JP2000127686A - イレーザー - Google Patents

イレーザー

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JP2000127686A
JP2000127686A JP10299741A JP29974198A JP2000127686A JP 2000127686 A JP2000127686 A JP 2000127686A JP 10299741 A JP10299741 A JP 10299741A JP 29974198 A JP29974198 A JP 29974198A JP 2000127686 A JP2000127686 A JP 2000127686A
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JP
Japan
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moisture
drying
water
eraser
leading
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Withdrawn
Application number
JP10299741A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Yamaguchi
英彦 山口
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PLUS KOGYO KK
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PLUS KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒体表面上に残った水分を速やかに除去し、
また、拭き取り用の水分導出材の乾燥を防ぐ。 【解決手段】 水分の供給によりインクが消色されるマ
ーカーペンの筆記跡を消去するイレーザーに関する。ケ
ーシング11内に保有された水分Wを導出して表面が湿
潤状態に保たれる水分導出材12と、この水分導出材1
2に接触しないように配置され、かつ、吸収した水分W
を早期に乾燥可能な水分吸収・乾燥材13,14とを備
える。また、不使用時に水分導出材12を覆うキャップ
20、または、水分導出材12及び水分吸収・乾燥材1
3,14を覆うキャップ30を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水分によってイン
クが消色するマーカーペンにより筆記されたホワイトボ
ードや電子黒板等の筆記跡を消去するためのイレーザー
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
例えばホワイトボード用のマーカーペンとして、水分の
供給により消色される特殊なインクを用いたマーカーペ
ンが提供されてきており、例えば、アドロード株式会社
の「ウォータークリアペン」等が知られている。この種
のマーカーペンによる筆記跡を消去するには、水分を含
んだ専用のイレーザーや、一般のスポンジ、紙、布等に
水分を含ませてホワイトボード等の媒体表面を軽く拭け
ば良く、従来のマーカーペンのように媒体表面に付着し
た染料や顔料をこすり取る必要がないため、有害な消し
かす(ダスト)が発生せず、健康対策上、優れたものと
して注目されてきている。
【0003】しかるに、上記マーカーペン専用のイレー
ザーは、拭き取り部の水分が蒸発して乾燥しないように
水分補給のタイミング、頻度等を管理することが困難か
つ煩雑であった。特に、ホワイトボードや電子黒板等は
会議室やミーティング専用のコーナーに設置されるのが
一般的であるが、この種の場所では、個人の机や執務室
と異なって什器、備品の専任管理者が存在しない場合が
多いため、イレーザーの保有水分をきめ細かく管理する
ことはなおさら難しく、必要な時には完全に乾燥し切っ
ていて使用不可能な事態も生じ得る。
【0004】更に、スポンジや紙、布等に水分を含ませ
て拭き取る場合、過剰な水分が媒体表面に残ってしま
い、続けて書き込みを行うには媒体表面が乾燥するまで
待つか、乾いたタオル等により媒体表面の水分を除去し
なくてはならなかった。
【0005】そこで本発明は、使用時の乾燥による不都
合や媒体表面上に余剰水分が残るのを回避し、常に最適
な湿潤状態、使用状態を実現可能な低コストのイレーザ
ーを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、水分の供給によりインクが
消色されるマーカーペンの筆記跡を消去するイレーザー
において、ケーシング内に保有された水分を導出して表
面が湿潤状態に保たれる水分導出材と、この水分導出材
に接触しないように配置され、かつ、吸収した水分を早
期に乾燥可能な水分吸収・乾燥材とを備えたものであ
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のイ
レーザーにおいて、不使用時に前記水分導出材を覆うキ
ャップを備えたものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載のイ
レーザーにおいて、前記キャップは、前記水分導出材を
覆う密閉部と、前記水分吸収・乾燥材を覆う通気部とを
有するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は、本発明の実施形態を示す断面図
であり、このイレーザーは、イレーザー本体10とキャ
ップ20とから構成されている。
【0010】まず、イレーザー本体10において、11
はプラスチックからなるケーシングであり、その内部に
は水や専用の消去液等の水分Wが充填されている。な
お、図示しないが、ケーシング11の一部に水分供給口
を設けることにより、水分Wの補給が容易になる。ま
た、水分Wを含浸させたフェルト等の中綿材をケーシン
グ11内に収納しても良い。
【0011】更に、ケーシング11には、一部を水分W
に接触させ、表面の一部を拭き取り用に外部に露出させ
