JP2017127953A - 部品挿入装置、部品挿入システム及び部品挿入方法 - Google Patents

部品挿入装置、部品挿入システム及び部品挿入方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017127953A
JP2017127953A JP2016010771A JP2016010771A JP2017127953A JP 2017127953 A JP2017127953 A JP 2017127953A JP 2016010771 A JP2016010771 A JP 2016010771A JP 2016010771 A JP2016010771 A JP 2016010771A JP 2017127953 A JP2017127953 A JP 2017127953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
hole
holding mechanism
insertion device
alignment stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016010771A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6541587B2 (ja
Inventor
隆史 石黒
Takashi Ishiguro
隆史 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016010771A priority Critical patent/JP6541587B2/ja
Publication of JP2017127953A publication Critical patent/JP2017127953A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6541587B2 publication Critical patent/JP6541587B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構成で精密嵌め合いを自動化する。
【解決手段】部品挿入装置10において、保持機構14は、部品30を保持する。アラインメントステージ11は、部品30とパネル20に設けられた孔25との軸合わせを行うために、部品30を保持している保持機構14の水平位置を調節する。フローティングユニット12は、部品30と孔25との軸が合い、両者の嵌め合い完了してからもアラインメントステージ11が軸合わせの動作を継続することで生じる、部品30への水平方向の過負荷をキャンセルする。バッファ機構13は、アラインメントステージ11が軸合わせの動作を開始してから、部品30と孔25との軸が合い、両者の嵌め合いが完了するまで生じる、部品30への垂直方向の過負荷をキャンセルする。
【選択図】図2

Description

本発明は、部品挿入装置、部品挿入システム及び部品挿入方法に関するものである。
人工衛星の構造体には、軽量かつ高剛性であることから、サンドイッチパネルが多用されている。サンドイッチパネルは、ハニカムコアの両面に表皮材を接着剤で結合した構造になっている。サンドイッチパネルには、他の構造部材或いは搭載機器を締結するための金属部品が埋め込まれている。金属部品とハニカムコアとの隙間には、充填剤が充填されている。
1枚のサンドイッチパネルに埋め込まれる金属部品は、最大で約3,500個ある。これらの全てが人手で埋め込まれており、作業に膨大な時間と工数がかかっている。この作業が人手で行われている最大の要因は、金属部品とサンドイッチパネルとの平行度が保たれ、かつ、充填剤が表皮材に開けられた孔と金属部品との隙間から漏れ出さないように、孔と金属部品との寸法公差として、クリアランスが0ミリメートルになるような寸法公差が決められているところにある。
特許文献1には、力覚センサが手先部に取り付けられた垂直多関節ロボットを用いて、力覚センサが出力する力測定値によるフィードバック制御を行うことで、部品と孔との嵌め合いを行う技術が開示されている。
特開平5−38637号公報
特許文献1のような技術を用いて、クリアランス0ミリメートルの精密嵌め合いを自動で行うためには、高性能の力覚センサ及び高精度のフィードバック制御機構が必要である。
また、特許文献1のような技術では、ロボットの動作範囲が限られる。特許文献1のような技術を、最大で5メートル×4メートルの面積を持つような人工衛星のサンドイッチパネルへの金属部品埋め込み作業に適用するには、垂直多関節ロボットをX−Y軸の直交ステージで搬送する必要があるが、垂直多関節ロボットを搬送可能な直交ステージを用意すると導入コストが高額となる。
本発明は、簡易な構成で精密嵌め合いを自動化することを目的とする。
本発明の一態様に係る部品挿入装置は、
部品を前記部品の軸方向である第1方向に沿って孔に挿入する部品挿入装置であり、
前記部品を保持する保持機構と、
前記部品が前記保持機構により保持されている状態で前記部品に対して前記第1方向と直交する第2方向に荷重を加えるサーチ動作を行うアラインメントステージと、
前記アラインメントステージのサーチ動作中、前記部品と前記孔とが嵌り合った時点以降に前記部品に対して前記第2方向に加わる荷重を吸収するフローティングユニットとを備える。
本発明によれば、第1方向に沿って孔に挿入される部品に対して第2方向に荷重を加えるアラインメントステージと、アラインメントステージの動作中、部品と孔とが嵌り合った時点以降に部品に対して第2方向に加わる荷重を吸収するフローティングユニットとからなる簡易な構成で精密嵌め合いを自動化することができる。
実施の形態1に係るパネルの断面図。 実施の形態1に係る部品挿入システムの構成を示す図。 実施の形態1に係る部品挿入システムの構成を示す図。 実施の形態1に係る部品挿入システムの動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る部品挿入装置による嵌め合い状態確認方式を示す模式図。 実施の形態1に係る部品挿入装置によるサーチ動作を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一又は相当する部分については、その説明を適宜省略又は簡略化する。
実施の形態1.
