JP2000125436A - 配線・配管材用受具、配線・配管材用受具本体及び配線・配管材の作業用足場形成部材 - Google Patents
配線・配管材用受具、配線・配管材用受具本体及び配線・配管材の作業用足場形成部材Info
- Publication number
- JP2000125436A JP2000125436A JP10295000A JP29500098A JP2000125436A JP 2000125436 A JP2000125436 A JP 2000125436A JP 10295000 A JP10295000 A JP 10295000A JP 29500098 A JP29500098 A JP 29500098A JP 2000125436 A JP2000125436 A JP 2000125436A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- scaffold
- work
- work scaffold
- piping material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
く、簡易な構成で簡単に作業用足場を形成するととも
に、巾広の配線・配管材用受具においても簡単に配線・
配管材を布設できる作業用足場を形成する。 【解決手段】 ケーブルCを布設し得る布設路を備えた
受具1の一対の親桁3間に作業用足場形成部材12を架
設し、該布設路の上方に作業用足場11を形成した。
Description
ケーブルや、湯、水、ガス等の流体管を布設する際に使
用する配線・配管材用受具、配線・配管材用受具本体及
び配線・配管材の作業用足場形成部材に関するものであ
る。
材用受具を取付け、この受具の中に、電線や信号線等の
ケーブルや、湯、水、ガス等の流体管を布設することが
なされている。この場合において、配線・配管材の布設
作業は、例えば受具上に引き込みロープを架け渡す作
業、引き込みロープにて配線・配管材を引き込み、次い
で、受具上にて整列する作業、そして、引き込まれた配
線・配管材を子桁などに固定する作業など、様々なユニ
ット作業を行う必要があった。
で確認しながら作業し得ない高所に設置されることが多
いため、上述した各ユニット作業を行うためには、足場
を据え付けるか、或いは床から足場を組み上げ、これら
足場の上を作業者が移動しながら作業する必要があっ
た。
配線・配管材用受具が案出されており、例えば、特開昭
57−9211号公報に形成された技術を図21に示
す。図において、この作業用足場を備えた配線・配管材
用受具は、受具本体2に着脱自在な係合部42を上端部
に有する吊持部材41を備え、この吊持部材41に上下
方向に取付位置の調整が可能な足場板支持部材43を水
平方向に突設し、この足場板支持部材43上に足場板4
4を載置したものであり、作業用足場は受具本体2の側
方に布設方向に沿って形成されている。
作業用足場を備えた配線・配管材用受具によると、高所
にて足場板支持部材43を組み付けること自体が困難且
つ面倒であるとともに、大変危険な作業であった。
のスペースを要するため、該スペースを確保しながら受
具本体2を設置することになり、設置できる場所が制限
されるという不具合があった。
用足場側から離れた配線・配管材に対して手が届かない
ために、作業が困難であった。
成で簡単に形成でき、当該作業用足場形成用のスペース
が不要で、その設置場所の拡大が図れ、しかも、巾広の
配線・配管材用受具に対しても当該配線・配管材の布設
作業を簡単に行なうことができる配線・配管材用受具、
配線・配管材用受具本体及び配線・配管材の作業用足場
形成部材の提供を課題とするものである。
管材用受具は、配線・配管材が布設し得る少なくとも一
の布設路を備え、少なくとも一の布設路を形成する立設
部の間に架設されて該布設路の上方に形成された作業用
足場を備えたものである。
線・配管材が布設し得る少なくとも一の布設路を備えた
受具本体と、前記受具本体の少なくとも一の布設路を形
成する立設部の間に架設され、該布設路の上方に作業用
足場を形成する作業用足場形成部材とを具備するもので
ある。
求項2に記載の受具本体の立設部が、親桁で形成される
とともに、この親桁に上方に開口する溝部が形成され、
前記作業用足場形成部材は、前記親桁の溝部に取付ねじ
が螺着されることによって前記受具本体に取付けられた
ものである。
求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の作業用足場
