JP2000122579A - 回動型表示素子及びそれに用いる駆動装置、及びそれらを用いた表示装置 - Google Patents

回動型表示素子及びそれに用いる駆動装置、及びそれらを用いた表示装置

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JP2000122579A
JP2000122579A JP10293133A JP29313398A JP2000122579A JP 2000122579 A JP2000122579 A JP 2000122579A JP 10293133 A JP10293133 A JP 10293133A JP 29313398 A JP29313398 A JP 29313398A JP 2000122579 A JP2000122579 A JP 2000122579A
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Harukata Wakatake
日方 若竹
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WAKATAKE MASARU
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数n個の表示面をn角筒状外周面が形成さ
れるように有しているn角筒状の回転表示面体を有する
回動型表示装置において、その回転表示面体の大きさ従
って複数n個の表示面の面積を小さくし、それにより回
動型表示素子の大きさを小さくすることができ、このた
め、回動型表示素子の多数をマトリクス配列して画像表
示パネルを構成するとした場合、その画像表示パネル上
での画像表示を高い解像度で行わせることができるよう
にする。 【解決手段】 回転表示面体内に、それと一体に回転す
る2極回転永久磁石体と、その軸の周りにその永久磁石
磁極と対向する複数n個の内部固定磁極をそれぞれ形成
している複数n個の固定磁極体とが配され、そして、そ
れら複数n個の固定磁極体から、回転表示面体外に、外
部の駆動装置の電磁石装置の複数の磁極とそれぞれ結合
する複数n個の固定導磁性体がそれぞれ結合延長してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸の周りに等角間
隔を保って配されている複数n個の表示面を、n角筒状
外周面を形成するように有しているn角筒状の回転表示
面体を有し、その複数n個の表示面中の所望の選択され
た1つを前面に向いた状態にさせることができるように
した回動型表示素子及びそれに用いる駆動装置、及びそ
れらを用いた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−38102号に、(a)軸の
周りに等角間隔を保って配されている複数n個の表示面
を、n角筒状外周面を形成するように有しているn角筒
状の回転表示面体と、(b)N極及びS極を有する2
極永久磁石体を有する回転子と、その2極永久磁石体
のN極及びS極に作用する複数の磁極をそれぞれ遊端に
有し且つ複数の励磁巻線をそれぞれ巻装している複数の
磁性体を有する固定子とを有する永久磁石型モ―タ機構
とを有し、そして、n角筒状の回転表示面体が、永久
磁石型モ―タ機構の回転子に、永久磁石型モ―タ機構を
同心的に内装するように取り付けられている、という構
成を有する回動型表示素子が開示されている。
【0003】また、同じ特開平7−38102号に、そ
れに開示されている上述した構成を有する回動型表示素
子と、その回動型表示素子の永久磁石型モ―タ機構をそ
の複数の磁性体にそれぞれ巻装されている複数の励磁巻
線に対する通電制御により制御駆動する制御駆動手段と
を具備する、回動型表示素子を用いた表示装置も開示さ
れている。
【0004】特開平7−38102号に開示されている
上述した構成を有する回動型表示素子、及び上述した回
動型表示素子を用いた表示装置によれば、回動型表示素
子を用いた表示装置で述べれば、その制御駆動手段によ
って、回動型表示素子の永久磁石型モ―タ機構をその複
数の磁性体にそれぞれ巻装されている複数の励磁巻線に
対する通電制御により制御駆動するだけで、回動型表示
素子の回転表示面体の複数n個の表示面中の所望の選択
された1つを前方に向わせた状態にさせることができ
る。
【0005】また、そのように回動型表示素子の回転表
示面体の複数n個の表示面中の所望の選択された1つを
前面に向わせて後、制御駆動手段によって、永久磁石型
モ―タ機構をその複数の磁性体にそれぞれ巻装されてい
る複数の励磁巻線に対する通電制御により制御駆動して
いる状態を解除しても、回動型表示素子の永久磁石型モ
―タ機構を構成している回転子の2極永久磁石体のN極
及びS極が、永久磁石型モ―タ機構を構成している固定
子の複数の磁性体がそれぞれ有する複数の磁極と作用し
ているので、回動型表示素子の複数n個の表示面中の所
望の選択された1つが前面に向いている状態を保ってい
る。
【0006】このため、回動型表示素子の回転表示面体
の複数n個の表示面中の所望の選択された1つを前面に
向わせて後、その状態を保つ限り、制御駆動手段によっ
て、永久磁石型モ―タ機構の複数の磁性体にそれぞれ巻
装されている複数の励磁巻線に対し通電制御する必要が
なく、よって、回動型表示素子の回転表示面体の複数n
個の表示面中の所望の選択された1つを前方に向わせて
後、その状態を保つ限り、その状態を保っている間、不
必要な電力消費を伴なわない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−38102号に開示されている上述した構成を有す
る回動型表示素子の場合、回転表示面体内に、2極回転
永久磁石体を有する回転子と複数の励磁巻線をそれぞれ
巻装している複数の磁性体を有する回転子とを有する永
久磁石型モータ機構が配されている構成を有するので、
回転表示面体のその軸から輻方向にみた大きさ、従って
回転表示面体の複数の表示面の面積を小さくするのに限
度を有し、よって、回動型表示素子の大きさを小さくす
るのに限度を有する、という欠点を有していた。また、
このため、回動型表示素子の多数をマトリクス配列して
画像表示パネルを構成するとした場合、その画像表示パ
ネル上での画像表示の解像度を高くするのに限度を有す
る、という欠点を有していた。よって、本発明は、上述
した欠点のない、新規な回動型表示素子及びそれに用い
る駆動装置、及びそれらを用いた表示装置を提案せんと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願第1番目の発明によ
る回動型表示素子は、(a)軸の周りに等角間隔を保っ
て配されている複数n個の表示面を、n角筒状外周面を
形成するように有しているn角筒状の回転表示面体と、
(b)その回転表示面体内にそれと同心的に且つそれと
一体に回転し得るように配されているとともに、N極及
びS極中のいずれか一方でなる第1の永久磁石磁極とN
極及びS極中の他方でなる第2の永久磁石磁極とを、軸
の周りに180°の角間隔を保って形成している2極回
転永久磁石体と、(c)複数n個の内部固定磁極をそれ
ぞれ形成し、且つ上記回転表示面体内に、上記複数n個
の内部固定磁極が上記2極回転永久磁石体の第1及び第
2の永久磁石磁極と作用するように且つ上記2極回転永
久磁石体の軸の周りに等角間隔を保つているように、配
されている複数n個の固定磁極体と、(d)それら複数
n個の固定磁極体とそれぞれ結合して上記回転表示面体
外にそれぞれ延長し、且つそれらの延長端に複数n個の
外部固定磁極をそれぞれ形成している複数n個の固定導
磁性体とを有する。
【0009】この場合、(a)上記2極回転永久磁石
体が、外周面上に上記第1及び第2の永久磁石磁極を形
成するように着磁されている磁性柱状体乃至板状体でな
り、上記複数n個の固定磁極体が、上記回転表示面体
内に、上記複数n個の固定磁極体にそれぞれ形成されて
いる上記複数n個の内部固定磁極が上記2極回転永久磁
石体の外周面に外側から対向するように、配されている
か、または、(b)上記2極回転永久磁石体が、内面
に上記第1の永久磁石磁極を形成している第1の永久磁
石部と内面に上記第2の永久磁石磁極を形成している第
2の永久磁石部とを有し、上記複数n個の固定磁極体
が、上記回転表示面体内に、上記複数n個の固定磁極体
にそれぞれ形成されている上記複数n個の内部固定磁極
が上記2極回転永久磁石体の上記第1及び第2の永久磁
石部の内面に内側から対向するように、配されているの
を可とする。
【0010】また、実際上、上記2極回転永久磁石体
にそれぞれ形成されている上記第1及び第2の永久磁石
磁極の当該2極回転永久磁石体の軸の周りでみた実効角
度を、それぞれα1及びα2とし、また、上記複数n
個の固定磁極体にそれぞれ形成されている上記複数n個
の内部固定磁極の上記2極回転永久磁石体の軸の周りで
みた角度を、ともに互に等しいβとするとき、それらα
1及びα2、及びβが、(a)上記nが奇数である場
合、 0<β≦360/(2・n) α1≒β β≦α2≦(360/n)+β を満足するように、また、(b)上記nが偶数である場
合、 0<β≦360/(2・n) α1=α2=α β≦α≦(360/n)+β を満足するように、選定されている。
【0011】また、本願第2番目の発明による回動型表
示素子に用いる駆動装置は、上述した本願第1番目の発
明による回動型表示素子の複数n個の固定導磁性体の延
長端にそれぞれ形成している複数n個の磁極にそれぞれ
結合する複数n個の磁極を形成している導磁性体とその
導磁性体上に巻装された励磁巻線とを有する電磁石装置
と、その電磁石装置の励磁巻線に励磁用直流電流を供給
するスイッチ回路とそのスイッチ回路を制御する制御回
路とを有する制御駆動装置とを有する。
【0012】さらに、本願第3番目の発明による回動型
表示素子及びそれに用いる駆動装置を用いた表示装置
は、(a)上述した本願第1番目の発明による回動型表
示素子と、(b)上述した本願第2番目の発明による回
動型表示素子の駆動装置とを用いている。
【0013】
【発明の実施の形態1】次に、図1〜図5を伴って、本
発明による表示装置の第1の実施の形態を述べよう。
【0014】図1〜図5に示す本発明による表示装置の
第1の実施の形態は、符号Qで示され、符号1で示す本
発明による回動型表示素子の第1の実施の形態と、符号
2で示す本発明による、本発明による回動型表示素子の
第1の実施の形態に用いる駆動装置の第1の実施の形態
とを用いている。
【0015】まず、本発明による表示装置Qの第1の実
施の形態に用いている、本発明による回動型表示素子1
の第1の実施の形態を述べるに、回転表示面体3を有す
る。この回転表示面体3の一例は、ともに同じ寸法の方
形(正方形または矩形)を有する複数3個の板K1、K
2及びK3と正3角形の端板KBとによって形成され
た、一方の端を閉塞している正3角筒体でなる角筒体4
において、その複数3個の板K1、K2及びK3の外表
面をそれぞれ複数3個の表示面F1、F2及びF3とし
ている構成を有し、従って、軸(回転表示面体3の軸)
の周りに等角間隔(360°/3(=120°)の等角
間隔)を保って配されている複数3個の表示面F1、F
2及びF3を、3角筒状外周面を形成するように有して
いる、という構成を有する。この場合、複数3個の板K
1、K2及びK3、従って複数3個の表示面F1、F2
及びF3は、それらの順に、回転表示面体3の軸の周り
に、時計方向に配されている。
【0016】また、回動型表示素子1は、2極回転永久
磁石体5を有する。この2極回転永久磁石体5の一例
は、回転軸6上に同心的に取付けられ、磁性円柱乃至円
板から、それに対するその軸と平行な面に沿った切除に
よって、互に180°の角間隔を保っている磁性円柱乃
至円板の軸と平行な平面でなる第1及び第2の外面を有
する磁性柱状体乃至板状体が製出され、その磁性柱状体
乃至板状体に、その第1の外面がN極及びS極中のいず
れか一方でなる第1の永久磁石磁極M1となり、第2の
外面がN極及びS極中の他方でなる第2の永久磁石磁極
M2となるように、着磁が施されることによって得られ
た構成を有し、従って、回転軸6上に取付けられ且つ外
周面上にN極及びS極中のいずれか一方でなる第1の永
久磁石磁極M1とN極及びS極中の他方でなる第2の永
久磁石磁極M2とを、回転軸6(2極回転永久磁石体5
の軸)の周りでみて、180°の角間隔を保って形成し
ている磁性柱状体乃至板状体でなる構成を有する。
【0017】そして、そのような構成を有する2極回転
永久磁石体5は、回転表示面体3内に、回転軸6の下方
に延長している軸部を回転表示面体3を構成している端
板KBに、貫通固定させることによって配され、従っ
て、2極回転永久磁石体5は、回転表示面体3内に、そ
れと同心的に且つそれと一体に回転し得るように配され
ているとともに、N極及びS極中のいずれか一方でなる
第1の永久磁石磁極M1とN極及びS極中の他方でなる
第2の永久磁石磁極M2とを、軸の周りに180°の角
間隔を保って形成している、という構成を有する。
【0018】さらに、回転表示面体3は、その内に配さ
れている2極回転永久磁石体5とともに、背板7Bとそ
の上端からそれと一体に前方に延長している上板7Uと
背板7Bの下端からそれと一体に前方に延長している下
板7Dとを有する固定支持体7に、回転軸6の上方及び
下方にそれぞれ延長している軸部を固定支持体7の上板
7U及び下板7Dにそれぞれ回転自在に軸支させること
によって、固定支持体7の上板7U及び下板7D間にお
いて、回転し得るように、支持されている。
【0019】また、回動型表示素子1は、回転表示面体
3が複数3個の表示面F1、F2及びF3を有するのに
対応して、複数3個の固定磁極体A1、A2及びA3を
有する。
【0020】それら複数3個の固定磁極体A1、A2及
びA3は、複数3個の内部固定磁極B1、B2及びB3
をそれぞれ円弧状に形成している構成を有し、そして、
上述した回転表示面体3内に、複数3個の内部固定磁極
B1、B2及びB3が2極回転永久磁石体5の第1及び
第2の永久磁石磁極M1及びM2と作用するように且つ
2極回転永久磁石体5の軸の周りに等角間隔(360°
/3(=120°))を保って上述した2極回転永久磁
石体5の外周面に外側から対向するように、後述する固
定支持体7の背板7Bに支持されている複数3個の固定
導磁性体C1、C2及びC3をそれぞれ介して固定支持
体7に支持されて、配されている。
