JP2000121426A - ツールの異常状態検出装置 - Google Patents

ツールの異常状態検出装置

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JP2000121426A
JP2000121426A JP10290170A JP29017098A JP2000121426A JP 2000121426 A JP2000121426 A JP 2000121426A JP 10290170 A JP10290170 A JP 10290170A JP 29017098 A JP29017098 A JP 29017098A JP 2000121426 A JP2000121426 A JP 2000121426A
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JP10290170A
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Yoshimi Niihara
良美 新原
Tatsuhiro Furuya
樹啓 古谷
Kenji Nakatsu
健治 中津
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ツールによる加工不良の予防(異常ツールによ
るNG加工品発生の防止)と、ツール使用時間の延長と
の両立を図ることができるツールの異常状態検出装置の
提供。 【解決手段】ツールの異常を検出するツールの異常状態
検出装置であって、被加工物の加工作業中におけるツー
ルの振動に伴う振動信号を検出する振動検出手段と、上
記振動検出手段による検出信号の異なる複数の周波数F
1〜F6域における信号レベルを抽出し、抽出されたこ
れら各信号レベルに基づいて検出信号の周波数分布状態
を演算する周波数解析手段52と、上記周波数分布状態
に基づいてツールの異常状態を判定する判定手段53,
57,61とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドリルのような
刃具や、クランクシャフトのジャーナル部をフィレット
ロール加工法にて加圧加工するローラ等のツールの異常
を検出するようなツールの異常状態検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のツールの異常状態検出装
置としては例えば次のようなものがある。すなわち、ツ
ールで加工されるワークの周辺部にツール振動にともな
う振動信号を検出するセンサを配置し、センサ信号を増
幅器で増幅した後に、信号成分の低減および高域をカッ
トして、必要な周波数帯域の信号成分を取出すために、
増幅信号をBPF(バンドパスフィルタ)に入力して、図
16に示すように周波数Faと周波数Fbとの間の信号
のみを抽出し、さらにBPF出力を図17に示す如く平
滑化して、平滑化された信号と、しきい値とを比較器に
て比較して、信号レベルがしきい値以下の時にツールO
K、しきい値以上の時にツールNG(異常)の判定を行う
装置である。
【0003】この従来装置によれば、ドリルやフィレッ
トロール加工法で用いられるローラその他のツールの異
常の有無を検出することができる利点がある反面、その
異常が如何なる異常であるかを判定することが不可能な
問題点があった。
【0004】つまり、上述のツールは正常な場合(図1
6,図17の特性A参照)は別として、ツール先端部に
摩耗が発生した場合(特性B参照)、ツール先端部に欠け
が発生した場合(特性C参照)、ツール先端部にチッピン
グが発生した場合(特性D参照)があり、このようにツー
ルの異常状態は複数種類に分かれるが、上述の従来装置
ではツールの異なる異常状態を検出することができない
問題点があった。
【0005】一方、特開平8−94430号公報に記載
のように製品または部品から発生する音や振動をマイク
ロフォン等のセンサで検出し、センサ出力信号を信号処
理することで、検査する異常者検査装置が既に発明され
ているが、この装置をツールの異常状態検出装置に適用
しても、上述同様の問題点が発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、ツールの正常状態、摩耗、欠け、チッピン
グ等の異常状態に対応してツール振動の周波数分布状態
が異なることに着目し、ツール振動に伴う振動信号を検
