JP2000118332A - 自動車用バンパー構造 - Google Patents

自動車用バンパー構造

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JP2000118332A
JP2000118332A JP10294288A JP29428898A JP2000118332A JP 2000118332 A JP2000118332 A JP 2000118332A JP 10294288 A JP10294288 A JP 10294288A JP 29428898 A JP29428898 A JP 29428898A JP 2000118332 A JP2000118332 A JP 2000118332A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストの上昇を低く抑えつつ、システム幅を
自由に設定することができる自動車用バンパー構造を提
供する。 【解決手段】 バンパーフェイシャ10とリヤパネル
12との間に空間20が形成されるようにしてバンパー
フェイシャ10がリヤパネル12に取り付けられる。バ
ンパーフェイシャ10とリヤパネル12との間の前記空
間20には、バンパーレインフォースを設けずに、車幅
方向中央部に断面ハット形状をなした樹脂製発泡材22
が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用バンパー
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動車用バンパー構造と
しては、図11及び図12、または出典特開平9−52
562号公報に示されたものがある。
【0003】図11及び図12において、符号10はバ
ンパーフェイシャであり、バンパーフェイシャ10は、
車体パネル12との間に空間が形成されるようにして車
体パネル12に取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる図11及び図1
2の自動車用バンパー構造では、リヤパネル12の位置
及びバンパーフェイシャ10の造形を自由に設定しよう
とすると、リヤパネル12からからバンパーフェイシャ
10の後端までの長さであるシステム幅が十分に大きく
取れない場合がある。このような場合には、リヤパネル
12とバンパーフェイシャ10との間の空間にバンパー
レインフォース40(図12の二点鎖線で示す)を配設
するか、または造形の自由度を犠牲にしてバンパーフェ
イシャ10を後方まで突き出すか(図12の一点鎖線で
示す)、を行って軽衝突時のバンパーフェイシャ10の
ストローク量を確保している。
【0005】しかしながら、バンパーレインフォース4
0を配設した場合には、部品点数、重量が増加し、コス
トが高くなるという課題があり、バンパーフェイシャ1
0を後方まで突き出した場合には、造形の自由度が減少
するという課題がある。
【0006】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、請求項1ないし請求項6記載の発明は、コストの上
昇を低く抑えつつ、システム幅を自由に設定することが
できる自動車用バンパー構造を提供することをその目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、バンパーフェイシャと車体と
の間に空間が形成されるようにしてバンパーフェイシャ
が車体に取り付けられ、バンパーフェイシャと車体との
間の前記空間にレインフォースを有さない自動車用バン
パー構造において、バンパーフェイシャと車体との間の
前記空間の車幅方向中央部に樹脂製発泡材が設けられる
ことを特徴とする。
【0008】軽衝突時に、バンパーフェイシャと車体と
の間の空間に設けた樹脂製発泡材が変形し、エネルギー
吸収を行うことで、車体の変形を抑えることができる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のものにおいて、前記樹脂製発泡材は、上下方向の少
なくともある点を通る略水平面で切った断面において、
その車幅方向中央部が中空となった中空部を有すること
を特徴とする。
【0010】これにより請求項2によれば請求項1に係
る作用に加えて、軽衝突時にバンパーフェイシャから樹
脂製発泡材が受ける荷重を、中空部によって車幅方向に