【0021】この場合、2極回転永久磁石体5に形成さ
れている第1及び第2の永久磁石磁極M1及びM2の回
転軸6(2極回転永久磁石体5の軸)の周りでみた実効
角度を、それぞれα1及びα2とし、また、複数3個の
固定磁極体A1、A2及びA3にそれぞれ形成している
複数3個の内部固定磁極B1、B2及びB3の2極回転
永久磁石体5の軸の周りでみた実効角度を、ともに互に
等しいβとするとき、それらα1及びα2、及びβが、 0<β≦360°/(2・3)(=60°) α2≒β β≦α1≦(360°/3)+β(=120°+β) を満足するように、例えばβ=60°、α2=60°、
α1=120°に選定されている。
【0022】さらに、回動型表示素子1は、複数3個の
固定磁極体A1、A2及びA3を有するのに対応して、
複数3個の固定導磁性体C1、C2及びC3を有する。
【0023】それら複数3個の固定導磁性体C1、C2
及びC3は、複数3個の固定磁極体A1、A2及びA3
から、それらとそれぞれ一体に、回転表示面体3の開放
端から回転表示面体3外に延長し、次で、固定支持体7
の背板7Bを貫通して、それぞれ外方に延長し、且つそ
れらの延長端に、複数3個の外部固定磁極D1、D2及
びD3をそれぞれ形成している。この場合、複数3個の
固定導磁性体C1、C2及びC3は、固定支持体7の背
板7Bに支持され、従って、複数3個の固定磁極体A
1、A2及びA3は、それら複数の固定導磁性体C1、
C2及びC3をそれぞれ介して固定支持体7に支持され
ている。以上が、本発明による表示装置Qの第1の実施
の形態が用いている、本発明による回動型表示素子1の
第1の実施の形態の構成である。
【0024】次に、上述した本発明による回動型表示素
子1の第1の実施の形態に用いている、本発明による駆
動装置2の第1の実施の形態について述べるに、上述し
た回動型表示素子1の複数3個の固定導磁性体C1、C
2及びC3に磁気的に結合する電磁石装置8と、それを
制御駆動する制御駆動装置9とを有する。
【0025】電磁石装置8の一例は、上述した回動型表
示素子1の複数3個の固定導磁性体C1、C2及びC3
の延長端にそれぞれ形成している複数n個の外部固定磁
極D1、D2及びD3にそれぞれ対接または近接対向し
て結合する複数3個の磁極H1、H2及びH3を一方の
遊端にそれぞれ形成している複数3個の導磁性体G1、
G2及びG3と、それら導磁性体G1、G2及びG3を
それらの他方の遊端側でそれらと一体に橋絡している導
磁性体GBと、複数3個の導磁性体G1、G2及びG3
上にそれぞれ巻装された複数3個の励磁巻線L1、L2
及びL3とを有する。
【0026】また、制御駆動装置9の一例は、直流電源
10から、電磁石装置8の複数3個の励磁巻線L1、L
2及びL3に励磁用直流電流U1、U2及びU3をそれ
ぞれ供給する複数3個のスイッチS1、S2及びS3を
有するスイッチ回路11と、その複数3個のスイッチS
1、S2及びS3を制御信号W1、W2及びW3によっ
てそれぞれオンに制御する制御回路12とを有する。以
上が、上述した本発明による回動型表示素子1の第1の
実施の形態に用いている、本発明による駆動装置2の第
1の実施の形態の構成である。
【0027】以上で、本発明による回動型表示素子の第
1の実施の形態及びそれに用いる本発明による駆動装置
の第1の実施の形態を用いている、本発明による表示装
置の第1の実施の形態の構成が明らかになった。
【0028】次に、上述した本発明による回動型表示素
子1の第1の実施の形態及びそれに用いる本発明による
駆動装置2の第1の実施の形態を用いている、本発明に
よる表示装置の第1の実施の形態の動作を、回動型表示
素子1における2極回転永久磁石体5の第1及び第2の
永久磁石磁極M1及びM2がそれぞれS極及びN極であ
るとし、また、駆動装置2の電磁石装置8が、回動型表
示素子1に対して、図示のように、電磁石装置8の導磁
性体G1、G2及びG3の遊端にそれぞれ形成している
磁極H1、H2及びH3を回動型表示素子1の固定導磁
性体C1、C2及びC3の延長端にそれぞれ形成してい
る外部固定磁極D1、D2及びD3に対接または近接対
向させた結合状態に、位置決めして配されているとして
述べるに、次に述べる動作が得られる。
【0029】すなわち、常時は、駆動装置2の制御駆動
装置9における制御回路12から、制御信号W1、W2
及びW3が出力されていず、このため、スイッチ回路1
1におけるスイッチS1、S2及びS3がともにオフを
保っている。このため、常時は、電磁石装置8の励磁巻
線L1、L2及びL3には、制御駆動装置9における直
流電源10から、励磁用直流電流U1、U2及びU3
が、それぞれともに供給されていない状態にあり、よっ
て、電磁石装置8の磁極H1、H2及びH3は、とも
に、N極またはS極のいずれにもなっていない状態にあ
り、また、回動型表示素子1における外部固定磁極D
1、D2及びD3、及び内部固定磁極B1、B2及びB
3も、ともに、N極またはS極のいずれにもなっていな
い状態にある。
【0030】そして、そのような常時の状態において、
回動型表示素子1の回転表示面体3と2極回転永久磁石
体5との回転軸6の周りにみた相対位置、及び固定磁極
体A1〜A3の内部固定磁極B1〜B3の回転軸6の周
りでみた位置を予め選択しておくことによって、回動
型表示素子1の2極回転永久磁石体5が、図1に示すよ
うに、第1の永久磁石磁極M1(S極)の回転軸6の周
りでみた時計方向に進んでいる端a及び時計方向に遅れ
ている端bをして、内部固定磁極B2及びB3の回転軸
6の周りでみたほぼ中央位置にそれぞれ対向し、また、
第2の永久磁石磁極M2(N極)の回転軸6の周りでみ
た中央位置をして、内部固定磁極B1の回転軸6の周り
でみた中央位置に対向し、これに伴い、回動型表示素子
1の回転表示面体3が、その表示面F1をして、前方に
向けている、という第1の回動位置をとっているか、ま
たは、2極回転永久磁石体5が、図4に示すように、
第1の永久磁石磁極M1(S極)の回転軸6の周りでみ
た上述した端a及びbをして、内部固定磁極B3及びB
1の回転軸6の周りでみたほぼ中央位置にそれぞれ対向
し、また、第2の永久磁石磁極M2(N極)の回転軸6
の周りでみた中央位置をして、内部固定磁極B2の回転
軸6の周りでみた中央位置に対向し、これに伴い、回動
型表示素子1の回転表示面体3が、その表示面F2をし
て前方に向いている、という第2の回動位置をとってい
るか、もしくは、2極回転永久磁石体5が、図5に示
すように、第1の永久磁石磁極M1(S極)の回転軸6
の周りでみた上述した端a及びbをして、内部固定磁極
B1及びB2の回転軸6の周りでみたほぼ中央位置にそ
れぞれ対向し、また、第2の永久磁石磁極M2(N極)
の回転軸6の周りでみた中央位置をして、内部固定磁極
B3の回転軸6の周りでみた中央位置に対向し、これに
伴い、回動型表示素子1の回転表示面体3が、その表示
面F3をして前方に向いている、という第3の回動位置
をとっている。
【0031】[第1の回動位置から第2の回動位置への
転換]また、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5
及び回転表示面体3が図1に示す上述した第1の回動位
置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆動
装置9の制御回路12から、制御信号W2を瞬時的に出
力させれば、スイッチS2が瞬時的にオンに制御され、
制御駆動装置9の直流電源10から、電磁石装置8の励
磁巻線L2に励磁用直流電流U2が供給され、電磁石装
置8の導磁性体G2−GB−G1−回動型表示素子1に
おける固定導磁性体C1−2極回転永久磁石体5−固定
導磁性体C2−電磁石装置8の導磁性体G2のループ、
及び電磁石装置8の導磁性体G2−GB−G3−回動型
表示素子1の固定導磁性体C3−2極回転永久磁石体5
−固定導磁性体C2−電磁石装置8の導磁性体G2のル
ープをそれぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H
1、H2及びH3がそれぞれN極、S極及びN極にな
り、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、D2
及びD3がそれぞれS極、N極及びS極になり、第1の
永久磁石磁極M1(S極)の端a及びbがそれぞれ対向
している内部固定磁極B2及びB3がそれぞれS極及び
N極になり、第2の永久磁石磁極M2(N極)が対向し
ている内部固定磁極B1がN極となる。このため、及び
第1の永久磁石磁極M1(S極)が、N極になった内部
固定磁極B3の回転軸6の周りでみた中央位置から時計
方向の端までの部と対向しているとともにS極になった
内部固定磁極B2の回転軸6の周りでみた中央位置から
反時計方向の端までの部と対向していることから、回動
型表示素子1の2極回転永久磁石体5が、それに反時計
方向の回転トルクが発生することによって、回転表示面
体3とともに、反時計方向に、上述した第2の回動位置
まで回動し、その位置を、図4に示すように、保つ。
【0032】[第1の回動位置から第3の回動位置への
転換]さらに、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体
5及び回転表示面体3が図1に示す上述した第1の回動
位置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆
動装置9の制御回路12から、制御信号W3を瞬時的に
出力させれば、スイッチS3が瞬時的にオンに制御さ
れ、制御駆動装置9の直流電源10から、電磁石装置8
の励磁巻線L3に励磁用直流電流U3が供給され、電磁
石装置8の導磁性体G3−GB−G1−回動型表示素子
1の固定導磁性体C1−2極回転永久磁石体5−固定導
磁性体C3−電磁石装置8の導磁性体G3のループ、及
び電磁石装置8の導磁性体G3−GB−G2−回動型表
示素子1の固定導磁性体C2−2極回転永久磁石体5−
固定導磁性体C3−電磁石装置8の導磁性体G3のルー
プをそれぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H
1、H2及びH3がそれぞれN極、N極及びS極にな
り、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、D2
及びD3がそれぞれS極、S極及びN極になり、第1の
永久磁石磁極M1(S極)の端a及びbがそれぞれ対向
している内部固定磁極B2及びB3がそれぞれN極及び
S極になり、第2の永久磁石磁極M2(N極)が対向し
ている内部固定磁極B1がN極となる。このため、及び
第1の永久磁石磁極M1(S極)が、N極になった内部
固定磁極B2の回転軸6の周りでみた中央位置から反時
計方向の端までの部と対向しているとともにS極になっ
た内部固定磁極B3の回転軸6の周りでみた中央位置か
ら時計方向の端までの部と対向していることから、回動
型表示素子1の2極回転永久磁石体5が、それに時計方
向の回転トルクが発生することによって、回転表示面体
3とともに、時計方向に、上述した第3の回動位置まで
回動し、その位置を、図5に示すように、保つ。
【0033】[第2の回動位置から第1の回動位置への
転換]また、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5
及び回転表示面体3が図4に示す上述した第2の回動位
置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆動
装置9の制御回路12から、制御信号W1を瞬時的に出
力させれば、スイッチS1が瞬時的にオンに制御され、
制御駆動装置9の直流電源10から、電磁石装置8の励
磁巻線L1に励磁用直流電流U1が供給され、電磁石装
置8の導磁性体G1−GB−G2−回動型表示素子1に
おける固定導磁性体C2−2極回転永久磁石体5−固定
導磁性体C1−電磁石装置8の導磁性体G1のループ、
及び電磁石装置8の導磁性体G1−GB−G3−回動型
表示素子1の固定導磁性体C3−2極回転永久磁石体5
−固定導磁性体C1−電磁石装置8の導磁性体G1のル
ープをそれぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H
1、H2及びH3がそれぞれS極、N極及びN極にな
り、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、D2
及びD3がそれぞれN極、S極及びS極になり、第1の
永久磁石磁極M1(S極)の端a及びbがそれぞれ対向
している内部固定磁極B3及びB1がそれぞれN極及び
S極になり、第2の永久磁石磁極M2(N極)が対向し
ている内部固定磁極B2がN極となる。このため、及び
第1の永久磁石磁極M1(S極)が、N極になった内部
固定磁極B3の回転軸6の周りでみた中央位置から反時
計方向の端までの部と対向しているとともにS極になっ
た内部固定磁極B1の回転軸6の周りでみた中央位置か
ら時計方向の端までの部と対向していることから、回動
型表示素子1の2極回転永久磁石体5が、それに時計方
向の回転トルクが発生することによって、回転表示面体
3とともに、時計方向に、上述した第1の回動位置まで
回動し、その位置を、図1に示すように、保つ。
【0034】[第2の回動位置から第3の回動位置への
転換]さらに、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体
5及び回転表示面体3が図4に示す上述した第2の回動
位置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆
動装置9の制御回路12から、制御信号W3を瞬時的に
出力させれば、スイッチS3が瞬時的にオンに制御さ
れ、制御駆動装置9の直流電源10から、電磁石装置8
の励磁巻線L3に励磁用直流電流U3が供給され、電磁
石装置8の導磁性体G3−GB−G1−回動型表示素子
1の固定導磁性体C1−2極回転永久磁石体5−固定導
磁性体C3−電磁石装置8の導磁性体G3のループ、及
び電磁石装置8の導磁性体G3−GB−G2−回動型表
示素子1の固定導磁性体C2−2極回転永久磁石体5−
固定導磁性体C3−電磁石装置8の導磁性体G3のルー
プをそれぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H
1、H2及びH3がそれぞれN極、N極及びS極にな
