ーを吸収する制振板7をはさんで金属部品4にボルト8
で締結される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】衛星はロケット打上げ
時に、加速度による荷重、振動による荷重および音響に
よる荷重などを受ける。これらの荷重条件は衛星に特有
であり、従来の技術では、搭載機器を打上げ時の荷重に
耐える構造とするために衛星特有の設計とすることが行
なわれている。このため、搭載機器の質量が重くなり、
あるいは地上用途の同一機能の部品を転用することがで
きないなどの欠点があった。一方、これらの荷重はロケ
ットより衛星の構造体を介して搭載機器に伝達されるの
で、搭載機器への荷重を低減する従来の技術として、機
器とサンドイッチパネルとの間に振動エネルギーを吸収
する制振板をはさむ方法があった。この方法において
は、構造強度に寄与しない制振板を用いるためその質量
の分衛星質量が増加する欠点があった。さらに制振板は
一般に熱伝導性が悪いため、熱伝導のみで熱が伝達され
る真空の宇宙空間において、熱が発生する機器において
は制振板を介してサンドイッチパネルに流れる熱流の抵
抗が増し、冷却効率が低下する欠点があった。
【0004】この発明は、上記の問題点を解決するため
になされたもので、機器を取付ける衛星構体用サンドイ
ッチパネルにおいて、機器取付け用の金属部品の充填剤
に制振機能を持たせ、機器へのロケット打上げ時に搭載
機器へ加わる荷重を低減し、かつ質量増加を抑制し、機
器からサンドイッチパネルへの熱伝導を妨げることがな
い衛星構体用サンドイッチパネルを得ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明による衛星構
体用サンドイッチパネルは、サンドイッチパネルに埋め
込む金属部品を振動抑制機能を有する充填剤を用いてサ
ンドイッチパネルへ接着したことを特徴とする。ロケッ
ト打上げ時の荷重は、ロケットより衛星の構造体を通
じ、構体の一部を形成するサンドイッチパネルへ伝えら
れ、埋め込まれた金属部品を通じて機器へ伝達される。
この荷重経路にある充填剤に振動抑制機能を持たせるこ
とにより、振動エネルギーが充填剤で吸収され、搭載機
器への荷重を低減することができる。
【0006】また、第2の発明による衛星構体用サンド
イッチパネルは、金属部品を埋め込むために用いる充填
剤に、内部に微粒子を含む空孔を持ち振動抑制機能を有
する多孔質充填剤を用いたことを特徴とする。空孔中の
微粒子は基材と独立に運動できるよう構成する。サンド
イッチパネルに振動が加わった場合、微粒子は空孔中で
運動し、その運動エネルギーと空孔壁との衝突による熱
の発生によって振動エネルギーを吸収する。これにより
振動エネルギーが充填剤で吸収され、搭載機器への荷重
を低減することができる。
【0007】また、第3の発明による衛星構体用サンド
イッチパネルは、金属部品を埋め込むために用いる充填
剤に、内部に微粒子を含む空孔を持ちかつ比重が0.7
から2.0である振動抑制機能を有する多孔質充填剤を
用いたことを特徴とする。空孔中の微粒子は振動によっ
て空孔中で運動し、その運動エネルギーと摩擦によって
振動エネルギーを吸収する。これにより振動エネルギー
が充填剤で吸収され、搭載機器への荷重を低減すること
ができる。比重を0.7から2.0としたことにより、
十分な振動エネルギー吸収機能を持ちかつ質量増加を抑
制することができる。
【0008】また、第4の発明による衛星構体用サンド
イッチパネルは、アルミニウムを表皮材としアルミニウ
ムハニカムコアを用い、内部にヒートパイプが埋め込ま
れたサンドイッチパネルであることを特徴とする。金属
部品を埋め込む充填剤に振動抑制機能を持たせたことに
より、振動エネルギーが充填剤で吸収され、金属部品で
サンドイッチパネルへ締結された搭載機器への荷重を低
減することができる。荷重が低減されることにより制振