が、適宜間隔離間して前記布設路に沿って設けられ、前
記作業用足場の間に作業用空間が形成されたものであ
る。
求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の作業用足場
が、布設路に沿って適宜間隔で設けられて配線・配管材
を支持する支持桁に対して、布設路に沿って交互に配設
されたものである。
求項5に記載の作業用足場が、支持桁よりも巾広に形成
されたものである。
求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の作業用足場
が、滑り止め手段を有するものである。
求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の配線・配管
材用受具が、作業用足場を移動する作業者が把持し得る
手摺りを備えたものである。
線・配管材が布設し得る少なくとも一の布設路を備えた
受具本体と、前記受具本体の少なくとも一の布設路を形
成する一対の立設部の間に架設され、該布設路の上方に
作業用足場を形成する作業用足場形成部材と、前記受具
本体または前記作業用足場形成部材に取付けられ、前記
作業用足場を移動する作業者が把持し得る手摺りを形成
する手摺形成部材とを具備するである。
請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の立設部の
少なくとも一方に、シュータが形成されたものである。
は、配線・配管材を布設し得る少なくとも一の布設路を
備え、少なくとも一の布設路を形成する親桁に、上方開
口溝からなり、作業用足場を形成する作業用足場形成部
材が取付けられる取付部が設けられたものである。
は、配線・配管材を布設し得る少なくとも一の布設路を
備え、少なくとも一の布設路を形成する親桁に、上方開
口溝からなり、作業用足場を形成する作業用足場形成部
材が取付けられる足場用取付部が設けられているととも
に、作業用足場を移動する作業者が把持し得る手摺りを
形成する手摺形成部材が取付けられる手摺用取付部が設
けられたものである。
場形成部材は、配線・配管材が布設される受具の少なく
とも一の布設路を形成する立設部の間に架設されて、該
布設路の上方に作業用足場を形成するものである。
一実施例を図1乃至図7に基づいて説明する。図におい
て、受具1における受具本体2は左右一対の親桁3の下
端部に複数の支持桁4が配線・配管材であるケーブルC
の布設方向に適宜間隔をおいて架設され、全体が梯子状
に形成されたものである。そして、前記受具本体2の上
部には布設方向に沿って作業用足場11が形成されてい
る。この作業用足場11は前記支持桁4の略中間位置に
おいて前記左右一対の親桁3の上端部に作業用足場形成
部材12が架設されることによって形成されている。即
ち、受具1は前記受具本体2と前記作業用足場11とに
よって構成されており、支持桁4と作業用足場形成部材
12とは布設方向に交互に配設されている。但し、本発
明を実施する場合にはこの配列に限る必要はなく、作業
用足場形成部材12は作業用足場としての機能を発揮す
れば、コスト、重量等を考慮して最適な位置に配設すれ
ばよい。なお、前記作業用足場形成部材12の相互間は
支持桁4上のケーブルCを取扱うための作業用空間を形
成する。前記受具1は吊ボルト31によって天井等に吊
下げられている。
属材や合成樹脂材を押出加工や切削加工などによって図
2に示すような一定断面形状に形成されている。この親
桁3の下端部には図3に示す一定断面形状に形成された
支持桁4を取付けることができるようになっている。こ
こで、前記支持桁4は親桁3の外方から側壁3aの貫通
孔に挿入した取付ねじ5を前記支持桁4のねじ取付孔4
a内に螺着することによって親桁3の下端部に取付けら
れるようになっており、その上面にはケーブルCが載置
されるようになっている。なお、前記支持桁4の略中央
部には長さ方向に後述のケーブルCの止め具であるサド
ルに取付けられるねじを挿入し、螺着するためのねじ取
付溝4bが設けられている。前記親桁3の高さ方向にお
ける略中間部には図示しないケーブルの布設具を挿通す
るためのシュータ3bが布設方向に沿って連続して形成
されている。更に、前記親桁3の上端部には作業用足場
形成部材12を取付けるための取付ねじ13が螺着され
るねじ取付溝3cが布設方向に沿って連続して形成され
ている。前記取付ねじ13は親桁3のねじ取付溝3cの
側壁を螺刻しながらこのねじ取付溝3c内に挿入され
