JP2000122267A - ステンシル型レチクルのリペア方法 - Google Patents

ステンシル型レチクルのリペア方法

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JP2000122267A
JP2000122267A JP30639698A JP30639698A JP2000122267A JP 2000122267 A JP2000122267 A JP 2000122267A JP 30639698 A JP30639698 A JP 30639698A JP 30639698 A JP30639698 A JP 30639698A JP 2000122267 A JP2000122267 A JP 2000122267A
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electron beam
stencil
transfer pattern
pattern
type reticle
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JP30639698A
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Sumuto Shimizu
澄人 清水
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子線散乱体によって形成された転写パター
ンに生じた白欠陥部又は黒欠陥部を修正できるステンシ
ル型レチクルのリペア方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、電子線散乱体によって形成さ
れた転写パターンを有するステンシル型レチクルのリペ
ア方法である。このリペア方法は、該転写パターンに生
じた本来であればあってはならない電子線散乱体が残っ
てしまった黒欠陥部13に荷電粒子線15を走査させな
がら該黒欠陥部13を選択的にエッチングすることによ
り該転写パターンの修正を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子線縮小投影に
よるリソグラフィーに用いられるステンシル型レチクル
のリペア方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICやLSI等の半導体素子製造工程の
一つに、半導体基板上に微細な回路パターンを形成す
る、リソグラフィー工程がある。半導体素子の性能はそ
の素子の中にどれだけ多くの回路を設けたかでほぼ決ま
り、それは基板上に形成する回路パターンサイズに大き
く左右される。近年の半導体集積回路製造技術の発展に
は目覚しいものがあり、半導体素子の微細化、高集積化
の傾向も著しい。半導体基板上に集積回路パターンを形
成する方法としては、これまで紫外光を用いたフォトリ
ソグラフィー法が一般的であった。
【0003】しかし、回路パターンのより一層の微細化
が進むにつれて光の解像限界が懸念され始め、電子線や
イオンビームなどの荷電ビームやX線を用いたより高解
像なリソグラフィー技術が検討されている。
【0004】例えば荷電粒子ビームを用いた露光技術
は、ビーム径をnmオーダーにまで絞ることができるた
め、100nm以下の微細パターンを容易に形成できる
点に大きな特徴があり、なかでも電子線描画技術は古く
から実用化されている。
【0005】ところが、このような極めて細く絞った電
子線を走査しながら描画する、いわゆる直接描画法で
は、大面積あるいは大きなパターンを形成するには膨大
な時間を必要とすること、即ちスループット(単位時間
当たりの処理量)が低いことが問題であった。そのた
め、半導体集積回路製造におけるリソグラフィー方法と
しては依然として紫外光を光源としたフォトリソグラフ
ィー法が用いられ、電子線直接描画法はフォトリソグラ
フィー用レチクルの製造や試験的なデバイス試作など、
限定された分野でのみ使用されているにすぎなかった。
【0006】そこで、このような問題を解決するため
に、荷電粒子で直接描画するのではなく、可変成形した
電子ビームを用いて所定のレチクルパターンを電子光学
系を介してウエハ基板上に縮小投影するリソグラフィー
技術(EBPS:Electron Beam Projection System )
が提案されている。
【0007】例えば、Jpn.J.Appl.Phy
s.34(1995)の6658ページには、電子線を
転写光源とした直接描画法から縮小投影転写法に至る電
子線リソグラフィー技術の発展が解説されている。
【0008】EBPSに用いられるレチクルでは、転写
特性の点でステンシル型が望ましいと思われる。ステン
シル型とは、電子線散乱体だけからなる被転写パターン
部と、その電子線散乱体パターン部の支持構造からなる
