JP2000126167A - X線診断装置 - Google Patents

X線診断装置

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JP2000126167A
JP2000126167A JP10302603A JP30260398A JP2000126167A JP 2000126167 A JP2000126167 A JP 2000126167A JP 10302603 A JP10302603 A JP 10302603A JP 30260398 A JP30260398 A JP 30260398A JP 2000126167 A JP2000126167 A JP 2000126167A
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ray grid
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JP10302603A
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Atsushi Asano
淳 浅野
Michio Takagi
道雄 高木
Masaaki Ishikawa
雅章 石川
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】患者を傷付けることがなく、また接触状態を簡
素な機構で正確に検出できるX線診断装置を提供するこ
と。 【解決手段】被検体に向けてX線を曝射するX線発生手
段と、前記X線発生手段から曝射され前記被検体を透過
したX線による透過像を映像信号に変換する映像変換手
段104と、前記映像変換手段の周縁部に設けられ、外
側に柔軟な第1緩衝部203とその第1緩衝部203の
内側に第1緩衝部203よりも柔軟性の高い第2緩衝部
204を配置した2重構造の緩衝部と、前記映像変換手
段104の前記被検体に対向する面に設けられたX線グ
リッド201と、前記第1緩衝部203と前記第2緩衝
部204の間に設けられ、前記X線グリッド201を前
記第1緩衝部203を介して着脱可能にする着脱手段2
06と、前記緩衝部の変形による圧力を検出する圧力検
出手段205とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線診断装置に係
り、特に装置動作時の安全確保のための接触検出スイッ
チを備えたX線診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、X線診断装置にあっては、図
1に示す通り、患者101を載置した患者保持装置10
2の天板を挟んでX線発生器103とイメージ・インテ
ンシファイア104が対向配置されている。診断の際に
は、X線発生器103又はイメージ・インテンシファイ
ア104を制御装置(図示していない)によって上下方
向に所定の位置まで移動させる。通常、この移動によっ
てX線発生器103又はイメージ・インテンシファイア
104が、患者101又はその他の装置に接触しないよ
うに用いられているが、万一制御装置の誤動作あるいは
故障によって患者103に接触した場合、装置の破損を
招くだけでなく、患者103に対して危険を及ぼす可能
性がある。
【0003】そのため、最近では、X線診断装置の制御
装置に患者又は他の装置に接触状態を検出する種々の提
案がなされている。例えば、実公昭58−35217号
公報には、図6及び図7に示すような接触安全装置が開
示されている。ここで、図7は図6の点線部分の拡大図
である。図7に示すように、イメージ・インテンシファ
イア104の患者に対向した面に固定円板701をビス
702を介して取り付け、この固定円板701の周縁部
に遊びを設けて接触リング703を被嵌させるととも
に、固定円板701の前面周縁部と接触リング703と
の間に、その接触リング703を患者側に弾圧するスプ
リング704を設ける。そして、接触リング703にス
プリング704に抗して一定圧力以上の押圧力が加わる
と、圧接子705がテープスイッチ706に接触するこ
とによってイメージ・インテンシファイア104と患者
との接触を検出してイメージ・インテンシファイア10
4の移動を停止させるというものである。
【0004】また、特公平6−95100号公報には、
図8に示すような衝突を検出する装置が開示されてい
る。即ち、イメージ・インテンシファイア104の患者
に対する面の周縁部にトロイダル形の弾性材料で形成さ
れた空気袋801を設け、空気袋801は管802を介
して圧力センサと接続されており、空気袋801の室内
の圧力がある一定のレベル以上になると、イメージ・イ
ンテンシファイア104を支持しているアームが停止す
るというものである。
【0005】また、イメージ・インテンシファイアで検
出したX線透過像の画質を改善するためにイメージ・イ
ンテンシファイアの患者に対向する面にX線グリッドを
備えるのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来技術には、以下の問題点がある。実公昭58−
35217号公報に開示された装置では、X線グリッド
を固定装着することは可能だが、外装が金属等の硬質性
の物質からなっていたため、患者との接触の際に傷付け
るおそれがあった。また機構部が大きい割りには接触時