る。したがって、前記作業用足場形成部材12は布設方
向における任意の位置に架設することができる。
に示すように、連結部材6が使用されている。前記親桁
3の側面には外方に突出する係合段部3fが設けられて
いるとともに、連結部材6の側面には前記親桁3の係合
段部3fと対応する位置に係合段部6aが設けられてお
り、これらの係合段部が相互に係合することによって親
桁3同士の端面形状が正確に一致した状態で連結するよ
うになっている。前記連結部材6はねじ孔6bを挿通す
る固定ねじ7を介して親桁3に固定されている。
ウム材や鋼材等の金属材や合成樹脂材を押出加工や切削
加工することによって図6に示すような断面一定の形状
に形成されており、その巾寸法は上面に作業者が乗って
作業したり、歩行できるよう支持桁4よりも大きく形成
されている。なお、支持桁4はケーブルCの支持強度さ
え確保できれば、ケーブルCの引込抵抗を小さくする観
点から、できる限り細巾に形成されているのが好まし
い。作業用足場形成部材12の巾方向における中央に
は、図6に示すように、凹部12aが長さ方向全体に至
って形成され、更に、その凹部12aにおける左右両端
部にはねじ取付孔12bが穿設されており、作業用足場
形成部材12は前記ねじ取付孔12b内を貫通した取付
ねじ13が親桁3のねじ取付溝3c内に螺着されること
により、左右一対の親桁3の上面に架設されるようにな
っている。取付ねじ13の取付後は、この取付ねじ13
の頭部は作業用足場形成部材12の凹部12a内に収納
された状態となり、取付ねじ13の頭部が作業用足場形
成部材12の上面から上方に突出して作業者の歩行の妨
げとなるのが防止される。また、作業用足場形成部材1
2の上面には作業者の滑り防止用の複数の突条12cが
長さ方向に沿って一体に設けられている。この突条12
cは請求項の滑り止めに相当するものである。
具における作業について説明する。まず、受具1上への
ケーブルC等の配線・配管材を布設する作業は、図示し
ない引込ロープを親桁3のシュータ3b内に引き込み、
次いで、この引込ロープにケーブルCを接続して支持桁
4上の布設路に布設する。或いは、引込ロープにケーブ
ルCを接続した状態で、引込ロープをシュータ3b内に
引き込むことによって引込ロープと同時にケーブルCを
布設する。布設路上にケーブルCを引き込んだ後は、作
業者はこの作業用足場11上を移動しながら、図7に示
すように、配線・配管材を一側に寄せて整列させる。或
いは、必要に応じて、作業用足場11に乗り、引込ロー
プによって引き込まれたケーブルCを支持桁4等に固定
する。ケーブルCを支持桁4の所定位置に固定するに
は、止め具としてのサドルをケーブルCに外嵌し、図3
に示す支持桁4のねじ取付溝4bにねじを挿入し、螺着
することによって行なうことができる。
の作用について説明する。受具本体2には、作業用足場
11が設けられているので、受具1が高所に設置された
場合などにおいても、作業者はこの作業用足場11に沿
って移動し、引込ロープによって引き込まれたケーブル
Cを受具1上で整列させる作業や引込ロープによって引
き込まれたケーブルCを支持桁4に固定する作業など各
種の作業を楽に行なうことができる。
2の上部のスペースに設けられるので、受具1の側方に
専用の作業用足場形成用のスペースを設けるなどの必要
がなく、作業用足場の設置場所に拘束されることがな
い。また、作業用足場のスペースを確保すべく受具1の
設置場所も拘束されてしまうのを回避できる。更に、受
具本体2の親桁3間に作業用足場形成部材12を架設す
るだけでよいから、簡単に作業用足場11を形成でき
る。加えて、受具1の巾が広い場合であっても作業用足
場11が形成されているので、巾全体に手が届き、作業
を楽に行なうことができる。また、受具本体2の親桁3
に作業用足場形成部材12を架設した構造となっている
から、受具1全体の強度が高まる。そして、受具1全体
の安定化に伴い、作業者は作業用足場11上を安全に移
動できる。
を図8乃至図19に基づいて説明する。図において、受
具1は受具本体2に作業用足場11が設けられ、更に、
前記受具本体2の上方両側に、布設方向に沿って作業用
足場11上を作業者が歩行するときに使用する手摺り2
1が設けられたものである。前記手摺り21は親桁3へ
の取付部を下端として立設された複数の垂直材22の上
端部に、布設方向に沿って横設されている。また、前記
手摺り21と垂直材22との間には斜材23が取付けら
れて、これらの手摺り21、垂直材22及び斜材23に
よってトラスを形成し、手摺りとして必要な強度を確保
