JP2000126988A - 多数個取り加工穴プログラミング方法と装置 - Google Patents

多数個取り加工穴プログラミング方法と装置

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JP2000126988A
JP2000126988A JP10306184A JP30618498A JP2000126988A JP 2000126988 A JP2000126988 A JP 2000126988A JP 10306184 A JP10306184 A JP 10306184A JP 30618498 A JP30618498 A JP 30618498A JP 2000126988 A JP2000126988 A JP 2000126988A
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hole
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holes
program
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Atsushi Yasui
篤 安井
Takeshi Hashimoto
剛 橋本
Manabu Tsukuda
学 佃
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Sodick Co Ltd
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Sodick Co Ltd
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の加工穴を加工する場合に複数個の加工
穴の位置情報を簡単な操作で入力でき加工穴の位置決め
のプログラムが作成できるとともに容易に加工穴位置の
確認ができる多数個取り加工位置のプログラム方法と装
置を提供する。 【解決手段】 複数の加工穴の配置関係に関するメニュ
ーと加工穴の配置関係を決定するための項目を前記メニ
ューの夫々に関連付けて記憶している記憶手段と、加工
穴の配置関係を決定するためのデータを入力する入力手
段と、入力された前記データに基づき加工穴の位置を算
出する演算処理手段と、前記加工穴の位置データに基づ
き加工穴位置を画面上の座標位置に変換した加工穴配置
画面を作成する画面作成手段と、前記画面作成手段が作
成した表示内容を表示する表示装置と、前記演算装置に
より算出された加工穴の位置データに基づいてNCプロ
グラムを生成するNCプログラム作成手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の加工穴を加
工する場合に複数個の加工穴(貫通孔を含む)の位置情
報を簡単な入力操作で加工穴の位置のプログラムを作成
する多数個取り加工位置のプログラム方法と装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にプラスティック製品を生産する際
には、射出成形金型(プラスティック成形金型)製作
し、射出成形成形機を用いてこの金型で合成樹脂を成形
してプラスティック製品を生産する。そして特にプラス
ティック製品を多量に生産する場合には、生産性とコス
トなどの問題から1つの射出成形金型に複数個のキャビ
ティ(成形部分)を多数個設けて一度の射出サイクルで
多数のプラスティック製品を成形することで大量生産を
可能にしている。また、プレス金型においても同様に、
多くのプレス部品を生産する場合に多数のプレス加工穴
を設けて一度のプレスサイクルで多数のプレス製品を生
産できるよう金型が設計される。
【0003】射出成形成形機に用いられる射出成形金型
のキャビティ部分の加工を行うために形彫放電加工機が
多く用いられ、プレス金型のプレス穴加工にはワイヤカ
ット放電加工機が用いられる。図5は、プレス金型や射
出成形金型の放電加工が行われる加工穴の位置を説明す
るために、その位置のみを示した図である。このよう
な、いわゆる多数個取りの場合でも、図5(a)に示す
ような加工穴の配置の場合は比較的加工穴の数も少な
く、加工穴が均一に整然と配置されているので、被加工
物の基準となる面からの加工穴の位置座標を基に電極が
移動するプログラム(以下、移動プログラムと称する)
を作成し、この移動プログラムの次に放電加工を行うプ
ログラム(以下、加工プログラムと称する)を呼び出す
ためのサブプログラム呼出しコード、例えばM98_P
1000のようにプログラムすれば、図5(a)に示す
ような加工穴の連続加工プログラムは作成できる。
【0004】ところで、図5(b)に示すような加工穴
が多数ある場合には、上述のように加工穴の位置座標を
一つ一つ入力するのはかなりの時間を要するとともに、
入力ミスを犯しかねない。そこで、図5(b)のような
場合では加工穴が等間隔距離(以下、ピッチという)で
配列されていることに着目して、電極の移動を増分値座
標系で加工穴間ピッチを指定し、次に加工プログラムを
呼出すプログラムを一つのプログラムブロックとして加
工穴数分、繰り返し行うリピートプログラムを一列毎に
作成して、全ての加工穴を加工するプログラムが作成さ
れる。
【0005】最近では、上述のような作業者の負担をさ
らに軽減するために上述のような移動プログラムを簡単
な入力で作成できるようにする機能を持たせた形彫放電
加工機のプログラミング装置やワイヤカット放電加工機
のプログラミング装置が提供されている。この種の装置
では、例えば格子状(図5(a))、千鳥格子状(図5
(b))円周状(図5(d))などのメニューを画面に
表示し作業者がその一つを選択すると、その選択された
メニューの配列に必要とされる加工穴ピッチ、一列の加
工個数、加工列数、円周上の加工穴の位置のX軸に対す
る角度などの入力を要求する入力画面を表示し、作業者
が図面寸法に基づいて夫々の入力を行うことにより加工
プログラムと移動プログラムとを組合わせたプログラム
を自動的に作成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実際の金型
では加工穴の位置が上述のような決まった配置ばかりで
はなく、図5(c)に示すような配列、つまり、格子状
配列の4つのうち破線で示した一つが樹脂のランナーな
どの関係で配置されていない配列となっており、さらに
3個の加工穴を一つの集合としてこの集合体が格子状に
配列されている場合や、図5(d)に示すように加工穴
7個が円周上配列されこの7個の加工穴が集合体となり
格子状に配列されている場合、そして図5(e)に示す
ように加工穴が一部は等間隔ピッチで配列されているが
他の部分では加工穴が不規則に配列されている場合など
金型の設計により種々の配列パターンがある。このよう
な配列の場合、例えば図5(c)の場合では、従来のプ
