JP2000122878A - ジョブ起動と管理の方法及びシステム - Google Patents

ジョブ起動と管理の方法及びシステム

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JP2000122878A
JP2000122878A JP10291237A JP29123798A JP2000122878A JP 2000122878 A JP2000122878 A JP 2000122878A JP 10291237 A JP10291237 A JP 10291237A JP 29123798 A JP29123798 A JP 29123798A JP 2000122878 A JP2000122878 A JP 2000122878A
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JP10291237A
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Masato Yano
政人 矢野
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の優先度パラメータを考慮した複数のジョ
ブ選択方式を選択実行可能なジョブの起動・管理方法及
びシステムの提供。 【解決手段】ジョブ要求源からのジョブ処理要求を受け
ジョブ管理表12に要求レコードとして登録する要求受付
部11と、抽出要求源からの検索手順識別子を含む抽出要
求を受け検索部131に要求レコードの抽出を依頼する抽
出受付部133と、検索手順定義132を参照して検索手順識
別子に対応する検索手順定義に従ってジョブ管理表12か
ら要求レコードを検索し検索結果を抽出受付部133に通
知する検索部131を備え、抽出受付部133は検索結果であ
る要求レコードを受け取り抽出要求源に対して要求レコ
ードを通知し、抽出要求源からのジョブ終了通知を受け
ジョブ管理表の対応する要求レコードの実行ステータス
を処理終了に更新する結果書込部14を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等情
報処理装置に関し、特に、情報処理装置で実行されるジ
ョブの起動と管理の方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータにおけるジョブ制御
方式として、例えば特開昭61−221832号公報に
は、図8に示すように、要求受付部113と、分岐キュ
ー118と、処理選択部115と、を備えた処理選択方
式が開示されている。処理選択部115は、抽出部11
4と、指示手段(カウンタ)116と、テーブル117
と、キュー調査順序決定部119と、を備えた構成が提
案されている。この従来のシステムはつぎのように動作
する。
【0003】要求受付部113は、1又は複数の要求源
より発せられる処理要求を受付け、その内容を分析し、
要求する処理の種類に応じて複類の分岐キュー118の
いずれかに要求を振分ける。
【0004】処理選択部115の抽出部114は、分岐
キュー118をサ−チし、各キューにキューイングされ
てる要求があれば、該要求を抽出する。更に処理選択部
115において、テーブル117には、各キュー118
をサ−チする順序に関する情報が定義され、このテ−ブ
ル117に定義される複数種のサ−チ順序情報を指示す
る指示手段116が設けられる。キュー調査順序決定部
119は、指示手段16による指示に従つて、テ−ブル
117に定義される順序情報のいずれかを選択する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のシステムは、次のような問題点を有している。
【0006】第1の問題点は、優先度パラメータを1つ
しか持てず、例えば、機能分散のために実行リソース種
類をパラメータに用いた場合、スループットを向上する
ことができない、ということである。
【0007】その理由は、分岐キューを用いているため
である。
【0008】第2の問題点は、キュー調査順序が処理実
行元でなく、処理選択部115で独自に決定しており、
機能分散が実現できず、すべての実行リソースがすべて