図1を参照して、部品30が埋め込まれたパネル20の構成を説明する。図1は、パネル20の部品30が埋め込まれた箇所を切断した、パネル20の縦断面を示している。
パネル20は、具体的には、人工衛星の構造体に用いられるサンドイッチパネルである。部品30は、具体的には、パネル20に他の構造部材或いは搭載機器を締結するための金属部品である。部品30は、後述するように、本実施の形態に係るシステムによってパネル20に埋め込まれる。
本実施の形態において、パネル20は、ハニカムコア22の両面に表皮材21を接着剤23で結合した構造になっている。部品30は、表皮材21とハニカムコア22に予め開けられた孔25に埋め込まれる。部品30は、部品30とハニカムコア22との隙間に充填剤24が充填されることで、パネル20に固定される。
本実施の形態において、部品30は、円柱状の本体部31と、本体部31の上端につながり、本体部31よりも太い円柱状の上側フランジ部32と、本体部31の下端につながり、上側フランジ部32とほぼ同じ太さである円柱状の下側フランジ部33とからなる。部品30には、部品30の中心軸を通るように、部品30の軸方向である第1方向D1に沿って部品30の全体を貫通するねじ穴34が設けられている。ねじ穴34は、部品30に構造部材或いは搭載機器を締結するための穴である。上側フランジ部32の本体部31よりも太くなっている部分、すなわち、上側フランジ部32の外周部に近い部分には、第1方向D1に沿って上側フランジ部32を貫通する注入穴35が、上側フランジ部32の中心部を挟むように、第1方向D1と直交する第2方向D2に沿って離れた2つの位置に設けられている。注入穴35は、部品30が孔25に埋め込まれた後、部品30とハニカムコア22との隙間に充填剤24を注入するための穴である。なお、注入穴35の数は、2つに限らず、1つのみ、又は、3つ以上でもよい。2つ以上の注入穴35が設けられる場合、それらの注入穴35は、上側フランジ部32の外周に沿って等間隔に配置されることが望ましい。
本実施の形態において、第1方向D1は、鉛直方向であり、第2方向D2は、水平方向である。
以下では、本実施の形態に係るシステムの構成、本実施の形態に係るシステムの動作、本実施の形態の効果を順番に説明する。
***構成の説明***
図2及び図3を参照して、本実施の形態に係るシステムである部品挿入システム40の構成を説明する。図2及び図3は、部品挿入システム40の構成要素であるコントローラ41を1つの機能ブロックとして示している。また、図2は、部品挿入システム40の別の構成要素である部品挿入装置10の正面と、部品挿入装置10によって部品30が埋め込まれるパネル20の断面とを示している。図3は、部品挿入装置10の側面と、パネル20の別の断面とを示している。
部品挿入システム40は、部品30を第1方向D1に沿って孔25に挿入する部品挿入装置10と、部品挿入装置10を制御するコントローラ41とを備える。部品挿入装置10とコントローラ41は、互いに有線又は無線で通信を行うことで、部品挿入装置10の制御のための信号を送受信する。
部品挿入装置10は、具体的には、ロボットハンドである。コントローラ41は、具体的には、このロボットハンドの移動を制御するとともに、このロボットハンドの各部の動作を制御するモーションコントローラである。
本実施の形態において、部品挿入装置10は、アラインメントステージ11と、フローティングユニット12と、バッファ機構13と、保持機構14と、センサ15,16と、ビジョンセンサ17とを備える。
保持機構14は、部品30を保持する。保持機構14は、具体的には、部品30を把持する把持機構である。
アラインメントステージ11は、パネル20と部品30との平行度を確保するために、部品30を保持している保持機構14の角度を調節する。また、アラインメントステージ11は、部品30が保持機構14により保持されている状態で部品30に対して第2方向D2に荷重を加えるサーチ動作を行う。すなわち、アラインメントステージ11は、部品30とパネル20に設けられた孔25との軸合わせを行うために、部品30を保持している保持機構14の水平位置を調節する。アラインメントステージ11は、具体的には、X−Y軸のステージである。なお、アラインメントステージ11は、保持機構14の角度と水平位置とを調節可能なステージであれば、任意の構成のステージでよい。
