JP2000119828A - 平版印刷版支持体用アルミニウム合金板の製造方法 - Google Patents

平版印刷版支持体用アルミニウム合金板の製造方法

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JP2000119828A
JP2000119828A JP10284502A JP28450298A JP2000119828A JP 2000119828 A JP2000119828 A JP 2000119828A JP 10284502 A JP10284502 A JP 10284502A JP 28450298 A JP28450298 A JP 28450298A JP 2000119828 A JP2000119828 A JP 2000119828A
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Hirokazu Sawada
宏和 澤田
Hirokazu Sakaki
博和 榊
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミニウム合金板の連続鋳造によって、面
質ざらつきが発生しない平版印刷版用アルミニウム合金
支持体の製造方法を提供する。 【解決手段】Al合金溶湯を溶湯供給ノズルを介して1
対の冷却ローラの間に供給し、その冷却ローラによって
Al溶湯を凝固させつつ圧延を行う双ローラ式連続鋳造
装置を用いてAl合金鋳造板を作り、その鋳造板を圧延
して厚さ0.1〜0.5mmにし、矯正及び粗面化処理
を施して平版印刷版用支持体を製造するに際し、連続鋳
造後の鋳造板のL断面についてすくなくとも表面から5
%以上の部分を圧延組織にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平版印刷版用支持
体の製造方法に係わり、特にアルミニウム合金を溶解し
た溶湯を連続鋳造圧延及び冷間圧延、熱処理を行って
0.1〜0.5mmの厚みに仕上げ、表面に粗面化処理を
行うことで平版印刷版用支持体を製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム合金を1対の冷却ローラの
間に供給し、その冷却ローラによって、アルミニウム溶
湯を凝固させて板を鋳造する方法については、米国特許
49053号、同2、790、216号、カナダ特許6
19、491号、特公昭51−156968号公報、特
開昭58−209449号公報等に開示されている。し
かしこれらの方法では平版印刷版支持体用途の表面面質
の優れたアルミニウム合金板を作ることは出来なかっ
た。本発明人らによってアルミニウム合金を連続鋳造し
て平版印刷版用支持体を製造する方法(特開平3−79
798号公報)や3mm以下に連続鋳造して平版印刷版
用支持体を製造する方法(特開平7−138717号公
報)が提案されている。また、本発明人らによってアル
ミニウム合金板に優れた外観と表面処理適性を付与する
ため、特開平6−210308号、特開平7−1735
82号各公報等のように、アルミニウム板製造工程の中
で、熱処理を施す方法が提案されている。上記の、特開
平3−79798号、同7−138717号、同6−2
10308号、及び同7−173582号各公報の方法
によって連続鋳造板から平版印刷版用アルミニウム合金
支持体を作ることが出来るが連続鋳造工程のばらつきに
よって、時として面質ざらつきと呼ぶ外観故障が発生す
る不具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は面質ざらつきが発生しない平版印刷用アルミ
ニウム合金支持体を提供することにある。本発明者らは
鋭意検討の結果、面質ざらつきの原因が連続鋳造板にあ
ることを見出して、本発明即ち面質ざらつきが発生しな
い優れたアルミニウム合金製平版印刷用支持体を製造す
る方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、アルミ
