JP2000125029A - 網制御装置 - Google Patents

網制御装置

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JP2000125029A
JP2000125029A JP10289097A JP28909798A JP2000125029A JP 2000125029 A JP2000125029 A JP 2000125029A JP 10289097 A JP10289097 A JP 10289097A JP 28909798 A JP28909798 A JP 28909798A JP 2000125029 A JP2000125029 A JP 2000125029A
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JP10289097A
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Tsuguro Honma
嗣朗 本間
Kunihiko Yamashita
邦彦 山下
Toshihiko Yasui
利彦 安井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 呼設定メッセージによる分割ブロック送受信
毎の切断処理時間が長くなってもセンタ端末と端末装置
との通信が正常にできるようにする。 【解決手段】 端末装置4からの受信電文が所定のキャ
ラクタ数だけ蓄積されるとセンタ端末1への送信を開始
して、端末装置4からの電文受信を継続しながらセンタ
端末1へのユーザ間情報通知サービスによる分割ブロッ
クの送信をおこなう。これによってセンタ端末1からの
受信電文蓄積バッファの容量を小さくでき、また、網制
御装置3がセンタ端末1へ電文を送信するときに端末装
置1からの受信電文を受信完了する前に送信開始するの
で、切断処理による端末装置4からセンタ端末への電文
送信の遅延を小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メータや設備機器
等の端末装置をISDN(総合ディジタル通信サービ
ス)回線を介し遠隔管理装置と接続して通信するための
網制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、ISDN回線を利用した遠隔管理
装置からのメータ(例えば、ガスメータ、水道メータ、
電力メータ等)の自動検針やガス漏れ等の通報、設備機
器(例えば、空調機器、照明機器等)の故障通報や遠隔
診断等をおこなうシステムが一般に普及しつつある(特
開平5ー7259号公報)。この通信方式にNTT(日
本電信電話株式会社)が提供するユーザ間情報通知サー
ビスを利用する方法が考えられている(特開平4ー11
3759号公報)。
【0003】この一般的な網制御装置のブロック構成図
は図8に示すようになる。図8において、1は端末装置
としてのガスメータ4をISDN回線2を介して自動検
針や遠隔制御するセンタ端末、2はISDN回線、3は
センタ端末1とガスメータ4との通信を制御する網制御
装置、4はガス流量を積算計測すると共にガス流量や圧
力等の異常を検知するとガス弁を遮断する端末装置とし
てのガスメータ、5はISDN回線2を介してユーザ間
情報通知サービスを利用したセンタ端末1との通信を制
御する回線I/F手段、6はガスメータ4との通信を制
御する端末I/F手段、7はセンタ端末1から分割送信
された電文を結合して端末I/F手段6へ送信すると共
に、センタ端末1へ送信する電文をユーザ間情報通知サ
ービスで送信可能な電文長に分割して回線I/F手段5
へ送信する通信中継手段である。
【0004】次に図8を参照して一般的な網制御装置の
動作を説明する。センタ端末1からガスメータ4を検針
する場合には、検針要求電文をユーザ間情報通知サービ
スで送信可能な電文長に分割してユーザ・ユーザ情報に
入れられた呼設定メッセージを網制御装置3へ複数回送
信する。そのときのセンタ端末1と回線I/F手段5と
の通信速度は16Kbpsである。網制御装置3の回線
I/F手段5がこの呼設定メッセージを受信すると通信
中継手段7へ送信する。通信中継手段7では分割電文を
すべて受信するまで一時蓄積して、すべて受信できたら
結合し検針要求電文として端末I/F手段6へ送信す
る。端末I/F手段6がガスメータ4へ検針要求電文を
送信するとガスメータ4は検針値データが入った電文が