している。
に、図11或いは図12に示すようなナット体24を外
側方から挿入できる開口3dが布設方向に沿って形成さ
れ、その内部に前記開口3dから挿入されたナット体2
4を収容するナット体収容部3eが布設方向に沿って設
けられている。前記親桁3のナット体収容部3eの外壁
は前記垂直材22の下端部側面と面一に当接すべく同一
垂直線上に形成されている。前記ナット体24は垂直材
22及び斜材23の取付数に応じて、取付ボルト25の
螺着されるねじ孔24aの数の異なる複数種類が用意さ
れている。図9に示す受具1の場合、垂直材22のみが
親桁3に取付けられる部分には図11に示す、ねじ孔2
4aが1個のナット体24が、また、1本の垂直材22
及び2本の斜材23が手摺り21に取付けられる部分に
は図12に示す、ねじ孔24aが3個のナット体24が
使用される。
ように、親桁3の開口3dからナット体24を傾けなが
ら挿入し、ナット体収容部3e内に収容した後、垂直材
22の下端部に設けた貫通孔に取付ボルト25を挿通
し、前記ナット体24に設けたねじ孔24aに螺着すれ
ば、ナット体24が垂直材22側に引き寄せられた取付
ボルト25の頭部とで垂直体22を挟持するので、これ
によって、親桁3に取付けられる。このとき、ナット体
24は布設方向の任意の位置において親桁3の開口3d
から挿入できるため、垂直材22も布設方向の任意の位
置において親桁3に取付けることができる。
作業用足場11上を伝い歩きできるよう全体が図10に
示すような形状に形成されている。そして、ナット体2
4を外側方から挿入できる開口21aが布設方向に沿っ
て形成され、その内部に前記開口21aから挿入された
ナット体24を収容するナット体収容部21bが布設方
向に沿って設けられている。前記手摺り21のナット体
収容部21bの側壁は前記垂直材22の上端部側面と面
一に当接すべく同一垂直線上に形成されている。
開口21aからナット体24を傾けながら挿入し、ナッ
ト体収容部21b内に収容した後、垂直材22の上端部
に設けた貫通孔に取付ボルト25を挿通し、前記ナット
体24に設けたねじ孔24aに螺着すれば、ナット体2
4が垂直材22側に引き寄せられ、取付ボルト25の頭
部とで垂直材22を挟持するので、これによって複数の
垂直材22の上端部に水平に取付けられる。
場合を示したが、斜材23の場合についても、ナット体
24を使用して同様にして取付けることができる。
本体2に作業用足場11が設けられているので、第一実
施例と同様に、作業者はこの作業用足場11に沿って移
動し、引込ロープを受具1に架け渡す作業や引込ロープ
によって引き込まれたケーブルCを受具1上で整列させ
る作業など各種の作業を楽に行なうことができる。そし
て、作業用足場11は受具本体2の上部のスペースに設
けられるので、作業用足場11の設置場所に拘束される
ことがなく、また、作業用足場11のスペースを確保す
るために受具1の設置場所も拘束されてしまうのを回避
することができるとともに、受具本体2の親桁3間に作
業用足場形成部材12を架設するだけでよいから、簡単
に作業用足場11を形成できる。加えて、受具1の巾が
広い場合であっても作業用足場11が形成されているの
で、巾全体に手が届き、作業を楽に行なうことができ
る。
具本体2及び作業用足場11の上方両側に手摺り21が
取付けられているので、受具1が高所に設置されていて
も、作業者は安全に作業用足場11上を移動し、各種作
業を行なうことができる。
を図13乃至図15に示す。図13において、受具1は
手摺り21の補強として、親桁3と手摺り21との間に
おいて垂直材22に水平材26を布設方向に沿って架設
し、この水平材26と親桁3との間にV字形状の板材か
らなるV字補強材27を取付けたものである。ここで、
水平材26も親桁3及び手摺り21と同じくナット体収
容部が設けられている。したがって、この水平材26及
びV字補強材27の取付けもナット体24を使用するこ
とによって親桁3及び手摺り21への垂直材22の取付
けと同様にして行なうことができる。
すような複数個を連結状態で取付ける必要はなく、手摺
りとしての所要の補強効果を得ることができれば、水平
材26の取付孔への取付位置を適宜変更することによっ
て、例えば、図14或いは図15に示すように、隣合う
V字補強材27の間をあけてもよい。ここで、図13の
場合は、ナット体24はねじ孔24aが1個のもの、2
個のもの及び3個のものが使用され、図14の場合は、
1個のものと2個のものとが使用され、図15の場合は
1個のものと3個のものとが使用される。