の要求を処理できる能力を持たなければならず、コスト
増加を招いている、ということである。
【0009】その理由は、採用されるサーチ順序が、処
理選択部115に含まれる指示手段16によって決定さ
れているためである。
【0010】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、複数の優先度パ
ラメータを考慮した複数のジョブ選択方式を選択実行す
ることができるジョブの起動・管理方法及びシステムを
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、その概略を述べれば、分散処理環境におけるジョ
ブ起動と管理の方法において、1つのジョブ管理表のみ
で、抽出要求源に応じて優先順を使い分けることのでき
るジョブ要求抽出と、ジョブ処理結果の管理を行う。
【0012】本発明は、1又は複数のジョブ要求源から
発せられる、該ジョブが実行される抽出要求源情報及び
優先度情報を含むジョブ処理要求を受け付け、ジョブ管
理表に、該ジョブ処理要求を、要求レコードとして登録
する要求受付手段と、抽出要求源からの検索手順の識別
情報をふくむ抽出要求を受付け、検索手段に、検索手順
識別情報を渡し要求レコードの抽出を依頼する抽出受付
手段と、前記検索手順識別情報に基づき、検索手順定義
記憶部を参照して、検索手順識別情報に対応する検索手
順定義にしたがってジョブ管理表から要求レコードを検
索し、検索結果を前記抽出受付手段に通知する検索手段
と、を備え、前記抽出受付手段は、前記検索手段の検索
結果である要求レコードを受け取り、前記抽出要求源に
対して要求レコードを通知する。さらに、前記抽出要求
源から通知されるジョブ終了通知を受け取り、前記ジョ
ブ管理表の対応する要求レコードの実行ステータスを処
理終了に更新する結果書込手段を備える。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。図1を参照すると、要求受付部11は、1又は複
数のジョブ要求源1〜nから発せられるジョブ要求を受
け付け、ジョブ管理表12に、要求レコードとして登録
する。
【0014】抽出要求源1〜nは、検索手順定義部13
2に記憶されている検索手順の識別子をふくむ抽出要求
を、抽出要求受付部(「抽出受付部」ともいう)133
に通知する。
【0015】抽出要求受付部133は、検索部131
に、検索手順識別子を渡して、ジョブ管理表12からの
要求レコード抽出を依頼する。
【0016】検索部131では、検索手順定義部132
に記憶されている、検索手順識別子に対応する検索手順
定義にしたがってジョブ管理表12を検索し、抽出要求
受付部133は、検索部131の検索結果である要求レ
コードを受け取り、抽出要求源1〜nに要求レコードを
1つ通知する。
【0017】結果書込部14は、抽出要求源1〜nから
通知されるジョブ終了通知を受け取り、ジョブ管理表1
2の対応する要求レコードのステータスを「処理終了」
に更新する。
【0018】本発明は、一エントリ当たり、前記ジョブ
要求に含まれる要求ジョブ、実行リソースの種類、ジョ
ブ優先度、ジョブ要求識別子、要求受付時刻情報、ジョ
ブ実行のステータス情報をそれぞれ格納する欄を含むジ
ョブ管理表(図5参照)と、1又は複数の検索手順定義
を検索手順識別情報に対応させて記憶する検索手順定義
記憶部(図6参照)と、を備え、(a)1又は複数のジ
ョブ要求源から発せられる、要求ジョブと、該ジョブが
実行できる抽出要求源を特定するための実行リソースの
種類と、ジョブの優先度を特定するジョブ優先度と、を
含むジョブ要求を受け付け、前記ジョブ要求に、ジョブ
要求識別子、要求受付情報を付加してなる要求レコード
を前記ジョブ管理表に登録するとともに実行ステータス
情報を処理待ちに設定する要求受付部と、(b)抽出要
求源からの検索手順識別情報を含むジョブ抽出要求を受
け付け、検索手段に、検索手順識別情報を渡して前記ジ
ョブ管理表の検索を依頼し、前記検索手段から検索結果
の要求レコードを受け取り、該要求レコードに含まれる
ジョブ要求識別子と要求ジョブを前記抽出要求源に通知
する抽出受付手段と、(c)前記抽出受付手段から渡さ
れる検索手順識別情報に対応する検索手順定義を、前記
検索手順定義記憶部から抽出し、前記検索手順定義にし