端末I/F手段6へ送信される。このときの端末I/F
手段6とガスメータ4との通信速度は都市ガスの場合3
00bpsであり、これは業界で標準化されている。端
末I/F手段6はこれを通信中継手段7へ送信、通信中
継手段7はユーザ間情報通知サービスで送信できる電文
長に分割して回線I/F手段5へと送信する。回線I/
F手段5では分割された電文がユーザ・ユーザ情報に入
れられた呼設定メッセージをセンタ端末1へ複数回送信
する。センタ端末1はこれを受信することでガスメータ
4の検針値を知ることができる。また、センタ端末への
送信手順を図9、センタ端末からの受信手順を図10に
示す。図9、10からわかるようにセンタ端末1と網制
御装置3との分割電文の送信、受信毎に切断処理をす
る。この切断処理は最大38秒(NTT技術参考資料
INSネットサービスのインタフェース 第3分冊)か
かる。またガスメータ4は網制御装置3への電文送信後
10秒以内に網制御装置3から電文受信しなければ電文
受信タイムアウトとして異常通信終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の網制御装置では次のような課題がある。
【0006】呼設定メッセージによるユーザ・ユーザ情
報送信毎に切断処理をする必要があり、この切断処理時
間が長いとセンタ端末から端末装置への電文送信時間に
遅延が起こり、この送信遅れによって端末装置が電文受
信タイムアウトになることがある。
【0007】さらに、端末装置からの受信においては電
文をすべて受信完了してから電文分割しているので、通
信中継手段に一時蓄積する必要があり、端末装置からの
最大受信電文キャラクタ長の一時蓄積バッファを通信中
継手段で持つ必要がある。
【0008】さらに、センタ端末からの受信においては
すべての分割ブロックを受信完了してから結合している
ので、通信中継手段に一時蓄積する必要があり、センタ
端末からの最大受信電文キャラクタ長の一時蓄積バッフ
ァを通信中継手段で持つ必要がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、ISDN回線を介してユーザ間情報通知サー
ビスを利用したセンタ端末との通信を制御する回線I/
F手段と、前記ISDN回線における通信速度より遅い
通信速度での端末装置との通信を制御する端末I/F手
段と、前記回線I/F手段から受信した前記センタ端末
からの分割された受信電文の分割ブロックを結合して送
信電文として前記端末I/F手段へ送信すると共に、前
記端末装置からの受信電文をユーザ間情報通知サービス
で送信可能なキャラクタ長に分割して前記回線I/F手
段へブロック単位で送信する通信中継手段であって、前
記通信中継手段は前記端末I/F手段からの受信電文を
蓄積すると共に、所定キャラクタ数が蓄積されると前記
端末I/F手段からの電文受信を継続しながら前記回線
I/F手段へ蓄積されたキャラクタを分割して送信する
特徴を有するものである。
【0010】上記発明によれば、端末装置からの受信電
文が所定のキャラクタ数だけ蓄積されるとセンタ端末へ
の送信を開始して、端末装置からの電文受信を継続しな
がらセンタ端末へのユーザ間情報通知サービスによる分
割ブロックの送信をおこなうので、センタ端末からの受
信電文蓄積バッファの容量を小さくできる。また、網制
御装置がセンタ端末へ電文を送信するときに端末装置か
らの受信電文を受信完了する前に送信開始するので、切
断処理による端末装置からセンタ端末への電文送信の遅
延を小さくできる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明はISDN回線を介してユ
ーザ間情報通知サービスを利用したセンタ端タ端末との
通信を制御する回線I/F手段と、前記ISDN回線に
おける通信速度より遅い通信速度での端末装置との通信
を制御する端末I/F手段と、前記回線I/F手段から
受信した前記センタ端末からの分割された受信電文の分
割ブロックを結合して送信電文として前記端末I/F手
段へ送信すると共に、前記端末装置からの受信電文をユ
ーザ間情報通知サービスで送信可能なキャラクタ長に分
割して前記回線I/F手段へブロック単位で送信する通
信中継手段であって、前記通信中継手段は前記端末I/
F手段からの受信電文を蓄積すると共に、所定キャラク
タ数が蓄積されると前記端末I/F手段からの電文受信
を継続しながら前記回線I/F手段へ蓄積されたキャラ
クタを分割して送信する特徴を有するものである。そし