ものである。このステンシル型レチクルの作製方法は、
シリコン基板上に酸化膜を形成し、この酸化膜に所定の
パターンを形成し、このパターンに合わせて該シリコン
基板をエッチングするものである。
【0009】このステンシル型レチクルは、その作製時
において必ずパターン欠陥が生じてしまう。すなわち、
必要な電子線散乱体パターンに欠けがある場合(白欠
陥)や不必要な電子線散乱体が残っている場合(黒欠
陥)である。一般的に白欠陥は、メンブレンへパターン
を転写した時(レジストパターン描画時)のエラーに起
因すると考えられ、レジストパターンが欠けた部分がそ
のまま白欠陥となる。一方、黒欠陥は、レジストパター
ン上にゴミなどのエッチングマスクになりうるものが付
着したことにより、不必要な部分に残ってしまった電子
線散乱体である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようなレチクル欠
陥は紫外線を用いた露光用フォトマスクでも発生するた
め、フォトマスクの欠陥を修正するレチクルリペア装置
が実用化されている。このレチクルリペア装置は、イオ
ンビームエッチング法にて遮光材であるクロムを局所的
に除去することにより黒欠陥を修正し、集束イオンビー
ムによる化学的気相成長法(Focused Ion Beam-Chemica
l Vapor Deposition:FIB−CVD) にてカーボン膜
を局所的にコートすることにより白欠陥を修正するもの
である。また、現在開発中のX線等倍露光法やEUVリ
ソグラフィー法に用いられるマスクでは黒欠陥修正、白
欠陥修正とも集束イオンビームで修正可能と考えられて
いる。
【0011】紫外線を用いた露光用フォトマスクの遮光
材としてはクロム膜が実用化されており、等倍露光用X
線マスクの遮光材又は極紫外縮小投影露光用X線マスク
の遮光材としてはクロム、タングステン、ニッケル、金
などが提案されている。フォトマスクを形成する遮光材
の厚さは0.1〜0.2μmでそのアスペクト比は最大
で1程度である。従って、収束イオンビームによるミリ
ングあるいは収束イオンビームアシストCVDによる欠
陥修正の実用化に大きな問題はなかった。
【0012】一方、電子線を転写光源とする電子線縮小
投影リソグラフィーに用いるステンシル型レチクルで
は、以下のような従来のレチクルにはない新たな問題点
が浮上している。
【0013】(1) 電子線による縮小投影リソグラフィー
法は0.1μm以下のパターン形成技術であるので、縮
小倍率が4倍の場合、レチクル上では0.4μm以下の
電子線散乱体パターンを形成する必要がある。一方、電
子線散乱体は2μm程度の厚さを必要とするので、電子
線散乱体パターンのアスペクト比は5前後となる。レチ
クルは加工部のサイズ及びその断面形状に厳しい仕様が
要求されるため、アスペクト比が増大するとレチクルの
微細加工には高い加工技術が必要となり、その加工は格
段に難しくなる。従って、黒欠陥の修正方法は確立され
ていなかった。
【0014】(2) 電子線による縮小投影リソグラフィー
に用いられるレチクルは、電子線散乱体のみから構成さ
れる、いわゆるステンシル型である。つまり、このステ
ンシル型レチクルは、電子線を透過する基板上に電子線
散乱体パターンを形成するものではなく、電子線を透過
させる領域が開口され、転写パターンを電子線散乱体の
みから形成するものである。基板上に電子線散乱体パタ
ーンが形成されるレチクルの場合は、白欠陥修正を目的
とした選択的な電子線散乱体の成膜も比較的容易であ
る。しかし、基板を有しないステンシル型レチクルの場
合は、白欠陥修正をするには電子散乱体パターンの白欠
陥部から水平方向に電子線散乱体を成長させなければな
らないことになり、従来技術ではステンシル型レチクル
の白欠陥を修正する方法は確立されていなかった。
【0015】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、電子線散乱体によって形
成された転写パターンに生じた白欠陥部又は黒欠陥部を
修正できるステンシル型レチクルのリペア方法を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1態様に係るステンシル型レチクルのリ
ペア方法は、電子線散乱体によって形成された転写パタ
ーンを有するステンシル型レチクルのリペア方法であっ
て;該転写パターンに生じた本来であればあってはなら
ない電子線散乱体が残ってしまった黒欠陥部に荷電粒子
線を走査させながら該黒欠陥部を選択的にエッチングす
ることにより該転写パターンの修正を行うことを特徴と
する。
【0017】本発明の第2態様に係るステンシル型レチ
クルのリペア方法は、電子線散乱体によって形成された
転写パターンを有するステンシル型レチクルのリペア方
法であって;該転写パターンに生じた本来であればあっ
てはならない電子線散乱体が残ってしまった黒欠陥部
に、エッチングガスを吹き付けると共に荷電粒子線を走
査させながら該黒欠陥部を選択的にエッチングすること
により該転写パターンの修正を行うことを特徴とする。
また、上記エッチングガスがハロゲン系物質を含有する
ガスであることが好ましい。また、上記荷電粒子線がイ
オンビーム又は電子線であることが好ましい。
【0018】本発明の第3態様に係るステンシル型レチ
クルのリペア方法は、電子線散乱体によって形成された
転写パターンを有するステンシル型レチクルのリペア方
法であって;該転写パターンに生じた本来ならなければ
ならない電子線散乱体が欠損してしまった白欠陥部又は
その近傍に、材料ガスを吹き付けると共にイオンビーム
又は電子線を走査させながら該白欠陥部に選択的に成膜
することにより該転写パターンの修正を行うことを特徴
とする。
【0019】また、上記白欠陥部に成膜された成膜物
は、該成膜物に電子線を照射した際、該成膜物下面に対
して垂直方向を基準として開き角10mrad 以内に透過
又は散乱する電子量が全入射電子の3%以内という電子
散乱能を有することが好ましい。また、上記白欠陥部に
成膜された成膜物は、該成膜物に電子線を照射した際、
該成膜物下面に対して垂直方向を基準として開き角10
mrad 以内に透過又は散乱する電子量が全入射電子の
1.5%以内という電子散乱能を有することがより好ま
しい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図4は、ステンシル型レチクルパ
ターンの一例を示す概略図である。このステンシル型レ
チクルは、ある加速電圧を印加した電子線を転写光源と
した電子線縮小投影露光装置に用いられるものである。
ステンシル型レチクルは電子線散乱体パターン14及び
該パターン14を支持する支持部10により構成されて
いる。電子線散乱体パターン14は電子線散乱体のみか
ら構成されている。
【0021】このステンシル型レチクルにおいて、ライ
ンアンドスペースパターンの一部に出っ張っている部分
がある。ここは本来であれば電子線散乱体があってはな
らない部分であるので、レチクル製作後に選択的に該電
子線散乱体を取り除く必要がある。この部分を黒欠陥部
13と呼ぶ。一方、ラインアンドスペースパターンの電
子線散乱体の一部がなくなっている部分がある。ここは
本来であれば電子線散乱体がなければならない部分であ
るので、レチクル製作後に選択的に該電子線散乱体を成
膜する必要がある。この部分を白欠陥部23と呼ぶ。レ
チクル製作時にこのパターン欠陥ができないようにする
ことは現状の技術では不可能である。従って、該黒欠陥
部および白欠陥部のパターンを修正する技術の開発は必
要不可欠である。
【0022】図1は、本発明の第1の実施の形態による
ステンシル型レチクルのリペア方法を示す断面図であ
る。このリペア方法は黒欠陥部を修正する方法である。
【0023】我々は鋭意研究の結果、ビーム径を数ナノ
メータ程度にまで絞り込んだ収束イオンビーム(FI
B)を不要な電子線散乱体部に照射して局所的にミリン
グすることで黒欠陥部のパターン修正が可能なことを見
出した。この際、ビーム電流量を抑えてゆっくりミリン
グすることが好ましい。これにより、多少時間はかかる
が良好なパターン修正が可能となる。
【0024】図1に示すように、レチクル作製時に、基
板(電子線散乱体)11に黒欠陥部13が形成された場
合、荷電粒子線、例えばイオンビーム15を走査させな
がら該黒欠陥部13に選択的に照射する。このように局
所的にミリングすることにより、黒欠陥部13を修正加
工する。
【0025】上記第1の実施の形態によれば、レチクル
製作時にパターン欠陥(黒欠陥部)が生じてもその部分
を後から修正することができる。これにより、ステンシ
ル型レチクルの実用化に向け、大きな課題の一つに見通
しをつけることができた。その結果、電子線を転写光源
とした縮小投影リソグラフィーの実用化が可能となる。
【0026】尚、ビーム径を絞り込まない荷電粒子線を
照射する場合は、黒欠陥部にのみ荷電粒子線を照射する
ために黒欠陥部以外の部分のレチクルをマスクするマス
ク膜を用いることが望ましい。
【0027】図2は、本発明の第2の実施の形態による
ステンシル型レチクルのリペア方法を示す断面図であ
る。このリペア方法は黒欠陥部を修正する方法である。
【0028】電子線散乱体物質と化学反応しやすいガス
を不要な電子線散乱体部(黒欠陥部)の周辺に適当量供
給した上で同部にビーム径を極力絞り込んだ収束イオン
ビームを照射して局所的に黒欠陥部(電子線散乱体)を
エッチングすることで黒欠陥のパターン修正が可能なこ
とを見出した。このエッチング方法はガスアシストエッ
チングとも呼ばれている。収束イオンビームによるガス
アシストエッチングでは、ミリングに加えて化学反応性
エッチングも行われるため、黒欠陥部の加工速度を向上
させることができ、またエッチングされたものの再付着
も抑制できる。
【0029】また、上記収束イオンビームには通常ガリ
ウムイオンが用いられるが、その他シリコン、アルゴン
などを用いることも可能である。また、ガスアシストエ
ッチングを行うためのガスとしては、Xe2 F、CHF
3 、Cl2 、CCl4 、CHCl3 、I2 といったハロ
ゲン含有物質が好ましい。
【0030】図2に示すように、レチクル作製時に、基
板(電子線散乱体)11に黒欠陥部13が形成された場
合、荷電粒子線、例えばイオンビーム15を走査させな
がら該黒欠陥部13に選択的に照射する。この際、ガス
供給ノズル17から反応性ガス19を該黒欠陥部13及
びその近傍に吹き付ける。これにより、局所的にミリン
グして黒欠陥部13を修正加工する。なお、ステンシル
型レチクル表面には自然酸化膜(SiO2 )が形成され
ているので、イオンビーム15が照射されない部分(即
ち黒欠陥部13以外の部分)に反応性ガス19が吹付け
られても、その部分がエッチングされることはない。
【0031】上記第2の実施の形態においても第1の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0032】図3は、本発明の第3の実施の形態による
ステンシル型レチクルのリペア方法を示す断面図であ
る。このリペア方法は白欠陥部を修正する方法である。
【0033】図3に示すように、基板(電子線散乱体)
11に生じた白欠陥部(必要な電子線散乱体の欠損部)
23の近傍に、適当な流量で有機物、シリコン有機物又
は金属有機物等を気化した材料ガス21をガス供給ノズ
ル17から供給する。これと共に、該白欠陥部23に垂
直方向から入射した収束イオンビームあるいは電子ビー
ム等の荷電粒子線15を照射する。これにより、該白欠
陥部23に電子線散乱体を選択的に成膜することで白欠
陥部のパターンを修正することができる。この方法をF
IB−CVD法あるいはEB−CVD法と呼ぶ。
【0034】ビームプロファイルはやや広がりをもった
ものが好ましい。この方がステンシルパターンの横方向
への成膜が起こりやすいからである。また、荷電粒子線
15は収束イオンビームが望ましい。白欠陥部23には
ビームが斜入射するため、成膜に寄与する入射エネルギ
ーは断然、収束イオンビームの方が高いからである。ま
た、イオン種は原子量の大きいものの方がより望まし
い。電子線を斜入射させて選択的成膜をする場合は、約
50kV以上の高エネルギーでなおかつ200pA以上
の高ビーム電流量とする必要がある。このため、生産性
を考慮すると収束イオンビームを用いた方が望ましい。
【0035】一方、白欠陥部を修正したレチクルを電子
線縮小投影リソグラフィーに用いた場合、該修正した部
分に成膜された物質がレチクルの他の部分と同等の電子
散乱能を有するものであることが要求される。またその
成膜物中への電子吸収量が極力低いことが必要である。
【0036】電子線縮小投影リソグラフィーを行う場合
において、白欠陥を修正した成膜部に電子線を照射した
際、該成膜部の下面から出射する電子の散乱角が10m
rad上のものはアパーチャにて蹴られてしまうような光
学系である。従って、電子散乱部の散乱能は、全照射電
子に対する散乱角が該成膜部下面を基準として開き角1
0mrad 以内に透過又は散乱する電子の割合として考え
ることができる。このような全照射電子量に対するある
開き角内に透過、散乱する電子量比をコントラストとし
て考えることができ、所定のパターンを転写するにはこ
のコントラストが一定以上であることが必要である。高
加速電子線による縮小投影リソグラフィーシステムで
は、開き角10mrad 以内に透過する電子量が全照射電
子量の3%以下、望ましくは1.5%以下であるあこと
が要求される。
【0037】通常、リソグラフィーを行う電子線は10
0kV前後に加速して照射される。成膜物中に電子線が
吸収されるとその部分には熱が蓄積され、熱膨張によっ
てパターンサイズが変動してしまう。4GDRAMに相
当する0.10μmルール加工時においては、パターン
変動許容幅13nm以下が要求され、例えばシリコン単
結晶では温度上昇幅0.1℃以下が要求される。
【0038】以上のような制限から、白欠陥部に選択的
に成膜する成膜物としては、三次元的結合を形成できる
シリコン系、あるいはカーボン系を主成分とし、必要に
応じて適度な金属物を含有させたものが望ましい。ま
た、その成膜物は耐久性あるいは電子線照射時の安定性
を考慮すれば、結晶性かそれに極めて近い膜構造であっ
て高密度であることが要求される。例えば、シリコンを
主成分にした低密度な膜質の場合、シリコンの4結合手
がすべて結合しているわけではない。そのような状態で
大気中にしばらく放置すると、その部分に水酸基が結合
してしまい膜が酸化傾向になってしまう。そのような膜
質では電子線照射時に導電性が低下してしまい、極端な
場合、チャージアップを発生しかねない。従って、成膜
物としてはシラン化合物、あるいは炭素化合物を主骨格
としたものが好ましく、例えばシラン化合物の選択的成
膜を目的として白欠陥部周辺に供給する場合、その材料
ガスとしてオルガノシラン化合物を用いることができ
る。
【0039】具体的にはテトラメチルシラン、トリメチ
ルエチルシラン、ジメチルジエチルシランなどをあげる
ことができる。さらに、加水分解基がハロゲン原子であ
るハロシラン化合物類、加水分解基がカルボキシ基であ
るカルボキシシラン化合物類、加水分解基がケトオキシ
ム基であるケトオキシムシラン化合物類、もしくは加水
分解基がアルコキシ基であるアルコキシシラン化合物類
などを用いることができるが、好ましくはアルコキシシ
ラン化合物類がよい。
【0040】具体的な化合物としては、ジメチルジメト
キシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジエチルジメ
トキシシラン、ジエチルジエトキシシラン、フェニルメ
チルジメトキシシラン、フェニルメチルジエトキシシラ
ン、γ−クロロプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
クロロプロピルメチルジエトキシシラン、γ−メタクリ
ロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリ
ロキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−メルカプ
トプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプ
ロピルメチルジエトキシシラン、γ−アミノプロピルメ
チルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジエ
トキシシラン、メチルビニルジメトキシシラン、メチル
ビニルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメ
チルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチ
ルジエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチ
ルトリエトキシシラン、メチルトリプロポキシシラン、
メチルトリブトキシシラン、メチルトリス(2−メトキ
シエトキシ)シラン、エチルトリメトキシシラン、エチ
ルトリエトキシシラン、エチルトリプロポキシシラン、
エチルトリブトキシシラン、エチルトリス(2−メトキ
シエトキシ)シラン、プロピルトリメトキシシラン、プ
ロピルトリエトキシシラン、ブチルトリメトキシシラ
ン、ブチルトリエトキシシラン、ヘキシルトリメトキシ
シラン、ヘキシルトリエトキシシラン、ビニルトリメト
キシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス
(2−メトキシエトキシ)シラン、フェニルトリメトキ
シシラン、フェニルトリエトキシシラン、γ−クロロプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリエ
トキシシラン、3,3,3−トリフルオロプロピルトリ
メトキシシラン、3,3,3−トリフルオロプロピルト
リエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキ
シシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ
−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプト
プロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピル
トリエトキシシラン、クロロメチルトリメトキシシラ
ン、クロロメチルトリエトキシシラン、N−β−アミノ
エチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N
−β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、
(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル)トリメトキ
シシラン、(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル)
トリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘ
キシルエチル)トリメトキシシラン、β−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシルエチル)トリエトキシシラン、テ
トラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプ
ロポキシシラン、テトラブトキシシラン、1,1−ビス
(トリメトキシシリル)エタン、1,1−ビス(トリエ
トキシシリル)エタン、1,2−ビス(トリメトキシシ
リル)エタン、1,2−ビス(トリエトキシシリル)エ
タン、1,3−ビス(トリメトキシシリル)プロパン、
1,3−ビス(トリエトキシシリル)プロパン、2,2
−ビス(トリメトキシシリル)プロパン、2,2−ビス
(トリエトキシシリル)プロパン、などがあげられる。
【0041】また、炭素化合物を選択的に成膜する場合
には、ベンゼン環を主格子としたナフタレン、ビフェニ
レン、アセナフチレン、フルオレン、フェナレン、フェ
ナントレン、アントラセン、フルオランテン、アセフェ
ナントリレン、アセアントリレン、トリフェニレン、ピ
レン、クリセン、ナフタセン、プレイアデン、ピセン、
ペリレン、ペンタフェン、ペンタセンなどの縮合多環炭
化水素類やオルト縮合およびペリ縮合した多環炭化水素
類などが材料ガスとして有効である。またこれらのガス
と別配管で有機金属ガスを供給して上記シリコン類成膜
物あるいはカーボン成膜物中に適度な量の金属原子を混
合させることも可能である。
【0042】上記第3の実施の形態によれば、レチクル
製作時にパターン欠陥(白欠陥部)が生じてもその部分
を後から修正することができる。これにより、ステンシ
ル型レチクルの実用化に向け、大きな課題の一つに見通
しをつけることができた。
【0043】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。な
お、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0044】第1の実施例について説明する。まずP型
4〜6オームの8インチシリコンウエハ上に反応性イオ
ンエッチング法にてレチクルパターンを形成した。その
後、パターン位置、パターンサイズなどのパターン精
度、および不良結線、不良断線等のパターン欠陥の検査
を行った。検査はイオンビーム鏡筒と電子線鏡筒をそれ
ぞれ装備したマスク欠陥装置にて行った。パターン欠陥
についてはパターン設計図上に実際に製作したレチクル
パターンの形態像を重ね合わせることにより欠陥部の有
無を検査した。その結果、図4に示すような黒欠陥部1
3及び白欠陥部23をそれぞれ検出した。
【0045】次に、黒欠陥部からパターン修正すること
にした。黒欠陥部にガリウムイオンからなる収束イオン
ビームを30kVに加速して走査した。ビーム電流量は
50pAとした。黒欠陥部の大きさは約0.4μm×
0.4μmであり、ミリングには約15分を要した。
【0046】次に白欠陥部のパターン修正を行った。黒
欠陥部近傍にガス化させたフェナントレンを内径φ0.
5mmのノズルで供給した。フェナントレンは常温では
固体なので約50℃に加熱して蒸気圧を上げて試料上に
供給した。その後、ガリウムイオンからなる収束イオン
ビームを白欠陥部ステンシルパターン部と平行に走査さ
せることにより所望の電子線散乱体を選択的に成膜し、
白欠陥部修正することができた。なお、このときの収束
イオンビームのビーム電流量は150pAとし、ビーム
径は約φ15nmとした。
【0047】前述したレチクル作製後に行ったものと同
様の検査にて、パターン欠陥部がすべて修正されている
ことを確認した後、ステンシル型レチクルを電子線リソ
グラフィー装置にセットしてリソグラフィーを行った。
この際、電子線は100kVに加速し、ビーム電流量は
約50μAとした。リソグラフィーは4インチウエハ上
の約0.5μm厚の電子線感光化学増幅型レジストZE
P520に行った。パターン転写後に現像処理をした
後、走査型電子顕微鏡でレジスト像を形態評価した。そ
の結果、パターン修正部分は非修正部と同様、良好な転
写像を形成していた。また、測長SEMにてパターンサ
イズを計測したところ、全パターンとも設計値に対して
3σで10nmと十分に規格をクリアしていることを確
認することができた。
【0048】第2の実施例について説明する。第1の実
施例と同様に、レチクル製作後にパターン検査を行った
ところ、数ヵ所ずつの黒欠陥および白欠陥を確認した。
【0049】まず、白欠陥からパターン修正することに
した。白欠陥部近傍にテトラメチルシランを30scc
mで内径φ0.5mmのノズルにて供給した。テトラメ
チルシランはその沸点が26.5℃であるが、ノズルで
白欠陥部に供給するまでに液化しないようにノズル全体
を30℃に加熱、保温して材料ガス導入を行った。その
後、ガリウムイオンからなる収束イオンビームを白欠陥
部ステンシルパターン部と平行に走査させて、所望の電
子線散乱体を選択的に成膜することにより、白欠陥部を
修正することができた。なお、このときの収束イオンビ
ームのビーム電流量は150pAとし、ビーム径は約φ
15nmとした。
【0050】次に、黒欠陥部のパターン修正を行った。
黒欠陥部の大きさは0.4μm×0.2μm程度であ
り、収束イオンビームによる選択的加工条件は第1の実
施例と同様とした。なお、この黒欠陥部のパターン修正
には約8分を要した。
【0051】レチクルパターン修正終了後に第1の実施
例と同様に再度、パターン検査を行った。その結果、パ
ターンはすべて許容値内に修正されていることが確認で
きた。
【0052】その後、このレチクルを用いてリソグラフ
ィーを行い、転写パターン像が規格許容値内で形成でき
ていることを確認した。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子線散乱体によって形成された転写パターンに生じた白
欠陥部又は黒欠陥部を修正できるステンシル型レチクル
のリペア方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるステンシル型
レチクルのリペア方法を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態によるステンシル型
レチクルのリペア方法を示す断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態によるステンシル型
レチクルのリペア方法を示す断面図である。
【図4】ステンシル型レチクルパターンの一例を示す概
略図である。
【符号の説明】
10 支持部 11 基板 13 黒欠陥部 14 電子線散
乱体 15 荷電粒子線 17 ガス供給
ノズル 19 反応性ガス 21 材料ガス 23 白欠陥部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子線散乱体によって形成された転写パ
    ターンを有するステンシル型レチクルのリペア方法であ
    って;該転写パターンに生じた本来であればあってはな
    らない電子線散乱体が残ってしまった黒欠陥部に荷電粒
    子線を走査させながら該黒欠陥部を選択的にエッチング
    することにより該転写パターンの修正を行うことを特徴
    とするステンシル型レチクルのリペア方法。
  2. 【請求項2】 電子線散乱体によって形成された転写パ
    ターンを有するステンシル型レチクルのリペア方法であ
    って;該転写パターンに生じた本来であればあってはな
    らない電子線散乱体が残ってしまった黒欠陥部に、エッ
    チングガスを吹き付けると共に荷電粒子線を走査させな
    がら該黒欠陥部を選択的にエッチングすることにより該
    転写パターンの修正を行うことを特徴とするステンシル
    型レチクルのリペア方法。
  3. 【請求項3】 上記エッチングガスがハロゲン系物質を
    含有するガスであることを特徴とする請求項2記載のス
    テンシル型レチクルのリペア方法。
  4. 【請求項4】 上記荷電粒子線がイオンビーム又は電子
    線であることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれ
    か1項記載のステンシル型レチクルのリペア方法。
  5. 【請求項5】 電子線散乱体によって形成された転写パ
    ターンを有するステンシル型レチクルのリペア方法であ
    って;該転写パターンに生じた本来ならなければならな
    い電子線散乱体が欠損してしまった白欠陥部又はその近
    傍に、材料ガスを吹き付けると共にイオンビーム又は電
    子線を走査させながら該白欠陥部に選択的に成膜するこ
    とにより該転写パターンの修正を行うことを特徴とする
    ステンシル型レチクルのリペア方法。
  6. 【請求項6】 上記白欠陥部に成膜された成膜物は、該
    成膜物に電子線を照射した際、該成膜物下面に対して垂
    直方向を基準として開き角10mrad 以内に透過又は散
    乱する電子量が全入射電子の3%以内という電子散乱能
    を有することを特徴とする請求項5記載のステンシル型
    レチクルのリペア方法。
  7. 【請求項7】 上記白欠陥部に成膜された成膜物は、該
    成膜物に電子線を照射した際、該成膜物下面に対して垂
    直方向を基準として開き角10mrad 以内に透過又は散
    乱する電子量が全入射電子の1.5%以内という電子散
    乱能を有することを特徴とする請求項5記載のステンシ
    ル型レチクルのリペア方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004191358A (ja) * 2002-11-27 2004-07-08 Seiko Instruments Inc 複合荷電粒子ビームによる試料作製方法および装置
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