り、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、D2
及びD3がそれぞれS極、S極及びN極になり、第1の
永久磁石磁極M1(S極)の端a及びbがそれぞれ対向
している内部固定磁極B3及びB1がそれぞれS極及び
N極になり、第2の永久磁石磁極M2(N極)が対向し
ている内部固定磁極B2がN極となる。このため、及び
第1の永久磁石磁極M1(S極)が、N極になった内部
固定磁極B1の回転軸6の周りでみた中央位置から時計
方向の端までの部と対向しているとともにS極になった
内部固定磁極B3の回転軸6の周りでみた中央位置から
反時計方向の端までの部と対向していることから、回動
型表示素子1の2極回転永久磁石体5が、それに反時計
方向の回転トルクが発生することによって、回転表示面
体3とともに、反時計方向に、上述した第3の回動位置
まで回動し、その位置を、図5に示すように、保つ。
【0035】[第3の回動位置から第1の回動位置への
転換]また、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5
及び回転表示面体3が図5に示す上述した第3の回動位
置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆動
装置9の制御回路12から、制御信号W1を瞬時的に出
力させれば、スイッチS1が瞬時的にオンに制御され、
制御駆動装置9の直流電源10から、電磁石装置8の励
磁巻線L1に励磁用直流電流U1が供給され、電磁石装
置8の導磁性体G1−GB−G2−回動型表示素子1に
おける固定導磁性体C2−2極回転永久磁石体5−固定
導磁性体C1−電磁石装置8の導磁性体G1のループ、
及び電磁石装置8の導磁性体G1−GB−G3−回動型
表示素子1の固定導磁性体C3−2極回転永久磁石体5
−固定導磁性体C1−電磁石装置8の導磁性体G1のル
ープをそれぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H
1、H2及びH3がそれぞれS極、N極及びN極にな
り、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、D2
及びD3がそれぞれN極、S極及びS極になり、第1の
永久磁石磁極M1(S極)の端a及びbがそれぞれ対向
している内部固定磁極B1及びB2がそれぞれS極及び
N極になり、第2の永久磁石磁極M2(N極)が対向し
ている内部固定磁極B3がN極となる。このため、及び
第1の永久磁石磁極M1(S極)が、N極になった内部
固定磁極B2の回転軸6の周りでみた中央位置から時計
方向の端までの部と対向しているとともにS極になった
内部固定磁極B2の回転軸6の周りでみた中央位置から
反時計方向の端までの部と対向していることから、回動
型表示素子1の2極回転永久磁石体5が、それに時計方
向の回転トルクが発生することによって、回転表示面体
3とともに、反時計方向に、上述した第1の回動位置ま
で回動し、その位置を、図1に示すように、保つ。
【0036】[第3の回動位置から第2の回動位置への
転換]さらに、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体
5及び回転表示面体3が図5に示す上述した第3の回動
位置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆
動装置9の制御回路12から、制御信号W2を瞬時的に
出力させれば、スイッチS2が瞬時的にオンに制御さ
れ、制御駆動装置9の直流電源10から、励磁巻線L2
に励磁用直流電流U2が供給され、電磁石装置8の導磁
性体G2−GB−G1−回動型表示素子1の固定導磁性
体C1−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C2−電
磁石装置8の導磁性体G2のループ、及び電磁石装置8
の導磁性体G1−GB−G3−回動型表示素子1の固定
導磁性体C3−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C
2−電磁石装置8の導磁性体G2のループをそれぞれ通
る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H1、H2及びH3
がそれぞれN極、S極及びN極になり、回動型表示素子
1における外部固定磁極D1、D2及びD3がそれぞれ
S極、N極及びS極になり、第1の永久磁石磁極M1
(S極)の端a及びbがそれぞれ対向している内部固定
磁極B1及びB2がそれぞれN極及びS極になり、第2
の永久磁石磁極M2(N極)が対向している内部固定磁
極B3がN極となる。このため、及び第1の永久磁石磁
極M1(S極)が、N極になった内部固定磁極B1の回
転軸6の周りでみた中央位置から反時計方向の端までの
部と対向しているとともにS極になった内部固定磁極B
2の回転軸6の周りでみた中央位置から時計方向の端ま
での部と対向していることから、回動型表示素子1の2
極回転永久磁石体5が、それに時計方向の回転トルクが
発生することによって、回転表示面体3とともに、時計
方向に、上述した第2の回動位置まで回動し、その位置
を、図4に示すように、保つ。
【0037】なお、回動型表示素子1の2極回転永久磁
石体5及び回転表示面体3が図1に示す上述した第1の
回動位置をとっている状態から、駆動装置2における制
御駆動装置9の制御回路12から、制御信号W1を瞬時
的に出力させれば、スイッチS1が瞬時的にオンに制御
され、制御駆動装置9の直流電源10から、電磁石装置
8の励磁巻線L1に励磁用直流電流U1が供給され、電
磁石装置8の導磁性体G1−GB−G2−回動型表示素
子1の固定導磁性体C2−2極回転永久磁石体5−固定
導磁性体C1−電磁石装置8の導磁性体G1のループ、
及び電磁石装置8の導磁性体G1−GB−G3−回動型
表示素子1の固定導磁性体C3−2極回転永久磁石体5
−固定導磁性体C1−電磁石装置8の導磁性体G1のル
ープをそれぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H
1、H2及びH3がそれぞれS極、N極及びN極にな
り、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、D2
及びD3がそれぞれN極、S極及びS極になり、第1の
永久磁石磁極M1(S極)の端a及びbがそれぞれ対向
している内部固定磁極B2及びB3がともにN極にな
り、第2の永久磁石磁極M2(N極)が対向している内
部固定磁極B1がS極となるが、第1の永久磁石磁極M
1(S極)の端a及びbが、ともにN極になった内部固
定磁極B2及びB3の中央位置にそれぞれ対向し、第2
の永久磁石磁極M2(N極)の回転軸6の周りでみた中
央位置が、S極になった内部固定磁極B1の回転軸6の
周りでみた中央位置に対向しているため、回動型表示素
子1の2極回転永久磁石体5が、それに時計方向または
反時計方向のいずれの方向の回転トルクも実質的に発生
しないことによって、回転表示面体3とともに、時計方
向または反時計方向のいずれの方向にも回動せず、図1
に示す第1の回動位置を保つ。
【0038】また、回動型表示素子1の2極回転永久磁
石体5及び回転表示面体3が図4に示す上述した第2の
回動位置をとっている状態から、駆動装置2における制
御駆動装置9の制御回路12から、制御信号W2を瞬時
的に出力させれば、スイッチS2が瞬時的にオンに制御
され、制御駆動装置9の直流電源10から、電磁石装置
8の励磁巻線L2に励磁用直流電流U2が供給され、電
磁石装置8の導磁性体G2−GB−G1−回動型表示素
子1における固定導磁性体C1−2極回転永久磁石体5
−固定導磁性体C2−電磁石装置8の導磁性体G2のル
ープ、及び電磁石装置8の導磁性体G2−GB−G3−
回動型表示素子1の固定導磁性体C3−2極回転永久磁
石体5−固定導磁性体C2−電磁石装置8の導磁性体G
2のループをそれぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8の
磁極H1、H2及びH3がそれぞれN極、S極及びN極
になり、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、
D2及びD3がそれぞれS極、N極及びS極になり、第
1の永久磁石磁極M1(S極)の端a及びbがそれぞれ
対向している内部固定磁極B3及びB1がともにN極に
なり、第2の永久磁石磁極M2(N極)が対向している
内部固定磁極B2がS極となるが、第1の永久磁石磁極
M1(S極)の端a及びbが、ともにN極になった内部
固定磁極B3及びB1の中央位置にそれぞれ対向し、第
2の永久磁石磁極M2(N極)の回転軸6の周りでみた
中央位置が、S極になった内部固定磁極B2の回転軸6
の周りでみた中央位置に対向しているため、回動型表示
素子1の2極回転永久磁石体5が、それに時計方向また
は反時計方向のいずれの方向の回転トルクも実質的に発
生しないことによって、回転表示面体3とともに、時計
方向または反時計方向のいずれの方向にも回動せず、図
4に示す第2の回動位置を保つ。
【0039】さらに、回動型表示素子1の2極回転永久
磁石体5及び回転表示面体3が図5に示す上述した第3
の回動位置をとっている状態から、駆動装置2における
制御駆動装置9の制御回路12から、制御信号W3を瞬
時的に出力させれば、スイッチS3が瞬時的にオンに制
御され、制御駆動装置9の直流電源10から、電磁石装
置8の励磁巻線L3に励磁用直流電流U3が供給され、
電磁石装置8の導磁性体G3−GB−G1−回動型表示
素子1における固定導磁性体C1−2極回転永久磁石体
5−固定導磁性体C3−電磁石装置8の導磁性体G3の
ループ、及び電磁石装置8の導磁性体G3−GB−G2
−回動型表示素子1の固定導磁性体C2−2極回転永久
磁石体5−固定導磁性体C3−電磁石装置8の導磁性体
G3のループをそれぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8
の磁極H1、H2及びH3がそれぞれN極、N極及びS
極になり、回動型表示素子1における外部固定磁極D
1、D2及びD3がそれぞれS極、S極及びN極にな
り、第1の永久磁石磁極M1(S極)の端a及びbがそ
れぞれ対向している内部固定磁極B1及びB2がともに
N極になり、第2の永久磁石磁極M2(N極)が対向し
ている内部固定磁極B3がS極となるが、第1の永久磁
石磁極M1(S極)の端a及びbが、ともにN極になっ
た内部固定磁極B1及びB2の回転軸6の周りでみた中
央位置に対向し、第2の永久磁石磁極M2(N極)の中
央位置が、S極になった内部固定磁極B3の回転軸6の
周りでみた中央位置に対向しているため、回動型表示素
子1の2極回転永久磁石体5が、それに時計方向または
反時計方向のいずれの方向の回転トルクも実質的に発生
しないことによって、回転表示面体3とともに、時計方
向または反時計方向のいずれの方向にも回動せず、図5
に示す第3の回動位置を保つ。
【0040】上述したところから、図1〜図5に示す、
本発明による回動型表示素子1の第1の実施の形態及び
それに用いる本発明による駆動装置2の第1の実施の形
態を用いている、本発明による表示装置Qの第1の実施
の形態によれば、駆動装置2の電磁石装置8を、回動型
表示素子1に対して、電磁石装置8の導磁性体G1、G
2及びG3の遊端にそれぞれ形成している磁極H1、H
2及びH3が回動型表示素子1の固定導磁性体C1、C
2及びC3の延長端にそれぞれ形成している外部固定磁
極D1、D2及びD3と対接または近接対向して結合す
るように、位置決めして配し、その状態で、駆動装置2
の制御駆動装置9の制御回路12から、駆動信号Wi
(i=1、2、3)を瞬時的に出力させれば、回動型表
示素子1の回転表示面体3を、その表示面Fiが前面に
向いている第iの回動位置に保持されている状態にさせ
ることができ、従って、回動型表示素子1の回転表示面
体3の表示面F1、F2またはF3を選択的に利用する
表示を、容易に得ることができる。
【0041】よって、図1〜図5に示す本発明による表
示装置Qの第1の実施の形態によれば、回動型表示素子
1と、それとは別体の駆動装置2とを用い、そして、駆
動装置2の電磁石装置8の3個の励磁巻線L1、L2及
びL3中の所望の選択された1つへ通電するだけで回転
表示面体3の3個の表示面F1、F2及びF3中の所望
の選択された1つを前方に向けた状態にさせることがで
き、また、その後、その状態を、駆動装置2とは無関係
に、従って、駆動装置2に電力消費を伴うことなしに、
保持させることができる。
【0042】また、そのような機能が、本発明による回
動型表示素子1の第1の実施の形態についてみれば、回
転表示面体3と、2極回転永久磁石体5と、複数3個の
固定磁極体A1〜A3と、複数3個の固定導磁性体C1
〜C3とを有するだけの簡易な構成を有し、しかも、回
転表示面体3内には、その回転軸6の周りにおいて、2
極回転永久磁石体5と、複数3個の固定磁極体A1〜A
3とが配されているだけであるので、回転表示面体3の
その軸から輻方向にみた大きさ、従って、回転表示面体
3の複数3個の表示面F1〜F3のそれぞれの面積を、
回転表示面体3に対応している回転表示面体内に2極回
転永久磁石体を有する回転子と複数の励磁巻線をそれぞ
れ巻装している複数の磁性体を有する回転子とを有する
永久磁石型モータ機構が配されている構成を有する従来
の回動型表示素子の場合に比し、格段的に小さくするこ
とができ、よって、回動型表示素子1の大きさを、従来
の回動型表示素子の場合に比し、格段的に小さくするこ
とができる。また、このため、回動型表示素子1の多数
をマトリクス配列して画像表示パネルを構成するとした
場合、その画像表示パネル上での画像表示を、高い解像
度を以って行わせることができる。
【0043】さらに、本発明による駆動装置2の第1の
実施の形態についてみれば、本発明による回動型表示素
子1の第1の実施の形態とは別体であるので、上述した
ように、回動型表示素子1の多数をマトリクス配列して
画像表示パネルを構成するとした場合、1つの駆動装置
2を、多数の回動型表示素子1に対して共通に用いるこ
とができるので、画像表示パネルを簡易に構成すること
ができる。
【0044】
【発明の実施の形態2】次に、図6〜図11を伴って、
本発明による表示装置の第2の実施の形態を述べよう。
図6〜図11において、図1〜図5との対応部分には同
一符号を付して示す。図6〜図11に示す本発明による
表示装置の第1の実施の形態は、符号Qで示され、符号
1で示す本発明による回動型表示素子の第2の実施の形
態と、符号2で示すそれに用いる駆動装置の第2の実施
の形態とを用いている。
【0045】まず、本発明による表示装置Qの第2の実
施の形態に用いる本発明による回動型表示素子1の第2
の実施の形態を述べるに、回転表示面体3を有する。こ
の回転表示面体3の一例は、図1〜図3に示す本発明に
よる回動型表示素子1の場合に準じて、ともに同じ寸法
の方形(正方形または矩形)を有する複数4個の板K
1、K2、K3及びK4と正方形の端板KBとによって
形成された、一方の端を閉塞している正4角筒体でなる
角筒体4において、その複数4個の板K1、K2、K3
及びK4の外表面をそれぞれ複数4個の表示面F1、F
2、F3及びF4としている構成を有し、従って、軸
(回転表示面体3の軸)の周りに等角間隔(360°/
4(=90°)の等角間隔)を保って配されている複数
4個の表示面F1、F2、F3及びF4を、4角筒状外
周面を形成するように有している、という構成を有す
る。この場合、複数4個の板K1、K2、K3及びK
4、従って複数4個の表示面F1、F2、F3及びF4
は、それらの順に、回転表示面体3の軸の周りに、時計
方向に配されている。
【0046】また、回動型表示素子1は、2極回転永久
磁石体5を有する。この2極回転永久磁石体5の一例
は、回転軸6上に同心的に取付けられ磁性円柱乃至円板
から、それに対するその軸と平行な面に沿った切除によ
って、互に180°の角間隔を保っている磁性円柱乃至
円板の軸と平行な平面でなる第1及び第2の外面を有す
る磁性柱状体乃至板状体が製出され、その柱状体乃至板
状体に、その第1の外面がN極及びS極中のいずれか一
方でなる第1の永久磁石磁極M1となり、第2の外面が
N極及びS極中の他方でなる第2の永久磁石磁極M2と
なるように、着磁が施されることによって得られた構成
を有し、従って、回転軸6上に取付けられ且つ外周面上
にN極及びS極中のいずれか一方でなる第1の永久磁石
磁極M1とN極及びS極中の他方でなる第2の永久磁石
磁極M2とを、回転軸6(2極回転永久磁石体5の軸)
の周りでみて、180°の角間隔を保って形成している
柱状体乃至板状体でなる構成を有する。
【0047】そして、そのような構成を有する2極回転
永久磁石体5は、回転表示面体3内に、回転軸6の下方
に延長している軸部を回転表示面体3を構成している端
板KBに、貫通固定させることによって配され、従っ
て、2極回転永久磁石体5は、回転表示面体3内に、そ
れと同心的に且つそれと一体に回転し得るように配され
ているとともに、N極及びS極中のいずれか一方でなる
第1の永久磁石磁極M1とN極及びS極中の他方でなる
第2の永久磁石磁極M2とを、軸の周りに180°の角
間隔を保って形成している、という構成を有する。
【0048】さらに、回転表示面体3は、その内に配さ
れている2極回転永久磁石体5とともに、背板7Bとそ
の上端からそれと一体に前方に延長している上板7Uと
背板7Bの下端からそれと一体に前方に延長している下
板7Dとを有する固定支持体7に、回転軸6の上方及び
下方にそれぞれ延長している軸部を固定支持体7の上板
7U及び下板7Dにそれぞれ回転自在に軸支させること
によって、固定支持体7の上板7U及び下板7D間にお
いて、回転し得るように、支持されている。
【0049】また、回動型表示素子1は、回転表示面体
3が複数4個の表示面F1、F2、F3及びF4を有す
るのに対応して、複数4個の固定磁極体A1、A2、A
3及びA4を有する。
【0050】それら複数4個の固定磁極体A1、A2、
A3及びA4は、複数4個の内部固定磁極B1、B2、
B3及びB4をそれぞれ円弧状に形成している構成を有
し、そして、上述した回転表示面体3内に、複数4個の
内部固定磁極B1、B2、B3及びB4が2極回転永久
磁石体5の第1及び第2の永久磁石磁極M1及びM2と
作用するように且つ2極回転永久磁石体5の軸の周りに
等角間隔(360°/4(=90°)の等角間隔)を保
って上述した2極回転永久磁石体5の外周面に外側から
対向するように、後述する支持体7の背板7Bに貫通支
持されている複数4個の固定導磁性体C1、C2、C3
及びC4をそれぞれ介して固定支持体7に支持されて、
配されている。
【0051】この場合、2極回転永久磁石体5に形成さ
れている第1及び第2の永久磁石磁極M1及びM2の回
転軸6(2極回転永久磁石体5の軸)の周りでみた角度
を、それぞれα1 及びα2 とし、また、複数4個の固定
磁極体A1、A2、A3及びA4にそれぞれ形成してい
る複数3個の内部固定磁極B1、B2、B3及びB4の
2極回転永久磁石体5の軸の周りでみた角度を、ともに
互に等しいβとするとき、それらα1 、α2 及びβが、 β≦360°/(2・4) α1 =α2 =α β≦α≦(360°/4)+β を満足するように、例えばβ=45°、α=90°に選
定されている。
【0052】さらに、回動型表示素子1は、複数4個の
固定磁極体A1、A2、A3及びA4を有するのに対応
して、複数4個の固定導磁性体C1、C2、C3及びC
4を有する。
【0053】それら複数4個の固定磁極体C1、C2、
C3及びC4は、複数4個の固定磁極体A1、A2、A
3及びA4から、それらとそれぞれ一体に、回転表示面
体3の開放端から回転表示面体3外に延長し、次で、固
定支持体7の背板7Bに貫通支持されて、それぞれ延長
し、且つそれらの延長端に複数4個の外部固定磁極D
1、D2、D3及びD4をそれぞれ形成している。以上
が、本発明による表示装置の第2の実施の形態に用いる
回動型表示素子の第2の実施の形態の構成である。
【0054】次に、本発明による表示装置の第2の実施
の形態に用いている、本発明による駆動装置2の第2の
実施の形態について述べるに、上述した回動型表示素子
1の複数4個の固定導磁性体C1、C2、C3及びC4
に磁気的に結合する電磁石装置8と、それを制御駆動す
る制御駆動装置9とを有する。
【0055】電磁石装置8の一例は、上述した回動型表
示素子1の複数4個の固定導磁性体C1、C2、C3及
びC4の延長端にそれぞれ形成している複数4個の外部
固定磁極D1、D2、D3及びD4にそれぞれ対接また
は近接対向する複数4個の磁極H1、H2、H3及びH
4を一方の遊端にそれぞれ形成している複数4個の導磁
性体G1、G2、G3及びG4と、導磁性体G1及びG
3をそれらの他方の遊端側でそれらと一体に橋絡してい
る導磁性体GB13と、導磁性体G2及びG4をそれら
の他方の遊端側でそれらと一体に橋絡している導磁性体
GB24と、導磁性体GB13及びGB24上にそれぞ
れ巻装された励磁巻線L13及びL24とを有する。
【0056】また、制御駆動装置9の一例は、直流電源
10から、電磁石装置8の励磁巻線L13に、励磁用直
流電流U13を、制御回路12からの制御信号W0によ
ってオン・オフ制御されるスイッチS0を介し、次で、
制御回路12からの制御切換信号W13によって接点a
側から接点b側に切換えられる切換スイッチS13を介
して、供給するようになされ、また、直流電源10か
ら、電磁石装置8の励磁巻線L24に、励磁用直流電流
U24を、制御回路12からの制御信号W0によってオ
ン・オフ制御されるスイッチS0を介し、次で、制御回
路12からの制御切換信号W24によって接点a側から
接点b側に切換えられる切換スイッチS24を介して、
供給するようになされている。
【0057】以上が、本発明による表示装置Qの第2の
実施の形態に用いている本発明による駆動装置2の第2
の実施の形態の構成である。以上で、本発明による表示
装置Qの第2の実施の形態の構成が明らかになった。
【0058】次に、図6〜図11に示す、本発明による
表示装置Qの動作を、回動型表示素子1における2極回
転永久磁石体5の第1及び第2の永久磁石磁極M1及び
M2がそれぞれN極及びS極であるとし、また、駆動装
置2の電磁石装置8が、回動型表示素子1に対して、図
示のように、電磁石装置8の導磁性体G1、G2、G3
及びG4の遊端にそれぞれ形成している磁極H1、H
2、H3及びH4を回動型表示素子1の固定導磁性体C
1、C2、C3及びC4の延長端にそれぞれ形成してい
る外部固定磁極D1、D2、D3及びD4に対接または
近接対向させた状態に、位置決めして配されているとし
て述べるに、次に述べる動作が得られる。
【0059】すなわち、常時は、駆動装置2の制御駆動
装置9における制御回路12から、制御信号W0、W1
3及びW24が出力されていず、このため、スイッチ回
路11の切換スイッチ11が接点a側に切換えられてい
る状態にあるが、スイッチ回路11のスイッチS0がオ
フを保っている。このため、常時は、電磁石装置8の励
磁巻線L13及びL24には、制御駆動装置9における
直流電源10から、励磁用直流電流U13及びU24
が、それぞれともに供給されていない状態にあり、よっ
て、電磁石装置8の磁極H1、H2、H3及びH4は、
ともに、N極またはS極のいずれにもなっていない状態
にあり、また、回動型表示素子1における外部固定磁極
D1、D2、D3及びD4、及び内部固定磁極B1、B
2、B3及びB4も、ともに、N極またはS極のいずれ
にもなっていない状態にある。
【0060】そして、そのような常時の状態において、
回転表示面体3と2極回転永久磁石体5との回転軸6の
周りにみた相対位置、及び固定磁極体A1〜A4の内部
固定磁極B1〜B4の回転軸6の周りでみた位置を予め
選択しておくことによって、回動型表示素子1の2極
回転永久磁石体5が、図6に示すように、第1の永久磁
石磁極M1(N極)の回転軸6の周りでみた時計方向に
進んでいる端a及び時計方向に遅れている端bをして、
内部固定磁極B1及びB4の回転軸6の周りでみたほぼ
中央位置にそれぞれ対向し、また、第2の永久磁石磁極
M2(S極)の回転軸6の周りでみた時計方向に進んで
いる端a及び時計方向に遅れている端bをして、内部固
定磁極B3及びB2の回転軸6の周りでみた中央位置に
対向し、これに伴い、回動型表示素子1の回転表示面体
3が、その表示面F1をして、前方に向けている、とい
う第1の回動位置をとっているか、または、2極回転
永久磁石体5が、図9に示すように、第1の永久磁石磁
極M1(N極)の回転軸6の周りでみた上述した端a及
びbをして、内部固定磁極B4及びB3の回転軸6の周
りでみたほぼ中央位置にそれぞれ対向し、また、第2の
永久磁石磁極M2(S極)の回転軸6の周りでみた上述
した端a及びbをして、内部固定磁極B2及びB1の回
転軸6の周りでみた中央位置に対向し、これに伴い、回
動型表示素子1の回転表示面体3が、その表示面F2を
して前方に向いている、という第2の回動位置をとって
いるか、または、2極回転永久磁石体5が、図10に
示すように、第1の永久磁石磁極M1(N極)の回転軸
6の周りでみた上述した端a及びbをして、内部固定磁
極B3及びB2の回転軸6の周りでみたほぼ中央位置に
それぞれ対向し、また、第2の永久磁石磁極M2(S
極)の回転軸6の周りでみた上述した端a及びbをし
て、内部固定磁極B1及びB4の回転軸6の周りでみた
中央位置に対向し、これに伴い、回動型表示素子1の回
転表示面体3が、その表示面F3をして前方に向いてい
る、という第3の回動位置をとっているか、もしくは、
2極回転永久磁石体5が、図11に示すように、第1
の永久磁石磁極M1(N極)の回転軸6の周りでみた上
述した端a及びbをして、内部固定磁極B2及びB1の
回転軸6の周りでみたほぼ中央位置にそれぞれ対向し、
また、第2の永久磁石磁極M2(S極)の回転軸6の周
りでみた上述した端a及びbをして、内部固定磁極B4
及びB3の回転軸6の周りでみた中央位置に対向し、こ
れに伴い、回動型表示素子1の回転表示面体3が、その
表示面F4をして前方に向いている、という第4の回動
位置をとっている。
【0061】[第1の回動位置から第2の回動位置への
転換]また、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5
及び回転表示面体3が図6に示す上述した第1の回動位
置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆動
装置9の制御回路12から、制御信号W0だけを瞬時的
に出力させれば、スイッチS0が瞬時的にオンに制御さ
れ、制御駆動装置9の直流電源10から、電磁石装置8
の励磁巻線L13に、スイッチS0−切換スイッチS1
3の接点aを介して、励磁用直流電流U13が、第1の
方向に供給され、且つ電磁石装置8の励磁巻線L24
に、スイッチS0−切換スイッチS24の接点aを介し
て、励磁用直流電流U24が、第1の方向に供給され、
電磁石装置8の導磁性体GB13−G3−回動型表示素
子1における固定導磁性体C3−2極回転永久磁石体5
−固定導磁性体C1−電磁石装置8の導磁性体G1−G
B13のループ、及び電磁石装置8の導磁性体GB24
−G4−回動型表示素子1の固定導磁性体C4−2極回
転永久磁石体5−固定導磁性体C2−電磁石装置8の導
磁性体G2−GB24のループをそれぞれ通る磁束が生
じ、電磁石装置8の磁極H1、H2、H3及びH4がそ
れぞれN極、N極、S極及びS極になり、回動型表示素
子1における外部固定磁極D1、D2、D3及びD4が
それぞれS極、S極、N極及びN極になり、第1の永久
磁石磁極M1(N極)の端a及びbがそれぞれ対向して
いる内部固定磁極B1及びB4がそれぞれN極及びS極
になり、第2の永久磁石磁極M2(S極)の端a及びb
がそれぞれ対向している内部固定磁極B3及びB2がそ
れぞれS極及びN極となる。このため、第1の永久磁石
磁極M1(N極)が、N極になった内部固定磁極B1の
回転軸6の周りでみた中央位置から反時計方向の端まで
の部と対向しているとともにS極になった内部固定磁極
B4の回転軸6の周りでみた中央位置から時計方向の端
までの部と対向し、また第2の永久磁石磁極M2(S
極)が、S極になった内部固定磁極B3の回転軸6の周
りでみた中央位置から反時計方向の端までの部と対向し
ているとともにN極になった内部固定磁極B2の回転軸
6の周りでみた中央位置から時計方向の端までの部と対
向していることから、回動型表示素子1の2極回転永久
磁石体5が、それに反時計方向の回転トルクが発生する
ことによって、回転表示面体3とともに、反時計方向
に、上述した第2の回動位置まで回動し、その位置を、
図9に示すように、保つ。
【0062】[第1の回動位置から第4の回動位置への
転換]また、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5
及び回転表示面体3が図6に示す上述した第1の回動位
置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆動
装置9の制御回路12から、制御信号W0、W13及び
W24を瞬時的に出力させれば、スイッチS0が瞬時的
にオンに制御され、且つ切換スイッチS13及びS24
が接点a側に切換えられ、制御駆動装置9の直流電源1
0から、電磁石装置8の励磁巻線L13に、スイッチS
0−切換スイッチS13の接点bを介して、励磁用直流
電流U13が、第2の方向に供給され、且つ電磁石装置
8の励磁巻線L24に、スイッチS0−切換スイッチS
24の接点bを介して、励磁用直流電流U24が、第2
の方向に供給され、電磁石装置8の導磁性体GB13−
G1−回動型表示素子1における固定導磁性体C1−2
極回転永久磁石体5−固定導磁性体C3−電磁石装置8
の導磁性体G3−GB13のループ、及び電磁石装置8
の導磁性体GB24−G2−回動型表示素子1の固定導
磁性体C2−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C4
−電磁石装置8の導磁性体G4−GB24のループをそ
れぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H1、H
2、H3及びH4がそれぞれS極、S極、N極及びN極
になり、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、
D2、D3及びD4がそれぞれN極、N極、S極及びS
極になり、第1の永久磁石磁極M1(N極)の端a及び
bがそれぞれ対向している内部固定磁極B1及びB4が
それぞれS極及びN極になり、第2の永久磁石磁極M2
(S極)の端a及びbがそれぞれ対向している内部固定
磁極B3及びB2がそれぞれN極及びS極となる。この
ため、第1の永久磁石磁極M1(N極)が、S極になっ
た内部固定磁極B1の回転軸6の周りでみた中央位置か
ら反時計方向の端までの部と対向しているとともにN極
になった内部固定磁極B4の回転軸6の周りでみた中央
位置から時計方向の端までの部と対向し、また第2の永
久磁石磁極M2(S極)が、N極になった内部固定磁極
B3の回転軸6の周りでみた中央位置から反時計方向の
端までの部と対向しているとともにS極になった内部固
定磁極B2の回転軸6の周りでみた中央位置から時計方
向の端までの部と対向していることから、回動型表示素
子1の2極回転永久磁石体5が、それに時計方向の回転
トルクが発生することによって、回転表示面体3ととも
に、時計方向に、上述した第4の回動位置まで回動し、
その位置を、図11に示すように、保つ。
【0063】[第2の回動位置から第3の回動位置への
転換]また、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5
及び回転表示面体3が図9に示す上述した第2の回動位
置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆動
装置9の制御回路12から、制御信号W0及びW24を
瞬時的に出力させれば、スイッチS0が瞬時的にオンに
制御され、且つ切換スイッチS24が接点a側から接点
b側に切換わり、制御駆動装置9の直流電源10から、
電磁石装置8の励磁巻線L13に、スイッチS0−切換
スイッチS13の接点aを介して、励磁用直流電流U1
3が、第1の方向に供給され、且つ電磁石装置8の励磁
巻線L24に、スイッチS0−切換スイッチS24の接
点bを介して、励磁用直流電流U24が、第2の方向に
供給され、電磁石装置8の導磁性体GB13−G3−回
動型表示素子1における固定導磁性体C3−2極回転永
久磁石体5−固定導磁性体C1−電磁石装置8の導磁性
体G1−GB13のループ、及び電磁石装置8の導磁性
体GB24−G2−回動型表示素子1の固定導磁性体C
2−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C4−電磁石
装置8の導磁性体G4−GB24のループをそれぞれ通
る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H1、H2、H3及
びH4がそれぞれN極、S極、S極及びN極になり、回
動型表示素子1における外部固定磁極D1、D2、D3
及びD4がそれぞれS極、N極、N極及びS極になり、
第1の永久磁石磁極M1(N極)の端a及びbがそれぞ
れ対向している内部固定磁極B4及びB3がそれぞれN
極及びS極になり、第2の永久磁石磁極M2(S極)の
端a及びbがそれぞれ対向している内部固定磁極B2及
びB1がそれぞれS極及びN極となる。このため、第1
の永久磁石磁極M1(N極)が、N極になった内部固定
磁極B4の回転軸6の周りでみた中央位置から反時計方
向の端までの部と対向しているとともにS極になった内
部固定磁極B3の回転軸6の周りでみた中央位置から時
計方向の端までの部と対向し、また第2の永久磁石磁極
M2(S極)が、S極になった内部固定磁極B2の回転
軸6の周りでみた中央位置から反時計方向の端までの部
と対向しているとともにN極になった内部固定磁極B1
の回転軸6の周りでみた中央位置から時計方向の端まで
の部と対向していることから、回動型表示素子1の2極
回転永久磁石体5が、それに反時計方向の回転トルクが
発生することによって、回転表示面体3とともに、反時
計方向に、上述した第3の回動位置まで回動し、その位
置を、図10に示すように、保つ。
【0064】[第2の回動位置から第1の回動位置への
転換]また、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5
及び回転表示面体3が図9に示す上述した第2の回動位
置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆動
装置9の制御回路12から、制御信号W0及びW13を
瞬時的に出力させれば、スイッチS0が瞬時的にオンに
制御され、且つ切換スイッチS13が接点a側から接点
b側に切換わり、制御駆動装置9の直流電源10から、
電磁石装置8の励磁巻線L13に、スイッチS0−切換
スイッチS13の接点bを介して、励磁用直流電流U1
3が、第2の方向に供給され、且つ電磁石装置8の励磁
巻線L24に、スイッチS0−切換スイッチS24の接
点aを介して、励磁用直流電流U24が、第1の方向に
供給され、電磁石装置8の導磁性体GB13−G1−回
動型表示素子1における固定導磁性体C1−2極回転永
久磁石体5−固定導磁性体C3−電磁石装置8の導磁性
体G3−GB13のループ、及び電磁石装置8の導磁性
体GB24−G4−回動型表示素子1の固定導磁性体C
4−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C2−電磁石
装置8の導磁性体G2−GB24のループをそれぞれ通
る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H1、H2、H3及
びH4がそれぞれS極、N極、N極及びS極になり、回
動型表示素子1における外部固定磁極D1、D2、D3
及びD4がそれぞれN極、S極、S極及びN極になり、
第1の永久磁石磁極M1(N極)の端a及びbがそれぞ
れ対向している内部固定磁極B4及びB3がそれぞれS
極及びN極になり、第2の永久磁石磁極M2(S極)の
端a及びbがそれぞれ対向している内部固定磁極B2及
びB1がそれぞれN極及びS極となる。このため、第1
の永久磁石磁極M1(N極)が、N極になった内部固定
磁極B3の回転軸6の周りでみた中央位置から時計方向
の端までの部と対向しているとともにS極になった内部
固定磁極B4の回転軸6の周りでみた中央位置から反時
計方向の端までの部と対向し、また第2の永久磁石磁極
M2(S極)が、S極になった内部固定磁極B1の回転
軸6の周りでみた中央位置から時計方向の端までの部と
対向しているとともにN極になった内部固定磁極B2の
回転軸6の周りでみた中央位置から反時計方向の端まで
の部と対向していることから、回動型表示素子1の2極
回転永久磁石体5が、それに時計方向の回転トルクが発
生することによって、回転表示面体3とともに、反時計
方向に、上述した第1の回動位置まで回動し、その位置
を、図6に示すように、保つ。
【0065】[第3の回動位置から第2の回動位置への
転換]また、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5
及び回転表示面体3が図10に示す上述した第3の回動
位置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆
動装置9の制御回路12から、制御信号W0を瞬時的に
出力させれば、スイッチS0が瞬時的にオンに制御さ
れ、制御駆動装置9の直流電源10から、電磁石装置8
の励磁巻線L13に、スイッチS0−切換スイッチS1
3の接点aを介して、励磁用直流電流U13が、第1の
方向に供給され、且つ電磁石装置8の励磁巻線L24
に、スイッチS0−切換スイッチS24の接点aを介し
て、励磁用直流電流U24が、第1の方向に供給され、
電磁石装置8の導磁性体GB13−G3−回動型表示素
子1における固定導磁性体C3−2極回転永久磁石体5
−固定導磁性体C1−電磁石装置8の導磁性体G1−G
B13のループ、及び電磁石装置8の導磁性体GB24
−G4−回動型表示素子1の固定導磁性体C4−2極回
転永久磁石体5−固定導磁性体C2−電磁石装置8の導
磁性体G2−GB24のループをそれぞれ通る磁束が生
じ、電磁石装置8の磁極H1、H2、H3及びH4がそ
れぞれN極、N極、S極及びS極になり、回動型表示素
子1における外部固定磁極D1、D2、D3及びD4が
それぞれS極、S極、N極及びN極になり、第1の永久
磁石磁極M1(N極)の端a及びbがそれぞれ対向して
いる内部固定磁極B3及びB2がそれぞれS極及びN極
になり、第2の永久磁石磁極M2(S極)の端a及びb
がそれぞれ対向している内部固定磁極B1及びB4がそ
れぞれS極及びN極となる。このため、第1の永久磁石
磁極M1(N極)が、N極になった内部固定磁極B2の
回転軸6の周りでみた中央位置から時計方向の端までの
部と対向しているとともにS極になった内部固定磁極B
3の回転軸6の周りでみた中央位置から反時計方向の端
までの部と対向し、また第2の永久磁石磁極M2(S
極)が、S極になった内部固定磁極B4の回転軸6の周
りでみた中央位置から時計方向の端までの部と対向して
いるとともにN極になった内部固定磁極B1の回転軸6
の周りでみた中央位置から反時計方向の端までの部と対
向していることから、回動型表示素子1の2極回転永久
磁石体5が、それに時計方向の回転トルクが発生するこ
とによって、回転表示面体3とともに、時計方向に、上
述した第2の回動位置まで回動し、その位置を、図9に
示すように、保つ。
【0066】[第3の回動位置から第4の回動位置への
転換]また、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5
及び回転表示面体3が図10に示す上述した第3の回動
位置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆
動装置9の制御回路12から、制御信号W0、W13及
びW24を瞬時的に出力させれば、スイッチS0が瞬時
的にオンに制御され、且つ切換スイッチS13及びS2
4が接点a側から接点b側に切換わり、制御駆動装置9
の直流電源10から、電磁石装置8の励磁巻線L13
に、スイッチS0−切換スイッチS13の接点bを介し
て、励磁用直流電流U13が、第2の方向に供給され、
且つ電磁石装置8の励磁巻線L24に、スイッチS0−
切換スイッチS24の接点bを介して、励磁用直流電流
U24が、第2の方向に供給され、電磁石装置8の導磁
性体GB13−G1−回動型表示素子1における固定導
磁性体C1−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C3
−電磁石装置8の導磁性体G3−GB13のループ、及
び電磁石装置8の導磁性体GB24−G2−回動型表示
素子1の固定導磁性体C2−2極回転永久磁石体5−固
定導磁性体C4−電磁石装置8の導磁性体G4−GB2
4のループをそれぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8の
磁極H1、H2、H3及びH4がそれぞれS極、S極、
N極及びN極になり、回動型表示素子1における外部固
定磁極D1、D2、D3及びD4がそれぞれN極、N
極、S極及びS極になり、第1の永久磁石磁極M1(N
極)の端a及びbがそれぞれ対向している内部固定磁極
B3及びB2がそれぞれN極及びS極になり、第2の永
久磁石磁極M2(S極)の端a及びbがそれぞれ対向し
ている内部固定磁極B3及びB2がそれぞれS極及びN
極となる。このため、第1の永久磁石磁極M1(N極)
が、N極になった内部固定磁極B3の回転軸6の周りで
みた中央位置から反時計方向の端までの部と対向してい
るとともにS極になった内部固定磁極B2の回転軸6の
周りでみた中央位置から時計方向の端までの部と対向
し、また第2の永久磁石磁極M2(S極)が、S極にな
った内部固定磁極B1の回転軸6の周りでみた中央位置
から反時計方向の端までの部と対向しているとともにN
極になった内部固定磁極B4の回転軸6の周りでみた中
央位置から時計方向の端までの部と対向していることか
ら、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5が、それ
に反時計方向の回転トルクが発生することによって、回
転表示面体3とともに、反時計方向に、上述した第4の
回動位置まで回動し、その位置を、図11に示すよう
に、保つ。
【0067】[第4の回動位置から第3の回動位置への
転換]また、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5
及び回転表示面体3が図11に示す上述した第4の回動
位置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆
動装置9の制御回路12から、制御信号W0及びW24
を瞬時的に出力させれば、スイッチS0が瞬時的にオン
に制御され、且つ切換スイッチS24が接点a側から接
点b側に切換わり、制御駆動装置9の直流電源10か
ら、電磁石装置8の励磁巻線L13に、スイッチS0−
切換スイッチS13の接点aを介して、励磁用直流電流
U13が、第1の方向に供給され、且つ電磁石装置8の
励磁巻線L24に、スイッチS0−切換スイッチS24
の接点bを介して、励磁用直流電流U24が、第2の方
向に供給され、電磁石装置8の導磁性体GB13−G3
−回動型表示素子1における固定導磁性体C3−2極回
転永久磁石体5−固定導磁性体C1−電磁石装置8の導
磁性体G1−GB13のループ、及び電磁石装置8の導
磁性体GB24−G2−回動型表示素子1の固定導磁性
体C2−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C4−電
磁石装置8の導磁性体G4−GB24のループをそれぞ
れ通る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H1、H2、H
3及びH4がそれぞれN極、S極、S極及びN極にな
り、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、D
2、D3及びD4がそれぞれS極、N極、N極及びS極
になり、第1の永久磁石磁極M1(N極)の端a及びb
がそれぞれ対向している内部固定磁極B2及びB1がそ
れぞれS極及びN極になり、第2の永久磁石磁極M2
(S極)の端a及びbがそれぞれ対向している内部固定
磁極B4及びB3がそれぞれN極及びS極となる。この
ため、第1の永久磁石磁極M1(N極)が、N極になっ
た内部固定磁極B1の回転軸6の周りでみた中央位置か
ら時計方向の端までの部と対向しているとともにS極に
なった内部固定磁極B2の回転軸6の周りでみた中央位
置から反時計方向の端までの部と対向し、また第2の永
久磁石磁極M2(S極)が、S極になった内部固定磁極
B3の回転軸6の周りでみた中央位置から時計方向の端
までの部と対向しているとともにN極になった内部固定
磁極B4の回転軸6の周りでみた中央位置から反時計方
向の端までの部と対向していることから、回動型表示素
子1の2極回転永久磁石体5が、それに時計方向の回転
トルクが発生することによって、回転表示面体3ととも
に、時計方向に、上述した第3の回動位置まで回動し、
その位置を、図10に示すように、保つ。
【0068】[第4の回動位置から第1の回動位置への
転換]また、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5
及び回転表示面体3が図11に示す上述した第4の回動
位置をとっている状態から、駆動装置2における制御駆
動装置9の制御回路12から、制御信号W0及びW13
を瞬時的に出力させれば、スイッチS0が瞬時的にオン
に制御され、且つ切換スイッチS13が接点a側から接
点b側に切換わり、制御駆動装置9の直流電源10か
ら、電磁石装置8の励磁巻線L13に、スイッチS0−
切換スイッチS13の接点bを介して、励磁用直流電流
U13が、第2の方向に供給され、且つ電磁石装置8の
励磁巻線L24に、スイッチS0−切換スイッチS24
の接点aを介して、励磁用直流電流U24が、第1の方
向に供給され、電磁石装置8の導磁性体GB13−G1
−回動型表示素子1における固定導磁性体C1−2極回
転永久磁石体5−固定導磁性体C3−電磁石装置8の導
磁性体G3−GB13のループ、及び電磁石装置8の導
磁性体GB24−G4−回動型表示素子1の固定導磁性
体C4−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C2−電
磁石装置8の導磁性体G2−GB24のループをそれぞ
れ通る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H1、H2、H
3及びH4がそれぞれS極、N極、N極及びS極にな
り、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、D
2、D3及びD4がそれぞれN極、S極、S極及びN極
になり、第1の永久磁石磁極M1(N極)の端a及びb
がそれぞれ対向している内部固定磁極B2及びB1がそ
れぞれN極及びS極になり、第2の永久磁石磁極M2
(S極)の端a及びbがそれぞれ対向している内部固定
磁極B4及びB3がそれぞれS極及びN極となる。この
ため、第1の永久磁石磁極M1(N極)が、N極になっ
た内部固定磁極B2の回転軸6の周りでみた中央位置か
ら反時計方向の端までの部と対向しているとともにS極
になった内部固定磁極B1の回転軸6の周りでみた中央
位置から時計方向の端までの部と対向し、また第2の永
久磁石磁極M2(S極)が、S極になった内部固定磁極
B4の回転軸6の周りでみた中央位置から反時計方向の
端までの部と対向しているとともにN極になった内部固
定磁極B3の回転軸6の周りでみた中央位置から時計方
向の端までの部と対向していることから、回動型表示素
子1の2極回転永久磁石体5が、それに反時計方向の回
転トルクが発生することによって、回転表示面体3とと
もに、反時計方向に、上述した第1の回動位置まで回動
し、その位置を、図6に示すように、保つ。
【0069】なお、回動型表示素子1の2極回転永久磁
石体5及び回転表示面体3が図6に示す上述した第1の
回動位置をとっている状態から、駆動装置2における制
御駆動装置9の制御回路12から、制御信号W0及びW
24を瞬時的に出力させれば、スイッチS0が瞬時的に
オンに制御され、且つ切換スイッチS24が接点a側か
ら接点b側に切換わり、制御駆動装置9の直流電源10
から、電磁石装置8の励磁巻線L13に、スイッチS0
−切換スイッチS13の接点aを介して、励磁用直流電
流U13が、第1の方向に供給され、且つ電磁石装置8
の励磁巻線L24に、スイッチS0−切換スイッチS2
4の接点bを介して、励磁用直流電流U24が、第2の
方向に供給され、電磁石装置8の導磁性体GB13−G
3−回動型表示素子1における固定導磁性体C3−2極
回転永久磁石体5−固定導磁性体C1−電磁石装置8の
導磁性体G1−GB13のループ、及び電磁石装置8の
導磁性体GB24−G2−回動型表示素子1の固定導磁
性体C2−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C4−
電磁石装置8の導磁性体G4−GB24のループをそれ
ぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H1、H2、
H3及びH4がそれぞれN極、S極、S極及びN極にな
り、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、D
2、D3及びD4がそれぞれS極、N極、N極及びS極
になり、第1の永久磁石磁極M1(N極)の端a及びb
がそれぞれ対向している内部固定磁極B1及びB4がと
もにN極になり、第2の永久磁石磁極M2(S極)の端
a及びbがそれぞれ対向している内部固定磁極B3及び
B2がともにS極となり、第1の永久磁石磁極M1(N
極)が、N極になった内部固定磁極B1の回転軸6の周
りでみた中央位置から反時計方向の端までの部と対向し
ているとともにN極になった内部固定磁極B4の回転軸
6の周りでみた中央位置から時計方向の端までの部と対
向し、また第2の永久磁石磁極M2(S極)が、S極に
なった内部固定磁極B3の回転軸6の周りでみた中央位
置から反時計方向の端までの部と対向しているとともに
S極になった内部固定磁極B2の回転軸6の周りでみた
中央位置から時計方向の端までの部と対向していること
から、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5が、そ
れに時計方向または反時計方向のいずれの方向の回転ト
ルクも実質的に発生しないことによって、回転表示面体
3とともに、時計方向または反時計方向のいずれの方向
にも回動せず、図6に示す第1の回動位置を、保つ。
【0070】また、回動型表示素子1の2極回転永久磁
石体5及び回転表示面体3が図6に示す上述した第1の
回動位置をとっている状態から、駆動装置2における制
御駆動装置9の制御回路12から、制御信号W0及びW
13を瞬時的に出力させれば、スイッチS0が瞬時的に
オンに制御され、且つ切換スイッチS13が接点a側か
ら接点b側に切換わり、制御駆動装置9の直流電源10
から、電磁石装置8の励磁巻線L13に、スイッチS0
−切換スイッチS13の接点bを介して、励磁用直流電
流U13が、第2の方向に供給され、且つ電磁石装置8
の励磁巻線L24に、スイッチS0−切換スイッチS2
4の接点aを介して、励磁用直流電流U24が、第1の
方向に供給され、電磁石装置8の導磁性体GB13−G
1−回動型表示素子1における固定導磁性体C1−2極
回転永久磁石体5−固定導磁性体C3−電磁石装置8の
導磁性体G3−GB13のループ、及び電磁石装置8の
導磁性体GB24−G4−回動型表示素子1の固定導磁
性体C4−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C2−
電磁石装置8の導磁性体G2−GB24のループをそれ
ぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H1、H2、
H3及びH4がそれぞれS極、N極、N極及びS極にな
り、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、D
2、D3及びD4がそれぞれN極、S極、S極及びN極
になり、第1の永久磁石磁極M1(N極)の端a及びb
がそれぞれ対向している内部固定磁極B2及びB1がそ
れぞれN極及びS極になり、第2の永久磁石磁極M2
(S極)の端a及びbがそれぞれ対向している内部固定
磁極B4及びB3がそれぞれS極及びN極となる。この
ため、第1の永久磁石磁極M1(N極)が、N極になっ
た内部固定磁極B2の回転軸6の周りでみた中央位置か
ら反時計方向の端までの部と対向しているとともにS極
になった内部固定磁極B1の回転軸6の周りでみた中央
位置から時計方向の端までの部と対向し、また第2の永
久磁石磁極M2(S極)が、S極になった内部固定磁極
B4の回転軸6の周りでみた中央位置から反時計方向の
端までの部と対向しているとともにN極になった内部固
定磁極B3の回転軸6の周りでみた中央位置から時計方
向の端までの部と対向していることから、回動型表示素
子1の2極回転永久磁石体5が、それに反時計方向の回
転トルクが発生することによって、回転表示面体3とと
もに、反時計方向に、上述した第1の回動位置まで回動
し、その位置を、図6に示すように、保つ。
【0071】さらに、回動型表示素子1の2極回転永久
磁石体5及び回転表示面体3が図9に示す上述した第2
の回動位置をとっている状態から、駆動装置2における
制御駆動装置9の制御回路12から、制御信号W0だけ
を瞬時的に出力させれば、スイッチS0が瞬時的にオン
に制御され、制御駆動装置9の直流電源10から、電磁
石装置8の励磁巻線L13に、スイッチS0−切換スイ
ッチS13の接点aを介して、励磁用直流電流U13
が、第1の方向に供給され、且つ電磁石装置8の励磁巻
線L24に、スイッチS0−切換スイッチS24の接点
aを介して、励磁用直流電流U24が、第1の方向に供
給され、電磁石装置8の導磁性体GB13−G3−回動
型表示素子1における固定導磁性体C3−2極回転永久
磁石体5−固定導磁性体C1−電磁石装置8の導磁性体
G1−GB13のループ、及び電磁石装置8の導磁性体
GB24−G4−回動型表示素子1の固定導磁性体C4
−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C2−電磁石装
置8の導磁性体G2−GB24のループをそれぞれ通る
磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H1、H2、H3及び
H4がそれぞれN極、N極、S極及びS極になり、回動
型表示素子1における外部固定磁極D1、D2、D3及
びD4がそれぞれS極、S極、N極及びN極になり、第
1の永久磁石磁極M1(N極)の端a及びbがそれぞれ
対向している内部固定磁極B4及びB3がともにS極に
なり、第2の永久磁石磁極M2(S極)の端a及びbが
それぞれ対向している内部固定磁極B2及びB1がとも
にN極となり、第1の永久磁石磁極M1(N極)が、N
極になった内部固定磁極B4の回転軸6の周りでみた中
央位置から反時計方向の端までの部と対向しているとと
もにN極になった内部固定磁極B3の回転軸6の周りで
みた中央位置から時計方向の端までの部と対向し、また
第2の永久磁石磁極M2(S極)が、N極になった内部
固定磁極B2の回転軸6の周りでみた中央位置から反時
計方向の端までの部と対向しているとともにN極になっ
た内部固定磁極B1の回転軸6の周りでみた中央位置か
ら時計方向の端までの部と対向していることになるた
め、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5が、それ
に時計方向または反時計方向のいずれの方向の回転トル
クも実質的に発生しないことによって、回転表示面体3
とともに、時計方向または反時計方向のいずれの方向に
も回動せず、、図9に示す第2の回動位置を保つ。
【0072】また、回動型表示素子1の2極回転永久磁
石体5及び回転表示面体3が図9に示す上述した第2の
回動位置をとっている状態から、駆動装置2における制
御駆動装置9の制御回路12から、制御信号W0、W1
3及びW24を瞬時的に出力させれば、スイッチS0が
瞬時的にオンに制御され、且つ切換スイッチS13及び
S24が接点a側から接点b側に切換わり、制御駆動装
置9の直流電源10から、電磁石装置8の励磁巻線L1
3に、スイッチS0−切換スイッチS13の接点bを介
して、励磁用直流電流U13が、第2の方向に供給さ
れ、且つ電磁石装置8の励磁巻線L24に、スイッチS
0−切換スイッチS24の接点bを介して、励磁用直流
電流U24が、第2の方向に供給され、電磁石装置8の
導磁性体GB13−G1−回動型表示素子1における固
定導磁性体C1−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体
C3−電磁石装置8の導磁性体G3−GB13のルー
プ、及び電磁石装置8の導磁性体GB24−G2−回動
型表示素子1の固定導磁性体C2−2極回転永久磁石体
5−固定導磁性体C4−電磁石装置8の導磁性体G4−
GB24のループをそれぞれ通る磁束が生じ、電磁石装
置8の磁極H1、H2、H3及びH4がそれぞれS極、
S極、N極及びN極になり、回動型表示素子1における
外部固定磁極D1、D2、D3及びD4がそれぞれN
極、N極、S極及びS極になり、第1の永久磁石磁極M
1(N極)の端a及びbがそれぞれ対向している内部固
定磁極B4及びB3がともにN極になり、第2の永久磁
石磁極M2(S極)の端a及びbがそれぞれ対向してい
る内部固定磁極B2及びB1がともにS極となり、第1
の永久磁石磁極M1(N極)が、N極になった内部固定
磁極B4の回転軸6の周りでみた中央位置から反時計方
向の端までの部と対向しているとともにN極になった内
部固定磁極B3の回転軸6の周りでみた中央位置から時
計方向の端までの部と対向し、また第2の永久磁石磁極
M2(S極)が、S極になった内部固定磁極B2の回転
軸6の周りでみた中央位置から反時計方向の端までの部
と対向しているとともにS極になった内部固定磁極B1
の回転軸6の周りでみた中央位置から時計方向の端まで
の部と対向していることになるため、回動型表示素子1
の2極回転永久磁石体5が、それに時計方向または反時
計方向のいずれの方向の回転トルクも実質的に発生しな
いことによって、回転表示面体3とともに、時計方向ま
たは反時計方向のいずれの方向にも回動せず、図9に示
す第2の回動位置を保つ。
【0073】また、回動型表示素子1の2極回転永久磁
石体5及び回転表示面体3が図10に示す上述した第3
の回動位置をとっている状態から、駆動装置2における
制御駆動装置9の制御回路12から、制御信号W0及び
W24を瞬時的に出力させれば、スイッチS0が瞬時的
にオンに制御され、且つ切換スイッチS24が接点a側
から接点b側に切換わり、制御駆動装置9の直流電源1
0から、電磁石装置8の励磁巻線L13に、スイッチS
0−切換スイッチS13の接点aを介して、励磁用直流
電流U13が、第1の方向に供給され、且つ電磁石装置
8の励磁巻線L24に、スイッチS0−切換スイッチS
24の接点bを介して、励磁用直流電流U24が、第2
の方向に供給され、電磁石装置8の導磁性体GB13−
G3−回動型表示素子1における固定導磁性体C3−2
極回転永久磁石体5−固定導磁性体C1−電磁石装置8
の導磁性体G1−GB13のループ、及び電磁石装置8
の導磁性体GB24−G2−回動型表示素子1の固定導
磁性体C2−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C4
−電磁石装置8の導磁性体G4−GB24のループをそ
れぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H1、H
2、H3及びH4がそれぞれN極、S極、S極及びN極
になり、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、
D2、D3及びD4がそれぞれS極、N極、N極及びS
極になり、第1の永久磁石磁極M1(N極)の端a及び
bがそれぞれ対向している内部固定磁極B3及びB2が
ともにS極になり、第2の永久磁石磁極M2(S極)の
端a及びbがそれぞれ対向している内部固定磁極B1及
びB4がともにN極となり、第1の永久磁石磁極M1
(N極)が、S極になった内部固定磁極B3の回転軸6
の周りでみた中央位置から反時計方向の端までの部と対
向しているとともにS極になった内部固定磁極B2の回
転軸6の周りでみた中央位置から反時計方向の端までの
部と対向し、また第2の永久磁石磁極M2(S極)が、
N極になった内部固定磁極B1の回転軸6の周りでみた
中央位置から反時計方向の端までの部と対向していると
ともにN極になった内部固定磁極B4の回転軸6の周り
でみた中央位置から時計方向の端までの部と対向してい
ることになるため、回動型表示素子1の2極回転永久磁
石体5が、それに時計方向または反時計方向のいずれの
方向の回転トルクも実質的に発生しまいことによって、
回転表示面体3とともに、時計方向または反時計方向の
いずれの方向にも回動せず、図10に示す第3の回動位
置を保つ。
【0074】また、回動型表示素子1の2極回転永久磁
石体5及び回転表示面体3が図10に示す上述した第3
の回動位置をとっている状態から、駆動装置2における
制御駆動装置9の制御回路12から、制御信号W0及び
W13を瞬時的に出力させれば、スイッチS0が瞬時的
にオンに制御され、且つ切換スイッチS13が接点a側
から接点b側に切換わり、制御駆動装置9の直流電源1
0から、電磁石装置8の励磁巻線L13に、スイッチS
0−切換スイッチS13の接点bを介して、励磁用直流
電流U13が、第2の方向に供給され、且つ電磁石装置
8の励磁巻線L24に、スイッチS0−切換スイッチS
24の接点aを介して、励磁用直流電流U24が、第1
の方向に供給され、電磁石装置8の導磁性体GB13−
G1−回動型表示素子1における固定導磁性体C1−2
極回転永久磁石体5−固定導磁性体C3−電磁石装置8
の導磁性体G3−GB13のループ、及び電磁石装置8
の導磁性体GB24−G4−回動型表示素子1の固定導
磁性体C4−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C2
−電磁石装置8の導磁性体G2−GB24のループをそ
れぞれ通る磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H1、H
2、H3及びH4がそれぞれS極、N極、N極及びS極
になり、回動型表示素子1における外部固定磁極D1、
D2、D3及びD4がそれぞれN極、S極、S極及びN
極になり、第1の永久磁石磁極M1(N極)の端a及び
bがそれぞれ対向している内部固定磁極B3及びB2が
ともにN極になり、第2の永久磁石磁極M2(S極)の
端a及びbがそれぞれ対向している内部固定磁極B1及
びB4がともにS極となり、第1の永久磁石磁極M1
(N極)が、N極になった内部固定磁極B3の回転軸6
の周りでみた中央位置から反時計方向の端までの部と対
向しているとともにN極になった内部固定磁極B2の回
転軸6の周りでみた中央位置から時計方向の端までの部
と対向し、また第2の永久磁石磁極M2(S極)が、S
極になった内部固定磁極B1の回転軸6の周りでみた中
央位置から反時計方向の端までの部と対向しているとと
もにS極になった内部固定磁極B2の回転軸6の周りで
みた中央位置から時計方向の端までの部と対向している
ことになるため、回動型表示素子1の2極回転永久磁石
体5が、それに時計方向または反時計方向のいずれの方
向の回転トルクも実質的に発生しないことによって、回
転表示面体3とともに、時計方向または反時計方向のい
ずれの方向にも回動せず、その位置を、図10に示す第
3の回動位置を保つ。
【0075】また、回動型表示素子1の2極回転永久磁
石体5及び回転表示面体3が図11に示す上述した第4
の回動位置をとっている状態から、駆動装置2における
制御駆動装置9の制御回路12から、制御信号W0のみ
を瞬時的に出力させれば、スイッチS0が瞬時的にオン
に制御され、制御駆動装置9の直流電源10から、電磁
石装置8の励磁巻線L13に、スイッチS0−切換スイ
ッチS13の接点aを介して、励磁用直流電流U13
が、第1の方向に供給され、且つ電磁石装置8の励磁巻
線L24に、スイッチS0−切換スイッチS24の接点
aを介して、励磁用直流電流U24が、第1の方向に供
給され、電磁石装置8の導磁性体GB13−G3−回動
型表示素子1における固定導磁性体C3−2極回転永久
磁石体5−固定導磁性体C1−電磁石装置8の導磁性体
G1−GB13のループ、及び電磁石装置8の導磁性体
GB24−G4−回動型表示素子1の固定導磁性体C4
−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体C2−電磁石装
置8の導磁性体G2−GB24のループをそれぞれ通る
磁束が生じ、電磁石装置8の磁極H1、H2、H3及び
H4がそれぞれN極、N極、S極及びS極になり、回動
型表示素子1における外部固定磁極D1、D2、D3及
びD4がそれぞれS極、S極、N極及びN極になり、第
1の永久磁石磁極M1(N極)の端a及びbがそれぞれ
対向している内部固定磁極B2及びB1がともにN極に
なり、第2の永久磁石磁極M2(S極)の端a及びbが
それぞれ対向している内部固定磁極B4及びB3がとも
にS極となり、第1の永久磁石磁極M1(N極)が、N
極になった内部固定磁極B2の回転軸6の周りでみた中
央位置から反時計方向の端までの部と対向しているとと
もにN極になった内部固定磁極B1の回転軸6の周りで
みた中央位置から時計方向の端までの部と対向し、また
第2の永久磁石磁極M2(S極)が、S極になった内部
固定磁極B4の回転軸6の周りでみた中央位置から反時
計方向の端までの部と対向しているとともにS極になっ
た内部固定磁極B3の回転軸6の周りでみた中央位置か
ら時計方向の端までの部と対向していることになるた
め、回動型表示素子1の2極回転永久磁石体5が、それ
に時計方向または反時計方向のいずれの方向の回転トル
クも実質的に発生しないことによって、回転表示面体3
とともに、時計方向または反時計方向のいずれの方向に
も回動せず、図11に示す第4の回動位置を保つ。
【0076】また、回動型表示素子1の2極回転永久磁
石体5及び回転表示面体3が図11に示す上述した第4
の回動位置をとっている状態から、駆動装置2における
制御駆動装置9の制御回路12から、制御信号W0、W
13及びW24を瞬時的に出力させれば、スイッチS0
が瞬時的にオンに制御され、且つ切換スイッチS13及
びS24が接点a側から接点b側に切換わり、制御駆動
装置9の直流電源10から、電磁石装置8の励磁巻線L
13に、スイッチS0−切換スイッチS13の接点bを
介して、励磁用直流電流U13が、第2の方向に供給さ
れ、且つ電磁石装置8の励磁巻線L24に、スイッチS
0−切換スイッチS24の接点bを介して、励磁用直流
電流U24が、第2の方向に供給され、電磁石装置8の
導磁性体GB13−G1−回動型表示素子1における固
定導磁性体C1−2極回転永久磁石体5−固定導磁性体
C3−電磁石装置8の導磁性体G3−GB13のルー
プ、及び電磁石装置8の導磁性体GB24−G4−回動
型表示素子1の固定導磁性体C4−2極回転永久磁石体
5−固定導磁性体C4−電磁石装置8の導磁性体G4−
GB24のループをそれぞれ通る磁束が生じ、電磁石装
置8の磁極H1、H2、H3及びH4がそれぞれS極、
S極、N極及びN極になり、回動型表示素子1における
外部固定磁極D1、D2、D3及びD4がそれぞれN
極、N極、S極及びS極になり、第1の永久磁石磁極M
1(N極)の端a及びbがそれぞれ対向している内部固
定磁極B2及びB1がともにS極になり、第2の永久磁
石磁極M2(S極)の端a及びbがそれぞれ対向してい
る内部固定磁極B4及びB3がともにN極となり、第1
の永久磁石磁極M1(N極)が、S極になった内部固定
磁極B2の回転軸6の周りでみた中央位置から反時計方
向の端までの部と対向しているとともにN極になった内
部固定磁極B1の回転軸6の周りでみた中央位置から時
計方向の端までの部と対向し、また第2の永久磁石磁極
M2(S極)が、N極になった内部固定磁極B4の回転
軸6の周りでみた中央位置から反時計方向の端までの部
と対向しているとともにN極になった内部固定磁極B3
の回転軸6の周りでみた中央位置から時計方向の端まで
の部と対向していることになるため、回動型表示素子1
の2極回転永久磁石体5が、それに時計方向または反時
計方向のいずれの方向の回転トルクも実質的に発生しな
いことによって、回転表示面体3とともに、時計方向ま
たは反時計方向のいずれの方向にも回動せず、図11に
示す第4の回動位置を保つ。
【0077】上述したところから、図6〜図11に示
す、本発明による回動型表示素子1の第2の実施の形態
及びそれに用いる本発明による駆動装置2の第2の実施
の形態を用いている、本発明による表示装置Qの第2の
実施の形態によれば、図1〜図5に示す本発明による表
示装置Qの第1の実施の形態の場合に準じて、駆動装置
2の電磁石装置8を、回動型表示素子1に対して、電磁
石装置8の導磁性体G1、G2、G3及びG4の遊端に
それぞれ形成している磁極H1、H2、H3及びH4が
回動型表示素子1の固定導磁性体C1、C2、C3及び
C4の延長端にそれぞれ形成している外部固定磁極D
1、D2、D3及びD4と対接または近接対向して結合
するように、位置決めして配し、その状態で、駆動装置
2の制御駆動装置9の制御回路12から、駆動信号W0
のみを、または駆動信号W0と駆動信号W13及びW1
4中のいずれか一方または双方とを瞬時的に出力させれ
ば、図1〜図5に示す本発明による表示装置Qの第1の
実施の形態の場合に準じて、回動型表示素子1の回転表
示面体3を、その表示面F1〜F4中の所望の1つが前
面に向いている回動位置に保持されている状態にさせる
ことができ、従って、回動型表示素子1の回転表示面体
3の表示面F1、F2、F3またはF4を選択的に利用
する表示を、容易に得ることができる。
【0078】よって、図6〜図11に示す本発明による
表示装置Qの第2の実施の形態によれば、図1〜図5に
示す本発明による表示装置Qの第1の実施の形態の場合
に準じて、回動型表示素子1と、それとは別体の駆動装
置2とを用い、そして、駆動装置2の電磁石装置8の2
個の励磁巻線L13及びL24中のいずれか一方または
双方へ通電するだけで、回転表示面体3の4個の表示面
F1、F2、F3及びF4中の所望の選択された1つを
前方に向けた状態にさせることができ、また、その後、
その状態を、駆動装置2とは無関係に、従って、駆動装
置2に電力消費を伴うことなしに、保持させることがで
きる。
【0079】また、そのような機能が、本発明による回
動型表示素子1の第2の実施の形態についてみれば、回
転表示面体3と、2極回転永久磁石体5と、複数4個の
固定磁極体A1〜A4と、複数4個の固定導磁性体C1
〜C4とを有するだけの簡易な構成を有し、しかも、回
転表示面体3内には、図1〜図5に示す本発明による回
動型表示素子1の第1の実施の形態の場合に準じて、そ
の回転軸6の周りにおいて、2極回転永久磁石体5と、
複数4個の固定磁極体A1〜A4とが配されているだけ
であるので、図1〜図5に示す本発明による回動型表示
素子1の第1の実施の形態の場合に準じて、回転表示面
体3のその軸から輻方向にみた大きさ、従って、回転表
示面体3の複数4個の表示面F1〜F4の面積を、従来
の回動型表示素子の場合に比し、格段的に小さくするこ
とができ、よって、回動型表示素子1の大きさを、従来
の回動型表示素子の場合に比し格段的に小さくすること
ができる。また、このため、図1〜図5に示す本発明に
よる回動型表示素子1の第1の実施の形態の場合と同様
に、回動型表示素子1の多数をマトリクス配列して画像
表示パネルを構成するとした場合、その画像表示パネル
上での画像表示を、高い解像度を以って行わせることが
できる。
【0080】さらに、本発明による駆動装置2の第2の
実施の形態についてみれば、図1〜図5に示す本発明に
よる駆動装置2の第1の実施の形態の場合と同様に、本
発明による回動型表示素子1の第2の実施の形態とは別
体であるので、上述したように、回動型表示素子1の多
数をマトリクス配列して画像表示パネルを構成するとし
た場合、1つの駆動装置2を、多数の回動型表示素子1
に対して共通に用いることができるので、画像表示パネ
ルを簡易に構成することができる。
【0081】なお、上述においては、本発明による回動
型表示素子、それに用いる本発明による駆動装置、及び
それらを用いている本発明による表示装置のそれぞれに
ついて、回動型表示素子の回転表示面体でみるとき、そ
れが3個の表示面を有する3角筒状体である場合と、4
個の表示面を有する4角筒状体である場合との2つの実
施の形態を述べたに留まり、回動型表示素子について、
その回転表示面体を、一般に、軸の周りに等角間隔を保
って配されている複数n個の表示面をn角筒状外周面を
形成するように有しているn角状であるものとし、これ
に応じ、回転表示面体内に、2極回転永久磁石体の軸の
周りに配されている固定磁極体について、それを、複数
n個の内部固定磁極をそれぞれ形成し且つ回転表示面体
内に2極回転永久磁石体の軸の周りに等角間隔を保つよ
うに配されている複数n個の固定磁極体とし、また、固
定磁極体と結合して回転表示面体外に延長している固定
磁極体について、それを、複数n個の固定磁極体とそれ
ぞれ結合して回転表示面体外に延長し且つそれらの延長
端に複数n個の外部固定磁極をそれぞれ形成している複
数n個の固定導磁性体とし、さらに、これに応じ、駆動
装置についてみるとき、その電磁石装置の磁極の数を一
般に複数n個とすることもできる。ただし、この場合、
2極回転永久磁石体の第1及び第2の永久磁石磁極の2
極回転永久磁石体の軸の周りでみた実効角度α1 及びα
2 、及び複数n個の固定磁極体にそれぞれ形成されてい
る内部固定磁極の2極回転永久磁石体の軸の周りでみた
ともに互に等しい実効角度βを、nが奇数である場合、
0<β≦360/(2・n)、α2 ≒β、β≦α1≦
(360/n)+β を満足するものとし、nが偶数で
ある場合、0<β≦360/(2・n)、α1 =α2
α、β≦α≦(360/n)+β を満足するものとす
る。
【0082】また、上述においては、2極回転永久磁石
体が、外周面上に第1及び第2の永久磁石磁極を形成す
るように着磁されている磁性柱状体乃至板状体でなり、
これに応じ、複数の固定磁極体が、回転表示面体内に、
複数の固定磁極体にそれぞれ形成されている複数の内部
固定磁極が2極回転永久磁石体の外周面に外側から対向
するように配されている場合を述べたが、図示詳細説明
は省略するが、2極回転永久磁石体を、内面にS極及び
N極中の一方でなる第1の永久磁石磁極を形成している
第1の永久磁石部と、内面にS極及びN極中の他方でな
る第2の永久磁石磁極を形成している第2の永久磁石部
とを有するものとし、これに応じ、複数n個の固定磁極
体を、回転表示面体内に、複数n個の固定磁極体にそれ
ぞれ形成されている複数n個の内部固定磁極が2極回転
永久磁石体の第1及び第2の永久磁石部の内面に内側か
ら対向するように配するようにすることもでき、その
他、本発明の精神を脱することなしに、種々の変型、変
更をなし得るであろう。
【0083】
【発明の効果】本発明による回動型表示素子及びそれに
用いる本発明による駆動装置を用いている本発明による
表示装置によれば、駆動装置の電磁石装置を、回動型表
示素子に対して、電磁石装置の複数n個の導磁性体の遊
端にそれぞれ形成している複数n個の磁極が回動型表示
素子の複数n個の固定導磁性体の延長端にそれぞれ形成
している複数n個の外部固定磁極と対接または近接対向
して結合するように、位置決めして配し、その状態で、
駆動装置の制御駆動装置の制御回路によってスイッチ回
路を制御して電磁石装置に励磁用電流を供給するように
して回動型表示素子の回転表示面体を、その複数n個の
表示面中の所望の1つが前面に向いている回動位置に保
持されている状態にさせることができ、従って、回動型
表示素子の回転表示面体の複数n個の表示面中の所望の
1つを選択的に利用する表示を、容易に得ることがで
き、また、その後、その状態を、駆動装置とは無関係
に、従って、駆動装置に電力消費を伴うことなしに、保
持させることができる。
【0084】また、そのような機能が、本発明による回
動型表示素子についてみれば、回転表示面体と、2極回
転永久磁石体と、複数n個の固定磁極体と、複数n個の
固定導磁性体とを有するだけの簡易な構成を有し、しか
も、回転表示面体内には、その回転軸の周りにおいて、
2極回転永久磁石体と、複数n個の固定磁極体とが配さ
れているだけであるので、回転表示面体のその軸から輻
方向にみた大きさ、従って、回転表示面体の複数n個の
表示面のそれぞれの面積を、従来の回動型表示素子の場
合に比し、格段的に小さくすることができ、よって、回
動型表示素子の大きさを従来の回動型表示素子の場合に
比し格段的に小さくすることができる。また、このた
め、回動型表示素子の多数をマトリクス配列して画像表
示パネルを構成するとした場合、その画像表示パネル上
での画像表示を、高い解像度を以って行わせることがで
きる。
【0085】さらに、本発明による駆動装置についてみ
れば、本発明による回動型表示素子とは別体であるの
で、上述したように、回動型表示素子の多数をマトリク
ス配列して画像表示パネルを構成するとした場合、1つ
の駆動装置を、多数の回動型表示素子に対して共通に用
いることができるので、画像表示パネルを簡易に構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示装置の第1の実施の形態を示
す略線図で、本発明による表示装置の第1の実施の形態
に用いている本発明による回動型表示素子の第1の実施
の形態が、その回転表示面体をして第1の回動位置をと
っている状態で、一部を切欠した平面図で表わされてい
る。
【図2】図1に示されている本発明による表示装置の第
1の実施の形態に用いている本発明による回動型表示素
子の第1の実施の形態を示す、一部を切欠し且つ一部を
断面とした正面図である。
【図3】図1に示されている本発明による表示装置の第
1の実施の形態に用いている本発明による回動型表示素
子の第1の実施の形態を示す、一部を切欠し且つ一部を
断面とした側面図である。
【図4】本発明による表示装置の第1の実施の形態を示
す略線図で、本発明による表示装置の第1の実施の形態
に用いている本発明による回動型表示素子の第1の実施
の形態が、その回転表示面体をして第2の回動位置をと
っている状態で、一部を切欠した平面図で表わされてい
る。
【図5】本発明による表示装置の第1の実施の形態を示
す略線図で、本発明による表示装置の第1の実施の形態
に用いている本発明による回動型表示素子の第1の実施
の形態が、その回転表示面体をして第3の回動位置をと
っている状態で、一部を切欠した平面図で表わされてい
る。
【図6】本発明による表示装置の第2の実施の形態を示
す略線図で、本発明による表示装置の第2の実施の形態
に用いている本発明による回動型表示素子の第2の実施
の形態が、その回転表示面体をして第1の回動位置をと
っている状態で、一部を切欠した平面図で表されてい
る。
【図7】図6に示されている本発明による表示装置の第
2の実施の形態に用いている本発明による回動型表示素
子の第2の実施の形態を示す、一部を切欠し且つ一部を
断面とした正面図である。
【図8】図6に示されている本発明による表示装置の第
2の実施の形態に用いている本発明による回動型表示素
子の第2の実施の形態を示す、一部を切欠し且つ一部を
断面とした側面図である。
【図9】本発明による表示装置の第2の実施の形態を示
す略線図で、本発明による表示装置の第2の実施の形態
に用いている本発明による回動型表示素子の第2の実施
の形態が、その回転表示面体をして第2の回動位置をと
っている状態で、一部を切欠した平面図で表されれてい
る。
【図10】本発明による表示装置の第2の実施の形態を
示す略線図で、本発明による表示装置の第2の実施の形
態に用いている本発明による回動型表示素子の第2の実
施の形態が、その回転表示面体をして第3の回動位置を
とっている状態で、一部を切欠した平面図で表されてい
る。
【図11】本発明による表示装置の第2の実施の形態を
示す略線図で、本発明による表示装置の第2の実施の形
態に用いている本発明による回動型表示素子の第2の実
施の形態が、その回転表示面体をして第4の回動位置を
とっている状態で、一部を切欠した平面図で表されてい
る。
【符号の説明】
1…………………回動型表示素子 2…………………駆動装置 3…………………回転表示面体 4…………………角筒体 5…………………2極回転永久磁石体 6…………………回転軸 7…………………固定支持体 7B………………固定支持体7の背板 7D………………固定支持体7の下板 7U………………固定支持体7の上板 8…………………電磁石装置 9…………………制御駆動装置 10………………直流電源 11………………スイッチ回路 12………………制御回路 A1〜A4………固定磁極体 B1〜B4………内部固定磁極 C1〜C4………固定導磁性体 D1〜D4………外部固定磁極 F1〜F4………表示面 G1〜G4、GB………………………導磁性体 H1〜H4………………………………磁極 K1〜K4………………………………板 KB………………………………………端板 L1〜L4、L13、L24…………励磁巻線 M1………………………………………第1の永久磁石磁
極 M2………………………………………第2の永久磁石磁
極 S1、S2、S3、S13、S24…スイッチ U1〜U4、U13、U24…………励磁用直流電流 W1〜W4、W13、W24…………制御信号 Q…………………………………………表示装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)軸の周りに等角間隔を保って配され
    ている複数n個の表示面を、n角筒状外周面を形成する
    ように有しているn角筒状の回転表示面体と、 (b)上記回転表示面体内にそれと同心的に且つそれと
    一体に回転し得るように配されているとともに、N極及
    びS極中のいずれか一方でなる第1の永久磁石磁極とN
    極及びS極中の他方でなる第2の永久磁石磁極とを、上
    記回転表示面体の軸の周りでみて、180°の角間隔を
    保って形成している2極回転永久磁石体と、 (c)複数n個の内部固定磁極をそれぞれ形成し、且つ
    上記回転表示面体内に、上記複数n個の内部固定磁極が
    上記2極回転永久磁石体の第1及び第2の永久磁石磁極
    と作用するように且つ上記2極回転永久磁石体の軸の周
    りでみて等角間隔を保つているように、配されている複
    数n個の固定磁極体と、 (d)上記複数n個の固定磁極体とそれぞれ結合して上
    記回転表示面体外にそれぞれ延長し、且つそれらの延長
    端に複数n個の外部固定磁極をそれぞれ形成している複
    数n個の固定導磁性体とを有することを特徴とする回動
    型表示素子。
  2. 【請求項2】請求項1記載の回動型表示素子において、 上記2極回転永久磁石体が、外周面上に上記第1及び第
    2の永久磁石磁極を形成するように着磁されている磁性
    柱状体乃至板状体でなり、 上記複数n個の固定磁極体が、上記回転表示面体内に、
    当該複数n個の固定磁極体にそれぞれ形成されている上
    記複数n個の内部固定磁極が上記2極回転永久磁石体の
    外周面に外側から対向するように、配されていることを
    特徴とする回動型表示素子。
  3. 【請求項3】請求項1記載の回動型表示素子において、 上記2極回転永久磁石体が、内面に上記第1及び第2の
    永久磁石磁極をそれぞれ形成している第1及び第2の永
    久磁石部を有し、 上記複数n個の固定磁極体が、上記回転表示面体内に、
    上記複数n個の固定磁極体にそれぞれ形成されている上
    記複数n個の内部固定磁極が上記2極回転永久磁石体の
    上記第1及び第2の永久磁石部の内面に内側から対向す
    るように、配されているいることを特徴とする回動型表
    示素子。
  4. 【請求項4】請求項1記載の回動型表示素子において、 上記2極回転永久磁石体に形成されている上記第1及
    び第2の永久磁石磁極の当該2極回転永久磁石体の軸の
    周りでみた実効角度を、それぞれα1及びα2とし、
    上記複数n個の固定磁極体にそれぞれ形成されている上
    記複数n個の内部固定磁極の上記2極回転永久磁石体の
    軸の周りでみた実効角度を、ともに互に等しいβとする
    とき、上記α1及びα2、及び上記βが、 (a)上記nが奇数である場合、 0<β≦360/(2・n) α2≒β β≦α1 ≦(360/n)+β を満足するように、 (b)上記nが偶数である場合、 0<β≦360/(2・n) α1 =α2 =α β≦α≦(360/n)+β を満足するように、選定されていることを特徴とする回
    動型表示素子。
  5. 【請求項5】請求項1記載の回動型表示素子の複数n個
    の固定導磁性体の延長端にそれぞれ形成している複数n
    個の磁極にそれぞれ結合する複数n個の磁極を有する電
    磁石装置と、その電磁石装置の励磁巻線に励磁用直流電
    流を供給するスイッチ回路とそのスイッチ回路を制御す
    る制御回路とを有する制御駆動装置とを有することを特
    徴とする回動型表示素子に用いる駆動装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の回動型表示素子と、請求項
    2記載の回動型表示素子に用いる駆動装置とを用いてい
    ることを特徴とする表示装置。
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