JP2000121762A - 時刻表示装置 - Google Patents

時刻表示装置

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JP2000121762A
JP2000121762A JP10298490A JP29849098A JP2000121762A JP 2000121762 A JP2000121762 A JP 2000121762A JP 10298490 A JP10298490 A JP 10298490A JP 29849098 A JP29849098 A JP 29849098A JP 2000121762 A JP2000121762 A JP 2000121762A
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JP10298490A
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Nobuaki Fujisawa
伸晃 藤沢
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】待機状態における商用電源の消費電力を0近傍
とする。 【課題解決手段】時刻を計時する時計部4と、時計部4
が計時した時刻を表示する時刻表示部3と、音声を検出
したときには表示信号21を送出する音声認識回路6
と、商用電源の供給を受けることなく、時計部4と音声
認識回路6とに直流出力を供給する二次電池13とを備
え、音声認識回路6から表示信号21が送出されたとき
には、予め設定された期間だけ、時刻表示部3に時刻を
表示させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカセットデ
ッキ、等の電子機器に設けられた時刻表示装置に係り、
より詳細には、音声が入力されたとき、所定時間だけ時
刻を表示することにより、時刻を表示しない期間では、
商用電源の消費電力を0近傍とした時刻表示装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオカセットデッキ等に設けられた時
刻表示装置は、動作開始の指示を待つ待機状態において
も、時刻表示を行うことにより、時計としての機能を果
たす構成となっている。一方、時刻表示装置は、時刻を
計時するカウンタと、カウンタにより計時された時刻を
表示する表示器とから構成されており、カウンタは、微
少電力によって動作可能となっている。しかし、表示器
に蛍光表示管を用いた場合、この表示器は数10mAの
電流を消費する。従って、電池から供給される電力でも
って表示器を動作させることは困難となる。このため、
待機状態となるときにも、商用電源を入力とするスイッ
チング電源から供給される直流出力により、時刻表示装
置を動作させている(第1の従来技術とする)。
【0003】一方、時刻表示装置は、計時する時刻の修
正を必要とする。また、予め設定された時刻となったと
き、所定動作を開始させるタイマでは、時刻の設定を必
要とする。このような時刻の修正やタイマの時刻設定
を、音声認識回路を用いて行う従来技術が、特開平9−
257969号(第2の従来技術とする)、および特開
昭62−278437号(第3の従来技術とする)とし
て提案されている。
【0004】すなわち、第2の従来技術では、音声およ
び発信音から構成される時刻案内から、発信音のタイミ
ングを検出している。また、検出したタイミングに基づ
いて、音声を構成する各単語毎の時間的位置を特定して
いる。また、特定した時間位置をもととして、音声信号
の音声認識を行うことにより、時刻を示すデータを得て
いる。そして、得られた時刻のデータと、発信音のタイ
ミングとから、計時する時刻の修正を行っている。
【0005】また、第3の従来技術では、マイクに、音
声でもって、タイマに設定する時刻を入力すると、マイ
クに入力された音声から、音声認識により、時刻を示す
データの取り出しを行っている。そして、取り出した時
刻を示すデータを用いて、タイマに時刻を設定してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記技
術を用いた場合では以下に示す問題を生じていた。すな
わち、第1の従来技術は、待機状態においても、商用電
源を入力とするスイッチング電源を用いて、時刻表示装
置に直流出力を供給する構成となっている。従って、微
少電力時の効率が改善されたスイッチング電源を用いる
場合であっても、待機状態において消費される商用電源
の電力値は、無視することのできない値となっていた。
【0007】また、第2の従来技術は、時刻の修正の自
動化を行う技術となっており、第3の従来技術は、タイ