分散させて車体へと伝え、集中荷重が車体へと伝わるの
を防ぐ。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載のものにおいて、前記樹脂製発泡材は、上下方向の少
なくともある点を通る略水平面で切った断面において、
バンパーフェイシャに対向するようにバンパーフェイシ
ャ寄りに配置される受圧面部と、受圧面部の両側端部か
ら車体方向へ向かって伸びる脚部と、車体に取り付く車
体取付部とからなる断面ハット形状をなしており、これ
ら受圧面部と脚部とで前記中空部を画成することを特徴
とする。
【0012】これにより請求項3によれば請求項1及び
2に係る作用に加えて、軽衝突時にバンパーフェイシャ
から樹脂製発泡材の受圧面部が荷重を受け、受圧面部の
両側端部にある脚部で荷重を分散させ、集中荷重が車体
へと伝わるのを防ぐ。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載のものにおいて、前記樹脂製発泡材は、前記ある点と
は別のある点を通る略水平面で切った断面において、中
空部を有さずに中実となった中実部を有することを特徴
とする。
【0014】また、請求項5記載の発明は、請求項1な
いし4のいずれか1に記載のものにおいて、前記樹脂製
発泡材には車体から伸びるピンが差込まれて、該ピンの
先端部にクリップが結合されることによって、該樹脂製
発泡材が車体に取り付けられることを特徴とする。
【0015】これにより請求項5によれば請求項1ない
し4のいずれかに係る作用に加えて、樹脂製発泡材をバ
ンパーフェイシャと車体との間の前記空間に設ける作業
を行う際に、樹脂製発泡材を車体から伸びるピンに差し
込んだ後、車外側からピンの先端部にクリップを結合す
ることで、樹脂製発泡材を車体に取付ける。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
のいずれか1に記載のものにおいて、前記樹脂製発泡材
のバンパーフェイシャと対向する面が、バンパーフェイ
シャ内面に略沿った形状をなすことを特徴とする。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、樹脂製発
泡材を設けて、軽衝突時のエネルギー吸収を行わせるよ
うにして、車体の変形を抑えるようにしたために、シス
テム幅を小さくすることができ、造形の自由度を拡大さ
せることができる。
【0018】バンパーレインフォースを設けるのに比較
して、樹脂製発泡材は材料コストや製造コストを低くす
ることができ、結果として全体のコストの上昇を低く抑
えることができる。
【0019】また、樹脂製発泡材を設けたことにより、
バンパーの剛性を向上させることも可能になり、バンパ
ーに手をついたときのべこつきを減少させることができ
る。
【0020】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1に係る効果に加えて、軽衝突時にバンパーフェイシ
ャから樹脂製発泡材が受ける荷重を、中空部によって、
分散させることができるので、樹脂製発泡材を介して集
中荷重が車体へ伝わり車体を変形させるといったこと
を、阻止することができる。
【0021】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1及び2に係る効果に加えて、バンパーフェイシャに
対向する受圧面部と、受圧面部の両側端部にある脚部と
で確実に衝突時にバンパーフェイシャから受ける荷重を
分散させることができる。また、断面ハット形状の両側
部となる車体取付部の車体への取付作業を簡単に行うこ
とができる。
【0022】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1ないし3に係る効果に加えて、中実部がないと、断
面ハット形状を有する樹脂製発泡材を成形する際に、反
りが生じて中空部が広がるおそれがあるが、中実部を設
けることにより、かかる反りを防止することができる。
【0023】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項1ないし4のいずれかに係る効果に加えて、樹脂製発
泡材をバンパーフェイシャと車体との間の前記空間に設
ける作業を行う際に、樹脂製発泡材を車体から伸びるピ
ンに差し込み、車外側からピンの先端部にクリップを結
合することで、樹脂製発泡材を車体に取付けることがで