ニウム合金溶湯を溶湯供給ノズルを介して1対の冷却ロ
ーラの間に供給し、その冷却ローラによって、アルミニ
ウム溶湯を凝固させつつ圧延を行う、双ローラ式連続鋳
造装置を用いて厚さ10mm〜1mmの連続鋳造板を鋳
造し、途中で熱処理を行い、冷間圧延で0.1〜0.5
mmの厚みに仕上げて、平版印刷版支持体用アルミニウム
合金板を製造する方法において、連続鋳造後の鋳造板の
L断面について少なくとも表層から5%以上の部分が圧
延組織になることを特徴とする平版印刷版支持体用アル
ミニウム合金支持体の製造方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】通常平版印刷版用アルミニウム合
金支持体の製造方法としては、下記の方法が使用でき
る。即ち、所定の成分に調整されたアルミニウム合金溶
湯を常法に従い清浄化処理を施し、鋳造する。清浄化処
理には、溶湯中の水素などの不要なガスを除去するため
に、フラックス処理、Arガス、Clガス等を使った脱
ガス処理や、セラミックチューブフィルタ、セラミック
フォームフィルタ、等のいわゆるリジッドメディアフィ
ルターや、アルミナフレーク、アルミナボール等を濾材
とするフィルタや、グラスクロスフィルター等を使った
フィルタリング。あるいは、脱ガスとフィルタリングを
組み合わせた処理が行われる。これらの清浄化処理は、
溶湯中の、非金属介在物、酸化物、等の異物による欠
陥、溶湯にとけ込んだガスによる欠陥を防ぐために、実
施されることが望ましい。以上のように、清浄化処理を
施された溶湯を使って、鋳造を行う。鋳造方法に関して
は、DC鋳造法に代表される、固定鋳型を用いる方法
と、連続鋳造法に代表される、駆動鋳型を用いる方法が
ある。工程を複雑にすることなく、低コスト、短納期で
アルミニウム支持体を製造するためには、連続鋳造法に
代表される、駆動鋳型を用いる方法が望ましい。連続鋳
造法には、ハンター法、3C法に代表される、冷却ロー
ルを用いた方法、ハズレー法、アルスイスキャスターII
型に代表される冷却ベルト、冷却ブロックを用いた方法
が、工業的に行われている。連続鋳造法に関しては、本
発明者らによって、特開平3−79798号、特開平5
−201166号、特開平5−156414号、特開平
6−262203号、特開平6−122949号、特開
平6−210406号、特開平6−262308号各公
報等に開示されている。連続鋳造を行った場合、例え
ば、ハンター法等の冷却ロールを用いると板厚1〜10
mmの鋳造板を直接連続鋳造圧延でき、熱間圧延の工程
を省略できるメリットが得られる。また、ハズレー法等
の冷却ベルトを用いると、板厚10〜50mmの鋳造板
が鋳造でき、一般的に、鋳造直後に熱間圧延ロールを配
置し連続的に圧延することで、板厚1〜10mmの連続
鋳造圧延板が得られる。鋳造直後に熱間圧延ロールを必
要としない点で、ハンター法等の冷却ロールを用いる方
法が工程がよりシンプルであり、低コストで平版印刷版
用アルミニウム合金支持体を提供できる点で優れてい
る。
【0006】通常、板厚1〜10mmの連続鋳造圧延板
を得た場合、その後の冷間圧延の途中で、中間焼鈍と呼
ばれる熱処理を行い、アルミニウム金属結晶組織を微細
化した上で再度冷間圧延を行って0.1〜0.5mmに
仕上げることで表面面質の優れた平版印刷版用支持体と
する。通常、所定の厚さ0.1〜0.5mmに仕上げら
れたアルミニウム板は平面性を改善するために、ローラ
レベラ、テンションレベラ等の矯正装置によって、平面
性を改善しても良い。また、板巾を所定の巾に加工する
ため、スリッタラインを通すことも通常行われる。この
ようにして作られたアルミニウム板は表面に粗面化処理
や陽極酸化処理等の表面処理を行い、感光層を塗布して
平版印刷板とすることが出来る。粗面化処理には、機械
的粗面化、化学的粗面化、電気化学的粗面化が単独又は
組み合わせて行われる。また、通常アルミニウム板の表
面の耐磨耗性を高めるために陽極酸化処理が施される。
アルミニウム板の表面の耐磨耗性を高めるために陽極酸
化処理が施される。アルミニウム板の陽極酸化処理に用