板が不要となり、かつアルミニウムを表皮材とすること
によって、搭載機器は熱伝導性が高い表皮材と直接接触
し、ヒートパイプへ小さな熱抵抗で熱伝達することがで
きる。
【0009】また、第5の発明による衛星構体用ヒート
パイプパネルは、表皮材が連続した炭素繊維を強化材と
し有機材をマトリックスとする複合材料からなり、その
サンドイッチパネルの内部にヒートパイプが埋め込まれ
たサンドイッチパネルであることを特徴とする。金属部
品を埋め込む充填剤に制振機能を持たせたことにより、
振動エネルギーが充填剤で吸収され、金属部品でサンド
イッチパネルへ締結された搭載機器への荷重を低減する
ことができる。炭素繊維を強化材とした複合材料を表皮
材とすることによって、軽量で高剛性のサンドイッチパ
ネルを得ることができるが、荷重が低減されることによ
り制振板が不要となり、その軽量化効果を最大限に発揮
することができる。炭素繊維には熱伝導率が高い繊維を
用いることにより、搭載機器は熱伝導性が高い表皮材と
直接接触し、ヒートパイプへ小さな熱抵抗で熱伝達する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は第1の発明
の実施の形態1を示す図であり、図において1は表皮
材、2はハニカムコア、3は表皮材1とハニカムコア2
の接着剤である。4はサンドイッチパネルに埋め込まれ
る金属部品であり、9はこの発明に関わる制振機能を持
つ充填剤である。表皮材1には、アルミニウム、炭素繊
維を強化材とし有機材をマトリックスとする複合材料あ
るいはアラミド繊維を強化材とし有機材をマトリックス
とする複合材料などが用いられる。ハニカムコア2に
は、アルミニウム、アラミド樹脂、炭素繊維あるいはア
ラミド繊維を強化材とし有機材をマトリックスとする複
合材料などが用いられる。充填剤9は、粘弾性特性を有
するポリマーが用いられる。粘弾性特性を有するポリマ
ーとしては、ゴム、エラストマー、ゲル化シリコン、ゲ
ル化ウレタン、液晶ポリマーなどを用いることができ
る。金属部品4はサンドイッチパネルに孔を開けて挿入
した後、金属部品4の表面に開けた細孔から液状の充填
剤を注入して孔および周辺のハニカムコアの空隙を埋
め、その後充填剤を硬化させてハニカムコア2および表
皮材1と金属部品4とを接着する。
【0011】実施の形態2.図2は第2の発明の実施の
形態2を示す図であり、図2において10はこの発明に
関わる振動抑制機能を持つ充填剤であり、内部に微粒子
11を含む空孔12を有する。微粒子11は、図2のご
とく単一粒子であっても、図3のごとく複数の粒子がひ
とつの空孔内に存在していてもよい。微粒子11は空孔
12中で可動である。内部に微粒子11を含む空孔12
は、あらかじめ内部に微粒子を含むマイクロカプセルを
作成して硬化処理前の液状の充填剤に混合することによ
り充填剤に含有させることができる。あるいは微粒子を
含有した液状の充填剤を金属部品4のまわりに充填した
後、適当な熱処理を加えて充填剤を発泡させ、その泡中
に微粒子を閉じ込めてその場作成することもできる。第
2の発明に関わる充填剤の主剤は粘弾性特性を有するポ
リマーであってもそれ自体では振動吸収性能を有しない
材料であってもよい。後者では衛星構体に多用されるエ
ポキシ樹脂、シアネート樹脂、ポリイミド樹脂などを用
いることができる。
【0012】実施の形態3.第3の発明の実施の形態3
は、実施の形態2において、空孔体積と微粒子体積およ
び空孔含有量を適当に調整して充填剤の比重が0.7か
ら2.0となるようにしたことを特徴とする。充填剤の
比重ρは空孔体積分率をVp、充填剤主剤の比重をρ
a、空孔内微粒子の比重をρp、空孔内体積に占める微
粒子の体積分率をvとして、 ρ=(1−Vp)・ρa+v・Vp・ρp で表される。充填剤の比重が0.7より小さい組合せで
は、空隙体積が50%程度以上を占め、充填剤の機械的
性質特に剛性と強度が小さくなる。充填剤の比重が2.