6とV字補強材27によって手摺りとしての所要の強度
を得ることができる。
用足場11は、受具本体2の巾全体即ち左右一対の親桁
3間に作業用足場形成部材12を架設したものを示して
いるが、本発明を実施する場合には、これに限られるも
のではなく、図16に示すように、支持桁4の中央部に
足場用支持桁14を立設し、作業用足場形成部材12を
一方の親桁3と前記足場用支持桁14との間に架設した
ものとしてもよい。図16に示す場合には、作業用足場
11の架設されていない右側部分については作業用足場
11上から手を伸ばしてケーブルCの整列作業などを行
なうことができる。或いは、図18に示すように、支持
桁4の2箇所に足場用支持桁14を立設し、この2つの
足場用支持桁14に作業用足場形成部材12を架設した
ものとしてもよい。
タ14aが形成されている。したがって、このシュータ
14aに引込ロープを引き込むことによって支持桁4上
にケーブルCを引き込むことができる。なお、この足場
用支持桁14は複数のケーブルCを仕切る仕切壁として
の機能を兼用させることもできる。更に、作業用足場形
成部材12は手摺形成部材としての垂直材22に架設す
ることもできる。したがって、請求項の立設部には、親
桁3、足場用支持桁14、垂直材22等各種の部材があ
る。
に示すように、足場用支持桁14の上端にヒンジ14b
を設け、このヒンジ14bを軸として上下方向に180
度回動可能に架設することもできる。この場合は、作業
用足場11の架設位置を適宜切替えることができる。
に、一側のみを低いものに形成してもよく、或いは、一
側のみに設けたものとしてもよい。
部材12や手摺り形成用の垂直材22は親桁3に直接取
付けているが、図20に示すように、別体の金具8を介
して親桁3に取付けるようにしてもよい。図において、
金具8の上端部には作業用足場形成部材12を取付ける
ためのねじ取付溝8aが、側壁上部には垂直材22を取
付けるためのナット体収容部8bが設けられている。
業者の滑り防止のため、上面に突条12bを形成してい
るが、別途に滑り防止用のシート等を貼着したものとし
てもよい。
部材12を布設方向に沿って適宜間隔をおいて架設した
ものを示しているが、本発明を実施する場合には、これ
に限られるものではなく、例えば、図16などで示すよ
うな片側部分のみに作業用足場11を形成するものにあ
っては、受具本体2の上方開口の片側部分全体を板材等
で覆ったものとすることもできる。
材用受具は、配線・配管が布設し得る少なくとも一の布
設路を備え、少なくとも一の布設路を形成する立設部の
間に架設されて該布設路の上方に形成された作業用足場
を備えたものである。したがって、配線・配管材用受具
が高所に設置された場合などにおいても、作業者はこの
作業用足場に沿って移動し、配線・配管材の布設におけ
る各種の作業を楽に行なうことができる。そして、特
に、作業用足場は布設路の上部のスペースに設けられる
ので、作業用足場及び配線・配管材用受具の設置場所に
拘束されることがない。また、布設路を形成する立設部
の間に架設するだけでよいから、簡単に作業用足場を形
成できる。更に、作業用足場によって、配線・配管材用
受具の巾が広い場合であっても、作業を楽に行なうこと
ができる。
は、特に、配線・配管材用受具が高所に設置されていて
も、作業者は安全に作業用足場上を移動し、各種作業を
行なうことができる。
示す斜視図である。
面図である。
る。
る。
ってケーブルの整列作業を行なう状態を示す斜視図であ
る。
示す正面図である。
る。
部分拡大図である。
る。
示す側面図である。
りを示す側面図である。
りを示す側面図である。
管材用受具を示す正面図である。
る。
である。
である。
用足場形成部材及び垂直材取付用の金具を取付けた親桁
を示す断面図である。
受具を示す正面図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 配線・配管材が布設し得る少なくとも一
の布設路を備え、少なくとも一の布設路を形成する立設
部の間に架設されて該布設路の上方に形成された作業用
足場を備えたことを特徴とする配線・配管材用受具。 - 【請求項2】 配線・配管材が布設し得る少なくとも一
の布設路を備えた受具本体と、 前記受具本体の少なくとも一の布設路を形成する立設部
の間に架設され、該布設路の上方に作業用足場を形成す
る作業用足場形成部材とを具備することを特徴とする配
線・配管材用受具。 - 【請求項3】 前記受具本体の立設部は、親桁で形成さ
れるとともに、この親桁に上方に開口する溝部が形成さ