ログラミング装置でプログラムを作成する際には、まず
一つの集合体の配列に類似したメニューを選択し、必要
なデータを入力して格子状4個の移動プログラムと加工
プログラムを作成した後、NCプログラムの編集モード
でそれらの作成されたプログラムを表示して、不要な加
工穴の加工プログラムを削除する。さらに、同様の操作
で他の加工穴の集合体のプログラムを作成して、最終的
に4つの集合体の加工と移動プログラムを結合するプロ
グラムを作成して連続加工のNCプログラムを完成させ
る。
【0007】上述のように従来のプログラミング装置を
使用して図5(c)、(d)、(e)に示すような選択
メニューに完全に一致しない配列の連続加工のNCプロ
グラムを作成する場合には、作業者が個々に作成した集
合体のプログラムを編集して一つの連続したNCプログ
ラムに完成させる作業はかなり煩雑なものとなる。ま
た、完成させたNCプログラムが正しくプログラムかな
されたかどうかチェックするため、完成したNCプログ
ラムを放電加工装置でドライラン(実際の加工を行わず
位置移動のみを確認する運転)させて加工位置を確認す
る作業が必要となる。この作業は加工穴の数が多い場合
には長時間を要し、作業者がチェックのために機械装置
に釘付けになってしまうばかりではなく、放電加工装置
の運転効率を著しく低下させてしまう。このようなドラ
イランによるチェックは、従来のプログラミング装置で
作成したNCプログラムについても、プログラミング装
置への必要なデータを入力する入力項目への入力操作が
正しく行われ加工位置が正しくプログラムされているか
どうか確認する目的で行われることもある。
【0008】さらに、上述した場合は、最初に連続した
NCプログラムを作成する場合の問題点であるが、上述
した方法でNCプログラムを作成して実際の加工を行っ
た後、被加工物を機械本体から取り外す前に加工穴が要
求通りに加工が行われたかチェックが行われる。そし
て、万一未加工穴があったり、要求された寸法まで達し
ていない加工穴が見つかった場合には、それらの部分に
ついての再加工あるいは追加加工を行う必要が生じる。
再加工あるいは追加加工を行わなければならない加工穴
をピックアップすると、加工穴間ピッチは全くバラバラ
であるから、再加工あるいは追加加工を行なうためにそ
の加工穴の位置へ移動する移動プログラムは、図面を参
照して寸法を求めて、新たに再加工用あるいは追加加工
用のNCプログラムを作成しなければならない。この作
業には従来のプログラミング装置を使用することができ
ないので、作業者の大変な負担となる。
【0009】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、多数個の加工穴を放電加工する場
合に必要となる加工穴の位置への移動プログラムを簡単
な操作で作成できるとともに、作成されたNCプログラ
ムのチェックを容易にする方法と装置を提供することを
目的とする。より詳しくは、本発明の第一の目的は、加
工穴の位置情報を作業者が容易に確認できるようにした
NCプログラム作成方法と装置を提供することにあり、
第二の目的は、提供される加工穴のプログラムから加工
が必要な位置または加工不要な位置を選択できるように
して作業者の煩雑な編集作業をなくすことがきるように
したNCプログラム作成方法と装置を提供することにあ
り、さらに第三の目的は、多数個の加工穴の加工終了後
に再加工あるいは追加加工が必要になった場合に、必要
箇所のみの再加工用あるいは追加加工用のNCプログラ
ムを簡単な操作で作成できる方法と装置を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の本発明の方法は、複数の加工穴の位
置関係をモデル化した複数の加工穴配置モデルを選択可
能に表示する工程と、前記複数の加工穴配置モデルのう
ち所望の加工穴配置モデルを選択指定する工程と、前記
指定に応答して選択された加工穴配置モデルにおける加
工穴の位置関係を決定するのに必要となる入力の要求項
目を画面表示する工程と、要求項目の入力に基づき加工
穴の配置関係を演算処理して2次元の配置関係に展開す
る工程と、前記2次元の配置関係に展開された加工穴位
置を画面上にグラフィック表示して確認する工程、前記
確認工程後加工プログラムと移動プログラムを生成する
ことを特徴とする多数個取り加工穴プログラミング方法
である。
【0011】前記本発明の方法によれば、加工孔配置モ
デルを選択して加工孔位置を決定するのに必要なデータ
を入力する。そして入力されたデータを基に加工孔位置
が算出されその結果が2次元の配置図としてグラフィッ
ク表示され、加工穴位置が所望に配置にあるかいなかが
確認されたのちにNCプログラムが作成される。
【0012】また、上記目的を達成するための請求項2
記載の本発明の方法は、複数の加工穴の位置関係をモデ
ル化した複数の加工穴配置モデルを選択可能に表示する
工程と、前記複数の加工穴配置モデルのうち所望の加工
穴配置モデルを選択指定する工程と、前記指定に応答し
て選択された加工穴配置モデルにおける加工穴の位置関
係を決定するのに必要となる入力の要求項目を画面表示
する工程と、要求項目の入力にに基づき加工穴の配置関
係を演算処理して2次元の配置関係に展開する工程と、
前記2次元の配置関係に展開された加工穴位置をCRT
画面上にグラフィック表示する工程と、前記グラフィッ
ク表示された加工穴位置うち所望の加工穴位置又は不要
な加工穴位置を指定して所望の加工位置の加工プログラ
ムと移動プログラムを生成することを特徴とする多数個
取り加工穴プログラミング方法である。
【0013】前記本発明の方法によれば、加工孔配置モ
デルを選択して加工孔位置を決定するのに必要なデータ
を入力する。そして、入力されたデータを基に加工孔位
置が算出され、その結果が2次元の配置図としてグラフ
ィック表示される。表示された加工孔を画面上で指定し
て削除、追加あるいは移動を行い加工穴位置を所望の配
置に編集して所望の加工位置の加工プログラムと移動プ
ログラムを生成する。
【0014】また、上記目的を達成するための請求項3
に記載の本発明の方法は、(1)複数の加工穴の位置関
係をモデル化した複数の加工穴配置モデルを選択可能に
表示する工程と、(2)前記複数の加工穴配置モデルの
うち所望の加工穴配置モデルを選択する工程と、(3)
前記選択指令に応答して選択された加工穴配置モデルに
おける加工穴の位置関係を決定するのに必要となる入力
の要求項目を画面表示する工程と、(4)要求項目の入
力に基づき加工穴の配置関係を演算処理して2次元の配
置関係に展開する工程と、(5)前記2次元の配置関係
に展開された加工穴位置をCRT画面上にグラフィック
表示する工程と(6)前記グラフィック表示された加工
穴位置うち所望の加工穴位置又は不要な加工穴位置を指
定する工程と、前記(1)から(6)または(2)から