たがって前記ジョブ管理表から要求レコードを抽出し、
該要求レコードの実行ステータス情報欄を処理実行中に
更新して、前記抽出受付手段に要求レコードを通知する
検索手段と、(d)前記抽出要求源でジョブ実行処理終
了時に通知されるジョブ要求識別子を受け取り前記ジョ
ブ管理表に記憶されている、ジョブ要求識別子が同一の
要求レコードの実行ステータス情報欄を処理終了に更新
する結果書込手段と、を備える。本発明の実施の形態に
おいて、上記要求受付手段、抽出受付手段、検索手段、
結果書込手段は、コンピュータ上で実行されるプログラ
ム制御によりその機能を実現するようにしてもよい。こ
の場合、該プログラムを記録したCD−ROM、FD等
の記録媒体からプログラムを読み取りコンピュータで実
行することで本発明を実施することができる。
【0019】このようにして、1つのジョブ管理表12
のみで、複数の抽出要求源1〜nに応じて優先順を使い
分けることのできるジョブ要求抽出と、ジョブ処理結果
の管理を行うことを可能としている。
【0020】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して以下
に説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示す図
である。図1を参照すると、本発明の一実施例は、プロ
グラム制御により動作するコンピュータ1と、プログラ
ム制御により動作する1又は複数のコンピュータX1〜
Xnと、プログラム制御により動作する1又は複数のコ
ンピュータY1〜Ynと、を備えて構成されている。
【0021】コンピュータ1は、要求受付部11と、ジ
ョブ管理表12と、選択部13と、結果書込部14と、
を含む。
【0022】選択部13は、検索部131と、検索手順
定義部132と、抽出受付部133と、を含む。
【0023】コンピュータX1〜Xnは、ジョブ要求源
1〜nをそれぞれ含む。
【0024】コンピュータY1〜Ynは、抽出要求源1
〜nをそれぞれ含む。
【0025】各部はそれぞれ概略つぎのように動作す
る。
【0026】要求受付部11は、1又は複数のジョブ要
求源1〜nから発せられるジョブ要求を受け付け、ジョ
ブ管理表12に要求レコードとして登録する。ジョブ要
求は、要求ジョブのほか、ジョブが実行できる抽出要求
源1〜nを特定するための実行リソースの種類と、ジョ
ブの優先度を特定するジョブ優先度を含む。
【0027】ジョブ管理表12は要求レコードを記憶す
る記憶部であり、一エントリ当たり、ジョブ要求に含ま
れる要求ジョブと、実行リソース種類と、ジョブ優先度
をそれぞれ格納する列(カラムフィールド)のほか、ジ
ョブ要求識別子と、要求受付時刻と、実行ステータスを
それぞれ格納する列を含む。
【0028】選択部13は、抽出受付部133で受け付
けた1又は複数の抽出要求源1〜nからのジョブ抽出要
求に対して、検索部131でジョブ抽出要求で指定され
た検索手順にしたがって、ジョブ管理表12から要求レ
コードを検索し、該要求レコードに含まれる、ジョブ要
求識別子と、要求ジョブとを抽出要求源に対して通知す
る。
【0029】抽出受付部133は、抽出要求源1〜nか
らの検索手順識別子を含むジョブ抽出要求を受け付け、
検索部131に検索手順識別子を渡してジョブ管理表1
2の検索を依頼し、検索部131から検索結果の要求レ
コードを受け取り、要求レコードに含まれるジョブ要求
識別子と要求ジョブを抽出要求源1〜nに通知する。
【0030】検索手順定義部132は、検索手順識別子
を持った検索手順定義を1又は複数記憶する。
【0031】検索部131は、抽出受付部133から渡
される検索手順識別子に対応する検索手順定義を、検索
手順定義部132から選び出し、検索手順定義にしたが
ってジョブ管理表12から1つの要求レコードを抽出
し、当該レコードの実行ステータス列を更新し、抽出受
付部133に要求レコードを通知する。
【0032】結果書込部14は、抽出要求源1〜nから
通知されるジョブ要求識別子を受け取り、ジョブ管理表
12に記憶されている、ジョブ要求識別子が同一の要求
レコードの実行ステータス列を更新する。
【0033】図2、図3、図4は、本発明の一実施例の
処理フローを示すフローチャートである。図2は、ジョ