のクッション量が小さいので、テープスイッチの変形量
も小さくなってしまい、正確に接触状態を検出している
とはいえなかった。
【0007】また、特公平6−95100号公報に開示
された装置では、万一患者とイメージ・インテンシファ
イアと接触した場合の患者が受ける衝撃は軽減される
が、X線グリッドを装着することを考えた場合、イメー
ジ・インテンシファイアの周囲に設けられた気密性の空
気袋にX線グリッドを直接取り付けるのが最も簡単な方
法である。しかし、イメージ・インテンシファイアと患
者の接触を検出するようにし、かつX線グリッドを備え
るためには、空気袋の厚みをかなり厚くし、かつ空気袋
自体がある程度堅くなるまで空気を充満させる必要があ
るが、そうするとX線グリッドと患者が接触した時の患
者に対する衝撃は大きくなってしまい危険である。
【0008】そこで本発明は上記欠点を除去するもので
あり、患者を傷付けることがなく、また接触状態を簡素
な機構で正確に検出できるX線診断装置を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、被検体に向けてX線を曝射するX線発生手
段と、前記X線発生手段から曝射され前記被検体を透過
したX線による透過像を映像信号に変換する映像変換手
段と、前記映像変換手段の周縁部に設けられ、外側に柔
軟な第1緩衝部とその第1緩衝部の内側に第1緩衝部よ
りも柔軟性の高い第2緩衝部を配置した2重構造の緩衝
部と、前記映像変換手段の前記被検体に対向する面に設
けられたX線グリッドと、前記第1緩衝部と前記第2緩
衝部の間に設けられ、前記X線グリッドを前記第1緩衝
部を介して着脱可能にする着脱手段と、前記緩衝部の変
形による圧力を検出する圧力検出手段とを備えることを
特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施形態につ
いて図面を参照しながら説明する。図1及び図2は本発
明の第1実施形態に係り、図1はX線診断装置のシステ
ム図、図2はX線診断装置の接触検出スイッチの一部断
面図である。
【0011】図1に示すように本実施形態のX線診断装
置は、患者101に向けてX線を曝射するX線発生器1
03と、患者101を透過した透過X線を光学像に変換
するイメージ・インテンシファイア(以下、I.I.と
いう。)104と、このI.I.104と患者101と
の接触状態を検出する接触検出スイッチ107と、患者
101を保持するための患者保持装置102と、X線発
生器103とI.I.104を患者101を間に挟んで
互いに対向するように保持するX線発生器・I.I.保
持装置(以下、アームという)105と、アーム105
を患者保持装置102のまわりで回動できるように保持
する支柱106と、I.I.104により変換された光
学像を表示する表示装置(図示していない)とから構成
されている。
【0012】さらに、I.I.105は、患者に近づく
ようにその位置を制御できるようになっている。図2
は、接触検出スイッチ107の周縁分の一部の断面図で
ある。I.I.104で変換された光学像を表示装置に
表示したときの画像を改善するためにI.I.104の
患者に対向する面に設けられたX線グリッド201と、
弾性材であるゴムにより形成されたゴムカバー203
と、ゴムカバー203に包まれるように内部に設けられ
たゴムカバー203よりも柔軟性の高い材質のスポンジ
204と、スポンジ204とI.I.104との間に僅
かな隙間を保って配置されている電極対205と、ゴム
ラバー203とスポンジ204の間に挟んで固定配置さ
れた基礎リング206と、X線グリッド201をゴムカ
バー203を挟んで基礎リング206に取り付けるため
のグリッド取付ネジ202とから構成されている。
【0013】以下、このように構成された本実施形態の
動作について説明する。患者にX線グリッド201ある
いはゴムカバー203が接触した場合、その接触によ
り、ゴムカバー203が変形する。このゴムカバー20
3の変形によって、スポンジ204も変形し、その変形
により電極対205の隙間がなくなり接触して導通が生
じることによりI.I.と患者の接触が検出される。
【0014】この時、X線グリッド201はゴムラバー
203とスポンジ204の間に挟んで固定配置された基
礎リング206に、X線グリッド201をゴムカバー2
03を挟んだ状態でグリッド取付ネジ202によって取
り付けるため、X線グリッド201はI.I.104が
動いている間も安定し、かつしっかりと固定することが
できる。
【0015】また、上記のように、柔軟性のあるゴムに
より形成されているゴムカバー203に包まれるように
ゴムカバー203よりも柔軟性の高い材質のスポンジ2
04が設けられているので、ほんの少しの接触でも接触
検出スイッチ107自体の変形は大きいものになり、そ
れによって、患者との接触による衝撃を吸収するので、
患者に与える衝撃はほとんどない。
【0016】次に、本発明の第2実施形態について図3
を参照しながら説明する。図3は本発明の第2実施形態
に係るX線診断装置の接触検出スイッチ107の一部断
面図である。
【0017】I.I.104で変換された光学像を表示
装置に表示したときの画像を改善するためにI.I.1
04の患者に対向する面に設けられたX線グリッド20
1と、X線グリッド201を取り外したときにI.I.