フローティングユニット12は、アラインメントステージ11のサーチ動作中、部品30と孔25とが嵌り合った時点以降に部品30に対して第2方向D2に加わる荷重を吸収する。すなわち、フローティングユニット12は、部品30と孔25との軸が合い、両者の嵌め合い完了してからもアラインメントステージ11が軸合わせの動作を継続することで生じる、部品30への水平方向の過負荷をキャンセルする。フローティングユニット12は、本実施の形態では、アラインメントステージ11側の第1ユニット18と、保持機構14側の第2ユニット19とで構成されている。フローティングユニット12は、第1ユニット18と第2ユニット19とのロック機能を有している。このロック機能がオフのときは、水平方向の荷重を逃がすよう第2ユニット19が第1ユニット18に対して自由に動き、荷重が取り除かれれば第2ユニット19が原点に復帰する。一方、信号の入力でロック機能がオンになると、第1ユニット18と第2ユニット19との位置関係が固定される。
バッファ機構13は、部品30の第1方向D1における端面の少なくとも一部が孔25の周縁部に押し当てられている状態で部品30に対して第1方向D1に加わる荷重を吸収する。すなわち、バッファ機構13は、アラインメントステージ11が軸合わせの動作を開始してから、部品30と孔25との軸が合い、両者の嵌め合いが完了するまで生じる、部品30への垂直方向の過負荷をキャンセルする。バッファ機構13は、任意の構成でよいが、本実施の形態ではスプリングとリニアガイドとで構成されている。
センサ15は、部品30と孔25とが嵌り合っているかどうかを判定するために用いられる。センサ15は、保持機構14の第1方向D1における位置を計測する。センサ15は、具体的には、レーザ変位センサである。
センサ16は、パネル20と部品30との平行度を確保するために用いられる。センサ16は、パネル20の傾斜度を計測する。センサ16は、具体的には、レーザ変位センサである。
ビジョンセンサ17は、部品30と孔25との水平位置のずれを大まかに補正するために用いられる。ビジョンセンサ17は、孔25の位置を検出する。
***動作の説明***
図4を参照して、部品挿入システム40の動作を説明する。部品挿入システム40の動作は、本実施の形態に係る部品挿入方法に相当する。
ステップS1において、コントローラ41は、センサ16によりパネル20の傾斜度を計測する。ステップS2において、コントローラ41は、ステップS1で計測された傾斜度に合わせて、アラインメントステージ11により保持機構14の角度を調節する。これにより、パネル20と、後のステップで保持機構14により把持される部品30との平行度が確保されることになる。
ステップS3において、コントローラ41は、保持機構14により部品30を把持し、部品挿入装置10を移動させることで部品30を孔25の位置、すなわち、埋め込み位置まで搬送する。ステップS4において、コントローラ41は、ビジョンセンサ17により埋め込み位置を検出する。ステップS5において、コントローラ41は、ステップS4で検出された埋め込み位置に合わせて、アラインメントステージ11により部品挿入装置10の位置を微調整することで部品30の位置を補正する。ステップS6において、コントローラ41は、部品挿入装置10ごと部品30を降下させる。このとき、コントローラ41は、仮に部品30と孔25との軸が合っていた場合に部品30の下側フランジ部33と上側の表皮材21とが同じ高さで並ぶ位置まで部品30を降下させてから、降下を一旦停止する。ステップS5における位置の補正が高精度ではないため、この時点で部品30と孔25との軸が合っている可能性は高くない。よって、ステップS6で部品30を降下させただけで部品30と孔25との嵌め合いが完了することは稀である。部品30と孔25とが嵌り合っていない状態では、パネル20に部品30が押し付けられて垂直下向きの過負荷が発生するが、この過負荷はバッファ機構13により吸収されるため、パネル20が破損することはない。
ステップS6の後、コントローラ41は、センサ15により部品30と孔25との嵌め合いが完了しているかどうか判定する。具体的には、コントローラ41は、センサ15により保持機構14の第1方向D1における位置、すなわち、保持機構14の降下位置を計測する。コントローラ41は、計測された位置から、部品30と孔25とが嵌り合っているかどうかを判定する。より具体的には、コントローラ41は、図5に示すように、センサ15により保持機構14の上端面までの垂直距離を計測する。コントローラ41は、計測された垂直距離が、バッファ機構13のスプリングが伸びきったときの値、すなわち、最大値Dmaxであれば、部品30と孔25とが嵌り合っていると判定する。一方、コントローラ41は、計測された垂直距離が最大値Dmaxでなければ、部品30と孔25とが嵌り合っていないと判定する。
部品30と孔25とが嵌り合っていると判定された場合、ステップS7において、コントローラ41は、部品挿入装置10ごと部品30をさらに降下させ、部品30を孔25に埋め込む。このとき、コントローラ41は、フローティングユニット12のロック機能をオンにして、部品30をパネル20に埋め込む。すなわち、コントローラ41は、保持機構14の第2方向D2における移動を制限しながら保持機構14を第1方向D1に沿って移動させることで、部品30を孔25に埋め込む。コントローラ41は、全ての孔25への部品30の埋め込みが完了するまで、ステップS3以降の動作を繰り返す。