きる。
【0024】また、請求項6記載の発明によれば、請求
項1ないし5のいずれかに係る効果に加えて、樹脂製発
泡材のバンパーフェイシャと対向する面を、バンパーフ
ェイシャ内面に略沿った形状としたため、バンパーの剛
性を確実に向上させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を説明
する。
【0026】図1ないし図4は、本発明の自動車用バン
パー構造の実施の形態を表す図であり、リヤバンパーに
適用した例を表している。
【0027】図において、10はバンパーフェイシャで
あり、バンパーフェイシャ10は、車体であるリヤパネ
ル12との間に空間20が形成されるようにしてリヤパ
ネル12に取り付けられている。即ち、バンパーフェイ
シャ10の上端10aはリヤパネル12にブラケット1
6を介してクリップ等により取り付けられており、バン
パーフェイシャ10の下端10bはリヤパネル12にブ
ラケット18を介してボルト等により取付けられてお
り、また、バンパーフェイシャ10の前端10cは、リ
ヤフェンダ19(図10)に取り付けられている。
【0028】リヤパネル12には、車体両側部において
車体前後方向に伸びる強度部材であるリヤサイドメンバ
14の後端が取り付けられており、さらに、リヤパネル
12を挟み、リヤサイドメンバ14と略延長線上にバン
パーステー30、30が取付けられている。
【0029】バンパーフェイシャ10とリヤパネル12
との間の空間20には、バンパーレインフォースが設け
られる代わりに、その車幅方向中央部に樹脂製発泡材2
2が設けられている。
【0030】樹脂製発泡材22は、ポリプロピレン系、
ウレタン系等からなる樹脂製発泡材であり、比較的発泡
率の大きい軟らかい発泡材とすると良い。図5ないし図
7に詳細に示したように樹脂製発泡材22は、基本的に
略水平面で切った断面において、バンパーフェイシャ1
0に対向するようにバンパーフェイシャ10寄りに配置
される受圧面部22aと、受圧面部22aの両側端部か
ら車体方向へ向かって伸びる脚部22b、22bと、リ
ヤパネル12に取り付く車体取付部22cとからなる断
面ハット形状をなしており、これら受圧面部22aと脚
部22bとで中空部22dを画成している。こうして中
空部22dは樹脂製発泡材22の車幅方向中央部に位置
付けられており、中空部22dが存在することによっ
て、後述のように、受圧面部22aで受ける荷重を脚部
22b、22bに伝えて、荷重を分散させることができ
るようになっている。中空部22dは、樹脂製発泡材2
2の上下方向全体に亘って設けられるのではなく、ある
点(この例では、上下方向中央部)を通る略水平面で切
った断面においては、図7に示すように中空部22dは
なく、中実となった中実部22eとなっている。これ
は、全く中実部22eがなく中空部22dだけが上下方
向全体に亘って設けられると、樹脂製発泡材22の成形
終了後に、図8の仮想線で示したように、車体取付部2
2cに相当する部分に反りが発生し中空部22dが広が
る不具合が生じる恐れがあり、かかる不具合を排除する
ためである。
【0031】樹脂製発泡材22の両側に設けられる車体
取付部22cには取付孔22fが形成されている。この
取付孔22fに、リヤパネル12から突出する一対のピ
ン24,24を差し込み、さらに、車外側からクリップ
26,26をピン24,24の先端に結合することで、
樹脂製発泡材22をリヤパネル12に簡単に取り付ける
ことができるようになっている。クリップ26は、ピン
24の先端にかぶせるだけで結合することができると、
より取付作業が簡単になる。
【0032】バンパーフェイシャ10と対向する樹脂製
発泡材22の受圧面部22aは、図2に示したように、
バンパーフェイシャ10の内面に略沿った形状をなし
て、バンパーフェイシャ10の内面に近接(または密接
してもよい)している。
【0033】さらに、図4に示したように、バンパーフ
ェイシャ10の両側部の下側には、クロージングリヤバ
ンパープレート32が取付けられており、さらに、バン
パーフェイシャ10の片側より下方には、エキゾースト
34が配設されている。
【0034】以上のように構成される自動車バンパー構
造の作用を説明する。
【0035】バンパー中央部の軽衝突時に、バンパーフ
ェイシャ10の車幅方向中央部が最もストローク量が大
きくなるが、樹脂製発泡材22が設けられているため、
衝突による荷重を、バンパーフェイシャ10に対向する