(6)の工程を複数回繰り返し、前記工程(6)で指定
された加工穴を一つの加工ブロックとして夫々記憶する
工程と、前記工程で記憶された加工ブロックを一つの加
工穴として(2)から(6)の工程を実行して所望の加
工位置の加工プログラムと移動プログラムを生成するこ
とを特徴とする多数個取り加工穴プログラミング方法。
【0015】前記本発明の方法によれば、複数の配置パ
ターンが混在している場合、加工孔配置モデルを選択し
て加工孔位置を決定するのに必要なデータを入力する。
そして、入力されたデータを基に加工孔位置が算出さ
れ、その結果が2次元の配置図としてグラフィック表示
される。表示された加工孔配置を一つの加工ブロックの
集合体として記憶しておき、さらに操作を繰り返し複数
の集合体を記憶する。そして記憶された集合体を加工穴
配置モデルの加工孔と置換えて複数の配置パターンが混
在している加工孔の加工プログラムと移動プログラムを
生成する。
【0016】また、上記目的を達成するための請求項4
に記載の本発明の方法は、加工穴の位置関係を決定する
のに必要となる入力の要求項目の入力に基づき加工穴の
配置関係を演算処理して求めた加工穴座標値あるいは作
成されたNCプログラムの中の加工穴位置に関する加工
穴座標値情報を基に加工穴位置を2次元の配置関係に展
開する工程と、前記2次元の配置関係に展開された加工
穴位置を画面上に表示する工程と、前記グラフィック表
示された加工穴位置うち再加工する加工穴又は不要な加
工穴を指定して所望の加工位置の加工プログラムと移動
プログラムを生成することを特徴とする多数個取り加工
穴プログラミング方法である。
【0017】前記本発明の方法によれば、加工穴数、加
工穴間距離等のデータから演算された加工穴位置座標あ
るいは多数個の加工穴のNCプログラムの加工穴の位置
情報から、追加加工が必要な加工穴をグラフィック画面
上で選択して、その選択された加工穴だけを再加工又は
追加加工するNCプログラムを作成する。
【0018】また、上記目的を達成するための請求項5
に記載の本発明の装置は、複数の加工穴の配置関係に関
するメニューと加工穴の配置関係を決定するための項目
を前記メニューの夫々に関連付けて記憶している記憶手
段と、加工穴の配置関係を決定するための少なくとも加
工個数、加工穴間距離などのデータを入力する入力手段
と、入力された前記データに基づき加工穴の位置を算出
する演算処理手段と、前記加工穴の位置データに基づき
加工穴位置を画面上の座標位置に変換した加工穴配置画
面を作成する画面作成手段と、前記加工穴の配置関係を
決定するためのデータを要求する画面と前記画面作成手
段が作成した表示内容を表示する表示装置と、前記演算
処理手段により算出された加工穴の位置データに基づい
て電極又は被加工物の移動プログラムを生成するNCプ
ログラム作成手段とを備えたプログラミング装置であ
る。
【0019】前記本発明の装置によれば、メニューと関
連付けられた加工孔位置を決定するのに必要となる要求
項目を選択して記憶装置から画面上の表示し、入力手段
から入力されたデータに基づき演算処理手段が被加工物
の寸法基準位置からの加工孔の座標位置関係を算出す
る。画面作成手段は算出された座標位置から加工孔の配
置を示す画面を表示装置に表示する。そしてNCプログ
ラム作成手段は加工穴の座標位置情報に基づいて電極又
は被加工物の移動プログラムを生成する。
【0020】また、上記目的を達成するための請求項6
に記載の本発明の装置は、複数の加工穴の配置関係に関
するメニューと加工穴の配置関係を決定するための項目
を前記メニューの夫々に関連付けて記憶している記憶手
段と、加工穴の配置関係を決定するための少なくとも加
工個数、加工穴間距離等のデータを入力する入力手段
と、入力された前記データに基づき加工穴の位置を算出
する演算処理手段と、前記加工穴の位置データに基づき
加工穴位置を画面上の座標位置に変換した加工穴配置画
面を作成する画面作成手段と、前記加工穴の配置関係を
決定するためのデータを要求する画面と前記画面作成手
段が作成した表示内容を表示する表示装置と、前記表示
装置に表示された加工穴を指定して加工穴を削除、移動
あるいは追加する加工穴編集手段、前記演算処理手段に
より算出された前記編集手段で編集された加工穴の位置
データに基づいて電極又は被加工物の移動プログラムを
生成するNCプログラム作成手段とを備えたプログラミ
ング装置である。
【0021】前記本発明の装置によれば、メニューと関
連付けられた加工孔位置を決定するのに必要となる要求
項目を選択して記憶装置から画面上の表示し、入力手段
から入力されたデータに基づきが演算処理手段被加工物
の寸法基準位置からの加工孔の座標位置関係を算出す
る。画面作成手段は算出された座標位置から加工孔の配
置を示す画面を表示装置に表示する。演算処理手段は画
面上で行われた加工穴の削除、移動あるいは追加を画面
上の座標位置から加工孔座標位置に変換して所望の加工
孔位置を求め、求められた加工穴座標位置情報に基づき
NCプログラム作成手段は電極又は被加工物の移動プロ
グラムを生成する。
【0022】また、上記目的を達成するための請求項7
に記載の本発明の装置は、複数の加工穴の配置関係に関
するメニューと加工穴の配置関係を決定するための項目
を前記メニューの夫々に関連付けて記憶している記憶手
段と、加工穴の配置関係を決定するための加工個数、加
工穴間距離データを入力する入力手段と、入力された前
記データに基づき加工穴の位置を算出する演算処理手段
と、前記加工穴の位置データに基づき加工穴位置を画面
上の座標位置に変換した加工穴配置画面を作成する画面
作成手段と、前記加工穴の配置関係を決定するためのデ
ータを要求する画面と前記画面作成手段が作成した表示
内容を表示する表示装置と、前記表示装置に表示された
加工穴を指定して加工穴を削除、移動あるいは追加する
加工穴編集手段と、前記編集手段により編集された加工
穴の一群を1ブロックの加工位置として集合体にする集
合化手段、前記演算処理手段により算出され前記編集手
段で編集された加工穴の位置データに基づいて電極又は
被加工物の移動プログラムを生成するNCプログラム作
成手段とを備えたプログラミング装置である。
【0023】前記本発明の装置によれば、メニューと関
連付けられた加工孔位置を決定するのに必要となる要求
項目を選択して記憶装置から画面上の表示し、入力手段
から入力されたデータに基づき演算処理手段が被加工物
の寸法基準位置からの加工孔の座標位置関係を算出す
る。画面作成手段は算出された座標位置から加工孔の配
置を示す画面を表示装置に表示する。演算処理手段は画
面上で行われた加工穴の削除、移動あるいは追加を画面
上の座標位置から加工孔座標位置に変換して所望の加工
孔位置を求め、集合化手段は求められた加工孔を一つの
加工の集合体として集合体の基準位置を求めて加工穴座
標と共に座標位置記憶部に記憶する。演算処理手段は記