出し、検出された検出信号の異なる複数の周波数域にお
ける信号レベルを抽出し、抽出されたこれら各信号レベ
ルに基づいて検出信号の周波数分布状態を算出し、この
周波数分布状態に基づいてツールの異常状態を判定する
ことで、ツールにおける異なる異常状態(例えば摩耗、
欠け、チッピング等)を検出することができ、異常状態
の適切な判定によりツール交換時期を適切に設定でき、
ツールによる加工不良の予防(異常ツールによるNG加
工品発生の防止)と、ツール使用時間の延長との両立を
図ることができるツールの異常状態検出装置の提供を目
的とする。
【0007】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、周波数解析手段によ
り得られたデータに基づいて直線または曲線の近似式を
演算し、この近似式により異常状態を判定することで、
近似式により判定速度の向上を達成することができるツ
ールの異常状態検出装置の提供を目的とする。
【0008】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、ツールの異なる異常
状態(例えば摩耗、欠け、チッピング等)における異常判
定値を設定し、これらの各異常判定値に従って異常警報
を発生すべく構成することで、異常の種類に対応した出
力発生(異常警報)を行うことができるツールの異常状態
検出装置の提供を目的とする。
【0009】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、被加工部の周辺に配
置された複数の振動検出手段からの検出信号を入力し、
複数の検出信号を比較して、その差異に基づいてツール
の異常信号を特定する特定手段を設けることで、外乱ノ
イズを確実に除去でき、必要な信号成分のみを抽出する
ことができ、検出信頼性の向上を図ることができるツー
ルの異常状態検出装置の提供を目的とする。
【0010】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項4記載の発明の目的と併せて、上述の特定手段で複
数の振動検出手段の配置位置に基づく検出信号の時間差
により異常信号を特定することで、所定の許容時間の内
外でツールの異常信号と外乱ノイズとを区別することが
でき、簡単な回路構成によりツールの異常信号を特定す
ることができるツールの異常状態検出装置の提供を目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、ツールの異常を検出するツールの異常状態検
出装置であって、被加工物の加工作業中におけるツール
の振動に伴う振動信号を検出する振動検出手段と、上記
振動検出手段による検出信号の異なる複数の周波数域に
おける信号レベルを抽出し、抽出されたこれら各信号レ
ベルに基づいて検出信号の周波数分布状態を演算する周
波数解析手段と、上記周波数分布状態に基づいてツール
の異常状態を判定する判定手段とを備えたツールの異常
状態検出装置であることを特徴とする。
【0012】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記判定手段は、周
波数解析手段により得られたデータに基づいて直線また
は曲線の近似式を演算し、この近似式により異常状態を
判定する請求項1記載のツールの異常状態検出装置であ
ることを特徴とする。
【0013】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記ツールの異なる
異常状態における異常判定値を設定し、これらの各異常
判定値に従って異常警報を発生する異常出力手段を備え
た請求項1記載のツールの異常状態検出装置であること
を特徴とする。
【0014】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、被加工部の周辺に配
置された複数の振動検出手段からの検出信号を入力し、
複数の検出信号を比較して、その差異に基づいてツール
の異常信号を特定する特定手段を備えた請求項1記載の
ツールの異常状態検出装置であることを特徴とする。
【0015】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項4記載の発明の構成と併せて、上記特定手段は複数
の振動検出手段の配置位置に基づく検出信号の時間差に
より異常信号を特定する請求項4記載のツールの異常状