一方、部品30と孔25とが嵌り合っていないと判定された場合、ステップS8において、コントローラ41は、フローティングユニット12のロック機能をオフにしたまま、アラインメントステージ11のサーチ動作を行う。サーチ動作は、図6に示すように、位相を45°ずらしながら繰り返し行われ、360°分の動作が完了するまで継続される。サーチ動作中は、バッファ機構13のスプリングによって常に垂直下向きの力が部品30に加わっているため、部品30と孔25との軸が一致した所で部品30が下降し、孔25に自然に挿入される。これにより、部品30と孔25との嵌め合いが完了するが、その後もサーチ動作は継続され、その最中に部品30に加わる水平方向の過負荷はフローティングユニット12によって吸収される。
ステップS8のサーチ動作の完了後、コントローラ41は、ステップS6の後と同じように、センサ15により部品30と孔25との嵌め合いが完了しているかどうか再び判定する。部品30と孔25とが嵌り合っていると判定された場合、コントローラ41は、ステップS7の動作を行う。一方、部品30と孔25とが嵌り合っていないと判定された場合、ステップS9において、コントローラ41は、部品30を別のものに交換し、保持機構14により交換後の部品30を把持し、部品挿入装置10を移動させることで部品30を埋め込み位置まで搬送する。その後、コントローラ41は、ステップS4以降の動作を行う。ただし、部品30の交換の回数が規定回数を超えている場合、コントローラ41は、ステップ9の動作を行う代わりに、エラーを通知して停止する。即ち、複数の部品30でパネル20への埋め込みを試しても成功しない場合、コントローラ41は、エラーが発生したと判断して停止する。
***実施の形態の効果の説明***
本実施の形態では、アラインメントステージ11が、第1方向D1に沿って孔25に挿入される部品30に対して第2方向D2に荷重を加える。フローティングユニット12が、アラインメントステージ11の動作中、部品30と孔25とが嵌り合った時点以降に部品30に対して第2方向D2に加わる荷重を吸収する。本実施の形態によれば、このようなアラインメントステージ11とフローティングユニット12とからなる簡易な構成で精密嵌め合いを自動化することができる。
また、本実施の形態によれば、垂直方向に適度な荷重を加えるバッファ機構13とアラインメントステージ11とを組み合わせることでアラインメントステージ11の機械的な軸合わせ動作により、部品30と孔25との軸が合ったところで部品30と孔25とが自動的に嵌り合う方式を提供できる。さらに、フローティングユニット12により部品30と孔25とが嵌り合った後の軸合わせ動作中の過負荷によるパネル20の破損を回避することができる。
本実施の形態では、垂直方向の荷重を掛けながら軸合わせを行うことで、軸が合った際に自動的に部品30と孔25とが嵌り合い、それ以降の水平方向の過負荷はフローティングユニット12によって吸収できるため、高性能の力覚センサ或いは高精度のフィードバック制御機構は不要である。
本実施の形態に係る部品挿入装置10を用いることにより、簡易な構成でクリアランス0ミリメートルの精密嵌め合いが可能な自動機を提供することができる。
***他の構成***
本実施の形態では、部品30が、人工衛星のパネル20に設けられた孔25に埋め込まれる金属部品であるが、部品30は、他の構造体に設けられた孔25に埋め込まれる金属又はその他の材料で形成された部品であってもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この実施の形態を部分的に実施しても構わない。具体的には、この実施の形態に係る部品挿入装置10の構成要素のうち、一部の構成要素のみを採用してもよい。なお、本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
10 部品挿入装置、11 アラインメントステージ、12 フローティングユニット、13 バッファ機構、14 保持機構、15 センサ、16 センサ、17 ビジョンセンサ、18 第1ユニット、19 第2ユニット、20 パネル、21 表皮材、22 ハニカムコア、23 接着剤、24 充填剤、25 孔、30 部品、31 本体部、32 上側フランジ部、33 下側フランジ部、34 ねじ穴、35 注入穴、40 部品挿入システム、41 コントローラ。

Claims (7)

  1. 部品を前記部品の軸方向である第1方向に沿って孔に挿入する部品挿入装置において、
    前記部品を保持する保持機構と、
