JP2000127124A - コンクリートブロック成形装置 - Google Patents
コンクリートブロック成形装置Info
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- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B3/00—Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor
- B28B3/02—Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor wherein a ram exerts pressure on the material in a moulding space; Ram heads of special form
- B28B3/022—Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor wherein a ram exerts pressure on the material in a moulding space; Ram heads of special form combined with vibrating or jolting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンクリートブロックに高さ寸法の不揃いが
生ずるのを防ぐと共に、、破損が発生しないようにす
る。 【解決手段】 弾性体４を介して機体テーブル２の上方
に支持された受板５と、受板５の上面に載置される型枠
６と、型枠６に振動を与える振動機３と、型枠６の上方
から下降するプレス機９と、弾性体４をクランプ若しく
はアンクランプするロック機構１０とを備える。
生ずるのを防ぐと共に、、破損が発生しないようにす
る。 【解決手段】 弾性体４を介して機体テーブル２の上方
に支持された受板５と、受板５の上面に載置される型枠
６と、型枠６に振動を与える振動機３と、型枠６の上方
から下降するプレス機９と、弾性体４をクランプ若しく
はアンクランプするロック機構１０とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、型枠にコンクリー
ト材を給材し、振動を与えると共に加圧してコンクリー
トブロックを成形するコンクリートブロック成形装置に
関するものである。
ト材を給材し、振動を与えると共に加圧してコンクリー
トブロックを成形するコンクリートブロック成形装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】コンクリートブロックを成形する際に
は、成形装置の本体に設けられている機体テーブルの上
方にゴム等の弾性体を介して受板を支持し、この受板の
上面に載置した型枠にコンクリート材を給材し、型枠に
給材したコンクリート材に振動を与えると共に、プレス
機によって型枠内のコンクリート材を圧密した後、コン
クリート材を型枠から脱型することが一般に行われてい
る。
は、成形装置の本体に設けられている機体テーブルの上
方にゴム等の弾性体を介して受板を支持し、この受板の
上面に載置した型枠にコンクリート材を給材し、型枠に
給材したコンクリート材に振動を与えると共に、プレス
機によって型枠内のコンクリート材を圧密した後、コン
クリート材を型枠から脱型することが一般に行われてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、強度の
あるコンクリートブロックを得るには強力な振動と加圧
とが必要であり、このため、受板を支持しているゴム等
の弾性体に強力な振動と圧力とが加わって弾性体は圧縮
状態となり、脱型のために加圧力を除去すると弾性体は
復元のために膨脹し、成形したコンクリートブロックの
高さ寸法が不均一になって不良品が発生したり、破損し
たりすることがあった。本発明はこのような問題を解消
し、コンクリートブロックに高さ寸法の不揃いが生ずる
のを防ぐと共に、破損が発生しないようにしたコンクリ
ートブロック成形装置を提供することを目的とするもの
である。
あるコンクリートブロックを得るには強力な振動と加圧
とが必要であり、このため、受板を支持しているゴム等