態検出装置であることを特徴とする。
【0016】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、上述の振動検出手段は被加工物(ワーク)の加
工作業中におけるツールの振動に伴う振動信号を検出
し、周波数解析手段は振動検出手段による検出信号の異
なる複数の周波数域における信号レベルを抽出し、抽出
されたこれら各信号レベルに基づいて検出信号の周波数
分布状態を検出し、判定手段は周波数分布状態に基づい
てツールの異常状態を判定する。
【0017】このように算出された周波数分布状態から
ツールの異常状態を判定するので、ツールにおける異な
る異常状態(摩耗、欠け、チッピング等)を良好に検出す
ることができ、異常状態の適切な判定によりツール交換
時期を適切に設定でき、ツールによる加工不良の予防
と、ツール使用時間の延長(ツールを限界まで使用延長
すること)との両立を図ることができる効果がある。
【0018】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、周波数解析手
段により得られたデータに基づいて直線または曲線の近
似式を算出し、上述の判定手段がこの近似式により異常
状態を判定するので、近似化により判定速度の向上を達
成することができる効果がある。
【0019】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、ツールの異な
る異常状態における異常判定値が設定され、異常出力手
段はこれらの各異常判定値に従って異常警報を発生す
る。このため、異常の種類(摩耗、欠け、チッピング等)
に対応した出力発生(異常警報)を行うことができる効果
がある。
【0020】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、被加工部の周
辺には複数の振動検出手段が配置され、上述の特定手段
はこれら複数の振動検出手段から検出信号を比較して、
その差異に基づいてツールの異常信号を特定する。
【0021】この結果、ツールの異常信号ではない外乱
ノイズを確実に除去でき、必要な信号成分(ツールの異
常信号)のみを抽出することができて、検出信頼性の向
上を図ることができる効果がある。
【0022】この発明の請求項5記載の発明によれば、
上記請求項4記載の発明の効果と併せて、上述の特定手
段は複数の振動検出手段の配置位置に基づく検出信号の
時間差により異常信号であることを特定する。
【0023】このため、所定の許容時間差の内外でのツ
ールの異常信号と外乱ノイズとを区別することができ、
簡単な回路構成によりツールの異常信号を特定すること
ができる効果がある。
【0024】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はツールの異常状態検出装置を示し、この
異常状態検出装置は図1に示すようにドリルその他のツ
ール1によって加工される被加工物(以下単にワークと
略記する)2の周辺に複数たとえば2つの振動検出手段
としてのセンサ3A,3Bを配置し、ワーク2の加工作
業中におけるツール1の振動に伴う振動信号を上述のセ
ンサ3A,3Bでそれぞれ検出した後に、検出信号を信
号処理して、ツールの異常状態(摩耗、欠け、チッピン
グ等)を判定するものである。
【0025】なお、請求項における振動信号とは、ツー
ル自身の振動信号、ワークから発生する超音波信号を含
むものである。
【0026】上述のセンサ3A,3Bとしては、AE
(アーコスチックエミッションの略で、弾性波の意)セン
サ、振動センサまたは超音波センサを用いることができ
る。本実施例のツールの異常状態検出装置は図2にブロ
ック図で示す信号分別回路と、図5にブロック図で示す
検出回路とから構成される。
【0027】まず、図2を参照して信号分別回路の構成
についてに説明する。この信号分別回路は、信号源4か
ら各センサ3A,3Bまでの距離La,Lbを互に等し
く設定し、センサ3A,3Bに入力される信号Sと外乱
ノイズN(図1参照)から外乱ノイズNを除去して、信号
Sのみを取出すための回路である。
【0028】上述の各センサ3A,3Bの次段に増幅回
路5A,5Bを介してサンプリング部6A,6Bを接続
し、サンプリング同期信号発生部7からの同期信号に基
づいてデータをロギング(logging、記録データを採取す
る動作)すべく構成している。
【0029】上述のサンプリング部6A,6Bには信号
