JP2000122621A - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
- Publication number
- JP2000122621A JP2000122621A JP10293241A JP29324198A JP2000122621A JP 2000122621 A JP2000122621 A JP 2000122621A JP 10293241 A JP10293241 A JP 10293241A JP 29324198 A JP29324198 A JP 29324198A JP 2000122621 A JP2000122621 A JP 2000122621A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- signal
- video
- timing
- fine adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示部において鮮明に画素表示する。
【解決手段】 カーナビゲーション装置21からの第1
の映像信号において、有効表示外の垂直帰線期間データ
に、表示映像の各画素の出力タイミングを規律する水平
位置微調整信号Scを重畳し、LCDコントローラ23
にて、ピーク検出器31で水平位置微調整信号Scのピ
ーク値付近をスレッシュホールドするとともに、PLL
34でタイミング抽出して、表示クロック信号MCLK
と映像信号中の画素タイミングとを微調整してLCD表
示部24に出力する。LCD表示部24では、画素のピ
ーク値と表示クロック信号CLKとが同期し、画素表示
が鮮明になる。
の映像信号において、有効表示外の垂直帰線期間データ
に、表示映像の各画素の出力タイミングを規律する水平
位置微調整信号Scを重畳し、LCDコントローラ23
にて、ピーク検出器31で水平位置微調整信号Scのピ
ーク値付近をスレッシュホールドするとともに、PLL
34でタイミング抽出して、表示クロック信号MCLK
と映像信号中の画素タイミングとを微調整してLCD表
示部24に出力する。LCD表示部24では、画素のピ
ーク値と表示クロック信号CLKとが同期し、画素表示
が鮮明になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定の映像情報
を画面表示する表示装置に関する。
を画面表示する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の情報化社会に伴い、CD−ROM
に格納されたデータに基づく道路地図に自動車の走行位
置を重ね合わせてモニタ上に表示するカーナビゲーショ
ンシステムが普及しつつある。また同時に、この種のカ
ーナビゲーションシステム等を利用して、渋滞・交通規
制・事故等の交通情報を提供するVICS(Vehicle In
formation and Communication System)等の自動車内情
報システムが種々提案されている。
に格納されたデータに基づく道路地図に自動車の走行位
置を重ね合わせてモニタ上に表示するカーナビゲーショ
ンシステムが普及しつつある。また同時に、この種のカ
ーナビゲーションシステム等を利用して、渋滞・交通規
制・事故等の交通情報を提供するVICS(Vehicle In
formation and Communication System)等の自動車内情
報システムが種々提案されている。
【0003】このような自動車内の情報を運転者等に表
示する場合、図6のように、カーナビゲーション装置を
含む情報制御装置1から、一般的なNTSC(National
Television System Committee)方式の映像信号Sgを
LCD表示パネルからなるディスプレイ装置2に送信
し、このディスプレイ装置2で種々の画像表示を行うよ
うになっている。また、情報制御装置1における情報
は、一般に、CD−ROM等の所定の情報記録装置3内
に記録された道路地図を含む映像情報上に、所定の通信
装置4を通じて外部から得られた種々の情報や自律航法
により得られた自動車の走行位置等の様々な情報を、所
定の画像処理により重ね合わせてディスプレイ装置2に
表示するようになっている。
示する場合、図6のように、カーナビゲーション装置を
含む情報制御装置1から、一般的なNTSC(National
Television System Committee)方式の映像信号Sgを
LCD表示パネルからなるディスプレイ装置2に送信
し、このディスプレイ装置2で種々の画像表示を行うよ
うになっている。また、情報制御装置1における情報
は、一般に、CD−ROM等の所定の情報記録装置3内
に記録された道路地図を含む映像情報上に、所定の通信
装置4を通じて外部から得られた種々の情報や自律航法
により得られた自動車の走行位置等の様々な情報を、所
定の画像処理により重ね合わせてディスプレイ装置2に
表示するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、自
動車内の表示装置においては、カーナビゲーション情報
だけでなく、併せてテレビジョン受像に係るアナログ式
の画像表示を行うようになっていることが多い。このこ
とから、一般にカーナビゲーション装置等の情報制御装
置1は、その内部の映像生成過程においてディジタル式
の画像描写を行うものの、テレビジョン受像機(図示し
ない)からのアナログ画像信号との整合を考慮して、出
力段階でアナログ式のNTSC信号に変換するようにな
っている。また、ディスプレイ装置2側においても、近
年の液晶表示技術の進展に伴って、画素表示をディジタ
ル式に行うものが増えつつあるが、入力段階において
は、テレビジョン受像機(図示しない)からのアナログ
画像信号を受け入れるためにアナログ式の色信号RGB
を入力するようになっている。このように、一旦アナロ
グ式の映像信号を経て信号の伝達が行われるため、最終
的に先鋭な画像が得られにくいという課題があった。
動車内の表示装置においては、カーナビゲーション情報
だけでなく、併せてテレビジョン受像に係るアナログ式
の画像表示を行うようになっていることが多い。このこ
とから、一般にカーナビゲーション装置等の情報制御装
置1は、その内部の映像生成過程においてディジタル式
の画像描写を行うものの、テレビジョン受像機(図示し
ない)からのアナログ画像信号との整合を考慮して、出
力段階でアナログ式のNTSC信号に変換するようにな
っている。また、ディスプレイ装置2側においても、近
年の液晶表示技術の進展に伴って、画素表示をディジタ
ル式に行うものが増えつつあるが、入力段階において
は、テレビジョン受像機(図示しない)からのアナログ
画像信号を受け入れるためにアナログ式の色信号RGB
を入力するようになっている。このように、一旦アナロ
グ式の映像信号を経て信号の伝達が行われるため、最終
的に先鋭な画像が得られにくいという課題があった。
【0005】ここで、図7(A)は情報制御装置1内に
おいてディジタル式に生成した画素データのパルス、図
7(B)はディスプレイ装置2内で変換されたアナログ
式の映像信号Sg、図7(C)はディスプレイ装置2側
において各画素の表示タイミングを規律するクロック信
号をそれぞれ示したものである。この例では、図7
(B)に示したアナログ式の映像信号Sgのピーク時点
が、図7(C)における一のクロック信号tnのタイミ
ングに一致して与えられている。このようなタイミング
で映像信号Sgのピーク時点が表れた場合には、ディス
プレイ装置2における表示は、図8のように、一のクロ
ック信号tnに対応する画素として先鋭に表示され、高
品質な画像が得られることになる。
おいてディジタル式に生成した画素データのパルス、図
7(B)はディスプレイ装置2内で変換されたアナログ
式の映像信号Sg、図7(C)はディスプレイ装置2側
において各画素の表示タイミングを規律するクロック信
号をそれぞれ示したものである。この例では、図7
(B)に示したアナログ式の映像信号Sgのピーク時点
が、図7(C)における一のクロック信号tnのタイミ
ングに一致して与えられている。このようなタイミング
で映像信号Sgのピーク時点が表れた場合には、ディス
プレイ装置2における表示は、図8のように、一のクロ
ック信号tnに対応する画素として先鋭に表示され、高
品質な画像が得られることになる。