    前記部品が前記保持機構により保持されている状態で前記部品に対して前記第1方向と直交する第2方向に荷重を加えるサーチ動作を行うアラインメントステージと、
    前記アラインメントステージのサーチ動作中、前記部品と前記孔とが嵌り合った時点以降に前記部品に対して前記第2方向に加わる荷重を吸収するフローティングユニットと
    を備える部品挿入装置。
  2. 前記部品の前記第1方向における端面の少なくとも一部が前記孔の周縁部に押し当てられている状態で前記部品に対して前記第1方向に加わる荷重を吸収するバッファ機構
    をさらに備える請求項1に記載の部品挿入装置。
  3. 請求項1又は2に記載の部品挿入装置と、
    前記部品挿入装置を制御するコントローラと
    を備える部品挿入システム。
  4. 前記部品挿入装置は、前記保持機構の前記第1方向における位置を計測するセンサをさらに備え、
    前記コントローラは、前記センサにより計測された位置から、前記部品と前記孔とが嵌り合っているかどうかを判定する請求項3に記載の部品挿入システム。
  5. 前記コントローラは、前記部品と前記孔とが嵌り合っていると判定した場合、前記保持機構の前記第2方向における移動を制限しながら前記保持機構を前記第1方向に沿って移動させることで、前記部品を前記孔に埋め込む請求項4に記載の部品挿入システム。
  6. 前記部品は、前記孔として、人工衛星のパネルに設けられた孔に埋め込まれる金属部品である請求項3から5のいずれか1項に記載の部品挿入システム。
  7. 部品を前記部品の軸方向である第1方向に沿って孔に挿入する部品挿入方法において、
    前記部品を保持機構により保持している状態で、アラインメントステージを用いて、前記部品に対して前記第1方向と直交する第2方向に荷重を加えるサーチ動作を行い、
    サーチ動作中、フローティングユニットを用いて、前記部品と前記孔とが嵌り合った時点以降に前記部品に対して前記第2方向に加わる荷重を吸収する部品挿入方法。
JP2016010771A 2016-01-22 2016-01-22 部品挿入装置、部品挿入システム及び部品挿入方法 Expired - Fee Related JP6541587B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016010771A JP6541587B2 (ja) 2016-01-22 2016-01-22 部品挿入装置、部品挿入システム及び部品挿入方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016010771A JP6541587B2 (ja) 2016-01-22 2016-01-22 部品挿入装置、部品挿入システム及び部品挿入方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017127953A true JP2017127953A (ja) 2017-07-27
JP6541587B2 JP6541587B2 (ja) 2019-07-10

Family

ID=59395267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016010771A Expired - Fee Related JP6541587B2 (ja) 2016-01-22 2016-01-22 部品挿入装置、部品挿入システム及び部品挿入方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6541587B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110238627A (zh) * 2017-08-22 2019-09-17 东莞市蓉工自动化科技有限公司 一种用于电机同步轮组装的压轮机构
WO2022004372A1 (ja) * 2020-07-03 2022-01-06 住友重機械工業株式会社 ロボットアームの動作方法、ロボットシステム、教示方法及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000128094A (ja) * 1998-10-22 2000-05-09 Mitsubishi Electric Corp 衛星構体用サンドイッチパネル
JP2004167651A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Fanuc Ltd 組立て方法及び装置
