JP2001067327A - 情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体

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JP2001067327A JP24090799A JP24090799A JP2001067327A JP 2001067327 A JP2001067327 A JP 2001067327A JP 24090799 A JP24090799 A JP 24090799A JP 24090799 A JP24090799 A JP 24090799A JP 2001067327 A JP2001067327 A JP 2001067327A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数ホストのコマンド処理を一元操作する。 【解決手段】 コンソール10により発行されたコマン
ドは、ホスト1,2に供給され、マスタであるホスト1
のコマンド処理プログラム11は、このコマンドを情報
処理プログラム12に供給する。一方、スレーブである
ホスト2のコマンド処理プログラム21は、このコマン
ドを廃棄する。情報処理プログラム12のコマンド処理
部13は、コマンドが照会要求であるとき、要求された
データを共有ファイル30から検索し、コマンド処理プ
ログラム11を介してコンソールに出力する。コマンド
がコマンド操作要求であるとき、情報処理部14にコマ
ンド処理を指示し、情報処理部14によるコマンド処理
の結果を、コマンド処理プログラム11を介してコンソ
ールに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び情報処理方法、並びに記録媒体に関し、特に、クラス
タシステム或いは疎結合システムにおいて、全ホストの
情報を共有ファイルで管理し、複数のホストのコマンド
処理を一元操作する情報処理装置および情報処理方法、
並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、一元操作するコマンド
を全ホストに対して発行し、各ホスト毎にコマンド処理
を行い、処理結果も各ホスト毎に出力している。或い
は、処理結果に関してのみ、正常結果は一元管理して出
力するが、異常結果は各ホスト毎に出力している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の技術には、次のような問題点があった。第1の問題
点は、コマンドのパラメータ(コマンドパラメータ)内
に、操作に対応した、コマンド処理すべきホストの情報
が含まれていた場合においても、各ホストでコマンド処
理を行い、各ホスト毎に結果を出力するか、各ホスト毎
の結果を元に、全体として統合した結果を出力するとい
う無駄な処理を行っているということである。その理由
は、コンソール操作を一元管理する手段が存在しないた
めである。
【0004】第2の問題点は、コンソールログ参照時
に、操作と結果の対応付けが難しいということである。
その理由は、操作結果はホスト毎にしか出力されない
か、或いは、操作結果が異常の場合に操作結果がホスト
毎に出力されるためである。本発明はこのような状況に
鑑みてなされたものであり、コマンド処理を1つのホス
トに行わせ、コマンド処理結果を1つのコンソールに一
元出力することができるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、複数のホストコンピュータとホストコンピュ
ータを操作するコンソールと各ホストコンピュータのデ
ータを記憶する共有ファイルからなる情報処理装置であ
って、各ホストコンピュータは、マスタとして動作して
いるか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定
結果に応じて、コンソールからのコマンドを処理するか
否かを決定する決定手段と、コマンドを実行するコマン
ド実行手段と、コマンド実行手段による実行結果をコン
ソールおよび共有ファイルの少なくともいずれか一方に
出力する出力手段とを備えることを特徴とする。また、
コマンド実行手段は、判定手段によりホストコンピュー
タがスレーブとして動作していると判定されたとき、コ
ンソールからのコマンドを廃棄するようにすることがで
きる。また、コマンドは、共有ファイルのデータを照会
するための照会要求と、コマンド処理を指示するための
コマンド操作要求とからなり、コマンド実行手段は、コ
マンドが照会要求であるとき、共有ファイルから照会要
求に対応するデータを検索し、コマンドがコマンド操作
要求であるとき、コマンド操作要求に対応するコマンド
処理を行うようにすることができる。また、コマンド実
行手段は、通常の情報処理要求があったとき、情報処理
要求に対応する処理を実行し、実行結果を共有ファイル
に格納するようにすることができる。請求項5に記載の
情報処理方法は、複数のホストコンピュータとホストコ
ンピュータを操作するコンソールと各ホストコンピュー
タのデータを記憶する共有ファイルからなる情報処理装
置における情報処理方法であって、各ホストコンピュー
タは、マスタとして動作しているか否かを判定する判定
ステップと、判定ステップにおける判定結果に応じて、
コンソールからのコマンドを処理するか否かを決定する
決定ステップと、コマンドを実行するコマンド実行ステ
ップと、コマンド実行ステップにおける実行結果をコン
ソールおよび共有ファイルの少なくともいずれか一方に
出力する出力ステップとを備えることを特徴とする。請
求項6に記載の記録媒体は、請求項5に記載の情報処理
方法を実行可能なプログラムが記録されていることを特
徴とする。本発明に係る情報処理装置および情報処理方
法、並びに記録媒体においては、各ホストコンピュータ
は、マスタとして動作しているか否かを判定し、判定結
果に応じて、コンソールからのコマンドを処理するか否
かを決定し、コマンドを実行し、実行結果をコンソール
および共有ファイルの少なくともいずれか一方に出力す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の情報処理装置は、複数の
ホストコンピュータからなるクラスタシステム(複数の
ホストコンピュータをLAN等で接続し、あたかも単一
のシステムのように運用することができるシステム)、
或いは疎結合システム(どのホストコンピュータでトラ
ンザクション処理を実行しても同一の結果が得られるシ
ステム)において、全てのホストコンピュータ(以下ホ
ストという)の情報を共有ファイルで管理することがで
き、複数のホストのコマンドを一元操作できる構成とな
っている。
【0007】図1を参照して本発明の概要について説明
する。図1は、本発明の情報処理装置の一実施の形態の
構成例を示すブロック図である。コンソール10から一
元操作のために投入されたコマンドは、全ホスト(この
例の場合、ホスト1とホスト2)に対して発行される。
いま、ホスト1をマスタ、ホスト2をスレーブとする。
マスタ側のコマンド処理手段11は、コンソール10に
より発行されたコマンドを情報処理プログラム12のコ
マンド処理部13に供給する。
【0008】一方、スレーブ側のコマンド処理手段21
は、コンソール10により発行されたコマンドを廃棄す
る。また、コマンド処理手段11,21は、それぞれの
動作状態を相互に監視し、マスタ側がダウンした時に
は、スレーブ側がマスタに移行し、以降のコマンド処理
をマスタとして実行する。
【0009】情報処理プログラム12の情報処理部1
4、及び情報処理プログラム22の情報処理部24はそ
れぞれ、各ホストで共有する共有ファイル30上で、処
理結果や状態等の情報を管理する。また、ホスト1のコ
マンド処理手段11がマスタとして動作している場合、
情報処理部14は、コマンド処理部13からのコマンド
操作要求があったとき、コンソール10から発行された
コマンドのコマンドパラメータで示される操作に対応し
た処理を行い、必要に応じて処理結果をコマンド処理部
13に通知する。
【0010】情報処理プログラム12のコマンド処理部
13は、コマンドのコマンドパラメータで示される操作
に対応して、情報処理部14にコマンド処理の操作を指
示し、情報処理部14からのコマンド処理の処理結果が
通知された場合は、その処理結果をマスタ側のコマンド
処理手段11を経由してコンソール10に出力する。又
は、コマンドパラメータ内の情報照会に対応する情報を
共有ファイル30から入手し、マスタ側のコマンド処理
手段11を経由してコンソール10に出力する。これに
より、複数のホストの一元操作及び処理結果の一元出力
を可能にする。
【0011】次に、図1を参照して、本発明の情報処理
装置の一実施の形態の構成例について詳細に説明する。
図1に示したように、本実施の形態は、ホスト1及びホ
スト2を一元操作するコンソール10と、全ホストの処
理結果及び状態等の情報を格納する共有ファイル30と
から構成されている。ホスト1は、コマンド処理を一元
管理するコマンド処理手段11とホスト1上の情報処理
を行う情報処理プログラム12とを備えている。ホスト
2は、コマンド処理を一元管理するコマンド処理手段2
1とホスト2上の情報処理を行う情報処理プログラム2
2とを備えている。
【0012】コマンド処理手段11,21は、ある1ホ
スト上にのみ存在し、複数ホストのコマンド処理を一元
管理するマスタと、マスタ以外の他の全てのホスト上に
存在し、マスタダウン時にあるホスト上の一つがマスタ
に移行するように監視制御しているスレーブとからな
る。
【0013】情報処理プログラム12は、コマンド処理
部13やトランザクション処理を行うアプリケーション
等のプログラムからの要求により、情報の処理を行い、
処理結果や状態等を共有ファイル30に格納する情報処
理部14と、コマンド処理手段11からの要求によりコ
マンド処理を行うコマンド処理部13とを備えている。
同様に、情報処理プログラム22は、コマンド処理部2
3やトランザクション処理を行うアプリケーション等の
プログラムからの要求により、情報の処理を行い、処理
結果や状態等を共有ファイル30に格納する情報処理部
24と、コマンド処理手段21からの要求によりコマン
ド処理を行うコマンド処理部23とを備えている。
【0014】次に、図1、及び図2乃至図4のフローチ
ャートを参照して、本実施の形態の全体の動作について
詳細に説明する。
【0015】図2は、コマンド処理手段11,21の動
作を示すフローチャートである。図3は、コマンド処理
手段11,21がマスタ側のときの、情報処理プログラ
ム12,22のコマンド処理部13,23の処理を示す
フローチャートである。図4は、情報処理プログラム1
2,22の情報処理部14,24の動作を示すフローチ
ャートである。
【0016】まず、図1及び図2のフローチャートを参
照して、コマンド処理手段11,21の動作について説
明する。コマンド処理手段11,21は、コンソール1
0が発行したコマンドを受信すると、図2のステップ5
1において、自身がマスタとして動作中か否かを判定す
る。そして、自身がマスタとして動作中であると判定さ
れた場合、ステップ52に進み、ステップ52以降の処
理を行う。一方、ステップ51において、自身がマスタ
としてではなく、スレーブとして動作していると判定さ
れた場合、受信したコマンドを廃棄し、処理を終了す
る。
【0017】自身がマスタとして動作していると判定さ
れ、ステップ52に進んだ場合、以下のような処理が行
われる。図1に示した例では、ホスト1がマスタ側であ
り、ホスト2がスレーブ側であるため、図1のホスト1
側を参照して説明する。
【0018】ステップ51で自身がマスタとして動作し
ていると判定された場合、ステップ52に進み、受信し
たコマンドが、コンソール10からのコマンド処理要求
であるのか、情報処理プログラム12のコマンド処理部
13からのコマンド処理の応答であるのかを判定する。
【0019】そして、受信したコマンドがコンソール1
0からのコマンド処理要求であると判定された場合、ス
テップ53に進み、情報処理プログラム12のコマンド
処理部13へコマンド処理要求が発行される。一方、受
信したコマンドが情報処理プログラム12のコマンド処
理部13からのコマンド処理の応答であると判定された
場合、ステップ54に進み、そのコマンド処理応答をコ
ンソール10へ出力する。
【0020】なお、コマンド処理手段11とコマンド処
理手段21の間で、それぞれの動作状態を互いに監視
し、マスタ側がダウンした時にスレーブ側がマスタに移
行するためのホスト間の監視処理や、ダウンしたマスタ
側を再立ち上げする場合のスレーブ側の処理等に関して
は、一定時間内に相手からの送信がなくなったか否か等
に基づいて行うことが考えられるが、これらの処理は既
存の方式で実現することができ、本発明とは直接関係が
ないのでここではその説明は省略する。
【0021】次に、図1及び図3のフローチャートを参
照して、情報処理プログラム12のコマンド処理部13
の動作について説明する。以下の処理は、マスタ側に特
有の処理であるため、図1のホスト1側を中心に説明す
る。
【0022】図3に示したように、情報処理プログラム
12のコマンド処理部13は、ステップ61において、
受信したコマンドが、コマンド処理手段11からのコマ
ンド処理要求であるのか、情報処理プログラム12の情
報処理部14からのコマンド処理の応答であるのかを判
定する。そして、受信したコマンドが情報処理部14か
らのコマンド処理の応答であると判定された場合、ステ
ップ62に進み、情報処理部14からのコマンド処理の
応答である操作結果を、コマンド処理手段11に通知す
る。
【0023】一方、受信したコマンドがコマンド処理手
段11からのコマンド処理要求であると判定された場
合、ステップ63に進み、ステップ63以降の処理を実
行する。
【0024】ステップ63においては、コマンド処理要
求が照会要求であるのか、コマンド操作要求であるのか
が判定される。受信したコマンド処理要求が照会要求で
あると判定された場合、ステップ64に進み、コマンド
処理要求のコマンドパラメータで示される照会の対象と
なる情報を、共有ファイル30から検索する。そして、
ステップ66において、検索結果をコマンド処理手段1
1へ通知する。
【0025】一方、コマンド処理要求がコマンド操作要
求であると判定された場合、ステップ65に進み、情報
処理プログラム12の情報処理部14にコマンド操作要
求を発行する。そして、ステップ67において、操作指
示完了の旨をコマンド処理手段11に通知する。
【0026】次に、図1及び図4のフローチャートを参
照して、情報処理プログラム12の情報処理部14の動
作について説明する。
【0027】情報処理部14は、図4のステップ71に
おいて、受信した処理要求がトランザクション処理等の
通常の情報処理要求であるのか、コマンド処理部13か
らのコマンド操作要求であるのかを判定する。
【0028】その結果、受信した処理要求がアプリケー
ション等のプログラムからの通常の情報処理要求(例え
ば、トランザクション処理要求等)であると判定された
場合、ステップ72に進み、情報の処理を行い、処理結
果や状態等を共有ファイル30上に出力する。一方、受
信した処理要求がコマンド処理部13からのコマンド操
作要求であると判定された場合、ステップ73に進む。
【0029】ステップ73においては、コマンド操作要
求に従って、共有ファイル30上の状態の更新等のコマ
ンド処理を実行し、ステップ74において、コマンド処
理の実行結果をコマンド処理部13へ通知する。また、
必要に応じて、処理結果や状態等を共有ファイル30上
にも出力する。ステップ72又はステップ74の処理が
終了すると本処理を終了する。
【0030】次に、具体例について説明する。まず、コ
マンド処理要求の中の照会要求が発行されたときの動作
について説明する。図2のステップ53において、コマ
ンド処理手段11からコマンド処理部13へコマンド処
理要求の照会要求がなされると、図3のステップ64に
おいて、照会対象情報を共有ファイル30から検索し、
ステップ66においてコマンド処理手段11に結果を通
知する。この通知を受けたコマンド処理手段11は、図
2のステップ54において、コンソール10に対して、
共有ファイル30から検索した照会対象情報を出力す
る。
【0031】例えば、情報Aの状態がXであるとき、コ
マンド処理要求がAの状態の照会要求であれば、情報A
は状態Xであることがコンソール10に出力される。例
えば、情報Aは個人名、状態XはEメールアドレス等で
ある。ファイル内の形式やアクセス方法は、データベー
スや索引順編成ファイル等、各種あり、既知の方式であ
るため、ここではその詳細な説明は省略する。
【0032】次に、コマンド処理要求の中のコマンド操
作要求が発行されたときの動作について説明する。図2
のステップ53において、コマンド処理手段11からコ
マンド処理部13に対してコマンド処理要求が発行され
ると、図3のステップ65において、コマンド処理部1
3により、情報処理部14に対してコマンド操作要求が
なされ、ステップ67において操作指示完了の旨のメッ
セージがコンソール10へ出力される。
【0033】その後、ステップ65において要求された
コマンド操作要求が、情報処理部14により、図4のス
テップ73で処理され、その処理結果がコマンド処理部
13へ通知される。図3のステップ62においては、情
報処理部14よりコマンド処理部13に通知された結果
が、コマンド処理手段11へ通知され、図2のステップ
54において、コマンド処理部13よりコマンド処理手
段11に通知された結果がコンソール10へ出力され
る。
【0034】例えば、コマンド操作要求が、情報Aの状
態Xを状態Yへ更新する要求であれば、その指示を受け
た旨のメッセージが、まずコンソール10に出力され、
情報処理部14において、共有ファイル30の更新処理
(情報Aを検索し、その状態を状態Yに更新する処理)
が行われ、その結果(失敗した場合はその旨)が次にコ
ンソール10に出力される。ファイル内の形式やアクセ
ス方法は、上述した場合と同様である。
【0035】次に、コマンドパラメータ内に操作に対応
したコマンド処理すべきホストの情報が含まれている場
合について説明する。例えば、情報AとBはホスト1が
情報処理・管理し、情報CとDはホスト2が情報処理・
管理している場合、それらの情報は、共有ファイル30
において両ホスト1,2から参照・更新できるようにな
っている。その結果、ホスト1でもホスト2の情報Cと
Dについて、コマンド処理が可能である。
【0036】以上のように、本発明によれば、次のよう
な効果を得ることができる。第1の効果は、ある1ホス
トのみがコマンド処理を行うため、他のホストではコマ
ンド処理の実行を不要とすることができることである。
その理由は、共有ファイル30上で各種情報を管理する
ことにより、どのホストでも必要情報を適宜参照し、操
作することができるからである。
【0037】第2の効果は、従来のように、各ホストで
コマンド処理を実行し、コマンド処理結果を統合し、コ
ンソールに結果を出力する方式と比べて、各ホストのコ
マンド処理結果を統合する処理を不要とすることができ
ることである。その理由は、1ホスト上のコマンド処理
手段により、全対象ホストのコマンド処理を行うためで
ある。
【0038】第3の効果は、コンソールログ参照時に、
操作と結果の対応付けが容易にできるということであ
る。その理由は、操作結果を一元出力するためである。
【0039】なお、上記実施の形態においては、ホスト
の数を2としたが、3以上のホストからなるシステムに
も本発明を適用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る情報処理装置
および情報処理方法、並びに記録媒体によれば、各ホス
トコンピュータは、マスタとして動作しているか否かを
判定し、判定結果に応じて、コンソールからのコマンド
を処理するか否かを決定し、コマンドを実行し、実行結
果をコンソールおよび共有ファイルの少なくともいずれ
か一方に出力するようにしたので、マスタのホストコン
ピュータのみがコマンド処理を行うようにすることがで
き、コンソール操作及び処理結果を一元管理することが
できる。これにより、コマンド処理を効率的に行わせる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施の形態の構成例
を示すブロック図である。
【図2】図1のコマンド処理手段11,21の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図3】図1のコマンド処理部13の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】図1の情報処理部14の動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1,2 ホスト 10 コンソール 11,21 コマンド処理手段 12,22 情報処理プログラム 13,23 コマンド処理部 14,24 情報処理部 30 共有ファイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホストコンピュータと前記ホスト
    コンピュータを操作するコンソールと各ホストコンピュ
    ータのデータを記憶する共有ファイルからなる情報処理
    装置であって、 各ホストコンピュータは、 マスタとして動作しているか否かを判定する判定手段
    と、 前記判定手段による判定結果に応じて、前記コンソール
    からのコマンドを処理するか否かを決定する決定手段
    と、 前記コマンドを実行するコマンド実行手段と、 前記コマンド実行手段による実行結果を前記コンソール
    および前記共有ファイルの少なくともいずれか一方に出
    力する出力手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記コマンド実行手段は、前記判定手段
    により前記ホストコンピュータがスレーブとして動作し
    ていると判定されたとき、前記コンソールからの前記コ
    マンドを廃棄することを特徴とする請求項1に記載の情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記コマンドは、前記共有ファイルのデ
    ータを照会するための照会要求と、コマンド処理を指示
    するためのコマンド操作要求とからなり、前記コマンド
    実行手段は、前記コマンドが照会要求であるとき、前記
    共有ファイルから前記照会要求に対応するデータを検索
    し、前記コマンドがコマンド操作要求であるとき、前記
    コマンド操作要求に対応するコマンド処理を行うことを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記コマンド実行手段は、通常の情報処
    理要求があったとき、前記情報処理要求に対応する処理
    を実行し、実行結果を前記共有ファイルに格納すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 複数のホストコンピュータと前記ホスト
    コンピュータを操作するコンソールと各ホストコンピュ
    ータのデータを記憶する共有ファイルからなる情報処理
    装置における情報処理方法であって、 各ホストコンピュータは、 マスタとして動作しているか否かを判定する判定ステッ
    プと、 前記判定ステップにおける判定結果に応じて、前記コン
    ソールからのコマンドを処理するか否かを決定する決定
    ステップと、 前記コマンドを実行するコマンド実行ステップと、 前記コマンド実行ステップにおける実行結果を前記コン
    ソールおよび前記共有ファイルの少なくともいずれか一
    方に出力する出力ステップとを備えることを特徴とする
    情報処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の情報処理方法を実行可
    能なプログラムが記録されている記録媒体。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04360242A (ja) * 1991-06-06 1992-12-14 Hitachi Ltd 二重化システムの系切替装置およびその方法
JPH08212095A (ja) * 1994-10-31 1996-08-20 Hitachi Ltd クライアントサーバ制御システム

Patent Citations (2)

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