104の内部が露出することを防ぐためのX線透過性の
プレート(カーボン板)301と、プレート301に接
着された押えリング304と、その押えリング304に
取り付けられたX線グリッド201着脱のためのファス
ナの受け側となるレセプタクル303と、弾性材である
ゴムにより形成されたゴムカバー203と、ゴムカバー
203に包まれるように内部に設けられたゴムカバー2
03よりも柔軟性の高い材質のズポンジ204と、スポ
ンジ204とI.I.104との間に僅かな隙間を保っ
て配置されている電極対205と、ゴムカバー203と
スポンジ204の間に挟んで固定配置された基礎リング
206と、X線グリッド201とプレート301に押え
リング304を接着したものとを基礎リング206に対
して取り付け、さらに、X線グリッド201をレセプタ
クル303に対して取り付けるためにレセプタクル30
3に合わせたロック付き大リードネジ(スタッド)30
2とから構成されている。そして、スタッド302は、
レセプタクル303に対して約90度のひねりを与える
ことによって取り付け外しが可能になっている。
【0018】以下、このように構成された本実施形態の
動作について説明する。上記第1実施形態と同様に、患
者にX線グリッド201あるいはゴムカバー203が接
触した場合、その接触により、ゴムカバー203が変形
する。このゴムカバー203の変形によって、スポンジ
204も変形し、その変形により電極対205の隙間が
なくなり接触して導通が生じることによりI.I.と患
者の接触が検出される。
【0019】この時、X線グリッド201及びプレート
301はゴムラバー203とスポンジ204の間に挟ん
で固定配置された基礎リング206に、ゴムカバー20
3を挟んだ状態で取り付けられているため、X線グリッ
ド201及びプレート301はI.I.104が動いて
いる間も安定し、かつしっかりと固定することができ
る。
【0020】また、上記のように、柔軟性のあるゴムに
より形成されているゴムカバー203に包まれるように
ゴムカバー203よりも柔軟性の高い材質のスポンジ2
04が設けられているので、ほんの少しの接触でも接触
検出スイッチ107自体の変形は大きいものになり、そ
れによって、患者との接触による衝撃を吸収するので、
患者に与える衝撃はほとんどない。
【0021】さらに、スタッド302は、レセプタクル
303に対して約90度のひねりを与えることによって
取り付け外しが可能になっているので、X線グリッド2
01の着脱・交換が容易に行うことができる。しかも、
X線グリッド201を取り外した場合、I.I.104
の内部が露出しないように設けてあるプレート301が
基礎リング206にゴムカバー203を介して取り付け
てあるので、例えばX線グリッドを外した状態で撮影し
た場合でも、患者とプレート301との接触は容易に検
出することができ、患者との接触による衝撃もゴムカバ
ー203及びスポンジ204により吸収することができ
るので、患者に与える衝撃はほとんどない。
【0022】次に、本発明の第3実施形態について図4
及び図5を参照しながら説明する。図4は本発明の第3
実施形態に係るX線診断装置の接触検出スイッチの一部
断面図である。図5は本発明の第3実施形態に係るX線
グリッドの制御についての系統図である。I.I.10
4で変換された光学像を表示装置に表示したときの画像
を改善するためにI.I.104の患者に対向する面に
設けられたX線グリッド201と、弾性材であるゴムに
より形成されたゴムカバー203と、ゴムカバー203
に包まれるように内部に設けられたゴムカバー203よ
りも柔軟性の高い材質のズポンジ204と、スポンジ2
04とI.I.104との間に僅かな隙間を保って配置
されている電極対205と、ゴムカバー203とスポン
ジ204の間に挟んで固定配置された基礎リング206
と、基礎リング206にゴムカバー203を介して取り
付けられ、X線グリッド201を回転可能に保持できる
回転保持装置401と、X線グリッド201を回転させ
たときにX線グリッド201を所望の角度で止めて固定
するためのプランジャ402とから構成されている。そ
して、X線グリッド201の回転保持装置401に保持
されている部分には、適当な角度間隔(5度程度)でプ
ランジャ402の突起に合わせた穴が設けられている。
【0023】尚、回転保持装置401は上部が取り外し
可能になっており、X線グリッド201を回転保持手段
401に保持する場合は、まず回転保持装置402の上
部を取り外し、X線グリッド201を回転保持装置40
1の下部にプランジャ402の突起にX線グリッド20
1の周縁部の穴を合わせるように置き、その後取り外し
た上部を元のように取り付ければよい。
【0024】以下、このように構成された本実施形態の
動作について図1、図4及び図5を参照しながら説明す
る。回転保持装置401には図示していないモータとグ
リッド回転角度検出器502を設ける。さらに本実施形
態にある接触検出スイッチ107を持つX線診断装置の
X線発生器・I.I.保持アーム105及び支柱106
にはアーム・支柱回転角度検出器501を設けるととも
にX線診断装置にX線グリッド201の回転を制御する
回転制御装置を設ける。
【0025】このようなX線診断装置において、診断
(撮影)中に常にX線グリッド201の筋目方向がアー
ム105及び支柱106の角度に関係なく一定方向を向
くように自動制御を行うことができる。このことによっ
て、撮影によって得られる画像の画質をより改善するこ
とができる。
【0026】その自動制御の方法は次のように行えばよ
い。予め、アーム105及び支柱106を静止した状態
(例えば、I.I.104におけるX線グリッド201
の患者101に対向する面を患者保持装置102の患者
載置面に平行な状態で静止させる等)で一定方向とした
いX線グリッド201の筋目方向を決め、それを基準と
する。その時、アーム105及び支柱106の位置(角
度)についても、その状態を基準とする。
【0027】次に、撮影の際、アーム105あるいは支
柱106を動かした場合、その動きに連動してアーム1
05あるいは支柱106の基準からの位置(角度)の
“ずれ”をアーム・支柱回転角度検出器501により検
出するとともに、グリッド回転角度検出器502により
X線グリッド201の筋目方向の基準からの“ずれ”を
検出する。
【0028】アーム・支柱回転角度検出器501とグリ
ッド回転角度検出器502によりそれぞれ検出された
“ずれ”を加算器503で加算することで、アーム10
5及び支柱106の位置(角度)の基準からの“ずれ”
に応じたX線グリッド201の筋目方向の基準からの
“ずれ”を計算し、そのX線グリッド201の“ずれ”
の分を制御回路からアンプ504を介してグリッド回転
モータ505に対して回転指令が出され、X線グリッド
201は、グリッド回転モータ505により“ずれ”の
分を補正するように回転する。
【0029】このようにして、アーム及び支柱の動きに
連動して、常にX線グリッドの筋目方向が一定の方向を
向くように自動制御することができる。さらに、上記第
1及び第2実施形態と同様に、患者にX線グリッド20
1あるいはゴムカバー203が接触した場合、その接触
により、ゴムカバー203が変形する。このゴムカバー
203の変形によって、スポンジ204も変形し、その
変形により電極対205の隙間がなくなり接触して導通
が生じることによりI.I.と患者の接触が検出され
る。
【0030】この時、X線グリッド201を回転可能に
保持している回転保持装置401はゴムラバー203と
スポンジ204の間に挟んで固定配置された基礎リング
206に、ゴムカバー203を挟んだ状態で取り付けら
れているため、X線グリッド201及び回転保持装置4
01はI.I.104が動いている間も安定し、かつし
っかりと固定することができる。
【0031】また、柔軟性のあるゴムにより形成されて
いるゴムカバー203に包まれるようにゴムカバー20
3よりも柔軟性の高い材質のスポンジ204が設けられ
ているので、ほんの少しの接触でも接触検出スイッチ1
07自体の変形は大きいものになり、それによって、患
者との接触による衝撃を吸収するので、患者に与える衝
撃はほとんどない。
【0032】尚、本発明は以上説明した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内においてあ
らゆる変形が可能である。例えば、上記実施形態で示し
たようなX線グリッドの周縁部をゴムカバーの外側(患
者側)で着脱可能に設けるものだけでなく、X線グリッ
ドの周縁部をゴムカバーとスポンジの間に挟むように
し、X線グリッドとスポンジの間に基礎リングを固定配
置し、その基礎リングによってX線グリッドを着脱可能
に設けるようにしてもよい。またそのような形で設けた
基礎リングを用いて、第2実施形態と同様にカーボン板
を設けるようにしてもよい。さらに、前記のように設け
た基礎リングとゴムカバーの間に第3実施形態にあるよ
うな回転保持装置をゴムカバーと一緒に固定装着するよ
うに基礎リングを用いて設けるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、接
触状態を簡素な機構で正確に検出でき、患者にI.I.
が接触した場合でも、患者を傷付けることなく、しかも
患者が受ける衝撃を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線診断装置のシステム図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態に係るX線診断装置の接
触検出スイッチの一部断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るX線診断装置の接
触検出スイッチの一部断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係るX線診断装置の接
触検出スイッチの一部断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係るX線グリッドの制
御についての系統図である。
【図6】従来のX線診断装置の接触検出スイッチの図で
ある。
【図7】従来のX線診断装置の接触検出スイッチの一部
断面図である。
【図8】従来のX線診断装置の接触検出スイッチの図で
ある。
【符号の説明】
101…患者、102…患者保持装置、103…X線発
生器、104…イメージ・インテンシファイア(I.
I.)、105…X線発生器・I.I.保持装置(アー
ム)、106…支柱、201…X線グリッド、202…
グリッド取付ネジ、203…ゴムカバー、204…スポ
ンジ、205…電極対、206…基礎リング、301…
プレート、302…スタッド、303…レセプタクル、
304…押えリング、401…回転保持装置、402…
プランジャ、701…固定円板、702…ビス、703
…接触リング、704…スプリング、705…圧接子、
706…テープスイッチ、801…空気袋、802…
管。
フロントページの続き (72)発明者 石川 雅章 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式会 社東芝那須工場内 Fターム(参考) 4C093 AA01 CA33 CA38 EB26 EB30 FA41 FA57

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に向けてX線を曝射するX線発生
    手段と、前記X線発生手段から曝射され前記被検体を透
    過したX線による透過像を映像信号に変換する映像変換
    手段と、前記映像変換手段の周縁部に設けられ、外側に
    柔軟な第1緩衝部とその第1緩衝部の内側に第1緩衝部
    よりも柔軟性の高い第2緩衝部を配置した2重構造の緩
    衝部と、前記映像変換手段の前記被検体に対向する面に
    設けられたX線グリッドと、前記第1緩衝部と前記第2
    緩衝部の間に設けられ、前記X線グリッドを前記第1緩
    衝部を介して着脱可能にする着脱手段と、前記緩衝部の
    変形による圧力を検出する圧力検出手段とを備えるX線
    診断装置。
  2. 【請求項2】 被検体に向けてX線を曝射するX線発生
    手段と、前記X線発生手段から曝射され前記被検体を透
    過したX線による透過像を映像信号に変換する映像変換
    手段と、前記映像変換手段の周縁部に設けられ、外側に
    柔軟な第1緩衝部とその第1緩衝部の内側に第1緩衝部
    よりも柔軟性の高い第2緩衝部を配置した2重構造の緩
    衝部と、一部が前記緩衝部の第1緩衝部と第2緩衝部の
    間にあるように前記映像変換手段の前記被検体に対向す
    る面に設けられたX線グリッドと、前記X線グリッドと
    前記緩衝部の第2緩衝部の間に設けられ、前記X線グリ
    ッドを前記緩衝部の第1緩衝部と第2緩衝部の間で着脱
    可能にする着脱手段と、前記緩衝部の変形による圧力を
    検出する圧力検出手段とを備えるX線診断装置。
  3. 【請求項3】 前記X線グリッドを取り外した場合、前
    記映像変換手段の内部が露出するのを防ぐためのプレー
    トを前記着脱手段を用いて取り付けることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載のX線診断装置。
  4. 【請求項4】 前記X線グリッドを回転可能に保持する
    保持手段を前記着脱手段を用いて着脱可能に設けること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載
    のX線診断装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段は、前記X線グリッドを所
    望の回転位置で固定するように保持可能であることを特
    徴とする請求項4記載のX線診断装置。
  6. 【請求項6】 前記被検体に対する前記映像変換手段の
    位置変化に対して、前記X線グリッドの筋目方向が常に
    一定方向を向くように制御する制御手段を備えることを
    特徴とする請求項4又は請求項5記載のX線診断装置。
JP10302603A 1998-10-23 1998-10-23 X線診断装置 Pending JP2000126167A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015087361A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 アンリツ産機システム株式会社 X線検査装置
US11744533B2 (en) 2020-01-30 2023-09-05 Canon Medical Systems Corporation X-ray diagnostic apparatus and scattered-ray removing device

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