て、端末装置からの受信電文が所定のキャラクタ数だけ
蓄積されるとセンタ端末への送信を開始して、端末装置
からの電文受信を継続しながらセンタ端末へのユーザ間
情報通知サービスによる分割ブロックの送信をおこなう
ので、端末装置からの受信電文蓄積バッファの容量を小
さくできる。また、網制御装置がセンタ端末へ電文を送
信するときに端末装置からの受信電文を受信完了する前
に送信開始するので、切断処理による端末装置からセン
タ端末への電文送信の遅延を小さくできる。
【0012】また、通信中継手段は回線I/F手段から
受信した分割ブロックが所定数だけ蓄積すると結合して
送信電文として端末I/F手段へ送信開始する特徴を有
するものである。そして、センタ端末から受信した分割
ブロックが所定数だけ蓄積されると、すべての分割ブロ
ックを受信していなくても分割ブロックを結合して送信
電文として端末装置へ送信開始するのでセンタ端末から
の受信電文蓄積バッファを小さくできる。
【0013】また、通信中継手段は回線I/F手段から
受信した分割ブロックが所定数だけ蓄積すると所定時間
経過後に送信電文として端末I/F手段へ送信開始する
特徴を有するものである。そして、センタ端末からの受
信電文は分割されて分割ブロックとしてユーザ・ユーザ
情報に入れられて複数回に渡って呼設定メッセージによ
り網制御装置へ送信されるが、呼設定メッセージ送信後
の切断処理がすぐに完了しなくても端末装置への電文送
信が失敗する頻度を少なくできる。
【0014】また、通信中継手段はセンタ端末から受信
するユーザ・ユーザ情報のヘッダ部における最大分割数
情報に応じて端末I/F手段への送信の開始タイミング
を変更する特徴を有するものである。そして、センタ端
末から最初に受信するユーザ・ユーザ情報のヘッダ部の
最大分割数情報をチェックして、最大分割数より1少な
い分割ブロックを受信してから端末装置へ送信開始する
ので、呼設定メッセージ送信後の切断処理がすぐに完了
されなくても端末装置への電文送信エラーとならない。
【0015】また、センタ端末から最初に受信するユー
ザ・ユーザ情報のヘッダ部における最大分割数情報をシ
ーケンス番号として使用した特徴を有するものである。
そして、センタ端末と網制御装置との送受信電文が分割
して分割ブロックとして入れられるユーザ・ユーザ情報
のヘッダ部の最大分割数情報をシーケンス番号情報とし
て使用するのでヘッダ部の長さを短くでき、センタ端末
と網制御装置との通信において一回のユーザ・ユーザ情
報で送受信可能な電文キャラクタ数が増える。
【0016】また、通信中継手段は回線I/F手段から
受信した分割ブロックを結合するときに所定の制御キャ
ラクタを付加して端末I/F手段へ送信すると共に、前
記端末I/F手段からの受信電文を分割する時に所定の
制御キャラクタを削除する特徴を有するものである。ま
た、端末と網制御装置との通信において、市販されてい
るターミナルアダプタでは使用できない制御キャラクタ
を使わないので、センタ端末に市販ターミナルアダプタ
を使用することが可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。なお、図1は本発明の実施例1〜6における
共通の網制御装置の構成図である。
【0018】(実施例1)図2に本実施例の通信タイミ
ングを示す。図1及び図2において、1は端末装置とし
てのガスメータ4をISDN回線2を介して自動検針や
遠隔制御するセンタ端末、2はISDN回線、3はセン
タ端末1とガスメータ4との通信を制御する網制御装
置、4はガス流量を積算計測すると共にガス流量や圧力
等の異常を検知するとガス弁を遮断する端末装置として
のガスメータ、5はISDN回線2を介してユーザ間情
報通知サービスを利用したセンタ端末1との通信を制御
する回線I/F手段、6はISDN回線2における通信
速度の同等以下の通信速度でのガスメータ4との通信を
制御する端末I/F手段と、7は回線I/F手段5から
受信したセンタ端末1からの分割された受信電文の分割
ブロックを結合して送信電文として端末I/F手段6へ
送信すると共に、ガスメータ4からの受信電文をユーザ
間情報通知サービスで送信可能なキャラクタ長に分割し
て回線I/F手段5へブロック単位で送信する通信中継
手段であり、通信中継手段7は端末I/F手段6からの
受信電文を蓄積すると共に、所定キャラクタ数が蓄積さ
れると端末I/F手段6からの電文受信を継続しながら
回線I/F手段5へ蓄積されたキャラクタを分割して送
信する。