マの時刻設定を容易にする技術となっている。従って、
これらの技術を用いた場合でも、待機状態における商用
電源の消費電力を減少させることは困難となっていた。
【0008】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、請求項1記載の発明の目的は、待機状
態における時刻表示を停止させると共に、商用電源が不
要な補助電源部を用いて、動作の保持を必要とするブロ
ックのバックアップを行い、音声を検出したときにの
み、所定期間だけ時刻表示を行うことにより、待機状態
における商用電源の消費電力を0近傍とすることのでき
る時刻表示装置を提供することにある。
【0009】また請求項2記載の発明の目的は、上記目
的に加え、時刻を表示させるときにのみ、商用電源を入
力とする電源を動作させることにより、消費電力の大き
い表示器を用いたときにも、バックアップ用の補助電源
部から出力される電力の増加を抑制することのできる時
刻表示装置を提供することにある。
【0010】また請求項3記載の発明の目的は、上記目
的に加え、予め設定された音声を音声認識回路が認識し
たとき時刻表示を行うことにより、時刻表示が誤って行
われることを防止することのできる時刻表示装置を提供
することにある。
【0011】また請求項4記載の発明の目的は、上記目
的に加え、予め入力されたユーザの声を音声分析したデ
ータに基づいて音声認識を行うことにより、音声認識の
精度を高めることのできる時刻表示装置を提供すること
にある。
【0012】また請求項5記載の発明の目的は、上記目
的に加え、バックアップ用の補助電源部を二次電池とす
ることにより、補助電源部の保守を簡単化することので
きる時刻表示装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明に係る時刻表示装置は、時刻を計時
する時計部と、時計部が計時した時刻を表示する時刻表
示部と、音声を検出したときには表示信号を送出する音
声検出部と、商用電源の供給を受けることなく、時計部
と音声検出部とに直流出力を供給する補助電源部とを備
え、音声検出部から前記表示信号が送出されたときに
は、予め設定された期間だけ、時刻表示部に時刻を表示
させる構成としている。すなわち、待機状態では、時刻
表示部は時刻表示を行わないので、時刻表示部の消費電
力は0である。また、バックアップを必要とする時計部
と音声検出部とには、補助電源部から直流出力が供給さ
れる。従って、待機状態においては、商用電源から直流
出力を生成する電源部の動作を停止させることが可能と
なるので、消費する商用電源の電力量は0近傍となる。
【0014】また請求項2記載の発明に係る時刻表示装
置は、上記構成に加え、商用電源を一次側入力とし、時
刻表示部に直流出力を供給する主電源部を備え、時刻表
示部に時刻を表示させるときには前記主電源部を動作さ
せ、時刻表示部に時刻を表示させないときには前記主電
源部の動作を停止させる構成としている。すなわち、時
刻を表示するときの時刻表示部には、商用電源を一次側
入力とする主電源部からの直流出力が供給される。従っ
て、時刻表示部は、補助電源部から供給される電力を消
費しない。
【0015】また請求項3記載の発明に係る時刻表示装
置は、上記構成に加え、音声検出部を、予め設定された
音声を認識したとき、前記表示信号を送出する音声認識
回路としている。すなわち、時刻表示は、予め設定され
た音声が発せられたときにのみ行われ、設定外の音声が
発せられたときや物音が生じたときでは、時刻表示は行
われない。
【0016】また請求項4記載の発明に係る時刻表示装
置は、上記構成に加え、前記音声認識回路は、予め入力
されたユーザの音声を音声分析したデータに基づいて音
声の認識を行う構成としている。すなわち、時刻表示を
指示するときの音声はユーザの音声である。従って、音
声認識において参照されるデータと、音声認識の対象と
なるデータとは、共に、同一人が発した音声に基づくデ
ータとなる。
【0017】また請求項5記載の発明に係る時刻表示装
置は、上記構成に加え、前記補助電源部を二次電池とし
ている。従って電池の交換が不要となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る時刻
表示装置の一実施形態の電気的構成を示すブロック線図
であり、ビデオカセットデッキに設けられた時刻表示装
置を示している。
【0019】図において、主電源部2は、電源プラグ1
を介して導かれた商用電源を一次側入力として、複数種
の直流出力を生成し、送出するスイッチング電源回路と
なっている。詳細には、時刻表示部3には、例えば、1
2Vの直流出力を送出する。また、電源切換部10と充
電部11とには5Vの直流出力を送出する。また、その
他の電圧の直流出力(図示を省略)を送出する。