【0006】ところで、図8の例のように画素が先鋭に
表れるためには、上述のようにクロック信号tnのタイ
ミングに映像信号Sgのピーク時点が一致すること(図
7(A)〜(C))が必要条件となり、したがって、こ
のような必要条件を満たさない場合、例えば図9のよう
に、複数のクロック信号tn,tn+1(図9(C))にま
たがって映像信号Sgが表れた場合(図9(B))に
は、ディスプレイ装置2における画素表示は、図10の
ように、その複数のクロック信号tn,tn+1に対応する
複数の画素に分かれて表示されてしまうことになる。
表れるためには、上述のようにクロック信号tnのタイ
ミングに映像信号Sgのピーク時点が一致すること(図
7(A)〜(C))が必要条件となり、したがって、こ
のような必要条件を満たさない場合、例えば図9のよう
に、複数のクロック信号tn,tn+1(図9(C))にま
たがって映像信号Sgが表れた場合(図9(B))に
は、ディスプレイ装置2における画素表示は、図10の
ように、その複数のクロック信号tn,tn+1に対応する
複数の画素に分かれて表示されてしまうことになる。
【0007】ここで、一般に、LCD表示パネルからな
るディスプレイ装置2は、図10のように、R(赤
色)、G(緑色)及びB(青色)の三色の画素が順次並
列配置されて構成されているため、例えばR(赤色)の
画素が分離されてしまうと、分離されたR(赤色)の画
素同士の間にG(緑色)及びB(青色)の画素が介在さ
れてしまい(図10中の符号ψ)、その結果、視認者か
ら見て、画素がにじんだように表れてしまう。特に、図
10のように複数のクロック信号tn,tn+1に対応する
複数の画素に分かれて表示された場合、それぞれに分か
れた各画素(tn,tn+1)がその周囲の色との間でそれ
ぞれ平均化されて薄色化してしまい、ぼやけた画素にな
ってしまう可能性が高い。そうすると、文字などの細か
な映像描写が困難となることがあり、好ましくなかっ
た。
るディスプレイ装置2は、図10のように、R(赤
色)、G(緑色)及びB(青色)の三色の画素が順次並
列配置されて構成されているため、例えばR(赤色)の
画素が分離されてしまうと、分離されたR(赤色)の画
素同士の間にG(緑色)及びB(青色)の画素が介在さ
れてしまい(図10中の符号ψ)、その結果、視認者か
ら見て、画素がにじんだように表れてしまう。特に、図
10のように複数のクロック信号tn,tn+1に対応する
複数の画素に分かれて表示された場合、それぞれに分か
れた各画素(tn,tn+1)がその周囲の色との間でそれ
ぞれ平均化されて薄色化してしまい、ぼやけた画素にな
ってしまう可能性が高い。そうすると、文字などの細か
な映像描写が困難となることがあり、好ましくなかっ
た。
【0008】かかる不都合を解消するためには、画像の
水平位置を微調整して、クロック信号tnのタイミング
に映像信号Sgのピーク時点を一致させればよい(図7
(A)〜(C))。しかしながら、従来においては手作
業でしか水平位置調整を行うことができなかったため、
正確に画像の水平位置を微調整することが困難で、画素
のにじみを防止するためには相当な熟練を要していた。
水平位置を微調整して、クロック信号tnのタイミング
に映像信号Sgのピーク時点を一致させればよい(図7
(A)〜(C))。しかしながら、従来においては手作
業でしか水平位置調整を行うことができなかったため、
正確に画像の水平位置を微調整することが困難で、画素
のにじみを防止するためには相当な熟練を要していた。
【0009】具体的に、もし手作業で水平位置の微調整
を行うこととすると、まず作業者は、ディスプレイ装置
2を、その背面を図11のように作業者側に臨ませるよ
う治具台11上に載置する。また、ディスプレイ装置2
の奥側に鏡15を載置し、表示画面2aの表示映像5を
鏡15で反射させて視認できるようにしておく。そし
て、治具台11下部の所定の制御部12から引き出され
た所定のケーブル13及びコネクタ14を通じて、電源
及び情報制御装置1をディスプレイ装置2に入力し、文
字等のパターンを表示映像5として表示させる。
を行うこととすると、まず作業者は、ディスプレイ装置
2を、その背面を図11のように作業者側に臨ませるよ
う治具台11上に載置する。また、ディスプレイ装置2
の奥側に鏡15を載置し、表示画面2aの表示映像5を
鏡15で反射させて視認できるようにしておく。そし
て、治具台11下部の所定の制御部12から引き出され
た所定のケーブル13及びコネクタ14を通じて、電源
及び情報制御装置1をディスプレイ装置2に入力し、文
字等のパターンを表示映像5として表示させる。
【0010】この状態で、ディスプレイ装置2の背面に
設置された所定の可変抵抗16の回転つまみをドライバ
ー等の治具17で回転させる。この際、可変抵抗16の
回転つまみの回転角度は、図12のように水平微調整機
能(H−POS)を有する調整回路18(ICチップ)
によって検知されるようになっており、かかる回転角度
に応じて、この調整回路18により映像信号の水平走査
タイミングが調整される。具体的には、映像信号の走査
表示において、いわゆる水平同期信号(Hsync)の
入力時点から実際の各ラインの走査表示の始点描写まで
に至る遅延時間の長短を変更することで、水平位置調整
を行うことになる。
設置された所定の可変抵抗16の回転つまみをドライバ
ー等の治具17で回転させる。この際、可変抵抗16の
回転つまみの回転角度は、図12のように水平微調整機
能(H−POS)を有する調整回路18(ICチップ)
によって検知されるようになっており、かかる回転角度
に応じて、この調整回路18により映像信号の水平走査
タイミングが調整される。具体的には、映像信号の走査
表示において、いわゆる水平同期信号(Hsync)の
入力時点から実際の各ラインの走査表示の始点描写まで
に至る遅延時間の長短を変更することで、水平位置調整
を行うことになる。
【0011】このように、作業者の手作業で可変抵抗1
6の回転つまみを回転させることで表示映像5の水平位
置を調整するようにすることが可能であったが、この方
法だと、手作業による可変抵抗16の回転つまみの微少
な回転作業が極めて困難となり、先に述べた通りかなり
熟練した技術が要求されるとともに、精度よく作業を行
うために多大なタクト時間を要する。加えて、この方法
では、ディスプレイ装置2の治具台11上への設置、コ
ネクタ14の接続、及び治具17による可変抵抗16の
回転調整を、全てのディスプレイ装置2の出荷段階で実
施しなければならず、出荷時の作業効率を阻害する要因
となる。
6の回転つまみを回転させることで表示映像5の水平位
置を調整するようにすることが可能であったが、この方
法だと、手作業による可変抵抗16の回転つまみの微少
な回転作業が極めて困難となり、先に述べた通りかなり
熟練した技術が要求されるとともに、精度よく作業を行
うために多大なタクト時間を要する。加えて、この方法
では、ディスプレイ装置2の治具台11上への設置、コ
ネクタ14の接続、及び治具17による可変抵抗16の
回転調整を、全てのディスプレイ装置2の出荷段階で実
施しなければならず、出荷時の作業効率を阻害する要因
となる。
【0012】そこで、この発明の課題は、ディスプレイ
装置における画素にじみを自動的に且つ容易に防止し得
る表示装置を提供することにある。
装置における画素にじみを自動的に且つ容易に防止し得
る表示装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、所定の映像情報を画面表示す
る表示装置であって、所定の表示画面内に前記映像情報
を表示する表示部と、前記表示部に表示すべき前記映像
情報を生成してアナログ式の第1の映像信号として出力
する映像生成部と、前記映像生成部から与えられた前記
第1の映像情報を他の所定方式の第2の映像信号に変換
して出力する映像処理回路と、前記映像処理回路から与
えられた前記第2の映像信号に基づいて前記表示部での
水平走査位置を調整する水平位置微調整回路とを備え、
前記映像生成部は、当該映像生成部から出力される前記
第1の映像信号において、前記表示部の前記表示画面外
で表示映像に寄与しない枠外領域に相当する垂直帰線期
間内の所定の水平走査ライン中に、前記表示映像の画素
表示のタイミングを規律する水平位置微調整信号を重畳
する機能を有し、前記水平位置微調整回路は、前記所定
の水平走査ライン中に重畳された前記水平位置微調整信