0より大きな組合せでは、充填剤の比重増加による質量
増加が大きくなり、従来の制振板を用いた場合と比べて
軽量化の効果がなくなる。
【0013】実施の形態4.図4は第4の発明の実施の
形態4を示す図であり、図において13はアルミニウム
合金製のヒートパイプであり、6の搭載機器が、制振機
能を持つ充填剤9でハニカムパネルに接着された金属部
品4に締結されて、直接表皮材のアルミニウムと接触す
る。
【0014】実施の形態5.図5は第5の発明の実施の
形態5を示す図であり、図において13はアルミニウム
合金製のヒートパイプであり、14は炭素繊維で強化し
た有機材をマトリックスとする複合材料からなる表皮材
である。炭素繊維は400W/m・K以上の高熱伝導特
性を持つ繊維を用いる。11の搭載機器が、制振機能を
持つ充填剤7でハニカムパネルに接着された金属部品4
に締結されて、直接表皮材の複合材料と接触する。
【0015】
【発明の効果】第1の発明によれば、サンドイッチパネ
ルに埋め込む金属部品を振動抑制機能を有する充填剤を
用いてサンドイッチパネルに接着したことにより、ロケ
ット打上げ時の荷重は、振動抑制機能を有する充填剤を
介してサンドイッチパネルから機器へ伝達される。この
ため振動エネルギーが充填剤で吸収され、搭載機器への
荷重を低減することができる。搭載機器への荷重が低減
することにより、打上げ時の荷重に耐えるために必要で
あった搭載機器の質量増加を軽減することができる。あ
るいは、衛星に特有の設計が不要となり、同一機能を有
する地上用途の部品の転用が可能となる。一方、振動荷
重を低減するために用いられることがあった制振板は不
要となり、その分の質量増加が抑制される。制振板を用
いた場合と比べて機器からサンドイッチパネルへの熱抵
抗が減少する。
【0016】また、第2の発明によれば、内部に基材と
独立に運動できる微粒子を含む空孔を有する多孔質充填
剤を用いたことにより、空孔中の微粒子の大きさと量と
を制御して振動吸収性能の周波数特性を変化させること
が容易となり、搭載機器に対して最適化した振動抑制機
能を持つ衛星構体用サンドイッチパネルを得ることがで
きる。この発明による充填剤は微粒子の運動により振動
エネルギーを吸収するため、充填剤の母材には必ずしも
制振機能を持たせる必要がなく、強度あるいは剛性が高
い接着剤を用いることができる。従って埋め込まれた金
属部品の接着の機械的性質を落とすことなく、搭載機器
への荷重を低減することができる。
【0017】また、第3の発明によれば、内部に微粒子
を含む空孔を持ちかつ比重が0.7以上の振動抑制機能
を有する多孔質充填剤を用いることにより、十分な振動
エネルギー吸収機能を持ちかつ充填剤の機械的性質を落
とすことなく、搭載機器への荷重を低減することができ
る。比重が2.0以上の振動抑制機能を有する多孔質充
填剤を用いることにより、十分な振動エネルギー吸収機
能を持ちかつ制振板を使用する場合と比べて質量増加を
抑制することができる。
【0018】また、第4の発明による衛星構体用サンド
イッチパネルは、アルミニウムを表皮材としアルミニウ
ムハニカムコアを用い、内部にヒートパイプが埋め込ま
れたサンドイッチパネルに対して、金属部品を埋め込む
充填剤に振動抑制機能を持たせたことにより、搭載機器
を熱伝導性が高い表皮材と直接接触して締結することが
でき、ヒートパイプへ小さな熱抵抗で熱伝達することが
できる。
【0019】また、第5の発明による衛星構体用ヒート
パイプパネルは、表皮材が連続した炭素繊維を強化材と
し有機材をマトリックスとする複合材料からなり、その
サンドイッチパネルの内部にヒートパイプが埋め込まれ
たサンドイッチパネルに対して、金属部品を埋め込む充
填剤に振動抑制機能を持たせたことにより、搭載機器を
熱伝導性が高い表皮材と直接接触して締結することがで
き、ヒートパイプへ小さな熱抵抗を熱伝達することがで
きる。炭素繊維を強化材とした複合材料を表皮材とする
ことによってアルミニウム表皮材と比べ、より軽量で高
剛性のサンドイッチパネルを得ることができるが、振動
抑制機能を持つ充填剤を用いることにより、制振板など
の質量増加を抑制することができ、炭素繊維を強化材と
した複合材料を表皮材とする軽量化効果を最大限に生か
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明による衛星構体用サンドイッチパ