【0020】充電部11は、制御部7から充電の指示が
送出されるとき、二次電池13の充分を行うブロックと
なっている。また、二次電池13は、商用電源の供給を
受けることなく、時計部4、音声認識回路6、制御部
7、指示入力部8、メモリ9、および、スイッチ駆動部
14に直流出力を供給する補助電源部となっている。詳
細には、ニッケルカドミウム電池によって構成されてお
り、出力電圧は約5Vとなっている(その他の二次電池
を用いた構成とすることも可能である)。
【0021】電源切換部10は、主電源部2から5Vが
供給されるときには、主電源部2から供給される5Vを
出力し、主電源部2から5Vが供給されないときには、
二次電池13より供給される5Vを出力するブロックと
なっている。また、電圧検出部12は、二次電池13の
出力電圧の検出を行うブロックとなっており、二次電池
13の出力電圧が低下したときには、電圧低下信号を制
御部7に送出する。
【0022】時計部4は、ロジック回路により構成され
たカウンタ回路となっていて、微少電力でもって時刻の
計時を行う。時刻表示部3は、制御部7から表示の指示
があったときには、時計部4が計時した時刻の表示を行
うブロックとなっており、主要部となる表示素子には蛍
光表示器が用いられている。このため、時刻表示を行う
ときの消費電流は数10mAとなっていて、大きな電力
を消費する。
【0023】音声認識回路6は、音声を検出したときに
は表示信号21を送出する音声検出部となっている。詳
細には、マイク5から送出される音声信号を分析する音
声分析回路、音素データを記憶したメモリ、音声信号の
分析結果と音素データとに基づいて、音声信号が示す音
声を判定する判定回路、等により構成されている。そし
て、認識した音声が、予め設定された音声に一致すると
き、表示信号21を送出する。なお、本実施形態では、
音声認識の精度を高めるため、ユーザの音声信号を音声
分析することにより得られた音素データを内部のメモリ
に記憶させ、この記憶した音素データに基づいて判定を
行う構成となっている。
【0024】スイッチ駆動部14は、制御部7からの指
示に従って、商用電源の経路に挿入されたスイッチ15
の開閉を行うブロックとなっている。また、メモリ9
は、停電時にもデータの保持が可能なメモリとなってお
り、ビデオカセットデッキとして要求される各種のデー
タ(受信するチャンネルのデータ等)を記憶する。
【0025】制御部7は、マイクロコンピュータにより
構成されたブロックとなっていて、ビデオカセットデッ
キとしての主要動作を制御する。また、待機状態におい
て、音声認識回路6から表示信号21が送出されたとき
には、スイッチ駆動部14を介して、スイッチ15の接
続を閉じる。また、所定期間(例えば10秒間)だけ時
刻表示を行うため、時刻表示部3に時刻表示の指示を送
出する。また、指示入力部8は、操作パネル等に設けら
れたスイッチ、および、リモートコントローラからの信
号を受信する受信回路等からなるブロックとなってい
て、外部からの指示の受け付けを行う。
【0026】上記構成からなる実施形態の動作を説明す
る。
【0027】先ず、時刻表示を行わせるときの音声を設
定するため、指示入力部8に設けられた設定用のキース
イッチを操作すると共に、マイク5に向かって、設定し
ようとする音声を入力する。このときの音声は、通常の
会話では使用されない音声の組み合わせとする。例え
ば、『5532』等のような、4桁の数字を示す音声
(以下では、設定音声と称する)等とすることが望まし
い。この設定音声をマイク5に向かって発音すると、マ
イク5から出力された音声信号は音声分析される。そし
て、音声分析されたデータは、音素を示すデータとし
て、音声認識回路6の内部メモリに記憶される。以上の
動作により、初期設定の動作が終了する。
【0028】いま、ビデオカセットデッキとしての動作
(例えば再生動作)が終了し、次いで、指示入力部8に
設けられた電源キーが操作されたとする。電源キーが操
作されると、制御部7は、待機状態とするため、時刻表
示部3の動作を停止させる。また、スイッチ駆動部14
を介して、スイッチ15の接続を開く。その結果、主電
源部2は動作を停止するので、電源切換部10は、二次
電池13から送出される直流出力を、時計部4、音声認
識回路6、制御部7、指示入力部8、メモリ9、および
スイッチ駆動部14に供給する。従って、待機状態にお
ける商用電源の消費電力は0となる。
【0029】上記した待機状態において、時刻を表示さ
せるため、ユーザが、『5532』と、4桁の数字を示
す設定音声を発音すると、ユーザの音声はマイク5によ
って検出され、『5532』を示す音声信号が音声認識
回路6に送出される。音声認識回路6は、マイク5から
送出された音声信号の音声分析を行うと共に、分析結果