号と、前記表示部での各画素の表示タイミングを規律す
る表示クロック信号とのタイミングを相対的に調整して
前記表示部に映像信号及び前記表示クロック信号を出力
する機能を有するものである。
請求項1に記載の発明は、所定の映像情報を画面表示す
る表示装置であって、所定の表示画面内に前記映像情報
を表示する表示部と、前記表示部に表示すべき前記映像
情報を生成してアナログ式の第1の映像信号として出力
する映像生成部と、前記映像生成部から与えられた前記
第1の映像情報を他の所定方式の第2の映像信号に変換
して出力する映像処理回路と、前記映像処理回路から与
えられた前記第2の映像信号に基づいて前記表示部での
水平走査位置を調整する水平位置微調整回路とを備え、
前記映像生成部は、当該映像生成部から出力される前記
第1の映像信号において、前記表示部の前記表示画面外
で表示映像に寄与しない枠外領域に相当する垂直帰線期
間内の所定の水平走査ライン中に、前記表示映像の画素
表示のタイミングを規律する水平位置微調整信号を重畳
する機能を有し、前記水平位置微調整回路は、前記所定
の水平走査ライン中に重畳された前記水平位置微調整信
号と、前記表示部での各画素の表示タイミングを規律す
る表示クロック信号とのタイミングを相対的に調整して
前記表示部に映像信号及び前記表示クロック信号を出力
する機能を有するものである。
【0014】請求項2に記載の発明は、前記水平位置微
調整回路は、前記映像生成部からアナログ式の前記映像
処理回路を通過することで非方形波に変形された前記水
平位置微調整信号に対してスレッシュホールドし、当該
非方形波のピーク値付近のみを抽出して波形成形するピ
ーク検出器と、前記映像処理回路から前記水平同期信号
が与えられる度にカウント値をインクリメントし、かか
るカウント結果により前記所定の水平走査ラインの入力
を検出するライン検出部と、前記ライン検出部で前記所
定の水平走査ラインの入力を検出した場合に、前記映像
処理回路から前記水平位置微調整信号が与えられたとき
にのみ出力を行う論理積回路部と、前記論理積回路部か
らの出力信号のタイミングを同期タイミング制御により
抽出する位相同期ループ回路と、前記位相同期ループ回
路で抽出された前記タイミングに従って、前記表示部で
の各画素の表示タイミングを規律する表示クロック信号
のタイミングを映像信号に対して微調整して前記表示部
に出力するタイミング制御部とを備えるものである。
調整回路は、前記映像生成部からアナログ式の前記映像
処理回路を通過することで非方形波に変形された前記水
平位置微調整信号に対してスレッシュホールドし、当該
非方形波のピーク値付近のみを抽出して波形成形するピ
ーク検出器と、前記映像処理回路から前記水平同期信号
が与えられる度にカウント値をインクリメントし、かか
るカウント結果により前記所定の水平走査ラインの入力
を検出するライン検出部と、前記ライン検出部で前記所
定の水平走査ラインの入力を検出した場合に、前記映像
処理回路から前記水平位置微調整信号が与えられたとき
にのみ出力を行う論理積回路部と、前記論理積回路部か
らの出力信号のタイミングを同期タイミング制御により
抽出する位相同期ループ回路と、前記位相同期ループ回
路で抽出された前記タイミングに従って、前記表示部で
の各画素の表示タイミングを規律する表示クロック信号
のタイミングを映像信号に対して微調整して前記表示部
に出力するタイミング制御部とを備えるものである。
【0015】請求項3に記載の発明は、前記映像生成部
は、所定の道路地図上で自車位置をトレースするカーナ
ビゲーション装置である。
は、所定の道路地図上で自車位置をトレースするカーナ
ビゲーション装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】{第1の実施の形態}図1はこの
発明の一の実施の形態に係る例としてカーナビゲーショ
ン装置のカーナビゲーション情報を表示する表示装置を
示すブロック図である。この表示装置は、カーナビゲー
ション装置21(映像生成部)にて生成された道路地図
情報等の映像情報を表示する液晶表示(LCD)方式の
ものであって、NTSC方式の映像信号中、表示映像に
寄与することのない枠外の垂直帰線期間に、表示映像の
水平ラインの水平位置を微調整するための水平位置微調
整信号(図2及び図4中の符号Sc参照)を重畳させ、
この水平位置微調整信号Scに基づいて、LCD表示部
24の画素表示タイミングを規律するクロック信号tn
のタイミングに映像信号Sg(図6及び図7参照)のピ
ーク時点が一致するように、表示映像の水平ラインの水
平位置を微調整するものである。
発明の一の実施の形態に係る例としてカーナビゲーショ
ン装置のカーナビゲーション情報を表示する表示装置を
示すブロック図である。この表示装置は、カーナビゲー
ション装置21(映像生成部)にて生成された道路地図
情報等の映像情報を表示する液晶表示(LCD)方式の
ものであって、NTSC方式の映像信号中、表示映像に
寄与することのない枠外の垂直帰線期間に、表示映像の
水平ラインの水平位置を微調整するための水平位置微調
整信号(図2及び図4中の符号Sc参照)を重畳させ、
この水平位置微調整信号Scに基づいて、LCD表示部
24の画素表示タイミングを規律するクロック信号tn
のタイミングに映像信号Sg(図6及び図7参照)のピ
ーク時点が一致するように、表示映像の水平ラインの水
平位置を微調整するものである。
【0017】具体的に、この表示装置は、図1の如く、
カーナビゲーション装置21から与えられたNTSC方
式の映像信号(第1の映像信号)を、映像処理回路22
によって、RGB信号及び同期信号Vsync,Hsy
ncを含む液晶表示用映像信号(第2の映像信号)に変
換した後、この同期信号をLCDコントローラ23(水
平位置微調整回路)に入力し、このLCDコントローラ
23によって、LCD表示部24に表示させる映像信号
の水平位置の微調整を行いながら、映像信号をLCD表
示部24に送信するようになっている。
カーナビゲーション装置21から与えられたNTSC方
式の映像信号(第1の映像信号)を、映像処理回路22
によって、RGB信号及び同期信号Vsync,Hsy
ncを含む液晶表示用映像信号(第2の映像信号)に変
換した後、この同期信号をLCDコントローラ23(水
平位置微調整回路)に入力し、このLCDコントローラ
23によって、LCD表示部24に表示させる映像信号
の水平位置の微調整を行いながら、映像信号をLCD表
示部24に送信するようになっている。
【0018】カーナビゲーション装置21は、CD−R
OM等の所定の記録媒体に格納された地図情報に対し
て、図示しない車速センサからの車速パルス及び図示し
ない地磁気センサからの地磁気による方角により自車位
置をトレースするとともに、GPS衛星から伝送される
GPS信号を図示しないアンテナを通じて受信し、この
GPS信号に含まれた情報を利用して車両位置の確認を
行い、上述のトレースにおいて自車位置の位置ずれが発
生したときに位置補正(マップマッチング)を行うよう
になっている。
OM等の所定の記録媒体に格納された地図情報に対し
て、図示しない車速センサからの車速パルス及び図示し
ない地磁気センサからの地磁気による方角により自車位
置をトレースするとともに、GPS衛星から伝送される
GPS信号を図示しないアンテナを通じて受信し、この
GPS信号に含まれた情報を利用して車両位置の確認を
行い、上述のトレースにおいて自車位置の位置ずれが発
生したときに位置補正(マップマッチング)を行うよう
になっている。
【0019】そして、カーナビゲーション装置21は、
その内部においてはディジタル方式の映像信号を基準信
号として、さらに上述の水平位置微調整信号Scを映像
信号の垂直帰線期間内に重畳した後、出力するようにな
っている。
その内部においてはディジタル方式の映像信号を基準信
号として、さらに上述の水平位置微調整信号Scを映像
信号の垂直帰線期間内に重畳した後、出力するようにな
っている。
【0020】具体的に、第1の映像信号は図2に示した
ような波形とされている。ここではインターレース方式
のNTSC信号を基準とした信号が採用されている。第
1の映像信号の垂直帰線期間は、奇数フィールドについ
ては第1ラインの始端から第21ラインの半ばまで、偶
数フィールドについては第263ラインの半ばから第2
84ラインの終端までに対応しており、いずれも20.