遅延部8A,8Bを介して減算部9A,9Bを接続し、
ベースレベルに対する信号レベルEa,Eb(図3参照)
の各々について現データ値から過去データ値を減算して
減算部9A,9Bの出力段に、減算結果を得るように構
成している。
【0030】上述の減算部9A,9Bの次段にはレベル
比較部10A,10Bを接続し、上述の信号レベルE
a,Ebに関する減算結果が変化検出レベル設定部11
A,11Bで予め設定した変化検出レベル(図3参照、
所謂しきい値)を超えたか否かを比較判定すべく構成し
ている。なお、図3の横軸は時間、縦軸はレベルを示
す。
【0031】上述のレベル比較部10A,10Bの次段
には信号レベル記憶部12A,12Bを接続し、信号レ
ベルに関する減算結果が変化検出レベル(しきい値)に達
した時の図3の立上り変化点Ua,Ubの電圧レベルを
記憶すべく構成している。
【0032】上述の信号レベル記憶部12A,12Bの
次段にはレベル比較部13A,13Bを接続し、信号レ
ベルが立上り変化点Ua,Ubを超えてから立下り変化
点Da,Db(図3参照)に達するまでのON信号を出力
し、それ以外の時にOFF信号を出力すべく構成してい
る。
【0033】上述のレベル比較部13A,13Bの次段
にはピーク検出部14A,14Bを接続し、図3に示す
信号のピークPa,Pbの電圧(つまりピーク電圧)を検
出すべく構成している。一方、時間計測用のパルスを発
生する時間計測パルス発生部15を設け、このパルス発
生部15の次段にパルス設計部としてのリングカウンタ
16を接続している。
【0034】而して、上述のリングカウンタ16の出力
を立上り変化点記憶部17A,17Bおよび立下り変化
点記憶部18A,18Bに印加し、上述の立上り変化点
記憶部17A,17Bにて立上り変化点Ua,Ubを時
間に相当するカウント値として記憶し、上述の立下り変
化点記憶部18A,18Bにて立下り変化点Da,Db
を時間に相当するカウント値として記憶すべく構成して
いる。
【0035】上述の各立上り変化点記憶部17A,17
Bを立上り時間差演算部19に接続し、カウント値に基
づいて立上り変化点Ua,Ubの差に相当する立上り時
間差Tu(図3参照)を演算すべく構成している。
【0036】同様に上述の各立下り変化点記憶部18
A,18Bを立下り時間差演算部20に接続し、カウン
ト値に基づいて立下り変化点Da,Dbの差に相当する
立下り時間差Td(図3参照)を演算すべく構成してい
る。
【0037】一方、前述のレベル比較部13A,13B
の次段に立下り判定部21,22を介してアンド回路2
3を接続し、このアンド回路23の論理積出力を同レベ
ル性判定部24に印加すべく構成している。
【0038】この同レベル性判定部24には各ピーク検
出部14A,14Bの出力が印加され、同レベル性許容
値設定部25で予め設定された許容値に基づいてピーク
Pa,Pbが同時刻、同レベル信号としての許容範囲内
か否かを判定すべく構成している。
【0039】上述の立上り時間差演算部19の次段には
立上り同時性判定部26が接続され、同時性許容値設定
部27で予め設定された許容値に基づいて立上り時間差
Tuが同時刻、同レベル信号としての許容範囲内か否か
を判定すべく構成している。
【0040】同様に、上述の立下り時間差演算部20の
次段には立下り同時性判定部28が接続され、同時性許
容値設定部27で予め設定された許容値に基づいて立下
り時間差Tdが同時刻、同レベル信号としての許容範囲
内か否かを判定すべく構成している。
【0041】而して、上述の各判定部26,28,24
の出力をアンド回路29に入力し、ピーク電圧による同
レベル性と、立上り時間差Tuによる同時性と、立下り
時間差Tdによる同時性との合計3つの論理積により信
号Sが外乱ノイズNかを分別する。
【0042】上述のアンド回路29の出力は、各サンプ
リング部6A,6Bと検出出力部30A,30B(以下
単に検出部と略記する)とを結ぶライン31A,31B
間に介設された信号遅延マスク部32A,32Bに印加
され、マスクレベル設定部33A,33Bで予め設定さ
れたマスクレベルに基づいて、この信号遅延マスク部3
2A,32Bで外乱ノイズNをマスキング処理により除
去して、検出部30A,30Bからは信号Sのみを出力
すべく構成している。
【0043】したがって、各センサ3A,3Bによる信
号S、外乱ノイズNを含む入力信号(図4参照)は、図2
の特定手段34(同図の各要素3A,3B,4以外の全
ての要素からなる手段)で外乱ノイズNが除去されて、
同図に示す検出部30A,30B出力の如く信号成分の
みとなる。なお、図4の横軸は時間を示し、縦軸はレベ
ルを示す。
【0044】次に図5に示すブロック図を参照して、外
乱ノイズNが除去された信号Sからツールの異常状態を
判別する検出回路の構成について説明する。この図5に
示す検出回路は図2に示す信号分別回路の検出部30に
接続されるもので、検出部30の次段には増幅部35を
接続している。
【0045】そして、上述の増幅部35の次段には複数
たとえば合計6つの帯域通過フィルタ(以下単にBPF
と略記する)36〜41を分岐接続している。これらの
各BPF36〜41の通過帯域周波数は例えば次のよう
に設定されている。
【0046】 BPF36の帯域周波数F1=50〜100Hz BPF37の帯域周波数F2=100〜150Hz BPF38の帯域周波数F3=150〜200Hz BPF39の帯域周波数F4=250〜300Hz BPF40の帯域周波数F5=350〜400Hz BPF41の帯域周波数F6=400〜450Hz なお、これらの数値は一例であって、これに限定さない
ことは勿論であり、BPFの回路数も6回路以下の複
数、6回路以上の複数であってもよい。
【0047】上述の各BPF36〜41の次段にはアナ
ログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部42〜
47がそれぞれ別に直列接続され、これら複数のA/D
変換部42〜47の出力が1つにまとめられて回帰式演
算部48に接続されている。
【0048】上述の検出部30に入力された信号が図6
の特性A’の場合には、BPFおよびA/D交換部を通
った周波数分布パターンのスペクトラムレベルは図7の
傾向Aの如くなり、以下同様に図6の特性B’の場合に
は図8の傾向Bの如くなり、図6の特性C’の場合には
図9の傾向Cの如くなり、図6の特性D’の場合には図
10の傾向Dの如くなる。
【0049】ここで、図7のスペクトラムの傾向Aはツ
ール正常時に対応し、図8のスペクトラムの傾向Bはツ
ール1の摩耗異常時に対応し、図9のスペクトラムの傾
向Cはツール1の欠け異常時に対応し、図10のスペク
トラムの傾向Dはツール1のチッピング(微細な刃こぼ
れや微細な欠け)異常時に対応する。
【0050】上述の回帰式演算部48は図7、図8、図
9、図10で示した各傾向A,B,C,Dから直線の近
似式(次式参照)を算出する回路である。
【0051】L=αf+β ここに、Lは各傾向A〜Dのレベル αは傾き fは周波数 βは切片。
【0052】上述の近似式からツール1の正常、異常の
各状態を検出、判定することができるので、傾きαと、
切片βの値と、ツール状態と、スペクトラムの傾向A〜
Dとを図11に示す。なお、図11中においてβは切
片の初期値を示し、βはβ より大きい値を示す。
【0053】上述の回帰式演算部48の次段にはプラス
の傾き+αを演算する演算部49と、マイナスの傾き−
αを演算する演算部50と、レベルLの最低値を演算す
る演算部51とを分岐接続している。
【0054】而して、上述の各要素36〜51により周
波数解析手段52を構成し、この周波数解析手段52
で、センサ3A,3Bによる検出信号の異なる複数の周
波数域(F1〜F6参照)における信号レベルを抽出(図
7〜図10参照)し、抽出されたこれら各信号レベルに
基づいて検出信号の周波数分布状態(スペクトラムの傾
向A〜D参照)を算出するように構成している。また上
述の回帰式演算部48はスペクトラムの傾向A〜Dから
近似式(L=αf+β)を算出する。
【0055】ところで、上述の演算部49には比較部5
3、出力部54、チッピング警報発生部55を接続し、
チッピング判定値設定部56にて予め設定したプラスの
傾き+αに相当する判定値と演算部49の演算結果とし
てのプラスの傾き+αとを比較部53で比較して、演算
結果の傾き+αの方が大の時、チッピング警報を出力す
べく構成している。
【0056】また上述の演算部50には比較部57、出
力部58、欠け警報発生部59を接続し、欠け判定値設
定部60にて予め設定したマイナスの傾き−αに相当す
る判定値と演算部50の演算結果としてのマイナスの傾
き−αとを比較部57で比較して、演算結果の傾き−α
のマイナス方向への傾きが大きい時、欠け警報を出力す
べく構成している。
【0057】さらに上述の最低値演算部51には比較部
61、出力部62、摩耗警報発生部63を接続し、摩耗
判定値設定部64にて予め設定したレベルの最低値に相
当する判定値と演算部51の演算結果としてのレベルの
最低値とを比較部61での比較して、演算結果の方が大
の時、摩耗警報を出力すべく構成している。
【0058】なお、摩耗とチッピングとの双方が異常な
場合には摩耗警報発生部63とチッピング警報発生部5
5との双方から異常警報が出力され、同様に摩耗と欠け
との双方が異常な場合には摩耗警報発生部63と欠け警
報発生部59との双方から異常警報が出力される。ここ
で、上述の各警報発生部55,59,63としては警報
ブザー等のアラーム手段であってもよく警報ランプ等の
表示手段であってもよく、或は出力部54,58,62
に対してモニタを接続してもよい。
【0059】このように図1〜図11に示す実施例のツ
ールの異常状態検出装置によれば、上述の振動検出手段
(センサ3A,3B参照)はワーク2の加工作業中におけ
るツール1の振動に伴う振動信号を検出し、周波数解析
手段52は振動検出手段(センサ3A,3B参照)による
検出信号の異なる複数の周波数域(F1〜F6参照)にお
ける信号レベルを抽出し、抽出されたこれら各信号レベ
ルに基づいて検出信号の周波数分布状態(スペクトラム
の傾向A〜D参照)を検出し、判定手段(比較部53,5
7,61参照)は周波数分布状態に基づいてツール1の
異常状態を判定する。
【0060】このように算出された周波数分布状態から
ツールの異常状態を判定するので、ツール1における異
なる異常状態(摩耗、欠け、チッピング等)を良好に検出
することができ、異常状態の適切な判定によりツール交
換時期を適切に設定でき、ツール1による加工不良の予
防と、ツール使用時間の延長(ツールを限界まで使用延
長すること)との両立を図ることができる効果がある。
【0061】また、周波数解析手段52により得られた
データに基づいて回帰式演算部48が直線の近似式(L
=αf+βの式参照)を算出し、上述の判定手段(比較部
53,57,61参照)がこの近似式により異常状態を
判定するので、近似化により判定速度の向上を達成する
ことができる効果がある。
【0062】さらに、ツールの異なる異常状態における
異常判定値(各設定部56,60,64におけるチッピ
ング判定値、欠け判定値、摩耗判定値参照)が設定さ
れ、異常出力手段(各警報発生部55,59,63参照)
はこれらの各異常判定値に従って異常警報を発生する。
このため、異常の種類(摩耗、欠け、チッピング等)に対
応した出力発生(異常警報)を行うことができる効果があ
る。
【0063】加えて、ワーク2の周辺には複数の振動検
出手段(センサ3A,3B参照)が配置され、上述の特定
手段34(図2参照)はこれら複数の振動検出手段(セン
サ3A,3B参照)から検出信号(信号Sと外気ノイズN
との双方を含む)を比較して、その差異に基づいてツー
ル1の異常信号(外気ノイズNのない信号S)を特定す
る。
【0064】この結果、ツール1の異常信号ではない外
乱ノイズNを確実に除去でき、必要な信号S成分(ツー
ルの異常信号)のみを抽出することができて、S/N比
の向上を達成することができるのは勿論、検出信頼性の
大幅な向上を図ることができる効果がある。
【0065】なお、実施例で示したように立上り同時性
と、立下り同時性と、同レベル性との合計3つの要素の
論理積をアンド回路29で求めると、S/N比のさらな
る向上を図ることができる。
【0066】図12は図5で示した検出回路の他の実施
例を示し、各A/D変換部42〜47の出力をファジー
演算部またはニューロ推論演算部などの推論エンジン6
5に入力し、この推論エンジン65で推論された結果つ
まりツール1の異なる異常状態を各出力部54,58,
62に出力すべく構成したものである。
【0067】この場合、BPF36〜41と、A/D変
換部42〜47と推論エンジン65の一部とで周波数解
析手段52が構成され、周波数分布状態に基づいてツー
ル1の異常状態を判定する判定手段66は推論エンジン
65の他部により構成される。
【0068】このように構成しても、先の実施例とほぼ
同様の作用、効果を奏するので、図12において図5と
同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省
略する。図13、図14、図15は図2、図3、図4で
示した外乱ノイズN除去用の信号分別回路の他の実施例