と音素データとの照合を行う。そして、照合により、音
声信号が、『5532』を示す信号であると判明したと
き、音声認識回路6は、制御部7に表示信号21を送出
する。
【0030】制御部7は、表示信号21が与えられる
と、スイッチ15の接続を閉じ、主電源部2を動作させ
る。このため、時刻表示部3には、12Vの直流出力が
供給される。また、電源切換部10からは、主電源部2
が送出する5Vが出力される。次いで、制御部7は、時
刻表示部3に時刻表示の指示を送出する。その結果、時
刻表示部3は、時計部4が計時していた時刻を表示す
る。
【0031】そして、所定期間(例えば10数秒等)が
経過すると、制御部7は、時刻表示部3に動作停止の指
示を与える。また、スイッチ15の接続を開く。このた
め、以後では、上記した待機状態と同一の状態が再開さ
れ、商用電源の消費電力が0となる。
【0032】一方、待機状態にあるとき、周囲で会話が
行われたことから、この会話がマイク5によって検出さ
れたとする。このときにも、音声認識回路6は、マイク
5から送出された音声信号の音声分析を行うと共に、分
析結果と音素データとの照合を行う。しかし、このとき
では、マイク5からの音声信号は、設定音声の『553
2』とは異なる音声であると判定される。従って、音声
認識回路6は、制御部7に表示信号21を送出しない。
つまり、時刻表示を指示するための音声である『553
2』とは異なる音声がマイク5によって検出された場合
では、時刻を表示する動作が開始されない。
【0033】なお、待機状態が、例えば、1月間、等の
ような長期に渡ったため、二次電池13からの放電量が
多くなり、二次電池13の出力電圧が低下すると、電圧
検出部12は、電圧低下信号を制御部7に送出する。こ
のため、制御部7は、電圧検出部12から電圧低下信号
が送出されると、スイッチ15の接続を閉じ、主電源部
2を動作させる。また、充電部11に動作開始の指示を
与え、二次電池13の充電動作を開始させる。そして、
二次電池13の充電が完了したときには、スイッチ15
の接続を開き、待機状態に復帰させる。
【0034】以上説明したように、時刻表示部3には、
主電源部2からの直流出力を供給する構成となってい
る。従って、時刻表示部3の動作電圧が、バックアップ
を行う二次電池13の出力電圧と異なっているにも関わ
らず、二次電池13は、1種類の電圧のみを出力すれば
よい。従って、バックアップを行う補助電源部(二次電
池13)の構成を簡単化することが可能となっている。
【0035】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、例えば、時刻表示部3が時刻表示を行うときの消費
電力が少なく、且つ、二次電池13の容量が大きい場合
では、主電源部2を動作させることなく、時刻表示部3
に時刻を表示させる構成とすることが可能となってい
る。但し、この表示方法を用いる場合では、時刻表示部
3の構成を、二次電池13の出力電圧でもって動作する
構成、あるいは、二次電池13を、時刻表示部3のため
の電圧と、その他のブロックのための電圧との、2種の
電圧を出力する構成とする。
【0036】また、主電源部2の動作を停止させるとき
には、商用電源の経路に設けられたスイッチ15の接続
を開く構成とした場合について説明したが、主電源部2
に設けられたスイッチングトランジスタのベース電流を
0とする制御、等のように、商用電源が主電源部2に供
給された状態において、主電源部2のスイッチング動作
を停止させる構成とすることも可能である(このときで
は、商用電源の消費電力は、完全な0ではなく、0近傍
の値となる)。
【0037】また、主電源部2については、スイッチン
グ電源とした場合について説明したが、降圧用のトラン
スと、整流平滑回路と、定電圧回路とからなる構成の場
合にも、同様に適用することが可能となっている。
【0038】また、本発明をビデオカセットデッキに適
用した場合について説明したが、テレビ、電話機、ある
いは、ファクシミリ装置、等の、時刻表示を行う任意の
電子機器にも適用することが可能となっている。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る時刻表示装置
は、時刻を計時する時計部と、時計部が計時した時刻を
表示する時刻表示部と、音声を検出したときには表示信
号を送出する音声検出部と、商用電源の供給を受けるこ
となく、時計部と音声検出部とに直流出力を供給する補
助電源部とを備え、音声検出部から前記表示信号が送出
されたときには、予め設定された期間だけ、時刻表示部
に時刻を表示させる構成としている。従って、待機状態
では、時刻表示部は、時刻表示を行わないので、消費す
る電力は0である。また、バックアップを必要とする時
計部と音声検出部とには、補助電源部から直流出力が供