たフェルト等からなる水分導出材12が取り付けられて
いる。また、水分導出材12の両側には、吸湿、乾燥性
に優れた一対の水分吸収・乾燥材13,14が水分導出
材12に接触しないように配置されている。ここで、水
分吸収・乾燥材は一つだけ設けても良い。
【0012】一方、20はプラスチック等によって形成
されたキャップであり、前述した水分導出材12の表面
の露出部分を覆うように装着され、使用時に取り外し可
能となっている。
【0013】なお、図2はキャップの他の例を示してお
り、このキャップ30は水分導出材12ばかりでなく、
水分吸収・乾燥材13も覆うように形成されている。す
なわち、水分導出材12の露出部分を覆う密閉部31
と、図1の水分吸収・乾燥材13,14の露出部分を覆
う一対の通気部32,33とを一体的に形成したもので
ある。通気部32,33は、密閉部31と一体形成され
たプラスチックに多数の通気孔を開けたものでも良い
し、網状の部材を密閉部31に一体的に付設しても良
い。
【0014】このキャップ30を装着した場合、水分導
出材12は密閉部31によって覆われるため水分の蒸発
による乾燥を防ぐことができるとともに、水分吸収・乾
燥材13,14は通気部32,33により覆われるので
含有水分の蒸発による乾燥が促進される。また、通気部
32,33を設けることで水分吸収・乾燥材13,14
への汚れの付着等をある程度防止することができる。
【0015】次に、本実施形態の使用方法を説明する。
水分導出材12は、毛細管現象によりケーシング11内
の水分Wを常時含んでいるので、その表面は常に適度な
湿潤状態に保たれている。特に、不使用時にはキャップ
20または30を装着することにより、水分の蒸発が防
がれるので、乾燥してしまうおそれもない。
【0016】水分により消色されるインクを用いたマー
カーペンの筆記跡を消去する際には、水分導出材12を
ホワイトボード等の媒体表面に当てがってイレーザー本
体10を図1の矢印A方向に移動させればよい。これに
より、水分導出材12に含まれた水分Wが媒体表面のイ
ンク粒子に供給され、インク粒子が消色される。
【0017】また、水分導出材12が拭き取った後の媒
体表面に余剰の水分Wが付着していたとしても、水分導
出材12に対してその移動方向の後方にある水分吸収・
乾燥材13または14がこの水分Wを吸収するので、媒
体表面に水分Wが残ることはない。従って、消去した直
後にマーカーペンにより再度筆記する場合にも、媒体表
面が乾燥するまで待たされる必要がない。同時に、水分
吸収・乾燥材13,14として速乾性のある材料を使用
すれば、水分吸収・乾燥材13,14が吸収した水分も
速やかに蒸発することとなる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、水分導出
材及び水分吸収・乾燥材を備え、水分導出材により拭き
取った後の残存水分を水分吸収・乾燥材が即座に吸収す
るので、従来のように媒体表面に水分が残ってしまうこ
ともなく、マーカーペンにより続けて筆記を行うことが
できる。従って、媒体表面が乾燥するまで待つ必要がな
く、会議やミーティングの円滑化、迅速化が可能にな
る。
【0019】また、不使用時には水分導出材を覆うキャ
ップを備えているので、水分導出材の乾燥を防ぎ、内部
の水分が完全になくならない限り常に最適な使用状態を
提供することができる。更に、水分吸収・乾燥材の乾燥
を促進する程度の通気部を有するキャップを使用すれ
ば、水分吸収・乾燥材が常に露出している場合に比べ、
不使用時に水分吸収・乾燥材が汚れたり劣化するのをあ
る程度防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す断面図である。
【図2】キャップの他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 イレーザー本体 11 ケーシング 12 水分導出材 13,14 水分吸収・乾燥材 20,30 キャップ 31 密閉部 32,33 通気部 W 水分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水分の供給によりインクが消色されるマ
    ーカーペンの筆記跡を消去するイレーザーにおいて、 ケーシング内に保有された水分を導出して表面が湿潤状
    態に保たれる水分導出材と、 この水分導出材に接触しないように配置され、かつ、吸
    収した水分を早期に乾燥可能な水分吸収・乾燥材と、 を備えたことをを特徴とするイレーザー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のイレーザーにおいて、 不使用時に前記水分導出材を覆うキャップを備えたこと
    を特徴とするイレーザー。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のイレーザーにおいて、 前記キャップは、前記水分導出材を覆う密閉部と、前記
    水分吸収・乾燥材を覆う通気部とを有することを特徴と
    するイレーザー。
JP10299741A 1998-10-21 1998-10-21 イレーザー Withdrawn JP2000127686A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102514424A (zh) * 2011-12-23 2012-06-27 江门市盈江科技有限公司 一种集化学擦除和物理擦除于一体的板擦结构
CN107215130A (zh) * 2017-06-29 2017-09-29 礼泉鑫灞厨具有限公司 一种推拉黑板擦
CN107297981A (zh) * 2017-07-27 2017-10-27 张冬 一种水性粉笔黑板擦

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CN107215130A (zh) * 2017-06-29 2017-09-29 礼泉鑫灞厨具有限公司 一种推拉黑板擦
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20060110