いられる電解質としては多孔質酸化皮膜を形成するもの
ならば、いかなるものでも使用することができる。一般
には硫酸、リン酸、シュウ酸、クロム酸、またはそれら
の混合液が用いられる。このようにして得られた平版印
刷版用支持体の上には、従来知られている感光層を設け
て、感光性平版印刷版を得ることができる。この感光層
中に用いられる感光性物質は特に限定されるものではな
く、通常、感光性平版印刷版に用いられているものを使
用できる。
【0007】本発明では、双ローラ式連続鋳造装置を用
いて厚さ10mm〜1mmの連続鋳造板を鋳造し、途中
で熱処理を行い、冷間圧延で0.1〜0.5mmの厚みに
仕上げて、平版印刷版支持体用アルミニウム合金板を製
造する際、連続鋳造後の鋳造板のL断面について少なく
とも表層から5%以上の部分を圧延組織とすることで、
その後冷間圧延を行って、次に熱処理を行う前に、板表
層に十分な加工歪みを与え、その結果熱処理によって、
十分な再結晶が起こり、連続鋳造時の結晶組織を完全に
リセットした均一かつ微細な結晶組織を得ることが出
来、その後更なる冷間圧延によって所定の厚みに仕上げ
て粗面化処理をおこなったとき、連続鋳造のバラツキが
多少あっても面質ざらつきが発生しない平版印刷版用支
持体を製造することが出来る。ここで、L断面とは、連
続鋳造された板の断面を連続鋳造の進行方向に垂直な側
から観察した断面のことを言う。もしL断面が圧延組織
になっておらずに、例えば再結晶組織や鋳造組織になっ
ていた場合、その後の冷間圧延・熱処理で完全に微細な
再結晶を得ることが出来ず、その結果、粗面化処理をお
こなったとき面質ザラツキが発生する問題を引き起こ
す。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体的実施例について説明す
る。図1に示した連続鋳造圧延装置を用いて、次のよう
に鋳造板36を連続鋳造圧延した。まず溶解保持炉12
でFe0.3%、Si0.08%、Cu0.013%、残りはAlと不可避不
純物になるように溶湯22を調整し、温度790℃に保
持した。溶解炉12を傾けて樋14に溶湯を注ぎ、溶湯供
給ノズル16から一対の回転ローラ18、18間に吐出
させ、回転ローラ18、18間で凝固・冷却・圧延しな
がら所定の厚さの鋳造板36を連続鋳造圧延した。回転
ローラの間隔をかえることで色々な厚みの板を鋳造する
ことが出来る。溶湯の液面は、センサ32と制御装置3
4を用いて溶解炉傾動用モータ24を制御する事で一定
に保たれる。鋳造板36はコイラ20で巻き上げたり、
必要に応じてカッター38で切断することが出来る。回
転ローラの径は、基本的に直径350mmの機械を使用
したが、一部実施例、比較例については直径600mm
の機械を使用した。Tiの供給は、例えばAl-Ti(5%)-
B(1%)の合金ワイヤ23を結晶微細化材として、樋1
4中の溶湯22に供給する事が出来る。供給速度を変え
ることで、溶湯22中のTi濃度{Ti}を変えることが出
来る。あるいは、溶解保持炉12中に、Al-Ti(5%)の
母合金ブロックや、 Al-Ti(5%)-B(1%)の母合金ブロ
ックを必要量添加することによっても可能である。Ti
量ゼロでは結晶微細化が行えず、Ti量が多すぎると結
晶の微細化が過度に促進され、L断面を圧延組織にしに
くくなる。Ti量は、0.005〜0.04%添加する
のが望ましい。本実施例では、すべての実施例、比較例
いずれもTi量を0.01〜0.03%の範囲内にコン
トロールした。
【0009】連続鋳造された板はその後冷間圧延機50
の圧延ローラ56間で所定の厚みまで圧延される。更
に、連続焼鈍装置60またはバッチ式焼鈍装置70で熱
処理され、再度冷間圧延機50の圧延ローラ56間で所
定の厚み0.1mm〜0.5mmまで圧延される。本実
施例では、すべての実施例、比較例いずれも板厚2mm
まで冷間圧延で薄くした後、バッチ焼鈍装置を使い、5
50℃×10時間保持の熱処理を行ってから、再度冷間
圧延機で厚み0.24mmに仕上げた。矯正機80の矯
正ローラ86によって平面性を改善し、必要に応じて耳
部をスリッタ88で所定の巾まで切除しても良い。この
ようにして平版印刷版用Al板が製造される。このよう
にして出来たAl板に粗面化処理、陽極酸化処理、感光
層の塗布・乾燥を行って、平版印刷版とすることが出来
る。ここでは、粗面化処理及び陽極酸化処理後の外観を
評価するため、感光層の塗布を行わずに面質ザラツキの
発生の程度を評価した。○:良好、△:許容下限、△
×:許容下限以下、×:不良の序列で評価し、△以上を
合格とした。
【0010】本発明では、連続鋳造板厚みによらず、鋳
造板のL断面について表層から鋳造板厚の5%以上を圧
延組織にする事が重要である。本願発明人らが見出し
た、L断面について表層から厚みの5%以上を圧延組織
にする方法は次に述べるいくつかの具体的方法が採用で
き、これらの方法を用いて作ったサンプルを本発明の実
施例、これらの方法を用いず、L断面を圧延組織にしな
かったサンプルを本発明の比較例とした。なお、鋳造板
のL断面を観察する方法としては、鋳造板を所定の大き
さに切って樹脂等に包埋し、エメリーやバフ研磨でL断
面を鏡面に仕上げ、更にHF10%溶液などでエッチン
グを行ってから、偏光顕微鏡等で観察する方法が使用で
きる。L断面について表層から厚みの5%以上を圧延組
織にする方法は 1)溶湯供給ノズル16の先端位置を、鋳造板厚にほぼ
等しい間隔を保った1対の回転ローラ18、18と接触
させた状態から距離X遠ざけた場合、10mm≧X≧1
mmとする方法(図6参照) 2)溶湯供給ノズル16の先端を鋳造板厚にほぼ等しい
間隔を保った1対の回転ローラ18、18と接触させて
鋳造する場合は、ノズル先端端面の延長線上に置ける回
転ローラ間の距離CN(mm)を同ローラの最狭部の寸
法CR(mm)としたとき、CN≧1.1×CR とする方法
(図7参照) 3)溶湯供給ノズル16の先端位置と、1対の回転ロー
ラ18、18間の最狭部までの距離L(mm)が次式で
表される方法(図8参照) 式:L≧0.04×D ここでDは回転ローラ18の直径D(mm)とする。 4)溶湯供給ノズル16の先端の開口部の寸法CM(m
m)、1対の回転ローラ18、18間の最狭部の寸法C
R(mm)としたときCM≧1.05×CR とする方法(図9
参照)
【0011】実施例1、2、比較例1、2は、鋳造板厚
2.8mmとし、溶湯供給ノズルの先端位置を、鋳造板
厚にほぼ等しい間隔を保った1対の回転ローラと接触さ
せた状態から距離X遠ざけた場合の寸法Xを変えてサン
プルを作成した。以下、各例のサンプルの評価結果を各
表に示した。
【0012】
【表1】
【0013】実施例3、4、比較例3、4はノズル先端
端面の延長線上に置ける回転ローラ間の距離CN、同ロ
ーラの最狭部の寸法CRを変えて鋳造板厚3mmと7m
mのサンプルを作成した。
【0014】
【表2】
【0015】実施例5、6、比較例5、6は回転ロール
径Dが350mmと600mmの二つの場合において、
ローラ間の最狭部までの距離Lを変えて鋳造板厚3.5
mmのサンプルを作成した。
【0016】
【表3】
【0017】実施例7、8、及び比較例7、8は溶湯供
給ノズル16の先端の開口部の寸法CM ,回転ローラ間
の最狭部の寸法CR を変えて鋳造板厚3mmと7mmの
サンプルを作成した。
【0018】
【表4】
【0019】以上のように、本発明の方法によって、双
ローラ式連続鋳造装置を用いて厚さ10mm〜1mmの
連続鋳造板を鋳造し、途中で熱処理を行い、冷間圧延で
0.1〜0.5mmの厚みに仕上げて、平版印刷版支持
体用アルミニウム合金板を製造する方法において、連続鋳造後
の鋳造板のL断面について少なくとも表層から5%以上
の部分が圧延組織になるようにする事で、面質ザラツキ
が発生しない優れた平版印刷版用アルミニウム合金支持
体を製造することが出来る。
【0020】
【発明の効果】Al合金溶湯を溶湯供給ノズルを介して
1対の冷却ローラの間に供給し、その冷却ローラによっ
て、アルミニウム溶湯を凝固させつつ圧延を行う、双ロ
ーラ式連続鋳造装置を用いて厚さ10mm〜1mmの連
続鋳造板を鋳造し、途中で熱処理を行い、冷間圧延で
0.1〜0.5mmの厚みに仕上げて、平版印刷版支持体
用アルミニウム合金板を製造する方法において、連続鋳造後の
鋳造板のL断面の結晶組織において表層から5%以上の
部分が圧延組織になるようにしたことで、金属結晶中の
加工歪みが十分あるため、冷間圧延、熱処理を行ったと
きの再結晶組織が非常に微細になるので、面質ザラツキ
が発生しない優れた平版印刷版用アルミニウム合金支持
体を製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様の1例である連続鋳造圧延装
置の全体構成を示す。
【図2】本発明の実施態様の1例である冷間圧延装置の
全体構成を示す。
【図3】本発明の実施態様の熱処理工程の1例である連
続焼鈍装置の全体構成を示す。
【図4】本発明の実施態様の熱処理工程の別の1例であ
るバッチ焼鈍装置の全体構成を示す。
【図5】本発明の実施態様の1例である矯正装置の全体
構成を示す。
【図6】本発明の実施態様の1例である鋳造ノズルと回
転ローラの位置関係の例(1)を示す。
【図7】本発明の実施態様の1例である鋳造ノズルと回
転ローラの位置関係の例(2)を示す。
【図8】本発明の実施態様の1例である鋳造ノズルと回
転ローラの位置関係の例(3)を示す。
【図9】本発明の実施態様の1例である鋳造ノズルと回
転ローラの位置関係の例(4)を示す。
【符号の説明】
10 連続鋳造圧延装置 12 溶解保持炉 14 樋 16 溶湯供給ノズル 18 回転式冷却ローラ 22 溶湯 32 液面センサ 36 鋳造板 37 圧延板 38 カッター 50 冷間圧延機 56 圧延ローラ 58 バックアップローラ 80 矯正装置 86 矯正ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C22F 1/00 601 C22F 1/00 601 674 674 685 685Z 694 694A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム合金溶湯を溶湯供給ノズル
    を介して1対の冷却ローラの間に供給し、その冷却ロー
    ラによって、アルミニウム溶湯を凝固させつつ圧延を行
    う双ローラ式連続鋳造装置を用いて厚さ10mm〜1m
    mの連続鋳造板を鋳造し、途中で熱処理を行い、冷間圧
    延で0.1〜0.5mmの厚みに仕上げて、平版印刷版支
    持体用アルミニウム合金板を製造する方法において、連
    続鋳造後の鋳造板のL断面について少なくとも表層から
    5%以上の部分を圧延組織にしたことを特徴とする平版
    印刷版支持体用アルミニウム合金板の製造方法。
  2. 【請求項2】 アルミニウム合金がJIS1000系材
    料である請求項1記載の平版印刷版支持体用アルミニウ
    ム合金板の製造方法。
  3. 【請求項3】 アルミニウム合金の成分がFe:0.0
    3〜0.8%、Si:0.02〜0.3%、Cu:0〜
    0.05%、Ti:0.005〜0.1%、残部Al及
    び不可避的不純物である請求項1記載の平版印刷版支持
    体用アルミニウム合金板の製造方法。
JP10284502A 1998-10-06 1998-10-06 平版印刷版支持体用アルミニウム合金板の製造方法 Pending JP2000119828A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101186580B1 (ko) 2010-07-30 2012-10-08 주식회사 포스코 쌍롤 박판 주조 공정의 주편 에지부 덧살 제거 장치

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KR101186580B1 (ko) 2010-07-30 2012-10-08 주식회사 포스코 쌍롤 박판 주조 공정의 주편 에지부 덧살 제거 장치

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