れ、 前記作業用足場形成部材は、前記親桁の溝部に取付ねじ
が螺着されることによって前記受具本体に取付けられた
ことを特徴とする請求項2に記載の配線・配管材用受
具。 - 【請求項4】 前記作業用足場は、適宜間隔離間して前
記布設路に沿って設けられ、 前記作業用足場の間に作業用空間が形成されたことを特
徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の
配線・配管材用受具。 - 【請求項5】 前記作業用足場は、前記布設路に沿って
適宜間隔で設けられて配線・配管材を支持する支持桁に
対して、布設路に沿って交互に配設されたことを特徴と
する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の配線
・配管材用受具。 - 【請求項6】 前記作業用足場は、前記支持桁よりも巾
広に形成されたことを特徴とする請求項5に記載の配線
・配管材用受具。 - 【請求項7】 前記作業用足場は、滑り止め手段を有す
ることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1
項に記載の配線・配管材用受具。 - 【請求項8】 前記作業用足場を移動する作業者が把持
し得る手摺りを備えたことを特徴とする請求項1乃至請
求項7のいずれか1項に記載の配線・配管材用受具。 - 【請求項9】 配線・配管材が布設し得る少なくとも一
の布設路を備えた受具本体と、 前記受具本体の少なくとも一の布設路を形成する一対の
立設部の間に架設され、該布設路の上方に作業用足場を
形成する作業用足場形成部材と、 前記受具本体または前記作業用足場形成部材に取付けら
れ、前記作業用足場を移動する作業者が把持し得る手摺
りを形成する手摺形成部材とを具備することを特徴とす
る配線・配管材用受具。 - 【請求項10】 前記立設部の少なくとも一方に、シュ
ータが形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項
9のいずれか1項に記載の配線・配管材用受具。 - 【請求項11】 配線・配管材を布設し得る少なくとも
一の布設路を備え、 少なくとも一の布設路を形成する親桁に、上方開口溝か
らなり、作業用足場を形成する作業用足場形成部材が取
付けられる取付部が設けられたことを特徴とする配線・
配管材用受具本体。 - 【請求項12】 配線・配管材を布設し得る少なくとも
一の布設路を備え、 少なくとも一の布設路を形成する親桁に、上方開口溝か
らなり、作業用足場を形成する作業用足場形成部材が取
付けられる足場用取付部が設けられているとともに、作
業用足場を移動する作業者が把持し得る手摺りを形成す
る手摺形成部材が取付けられる手摺用取付部が設けられ
たことを特徴とする配線・配管材用受具本体。 - 【請求項13】 配線・配管材が布設される受具の少な
くとも一の布設路を形成する立設部の間に架設されて、
該布設路の上方に作業用足場を形成することを特徴とす
る配線・配管材の作業用足場形成部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29500098A JP3470162B2 (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 配線・配管材用受具及び配線・配管材用受具本体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29500098A JP3470162B2 (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 配線・配管材用受具及び配線・配管材用受具本体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000125436A true JP2000125436A (ja) | 2000-04-28 |
JP3470162B2 JP3470162B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=17815050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29500098A Expired - Fee Related JP3470162B2 (ja) | 1998-10-16 | 1998-10-16 | 配線・配管材用受具及び配線・配管材用受具本体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3470162B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007057101A (ja) * | 2006-10-05 | 2007-03-08 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管用支持材 |