の弾性体に強力な振動と圧力とが加わって弾性体は圧縮
状態となり、脱型のために加圧力を除去すると弾性体は
復元のために膨脹し、成形したコンクリートブロックの
高さ寸法が不均一になって不良品が発生したり、破損し
たりすることがあった。本発明はこのような問題を解消
し、コンクリートブロックに高さ寸法の不揃いが生ずる
のを防ぐと共に、破損が発生しないようにしたコンクリ
ートブロック成形装置を提供することを目的とするもの
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、弾性
体を介して機体テーブルの上方に支持された受板と、該
受板の上面に載置される型枠と、該型枠に振動を与える
振動機と、前記型枠の上方から下降するプレス機と、前
記弾性体をクランプ若しくはアンクランプするロック機
構と、を備えたことを特徴とするコンクリートブロック
成形装置に係るもので、加振と加圧とを終了する時点
で、ロック機構により弾性体をクランプすることによ
り、弾性体の復元膨脹を阻止して、コンクリートブロッ
クの高さ寸法の不揃いや破損が発生するのを防ぐことが
できるようになる。
体を介して機体テーブルの上方に支持された受板と、該
受板の上面に載置される型枠と、該型枠に振動を与える
振動機と、前記型枠の上方から下降するプレス機と、前
記弾性体をクランプ若しくはアンクランプするロック機
構と、を備えたことを特徴とするコンクリートブロック
成形装置に係るもので、加振と加圧とを終了する時点
で、ロック機構により弾性体をクランプすることによ
り、弾性体の復元膨脹を阻止して、コンクリートブロッ
クの高さ寸法の不揃いや破損が発生するのを防ぐことが
できるようになる。
【０００５】請求項２の発明は、機体テーブルが成形装
置の本体に固着され、型枠が受板に対し昇降し得るよう
に配置され、振動機が機体テーブルに取り付けられてい
ることを特徴とする請求項１記載のコンクリートブロッ
ク成形装置に係るもので、機体テーブル固定式のコンク
リートブロック成形装置で、コンクリートブロックの高
さ寸法の不揃いや破損が発生するのを防ぐことができる
ようになる。
置の本体に固着され、型枠が受板に対し昇降し得るよう
に配置され、振動機が機体テーブルに取り付けられてい
ることを特徴とする請求項１記載のコンクリートブロッ
ク成形装置に係るもので、機体テーブル固定式のコンク
リートブロック成形装置で、コンクリートブロックの高
さ寸法の不揃いや破損が発生するのを防ぐことができる
ようになる。
【０００６】請求項３の発明は、機体テーブルが成形装
置の本体に対し昇降し得るように配設され、型枠が緩衝
器を介して成形装置の本体に取り付けられ、振動機が型
枠に取り付けられていることを特徴とする請求項１記載
のコンクリートブロック成形装置に係るもので、機体テ
ーブル昇降式のコンクリートブロック成形装置で、コン
クリートブロックの高さ寸法の不揃いや破損が発生する
のを防ぐことができるようになる。
置の本体に対し昇降し得るように配設され、型枠が緩衝
器を介して成形装置の本体に取り付けられ、振動機が型
枠に取り付けられていることを特徴とする請求項１記載
のコンクリートブロック成形装置に係るもので、機体テ
ーブル昇降式のコンクリートブロック成形装置で、コン
クリートブロックの高さ寸法の不揃いや破損が発生する
のを防ぐことができるようになる。
【０００７】請求項４の発明は、弾性体をクランプ又は
アンクランプするロック機構として、油圧又はエアーシ
リンダをテーブル機構に複数個設置して、弾性体を介し
て上部テーブルと接続する機構を備えた、ことを特徴と
する請求項１記載のコンクリートブロック成形装置で、
振動加圧までは油圧又はエアーシリンダをフリーの状態
とし、ロックの時のみ油圧又は空圧力を作動させ固定す
る。
アンクランプするロック機構として、油圧又はエアーシ
リンダをテーブル機構に複数個設置して、弾性体を介し
て上部テーブルと接続する機構を備えた、ことを特徴と
する請求項１記載のコンクリートブロック成形装置で、
振動加圧までは油圧又はエアーシリンダをフリーの状態
とし、ロックの時のみ油圧又は空圧力を作動させ固定す
る。
【０００８】請求項５の発明は、前記請求項４の発明を
さらに具体化したもので、ロック機構が、機体テーブル
に固着されたシリンダと、該シリンダを摺動可能に貫通
し一端が受板に固着されたロッドと、該ロッドをクラン
プ若しくはアンクランプするカムと、バネの付勢力を受
けて前記カムをクランプ状態としバネの付勢力に抗する
圧力流体の供給によって前記カムをアンクランプ状態に
する楔と、を備えたことを特徴とする請求項１記載のコ
ンクリートブロック成形装置に係るもので、シリンダに
圧力流体が供給されていないときには、バネの力でカム
がロッドを摺動可能にしているアンクランプ状態にな
り、シリンダに圧力流体を供給すると、バネの力に抗し
て楔がカムをクランプ状態にしてロッドの摺動を阻止
し、弾性体が復元膨脹しないようにする。
さらに具体化したもので、ロック機構が、機体テーブル
に固着されたシリンダと、該シリンダを摺動可能に貫通
し一端が受板に固着されたロッドと、該ロッドをクラン
プ若しくはアンクランプするカムと、バネの付勢力を受
けて前記カムをクランプ状態としバネの付勢力に抗する
圧力流体の供給によって前記カムをアンクランプ状態に
する楔と、を備えたことを特徴とする請求項１記載のコ
ンクリートブロック成形装置に係るもので、シリンダに
圧力流体が供給されていないときには、バネの力でカム
がロッドを摺動可能にしているアンクランプ状態にな
り、シリンダに圧力流体を供給すると、バネの力に抗し
て楔がカムをクランプ状態にしてロッドの摺動を阻止
し、弾性体が復元膨脹しないようにする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
に基づいて説明する。図１は、本発明の実施の形態の一
例を示す正面図であり、コンクリートブロック成形装置
の本体１の下部には機体テーブル２ａ，２ｂが水平に固
着されていて、機体テーブル２ｂの下面には振動機３が
取り付けられており、機体テーブル２ａの上面側には、
ゴム等の多数の弾性体４を介して受板５が支持されてい
る。
に基づいて説明する。図１は、本発明の実施の形態の一
例を示す正面図であり、コンクリートブロック成形装置
の本体１の下部には機体テーブル２ａ，２ｂが水平に固
着されていて、機体テーブル２ｂの下面には振動機３が
取り付けられており、機体テーブル２ａの上面側には、
ゴム等の多数の弾性体４を介して受板５が支持されてい
る。
【００１０】受板５の上面側には型枠６が配設されてい
て、この型枠６はシリンダ装置７の伸縮により、受板５
に対して昇降するようになっている。そして型枠６の上
方には、給材函８が進出可能に配設され、更にその上方
には、型枠６に向かって下降するプレス機９が設けられ
ている。
て、この型枠６はシリンダ装置７の伸縮により、受板５
に対して昇降するようになっている。そして型枠６の上
方には、給材函８が進出可能に配設され、更にその上方
には、型枠６に向かって下降するプレス機９が設けられ
ている。
【００１１】前述した機体テーブル２ｂと受板５との間
には、次に説明するロック機構１０が設けられている。
図３は、本発明に使用するロック機構１０の一例を示す
縦断面図であって、ロック機構１０は、機体テーブル２
ｂに固着されたシリンダ１１を備えていて、シリンダ１
１の中心部を鉛直方向のロッド１２が摺動可能に貫通し
ている。このロッド１２は、機体テーブル２ａ，２ｂも
摺動可能に貫通していて、ロッド１２の上端は受板５に
固着されている。
には、次に説明するロック機構１０が設けられている。
図３は、本発明に使用するロック機構１０の一例を示す
縦断面図であって、ロック機構１０は、機体テーブル２
ｂに固着されたシリンダ１１を備えていて、シリンダ１
１の中心部を鉛直方向のロッド１２が摺動可能に貫通し
ている。このロッド１２は、機体テーブル２ａ，２ｂも
摺動可能に貫通していて、ロッド１２の上端は受板５に
固着されている。
【００１２】シリンダ１１の内部の上方には、複数のカ
ム１３がロッド１２の周囲に配置されていて、このカム
１３は、シリンダ１１の内部に形成されている凹状の支
点１４に支持され、支点１４を中心に鉛直方向に回動で
きるようになっている。そしてこのカム１３の上端に
は、ロッド１２の表面と対峙するようにシュー１５が固
着されており、カム１３の下端には、ローラ１６が回転
自在に取り付けられている。
ム１３がロッド１２の周囲に配置されていて、このカム
１３は、シリンダ１１の内部に形成されている凹状の支
点１４に支持され、支点１４を中心に鉛直方向に回動で
きるようになっている。そしてこのカム１３の上端に
は、ロッド１２の表面と対峙するようにシュー１５が固
着されており、カム１３の下端には、ローラ１６が回転
自在に取り付けられている。
【００１３】シリンダ１１の内部の下方には、ロッド１
２を摺動自在に貫通させたピストン１７が嵌装されてい
て、ピストン１７の上面には、ロッド１２を中心に円錐
状の楔１８が形成されている。このピストン１７の下面
とシリンダ１１の底面との間にはバネ１９が介装されて
いて、常時ピストン１７を上方へ付勢している。またシ
リンダ１１の上端部近くには給排口２０を設け、シリン
ダ１１の下端部の近くには給排口２１が設けてあって、
その一方に圧縮空気等の圧力流体を供給した時には、他
方から圧力流体を排出するようになっている。次に、図
１に示すコンクリートブロック成形装置の作用を説明す
る。
２を摺動自在に貫通させたピストン１７が嵌装されてい
て、ピストン１７の上面には、ロッド１２を中心に円錐
状の楔１８が形成されている。このピストン１７の下面
とシリンダ１１の底面との間にはバネ１９が介装されて
いて、常時ピストン１７を上方へ付勢している。またシ
リンダ１１の上端部近くには給排口２０を設け、シリン
ダ１１の下端部の近くには給排口２１が設けてあって、
その一方に圧縮空気等の圧力流体を供給した時には、他
方から圧力流体を排出するようになっている。次に、図
１に示すコンクリートブロック成形装置の作用を説明す
る。
【００１４】図１に示す装置でコンクリートブロックを
成形する際には、機体テーブル２ｂと受板５との間に設
けられているロック機構１０において、図３に示すよう
にシリンダ１１上方の給排口２０に圧力流体を供給し、
下方の給排口２１からは圧力流体を排出した状態にして
おく。
成形する際には、機体テーブル２ｂと受板５との間に設
けられているロック機構１０において、図３に示すよう
にシリンダ１１上方の給排口２０に圧力流体を供給し、
下方の給排口２１からは圧力流体を排出した状態にして
おく。
【００１５】これによってピストン１７は、バネ１９の
力に抗して下方に押し下げられ、ピストン１７の上面の
形成されている楔１８はローラ１６から離れる傾向にな
ってカム１３は自由状態となり、カム１３の上端に固着
されているシュー１５はロッド１２の表面から離れる傾
向となり、ロッド１２はシリンダ１１に対して摺動変位
をすることができる状態になる。
力に抗して下方に押し下げられ、ピストン１７の上面の
形成されている楔１８はローラ１６から離れる傾向にな
ってカム１３は自由状態となり、カム１３の上端に固着
されているシュー１５はロッド１２の表面から離れる傾
向となり、ロッド１２はシリンダ１１に対して摺動変位
をすることができる状態になる。
【００１６】この状態で、図１に示すシリンダ装置７を
収縮させて型枠６を受板５の上面に載置し、給材函８を
型枠６の上方に進出させて給材函８から型枠６に所定量
のコンクリート材を給材した後、給材函８を型枠６の上
方から退出させる。次に振動機３を作動させると、その
振動は機体テーブル２ｂ、本体１、機体テーブル２ａ、
弾性体４、受板５等を介して型枠６に伝達され、型枠６
内に給材されたコンクリート材を密にする。また、プレ
ス機９を下降させて型枠６内に給材されたコンクリート
材を圧密すると、受板５も加圧されて下降し、受板５の
下面にある弾性体４は圧縮状態となる。
収縮させて型枠６を受板５の上面に載置し、給材函８を
型枠６の上方に進出させて給材函８から型枠６に所定量
のコンクリート材を給材した後、給材函８を型枠６の上
方から退出させる。次に振動機３を作動させると、その
振動は機体テーブル２ｂ、本体１、機体テーブル２ａ、
弾性体４、受板５等を介して型枠６に伝達され、型枠６
内に給材されたコンクリート材を密にする。また、プレ
ス機９を下降させて型枠６内に給材されたコンクリート
材を圧密すると、受板５も加圧されて下降し、受板５の
下面にある弾性体４は圧縮状態となる。
【００１７】弾性体４が予め設定してある寸法だけ圧縮
されると、図示しない定寸センサが働き、図４に示すよ
うにシリンダ１１上方の給排口２０から圧力流体を排出
し、下方の給排口２１に圧力流体を供給するようにな
る。これによってピストン１７はバネ１９の力によって
上昇し、ピストン１７の上に形成されている楔１８の上
端はロッド１２とローラ１６との間に入り込み、カム１
３の下端をロッド１２から離れる方向に押し動かし、カ
ム１３を支点１４を中心に回動させてシュー１５をロッ
ド１２の表面に押し付け、ロッド１２をシリンダ１１に
対して摺動変位しないように拘束することになる。
されると、図示しない定寸センサが働き、図４に示すよ
うにシリンダ１１上方の給排口２０から圧力流体を排出
し、下方の給排口２１に圧力流体を供給するようにな
る。これによってピストン１７はバネ１９の力によって
上昇し、ピストン１７の上に形成されている楔１８の上
端はロッド１２とローラ１６との間に入り込み、カム１
３の下端をロッド１２から離れる方向に押し動かし、カ
ム１３を支点１４を中心に回動させてシュー１５をロッ
ド１２の表面に押し付け、ロッド１２をシリンダ１１に
対して摺動変位しないように拘束することになる。
【００１８】このため、受板５の動きも拘束されて、弾
性体４は圧縮された状態に拘束され、受板５上の加圧力
が減少しても、弾性体４は復元膨脹しなくなる。この状
態で図１に示す型枠６を上昇させて圧密されたコンクリ
ート材を脱型すると、高さ寸法の不揃いがなく破損せず
に品質の高いコンクリートブロックを得ることができ
る。
性体４は圧縮された状態に拘束され、受板５上の加圧力
が減少しても、弾性体４は復元膨脹しなくなる。この状
態で図１に示す型枠６を上昇させて圧密されたコンクリ
ート材を脱型すると、高さ寸法の不揃いがなく破損せず
に品質の高いコンクリートブロックを得ることができ
る。
【００１９】脱型後は、図３に示すように給排口２０に
圧力流体を供給して給排口２１から圧力流体を排出し、
ロッド１２をシリンダ１１に対して摺動変位をすること
ができる状態にして弾性体４を復元膨脹させ、次のコン
クリートブロックを成形するための給材に移行する。
圧力流体を供給して給排口２１から圧力流体を排出し、
ロッド１２をシリンダ１１に対して摺動変位をすること
ができる状態にして弾性体４を復元膨脹させ、次のコン
クリートブロックを成形するための給材に移行する。
【００２０】図２は、本発明の実施の形態の他の例を示
す正面図であり、コンクリートブロック成形装置の本体
２２に取り付けたシリンダ装置２３で昇降し得るように
した昇降枠体２４が配設されていて、この昇降枠体２４
の上には、機体テーブル２ａ，２ｂが水平に固着されて
いる。
す正面図であり、コンクリートブロック成形装置の本体
２２に取り付けたシリンダ装置２３で昇降し得るように
した昇降枠体２４が配設されていて、この昇降枠体２４
の上には、機体テーブル２ａ，２ｂが水平に固着されて
いる。
【００２１】機体テーブル２ａの上面側には、ゴム等の
多数の弾性体４を介して受板５が支持されていて、受板
５の上面側には、振動機２５を備え、空気バネ等の緩衝
器２６の上に乗せられている型枠支持杆２７によって型
枠６が配設されている。そして型枠６の上方には、給材
函８が進出可能に配設され、更にその上方には、型枠６
に向かって下降するプレス機９が設けられている。そし
て、機体テーブル２ｂと受板５との間には、図３、図４
で説明したロック機構１０が設けられている。図２に示
す装置でコンクリートブロックを成形する際にも、ロッ
ク機構１０によるロックを解除した状態で型枠６内にコ
ンクリート材を給材し、振動機２５による振動を型枠６
に加え、プレス機９を下降させて型枠６内のコンクリー
ト材を圧密し、弾性体４が予め設定してある寸法だけ圧
縮されるとロッド１２を拘束して弾性体４が復元膨脹し
ないようにし、昇降枠体２４と共に受板５を下降して脱
型すると、高さ寸法の不揃いがなく破損せずに品質の高
いコンクリートブロックを得ることができる。
多数の弾性体４を介して受板５が支持されていて、受板
５の上面側には、振動機２５を備え、空気バネ等の緩衝
器２６の上に乗せられている型枠支持杆２７によって型
枠６が配設されている。そして型枠６の上方には、給材
函８が進出可能に配設され、更にその上方には、型枠６
に向かって下降するプレス機９が設けられている。そし
て、機体テーブル２ｂと受板５との間には、図３、図４
で説明したロック機構１０が設けられている。図２に示
す装置でコンクリートブロックを成形する際にも、ロッ
ク機構１０によるロックを解除した状態で型枠６内にコ
ンクリート材を給材し、振動機２５による振動を型枠６
に加え、プレス機９を下降させて型枠６内のコンクリー
ト材を圧密し、弾性体４が予め設定してある寸法だけ圧
縮されるとロッド１２を拘束して弾性体４が復元膨脹し
ないようにし、昇降枠体２４と共に受板５を下降して脱
型すると、高さ寸法の不揃いがなく破損せずに品質の高
いコンクリートブロックを得ることができる。
【００２２】
【発明の効果】請求項１の発明は、加振と加圧とを終了
する時点で、ロック機構により弾性体をクランプするこ
とにより、弾性体の復元膨脹を阻止して、コンクリート
ブロックの高さ寸法の不揃いや破損が発生するのを防ぐ
ことができる効果がある。
する時点で、ロック機構により弾性体をクランプするこ
とにより、弾性体の復元膨脹を阻止して、コンクリート
ブロックの高さ寸法の不揃いや破損が発生するのを防ぐ
ことができる効果がある。
【００２３】請求項２の発明は、機体テーブル固定式の
コンクリートブロック成形装置で、コンクリートブロッ
クの高さ寸法の不揃いや破損が発生するのを防ぐことが
できる効果がある。
コンクリートブロック成形装置で、コンクリートブロッ
クの高さ寸法の不揃いや破損が発生するのを防ぐことが
できる効果がある。
【００２４】請求項３の発明は、機体テーブル昇降式の
コンクリートブロック成形装置で、コンクリートブロッ
クの高さ寸法の不揃いや破損が発生するのを防ぐことが
できる効果がある。請求項４の発明は、圧力流体で制御
するコンパクトな装置で弾性体の復元膨脹を阻止し、コ
ンクリートブロックの高さ寸法の不揃いや破損が発生す
るのを防ぐことができる効果がある。
コンクリートブロック成形装置で、コンクリートブロッ
クの高さ寸法の不揃いや破損が発生するのを防ぐことが
できる効果がある。請求項４の発明は、圧力流体で制御
するコンパクトな装置で弾性体の復元膨脹を阻止し、コ
ンクリートブロックの高さ寸法の不揃いや破損が発生す
るのを防ぐことができる効果がある。
【図１】本発明の実施の形態の一例を示す正面図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施の形態の他の例を示す正面図であ
る。
る。
【図３】本発明に使用するロック機構の一例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図４】図３とは異なる状態を示す縦断面図である。
１ 本体 ２ａ 機体テーブル ３ 振動機 ４ 弾性体 ５ 受板 ６ 型枠 ９ プレス機 １０ ロック機構 １１ シリンダ １２ ロッド １３ カム １８ 楔 １９ バネ ２２ 本体 ２５ 振動機 ２６ 緩衝器
Claims (5)
- 【請求項１】 弾性体を介して機体テーブルの上方に支
持された受板と、該受板の上面に載置される型枠と、該
型枠に振動を与える振動機と、前記型枠の上方から下降
するプレス機と、前記弾性体をクランプ若しくはアンク
ランプするロック機構と、を備えたことを特徴とするコ
ンクリートブロック成形装置。 - 【請求項２】 機体テーブルが成形装置の本体に固着さ
れ、型枠が受板に対し昇降し得るように配置され、振動
機が機体テーブルに取り付けられていることを特徴とす
る請求項１記載のコンクリートブロック成形装置。 - 【請求項３】 機体テーブルが成形装置の本体に対し昇
降し得るように配設され、型枠が緩衝器を介して成形装
置の本体に取り付けられ、振動機が型枠に取り付けられ
ていることを特徴とする請求項１記載のコンクリートブ
ロック成形装置。 - 【請求項４】 弾性体をクランプ又はアンクランプする
ロック機構として、油圧又はエアーシリンダをテーブル
機構に複数個設置して、弾性体を介して上部テーブルと
接続する機構を備えた、ことを特徴とする請求項１記載
のコンクリートブロック成形装置。 - 【請求項５】 ロック機構が、機体テーブルに固着され
たシリンダと、該シリンダを摺動可能に貫通し一端が受
板に固着されたロッドと、該ロッドをクランプ若しくは
アンクランプするカムと、バネの付勢力を受けて前記カ
ムをクランプ状態としバネの付勢力に抗する圧力流体の
供給によって前記カムをアンクランプ状態にする楔と、
を備えたことを特徴とする請求項１記載のコンクリート
ブロック成形装置。
Priority Applications (2)
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