憶されている複数の加工の集合体を加工孔と置換え処理
を行ってすべての加工穴位置情報をNCプログラム作成
手段に送る。NCプログラム作成手段は送られた加工穴
の座標位置情報に基づいて電極又は被加工物の移動プロ
グラムを生成する。
【0024】また、上記目的を達成するための請求項8
に記載の本発明の装置は、作成されたNCプログラムの
中の加工穴位置に関する加工穴座標値情報を求めて加工
穴位置を2次元の配置関係に展開する演算処理手段と、
前記2次元の配置関係に展開された加工穴位置を加工孔
配置画面を作成する画面作成手段と、前記画面作成手段
より作成された画面内容を表示する表示装置と、前記表
示手段に表示された加工穴位置うち再加工する加工穴位
置又は不要な加工穴位置を指定して入力する入力手段
と、前記演算処理手段が前記入力に基づき出力する加工
穴の座標値に基づいて加工プログラムと移動プログラム
を生成することを特徴とする多数個取り加工穴プログラ
ミング装置である。
【0025】前記本発明の装置によれば、多数個の加工
穴のNCプログラムの加工穴の位置情報から演算処理手
段が加工孔座標値を求め、表示装置上に加工孔の配置が
表示される。入力手段により再加工又は追加加工が必要
な加工穴を画面上で選択入力する。演算処理手段はその
選択された加工穴だけを再加工又は追加加工する加工孔
の座標値をNCプログラム作成部に出力し、該情報に基
づきNCプログラム作成手段が加工プログラムと移動プ
ログラムを生成する。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のプログラミング
装置の各機能をブロック図で示す全体構成図であり、図
2ないし図4は、本発明のプログラミング装置の表示装
置の画面を示す図である。図1に示されるプログラミン
グ装置は、本発明の実施に当たっては、CPU有するパ
ーソナルコンピュータ装置を用いて各種機能の処理を行
うソフトウェアを記憶装置に記憶させておき、このソフ
トウェアを起動させて一連の操作を行う。
【0027】図1において、演算処理部1は、キーボー
ド21、マウス22で構成される入力手段2から作業者
が入力するデータに基づき多数個取り加工のメニューあ
るいは図2に示すような加工穴配置モデルの表示、入力
項目の表示及び入力処理など後述する一連の動作を制御
し全体的な処理を行う。
【0028】入力項目記憶部3は、各加工穴配置モデル
に対して各加工穴の位置を決定するために必要となる複
数のデータを入力する項目を各加工穴配置モデル毎に1
つのブロックとして記憶している。一つのブロックの入
力項目は演算処理部1からの指令で呼出され所定の形式
で表示装置4に図3に示す如く表示される。以下、これ
ら加工穴の位置を決定するために必要となる複数のデー
タを要求データといい、これら要求データを入力する表
示された項目を入力項目という。
【0029】モデル記憶部5は、図2に示す加工穴配置
モデルあるいは他のメニュー方式の表示用の情報を記憶
しており、夫々の加工穴配置モデルに対応する入力項目
のブロックを指定する情報を関連付けて記憶している。
また、新たに作成された加工穴配置モデルを登録記憶す
る。
【0030】グラフィック表示作成部6は、演算処理部
1が入力データに基づき各加工穴の位置を絶対値座標系
の位置として展開して配置した加工穴の位置座標を基
に、表示画面上の座標位置に変換し、加工穴の位置部分
を丸や四角などの形状として画面に表示する。画面に表
示された丸形状の加工穴をポインタ41で指定したまま
ポインタ41の位置を移動させると、ポインタ41の画
面上の座標位置が演算処理部1で逆算され、加工穴の絶
対値座標位置が算出されるとともに、その座標位置に基
づいて移動後の加工穴の位置が画面に表示される。ま
た、ポインタ41で加工穴を指定すると加工穴の表示を
反転させる処理などを行う。
【0031】集合体処理部7は、加工穴配置モデルの選
択と入力項目の入力が行われた後、演算処理部1が算出
した加工穴の位置座標を基にグラフィック表示された複
数の加工穴のいくつかを一つの加工ブロックとして取り
扱うように集合体とする処理を行う。この場合、集合体
化された加工ブロックの中心位置もしくは集合体を1つ
の加工穴として置き換えて加工穴配置モデル上に配置す
るときに基準となる位置を求める。そして、これらの情
報は演算処理部1が座標位置記憶部8に記憶させる。こ
の集合体はモデル記憶部5に一つの任意の加工穴配置モ
デルとして登録しておくことができる。
【0032】座標位置記憶部8は入力項目の入力値に基
づき演算処理部1が算出した個々の加工穴の位置の絶対
値座標を記憶する部分で、作業者の要求により全加工穴
の位置のXY座標をリスト表示する際に、演算処理部1
が加工穴番号とともに、この座標位置記憶部8に記憶さ
れた座標値を画面に表示する。また、この座標位置記憶
部8は、加工穴の位置が編集された場合や、追加加工を
行う際に加工穴が指定された場合などの座標値を記憶し
ている部分で、最終段階でNCプログラムを作成すると
き、この座標位置記憶部8に記憶されている座標位置を
基に移動プログラムが作成される。
【0033】NCプログラム作成部9は、演算処理部1
からの加工位置に関するデータと別途作成されている加
工用プログラムから一連の多数個の加工穴の加工用のN
Cプログラムを作成する。作成されたNCプログラムは
直接または磁気ディスクなどの記憶媒体に記録させて図
示しない数値制御装置に入力される。
【0034】また、作成されたNCプログラムは、プロ
グラム名をつけてNCプログラム記憶部10に記憶され
る。NCプログラム記憶部10に記憶されているNCプ
ログラムは入力手段2からプログラム名を入力して再び
呼出すことができるようになっており、呼び出されたN
Cプログラムから加工穴の位置情報を演算処理部1の指
令により戻す構成として、再びこの加工穴の位置の情報
を基に加工穴の位置の編集動作を行うことができる。
【0035】図2は、モデル記憶部5が記憶している内
容を画面表示させたものであり、図示しない最初に画面
に表示されたメニューの「多数個穴」を選択したときに
切り換えられる加工穴配置モデルの一覧を表示する画面
の一例である。図2に示す如く、加工穴配置モデルが表
示装置4の画面に一覧表示される。一覧表示された加工
穴配置モデルの中から図面を参照して所望の加工の加工
穴の配置に最も近い加工穴配置モデルを選択する。この
とき、加工穴配置モデルは代表的な形態を表示している
ので、必ずしも所望の加工の加工穴の配置と一致すると
は限らない。そのため、作業者が所望の加工の加工穴の
配置に類似する加工穴配置モデルを見つけやすいよう
に、例えば「格子」とか「放射」というように、類型で
表示するようにしている。この実施の形態では、選択メ
ニューとして、加工穴の位置関係を平面図で画面に表示
させ、確認を容易にするようにしているが、格子、放
射、円周、任意位置などの単純なメニュー表示として、
