JP2000125663A - 植物根忌避用シート材 - Google Patents

植物根忌避用シート材

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JP2000125663A
JP2000125663A JP10297473A JP29747398A JP2000125663A JP 2000125663 A JP2000125663 A JP 2000125663A JP 10297473 A JP10297473 A JP 10297473A JP 29747398 A JP29747398 A JP 29747398A JP 2000125663 A JP2000125663 A JP 2000125663A
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copper
sheet
synthetic resin
repellent
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Takeji Kubota
武治 久保田
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SHINSHIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有害性が極めて低く、取り扱いやすい植物根
忌避用シート材を提供すること。 【解決手段】 銅又は銅化合物の1種又は2種以上から
なる銅系粉末2が、合成樹脂シート1中に分散・含有さ
れてなる植物根忌避用シート材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物、特にその根
が忌避する植物根忌避用シート材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、植物根の生長力によって生じ
る苗や苗木の移植時のトラブルや、地下排水、地中送電
等の地中設備等のトラブルは多くあった。しかしなが
ら、それらのトラブルを防ぐ手段は少なく、特表平2−
504466号公報、特開平10−66448号公報等
に開示されている植物根が忌避する成分を含有させたシ
ート材が実用化されている程度である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記シート材に含有さ
れている忌避成分は毒性の強い有機物質であり、シート
材から地中に放出される忌避成分は極微量で、その効果
も非常に高いものとはいえ、その有機物質が人や他の生
命体に及ぼす影響は今だ明確に解明されるに至っていな
い。また、上記シート材の製造は、忌避成分をマイクロ
カプセルに封じ込めるなど、高度な技術と非常に複雑な
工程を必要とするものであることから、製造したシート
材は相当に高価なものになり、経済性と汎用性に極めて
乏しいものとなっている。本発明は、上記シート材の有
する問題点に鑑みてなされたものであり、有害性が極め
て低く、取り扱いやすい、銅及び/又は銅化合物を植物
根の忌避源に選択し、これを合成樹脂シートの中に分散
させ、必要により、これを発泡させたものをシート材と
する。 このようにすることにより、銅及び/又は銅化
合物から生成する銅イオン、特に第2銅イオンの作用
で、地中での植物根の生長を近隣で押さえ、上述した、
地中で発生するトラブルを未然に防止する植物根忌避用
シート材を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の植物根忌避用シート材は、銅又は銅化合物
の1種又は2種以上からなる銅系粉末が、合成樹脂シー
ト中に分散・含有されてなることを特徴とする。
【0005】上記の構成からなる本発明の植物根忌避用
シート材は、植物根が忌避する銅粉末や水酸化銅、炭酸
銅、硫酸銅、酸化銅などの銅化合物の粉末(以下、忌避
源という)から発生する銅イオン、特に第2銅イオン
が、地中で植物根の生長によってシート材に近づいてゆ
くことを防止する。また、銅粉末を合成樹脂中に分散さ
せることによって、合成樹脂シートに導電性が付加さ
れ、忌避源が発する第2銅イオンの流通性が高まる。
【0006】この場合において、合成樹脂シートとし
て、発泡合成樹脂シートとすることができる。
【0007】これにより、植物根忌避用シート材は柔軟
性を有し、また、同じシート厚みで合成樹脂の使用量は
少なくてすむ。そして、気泡の表面の周辺に、気泡の界
面活性力により忌避源が集められ、合成樹脂シートの中
心部より表面側に押し出されることから表面側へのシー
ト材のイオン発生効率は高まる。
【0008】また、この場合において、銅系粉末とし
て、銅化合物の粉末を用いることができる。
【0009】これにより、銅粉末による導電性は付加さ
れないが、上記と同様に第2銅イオンによる作用を奏す
ることになる。
【0010】また、この場合において、発泡合成樹脂シ
ートの気泡を、連続気泡に形成することができる。
【0011】これにより、植物根忌避用シート材は優れ
た透水性を有することになる。
【0012】また、この場合において、銅系粉末が合成
樹脂からなる単糸中に分散・含有され、該単糸同士を一
体化してネット状に形成したシートにすることができ
る。
【0013】これにより、植物根忌避用シート材は優れ
た透水性を有することはもちろん、ネット材としての使
用が可能になる。
【0014】また、この場合において、銅系粉末が合成
樹脂からなる繊維中に分散・含有され、該繊維の多数を
面状に集合させて形成したシートにすることができる。
【0015】これにより、植物根忌避用シート材は優れ
た透水性を有することになり、構成された多種多様の布
帛、ネットやマットなどの形態により用途も広がる。
【0016】また、この場合において、前記記載のシー
ト材を、基材層の表面及び/又は裏面に積層した積層体
にすることができる。
【0017】これにより、基材層で補強された植物根忌
避用シート材は厚くて丈夫なものとなり、使用時に充分
な強度が必要な施工現場での使用が可能となり、使用機
会をより拡大することができる。
【0018】また、この場合において、前記記載のシー
ト材の片面又は両面に貼着剤層を積層した積層体にする
ことができる。
【0019】これにより、貼着剤層を積層した植物根忌
避用シート材は、使用時に対象物にシート材を貼着させ
ることが可能となり、土砂の埋戻しなどによる位置ずれ
を防止することができ、作業効率を高めることができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の植物根忌避用シー
ト材の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0021】図1に示す断面図は、本発明の植物根忌避
用シート材1の請求項1に係る一形態を示すもので、合
成樹脂の中に植物根が忌避する忌避源2を分散・含有さ
せた基材樹脂3をシート状に形成したシート材に形成し
たものである。
【0022】忌避源2は銅粉末や水酸化銅、炭酸銅、硫
酸銅、酸化銅などの銅化合物の粉末からなる銅系粉末で
あり、これらから発生する銅イオン、特に第2銅イオン
が、植物根忌避用シートを地中に埋設したときに、その
近隣に植物根が生長してくることを抑制するように作用
する。
【0023】第2銅イオンを含む銅イオンを植物が忌避
し、その成育や生長を抑制することは、古くから知られ
ており、浄水場などで槽内の水際に銅板をはり、水を汚
染する藻の発生を防止するために使われている。
【0024】また、銅そのものと銅化合物は共に電解質
であるが、相対的に銅化合物が水に溶けやすく、多種あ
る銅化合物の中でも上記の銅化合物が一般的なものであ
り、水に溶けやすいものである。そして、電解質は水に
溶けて、より多くイオンを解離することから、銅粉末よ
り銅化合物の粉末の方が第2銅イオンの発生効率は優れ
ているといえる。
【0025】しかしながら、銅そのものも粉末化するこ
とによって、水や空気などの外界環境との接触面積が大
きくなり、酸化反応、水酸化反応などによって銅粉末の
表面部は何らかの銅化合物となり、時間の経過と共に第
2銅イオンの発生効率は向上することになる。
【0026】さらに、銅粉末を他の忌避源の銅化合物の
粉末と同時に基材樹脂3に混入させることによって、基
材樹脂そのものが導電性の高い銅粉末の作用により、よ
り導電性が高くなり、イオンの流通がさらに速く、か
つ、ムダのないものになるところから、植物根の抑制作
用が非常に効率のよいものになる。
【0027】基材樹脂として、塩化ビニルや酢酸ビニル
などのビニル系樹脂、ポリエチレンやポリプロピレンな
どのオレフィン系樹脂などで代表される熱可塑性樹脂が
好適に使用でき、これらの合成樹脂と忌避源とを、忌避
源が基材樹脂の中で略均一に分散するように混合して加
熱押し出しすることにより、植物根忌避用シート材を製
造することができる。
【0028】また、基材樹脂として、ポリエステル系樹
脂やアクリル系樹脂などの硬化性樹脂も使用でき、これ
らが液状の状態である間に忌避源を略均一分散し、その
状態で熱や紫外線などによって硬化させることによって
も植物根忌避用シート材の製造が可能となる。
【0029】また、本発明の植物根忌避用シート材は、
忌避源として銅化合物の粉末の1種又は2種以上を基材
樹脂の中に分散させることによって、図1に示した実施
の形態とは銅粉末を分散していないという相違点を除い
て全く同一な形態で実施してもよい。
【0030】そして、上記の形態で実施する場合は、基
材樹脂にポリエチレンやポリプロピレンなどの融電率の
低い合成樹脂よりもより融電率の高い合成樹脂を採用す
ることによって、第2銅イオンの流通効率を向上させる
ことになる。
【0031】しかし、上記のように、融電率の低い基材
樹脂を採用し第2銅イオンの流通効率において劣ってい
ても、基材樹脂を発泡させ、忌避源が基材樹脂に封じ込
められている状態を解除させることによって、第2銅イ
オンの基材樹脂から外方への発生効率を高めることがで
きる。
【0032】図2は、基材樹脂3の中に銅化合物の粉末
を均一分散させ、化学発泡又は機械発泡させて、基材樹
脂3の中に忌避源2の粉末と気泡4を混在させたもので
ある。
【0033】この様な形態では、忌避源2の粉末が気泡
4の表面活性力によって気泡4の周縁に集まり、また、
定量の忌避源2の作用範囲空間が拡大されることにもな
り、忌避源2の作用効果をより発揮させることになる。
また、図1に示した実施例の形態に発泡を加味させるこ
とも可能であり、この場合は、植物根忌避用シート材の
作用効果は相乗されることになる。
【0034】図3は、発泡合成樹脂シートにおいて、気
泡が連続した空隙41を形成するようにした植物根忌避
用シート材の断面図である。この形態は、植物根忌避用
シート材1が地中に埋設された時に、空隙41が透水路
となり、周辺にたまった余剰水をその下方あるいは横方
向に排出し、植物根の生長を抑制しつつ根ぐされを起こ
さない優れた効果を発揮することになる。また、植物根
忌避用シート材は、その形状を角目や菱目などに形成す
ることができる。
【0035】図4は、その形態を示す斜視図であり、こ
の様な形態は、例えば、鉢底ネットとして使用すれば非
常に有効なものになる。このネット状シート1は、公知
のネトロン(三井石化産資社製:商品名)、トリカル
(タキロン社製:商品名)などの一体押し出し成形手段
によって同時に発泡させることも含めて簡単に製造でき
る。植物根忌避用シート材のネット状糸部分を、発泡さ
せ糸部分に空隙を設けるように造ることによって、これ
を鉢底ネットなどに使用した場合、毛細管現象が付加さ
れ、余剰水の排出機能がより高まることから、その用途
上の効果はより一層高まることになる。
【0036】図5は、上記と同様な合成樹脂の中に忌避
材を分散・含有させた基材樹脂を繊維化した糸(以下、
基材繊維31という)で形成した不織布の断面図であ
る。この様な植物根忌避用シート材は他にも基材繊維を
使用した織布、有結ネット、ラッセル編みネット等の形
態があり、図示しないが、これ等シート材もすべて本発
明の植物根忌避用シート材に含まれるものである。
【0037】上記基材繊維から形成される多様なシート
材は、その繊維間に空隙を有することから、地中に埋設
した時に上記ネット状シートと同様な作用効果を発揮す
る。この様に、本発明の植物根忌避用シート材は、忌避
源2を分散させた基材樹脂を一体押し出し成形すること
もでき、合成樹脂の中に忌避源2を分散させ、これを繊
維化した基材繊維31から造ることも可能となる。本発
明では、この両者それぞれに多様な形態があり、それぞ
れ作用効果も相違するが、ネット状に形成することによ
りできる繊維間の隙間、また繊維化して形成する繊維間
の隙間ともに透水性を有することで共通し、その作用効
果は同等なものになる。
【0038】図6(a)、(b)は、本発明の植物根忌
避用シート材の一実施形態を説明するものである。この
うち、図6(a)は、植物根忌避用シート材1と忌避源
を含まないシート材9を積層一体化し、その表面層また
は裏面層のどちらかが第2銅イオンの発生源となるよう
に形成した植物根忌避用シート材を、また、図6(b)
は、忌避源を含まないシート材9を中間層としてその表
裏が第2銅イオンの発生源となるように植物根忌避用シ
ート材1を積層一体化した植物根忌避用シート材をそれ
ぞれ示すものである。そして、上記の、忌避源を含まな
いシート材9としては、ポリエチレンやポリプロピレン
などのオレフィン系樹脂、塩化ビニルや酢酸ビニルなど
のビニル樹脂、ポリエチレンテレフタレートやナイロン
6、ナイロン6,6などの縮合系樹脂からなるシート材
のほか、多数のガラス繊維や合成樹脂繊維などで強化し
たシート材、アルミ箔等を任意に用いることができる。
【0039】この様な積層体を形成することの主な目的
は、植物根忌避用シート材1を強化し、その用途を拡大
させることにある。例えば、屋上庭園に好適に使用でき
る。積層体の表裏を貫通する空隙や隙間を形成させた本
発明の植物根忌避用シート材1を採用し、庭園の培土の
中に配設すれば、その人工地盤を強化すると同時に余剰
水を速やかに排出して植栽した植物の根ぐされを激減さ
せる。さらに、培土の入れ替え時や、庭園をとりはずす
場合、植物根が植物根忌避用シート材1にからみ付いて
いることはないので、その作業は非常に簡便なものにな
る。
【0040】また、上記積層体を形成する植物根忌避用
シート材1の形態は、各層互いの接触面積を同一にする
必要性はなく、例えば、一方を接触面積が最大となる無
孔シート、他方を最小となるネット状シートとなるよう
な組み合わせでもよく、中間層を複数な層に形成しても
よく、各層の大きさを統一させる必要性も皆無となる。
すなわち、植物根忌避用シート材1はその用途や設計に
応じて形成されるべきものとなるのである。
【0041】図7に示す断面図は、本発明の植物根忌避
用シート材1のさらに別の実施形態の一つを説明するも
のであり、上述してきた、基材樹脂3の中に忌避源2を
分散・含有させた植物根忌避用シート材1の片面に貼着
剤5を一体化、具備させたものである。この形態は地中
に埋設する時に、排水管や送電設備等の植物根の生長に
より、破壊、破壊までは至らずとも何からかのトラブル
の危険が大きくなる地中設備に貼り付けることによっ
て、土砂の埋戻しの時は位置ずれが激減することから、
その工事は非常に簡便なものとなる。
【0042】上記貼着剤を具備させる形態において、上
述してきたすべての構成の植物根忌避用シート材1が使
用でき、また、貼着剤はその両面に具備させてもよいこ
とはもちろん、片面又は両面のそれぞれの全面に具備さ
せる必要のないことが言うまでもない。
【0043】さらに、図示しないが、植物根忌避用シー
ト材の片面又は両面に点状にあるいは線状に貼着剤を具
備させた形態も本発明の植物根忌避用シート材の範囲内
となる。
【0044】次に、図を参照して本発明の植物根忌避用
シート材1の使用例について説明する。
【0045】図8は、植物根忌避用シート材1を使用し
ない場合の地中における植物根6の生長の状況を示す断
面図である。植物根忌避用シート材1を使用しない場
合、植物根6が生長し、植物根6の一部が下水管7同士
の接続部7aや排水管7と汚水ます8との接続部7bに
侵入し、下水管の排水機能の著しい低下を招き、これに
より、周囲に悪臭がしたり、汚水ますから下水が溢れ出
すほか、接続部7a,7bが破損されるおそれがあっ
た。根の生長を抑止することは、上記したような問題の
多い状況を未然に防ぐ効率のよい一つの手段になり得
る。
【0046】図9は、本発明の植物根忌避用シート材1
を排水管の接続部分の一部に配設し、その後の植物根の
生長をの状況を示す断面図である。そして、同図は配設
された植物根忌避用シート材1は内包する忌避源から発
生される第2銅イオンが植物根の排水管の接続部分への
生長を抑制している様を明確に示している。このような
抑制された状況では、植物根6のいたずら、すなわち接
続部7aの隙間への根の侵入、そこでの生長等による地
中余剰水の排水管7への大量浸入、排水管の破壊や段差
の発生等の排水機能が破壊されることはない。従って、
長期に亘って根ぐされによる植物の枯朽と排水機能の停
止の双方が発生せず、仮に排水管7の更生や新規入れ替
えの自体が生じても、管内への根の侵入や管外周への根
のからみつきがないのでその工事は非常に簡便なものと
なる。
【0047】
【発明の効果】本発明の植物根忌避用シート材は、植物
根忌避用シート材を地中に使用した場合には、その周辺
の地中設備の破壊を排除する、植物の枯朽を防止する、
地中設備の更生、入れ替え等の工事を簡便にする等の効