ブ要求受付処理、図3は、ジョブ要求の抽出処理、図4
は、結果の書込み処理をそれぞれ示すフローチャートで
ある。
【0034】図1乃至図4を参照して、本発明の一実施
例の全体の動作について詳細に説明する。本実施例は、
ジョブ要求の受付と、ジョブ要求の抽出と、結果の書込
から構成されるが、これらは独立して動作することがで
きる。
【0035】図2を参照して、ジョブ要求の受付につい
て説明すると、まず、ジョブ要求源1〜nから、要求ジ
ョブと、実行リソース種類と、優先度の組をジョブ要求
として要求受付部11が受け取る。(ステップA1)。
【0036】次に、要求受付部11は、ジョブ要求の付
加情報として、ジョブ要求識別子と受付時刻を生成する
(ステップA2)。
【0037】さらに、要求受付部11は、ジョブ管理表
12に、ステップA1で受け付けた情報と、ステップA
2で生成した情報と、実行ステータス列の初期値「処理
待ち」とを組にした要求レコードを記憶する(ステップ
A3)。
【0038】図3を参照して、ジョブ要求の抽出につい
て説明すると、まず、抽出受付部133が、抽出要求源
1〜nから、検索手順識別子を受け取る(ステップB
1)。
【0039】次に、抽出受付部133は、検索手順識別
子を検索部131に渡してジョブ管理表12からの要求
レコードの取り出しを要求する(ステップB2)。
【0040】検索部131は、検索手順定義部132か
ら、受け付けた検索手順識別子に対応する検索手順定義
を得て検索手順を決定し(ステップB3)、ジョブ管理
表12の検索を実行する(ステップB4)。
【0041】検索部131は、ジョブ管理表12に対し
て、ステップB4で抽出した要求レコードの実行ステー
タス列を「処理中」に更新する(ステップB5)。
【0042】さらに、検索部131は、ステップB5で
抽出した要求レコードを抽出受付部133に渡す(ステ
ップB6)。
【0043】抽出受付部133は、ステップB6で受け
取った要求レコードから、ジョブ要求識別子と、要求ジ
ョブを抽出する(ステップB7)。
【0044】最後に、抽出受付部133は、ステップB
7で抽出した、ジョブ要求識別子と、要求ジョブを、抽
出要求源1〜nに渡す(ステップB8)。
【0045】図4を参照して、結果の書込について説明
すると、まず、結果書込部133は、抽出要求源1〜n
からジョブ要求識別子を受け取る(ステップC1)。
【0046】本発明の一実施例についてより詳細に説明
するため、結果書込部133は、ジョブ管理表12に対
し、ステップC1で受け取ったジョブ要求識別子を持つ
要求レコードの実行ステータス列を「処理終了」に更新
する(ステップC2)。
【0047】次に、具体例を用いて説明する。図5乃至
図7は、本発明の一実施例を具体的に説明するための図
であり、ジョブ管理表12の内容等を示す図である。
【0048】ジョブ要求の受付については、図5に示す
ように、ジョブ管理表に「処理待ち」のジョブ要求レコ
ードが4つ存在する状況において、「要求ジョブがcc
c、実行リソース種類がXX、優先度が1」である新た
な処理要求を、10:40に要求受付部11が受け付け
た場合(図2のステップA1)、要求受付部11は、こ
の要求に対して、ジョブ要求識別子として「5」を割付
け(図2のステップA2)、実行ステータスとして「処
理待ち」を設定して、ジョブ要求識別子が「5」の要求
レコードを、ジョブ管理表12に書き込む(図2のステ
ップA3)。
【0049】ジョブ要求の抽出については、図6に示す
ように、ジョブ管理表12に「処理待ち」のジョブ要求
レコードが5つ存在する状況を考える。
【0050】検索手順定義部132には、次の2種類の
検索手順が定義されているものとする。 ・検索手順識別子Aには、『実行ステータスが「処理待
ち」で、実行リソース種類がAAとXXであるレコード
のうち、受付時刻の最も古いレコードを検索する』とい
う定義が対応している。 ・検索手順識別子Bには、『実行ステータスが「処理待
ち」で、実行リソース種類がBBとXXであるレコード
のうち、優先度が最も小さいものの中で、受付時刻の最
も古いレコードを検索する』という定義が対応してい
る。
【0051】このとき、検索手順識別子として「A」を
指定した抽出要求を、抽出要求受付部133が受け付け
ると(図3のステップB1)、検索部131は、検索手
順定義部132を参照して、検索手順識別子Aに対応し
た検索手順定義に従って、ジョブ管理表12から要求レ
コードを選択し(ステップB3〜7)、「ジョブ要求識
別子:1、要求ジョブ:aaa」である抽出結果を、抽
出要求受付部133に通知する(ステップB8)。
【0052】同様にして、抽出要求受付部133が、検
索手順識別子にBを指定した抽出要求を抽出受付部13
3が受け付けると(図3のステップB1)、検索部13
1は、「ジョブ要求識別子:5、要求ジョブ:ccc」
である抽出結果を、抽出要求受付部133に通知する
(ステップB8)。
【0053】このように、検索手順識別子を抽出要求源
1〜nが指定して、検索手順を使い分けることで、ジョ
ブ管理表12をさまざまな形式のキューとしてみなすこ
とができる。
【0054】結果の書込については、例えば結果書込部
14がジョブ要求識別子として「5」を受け取ると、ジ
ョブ管理表12のジョブ要求識別子が「5」である要求
レコードの実行ステータス列を「処理終了」に更新す
る。
【0055】また、ジョブ管理表12そのものを検索す
ることで、ジョブ要求の進捗状況を把握することができ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0057】本発明の第1の効果は、複数の優先度パラ
メータを複合的に考慮したジョブ選択方式を複数実装し
て、選択実行することができ、例えば、実行リソース種
類を重視して、機能分散を実現するジョブ選択方式と、
受付時刻を重視して先入れ先出しを実現するジョブ選択
方式と、を同時に、実装することができる、ということ
である。
【0058】その理由は、本発明においては、ジョブ管
理をジョブ管理表に基づき行っており、検索手段の動作
を、抽出要求源が発する検索手順識別子とそれに対応す
る検索手順定義によって決定する構成とした、ためであ
る。
【0059】本発明の第2の効果は、ジョブ管理表によ
り、ジョブのキューイングと進捗状況を同時に管理する
ことができ、例えばジョブ管理表を公開するだけで、ジ
ョブ要求の進捗状況をジョブ要求源が知ることができ
る、ということである。
【0060】その理由は、本発明においては、ジョブ管
理表に、ジョブ要求のステータス情報を管理する列を備
え、抽出要求部と抽出要求源、抽出要求源と結果書込部
の間でジョブ要求識別子を受け渡している、ためであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の処理フローを示す流れ図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の処理フローを示す流れ図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の処理フローを示す流れ図で
ある。
【図5】本発明の一実施例の動作について、ジョブ管理
表の具体的な例に基づき説明するための図である。
【図6】本発明の一実施例の動作について、ジョブ管理
表、検索手順定義部の具体的な例に基づき説明するため
の図である。
【図7】本発明の一実施例の動作について、ジョブ管理
表の具体的な例に基づき説明するための図である。
【図8】従来のジョブ制御システムの構成の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 11 要求受付部 12 ジョブ管理表 13 選択部 131 検索部 132 検索手順定義部 133 抽出受付部 14 結果書込部 21〜2n ジョブ要求源 31〜3n 抽出要求源 113 要求受付部 114 抽出部 115 処理選択部 116 指示手段(カウンタ) 117 テーブル 119 キュー調査順序決定部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジョブの実行を制御・管理するためのジョ
    ブ管理表から処理要求のジョブを検索する検索手段が、
    検索手順識別情報をジョブ抽出要求源から受け取り、前
    記検索手順識別情報から検索手順定義記憶部を参照し、
    得られた検索手順に従って、前記ジョブ管理表を検索し
    処理待ち状態のジョブを選択することを特徴とするジョ
    ブ制御方法。
  2. 【請求項2】1又は複数のジョブ要求源から発せられ
    る、該ジョブが実行される抽出要求源情報及び優先度情
    報を含むジョブ処理要求を受け付け、ジョブ管理表に、
    該ジョブ処理要求を、要求レコードとして登録する要求
    受付手段と、 抽出要求源からの検索手順の識別情報を含む抽出要求を
    受付け、検索手段に、検索手順識別情報を渡し要求レコ
    ードの抽出を依頼する抽出受付手段と、 前記検索手順識別情報に基づき、検索手順定義記憶部を
    参照して、検索手順識別情報に対応する検索手順定義に
    したがって前記ジョブ管理表から要求レコードを検索
    し、検索結果を前記抽出受付手段に通知する検索手段
    と、を備え、 前記抽出受付手段は、前記検索手段の検索結果である要
    求レコードを受け取り、前記抽出要求源に対して要求レ
    コードを通知することを特徴とするジョブ制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記抽出要求源から通知されるジョブ終了
    通知を受け取り、前記ジョブ管理表の対応する要求レコ
    ードの実行ステータスを処理終了に更新する結果書込手
    段を備えたことを特徴とする請求項2記載のジョブ制御
    システム。
  4. 【請求項4】一エントリ当たり、前記ジョブ要求に含ま
    れる要求ジョブ、実行リソースの種類、ジョブ優先度、
    ジョブ要求識別子、要求受付時刻情報、及びジョブ実行
    のステータス情報をそれぞれ格納する欄を含むジョブ管
    理表と、 1又は複数のジョブ要求源から発せられるジョブ要求を
    受け付け、前記ジョブ管理表に要求レコードとして記憶
    する要求受付手段を備え、 前記ジョブ要求源から発せられるジョブ要求は、要求ジ
    ョブと、該ジョブが実行できる抽出要求源を特定するた
    めの実行リソースの種類と、ジョブの優先度を特定する
    ジョブ優先度と、を含み、 前記要求受付手段は、前記ジョブ要求に、ジョブ要求識
    別子、要求受付情報を付加してなる要求レコードを前記
    ジョブ管理表に登録するとともに実行ステータス情報を
    処理待ちに設定し、 前記ジョブ管理表を検索する検索手段と、 抽出要求源からの検索手順識別情報を含むジョブ抽出要
    求を受け付け、前記検索手段に、検索手順識別情報を渡
    して前記ジョブ管理表の検索を依頼し、前記検索手段か
    ら検索結果の要求レコードを受け取り、該要求レコード
    に含まれるジョブ要求識別子と要求ジョブを前記抽出要
    求源に通知する抽出受付手段と、 1又は複数の検索手順定義を検索手順識別情報に対応さ
    せて記憶する検索手順定義記憶部と、を備え、 前記検索手段は、前記抽出受付手段から渡される検索手
    順識別情報に対応する検索手順定義を、前記検索手順定
    義記憶部から抽出し、前記検索手順定義にしたがって前
    記ジョブ管理表から要求レコードを抽出し、該要求レコ
    ードの実行ステータス情報欄を処理実行中に更新して、
    前記抽出受付手段に要求レコードを通知する、 ことを特徴とするジョブ制御システム。
  5. 【請求項5】前記抽出要求源でジョブ実行処理終了時に
    通知されるジョブ要求識別子を受け取り前記ジョブ管理
    表に記憶されている、ジョブ要求識別子が同一の要求レ
    コードの実行ステータス情報欄を処理終了に更新する結
    果書込手段を備えたことを特徴とする請求項4記載のジ
    ョブ制御システム。
  6. 【請求項6】一エントリ当たり、前記ジョブ要求に含ま
    れる要求ジョブ、実行リソースの種類、ジョブ優先度、
    ジョブ要求識別子、要求受付時刻情報、ジョブ実行のス
    テータス情報をそれぞれ格納する欄を含むジョブ管理表
    と、 1又は複数の検索手順定義を検索手順識別情報に対応さ
    せて記憶する検索手順定義記憶部と、を備え、 (a)1又は複数のジョブ要求源から発せられる、要求
    ジョブと、該ジョブが実行できる抽出要求源を特定する
    ための実行リソースの種類と、ジョブの優先度を特定す
    るジョブ優先度と、を含むジョブ要求を受け付け、前記
    ジョブ要求に、ジョブ要求識別子、要求受付情報を付加
    してなる要求レコードを前記ジョブ管理表に登録すると
    ともに実行ステータス情報を処理待ちに設定する要求受
    付手段と、 (b)抽出要求源からの検索手順識別情報を含むジョブ
    抽出要求を受け付け、検索手段に、検索手順識別情報を
    渡して前記ジョブ管理表の検索を依頼し、前記検索手段
    から検索結果の要求レコードを受け取り、該要求レコー
    ドに含まれるジョブ要求識別子と要求ジョブを前記抽出
    要求源に通知する抽出受付手段と、 (c)前記抽出受付手段から渡される検索手順識別情報
    に対応する検索手順定義を、前記検索手順定義記憶部か
    ら抽出し、前記検索手順定義にしたがって前記ジョブ管
    理表から要求レコードを抽出し、該要求レコードの実行
    ステータス情報欄を処理実行中に更新して、前記抽出受
    付手段に要求レコードを通知する検索手段と、 (d)前記抽出要求源でジョブ実行処理終了時に通知さ
    れるジョブ要求識別子を受け取り、前記ジョブ管理表に
    記憶されている、ジョブ要求識別子が同一の要求レコー
    ドの実行ステータス情報欄を処理終了に更新する結果書
    込手段と、 の上記(a)〜(d)の各手段をコンピュータで機能さ
    せるためのプログラムを記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】情報処理装置におけるジョブ実行制御方法
    において、 一エントリ当たり、前記ジョブ要求に含まれる要求ジョ
    ブ、実行リソースの種類、ジョブ優先度、ジョブ要求識
    別子、要求受付時刻情報、ジョブ実行のステータス情報
    をそれぞれ格納する欄を含むジョブ管理表と、 1又は複数の検索手順定義を検索手順識別情報に対応さ
    せて記憶する検索手順定義記憶部と、を備え、 (a)要求受付部では、1又は複数のジョブ要求源から
    発せられる、要求ジョブと、該ジョブが実行できる抽出
    要求源を特定するための実行リソースの種類と、ジョブ
    の優先度を特定するジョブ優先度と、を含むジョブ要求
    を受け付けた際に、前記ジョブ要求に、ジョブ要求識別
    子、要求受付情報を付加してなる要求レコードを前記ジ
    ョブ管理表に登録するとともに実行ステータス情報を処
    理待ちに設定し、 (b)抽出受付部では、抽出要求源からの検索手順識別
    情報を含むジョブ抽出要求を受け付け、検索部に、検索
    手順識別情報を渡して前記ジョブ管理表の検索を依頼
    し、 (c)前記検索部では、前記検索手順識別情報に対応す
    る検索手順定義を、前記検索手順定義記憶部から抽出
    し、前記検索手順定義にしたがって前記ジョブ管理表か
    ら要求レコードを抽出し、該要求レコードの実行ステー
    タス情報欄を処理実行中に更新して要求レコードを通知
    し、 (d)前記抽出受付部では、前記検索部から検索結果の
    要求レコードを受け取り、該要求レコードに含まれるジ
    ョブ要求識別子と要求ジョブを前記抽出要求源に通知す
    る、 ことを特徴とするジョブ制御方法。
  8. 【請求項8】(e)前記抽出要求源でジョブ実行処理終
    了時に通知されるジョブ要求識別子を受け取り前記ジョ
    ブ管理表に記憶されている、ジョブ要求識別子が同一の
    要求レコードの実行ステータス情報欄を処理終了に更新
    する,ことを特徴とする請求項7記載のジョブ制御方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007249674A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Fujitsu Ltd サーバシステム

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JP4532423B2 (ja) * 2006-03-16 2010-08-25 富士通株式会社 サーバシステム

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