ネルの実施の形態1を示す図である。
【図2】 第2の発明による衛星構体用サンドイッチパ
ネルの実施の形態2を示す図である。
【図3】 第2の発明による衛星構体用サンドイッチパ
ネルの実施の形態2の他の実施例を示す図である。
【図4】 第4の発明による衛星構体用サンドイッチパ
ネルの実施の形態4を示す図である。
【図5】 第5の発明による衛星構体用サンドイッチパ
ネルの実施の形態5を示す図である。
【図6】 従来の衛星構体用サンドイッチパネルを示す
図である。
【図7】 従来の衛星構体用サンドイッチパネルに埋め
込まれる金属部品を示す図である。
【図8】 従来の衛星構体用サンドイッチパネルに機器
を搭載する一例を示す図である。
【符号の説明】
1 表皮材、2 ハニカムコア、3 接着剤、4 金属
部品、5 充填剤、6機器、7 制振板、8 ボルト、
9 充填剤、10 充填剤、11 微粒子、12 空
孔、13 ヒートパイプ、14 炭素繊維を強化材とす
る複合材料製の表皮材、15 アルミニウム製の表皮
材、16 アルミハニカムコア。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AB01B AB10A AB10B AB10C AD11A AD11C AK51 AK53 AK69 AL09 AN00 AT00A AT00C BA03 BA06 BA13 CA23B CB00 DC02B DE01B DG01A DG01C DH02A DH02C DJ10B GB41 GB90 JH02B JJ01 JL03 YY00B 4F211 AA36 AB11 AB26 AD03 AD16 AE07 AG03 AH42 SA17 TA03 TC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表皮材とハニカムコアと表皮材とハニカ
    ムコアを結合する接着剤とから構成されるサンドイッチ
    パネルにおいて、サンドイッチパネルに埋め込む金属部
    品を振動抑制機能を有する充填剤を用いてサンドイッチ
    パネルに接着したことを特徴とする衛星構体用サンドイ
    ッチパネル。
  2. 【請求項2】 サンドイッチパネルに埋め込む金属部品
    を、内部に微粒子を含む空孔を持ち振動抑制機能を有す
    る多孔質充填剤を用いてサンドイッチパネルに接着した
    ことを特徴とする請求項1記載の衛星構体用サンドイッ
    チパネル。
  3. 【請求項3】 サンドイッチパネルに埋め込む金属部品
    を、内部に微粒子を含む空孔を持ち比重が0.7から
    2.0である振動抑制機能を有する多孔質充填剤を用い
    てサンドイッチパネルに接着したことを特徴とする請求
    項2記載の衛星構体用サンドイッチパネル。
  4. 【請求項4】 表皮材がアルミニウムでありコアがアル
    ミハニカムコアであり、そのサンドイッチパネルの内部
    にヒートパイプが埋め込まれているサンドイッチパネル
    であって、サンドイッチパネルに埋め込む金属部品を振
    動抑制機能を有する充填剤を用いてサンドイッチパネル
    に接着したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の衛星構体用サンドイッチパネル。
  5. 【請求項5】 表皮材が連続した炭素繊維を強化材とし
    有機材をマトリックスとする複合材料からなり、そのサ
    ンドイッチパネルの内部にヒートパイプが埋め込まれて
    いるサンドイッチパネルであって、サンドイッチパネル
    に埋め込む金属部品を振動抑制機能を有する充填剤を用
    いてサンドイッチパネルに接着したことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の衛星構体用サンドイッチ
    パネル。
JP10300589A 1998-10-22 1998-10-22 衛星構体用サンドイッチパネル Pending JP2000128094A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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