【0019】次に動作、作用について説明する。網制御
装置3はガスメータ4から300bpsの速度で端末I
/F手段6により送信電文を受信すると、これを通信中
継手段7へ送信する。通信中継手段7では端末I/F手
段6から受信したキャラクタを一時蓄積すると共にキャ
ラクタ数をカウントする。カウントしていたキャラクタ
数が所定数に達すると。この所定数のキャラクタを分割
ブロックAとして、回線I/F手段5へ送信するが、こ
の間も端末I/F手段6からの受信は継続する。回線I
/F手段5は通信中継手段7から受信した分割ブロック
Aをユーザ間情報通知サービスによりISDN回線2を
介してセンタ端末1へ送信するために、分割ブロックA
をユーザ・ユーザ情報へ入れると共にISDN回線2へ
送信する。
【0020】このときの送信速度は16kbpsであ
り、ガスメータ4と端末I/F手段6との通信速度より
早いので、通信中継手段7から次の分割ブロックBを受
信するまでにセンタ端末1への送信は完了する。通信中
継手段7は端末I/F手段6から受信を継続していた受
信電文が再度所定キャラクタ数蓄積されると分割ブロッ
クBとして回線I/F手段5へ送信することになる。
【0021】(実施例2)図3に本実施例の通信タイミ
ングを示す。本実施例2において実施例1と異なる点
は、通信中継手段7が回線I/F手段5から受信した分
割ブロックが所定数だけ蓄積すると結合して送信電文と
して端末I/F手段6へ送信開始する特徴を有したこと
である。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を
有し、説明は省略する。
【0022】次に動作、作用について説明する。回線I
/F手段5はISDN回線2を介してセンタ端末1より
分割ブロックが入れられたユーザ・ユーザ情報を受信す
るとこれを通信中継手段7へ送信する。通信中継手段7
は順次、受信した分割ブロックA、Bを一時蓄積する
が、分割ブロックが2ブロック蓄積されると端末I/F
手段6への送信を開始する。端末I/F手段6がガスメ
ータ4への送信をしている間も、通信中継手段7は回線
I/F手段5からの分割ブロック受信は継続しておく。
そして再度、回線I/F手段5から分割ブロックCを受
信すると、これを端末I/F手段6へ送信する。
【0023】(実施例3)図4に本実施例の通信タイミ
ングを示す。本実施例3において実施例2と異なる点
は、通信中継手段7が回線I/F手段5から受信した分
割ブロックが所定数だけ蓄積すると所定時間経過後に送
信電文として端末I/F手段6へ送信開始する特徴を有
したことである。なお、実施例2と同一符号のものは同
一構造を有し、説明は省略する。
【0024】次に動作、作用について説明する。回線I
/F手段5はISDN回線2を介してセンタ端末1より
分割ブロックAが入れられたユーザ・ユーザ情報を受信
すると、これを通信中継手段7へ送信する。通信中継手
段7は受信したブロックAを一時蓄積し、所定の時間だ
け遅延させて端末I/F手段6へ送信開始する。端末I
/F手段6がガスメータ4への送信をしている間も、通
信中継手段7は回線I/F手段5からの分割ブロック受
信は継続しておく。
【0025】(実施例4)図5に本発明の実施例4にお
ける網制御装置の通信タイミングを示す。本実施例4に
おいて実施例2と異なる点は、通信中継手段7がセンタ
端末1から受信するユーザ・ユーザ情報のヘッダ部にお
ける最大分割数情報に応じて端末I/F手段6への送信
の開始タイミングを変更する特徴を有したことである。
なお、実施例2と同一符号のものは同一構造を有し、説
明は省略する。
【0026】次に動作、作用について説明する。回線I
/F手段5がISDN回線2を介してセンタ端末1より
分割ブロックAが入れられたユーザ・ユーザ情報を受信
すると、通信中継手段7はヘッダ部の最大分割数情報を
チェックする。もし最大分割数が4なら、分割ブロック
を3ブロック(図5において分割ブロックA、B、C)
受信するまで一時蓄積してから、端末I/F手段6への
送信を開始する。端末I/F手段6がガスメータ4への
送信をしている間も、通信中継手段7は回線I/F手段
5からの分割ブロックDの受信と一時蓄積を継続する。
そして、分割ブロックA、B、Cの送信が完了すると続
けて分割ブロックDの送信をする。これにより分割ブロ
ックA、B、Cが入れられたユーザ・ユーザ情報を含む
呼設定メッセージ受信時の切断処理に時間がかかっても
ガスメータ4への通信が中断されることがない。
【0027】(実施例5)図6に本実施例における網制