給される。このため、待機状態においては、商用電源か
ら直流出力を生成する電源部の動作を停止させることが
可能となるので、待機状態における商用電源の消費電力
を0近傍とすることが可能となっている。
【0040】また請求項2記載の発明に係る時刻表示装
置は、商用電源を一次側入力とし、時刻表示部に直流出
力を供給する主電源部を備え、時刻表示部に時刻を表示
させるときには前記主電源部を動作させ、時刻表示部に
時刻を表示させないときには前記主電源部の動作を停止
させる構成としている。従って、時刻を表示するときの
時刻表示部には、商用電源を一次側入力とする主電源部
からの直流出力が供給される。このため、時刻表示部
は、補助電源部から供給される電力を消費しないので、
消費電力の大きい表示器を用いたときにも、バックアッ
プ用の補助電源部から出力される電力の増加を抑制する
ことが可能となっている。
【0041】また請求項3記載の発明に係る時刻表示装
置は、音声検出部を、予め設定された音声を認識したと
き、前記表示信号を送出する音声認識回路としている。
このため、時刻表示は、予め設定された音声が発せられ
たときにのみ行われ、設定外の音声が発せられたときや
物音が生じたときでは、時刻表示は行われないので、時
刻表示が誤って行われることを防止することが可能にな
っている。
【0042】また請求項4記載の発明に係る時刻表示装
置は、前記音声認識回路は、予め入力されたユーザの音
声を音声分析したデータに基づいて音声の認識を行う構
成としている。すなわち、時刻表示を指示するときの音
声はユーザの音声である。従って、音声認識において参
照されるデータと、音声認識の対象となるデータとは、
共に、同一人が発した音声に基づくデータとなるので、
音声認識の精度を高めることが可能となっている。
【0043】また請求項5記載の発明に係る時刻表示装
置は、上記構成に加え、前記補助電源部を二次電池とし
ている。従って電池の交換が不要となるので、補助電源
部の保守を簡単化することが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る時刻表示装置の一実施形態の電気
的構成を示すブロック線図である。
【符号の説明】
2 主電源部 3 時刻表示部 4 時計部 5 マイク 6 音声認識回路(音声検出部) 7 二次電池(補助電源部) 21 表示信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻を計時する時計部と、 時計部が計時した時刻を表示する時刻表示部と、 音声を検出したときには表示信号を送出する音声検出部
    と、 商用電源の供給を受けることなく、時計部と音声検出部
    とに直流出力を供給する補助電源部とを備え、 音声検出部から前記表示信号が送出されたときには、予
    め設定された期間だけ、時刻表示部に時刻を表示させる
    ことを特徴とする時刻表示装置。
  2. 【請求項2】 商用電源を一次側入力とし、時刻表示部
    に直流出力を供給する主電源部を備え、 時刻表示部に時刻を表示させるときには前記主電源部を
    動作させ、時刻表示部に時刻を表示させないときには前
    記主電源部の動作を停止させることを特徴とする請求項
    1記載の時刻表示装置。
  3. 【請求項3】 音声検出部を、予め設定された音声を認
    識したとき、前記表示信号を送出する音声認識回路とし
    たことを特徴とする請求項1または請求項2記載の時刻
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記音声認識回路は、予め入力されたユ
    ーザの音声を音声分析したデータに基づいて音声の認識
    を行うことを特徴とする請求項3記載の時刻表示装置。
  5. 【請求項5】 前記補助電源部を二次電池としたことを
    特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載
    の時刻表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007306045A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Funai Electric Co Ltd 電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007306045A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Funai Electric Co Ltd 電子機器

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