を示す。
【0069】先の図2〜図4の実施例では距離La=L
bに設定し、図4から明らかなように時間差がある場合
と、レベル差がある場合とに外乱ノイズNであると判定
して、この外乱ノイズNをマスキング処理すべく構成し
たが、図13〜図15で示すこの実施例においては信号
源4と各センサ3A,3Bとの間の距離La,Lb異距
離(La<Lb)に設定かつ固定し、信号源4から一方の
センサ3Aに振動が伝搬到達する時間と、信号源4から
他方のセンサ3Bに振動が伝搬到達する時間との間に一
定の時間差があることを有効利用して、時間差が許容範
囲以内のものは信号S、許容範囲以外のものは外乱ノイ
ズNであると判定する回路である。
【0070】なお、図13〜図15において図2〜図4
と同一部分には同一符号を付して、先の実施例に対して
異なる点についてのみ説明する。立上り時間差Tu(図
14参照)を演算する立上り時間差演算部19の次段に
は立上り時間差Tuが許容範囲内か否かを判定する立上
り時間差判定部67を接続している。
【0071】同様に立下り時間差Td(図14参照)を演
算する立下り時間差演算部20の次段には立下り時間差
Tdが許容範囲内か否かを判定する立下り時間差判定部
68を接続している。一方、時間差の許容値を設定する
時間差許容値設定部69を設け、この設定部69には計
測時間差演算部70を接続している。
【0072】この計測時間差演算部70は次の式に基づ
いて計測時間差ΔTを演算する。 ΔT=(La−Lb)/Vs ここに、Vsは振動の伝搬速度。
【0073】この計測時間差ΔTに許容値が加味された
値Tと立上り時間差Tuとが立上がり時間差判定部67
で判定され、許容範囲内の時に信号Sであることを特定
する信号がアンド回路29に入力される。
【0074】同様に計測時間差ΔTに許容値が加味され
た値Tと立下り時間差Tdとが立下り時間差判定部68
で判定され、許容範囲内の時に信号Sであることを判定
する信号がアンド回路29に入力される。
【0075】このアンド回路29では立上がり時間差T
uが許容範囲以内であることと、立下り時間差Tdが許
容範囲以内であることとの合計2つの論理積により信号
Sか外乱ノイズNかを分別する。
【0076】上述のアンド回路29の出力は、各サンプ
リング部6A,6Bと検出出力部30A,30B(以下
単に検出部と略記する)とを結ぶライン31A,31B
間に介設された信号遅延マスク部32A,32Bに印加
され、マスクレベル設定部33A,33Bで予め設定さ
れたマスクレベルに基づいて、この信号遅延マスク部3
2A,32Bで外乱ノイズNをマスキング処理により除
去して、検出部30A,30Bからは信号Sのみを出力
すべく構成している。
【0077】したがって、各センサ3A,3Bによる信
号S、外乱ノイズNを含む入力信号(図15参照)は、図
13の特定手段71(同図の各要素3A,3B,4以外
の全ての要素からなる手段)で外乱ノイズNが除去され
て、同図に示す検出部30A,30B出力の如く信号成
分のみとなる。
【0078】このように、上述の特定手段71では複数
の振動検出手段(センサ3A,3B参照)の配置位置に基
づく検出信号の時間差(図14のTu,Td参照)により
信号成分としての異常信号Sであることを特定するよう
に構成したので、所定の許容時間差の内外でのツール1
の異常信号Sと外乱ノイズNとを区別することができ、
簡単な回路構成によりツール1の異常信号Sを特定する
ことができる効果がある。なお、その他の点については
先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏する。
【0079】また、実施例で示したように2つの時間差
Tu,Tdの論理積をアンド回路29で求めると、S/
N比のさらなる向上を図ることかできる。
【0080】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の被加工物は、実施例のワーク2に
対応し、以下同様に、振動検出手段は、センサ3A,3
Bに対応し、判定手段は、各比較部53,57,61ま
たは判定手段66に対応し、近似式は、L=αf+βで
示される直線の近似式に対応し、異常判定値は、各設定
部56,60,64で予め設定されたチッピング判定
値、欠け判定値、摩耗判定値に対応し、異常出力手段
は、各警報発生部55,59,63に対応し、特定手段
は、図2に示す同時刻、同レベル信号判定方式の特定手