御装置の通信手順を示す。本実施例5において実施例4
と異なる点は、センタ端末1から受信するユーザ・ユー
ザ情報のヘッダ部におけるシーケンス番号情報と最大分
割数情報が同一である特徴を有したことである。なお、
実施例4と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省
略する。
【0028】次に動作、作用について説明する。分割ブ
ロックが入れられたユーザ・ユーザ情報のヘッダ部のシ
ーケンス番号は降順で付与されている。図6において、
センタ端末1から送信される電文が3ブロックに分割さ
れるならば、最初にセンタ端末から送信されるユーザ・
ユーザ情報のヘッダ部のシーケンス番号は3、次の送信
されるシーケンス番号は2、そして最後のシーケンス番
号は1となる。よって、最初のシーケンス番号はすなわ
ち最大分割数と同一値となりヘッダ部に最大分割数情報
を入れる必要がなくなるので、それだけ、128オクテ
ット(NTT技術参考資料 INSネットサービスのイ
ンタフェース 第3分冊)と長さに規定のあるユーザ・
ユーザ情報に入れることができる分割ブロックのキャラ
クタ数を多くできる。
【0029】(実施例6)図7に本発明の実施例6にお
ける網制御装置の送受信する電文を示す。本実施例6に
おいて実施例5と異なる点は、通信中継手段7は回線I
/F手段5から受信した分割ブロックを結合するときに
所定の制御キャラクタを付加して端末I/F手段6へ送
信すると共に、端末I/F手段6からの受信電文を分割
する時に所定の制御キャラクタを削除する特徴を有した
ことである。なお、実施例5と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0030】次に動作、作用について説明する。ガスメ
ータ4と網制御装置3との通信電文には”STX(St
art of Text)”、”ETX(End of
Text)”、”BCC(Block Check
Character)”が付加されているが、通信中継
手段7はガスメータ4から受信した電文を端末I/F手
段6から受け取ると分割ブロックとして分割して回線I
/F手段5へ送信する前に、受信電文に付加されてい
る”STX”、”ETX”、”BCC”を削除してから
送信する。また回線I/F手段5から受信した分割ブロ
ックを結合させて端末I/F手段6へ電文送信するとき
には所定の場所に”STX”、”ETX”、”BCC”
を付加して端末I/F手段6を介してガスメータ4へ送
信する。これによってガスメータ4と網制御装置3との
通信電文の形式を変更せずにセンタ端末1と網制御装置
3との通信で制御キャラクタが入ることがなくなるの
で、センタ端末1に市販TAを利用できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の網制御装置
によれば、次のような効果が得られる。
【0032】(1)端末装置からの受信電文が所定のキ
ャラクタ数だけ蓄積されるとセンタ端末への送信を開始
して、端末装置からの電文受信を継続しながらセンタ端
末へのユーザ間情報通知サービスによる分割ブロックの
送信をおこなうので、端末装置からの受信電文蓄積バッ
ファの容量を小さくできる。また、網制御装置がセンタ
端末へ電文を送信するときに端末装置からの受信電文を
受信完了する前に送信開始するので、切断処理による端
末装置からセンタ端末への電文送信の遅延を小さくでき
る。
【0033】(2)センタ端末から受信した分割ブロッ
クが所定数だけ蓄積されると、すべての分割ブロックを
受信していなくても分割ブロックを結合して送信電文と
して端末装置へ送信開始するのでセンタ端末からの受信
電文蓄積バッファを小さくできる。
【0034】(3)センタ端末からの受信電文は分割さ
れて分割ブロックとしてユーザ・ユーザ情報に入れられ
て複数回に渡って呼設定メッセージにより網制御装置へ
送信されるが、呼設定メッセージ送信後の切断処理がす
ぐに完了しなくても端末装置への電文送信が失敗する頻
度を少なくできる。
【0035】(4)センタ端末から最初に受信するユー
ザ・ユーザ情報のヘッダ部の最大分割数情報をチェック
して、最大分割数より1少ない分割ブロックを受信して
から端末装置へ送信開始するので、呼設定メッセージ送
信後の切断処理がすぐに完了されなくても端末装置への
電文送信エラーとならない。
【0036】(5)センタ端末と網制御装置との送受信
電文が分割して分割ブロックとして入れられるユーザ・
ユーザ情報のヘッダ部の最大分割数情報をシーケンス番
号情報として利用するのでヘッダ部の長さを短くでき、
センタ端末と網制御装置との通信において一回のユーザ
・ユーザ情報で送受信可能な電文キャラクタ数が増え
る。
【0037】(6)センタ端末と網制御装置との通信に
おいて、市販されているターミナルアダプタでは使用で
きない制御キャラクタを使わないので、センタ端末に市
販ターミナルアダプタを使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1から6における網制御装置の
ブロック構成図
【図2】同装置の通信タイミングを示した図
【図3】本発明の実施例2における網制御装置の通信タ
イミングを示した図
【図4】本発明の実施例3における網制御装置の通信タ
イミングを示した図
【図5】本発明の実施例4における網制御装置の通信タ
イミングを示した図
【図6】本発明の実施例5における網制御装置の通信手
順を示した図
【図7】本発明の実施例6における網制御装置の送受信
する電文を示した図
【図8】従来の網制御装置のブロック構成図
【図9】同装置の送信手順を示した図
【図10】同装置の受信手順を示した図
【符号の説明】
1 センタ端末 2 ISDN回線 3 網制御装置 4 ガスメータ(端末装置) 5 回線I/F手段 6 端末I/F手段 7 通信中継手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安井 利彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K034 AA03 CC01 EE13 HH01 HH02 HH65 5K048 AA05 BA36 DC07 EB10 FA00 5K101 KK12 LL03 MM04 MM07 NN22 RR19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ISDN回線を介してユーザ間情報通知サ
    ービスを利用したセンタ端末との通信を制御する回線I
    /F手段と、前記ISDN回線における通信速度より遅
    い通信速度での端末装置との通信を制御する端末I/F
    手段と、前記回線I/F手段から受信した前記センタ端
    末からの分割された受信電文の分割ブロックを結合して
    送信電文として前記端末I/F手段へ送信すると共に、
    前記端末装置からの受信電文をユーザ間情報通知サービ
    スで送信可能なキャラクタ長に分割して前記回線I/F
    手段へブロック単位で送信する通信中継手段であって、
    前記通信中継手段は前記端末I/F手段からの受信電文
    を蓄積すると共に、所定キャラクタ数が蓄積されると前
    記端末I/F手段からの電文受信を継続しながら前記回
    線I/F手段へ蓄積されたキャラクタを分割して送信す
    る網制御装置。
  2. 【請求項2】通信中継手段は回線I/F手段から受信し
    た分割ブロックが所定数だけ蓄積すると結合して送信電
    文として端末I/F手段へ送信開始する請求項1記載の
    網制御装置。
  3. 【請求項3】通信中継手段は回線I/F手段から受信し
    た分割ブロックが所定数だけ蓄積すると所定時間経過後
    に送信電文として端末I/F手段へ送信開始する請求項
    2記載の網制御装置。
  4. 【請求項4】通信中継手段はセンタ端末から最初に受信
    するユーザ・ユーザ情報のヘッダ部における最大分割数
    情報に応じて端末I/F手段への送信の開始タイミング
    を変更する請求項2または3記載の網制御装置。
  5. 【請求項5】センタ端末から受信するユーザ・ユーザ情
    報のヘッダ部における最大分割数情報をシーケンス番号
    として使用する請求項1〜4のいずれか1項記載の網制
    御装置。
  6. 【請求項6】通信中継手段は回線I/F手段から受信し
    た分割ブロックを結合するときに所定の制御キャラクタ
    を付加して端末I/F手段へ送信すると共に、前記端末
    I/F手段からの受信電文を分割する時に所定の制御キ
    ャラクタを削除する請求項1〜5のいずれか1項記載の
    網制御装置。
JP10289097A 1998-10-12 1998-10-12 網制御装置 Pending JP2000125029A (ja)

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