5ライン分に想到する期間が垂直帰線期間とされてい
る。かかる垂直帰線期間においては、原則として全て黒
点描写、すなわち有効な画像信号が与えられていない状
態となっており、この垂直帰線期間内の所定タイミング
(例えば奇数フィールドについては第4ラインから第6
ラインまでの間、偶数フィールドについては第267ラ
インから第269ラインまで)に垂直同期信号Vsyn
cが与えられて、この垂直同期信号Vsyncに基づ
き、画像描写点が画面上の表示終端点である右下端点か
ら表示始端点である左上端点に帰還されることになる。
ここで、垂直帰線期間分の信号は、通常のインターレー
スのNTSC信号の場合、全体の映像信号の約8%の長
さで現れるものであり、この映像として無効な約8%の
幅の画像領域の信号を有効に利用できるといった利点が
ある。尚、水平同期信号Hsyncについては、全ての
ラインの始点において与えられる。
ような波形とされている。ここではインターレース方式
のNTSC信号を基準とした信号が採用されている。第
1の映像信号の垂直帰線期間は、奇数フィールドについ
ては第1ラインの始端から第21ラインの半ばまで、偶
数フィールドについては第263ラインの半ばから第2
84ラインの終端までに対応しており、いずれも20.
5ライン分に想到する期間が垂直帰線期間とされてい
る。かかる垂直帰線期間においては、原則として全て黒
点描写、すなわち有効な画像信号が与えられていない状
態となっており、この垂直帰線期間内の所定タイミング
(例えば奇数フィールドについては第4ラインから第6
ラインまでの間、偶数フィールドについては第267ラ
インから第269ラインまで)に垂直同期信号Vsyn
cが与えられて、この垂直同期信号Vsyncに基づ
き、画像描写点が画面上の表示終端点である右下端点か
ら表示始端点である左上端点に帰還されることになる。
ここで、垂直帰線期間分の信号は、通常のインターレー
スのNTSC信号の場合、全体の映像信号の約8%の長
さで現れるものであり、この映像として無効な約8%の
幅の画像領域の信号を有効に利用できるといった利点が
ある。尚、水平同期信号Hsyncについては、全ての
ラインの始点において与えられる。
【0021】そして、カーナビゲーション装置21にお
いては、映像(画像)の生成段階で、LCD表示部24
に表示させたい映像(画像)が明確になっていることか
ら、その映像(画像)中の各画素の出力タイミングも予
め判明している。このことから、予め判明している各画
素の出力タイミングとして、例えば第1の映像信号中の
特に奇数フィールドの第10〜21ラインのそれぞれの
中間点の画素に対応する画素出力タイミング信号を水平
位置微調整信号Sc(図2)として重畳しておくように
する。この水平位置微調整信号Scは、1画素に相当す
るパルス長の信号であって、実際の映像信号としての画
素情報を送信する以前の段階で画素表示のタイミングを
規定することを目的とするものである。ただし、映像処
理回路22を通過することで、水平位置微調整信号Sc
の波形は方形波ではなく、図4のような略楔形(非方形
波)の波形として表れるものである。
いては、映像(画像)の生成段階で、LCD表示部24
に表示させたい映像(画像)が明確になっていることか
ら、その映像(画像)中の各画素の出力タイミングも予
め判明している。このことから、予め判明している各画
素の出力タイミングとして、例えば第1の映像信号中の
特に奇数フィールドの第10〜21ラインのそれぞれの
中間点の画素に対応する画素出力タイミング信号を水平
位置微調整信号Sc(図2)として重畳しておくように
する。この水平位置微調整信号Scは、1画素に相当す
るパルス長の信号であって、実際の映像信号としての画
素情報を送信する以前の段階で画素表示のタイミングを
規定することを目的とするものである。ただし、映像処
理回路22を通過することで、水平位置微調整信号Sc
の波形は方形波ではなく、図4のような略楔形(非方形
波)の波形として表れるものである。
【0022】映像処理回路22は、カーナビゲーション
装置21から与えられたアナログ方式の第1の映像信号
に対して、所定の色形式変換、輝度調整、コントラスト
調整、ガンマ補正、ディザリング及びオンスクリーンデ
ィスプレイ合成等の一般的な映像処理を行うものであ
る。尚、映像処理回路22には、外部の図示しないテレ
ビジョン受像器からの信号を入力するテレビジョン信号
入力端子22aが形成されており、また、テレビジョン
信号入力端子22aにテレビジョン信号の入力があった
ときにその旨を示す切替信号StnをLCDコントロー
ラ23に伝達するようになっている。そして、映像処理
回路22で映像処理されたカーナビゲーション信号また
はテレビジョン信号は、所定のビデオ映像信号RGBと
してLCDコントローラ23に出力される。この際、同
時に水平同期信号Hsync及び垂直同期信号Vsyn
cも併せてLCDコントローラ23に出力される。尚、
水平位置微調整信号Scは、全ての色信号RGBのそれ
ぞれに重畳してもよいが、色信号RGBのうちいずれか
の色成分、例えば緑成分のみに重畳することにより、処
理の単純化を図ることが望ましい。
装置21から与えられたアナログ方式の第1の映像信号
に対して、所定の色形式変換、輝度調整、コントラスト
調整、ガンマ補正、ディザリング及びオンスクリーンデ
ィスプレイ合成等の一般的な映像処理を行うものであ
る。尚、映像処理回路22には、外部の図示しないテレ
ビジョン受像器からの信号を入力するテレビジョン信号
入力端子22aが形成されており、また、テレビジョン
信号入力端子22aにテレビジョン信号の入力があった
ときにその旨を示す切替信号StnをLCDコントロー
ラ23に伝達するようになっている。そして、映像処理
回路22で映像処理されたカーナビゲーション信号また
はテレビジョン信号は、所定のビデオ映像信号RGBと
してLCDコントローラ23に出力される。この際、同
時に水平同期信号Hsync及び垂直同期信号Vsyn
cも併せてLCDコントローラ23に出力される。尚、
水平位置微調整信号Scは、全ての色信号RGBのそれ
ぞれに重畳してもよいが、色信号RGBのうちいずれか
の色成分、例えば緑成分のみに重畳することにより、処
理の単純化を図ることが望ましい。
【0023】LCDコントローラ23は、図3の如く、
ビデオ映像信号中の各色信号RGBについて、特に水平
位置微調整信号Scが含まれている色信号RGB中の例
えば緑(G)成分信号のピーク値を基準電圧Vthと比較
(スレッシュホールド)して波形成形するピーク検出器
(波形成型器)31と、映像処理回路22から与えられ
た垂直同期信号Vsyncを起点として水平同期信号H
syncが与えられる度にカウント値をインクリメント
し、かかるカウント結果により第10〜21ラインが入
力されたことを検出するライン検出部32と、このライ
ン検出部32で第10〜21ラインが検出され、且つピ
ーク検出器31からハイ信号としての水平位置微調整信
号Scが検出されたときにのみハイ信号を出力する論理
積回路部33と、論理積回路部33からのハイ信号のタ
イミングを抽出する位相同期ループ回路(PLL)34
と、このPLL34で抽出されたタイミングに基づいて
LCD表示部24での各画素の表示タイミングを規律す
る表示クロック信号CLKのタイミングを調整するLC
D制御IC(タイミング制御部)35とを備える。
ビデオ映像信号中の各色信号RGBについて、特に水平
位置微調整信号Scが含まれている色信号RGB中の例
えば緑(G)成分信号のピーク値を基準電圧Vthと比較
(スレッシュホールド)して波形成形するピーク検出器
(波形成型器)31と、映像処理回路22から与えられ
た垂直同期信号Vsyncを起点として水平同期信号H
syncが与えられる度にカウント値をインクリメント
し、かかるカウント結果により第10〜21ラインが入
力されたことを検出するライン検出部32と、このライ
ン検出部32で第10〜21ラインが検出され、且つピ
ーク検出器31からハイ信号としての水平位置微調整信
号Scが検出されたときにのみハイ信号を出力する論理
積回路部33と、論理積回路部33からのハイ信号のタ
イミングを抽出する位相同期ループ回路(PLL)34
と、このPLL34で抽出されたタイミングに基づいて
LCD表示部24での各画素の表示タイミングを規律す
る表示クロック信号CLKのタイミングを調整するLC
D制御IC(タイミング制御部)35とを備える。
【0024】LCDコントローラ23のピーク検出器3
1は、画素の表示タイミングを規律するための水平位置
微調整信号Scのタイミングを正確に検出するために設
けられたものである。即ち、カーナビゲーション装置2
1内で生成された水平位置微調整信号Scが映像処理回
路22に与えられる課程でアナログ変換されることか
ら、カーナビゲーション装置21の内部において方形波
であった水平位置微調整信号Scは、映像処理回路22
及びLCDコントローラ23内では、図4のように略楔
形(非方形波)につぶれてしまうことになる。したがっ
て、LCDコントローラ23のピーク検出器31におい
て、水平位置微調整信号Scのピーク値より若干低いレ
ベルの基準電圧Vthでスレッシュホールドして波形成形
するようになっている。
1は、画素の表示タイミングを規律するための水平位置
微調整信号Scのタイミングを正確に検出するために設
けられたものである。即ち、カーナビゲーション装置2
1内で生成された水平位置微調整信号Scが映像処理回
路22に与えられる課程でアナログ変換されることか
ら、カーナビゲーション装置21の内部において方形波
であった水平位置微調整信号Scは、映像処理回路22
及びLCDコントローラ23内では、図4のように略楔
形(非方形波)につぶれてしまうことになる。したがっ
て、LCDコントローラ23のピーク検出器31におい
て、水平位置微調整信号Scのピーク値より若干低いレ
ベルの基準電圧Vthでスレッシュホールドして波形成形
するようになっている。
【0025】LCDコントローラ23のPLL34は、
図5のように、電圧制御発振器41、位相比較器42及
びローパスフィルタ(LPF)43を備えた一般的なも
のであって、論理積回路部33からの水平位置微調整信
号Scと、電圧制御発振器(VCO)41からの出力信
号及び位相比較器42で比較し、その誤差分をローパス
フィルタ43を通して電圧制御発振器41の入力側へ負
帰還するようになっている。
図5のように、電圧制御発振器41、位相比較器42及
びローパスフィルタ(LPF)43を備えた一般的なも
のであって、論理積回路部33からの水平位置微調整信
号Scと、電圧制御発振器(VCO)41からの出力信
号及び位相比較器42で比較し、その誤差分をローパス
フィルタ43を通して電圧制御発振器41の入力側へ負
帰還するようになっている。
【0026】また、このPLL34においては、ローパ
スフィルタ43からの出力を、E2PROM37a、R
AM37b及びROM37cに接続されたCPU36に
A/D変換器38aを通じて取り込むようになってい
る。そして、このローパスフィルタ43からの出力及び
論理積回路部33からのハイ信号を、CPU36に取り
込んでRAM37b等に一旦記憶させ、これに基づいて
CPU36が水平位置微調整信号Scのタイミングを調
整し、D/A変換器38bを通じて調整された後の信号
をスイッチ39に出力する。このスイッチ39は、論理
積回路部33からの信号に基づいてローパスフィルタ4
3側とD/A変換器38b側とで切り替わるようになっ
ている。かかる構成により、水平位置微調整信号Scの
タイミング調整が行われる。
スフィルタ43からの出力を、E2PROM37a、R
AM37b及びROM37cに接続されたCPU36に
A/D変換器38aを通じて取り込むようになってい
る。そして、このローパスフィルタ43からの出力及び
論理積回路部33からのハイ信号を、CPU36に取り
込んでRAM37b等に一旦記憶させ、これに基づいて
CPU36が水平位置微調整信号Scのタイミングを調
整し、D/A変換器38bを通じて調整された後の信号
をスイッチ39に出力する。このスイッチ39は、論理
積回路部33からの信号に基づいてローパスフィルタ4
3側とD/A変換器38b側とで切り替わるようになっ
ている。かかる構成により、水平位置微調整信号Scの
タイミング調整が行われる。
【0027】LCD制御IC35は、図11及び図12
に示した従来例における調整回路18の一部の既存の構
成要素がそのまま使用されるもので、PLL34で抽出
された水平位置微調整信号Scのタイミングに基づい
て、LCD表示部24での画素表示に係る表示クロック
信号CLKのタイミング調整を行い、この表示クロック
信号CLKをLCD表示部24に出力するとともに、ク
ロック信号MCLKとして電圧制御発振器41の位相比
較器42にフィードバックする機能を有している。
に示した従来例における調整回路18の一部の既存の構
成要素がそのまま使用されるもので、PLL34で抽出
された水平位置微調整信号Scのタイミングに基づい
て、LCD表示部24での画素表示に係る表示クロック
信号CLKのタイミング調整を行い、この表示クロック
信号CLKをLCD表示部24に出力するとともに、ク
ロック信号MCLKとして電圧制御発振器41の位相比
較器42にフィードバックする機能を有している。
【0028】尚、このLCD制御IC35は、表示クロ
ック信号CLKだけでなく、映像信号RGB、LCD水
平同期信号HSY及びLCD垂直同期信号VSYをも併
せて、アナログ方式のビデオ信号としてLCD表示部2
4に送信するようになっている。
ック信号CLKだけでなく、映像信号RGB、LCD水
平同期信号HSY及びLCD垂直同期信号VSYをも併
せて、アナログ方式のビデオ信号としてLCD表示部2
4に送信するようになっている。
【0029】LCD表示部24は、図1の如く、インタ
ーレース方式の一般的な液晶表示装置であって、TFT
方式またはDSTN方式の液晶表示素子24aと、LC
D水平同期信号HSYがLCDコントローラ23から与
えられる度に液晶表示素子24aの各ライン分の画素を
液晶表示用映像信号に基づいて駆動制御する水平ドライ
バ24bと、奇数フィールドと偶数フィールドのそれぞ
れについて、LCDコントローラ23から与えられたL
CD水平同期信号HSY及びLCD垂直同期信号VSY
に基づいて画素表示ラインを変更する垂直ドライバ24
cとを備えている。
ーレース方式の一般的な液晶表示装置であって、TFT
方式またはDSTN方式の液晶表示素子24aと、LC
D水平同期信号HSYがLCDコントローラ23から与
えられる度に液晶表示素子24aの各ライン分の画素を
液晶表示用映像信号に基づいて駆動制御する水平ドライ
バ24bと、奇数フィールドと偶数フィールドのそれぞ
れについて、LCDコントローラ23から与えられたL
CD水平同期信号HSY及びLCD垂直同期信号VSY
に基づいて画素表示ラインを変更する垂直ドライバ24
cとを備えている。
【0030】上記構成の表示装置において、カーナビゲ
ーション情報をLCD表示部24に表示する動作を説明
する。
ーション情報をLCD表示部24に表示する動作を説明
する。
【0031】まず、カーナビゲーション装置21は、C
D−ROM等の所定の記録媒体に格納された地図情報に
対して、図示しない車速センサからの車速パルス及び図
示しない地磁気センサからの地磁気による方角により自
車位置をトレースするとともに、GPS衛星から伝送さ
れるGPS信号を図示しないアンテナを通じて受信し、
このGPS信号に含まれた情報を利用して車両位置の確
認を行い、上述のトレースにおいて自車位置の位置ずれ
が発生したときに位置補正(マップマッチング)を行
う。そして、このカーナビゲーション装置21は、上記
地図情報等を含む映像情報を第1の映像信号として生成
する際、映像信号としてNTSC方式を基準とし、特に
垂直帰線期間内の第10〜21ラインの信号内の所定の
タイミングで、水平位置微調整信号Scを重畳してから
アナログ方式の信号として出力する(図2)。
D−ROM等の所定の記録媒体に格納された地図情報に
対して、図示しない車速センサからの車速パルス及び図
示しない地磁気センサからの地磁気による方角により自
車位置をトレースするとともに、GPS衛星から伝送さ
れるGPS信号を図示しないアンテナを通じて受信し、
このGPS信号に含まれた情報を利用して車両位置の確
認を行い、上述のトレースにおいて自車位置の位置ずれ
が発生したときに位置補正(マップマッチング)を行
う。そして、このカーナビゲーション装置21は、上記
地図情報等を含む映像情報を第1の映像信号として生成
する際、映像信号としてNTSC方式を基準とし、特に
垂直帰線期間内の第10〜21ラインの信号内の所定の
タイミングで、水平位置微調整信号Scを重畳してから
アナログ方式の信号として出力する(図2)。
【0032】次に、映像処理回路22は、カーナビゲー
ション装置21から与えられたアナログ方式の第1の映
像信号に対して、所定の色形式(RGB)に変換し、各
色成分について、輝度調整、コントラスト調整、ガンマ
補正、ディザリング及びオンスクリーンディスプレイ合
成等の一般的な映像処理を行う。尚、水平位置微調整信
号Scについては非方形波に変形され、ビデオ映像信号
中の特に緑(G)成分信号内の垂直帰線期間部分に重畳
した状態のまま出力する。この映像処理回路22で映像
処理された信号はLCDコントローラ23に出力され
る。この際、同時に水平同期信号Hsync、垂直同期
信号Vsyncも併せて液晶表示用映像信号としてLC
Dコントローラ23に出力される。
ション装置21から与えられたアナログ方式の第1の映
像信号に対して、所定の色形式(RGB)に変換し、各
色成分について、輝度調整、コントラスト調整、ガンマ
補正、ディザリング及びオンスクリーンディスプレイ合
成等の一般的な映像処理を行う。尚、水平位置微調整信
号Scについては非方形波に変形され、ビデオ映像信号
中の特に緑(G)成分信号内の垂直帰線期間部分に重畳
した状態のまま出力する。この映像処理回路22で映像
処理された信号はLCDコントローラ23に出力され
る。この際、同時に水平同期信号Hsync、垂直同期
信号Vsyncも併せて液晶表示用映像信号としてLC
Dコントローラ23に出力される。
【0033】そして、LCDコントローラ23において
は、図3の如く、ビデオ映像信号中の各色信号R,G,
Bについて、特に水平位置微調整信号Scが含まれてい
る緑(G)成分信号をピーク検出器31で波形成形し
(図4)、その出力信号をハイ信号として論理積回路部
33に出力する。
は、図3の如く、ビデオ映像信号中の各色信号R,G,
Bについて、特に水平位置微調整信号Scが含まれてい
る緑(G)成分信号をピーク検出器31で波形成形し
(図4)、その出力信号をハイ信号として論理積回路部
33に出力する。
【0034】一方、ライン検出部32では、映像処理回
路22から与えられた垂直同期信号Vsyncを起点と
して水平同期信号Hsyncが与えられる度にカウント
値をインクリメントし、かかるカウント結果により第1
0〜21ラインが入力されたことを検出する。そして、
論理積回路部33において、ライン検出部32での第1
0〜21ラインの検出と、ピーク検出器31からのハイ
信号との論理積をとり、その結果をPLL34に与え
る。
路22から与えられた垂直同期信号Vsyncを起点と
して水平同期信号Hsyncが与えられる度にカウント
値をインクリメントし、かかるカウント結果により第1
0〜21ラインが入力されたことを検出する。そして、
論理積回路部33において、ライン検出部32での第1
0〜21ラインの検出と、ピーク検出器31からのハイ
信号との論理積をとり、その結果をPLL34に与え
る。
【0035】PLL34では、図5の如く、ピーク検出
器31からの水平位置微調整信号Scと、電圧制御発振
器(VCO)41からの出力信号及びクロック信号MC
LKとの位相を位相比較器42で比較し、その誤差分を
ローパスフィルタ43を通して電圧制御発振器41の入
力側へ負帰還し、同期タイミング制御により論理積回路
部33からのハイ信号のタイミングを抽出し、かかるタ
イミングを高精度にLCD制御IC35に伝達する。こ
れに従って、LCD制御IC35では、映像中の各画素
の出力タイミングを高精度に微調整し、微調整された表
示クロック信号CLKをクロック信号MCLKとして電
圧制御発振器41の位相比較器42にフィードバック
し、かかるクロック信号MCLK(表示クロック信号C
LK)が安定的に水平位置微調整信号Scと同期するよ
うにPLL34内で調整が行われる。そして、LCD制
御IC35は、表示クロック信号CLKを映像信号とと
もにLCD表示部24に出力する。尚、水平同期信号H
sync及び垂直同期信号Vsyncをも併せてLCD
表示部24に出力する。
器31からの水平位置微調整信号Scと、電圧制御発振
器(VCO)41からの出力信号及びクロック信号MC
LKとの位相を位相比較器42で比較し、その誤差分を
ローパスフィルタ43を通して電圧制御発振器41の入
力側へ負帰還し、同期タイミング制御により論理積回路
部33からのハイ信号のタイミングを抽出し、かかるタ
イミングを高精度にLCD制御IC35に伝達する。こ
れに従って、LCD制御IC35では、映像中の各画素
の出力タイミングを高精度に微調整し、微調整された表
示クロック信号CLKをクロック信号MCLKとして電
圧制御発振器41の位相比較器42にフィードバック
し、かかるクロック信号MCLK(表示クロック信号C
LK)が安定的に水平位置微調整信号Scと同期するよ
うにPLL34内で調整が行われる。そして、LCD制
御IC35は、表示クロック信号CLKを映像信号とと
もにLCD表示部24に出力する。尚、水平同期信号H
sync及び垂直同期信号Vsyncをも併せてLCD
表示部24に出力する。
【0036】LCD表示部24では、LCDコントロー
ラ23のLCD制御IC35から与えられた表示クロッ
ク信号CLKに同期して、垂直ドライバ24cにより、
奇数フィールドと偶数フィールドのそれぞれについて、
LCDコントローラ23から与えられた水平同期信号H
sync及び垂直同期信号Vsyncに従って画素表示
ラインを変更しながら、水平ドライバ24bにおいて、
水平同期信号HsyncがLCDコントローラ23から
与えられる度に液晶表示素子24aの各ライン分の画素
をビデオ映像信号に基づいて駆動制御し、所定のカーナ
ビゲーション情報が液晶表示素子24aに表示される。
ラ23のLCD制御IC35から与えられた表示クロッ
ク信号CLKに同期して、垂直ドライバ24cにより、
奇数フィールドと偶数フィールドのそれぞれについて、
LCDコントローラ23から与えられた水平同期信号H
sync及び垂直同期信号Vsyncに従って画素表示
ラインを変更しながら、水平ドライバ24bにおいて、
水平同期信号HsyncがLCDコントローラ23から
与えられる度に液晶表示素子24aの各ライン分の画素
をビデオ映像信号に基づいて駆動制御し、所定のカーナ
ビゲーション情報が液晶表示素子24aに表示される。
【0037】このとき、LCDコントローラ23で微調
整された表示クロック信号CLKのタイミングに従って
液晶表示素子24aの表示が行われるので、LCD表示
部24では、各画素のピーク値と表示クロック信号CL
Kとが同期して与えられることになる。即ち、映像信号
中の各画素が表示クロック信号CLKのタイミング(図
7(C)中のtn)に常に一致することになり(図7
(A)〜(C))、よってLCD表示部24での画素表
示は、従来のように手作業で水平位置の微調整をしなく
ても、図8のように、一のクロック信号tnに対応する
画素として先鋭に表示され、高品質な画像が得られ、画
像のにじみやぼやけ(図10参照)を防止できる。した
がって、ディスプレイ装置における表示画面の水平位置
の微調整を自動的に且つ容易に行い得る表示装置を提供
できる。
整された表示クロック信号CLKのタイミングに従って
液晶表示素子24aの表示が行われるので、LCD表示
部24では、各画素のピーク値と表示クロック信号CL
Kとが同期して与えられることになる。即ち、映像信号
中の各画素が表示クロック信号CLKのタイミング(図
7(C)中のtn)に常に一致することになり(図7
(A)〜(C))、よってLCD表示部24での画素表
示は、従来のように手作業で水平位置の微調整をしなく
ても、図8のように、一のクロック信号tnに対応する
画素として先鋭に表示され、高品質な画像が得られ、画
像のにじみやぼやけ(図10参照)を防止できる。した
がって、ディスプレイ装置における表示画面の水平位置
の微調整を自動的に且つ容易に行い得る表示装置を提供
できる。
【0038】ここで、NTSC方式の映像信号におい
て、垂直帰線期間に水平位置微調整信号Scを重畳させ
た場合、厳密にはこの映像信号がNTSC方式の映像信
号の規格から外れてしまうことになるが、この実施の形
態のように外部へ映像信号を出力することなく閉じた装
置内で信号を活用するだけであれば、信号伝達上何ら不
都合が生じることはない。
て、垂直帰線期間に水平位置微調整信号Scを重畳させ
た場合、厳密にはこの映像信号がNTSC方式の映像信
号の規格から外れてしまうことになるが、この実施の形
態のように外部へ映像信号を出力することなく閉じた装
置内で信号を活用するだけであれば、信号伝達上何ら不
都合が生じることはない。
【0039】以上の動作に対し、テレビジョン受像機
(図示しない)からのテレビジョン放送に係る映像をL
CD表示部24に表示させる場合は、映像処理回路22
のテレビジョン信号入力端子22aにテレビジョン映像
信号(NTSC信号)を入力すると、映像処理回路22
は切替信号StnをLCDコントローラ23に伝達す
る。この場合、テレビジョン映像信号には水平位置微調
整信号Scが含まれていないため、LCDコントローラ
23内では上記した水平位置微調整動作が行われること
が無く、したがって、テレビジョン映像信号(NTSC
信号)はLCD制御IC35を通過してそのままLCD
表示部24に送信され表示されることになる。
(図示しない)からのテレビジョン放送に係る映像をL
CD表示部24に表示させる場合は、映像処理回路22
のテレビジョン信号入力端子22aにテレビジョン映像
信号(NTSC信号)を入力すると、映像処理回路22
は切替信号StnをLCDコントローラ23に伝達す
る。この場合、テレビジョン映像信号には水平位置微調
整信号Scが含まれていないため、LCDコントローラ
23内では上記した水平位置微調整動作が行われること
が無く、したがって、テレビジョン映像信号(NTSC
信号)はLCD制御IC35を通過してそのままLCD
表示部24に送信され表示されることになる。
【0040】尚、上記実施の形態において、インターレ
ース方式の表示装置を説明したが、ノンインターレース
方式のものに適用してもよい。
ース方式の表示装置を説明したが、ノンインターレース
方式のものに適用してもよい。
【0041】また、上記実施の形態では、カーナビゲー
ション情報をLCD表示部24に表示する場合について
説明したが、情報の種類としてはカーナビゲーション情
報に限られるものではなく、文字放送やその他の制御表
示など、所定の映像情報を画面表示するものであればど
のようなものであってもよい。
ション情報をLCD表示部24に表示する場合について
説明したが、情報の種類としてはカーナビゲーション情
報に限られるものではなく、文字放送やその他の制御表
示など、所定の映像情報を画面表示するものであればど
のようなものであってもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1乃至請求項3に記載の発明によ
れば、映像生成部から出力される第1の映像信号におい
て、表示部の表示画面外で表示映像に寄与しない枠外領
域に相当する垂直帰線期間内の所定の水平走査ライン中
に、表示映像の各画素の出力タイミングを規律するため
の水平位置微調整信号を重畳し、水平位置微調整回路に
て、水平位置微調整信号と表示クロック信号とのタイミ
ングを調整して表示部に映像信号及び表示クロック信号
を出力するようにしているので、従来のように手作業で
水平位置の微調整をしなくても、表示部における各画素
の表示タイミングを表示クロック信号に確実に合致させ
ることができ、故に画像のにじみやぼやけを防止できる
という効果がある。
れば、映像生成部から出力される第1の映像信号におい
て、表示部の表示画面外で表示映像に寄与しない枠外領
域に相当する垂直帰線期間内の所定の水平走査ライン中
に、表示映像の各画素の出力タイミングを規律するため
の水平位置微調整信号を重畳し、水平位置微調整回路に
て、水平位置微調整信号と表示クロック信号とのタイミ
ングを調整して表示部に映像信号及び表示クロック信号
を出力するようにしているので、従来のように手作業で
水平位置の微調整をしなくても、表示部における各画素
の表示タイミングを表示クロック信号に確実に合致させ
ることができ、故に画像のにじみやぼやけを防止できる
という効果がある。
【図1】この発明の一の実施の形態に係る表示装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】映像信号の垂直帰線期間における所定の水平走
査ライン中に水平位置微調整信号が重畳された様子を示
す波形図である。
査ライン中に水平位置微調整信号が重畳された様子を示
す波形図である。
【図3】LCDコントローラの内部構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】ピーク検出器による水平位置微調整信号のスレ
ッシュホールド動作を示す図である。
ッシュホールド動作を示す図である。
【図5】PLLの内部構成を示すブロック図である。
【図6】従来の表示装置の概略を示すブロック図であ
る。
る。
【図7】画素表示に係る各部の信号波形の一例を示す図
である。
である。
【図8】図7の信号に対応してディスプレイ装置に表示
された画像を示す図である。
された画像を示す図である。
【図9】画素表示に係る各部の信号波形の他の例を示す
図である。
図である。
【図10】図9の信号に対応してディスプレイ装置に表
示された画像を示す図である。
示された画像を示す図である。
【図11】従来の手作業による水平位置の微調整動作を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図12】従来の水平位置の微調整に係る構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
21 カーナビゲーション装置 22 映像処理回路 22a テレビジョン信号入力端子 23 LCDコントローラ 24 LCD表示部 31 ピーク検出器 32 ライン検出部 33 論理積回路部 34 PLL 35 LCD制御IC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/12 G09G 5/12 H04N 5/66 101 H04N 5/66 101B (72)発明者 川瀬 秀一 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 2H093 NA16 NA43 NC13 NC16 NC21 NC24 NC25 NC27 NC28 NC44 NC50 ND34 5C006 AA01 AA22 AC29 AF23 AF24 AF27 AF42 AF44 AF46 AF52 AF72 AF73 AF81 AF82 BB12 BB16 BC03 BC12 BF08 BF14 BF15 BF21 BF22 BF26 BF28 BF38 FA07 FA16 FA25 5C058 AA09 AA18 BA04 BA25 BB08 BB14 BB15 BB16 BB21 BB23 BB25 EA13 EA26 5C080 AA10 BB05 CC03 DD05 EE17 EE28 FF11 FF12 GG08 JJ02 JJ04 JJ06 KK20 5C082 AA02 AA12 AA37 BA12 BA27 BA41 BB03 BC03 BC07 BC19 CA56 CB01 CB05 DA86 MM10
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の映像情報を画面表示する表示装置
であって、 所定の表示画面内に前記映像情報を表示する表示部と、 前記表示部に表示すべき前記映像情報を生成してアナロ
グ式の第1の映像信号として出力する映像生成部と、 前記映像生成部から与えられた前記第1の映像情報を他
の所定方式の第2の映像信号に変換して出力する映像処
理回路と、 前記映像処理回路から与えられた前記第2の映像信号に
基づいて前記表示部での水平走査位置を調整する水平位
置微調整回路とを備え、 前記映像生成部は、当該映像生成部から出力される前記
第1の映像信号において、前記表示部の前記表示画面外
で表示映像に寄与しない枠外領域に相当する垂直帰線期
間内の所定の水平走査ライン中に、前記表示映像の画素
表示のタイミングを規律する水平位置微調整信号を重畳
する機能を有し、 前記水平位置微調整回路は、前記所定の水平走査ライン
中に重畳された前記水平位置微調整信号と、前記表示部
での各画素の表示タイミングを規律する表示クロック信
号とのタイミングを相対的に調整して前記表示部に映像
信号及び前記表示クロック信号を出力する機能を有する
表示装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の表示装置であって、 前記水平位置微調整回路は、 前記映像生成部からアナログ式の前記映像処理回路を通
過することで非方形波に変形された前記水平位置微調整
信号に対してスレッシュホールドし、当該非方形波のピ
ーク値付近のみを抽出して波形成形するピーク検出器
と、 前記映像処理回路から前記水平同期信号が与えられる度
にカウント値をインクリメントし、かかるカウント結果
により前記所定の水平走査ラインの入力を検出するライ
ン検出部と、 前記ライン検出部で前記所定の水平走査ラインの入力を
検出した場合に、前記映像処理回路から前記水平位置微
調整信号が与えられたときにのみ出力を行う論理積回路
部と、 前記論理積回路部からの出力信号のタイミングを同期タ
イミング制御により抽出する位相同期ループ回路と、 前記位相同期ループ回路で抽出された前記タイミングに
従って、前記表示部での各画素の表示タイミングを規律
する表示クロック信号のタイミングを映像信号に対して
微調整して前記表示部に出力するタイミング制御部とを
備えることを特徴とする表示装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の表示装
置であって、前記映像生成部は、所定の道路地図上で自
車位置をトレースするカーナビゲーション装置である表
示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10293241A JP2000122621A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10293241A JP2000122621A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000122621A true JP2000122621A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17792274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10293241A Pending JP2000122621A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000122621A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004356962A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Denso Corp | 車両用映像表示装置 |
JP2005173395A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Pioneer Electronic Corp | 表示制御装置及び表示制御方法等 |
CN100336378C (zh) * | 2003-09-05 | 2007-09-05 | 三洋电机株式会社 | 液晶显示控制装置 |
US7446764B2 (en) | 2004-03-31 | 2008-11-04 | Pioneer Corporation | Display control device, display control method, and the like |
-
1998
- 1998-10-15 JP JP10293241A patent/JP2000122621A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004356962A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Denso Corp | 車両用映像表示装置 |
CN100336378C (zh) * | 2003-09-05 | 2007-09-05 | 三洋电机株式会社 | 液晶显示控制装置 |
JP2005173395A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Pioneer Electronic Corp | 表示制御装置及び表示制御方法等 |
US7446764B2 (en) | 2004-03-31 | 2008-11-04 | Pioneer Corporation | Display control device, display control method, and the like |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0096628B1 (en) | Apparatus for combining a video signal with graphics and text from a computer | |
EP0782333A2 (en) | Image display apparatus | |
US5541666A (en) | Method and apparatus for overlaying digitally generated graphics over an analog video signal | |
EP0794525B1 (en) | Pixel conversion apparatus | |
KR100312710B1 (ko) | 디지탈 영상기기를 위한 클럭공급장치 | |
US6300982B1 (en) | Flat panel display apparatus and method having on-screen display function | |
JP2000122621A (ja) | 表示装置 | |
CN100527785C (zh) | 数字广播接收机中的显示同步信号产生装置和解码器 | |
JP3474120B2 (ja) | スキャンコンバータ及びスキャンコンバート方法 | |
US20050140571A1 (en) | Device and method for display control, and the like | |
JP2000125230A (ja) | 表示装置 | |
JP4064709B2 (ja) | 画像表示装置 | |
KR970705298A (ko) | 비디오 데이터에 대한 타이밍 신호 제공용 제어기(a controller for providing timing signals for video data) | |
JP2000122634A (ja) | 表示装置 | |
KR100504077B1 (ko) | 표시 영역 조절 기능이 있는 액정 표시장치 | |
US8587722B1 (en) | System and method for automatically controlling the phase of a clock signal for sampling an HDTV signal | |
JP2667599B2 (ja) | 多画面表示機能付テレビジョン受像機 | |
US7446764B2 (en) | Display control device, display control method, and the like | |
JPH06165086A (ja) | ビデオ信号処理装置 | |
KR0164255B1 (ko) | 비디오 촬영용 영상신호 변환장치 | |
US6522364B1 (en) | Clock frequency generator | |
JPH09198013A (ja) | 液晶ディスプレイ装置の駆動方法及び液晶ディスプレイ装置 | |
JP4666396B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JPS62276968A (ja) | テレビジヨンカメラ装置 | |
EP1600004A1 (en) | Processing picture signals for a color sequential display |