果があり、植物を媒体としての人体への危険性が非常に
少ない。そして、上記効果は長期に亘って、すなわち銅
と銅化合物の銅成分が電解されイオンとして流出されつ
くす期間持続する。また、形態が多様であることから対
象となる地中設備やその周辺の土質や地中余剰水の状態
に応じて最適な設計と選択が可能となり、さらに、安価
な原材料を使用して、公知技術で充分造ることができる
ことから、経済性も高い等の大きな利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の植物根忌避用シート材の
実施形態を示す断面図である。
【図2】請求項2に係る発明の植物根忌避用シート材の
実施形態を示す断面図である。
【図3】請求項4に係る発明の植物根忌避用シート材の
実施形態を示す断面図である。
【図4】請求項5に係る発明の植物根忌避用シート材の
実施形態を示す平面図である。
【図5】請求項6に係る発明の植物根忌避用シート材の
実施形態を示す断面図である。
【図6】請求項7に係る発明の植物根忌避用シート材の
実施形態を示す断面図である。
【図7】請求項8に係る発明の植物根忌避用シート材の
実施形態を示す断面図である。
【図8】本発明の植物根忌避用シート材を使用しなかっ
た排水設備の例を示す断面図である。
【図9】本発明の植物根忌避用シート材を使用した排水
設備の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 植物根忌避用シート材 2 忌避源(銅系粉末) 3 基材樹脂 31 基材繊維 4 気泡 41 連続気泡 42 隙間 5 貼着剤 6 植物根 7 排水管 7a 接続部 8 汚水ます 9 忌避源を有しないシート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅又は銅化合物の1種又は2種以上から
    なる銅系粉末が、合成樹脂シート中に分散・含有されて
    なることを特徴とする植物根忌避用シート材。
  2. 【請求項2】 合成樹脂シートが、発泡合成樹脂シート
    であることを特徴とする請求項1記載の植物根忌避用シ
    ート材。
  3. 【請求項3】 銅系粉末が、銅化合物の粉末であること
    を特徴とする請求項2記載の植物根忌避用シート材。
  4. 【請求項4】 発泡合成樹脂シートの気泡が、連続気泡
    であることを特徴とする請求項2又は3記載の植物根忌
    避用シート材。
  5. 【請求項5】 銅系粉末が合成樹脂からなる単糸中に分
    散・含有され、該単糸同士を一体化してネット状に形成
    したシートであることを特徴とする請求項1記載の植物
    根忌避用シート材。
  6. 【請求項6】 銅系粉末が合成樹脂からなる繊維中に分
    散・含有され、該繊維の多数を面状に集合させて形成し
    たシートであることを特徴とする請求項1記載の植物根
    忌避用シート材。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5又は6記載の
    シート材を、基材層の表面及び/又は裏面に積層した積
    層体であることを特徴とする植物根忌避用シート材。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6又は7記
    載のシート材の片面又は両面に貼着剤層を積層した積層
    体であることを特徴とする植物根忌避用シート材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006090374A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Takiron Co Ltd 地中管構造
JP2013502921A (ja) * 2009-11-23 2013-01-31 リニューシステム カンパニーリミテッド 屋上緑化用シート

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JP2006090374A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Takiron Co Ltd 地中管構造
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