段34または図13に示す計測時間差判定法式の特定手
段71に対応し、時間差は、図14に示す立上り時間差
Tuおよび立下り時間差Tdに対応するも、この発明
は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【0081】例えば、ツール1としては図1で示したド
リル等の刃具の他にフィレットロール加工法で用いられ
るローラやその他のツールであってもよく、直線の近似
式を求める手段に代えて曲線の近似式を求めるように構
成してもよい。さらに上記各実施例においては2つのセ
ンサ3A,3Bを用いて振動信号を検出すべく構成した
が、センサを3つ以上設けてもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のツールの異常状態検出装置を示す説
明図。
【図2】 特定手段の実施例を示すブロック図。
【図3】 振動検出手段の入力信号を示す説明図。
【図4】 入力信号と出力との関係を示す説明図。
【図5】 検出回路を示すブロック図。
【図6】 ツールの正常、異常時の周波数に対する信号
レベル変化を示す説明図。
【図7】 ツール正常時の周波数スペクトラムを示す説
明図。
【図8】 ツール摩耗時の周波数スペクトラムを示す説
明図。
【図9】 ツール欠け時の周波数スペクトラムを示す説
明図。
【図10】 ツールチッピング時の周波数スペクトラム
を示す説明図。
【図11】 傾き、切片、スペクトラムの傾向に対する
ツール状態の説明図。
【図12】 検出回路の他の実施例を示すブロック図。
【図13】 特定手段の他の実施例を示すブロック図。
【図14】 振動検出手段の入力信号を示す説明図。
【図15】 入力信号と出力との関係を示す説明図。
【図16】 従来装置における信号通過幅を示す説明
図。
【図17】 従来装置におけるツールの異常有無検出方
法を示す説明図。
【符号の説明】
1…ツール 2…ワーク(被加工物) 3A,3B…センサ(振動検出手段) 34,71…特定手段 52…周波数解析手段 53,57,61…比較部(判定手段) 55,59,63…警報発生部 66…判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中津 健治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 2G024 AD11 BA12 BA21 BA27 CA13 CA26 CA27 EA01 FA04 FA14 2G064 AA13 AB01 AB02 AB22 BA02 BD02 BD17 CC02 CC42 CC52 DD05 DD06 DD15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ツールの異常を検出するツールの異常状態
    検出装置であって、被加工物の加工作業中におけるツー
    ルの振動に伴う振動信号を検出する振動検出手段と、上
    記振動検出手段による検出信号の異なる複数の周波数域
    における信号レベルを抽出し、抽出されたこれら各信号
    レベルに基づいて検出信号の周波数分布状態を演算する
    周波数解析手段と、上記周波数分布状態に基づいてツー
    ルの異常状態を判定する判定手段とを備えたツールの異
    常状態検出装置。
  2. 【請求項2】上記判定手段は、周波数解析手段により得
    られたデータに基づいて直線または曲線の近似式を演算
    し、この近似式により異常状態を判定する請求項1記載
    のツールの異常状態検出装置。
  3. 【請求項3】上記ツールの異なる異常状態における異常
    判定値を設定し、これらの各異常判定値に従って異常警
    報を発生する異常出力手段を備えた請求項1記載のツー
    ルの異常状態検出装置。
  4. 【請求項4】被加工部の周辺に配置された複数の振動検
    出手段からの検出信号を入力し、複数の検出信号を比較
    して、その差異に基づいてツールの異常信号を特定する
    特定手段を備えた請求項1記載のツールの異常状態検出
    装置。
  5. 【請求項5】上記特定手段は複数の振動検出手段の配置
    位置に基づく検出信号の時間差により異常信号を特定す
    る請求項4記載のツールの異常状態検出装置。
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