JP2015083324A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 キヤノン電子株式会社 ワーク挿入装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000128094A (ja) * 1998-10-22 2000-05-09 Mitsubishi Electric Corp 衛星構体用サンドイッチパネル
JP2004167651A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Fanuc Ltd 組立て方法及び装置
JP2015083324A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 キヤノン電子株式会社 ワーク挿入装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110238627A (zh) * 2017-08-22 2019-09-17 东莞市蓉工自动化科技有限公司 一种用于电机同步轮组装的压轮机构
CN110238627B (zh) * 2017-08-22 2020-07-24 浙江富兴服装有限公司 一种用于电机同步轮组装的压轮机构
WO2022004372A1 (ja) * 2020-07-03 2022-01-06 住友重機械工業株式会社 ロボットアームの動作方法、ロボットシステム、教示方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6541587B2 (ja) 2019-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5791387B2 (ja) 自動組立装置および自動組立装置による部品組立方法
US11485519B2 (en) Wing panel assembly system and method
US8834146B2 (en) System for passive alignment of surfaces
CN101196393B (zh) 用于坐标测量机及相应工具的工具架
US9302394B2 (en) Positioning device
US20150136305A1 (en) Rotor blade production device and corresponding method
JP2017127953A (ja) 部品挿入装置、部品挿入システム及び部品挿入方法
JP6513584B2 (ja) 保持治具固定装置
US20170227050A1 (en) Linear guide, in particular for a coordinate measuring machine
EP3134787B1 (en) Aircraft airframe assembly
KR102099549B1 (ko) 조립체 제조 장치 및 조립체 제조 방법
CN109466794A (zh) 一种力-位协同的复合材料翼盒装配方法
EP3134781B1 (en) Airframe production
EP3134782B1 (en) Object production
WO2019044819A1 (ja) 対象物に対して移動体を直線移動させる装置および方法
JP6197308B2 (ja) ワーク組付け装置
US9919423B2 (en) Positioning device
US11338937B2 (en) Installation comprising an articulated arm and a machine tool, and corresponding machining method
US20170036781A1 (en) Production of airframe components
WO2011099646A3 (en) Manufacturing method of exposure apparatus and device manufacturing method
AU2015250687B2 (en) Assembly tool production
WO2017018107A1 (ja) 位置決めシステムおよび位置決め方法
EP2937754A1 (en) Aircraft airframe assembly
Luc et al. Swaging End Effector
KR101419300B1 (ko) 금속-복합재 본딩장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180110

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6541587

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees