JP2000122024A - 液晶プロジェクタ - Google Patents
液晶プロジェクタInfo
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- JP2000122024A JP2000122024A JP10298017A JP29801798A JP2000122024A JP 2000122024 A JP2000122024 A JP 2000122024A JP 10298017 A JP10298017 A JP 10298017A JP 29801798 A JP29801798 A JP 29801798A JP 2000122024 A JP2000122024 A JP 2000122024A
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- crystal projector
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- projector according
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- Projection Apparatus (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 筐体内部の塵を除去する。
【解決手段】 冷却ファン4により駆動され、外部から
流入する冷却風中の塵を、フィルタ5で除去し、この冷
却風を四角穴6と、整風フィン1を経由して、誘導フィ
ン1aにより液晶ライトバルブ3方向に誘導して、3つ
の液晶ライトバルブ3及びプリズム8等を冷却する。こ
の時、整風フィン1に粘性部材を取り付けて冷却風中の
塵を、該粘性部材に付着させることにより冷却風中の塵
の数を低減するようした。。
流入する冷却風中の塵を、フィルタ5で除去し、この冷
却風を四角穴6と、整風フィン1を経由して、誘導フィ
ン1aにより液晶ライトバルブ3方向に誘導して、3つ
の液晶ライトバルブ3及びプリズム8等を冷却する。こ
の時、整風フィン1に粘性部材を取り付けて冷却風中の
塵を、該粘性部材に付着させることにより冷却風中の塵
の数を低減するようした。。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強制空冷の冷却風
中の塵等を除去する機能を備えた液晶プロジェクタに関
する。
中の塵等を除去する機能を備えた液晶プロジェクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶プロジェクタは、液晶板と、
その前後に設置した偏光板等で構成される液晶ライトバ
ルブを、R、G、B光軸毎に垂設していて、この液晶ラ
イトバルブは光源光を分光することにより得られた放射
強度が大きいR、G、B光ビームを映像信号に応じて変
調しR、G、B映像を得るように動作し、後段に設置し
たプリズムで各映像を合成した後、投射レンズによりス
クリーンに拡大したカラー映像を投影する。
その前後に設置した偏光板等で構成される液晶ライトバ
ルブを、R、G、B光軸毎に垂設していて、この液晶ラ
イトバルブは光源光を分光することにより得られた放射
強度が大きいR、G、B光ビームを映像信号に応じて変
調しR、G、B映像を得るように動作し、後段に設置し
たプリズムで各映像を合成した後、投射レンズによりス
クリーンに拡大したカラー映像を投影する。
【0003】上記液晶ライトバルブは放射強度が大きい
光ビームを映像信号に応じて変調する場合、液晶のスイ
ッチ作用により透過光と、遮断光とを生成する。また、
前記偏光板においても偏光方向に平行な成分以外の光成
分が遮断される。液晶板及び偏光板における前記遮断光
は熱に変換し、その結果、動作中に液晶ライトバルブは
高温度となる。この高温度は液晶ライトバルブ等の寿命
を縮める要因であり、液晶ライトバルブ等は所要の温度
以下に冷却される必要がある。
光ビームを映像信号に応じて変調する場合、液晶のスイ
ッチ作用により透過光と、遮断光とを生成する。また、
前記偏光板においても偏光方向に平行な成分以外の光成
分が遮断される。液晶板及び偏光板における前記遮断光
は熱に変換し、その結果、動作中に液晶ライトバルブは
高温度となる。この高温度は液晶ライトバルブ等の寿命
を縮める要因であり、液晶ライトバルブ等は所要の温度
以下に冷却される必要がある。
【0004】従来、液晶プロジェクタでは、液晶ライト
バルブ等を冷却するため、ファンにより外気を導入する
強制空冷が行われている。その際、フィルタを経由して
外部環境からの塵を除いた冷却風を生成し、冷却に用い
ている。
バルブ等を冷却するため、ファンにより外気を導入する
強制空冷が行われている。その際、フィルタを経由して
外部環境からの塵を除いた冷却風を生成し、冷却に用い
ている。
【0005】外気に含まれる実際の塵の大きさはミリオ
ーダからミクロンオーダまで様々のものが存在するが、
特に、数十ミクロン程度の塵が問題となる。即ち、現在
の液晶ライトバルブの画素の大きさは、例えば、一辺2
0乃至30ミクロン程度の正方形等、が一般的である。
従って、数十ミクロン程度の塵は画素とほぼ同じ大きさ
に相当し、画素を覆い隠すように作用する。この大きさ
より小さい塵は画像に対する影響が比較的に小さいし、
これ以上の大きさの塵はフィルタにより簡易に除去でき
る。
ーダからミクロンオーダまで様々のものが存在するが、
特に、数十ミクロン程度の塵が問題となる。即ち、現在
の液晶ライトバルブの画素の大きさは、例えば、一辺2
0乃至30ミクロン程度の正方形等、が一般的である。
従って、数十ミクロン程度の塵は画素とほぼ同じ大きさ
に相当し、画素を覆い隠すように作用する。この大きさ
より小さい塵は画像に対する影響が比較的に小さいし、
これ以上の大きさの塵はフィルタにより簡易に除去でき
る。
【0006】ところで、冷却風量と、フィルタの目の細
かさには、相反関係がある。即ち、数十ミクロン程度の
塵を十分に除去するために、フィルタの目を細かくすれ
ば、フィルタを通過する風量、つまり冷却風量は減少す
る。一方、液晶ライトバルブ等を十分に冷却するために
必要な冷却風量を確保することも設計上無視できない。
現在、液晶プロジェクタは小型でしかも高精細のものが
市場から要請されている。表示モードはXGA(eXtend
ed Graphics Array )以上が求められるとともに、液晶
板の寸法は、例えば、1インチクラスが求められるの
で、1つの画素は微細なものとなる。従って、フィルタ
を使用する方法と併用して、数十ミクロン程度の塵を、
また将来はさらに微細な塵を除去する方法が求められる
ことになる。
かさには、相反関係がある。即ち、数十ミクロン程度の
塵を十分に除去するために、フィルタの目を細かくすれ
ば、フィルタを通過する風量、つまり冷却風量は減少す
る。一方、液晶ライトバルブ等を十分に冷却するために
必要な冷却風量を確保することも設計上無視できない。
現在、液晶プロジェクタは小型でしかも高精細のものが
市場から要請されている。表示モードはXGA(eXtend
ed Graphics Array )以上が求められるとともに、液晶
板の寸法は、例えば、1インチクラスが求められるの
で、1つの画素は微細なものとなる。従って、フィルタ
を使用する方法と併用して、数十ミクロン程度の塵を、
また将来はさらに微細な塵を除去する方法が求められる
ことになる。
【0007】要約すると、フィルタの目を抜けて冷却風
とともに液晶プロジェクタの内部に侵入し、液晶板上な
どに付着した塵が原因となって、塵の大きな影が映像と
一緒にスクリーンに投影される状況が発生する問題、所
謂、液晶プロジェクタの塵による画像品質の低下問題が
起こっている。
とともに液晶プロジェクタの内部に侵入し、液晶板上な
どに付着した塵が原因となって、塵の大きな影が映像と
一緒にスクリーンに投影される状況が発生する問題、所
謂、液晶プロジェクタの塵による画像品質の低下問題が
起こっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、筐体内部の塵を除去する機能を備
えた液晶プロジェクタを提供することを目的とする。
鑑みなされたもので、筐体内部の塵を除去する機能を備
えた液晶プロジェクタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ファンにより駆動される冷却風中の塵をフィルタで
除去し、この冷却風を整風フィンにより所要方向に誘導
して冷却する液晶プロジェクタにおいて、前記整風フィ
ンに粘性部材を取り付けて冷却風中の塵を該粘性部材に
付着させることにより冷却風中の塵の数を低減するよう
に構成した。
に、ファンにより駆動される冷却風中の塵をフィルタで
除去し、この冷却風を整風フィンにより所要方向に誘導
して冷却する液晶プロジェクタにおいて、前記整風フィ
ンに粘性部材を取り付けて冷却風中の塵を該粘性部材に
付着させることにより冷却風中の塵の数を低減するよう
に構成した。
【0010】また、上記粘性部材を、粘性が比較的大き
く沸点が高い物質で構成した。
く沸点が高い物質で構成した。
【0011】また、上記粘性部材を、シリコングリスで
構成した。
構成した。
【0012】また、上記ファン、フィルタ及び整風フィ
ンを液晶プロジェクタの筐体から簡易に着脱できるよう
に構成した。
ンを液晶プロジェクタの筐体から簡易に着脱できるよう
に構成した。
【0013】また、上記ファン、フィルタ及び整風フィ
ンをネジ止めにより、液晶プロジェクタの筐体に取り付
けるように構成した。
ンをネジ止めにより、液晶プロジェクタの筐体に取り付
けるように構成した。
【0014】また、上記整風フィンを、板金からほぼ四
角形の複数のフィンをきり起こすことにより、ベース
と、誘導フィンと、流入フィンとを成形するように構成
した。
角形の複数のフィンをきり起こすことにより、ベース
と、誘導フィンと、流入フィンとを成形するように構成
した。
【0015】また、上記整風フィンを、複数の凸条を設
けた誘導フィンと、流入フィンで構成した。
けた誘導フィンと、流入フィンで構成した。
【0016】また、上記誘導フィンを、先端よりほぼ四
角形の切り欠きを設けるように構成した。
角形の切り欠きを設けるように構成した。
【0017】また、上記ファンを、駆動モータ部と、モ
ータ駆動軸に着脱する羽根部とで構成し、羽根部に粘性
部材を塗布するように構成した。
ータ駆動軸に着脱する羽根部とで構成し、羽根部に粘性
部材を塗布するように構成した。
【0018】また、上記羽根部を、ネジを有するキャッ
プで駆動軸に簡易に着脱できるように取り付ける構成と
した。
プで駆動軸に簡易に着脱できるように取り付ける構成と
した。
【0019】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、以下
に本発明による液晶プロジェクタについて、図を用いて
詳細に説明する。図1は、本発明による液晶プロジェク
タの1実施例の要部組立て縦断面図である。液晶プロジ
ェクタの筐体2内部の光軸上の所要位置に設けたプリズ
ム8の3面に平行して、R、G、B用に3つの液晶ライ
トバルブ3が設置されるとともに、相応する筐体2外部
に整風フィン1、冷却ファン4、フィルタ押え5a、フ
ィルタ5、及びフィルタカバー5bを順に設置し、一
方、前記液晶ライトバルブ3の側面に近い筐体2の相応
位置に3つの四角穴6を設け、この四角穴6に前記整風
フィン1の誘導フィン1aを挿通するように組立てる構
成である。
に本発明による液晶プロジェクタについて、図を用いて
詳細に説明する。図1は、本発明による液晶プロジェク
タの1実施例の要部組立て縦断面図である。液晶プロジ
ェクタの筐体2内部の光軸上の所要位置に設けたプリズ
ム8の3面に平行して、R、G、B用に3つの液晶ライ
トバルブ3が設置されるとともに、相応する筐体2外部
に整風フィン1、冷却ファン4、フィルタ押え5a、フ
ィルタ5、及びフィルタカバー5bを順に設置し、一
方、前記液晶ライトバルブ3の側面に近い筐体2の相応
位置に3つの四角穴6を設け、この四角穴6に前記整風
フィン1の誘導フィン1aを挿通するように組立てる構
成である。
【0020】本発明による液晶プロジェクタの動作概要
を図1に従い説明する。冷却ファン4により駆動され、
外部から流入する冷却風中の塵を、フィルタ5で除去
し、この冷却風を四角穴6と、整風フィン1を経由し
て、誘導フィン1aにより液晶ライトバルブ3方向に誘
導して、3つの液晶ライトバルブ3及びプリズム8等を
冷却する。この時、整風フィン1に粘性部材を取り付け
て冷却風中の塵を、該粘性部材に付着させることにより
冷却風中の塵の数を低減するようした。
を図1に従い説明する。冷却ファン4により駆動され、
外部から流入する冷却風中の塵を、フィルタ5で除去
し、この冷却風を四角穴6と、整風フィン1を経由し
て、誘導フィン1aにより液晶ライトバルブ3方向に誘
導して、3つの液晶ライトバルブ3及びプリズム8等を
冷却する。この時、整風フィン1に粘性部材を取り付け
て冷却風中の塵を、該粘性部材に付着させることにより
冷却風中の塵の数を低減するようした。
【0021】また、上記粘性部材を、粘性が比較的大き
く沸点が高い物質で構成することにより、長期間にわた
り乾かずに「ベトベト」した状態を維持できるので、塵
を継続して付着できる。粘性部材として、例えば、シリ
コングリスを整風フィン1に塗布することにより、塗り
替えなどのメンテナンスがほとんど不要で冷却風中の塵
の数を長期間低減できる。
く沸点が高い物質で構成することにより、長期間にわた
り乾かずに「ベトベト」した状態を維持できるので、塵
を継続して付着できる。粘性部材として、例えば、シリ
コングリスを整風フィン1に塗布することにより、塗り
替えなどのメンテナンスがほとんど不要で冷却風中の塵
の数を長期間低減できる。
【0022】ただし、図1の要部組立て縦断面図に示し
たように、清掃等に備えて、冷却ファン4、フィルタ5
及び整風フィン1を液晶プロジェクタの筐体2から簡易
に着脱できるにしておく。例えば、整風フィン1をネジ
7aで筐体2に、また、冷却ファン4ネジ7bで筐体2
に、さらに、フィルタ5をネジ7cで筐体2に夫々取り
付ける構造であると、取り外しも簡易にできて清掃が容
易である等の利点がある。また、万が一故障等の事態に
も簡易に取り外しができる。
たように、清掃等に備えて、冷却ファン4、フィルタ5
及び整風フィン1を液晶プロジェクタの筐体2から簡易
に着脱できるにしておく。例えば、整風フィン1をネジ
7aで筐体2に、また、冷却ファン4ネジ7bで筐体2
に、さらに、フィルタ5をネジ7cで筐体2に夫々取り
付ける構造であると、取り外しも簡易にできて清掃が容
易である等の利点がある。また、万が一故障等の事態に
も簡易に取り外しができる。
【0023】図2は、本発明による液晶プロジェクタの
整風フィンの1実施例を示す模式図であり、全体の模式
図(イ)と、別の実施例を説明する部分拡大模式図
(ロ)である。図2(イ)に示したように、整風フィン
1を、板金から四角形の複数の部分をきり起こすことに
より、ベース1eと、各3枚の誘導フィン1a及び流入
フィン1bを形成している。きり起こし曲げ加工で形成
できるので、簡易に廉価に作成できる。尚、1cはベー
ス1eに設けた取付け穴である。
整風フィンの1実施例を示す模式図であり、全体の模式
図(イ)と、別の実施例を説明する部分拡大模式図
(ロ)である。図2(イ)に示したように、整風フィン
1を、板金から四角形の複数の部分をきり起こすことに
より、ベース1eと、各3枚の誘導フィン1a及び流入
フィン1bを形成している。きり起こし曲げ加工で形成
できるので、簡易に廉価に作成できる。尚、1cはベー
ス1eに設けた取付け穴である。
【0024】また、図2(ロ)に示したように、整風フ
ィン1を複数の、例えば、横断面が二等辺三角形等をな
す、凸条を設けた誘導フィン1a及び流入フィン1bで
構成することにより、容易に同一寸法で表面積を2倍程
度に増加できるので、塗布した粘性部材により多くの冷
却風中の塵を付着させることができる。また、誘導フィ
ン1aの先端よりほぼ四角形の切り欠きを設けるようす
れば、同切り欠きで液晶ライトバルブ3を挟持できるの
で、冷却風を容易に誘導できる。その上、液晶ライトバ
ルブ3をより一層冷却ファン4に接近して設置できるの
で、装置の小型化に寄与できる。
ィン1を複数の、例えば、横断面が二等辺三角形等をな
す、凸条を設けた誘導フィン1a及び流入フィン1bで
構成することにより、容易に同一寸法で表面積を2倍程
度に増加できるので、塗布した粘性部材により多くの冷
却風中の塵を付着させることができる。また、誘導フィ
ン1aの先端よりほぼ四角形の切り欠きを設けるようす
れば、同切り欠きで液晶ライトバルブ3を挟持できるの
で、冷却風を容易に誘導できる。その上、液晶ライトバ
ルブ3をより一層冷却ファン4に接近して設置できるの
で、装置の小型化に寄与できる。
【0025】図3は、本発明による液晶プロジェクタの
冷却ファンの1実施例を示す組立て模式図である。冷却
ファン4を、駆動モータ部4aと、モータ駆動軸4cに
着脱する羽根部4bとで構成し、羽根部4bにシリコン
グリス等を塗布することにより、羽根部4bにおいても
冷却風中の塵を付着させることができる。
冷却ファンの1実施例を示す組立て模式図である。冷却
ファン4を、駆動モータ部4aと、モータ駆動軸4cに
着脱する羽根部4bとで構成し、羽根部4bにシリコン
グリス等を塗布することにより、羽根部4bにおいても
冷却風中の塵を付着させることができる。
【0026】また、図3に示すように、羽根部4bを、
ネジを有するキャップ4dでモータ駆動軸4cに簡易に
着脱できるように取り付ける構成とし、簡易に清掃でき
るようにした。
ネジを有するキャップ4dでモータ駆動軸4cに簡易に
着脱できるように取り付ける構成とし、簡易に清掃でき
るようにした。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は筐体内部
の塵を除去する機能を備えた液晶プロジェクタを提供す
る。従って、フィルタの目を抜けて冷却風とともに液晶
プロジェクタの内部に侵入し、液晶板上などに付着した
塵が原因となって、塵の大きな影が映像と一緒にスクリ
ーンに投影される状況が発生する問題、所謂、液晶プロ
ジェクタの塵による画像品質の低下問題を低減できるメ
リットがある。さらに、整風フィンにシリコングリスを
塗布するだけで低廉に実現できる。
の塵を除去する機能を備えた液晶プロジェクタを提供す
る。従って、フィルタの目を抜けて冷却風とともに液晶
プロジェクタの内部に侵入し、液晶板上などに付着した
塵が原因となって、塵の大きな影が映像と一緒にスクリ
ーンに投影される状況が発生する問題、所謂、液晶プロ
ジェクタの塵による画像品質の低下問題を低減できるメ
リットがある。さらに、整風フィンにシリコングリスを
塗布するだけで低廉に実現できる。
【0028】また、冷却風量を十分にできるので、液晶
ライトバルブの寿命を延長できるメリットがある。
ライトバルブの寿命を延長できるメリットがある。
【図1】本発明による液晶プロジェクタの1実施例の要
部組立て縦断面図である。
部組立て縦断面図である。
【図2】本発明による液晶プロジェクタの整風フィンの
1実施例を示す模式図であり、全体の模式図(イ)と、
別の実施例を説明する部分拡大模式図(ロ)である。
1実施例を示す模式図であり、全体の模式図(イ)と、
別の実施例を説明する部分拡大模式図(ロ)である。
【図3】本発明による液晶プロジェクタの冷却ファンの
1実施例を示す組立て模式図である。
1実施例を示す組立て模式図である。
1 整風フィン 1a 誘導フィン 1b 流入フィン 1c 取付け穴 1e ベース 2 筐体 3 液晶ライトバルブ 4 冷却ファン 4a 駆動モータ部 4b 羽根部 4c モータ駆動軸 4d キャップ 5 フィルタ 5a フィルタ押え 5b フィルタカバー 6 四角穴 7a、7b、7c ネジ 8 プリズム
Claims (10)
- 【請求項1】 ファンにより駆動される冷却風中の塵を
フィルタで除去し、この冷却風を整風フィンにより所要
方向に誘導して冷却する液晶プロジェクタにおいて、 前記整風フィンに粘性部材を取り付けて冷却風中の塵を
該粘性部材に付着させることにより冷却風中の塵の数を
低減するように構成した液晶プロジェクタ。 - 【請求項2】 上記粘性部材を、粘性が比較的大きく沸
点が高い物質で構成することを特徴とした請求項1記載
の液晶プロジェクタ。 - 【請求項3】 上記粘性部材を、シリコングリスとする
請求項1記載の液晶プロジェクタ。 - 【請求項4】 上記ファン、フィルタ及び整風フィンを
液晶プロジェクタの筐体から簡易に着脱できるように構
成したことを特徴とする請求項1記載の液晶プロジェク
タ。 - 【請求項5】 上記ファン、フィルタ及び整風フィンを
ネジ止めにより、液晶プロジェクタの筐体に取り付ける
ように構成した請求項4記載の液晶プロジェクタ。 - 【請求項6】 上記整風フィンを、板金からほぼ四角形
の複数のフィンをきり起こすことにより、ベースと、誘
導フィンと、流入フィンとを成形することを特徴とした
請求項1記載の液晶プロジェクタ。 - 【請求項7】 上記整風フィンを、複数の凸条を設けた
誘導フィンと、流入フィンで構成することを特徴とした
請求項6記載の液晶プロジェクタ。 - 【請求項8】 上記誘導フィンを、先端よりほぼ四角形
の切り欠きを設けたことを特徴とする請求項6記載の液
晶プロジェクタ。 - 【請求項9】 上記ファンを、駆動モータ部と、モータ
駆動軸に着脱する羽根部とで構成し、羽根部に粘性部材
を塗布することを特徴とした請求項1記載の液晶プロジ
ェクタ。 - 【請求項10】 上記羽根部を、ネジを有するキャップ
で駆動軸に簡易に着脱できるように取り付ける構成とす
ることを特徴とした請求項9記載の液晶プロジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10298017A JP2000122024A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | 液晶プロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10298017A JP2000122024A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | 液晶プロジェクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000122024A true JP2000122024A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17854052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10298017A Pending JP2000122024A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | 液晶プロジェクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000122024A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003241315A (ja) * | 2002-02-21 | 2003-08-27 | Sony Corp | 投射型表示装置 |
JP2007502439A (ja) * | 2003-08-14 | 2007-02-08 | クリスティ デジタル システムズ インコーポレイテッド | シールされた光弁を有する投影機 |
JP2007212568A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Canon Inc | 投射型画像表示装置 |
JP2010175694A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Mitsubishi Electric Corp | 投写型表示装置 |
CN103048860A (zh) * | 2012-12-21 | 2013-04-17 | 苏州佳世达光电有限公司 | 散热模组及具有该散热模组的投影机 |
-
1998
- 1998-10-20 JP JP10298017A patent/JP2000122024A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003241315A (ja) * | 2002-02-21 | 2003-08-27 | Sony Corp | 投射型表示装置 |
JP2007502439A (ja) * | 2003-08-14 | 2007-02-08 | クリスティ デジタル システムズ インコーポレイテッド | シールされた光弁を有する投影機 |
JP2007212568A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Canon Inc | 投射型画像表示装置 |
US8205993B2 (en) | 2006-02-07 | 2012-06-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Projection-type image displaying apparatus |
JP2010175694A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Mitsubishi Electric Corp | 投写型表示装置 |
CN103048860A (zh) * | 2012-12-21 | 2013-04-17 | 苏州佳世达光电有限公司 | 散热模组及具有该散热模组的投影机 |
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