JP2009112090A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管材の受具装置 |
CN114967020A (zh) * | 2022-08-01 | 2022-08-30 | 张家港市顶峰激光科技有限公司 | 一种物流仓库用测温光纤铺设装置 |
-
1998
- 1998-10-16 JP JP29500098A patent/JP3470162B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007057101A (ja) * | 2006-10-05 | 2007-03-08 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管用支持材 |
JP2009112090A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管材の受具装置 |
CN114967020A (zh) * | 2022-08-01 | 2022-08-30 | 张家港市顶峰激光科技有限公司 | 一种物流仓库用测温光纤铺设装置 |
CN114967020B (zh) * | 2022-08-01 | 2022-09-30 | 张家港市顶峰激光科技有限公司 | 一种物流仓库用测温光纤铺设装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3470162B2 (ja) | 2003-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08326296A (ja) | 伸縮自在な仮設用幅木 | |
JP4467592B2 (ja) | 天井吊ボルトの耐震補強装置 | |
US20050066609A1 (en) | Preassembled roof and floor deck panel system | |
JP2000125436A (ja) | 配線・配管材用受具、配線・配管材用受具本体及び配線・配管材の作業用足場形成部材 | |
EP1853774B1 (en) | A construction element | |
EP0713942A1 (en) | Temporary stairway with landing and method for arrangement thereof | |
KR200394640Y1 (ko) | 높낮이 조절식 비.티 난간대 | |
CN211229470U (zh) | 一种多点悬挂脚手架 | |
JPH0673243U (ja) | 鋼管足場用階段枠 | |
JP4072581B2 (ja) | 足場装置 | |
KR20200120184A (ko) | 작업용 발판 | |
JP2545030Y2 (ja) | 吊り足場枠 | |
CN212129885U (zh) | 用于脚手架的立柱以及脚手架 | |
CN214527811U (zh) | 一种铰接固定式塔吊走道装置 | |
JPH08239928A (ja) | 外壁材の無足場取付工法 | |
KR101219633B1 (ko) | 고정식 곤돌라 정착장치 | |
KR950001837Y1 (ko) | 철골구조물용 단위기둥의 연결구 | |
JP2923200B2 (ja) | 吊り足場用部材 | |
JP3047743B2 (ja) | 工事用組立式足場 | |
JPS6349462Y2 (ja) | ||
JP3477256B2 (ja) | 渡り足場構造 | |
KR200367391Y1 (ko) | 발코니의 가설용 조립식 난간 | |
JP2001214531A (ja) | ユニット建物及び建物ユニット | |
JPH09144322A (ja) | 片持ちスラブ用腰壁板仮止め方法 | |
JPH11100987A (ja) | 仮設足場装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |