JP2000123751A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
プラズマディスプレイパネルInfo
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- JP2000123751A JP2000123751A JP28956398A JP28956398A JP2000123751A JP 2000123751 A JP2000123751 A JP 2000123751A JP 28956398 A JP28956398 A JP 28956398A JP 28956398 A JP28956398 A JP 28956398A JP 2000123751 A JP2000123751 A JP 2000123751A
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- Japan
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- glass substrate
- front glass
- plasma display
- display panel
- thickness
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来前面ガラス基板の保護用として用いてい
た保護板を不要とし、コスト低減や多重反射の抑制によ
るコントラストの向上を図る。 【解決手段】 前面ガラス基板1の厚さD1を背面基板
2の厚さD2の110%以上として、前面ガラス基板1
の機械的強度を高める。これにより、前面ガラス基板1
は衝撃に対して強くなり、従来、前面ガラス基板への衝
撃の防止用などしてこの前面ガラス基板の外側に設けら
れていた高価な保護板が不要となる。また、異常な衝撃
によって前面ガラス基板1が割れ、ガラス破片が飛散す
るのを防止するために、前面ガラス基板1の外側表面に
保護シート14を貼付する。そして、この保護シート1
4に、反射防止機能,不要輻射の低減機能,赤外線のカ
ット機能の少なくともいずれか1つを持たせる。
た保護板を不要とし、コスト低減や多重反射の抑制によ
るコントラストの向上を図る。 【解決手段】 前面ガラス基板1の厚さD1を背面基板
2の厚さD2の110%以上として、前面ガラス基板1
の機械的強度を高める。これにより、前面ガラス基板1
は衝撃に対して強くなり、従来、前面ガラス基板への衝
撃の防止用などしてこの前面ガラス基板の外側に設けら
れていた高価な保護板が不要となる。また、異常な衝撃
によって前面ガラス基板1が割れ、ガラス破片が飛散す
るのを防止するために、前面ガラス基板1の外側表面に
保護シート14を貼付する。そして、この保護シート1
4に、反射防止機能,不要輻射の低減機能,赤外線のカ
ット機能の少なくともいずれか1つを持たせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術野分】本発明は、各種の薄型表示パ
ネルとして使用されるプラズマディスプレイ装置に係
り、特に、かかる装置に用いられるプラズマディスプレ
イパネルに関する。
ネルとして使用されるプラズマディスプレイ装置に係
り、特に、かかる装置に用いられるプラズマディスプレ
イパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネル(PDP)
は、ブラウン管方式の直視型ディスプレイ装置や背面投
写型ディスプレイ装置に比べて、奥行きを飛躍的に短縮
可能であり、将来、壁掛け大画面テレビを実現するため
の有力手段として期待されている。しかしながら、ガラ
ス基板に各種電極を設け、電極間で放電を起こさせて蛍
光体を発光させる構成をなしているために、かかるガラ
ス基板の保護や外光の反射防止,不要輻射の防止などの
各種防止機能を持たせることも必要である。
は、ブラウン管方式の直視型ディスプレイ装置や背面投
写型ディスプレイ装置に比べて、奥行きを飛躍的に短縮
可能であり、将来、壁掛け大画面テレビを実現するため
の有力手段として期待されている。しかしながら、ガラ
ス基板に各種電極を設け、電極間で放電を起こさせて蛍
光体を発光させる構成をなしているために、かかるガラ
ス基板の保護や外光の反射防止,不要輻射の防止などの
各種防止機能を持たせることも必要である。
【0003】図3はかかるプラズマディスプレイパネル
本体の構成を示す斜視図であって、1は前面ガラス基
板、2は背面ガラス基板、3は隔壁、4はアドレス電
極、5R,5G,5Bは蛍光体、6は表示電極、9は誘
電体層、10は保護膜である。
本体の構成を示す斜視図であって、1は前面ガラス基
板、2は背面ガラス基板、3は隔壁、4はアドレス電
極、5R,5G,5Bは蛍光体、6は表示電極、9は誘
電体層、10は保護膜である。
【0004】同図において、プラズマディスプレイパネ
ル本体(以下、PDP本体という)は、前面ガラス基板
1と背面ガラス基板2とが隔壁3を挾持して対面する構
成となっている。
ル本体(以下、PDP本体という)は、前面ガラス基板
1と背面ガラス基板2とが隔壁3を挾持して対面する構
成となっている。
【0005】前面ガラス基板1の内側には、X,Y電極
からなる表示電極6が、背面ガラス基板2の内側には、
アドレス電極4が夫々フォトエッチングなどにより形成
されている。そして、前面ガラス基板1の内側に形成さ
れている表示電極6と背面ガラス基板2の内側に形成さ
れているアドレス電極4とは、互いに直交するようにし
て対面配置されている。前面ガラス基板1上の表示電極
6は、低融点ガラスが印刷、焼成されてなる所定の厚さ
の誘電体層9で覆われ、その上にガス放電時の保護膜1
0が形成されている。
からなる表示電極6が、背面ガラス基板2の内側には、
アドレス電極4が夫々フォトエッチングなどにより形成
されている。そして、前面ガラス基板1の内側に形成さ
れている表示電極6と背面ガラス基板2の内側に形成さ
れているアドレス電極4とは、互いに直交するようにし
て対面配置されている。前面ガラス基板1上の表示電極
6は、低融点ガラスが印刷、焼成されてなる所定の厚さ
の誘電体層9で覆われ、その上にガス放電時の保護膜1
0が形成されている。
【0006】また、背面ガラス基板2には、アドレス電
極4間毎に隔壁3が厚膜印刷の積層などにより形成され
て、隣合う隔壁3間がセルをなしている。これら隔壁3
の内面には、赤の発光色に対応する蛍光体5R,緑の発
光色に対応する蛍光体5G及び青の発光色に対応する蛍
光体5Bが夫々順番に、アドレス電極4を覆うようにし
て塗布されている。かかる蛍光体とアドレス電極4との
間には、誘電体層があってもよい。
極4間毎に隔壁3が厚膜印刷の積層などにより形成され
て、隣合う隔壁3間がセルをなしている。これら隔壁3
の内面には、赤の発光色に対応する蛍光体5R,緑の発
光色に対応する蛍光体5G及び青の発光色に対応する蛍
光体5Bが夫々順番に、アドレス電極4を覆うようにし
て塗布されている。かかる蛍光体とアドレス電極4との
間には、誘電体層があってもよい。
【0007】また、図4に示すように、前面ガラス基板
1上に色フィルタ8R,8G,8Bを隔壁3が形成する
セルに一対一に対応して配置することも可能である。こ
れら色フィルタ8R,8G,8Bには、セル内の蛍光体
5R,5G,5Bの発光色に対応した透過率特性を持た
せる。そして、かかるセルの空間には、ネオンを主体と
した放電ガスが封入され、このため、夫々のセルは放電
セルをなしている。また、色フィルタ8R,8G,8B
夫々の間に配置されたブラックマトリクス7は、外光に
対する隔壁3の端面の不要反射を低減する作用をなす。
1上に色フィルタ8R,8G,8Bを隔壁3が形成する
セルに一対一に対応して配置することも可能である。こ
れら色フィルタ8R,8G,8Bには、セル内の蛍光体
5R,5G,5Bの発光色に対応した透過率特性を持た
せる。そして、かかるセルの空間には、ネオンを主体と
した放電ガスが封入され、このため、夫々のセルは放電
セルをなしている。また、色フィルタ8R,8G,8B
夫々の間に配置されたブラックマトリクス7は、外光に
対する隔壁3の端面の不要反射を低減する作用をなす。
【0008】直交するアドレス電極4と表示電極6との
交点毎に放電セルが位置し、夫々の放電セルは画素を形
成している。従って、複数の画素がマトリクス状に配列
されていることになる。
交点毎に放電セルが位置し、夫々の放電セルは画素を形
成している。従って、複数の画素がマトリクス状に配列
されていることになる。
【0009】図4は図3で示したPDP本体に保護板を
備えた従来のプラズマディスプレイパネルを示す構成図
であって、11はPDP本体、12は保護板であり、図
3に対応する部分には同一符号をつけている。
備えた従来のプラズマディスプレイパネルを示す構成図
であって、11はPDP本体、12は保護板であり、図
3に対応する部分には同一符号をつけている。
【0010】同図において、上記のように各種電極など
が設けられた前面ガラス基板1と背面ガラス基板2とか
らなるPDP本体11は、図示しないプラズマディスプ
レイ装置の筐体内に取り付けられており、さらに、この
筐体内のPDP本体11の前面ガラス基板1側で、保護
板12が取り付けられている。
が設けられた前面ガラス基板1と背面ガラス基板2とか
らなるPDP本体11は、図示しないプラズマディスプ
レイ装置の筐体内に取り付けられており、さらに、この
筐体内のPDP本体11の前面ガラス基板1側で、保護
板12が取り付けられている。
【0011】PDP本体11の前面ガラス基板1は非常
に割れ易いものであって、これが直接外部に露出してい
ると、わずかな衝撃でひびが入ったりもする。また、ほ
こりが付いたり、人が触り易く、これによって前面ガラ
ス1の表面が汚れると、表示される画像が見にくくな
る。このようなことを防止するために、前面ガラス基板
1の前方に保護板12が設けられている。ユーザはこの
保護板12を通してPDP本体11に表示される画像を
見る。この保護板12は、例えば、アクリルや強化ガラ
スなどの高硬度の透明板であって、ある程度の衝撃に対
しても影響されず、指紋が付くなどの汚れが生じないよ
うにしたり(防汚)、にじみが生じないようにしたり
(低ヘイズ)、爪などでも傷が付かないような高硬度の
処理が施されている。
に割れ易いものであって、これが直接外部に露出してい
ると、わずかな衝撃でひびが入ったりもする。また、ほ
こりが付いたり、人が触り易く、これによって前面ガラ
ス1の表面が汚れると、表示される画像が見にくくな
る。このようなことを防止するために、前面ガラス基板
1の前方に保護板12が設けられている。ユーザはこの
保護板12を通してPDP本体11に表示される画像を
見る。この保護板12は、例えば、アクリルや強化ガラ
スなどの高硬度の透明板であって、ある程度の衝撃に対
しても影響されず、指紋が付くなどの汚れが生じないよ
うにしたり(防汚)、にじみが生じないようにしたり
(低ヘイズ)、爪などでも傷が付かないような高硬度の
処理が施されている。
【0012】ところで、PDP本体11の前方にこのよ
うな保護板12を設けると、この保護板12の表面で外
光の反射が生ずる。この反射としては、Aとして示すよ
うに、保護板12の前面12aでの反射と、Bとして示
すように、保護板12の背面12bでの反射とがある。
また、外光の反射としては、Cとして示すように、保護
板12を透過した外光が前面ガラス基板1の表面で反射
するものもあるが、この反射は保護板12の有無に拘ら
ず生ずるものである。A,Bで示す外光の反射が保護板
12を設けたことによって生じたものである。このよう
な反射が、例えば、蛍光灯などの照明灯からの光につい
て生じたものであるときには、保護板12にこの照明灯
が反射像として写ってしまい、しかも、かかる反射が
A,B,Cのように異なる経路で生ずるため、反射像が
二重にも、三重にも写り、表示画像のコントラストが低
下して非常に見にくいものとなる。このA,Bで示す外
光の反射を抑制するために、保護板12の前面と背面の
双方またはいずれか一方に反射防止用のフィルム(AR
フィルム)が貼り付けられている。
うな保護板12を設けると、この保護板12の表面で外
光の反射が生ずる。この反射としては、Aとして示すよ
うに、保護板12の前面12aでの反射と、Bとして示
すように、保護板12の背面12bでの反射とがある。
また、外光の反射としては、Cとして示すように、保護
板12を透過した外光が前面ガラス基板1の表面で反射
するものもあるが、この反射は保護板12の有無に拘ら
ず生ずるものである。A,Bで示す外光の反射が保護板
12を設けたことによって生じたものである。このよう
な反射が、例えば、蛍光灯などの照明灯からの光につい
て生じたものであるときには、保護板12にこの照明灯
が反射像として写ってしまい、しかも、かかる反射が
A,B,Cのように異なる経路で生ずるため、反射像が
二重にも、三重にも写り、表示画像のコントラストが低
下して非常に見にくいものとなる。このA,Bで示す外
光の反射を抑制するために、保護板12の前面と背面の
双方またはいずれか一方に反射防止用のフィルム(AR
フィルム)が貼り付けられている。
【0013】保護板12では、顔料,染料などを添加す
るなどして光透過率を低下させ、画像の明るいところで
のコントラストを高めるようにしている(高コントラス
ト化)。また、PDP本体11では、放電によって発光
が行なわれるのであるが、この放電によってかなりの量
の電磁波が発生する。この電磁波(即ち、不要輻射)を
低減するために、保護板12の表面に透明な導電膜(例
えば、Agをスパッタして得られる膜)やメッシュを貼
り付けることにより、この表面に良好な導電性を持た
せ、これにより、電磁波を遮断するようにしている。さ
らに、PDP本体11では、放電による蛍光体の励起な
どにより赤外線が発生し、この赤外線が自機や他機のリ
モコン機能に悪影響を及ぼすことになる。このため、保
護板12自体や上記の反射防止膜などを着色することに
より、発生した赤外線が外に出ないようにしている。
るなどして光透過率を低下させ、画像の明るいところで
のコントラストを高めるようにしている(高コントラス
ト化)。また、PDP本体11では、放電によって発光
が行なわれるのであるが、この放電によってかなりの量
の電磁波が発生する。この電磁波(即ち、不要輻射)を
低減するために、保護板12の表面に透明な導電膜(例
えば、Agをスパッタして得られる膜)やメッシュを貼
り付けることにより、この表面に良好な導電性を持た
せ、これにより、電磁波を遮断するようにしている。さ
らに、PDP本体11では、放電による蛍光体の励起な
どにより赤外線が発生し、この赤外線が自機や他機のリ
モコン機能に悪影響を及ぼすことになる。このため、保
護板12自体や上記の反射防止膜などを着色することに
より、発生した赤外線が外に出ないようにしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のPD
Pでは、ガラスの歪みなどの点を考慮して、前面ガラス
基板1と背面ガラス基板2とを共通のガラス材から形成
するようにしていた。このため、前面ガラス基板1と背
面ガラス基板2とは温度変化などによって生ずる歪み量
がほぼ等しく、かかる歪みの影響を低減することができ
る。
Pでは、ガラスの歪みなどの点を考慮して、前面ガラス
基板1と背面ガラス基板2とを共通のガラス材から形成
するようにしていた。このため、前面ガラス基板1と背
面ガラス基板2とは温度変化などによって生ずる歪み量
がほぼ等しく、かかる歪みの影響を低減することができ
る。
【0015】このことから、前面ガラス基板1と背面ガ
ラス基板2とは厚さが等しくなっている(現状では、大
型のPDPでは、2.8mmの厚さのもの、小型のPD
Pでは、2.1mmの厚さのものが用いられている)。
背面ガラス基板2は、外部に露出することがなく、支持
部材としての機能を有するものであるから、左程厚くす
る必要がないが、前面ガラス基板1をこの背面ガラス基
板2と等しい厚さにすると、その厚さは充分なものでは
ない。このため、前面ガラス基板1は非常に割れ易く、
これが直接外部に露出していると、わずかな衝撃でひび
が入ったりもする。また、この前面ガラス基板1は、ほ
こりが付いたり、人が触り易く、これによって前面ガラ
ス基板1の表面が汚れると、表示される画像が見にくく
なる。
ラス基板2とは厚さが等しくなっている(現状では、大
型のPDPでは、2.8mmの厚さのもの、小型のPD
Pでは、2.1mmの厚さのものが用いられている)。
背面ガラス基板2は、外部に露出することがなく、支持
部材としての機能を有するものであるから、左程厚くす
る必要がないが、前面ガラス基板1をこの背面ガラス基
板2と等しい厚さにすると、その厚さは充分なものでは
ない。このため、前面ガラス基板1は非常に割れ易く、
これが直接外部に露出していると、わずかな衝撃でひび
が入ったりもする。また、この前面ガラス基板1は、ほ
こりが付いたり、人が触り易く、これによって前面ガラ
ス基板1の表面が汚れると、表示される画像が見にくく
なる。
【0016】このことから、上記のように、前面ガラス
基板1の前方に保護板12が設けられるのであるが、こ
の保護板12は、これに上記の各種機能を付与するため
に、反射防止用のフィルムや不要輻射の防止のためのフ
ィルムをその表面に貼り付けるなどすることにより、多
くの機能を集中して有しており、非常に高価なものとな
っていた。即ち、従来のPDPでは、高価な保護板が必
須の構成部材となっていた。
基板1の前方に保護板12が設けられるのであるが、こ
の保護板12は、これに上記の各種機能を付与するため
に、反射防止用のフィルムや不要輻射の防止のためのフ
ィルムをその表面に貼り付けるなどすることにより、多
くの機能を集中して有しており、非常に高価なものとな
っていた。即ち、従来のPDPでは、高価な保護板が必
須の構成部材となっていた。
【0017】そこで、本発明の第1の目的は、かかる高
価な保護板を不要として、なおかつ外部からの衝撃など
に対する保護機能を備えたプラズマデイスプレイパネル
を提供することにある。
価な保護板を不要として、なおかつ外部からの衝撃など
に対する保護機能を備えたプラズマデイスプレイパネル
を提供することにある。
【0018】また、図4に示すように、前面ガラス基板
1の内側の面にR,G,Bの色フィルタ8R,8G,8
Bが設けられ、これらに対応してセルの蛍光体5R,5
G,5Bからの発光色の純度を高めるようにしている
が、ある蛍光体5からの色光が拡散してこの蛍光体に対
応する色フィルタ8にもれ込まないように、これら色フ
ィルタ8R,8G,8Bを蛍光体5R,5G,5Bにで
きるだけ近接して配置することが必要であり、このため
に、従来のPDPでは、図3に示すように、前面ガラス
基板1の内側の面に設けられていた。
1の内側の面にR,G,Bの色フィルタ8R,8G,8
Bが設けられ、これらに対応してセルの蛍光体5R,5
G,5Bからの発光色の純度を高めるようにしている
が、ある蛍光体5からの色光が拡散してこの蛍光体に対
応する色フィルタ8にもれ込まないように、これら色フ
ィルタ8R,8G,8Bを蛍光体5R,5G,5Bにで
きるだけ近接して配置することが必要であり、このため
に、従来のPDPでは、図3に示すように、前面ガラス
基板1の内側の面に設けられていた。
【0019】しかしながら、このようにすると、前面ガ
ラス基板1上に表示電極6を形成し、この表示電極6を
覆うようにして色フィルタ8R,8G,8Bを形成する
ものであるから、これら色フィルタ8R,8G,8Bは
表示電極6やバス電極によって凹凸状となった面に形成
しなければならず、非常に形成しにくいものとなり、精
度良く色フィルタ8R,8G,8Bを形成するのが困難
であった。
ラス基板1上に表示電極6を形成し、この表示電極6を
覆うようにして色フィルタ8R,8G,8Bを形成する
ものであるから、これら色フィルタ8R,8G,8Bは
表示電極6やバス電極によって凹凸状となった面に形成
しなければならず、非常に形成しにくいものとなり、精
度良く色フィルタ8R,8G,8Bを形成するのが困難
であった。
【0020】本発明の第2の目的は、色フィルタを高精
度にかつ容易に形成することを可能とし、なおかつ蛍光
体からの色光が対応しない色フィルタへもれ込むのを防
止することができるようにしたプラズマディスプレイパ
ネルを提供することにある。
度にかつ容易に形成することを可能とし、なおかつ蛍光
体からの色光が対応しない色フィルタへもれ込むのを防
止することができるようにしたプラズマディスプレイパ
ネルを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は、背面ガラス基板の厚さに対し、前
面ガラス基板の厚さを厚くするものである。そして、こ
の前面ガラス基板の厚さを背面ガラス基板の厚さの11
0%以上とする。
るために、本発明は、背面ガラス基板の厚さに対し、前
面ガラス基板の厚さを厚くするものである。そして、こ
の前面ガラス基板の厚さを背面ガラス基板の厚さの11
0%以上とする。
【0022】ガラス板の曲がり強度は、現状では、ほぼ
その厚さの3乗に比例する。従って、前面ガラス基板を
厚くすることにより、その強度が非常に増加して曲げ変
形や衝撃に対して強くなり、高価な保護板を設ける必要
がなくなる。
その厚さの3乗に比例する。従って、前面ガラス基板を
厚くすることにより、その強度が非常に増加して曲げ変
形や衝撃に対して強くなり、高価な保護板を設ける必要
がなくなる。
【0023】上記第2の目的を達成するために、本発明
は、背面ガラス基板の厚さに対し、前面ガラス基板の厚
さを薄くするものである。そして、この前面ガラス基板
の厚さを背面ガラス基板の厚さの90%以下とする。
は、背面ガラス基板の厚さに対し、前面ガラス基板の厚
さを薄くするものである。そして、この前面ガラス基板
の厚さを背面ガラス基板の厚さの90%以下とする。
【0024】このようにすることにより、前面ガラス基
板の外側の表面と光を発生する蛍光体との間の距離が短
縮することになり、この平坦な表面に色フィルタを形成
することが可能となる。
板の外側の表面と光を発生する蛍光体との間の距離が短
縮することになり、この平坦な表面に色フィルタを形成
することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明によるプラズマディスプ
レイパネルの第1の実施形態の概略構成の一部を示す分
解斜視図であって、13は放電空間であり、図3及び図
4に対応する部分には同一符号をつけている。
用いて説明する。図1は本発明によるプラズマディスプ
レイパネルの第1の実施形態の概略構成の一部を示す分
解斜視図であって、13は放電空間であり、図3及び図
4に対応する部分には同一符号をつけている。
【0026】同図において、前面ガラス基板1の内側表
面には、透明な表示電極6が複数組互いに平行に配列さ
れており、これら表示電極6を覆うようにして誘電体層
9が、さらに、この上に保護膜10が積層されている。
面には、透明な表示電極6が複数組互いに平行に配列さ
れており、これら表示電極6を覆うようにして誘電体層
9が、さらに、この上に保護膜10が積層されている。
【0027】また、背面ガラス基板2の内側表面には、
図3で示した従来のPDPと同様に、前面ガラス基板1
側の表示電極6と直交するようにして複数のアドレス電
極4が互いに平行に配列されており、アドレス電極4間
の夫々には、これらアドレス電極4と平行に隔壁3が形
成されている。そして、これら隔壁3巻に蛍光体5が設
けられている。2つの隣接する隔壁3間を蛍光ストライ
プというとすると、同じ蛍光ストライプには、同じ種類
の蛍光体が設けられており、また、カラー表示の場合に
は、各蛍光ストライプの配列順にR,G,Bの蛍光体5
R,5G,5Bが設けられている。
図3で示した従来のPDPと同様に、前面ガラス基板1
側の表示電極6と直交するようにして複数のアドレス電
極4が互いに平行に配列されており、アドレス電極4間
の夫々には、これらアドレス電極4と平行に隔壁3が形
成されている。そして、これら隔壁3巻に蛍光体5が設
けられている。2つの隣接する隔壁3間を蛍光ストライ
プというとすると、同じ蛍光ストライプには、同じ種類
の蛍光体が設けられており、また、カラー表示の場合に
は、各蛍光ストライプの配列順にR,G,Bの蛍光体5
R,5G,5Bが設けられている。
【0028】これら前面ガラス基板1と背面ガラス基板
2とは、隔壁3の先端面が保護膜10に当接するよう
に、組み合わされ、この保護膜10と隔壁3と背面ガラ
ス基板2とで形成される放電空間13内にネオンなどの
放電ガスが充填される。そして、所望放電セルにおい
て、表示電極6とアドレス電極4との間の電圧印加で放
電空間13内の放電ガスが放電して書込み放電を行なわ
せることにより、この放電セルが選択され、次いで、表
示電極6内で電圧が印加されることにより、選択された
放電セルでの放電空間13内で維持放電が発生し、これ
によって発生する紫外線で蛍光体5が発光する。
2とは、隔壁3の先端面が保護膜10に当接するよう
に、組み合わされ、この保護膜10と隔壁3と背面ガラ
ス基板2とで形成される放電空間13内にネオンなどの
放電ガスが充填される。そして、所望放電セルにおい
て、表示電極6とアドレス電極4との間の電圧印加で放
電空間13内の放電ガスが放電して書込み放電を行なわ
せることにより、この放電セルが選択され、次いで、表
示電極6内で電圧が印加されることにより、選択された
放電セルでの放電空間13内で維持放電が発生し、これ
によって発生する紫外線で蛍光体5が発光する。
【0029】かかる構成において、この実施形態では、
前面ガラス基板1の厚さD1を背面ガラス基板2の厚さ
D2よりも厚くしており、具体的には、 D1≧1.1D2 即ち、前面ガラス基板1の厚さD1を背面ガラス基板2
の厚さD2の110%以上とする。一例としては、背面
ガラス基板2の厚さD2=2.1mmに対し、前面ガラス
基板1の厚さD1=2.8mmとする。勿論、それ以上で
あってもよい。
前面ガラス基板1の厚さD1を背面ガラス基板2の厚さ
D2よりも厚くしており、具体的には、 D1≧1.1D2 即ち、前面ガラス基板1の厚さD1を背面ガラス基板2
の厚さD2の110%以上とする。一例としては、背面
ガラス基板2の厚さD2=2.1mmに対し、前面ガラス
基板1の厚さD1=2.8mmとする。勿論、それ以上で
あってもよい。
【0030】ところで、現状のガラス板では、一般に、
その曲がり強度は板厚の3乗に比例する。従って、この
ように前面ガラス基板1の厚さD1を背面ガラス基板2
の厚さD2の110%以上とすると、前面ガラス基板1
の強度がかなり増加する。このため、従来のPDPで前
面ガラス基板の外側に設けられていた保護板12(図
4)を設ける必要がなくなり、この高価な保護板12が
不必要になった分コストの大幅な低減が図れるし、ま
た、PDPの薄型化も図れることになる。
その曲がり強度は板厚の3乗に比例する。従って、この
ように前面ガラス基板1の厚さD1を背面ガラス基板2
の厚さD2の110%以上とすると、前面ガラス基板1
の強度がかなり増加する。このため、従来のPDPで前
面ガラス基板の外側に設けられていた保護板12(図
4)を設ける必要がなくなり、この高価な保護板12が
不必要になった分コストの大幅な低減が図れるし、ま
た、PDPの薄型化も図れることになる。
【0031】また、この第1の実施形態では、前面ガラ
ス基板1の外側表面にこの前面ガラス基板1の飛散防止
用の保護シート14が貼付されている。上記のように前
面ガラス基板1を厚くしたとしても、これに大きな衝撃
が与えられた場合、割れてガラス片が飛散するおそれが
あり、非常に危険である。このために、上記の保護シー
ト14を設けるものである。
ス基板1の外側表面にこの前面ガラス基板1の飛散防止
用の保護シート14が貼付されている。上記のように前
面ガラス基板1を厚くしたとしても、これに大きな衝撃
が与えられた場合、割れてガラス片が飛散するおそれが
あり、非常に危険である。このために、上記の保護シー
ト14を設けるものである。
【0032】さらにまた、この第1の実施形態では、こ
の保護シート14に、図4で示した保護板12のよう
に、反射防止機能,不要輻射の低減機能,赤外線のカッ
ト機能の少なくともいずれか1つを持たせるようにする
こともできる。
の保護シート14に、図4で示した保護板12のよう
に、反射防止機能,不要輻射の低減機能,赤外線のカッ
ト機能の少なくともいずれか1つを持たせるようにする
こともできる。
【0033】図2は本発明によるプラズマディスプレイ
パネルの第2の実施形態の概略構成の一部を示す分解斜
視図であって、前出図面に対応する部分には同一符号を
つけて重複する説明を省略する。
パネルの第2の実施形態の概略構成の一部を示す分解斜
視図であって、前出図面に対応する部分には同一符号を
つけて重複する説明を省略する。
【0034】同図において、この第2の実施形態は、図
1に示した第1の実施形態と基本構成が同じであるが、
前面ガラス基板1の厚さD1を背面ガラス基板2の厚さ
D2よりも薄く、 D1≦0.9D2 としたものである。一例としては、背面ガラス基板2の
厚さD2=2.1mmに対し、前面ガラス基板1の厚さD
1=0.1mmとするものである。勿論、これよりも薄く
してもよい。
1に示した第1の実施形態と基本構成が同じであるが、
前面ガラス基板1の厚さD1を背面ガラス基板2の厚さ
D2よりも薄く、 D1≦0.9D2 としたものである。一例としては、背面ガラス基板2の
厚さD2=2.1mmに対し、前面ガラス基板1の厚さD
1=0.1mmとするものである。勿論、これよりも薄く
してもよい。
【0035】ところで、前面ガラス基板1の厚さD1を
このように薄くすると、この前面ガラス基板1の外側の
表面と放電空間13までの距離が短くなり、従って、こ
の第2の実施形態では、前面ガラス基板1のこの外側の
表面に、蛍光体5R,5G,5Bに対向して、色フィル
タ8R,8G,8Bをストライプ状に設ける。
このように薄くすると、この前面ガラス基板1の外側の
表面と放電空間13までの距離が短くなり、従って、こ
の第2の実施形態では、前面ガラス基板1のこの外側の
表面に、蛍光体5R,5G,5Bに対向して、色フィル
タ8R,8G,8Bをストライプ状に設ける。
【0036】この場合、これら色フィルタ8R,8G,
8Bやブラックマトリックス7は、前面ガラス基板1の
外側の平坦な表面状に形成されるものであるから、これ
らの厚みや幅を精度良く設定して形成しやすい。前面ガ
ラス基板1が薄い程、発光セルからの光の拡散によるク
ロストークが少なくなるので、色フィルタの効果が大き
くなる。従って、この第2の実施形態では、色光の通過
特性が優れた色フィルタ8R,8G,8Bを持つように
することが容易となる。
8Bやブラックマトリックス7は、前面ガラス基板1の
外側の平坦な表面状に形成されるものであるから、これ
らの厚みや幅を精度良く設定して形成しやすい。前面ガ
ラス基板1が薄い程、発光セルからの光の拡散によるク
ロストークが少なくなるので、色フィルタの効果が大き
くなる。従って、この第2の実施形態では、色光の通過
特性が優れた色フィルタ8R,8G,8Bを持つように
することが容易となる。
【0037】なお、この第2の実施形態では、前面ガラ
ス基板1は、非常に薄くなるので、衝撃に対して非常に
弱いものとなる。そこで、この前面ガラス基板1の外側
表面側に、図2には図示しないが、衝撃防止用の保護板
あるいは保護シートを設けるようにする。この場合、こ
の保護板には、図4に示した従来のPDPでの保護板1
2のように、反射防止機能,不要輻射の低減機能,赤外
線のカット機能の少なくともいずれか1つを持たせるよ
うにすることもできる。
ス基板1は、非常に薄くなるので、衝撃に対して非常に
弱いものとなる。そこで、この前面ガラス基板1の外側
表面側に、図2には図示しないが、衝撃防止用の保護板
あるいは保護シートを設けるようにする。この場合、こ
の保護板には、図4に示した従来のPDPでの保護板1
2のように、反射防止機能,不要輻射の低減機能,赤外
線のカット機能の少なくともいずれか1つを持たせるよ
うにすることもできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前面ガラス基板の厚さを背面ガラス基板の厚さとは異な
らせることにより、前面ガラス基板の厚さを背面ガラス
基板の厚さよりも厚くした場合には、従来前面ガラス基
板の外側に必要としていた高価な保護板が不要となり、
装置全体のコスト低減が可能となるとともに、保護板を
設けたことによる多重反射も回避できて、コントラスト
の向上を図ることができるし、また、前面ガラス基板の
厚さを背面ガラス基板の厚さよりも薄くした場合には、
該前面ガラス基板の外側表面での蛍光体からの光の拡散
量が少なくなるため、該前面ガラス基板の平坦な外側表
面に色フィルタを形成することができ、これにより、か
かる色フィルタを精度良く形成することができて、高コ
ントラスト化や色再現範囲の拡大を図ることができる。
前面ガラス基板の厚さを背面ガラス基板の厚さとは異な
らせることにより、前面ガラス基板の厚さを背面ガラス
基板の厚さよりも厚くした場合には、従来前面ガラス基
板の外側に必要としていた高価な保護板が不要となり、
装置全体のコスト低減が可能となるとともに、保護板を
設けたことによる多重反射も回避できて、コントラスト
の向上を図ることができるし、また、前面ガラス基板の
厚さを背面ガラス基板の厚さよりも薄くした場合には、
該前面ガラス基板の外側表面での蛍光体からの光の拡散
量が少なくなるため、該前面ガラス基板の平坦な外側表
面に色フィルタを形成することができ、これにより、か
かる色フィルタを精度良く形成することができて、高コ
ントラスト化や色再現範囲の拡大を図ることができる。
【図1】本発明によるプラズマディスプレイパネルの第
1の実施形態の概略構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
1の実施形態の概略構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
【図2】本発明によるプラズマディスプレイパネルの第
2の実施形態の概略構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
2の実施形態の概略構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
【図3】従来のプラズマディスプレイパネル本体の一例
の構成を示す一部分解斜視図である。
の構成を示す一部分解斜視図である。
【図4】従来のプラズマディスプレイパネル本体の他の
例の構成を示す一部分解斜視図である。
例の構成を示す一部分解斜視図である。
【図5】従来のプラズマディスプレイパネルの構成を示
す側面図である。
す側面図である。
1 前面ガラス基板 2 背面ガラス基板 3 隔壁 4 アドレス電極 5R,5G,5B 蛍光体 6 表示電極 8R,8G,8B カラーフィルタ 9 誘電体層 10 保護膜 12 保護板 13 放電空間 14 保護シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川野 寛治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報メディア事業本部内 (72)発明者 谷津田 則夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報メディア事業本部内 (72)発明者 三野 和男 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報メディア事業本部内 (72)発明者 中山 保彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報メディア事業本部内 Fターム(参考) 5C040 GA02 GA03 GH01 GH02 GH10 MA04 MA08 MA09 5C094 AA03 AA11 AA16 AA36 AA43 AA44 BA31 CA24 EB02 ED03 ED12 ED20 JA08
Claims (11)
- 【請求項1】 前面ガラス基板側に設けられる電極と背
面基板側に設けられる電極とが互いに交差するように配
置され、該前面ガラス基板と該背面ガラス基板との間
に、これら電極間に印加される電圧によって放電するガ
スを封入した空間が設けられたプラズマディスプレイパ
ネルにおいて、 該前面ガラス基板と該背面ガラス基板との厚さを異なら
せたことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記背面ガラス基板に対し、前記前面ガラスの厚さを厚
くしたことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記前面ガラス基板の厚さを前記背面ガラス基板の厚さ
の110%以上としたことを特徴とするプラズマディス
プレイパネル。 - 【請求項4】 請求項2または3において、 前記前面ガラス基板の外側表面に保護シートを貼付した
ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記保護シートは、反射防止,不要輻射の低減,赤外線
カットの少なくともいずれか1つの機能を有することを
特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項6】 請求項1において、 前記背面ガラス基板に対し、前記前面ガラスの厚さを薄
くしたことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項7】 請求項6において、 前記前面ガラス基板の厚さを前記背面ガラス基板の厚さ
の90%以下としたことを特徴とするプラズマディスプ
レイパネル。 - 【請求項8】 請求項6または7において、 前記前面ガラス基板の外側表面に赤,緑,青の放電セル
のストライプに対応するカラーフィルタを設けたことを
特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項9】 請求項6または7において、 前記前面ガラス基板の外側表面側に保護板を設けたこと
を特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項10】 請求項8において、 前記カラーフィルタの外側表面に保護板を設けたことを
特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項11】 請求項9において、 前記保護板は、反射防止,不要輻射の低減,赤外線カッ
トの少なくともいずれか1つの機能を有することを特徴
とするプラズマディスプレイパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28956398A JP2000123751A (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | プラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28956398A JP2000123751A (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | プラズマディスプレイパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000123751A true JP2000123751A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17744858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28956398A Pending JP2000123751A (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | プラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000123751A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002045115A1 (en) * | 2000-11-28 | 2002-06-06 | Orion Electric Co., Ltd. | Color plasma display panel with an improvement of color temperature and brightness |
US7005794B2 (en) | 2002-02-25 | 2006-02-28 | Asahi Glass Company, Limited | Impact-resistant film for flat display panel, and flat display panel |
-
1998
- 1998-10-12 JP JP28956398A patent/JP2000123751A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002045115A1 (en) * | 2000-11-28 | 2002-06-06 | Orion Electric Co., Ltd. | Color plasma display panel with an improvement of color temperature and brightness |
US7005794B2 (en) | 2002-02-25 | 2006-02-28 | Asahi Glass Company, Limited | Impact-resistant film for flat display panel, and flat display panel |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050517 |