メニューを選択することにより詳細な選択ができるよう
に構成することもできる。なお、表示された加工穴の位
置関係を示す平面図は、そのままポインタ41を移動さ
せて入力手段2を操作することにより画面を切り換える
ことができるボタンとして機能させることができる。な
お、格子以外の加工穴配置モデルに必要となる入力項目
は、例えば、放射上では横軸との角度、中心からの距
離、加工孔間距離、個数等であり、円周状では、半径、
分割数または角度分割あるいは極座標値などである。
【0036】図3は、加工穴の位置を決定するために必
要となる要求データを入力する入力項目を表示した画面
の一例を示している。この例は、加工穴配置モデルの中
の格子状の加工穴配置モデルを選択したときの入力項目
が表示された画面を示している。格子状の加工穴の配置
では、加工方向、加工開始位置、加工穴のピッチとXY
方向の加工穴の個数などの加工位置を決定するために必
要となるデータを入力する入力項目と、実際の加工に際
して必要となる加工工程、電極交換装置(ATC)、加
工穴毎の消耗補正量などのデータを入力する入力項目が
表示される。ここで、加工方向とは、図3に示される入
力項目の右側に参考としてグラフィック表示された加工
穴の配置の平面図の1から4の番号を示しており、例え
ば1が選択されると加工開始位置から1の位置へ順次電
極が移動する移動プラグラムが作成される。加工開始位
置とは、加工を開始するに際して電極が最初に位置決め
される被加工物の基準位置からの距離である。加工ピッ
チと個数は加工穴の例えば中心位置間距離と加工穴の個
数である。同様にY方向に対しても加工穴のピッチと加
工個数あるいは列数である。加工工程とは、作成しよう
とするNCプログラムが荒加工のみか荒加工から仕上げ
加工まで行うのか等を指定するものである。電極交換装
置(ATC)は、ATCを使用するを選択した場合に例
えば電極を2本と指定すると電極2本を使用して加工が
行われるNCプログラムが作成される。消耗補正は、加
工穴一つ毎に電極底面が消耗するため加工穴の深さが徐
々に浅くなるのを防ぐため、一回の加工毎にZ軸方向の
深さ補正を入力するものである。これらの入力項目への
入力は、キーボード21あるいはマウス22などの入力
手段2を使ってポインタ41で入力項目を指定して入力
する。
【0037】図4は、入力を終了した後に入力情報を基
に演算処理部1が加工穴の位置を算出し画面座標に変換
して表示されるグラフィック画面を示している。図4の
上段に示す状態は、一部の加工穴が指定されている状態
を示している。また、図4の下段に示す状態は、必要な
加工穴の位置が指定されて不要な加工穴の位置を削除し
た状態を示している。
【0038】次に、本発明のプログラミング装置を用い
た多数個の加工穴のNCプログラムの作成方法を説明す
る。図6は、本発明のプログラミング装置の主な動作を
示すフローチャートであり、適宜、図1ないし図4を参
照して説明する。
【0039】まず、図示しない最初に画面に表示された
「多数個穴」を選択すると、図2に示す加工穴配置モデ
ルがモデル記憶部5から呼び出され、表示装置4の画面
に一覧表示される(S1)。一覧表示された加工穴配置
モデルのうちから所望の加工に最も近い加工穴配置モデ
ルをキーボード21又はマウス22などの入力手段2を
使って選択する(S2)。このとき、既述したように、
加工穴配置モデルは代表的な形態を表示しているので、
必ずしも所望の加工の加工穴の配置に一致するとは限ら
ないので、所望の加工の加工穴の配置に類似する加工穴
配置モデルを作業者が見つけやすいように、例えば「格
子」とか「放射」というように、類型で表示するように
している。
【0040】所望の加工穴配置モデルを選択すると、図
3に示されるように、その加工穴配置モデルに適する複
数の入力するべき項目が表示される画面に切り換えられ
る(S3)。作業者は、これらの入力項目に要求データ
を入力する(S4)。このとき、この入力項目は、直接
数値や文字を入力する入力項目42の他、画面の逆三角
形のところにポインタ41を移動させてマウス22をク
リックするかキーボード21のリターンキーを押すこと
により、いくつかの候補を一覧表示させて、選択的に入
力できる入力項目43や、"チェック"を入れることによ
り入力できる入力項目44があり、要求データの入力作
業をより簡単に行えるようにしている。また、既定値を
表示する入力項目45があり、この種の入力項目は、作
業者が入力しなくても、所定の値が入力項目に表示され
る。従って、この種の入力項目は、既定値を変更したい
ときにだけ入力すればよい。なお、入力項目と並んで、
画面右側に加工穴の配置がグラフィック表示されてい
る。
【0041】必要な要求データが入力されると、確認ボ
タン46が表示されるので、ポインタ41を動かしてこ
の確認ボタン46を押すと、演算処理部1が入力された
要求データ群に基づき、各加工穴の絶対値座標位置を演
算する(S5)。そして、それとともに、グラフィック
表示作成部6で各絶対値座標位置を画面の座標にスケー
リングして、図4に示されるような加工穴の配置をグラ
フィック表示する(S6)。そのため、ドライランを行
なわなくても、所望の加工の加工穴の配置であるかどう
かが容易にチェックできる。また、加工穴の位置にポイ
ンタ41を移動させてマウス2を例えばダブルクリック
すると、加工穴の絶対値座標の座標位置が表示され、図
面と対比して正しい位置に加工穴が配置されているか、
すなわち入力した要求データが正しいかどうかが容易に
確認できる。
【0042】ここで、この加工穴の配置でよければ、メ
ニューの「NC生成」47を選択すると、工程の流れと
しては、「加工位置の編集はしない」(S7)、「集合
体にしない」(S10)、「登録加工穴配置モデルに置
き換えない」(S15)、「編集終了」(S18)を経
て、先に演算している加工穴位置の絶対値座標位置デー
タを座標位置記憶部8に記憶させる(S19)。そし
て、このデータをNCプログラム作成部9に出力し(S
20)、NCプログラムが作成される(S21)。NC
プログラムの作成は、従来公知の方法で行われればよ
い。具体的には、NCプログラムは基本的な形式がある
ので、この基本的な形式を基に、NCプログラム作成部
9で、設定されている各加工工程における目標とするそ
の加工の終了の位置に従って相対移動を指令するNCコ
ードを、各加工工程毎及び各加工穴毎に、順次サブプロ
グラム形式で付していく。また、先に要求データなどに
基づいて選定されている加工条件番号を加工工程順に呼
び出されるように、同様にNCコードを付加していく。
【0043】ところで、最初に選択している加工穴配置
モデルは、所望の加工の加工穴の配置に全く同じである
場合ばかりではなく、むしろ詳細な部分では異なってい
ることが多い。そのため、所望の加工の加工穴の配置と
最も近い加工穴配置モデルを選択していても、いくつか
の部分で修正する必要がある。このような場合は、NC
プログラムを先に作成してしまうと、特定のNCコード
と数値の羅列である長いNCプログラムを編集しなけれ
ばならなくなるので、作業者にとっては大変な負担にな
る。
【0044】そこで、先に加工穴の配置がグラフィック
表示されている画面上で、加工位置を編集する(S
7)。例えば、図4上段に示すように、画面にグラフィ
ック表示された格子状の36個の加工穴のうち、加工穴
の番号を入力するか、ポインタ41で選択すると(S
8)、その加工穴が白色に反転する。加工穴が白色に反
転している状態は、その加工穴について、編集可能な状
態であることを示している。そして、削除のキーを操作
することにより画面上から消去することができる。この
ような編集の操作が行われると、演算処理部1は削除さ
れた加工穴位置に対応する座標値を削除し、グラフィッ
ク表示作成部6が残された座標位置に基づいて加工穴の
位置を表示し直す(S9)。この操作後の加工穴の配置
をグラフィック表示している例が、図4下段に下図に示
されている。この他に、加工穴をポインタ41で指示し
たまま、画面上でその加工穴を所望の位置に移動するこ
とができる。同様に、ポインタ41を所望の位置に移動
させて複写を指定すると、加工穴を増やすことができ
る。このように加工穴が画面上で移動又は追加された場
合、演算処理部1はポインタ41の画面上の位置から逆
算して加工穴の位置座標を算出し、画面上に算出された
加工穴の座標位置を数字で表示する。作業者が必要に応
じて図面を参照して正式な寸法位置を数値入力すると、
演算処理部1が座標値を置き換えて、その座標値に対応
する画面上の位置に加工穴の位置が表示される。図4下
段に示された加工穴の配置で良い場合は(S18)、
「NC生成」47を選択してNCプログラムを作成す
る。
【0045】図8は、NCプログラム作成部9で作成し
た、図3の入力値で図4下段に示す加工穴の配置の放電
加工を行うNCプログラムの一例を示している。通常は
図9に示す座標位置記憶部8に記憶されている加工孔の
絶対座標位置を基に電極を位置決めするプログラムの後
に加工すプログラム挿入して全加工孔のNCプログラム
が作成される。図8に示したNCプログラムは複数の加
工孔をサブプログラムを利用して作成した場合を示して
いる。図8中、T11は電極指定コード。G00は移動
コード、G90は絶対値座標系の指定、G541は複数
個用意されている絶対値座標系のうちの一つを指定する
コード、X,Y,Zとそれに続く数字は座標値を示す。
M98P9000は、図の右側に記載されたN9000
からM99までの範囲のサブプログラムをを呼び出して
実行する指令である。Lとそれに続く数値は前記P90
00番のサブプログラムを繰り返す回数を示している。
なお、サブプログラム中のG91は増分値座標系を指定
するコードで、次に記載されているX21.が加工穴間
ピッチとなる。
【0046】図9には、このNCプログラムの加工位置
を絶対値座標位置でリスト表示する場合の一例を示して
いる、この加工位置のリスト表示は、図3の上段部に示
された座標表示48を選択することにより演算処理部1
が座標位置記憶部8に記憶されているデータを基に表示
する。
【0047】この実施の形態では、加工穴の1つ1つだ
けでなく、これら複数の加工穴のいくつかを集合体にし
て編集することができる(S10)。例えば、図4に示
されるように、格子状の36個の加工穴のうち、LX3
−LY3の加工穴を中心とした4個の加工穴をポインタ
41を使って囲んで選択すると(S11)、この集合体
の中心座標と加工穴の配置が記憶される(S12)。こ
れによれば、いくつかの加工穴を一度に移動したりする
編集が可能になる。さらに、登録ボタン49を使って、
この集合体を"任意パターン加工穴配置モデル"として記
憶させ(S13)、この登録された任意パターン加工穴
配置モデルを利用して、NCプログラムを編集すること
ができる(S14)。このときは、登録された任意パタ
ーン加工穴配置モデルを基本の加工穴配置モデルととも
に表示させることができる(S1)。そして、登録され
た任意パターン加工穴配置モデルを基本的な加工穴配置
モデルの加工穴と置き換える操作をすることにより(S
15)、複雑な任意の多数個の加工穴の加工のNCプロ
グラムの作成を簡単に行える。なお、先の集合体を作成
して任意パターン加工穴配置モデルを登録していない場
合には、置き換え操作ができないので、図6に示すフロ
ーチャートでは、ステップS18へスキップする。
【0048】例えば、図4に示される格子状36個の加
工穴の加工穴配置モデルを選択して、先のステップS3
〜S9の作業を終えて表示される格子状36個の加工穴
の何れかをポインタ41で指定してから(S16)、登
録してある任意パターン加工穴配置モデルを選択する。
そして、置換ボタン50を操作すると、その加工穴の位
置に選択された任意パターン加工穴配置モデルが置き換
えられる。例えば、図4に示される1番、6番、36番
の3隅の3個の加工穴以外を全部削除してから、これら
の3個の加工穴を先に例示した4個の加工穴で構成され
た任意パターン加工穴配置モデルに置き換えると、3隅
にそれぞれ4個の加工穴がある加工穴の配置が得られ
る。このようにすると、加工位置を編集する作業におい
て、加工穴1つ1つを正確に配置替えする作業が極めて
簡単になり、かつより短時間で基本的な加工穴配置モデ
ルにはない複雑な多数個の加工穴の配置のNCプログラ
ムを作成できる。このような「置換」の操作が行われる
と、この操作後の加工穴の配置が表示され直される(S
17)。
【0049】上述したような作業は、所望の加工穴の配
置が作成されるまで、繰り返して行える(S18)。そ
して、加工穴の配置の編集が終了したら、メニューの
「NC生成」47を選択する。
【0050】さらに、このようにして作成されたNCプ
ログラムを、符号と数字の羅列である難しいNCプログ
ラムを修正することなく、再度編集することができる。
図7は、本発明のプログラミング装置の主な動作を説明
するためのフローチャートである。
【0051】まず、図3に示されるような多数個の加工
穴の「加工計画」の画面を開き、編集の必要なNCプロ
グラムの名前を入力する(S30)。入力欄51の横に
ある逆三角形をポインタ41で指定することにより、記
録されているNCプログラムの名前を一覧表示して所要
のNCプログラムを指定して入力することができる。そ
して、確認ボタン52を押すと、記憶部から指定された
NCプログラムが読み出される(S31)。このとき、
この画面の処理工程では、NCプログラムを表示するの
ではなく、読み出したNCプログラムの各加工穴の座標
位置データを絶対値座標の座標位置データにして座標位
置記憶部8に記憶させる(S32)。ここで、NCプロ
グラムを作成した際の加工穴の位置データが座標位置記
憶部8に残されていれば、その記憶データに基づき以後
の処理を行うこともできる。次に、グラフィック表示作
成部6で、この絶対値座標の座標位置データを基に、画
面の座標位置にスケーリングして、画面に加工穴の配置
図を表示する(S33)。そして、修正したい加工穴を
ポインタ41で指定すると(S34)、加工穴が白く反
転して表示され(S35)、編集可能な状態になる。例
えば、あるNCプログラムで多数個の加工穴の加工を行
った後、いくつかの加工穴について追加加工が必要な場
合には、その加工穴を指定して、確認ボタン46を押す
と、その指定されているいくつかの加工穴の絶対座標で
の位置座標データを記憶させて(S36)、この記憶さ
れた追加加工が必要な加工穴の位置データがNCプログ
ラム作成部9へ出力される(S37)。
【0052】ここで、「NC生成」47を選択すると、
基となる最初のNCプログラムが呼び出され、追加加工
するための基になる加工プログラムを入力するように画
面上に表示されるので、ステップS30でNCプログラ
ムを指定したときと同様にして、所望の加工プログラム
を指定する(S38)。この段階では、追加加工が必要
な加工穴を指定しているだけであるから、その追加加工
において、どの程度の加工深さ加工をするのかといった
情報がない。そこで、加工プログラムを指定して、加工
深さと加工条件を設定し直す必要がある。ステップ38
で加工プログラムを指定すると、NCデータを修正する
必要のある箇所が画面上で判るように色替え表示される
ので、これらに所望の値を入力する。従って、通常は、
ステップS30で指定した加工プログラムを利用すれば
よい。なお、この実施の形態の場合には、予め追加加工
用の加工穴配置モデルとしての加工プログラムをいくつ
か記憶させているので、この中から選択することができ
る。そして、確認ボタン46を押すと、先の加工穴の位
置座標データと指定された加工プログラムとに基づいて
追加加工用のNCプログラムが自動的に生成される。
【0053】以上のように、いくつかの加工が完了しな
かった加工穴を追加加工する場合には、再度始めから、
その追加加工用のNCプログラムを作成する必要がな
く、また簡単にそのNCプログラムを作成することがで
きるため、作業の能率が一層向上する。そして、既に作
成されたNCプログラムを編集する工程は、例えば、既
に作成されたNCプログラムに極めて近似した別の加工
のためのNCプログラムを作成するときにも有効であ
る。
【0054】なお、以上に説明した実施の形態は、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、実施の形態の装置では、入力手段をキーボード
とマウスとし、表示装置をCRTとしているが、表示装
置をタッチセンサを設けたLCDとして、入力手段をタ
ッチセンサとすることができる。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され、加工
穴配置モデルを選択して必要な入力項目に要求データを
入力するだけで、所望の加工の加工穴の配置がグラフィ
ック表示されるとともに、NCプログラムが作成される
ので、多数個の加工穴を加工する場合に必要となる加工
穴の位置への移動プログラムを簡単な操作で作成でき、
作成されたNCプログラムのチェックが容易になり、か
つ加工穴の位置情報を容易に確認できる。その結果、作
業者の負担を軽減するとともに、作業の効率を向上させ
ることができる。
【0056】また、選択した加工穴配置モデルを画面に
グラフィック表示して、その画面上で加工穴の位置関係
を編集でき、その編集した結果をグラフィック表示し
て、NCプログラムを作成できるようにしたので、その
結果、多数個の加工穴を加工する場合にも、符号と数値
の羅列であるNCプログラムを直接修正する煩雑な作業
を要せず、容易にNCプログラムを編集することがで
き、作業者の負担を軽減するとともに、作業の効率を向
上させることができる。
【0057】また、グラフィック表示された加工穴の配
置を集合体化して編集操作でき、さらに、その集合体を
任意パターン加工穴配置モデルとして登録し、別の加工
穴配置モデルの加工穴の位置に置換することができるの
で、複雑な加工穴の配置の多数個の加工穴の加工をする
場合でも、そのNCプログラムの作成や編集がより容易
に行なうことができ、作業者の負担を軽減するととも
に、作業の効率を向上させることができる。
【0058】さらに、多数個の加工穴のNCプログラム
を呼び出して、追加加工が必要な加工穴をグラフィック
画面上で選択して、その選択された加工穴だけを追加加
工するNCプログラムを作成できる。その結果、作業者
の負担が大幅に軽減されるとともに、作業の効率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプログラミング装置の一例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明のプログラミング装置の表示装置の画面
の一例を示す図である。
【図3】本発明のプログラミング装置の表示装置の画面
の一例を示す図である。
【図4】本発明のプログラミング装置の表示装置の画面
の一例を示す図である。
【図5】多数個取りの加工穴の配置の例を示す図であ
る。
【図6】本発明のプログラミング方法の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明のプログラミング方法の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図8】多数個取りの加工穴を放電加工するNCプログ
ラムの一例を示す図である。
【図9】NCプログラムの加工位置を絶対値座標位置で
リスト表示した一例を示す図である。
【符号の簡単な説明】
1,演算処理部 2,入力手段 3,入力項目記憶部 4,表示装置 5,モデル記憶部 6,グラフィック表示処理部 7,集合体処理部 8,座標位置記憶部 9,NCプログラム作成部 10,NCプログラム記憶部
フロントページの続き (72)発明者 佃 学 福井県坂井郡坂井町長屋78番地 株式会社 ソディック福井事業所内 Fターム(参考) 3C059 AA01 AB01 AB05 CL01 CM02 CM06 CM07 HA14 5H269 AB08 BB08 QA07 QC01 QD02 QD03 QE07 9A001 JJ49 KK29

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加工穴の位置関係をモデル化した
    複数の加工穴配置モデルを選択可能に表示する工程と、
    前記複数の加工穴配置モデルのうち所望の加工穴配置モ
    デルを選択指定する工程と、前記指定に応答して選択さ
    れた加工穴配置モデルにおける加工穴の位置関係を決定
    するのに必要となる入力の要求項目を画面表示する工程
    と、要求項目の入力にに基づき加工穴の配置関係を演算
    処理して2次元の配置関係に展開する工程と、前記2次
    元の配置関係に展開された加工穴位置を画面上にグラフ
    ィック表示して確認する工程、前記確認工程後加工プロ
    グラムと移動プログラムを生成することを特徴とする多
    数個取り加工穴プログラミング方法。
  2. 【請求項2】 複数の加工穴の位置関係をモデル化した
    複数の加工穴配置モデルを選択可能に表示する工程と、
    前記複数の加工穴配置モデルのうち所望の加工穴配置モ
    デルを選択指定する工程と、前記指定に応答して選択さ
    れた加工穴配置モデルにおける加工穴の位置関係を決定
    するのに必要となる入力の要求項目を画面表示する工程
    と、要求項目の入力にに基づき加工穴の配置関係を演算
    処理して2次元の配置関係に展開する工程と、前記2次
    元の配置関係に展開された加工穴位置を画面上にグラフ
    ィック表示する工程と前記グラフィック表示された加工
    穴位置うち所望の加工穴位置又は不要な加工穴位置を指
    定して所望の加工位置の加工プログラムと移動プログラ
    ムを生成することを特徴とする多数個取り加工穴プログ
    ラミング方法。
  3. 【請求項3】 (1)複数の加工穴の位置関係をモデル
    化した複数の加工穴配置モデルを選択可能に表示する工
    程と、(2)前記複数の加工穴配置モデルのうち所望の
    加工穴配置モデルを選択する工程と、(3)前記選択指
    令に応答して選択された加工穴配置モデルにおける加工
    穴の位置関係を決定するのに必要となる入力の要求項目
    を画面表示する工程と、(4)要求項目の入力に基づき
    加工穴の配置関係を演算処理して2次元の配置関係に展
    開する工程と、(5)前記2次元の配置関係に展開され
    た加工穴位置を画面上にグラフィック表示する工程と
    (6)前記グラフィック表示された加工穴位置うち所望
    の加工穴位置又は不要な加工穴位置を指定する工程と、
    前記(1)から(6)または(2)から(6)の工程を
    複数回繰り返し、前記工程(6)で指定された加工穴を
    一つの加工ブロックとして夫々記憶する工程と、前記工
    程で記憶された加工ブロックを一つの加工穴として
    (2)から(6)の工程を実行して所望の加工位置の加
    工プログラムと移動プログラムを生成することを特徴と
    する多数個取り加工穴プログラミング方法。
  4. 【請求項4】 加工穴の位置関係を決定するのに必要と
    なる要求項目の入力に基づき加工穴の配置関係を演算処
    理して求めた加工穴座標値あるいは作成されたNCプロ
    グラムの中の加工穴位置に関する加工穴座標値情報を基
    に加工穴位置を2次元の配置関係に展開する工程と、前
    記2次元の配置関係に展開された加工穴位置を画面上に
    表示する工程と、前記グラフィック表示された加工穴位
    置うち再加工する加工穴位置又は不要な加工穴位置を指
    定して所望の加工位置の加工プログラムと移動プログラ
    ムを生成することを特徴とする多数個取り加工穴プログ
    ラミング方法。
  5. 【請求項5】複数の加工穴の配置関係に関するメニュー
    と加工穴の配置関係を決定するための項目を前記メニュ
    ーの夫々に関連付けて記憶している記憶手段と、加工穴
    の配置関係を決定するためのデータを入力する入力手段
    と、入力された前記データに基づき加工穴の位置を算出
    する演算処理手段と、前記加工穴の位置データに基づき
    加工穴位置を画面上の座標位置に変換した加工穴配置画
    面を作成する画面作成手段と、前記画面作成手段が作成
    した表示内容を表示する表示装置と、前記演算装置によ
    り算出された加工穴の位置データに基づいて電極又は被
    加工物の移動プログラムを生成するNCプログラム作成
    手段とを備えたプログラミング装置。
  6. 【請求項6】複数の加工穴の配置関係に関するメニュー
    と加工穴の配置関係を決定するための項目を前記メニュ
    ーの夫々に関連付けて記憶している記憶手段と、加工穴
    の配置関係を決定するためのデータを入力する入力手段
    と、入力された前記データに基づき加工穴の位置を算出
    する演算手段と、前記加工穴の位置データに基づき加工
    穴位置を画面上の座標位置に変換した加工穴配置画面を
    作成する画面作成手段と、前記画面作成手段が作成した
    表示内容を表示する表示装置と、前記表示装置に表示さ
    れた加工穴を指定して加工穴を編集する加工穴編集手
    段、前記演算処理手段により算出され前記編集手段で編
    集された加工穴の位置データに基づいて電極又は被加工
    物の移動プログラムを生成するNCプログラム作成手段
    とを備えたプログラミング装置。
  7. 【請求項7】複数の加工穴の配置関係に関するメニュー
    と加工穴の配置関係を決定するための項目を前記メニュ
    ーの夫々に関連付けて記憶している記憶手段と、加工穴
    の配置関係を決定するためのデータを入力する入力手段
    と、入力された前記データに基づき加工穴の位置を算出
    する演算処理手段と、前記加工穴の位置データに基づき
    加工穴位置を画面上の座標位置に変換した加工穴配置画
    面を作成する画面作成手段と、前記画面作成手段が作成
    した表示内容を表示する表示装置と、前記表示装置に表
    示された加工穴を指定して加工穴を編集する加工穴編集
    手段、前記編集手段により編集された加工穴の一群を1
    ブロックの加工位置として集合体にする集合化手段前記
    演算処理手段により算出され前記編集手段で編集された
    加工穴の位置データに基づいて電極又は被加工物の移動
    プログラムを生成するNCプログラム作成手段とを備え
    たプログラミング装置。
  8. 【請求項8】作成されたNCプログラムの中の加工穴位
    置に関する加工穴座標値情報を求めて加工穴位置を2次
    元の配置関係に展開する演算処理手段と、前記2次元の
    配置関係に展開された加工穴位置を加工孔配置画面を作
    成する画面作成手段と、前記画面作成手段より作成され
    た画面内容を表示する表示装置と、前記表示手段に表示
    された加工穴位置うち再加工する加工穴位置又は不要な
    加工穴位置を指定して入力する入力手段と、前記演算処
    理手段が前記入力に基づき出力する加工穴の座標値に基
    づいて加工プログラムと移動プログラムを生成すること
    を特徴とする多数個取り加工穴プログラミング装置。
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