樹脂製発泡材22の受圧面部22aで受けることができ
る。図9に示すように、受圧面部22aからの荷重は中
空部22dがあるために、受圧面部22aの両側部にあ
る脚部22bに分散され、車体取付部22cからリヤパ
ネル12へと伝わる。樹脂製発泡材22が変形すること
により衝突エネルギーを吸収すると共に、この中空部2
2dによって荷重が分散されるために、リヤパネル12
のようにボックス構造体に比べて強度の小さいものであ
っても、その変形を抑えることができるようになる。樹
脂製発泡材22の発泡率を、バンパーフェイシャ10と
の間に空間20を形成する車体の強度に応じて設定する
と良く、車体がリヤパネル12のように強度の小さいも
のの場合には、発泡率を大きくして柔らかくすることに
より、リヤパネル12の変形を効果的に抑えることがで
きる。
【0036】こうして、空間20に樹脂製発泡材22を
設けることにより、軽衝突時のバンパーフェイシャ10
のストローク量を抑えることができ、結果として、バン
パーフェイシャ10とリヤパネル12との間のシステム
幅を小さくすることができ、造形の自由度を拡大させる
ことができるようになる。
【0037】また、バンパーコーナ部の軽衝突に対して
は、リヤサイドメンバ14の後端に延長線上に設けられ
たバンパーステー30によってエネルギーを吸収する。
【0038】樹脂製発泡材22は、ストローク量が最も
大きくなるおそれのある車幅方向中央部に設けるのが、
最も効果的であるが、車幅方向中央部のみならず、空間
20の適所に配置して、バンパーコーナ部の軽衝突時に
もエネルギー吸収を行うようにすることも可能である。
【0039】樹脂製発泡材22は、バンパーレインフォ
ースを設けるのに比較して、材料コストや製造コストを
低くすることができるので、結果として全体のコストの
上昇を低く抑えることができる。
【0040】また、平常時には、樹脂製発泡材22が設
けられているために、バンパーの剛性を向上させること
ができる。特に、バンパーフェイシャ10に対向する樹
脂製発泡材22の受圧面部22aをバンパーフェイシャ
10の内面に略沿った形状としているため、バンパーの
剛性を確実に向上させることができ、バンパーフェイシ
ャ10に手をついたときべこつきを防止することができ
る。
【0041】さらには、図10に示したように、走行時
に後輪36から跳ね上げられた小石がバンパーフェイシ
ャ10の内面に衝突し(矢印38)、その衝撃で外面側の
塗膜を損傷させる恐れがあるが、このようなチッピング
に対して、バンパーコーナ部では、クロージングリヤバ
ンパープレート32やバンパーフェイシャ10の両側部
の下側フランジ10dまたはエキゾースト34によって
防ぐことができるが、車幅方向中央部にはこれらが存在
しないため、この樹脂製発泡材22を設けることによっ
て、チッピング対策を図ることができるようになる。こ
のチッピング対策としては、例えば特開平8−1329
93号公報に記載されたように、バンパーフェイシャの
内面に水平リブを設けるという手段もあるが、バンパー
フェイシャの上方に、水平リブを設けると成形により外
面にヒケが生じる恐れがあるのに対して、この樹脂製発
泡材22を設けることによって、バンパーフェイシャ1
0の表面品質を損なうことなく、チッピングによる損傷
を防止することができる。
【0042】本実施の形態では、車体としてリヤパネル
12に樹脂製発泡材22を取り付けていたが、車体とし
てリヤクロスメンバのようなボックス構造体に対してか
かる樹脂製発泡材22を取付けることも勿論、可能であ
り、衝突時に樹脂製発泡材22によって衝突エネルギー
を吸収するようにさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用バンパー構造の実施の形態を
表す水平面で切って見た(図3の1−1線に沿って見
た)断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿って見た断面図である。
【図3】本発明の自動車用バンパー構造の実施の形態の
後方から見た背面図である(但し、バンパーフェイシャ
は仮想線で示す。)
【図4】本発明の自動車用バンパー構造の実施の形態を
表す部分分解斜視図である。
【図5】本発明の自動車用バンパー構造の実施の形態で
用いられる樹脂製発泡材の斜視図である。
【図6】図5の6−6線に沿って見た、樹脂製発泡材を
車体に取り付けた状態を表す断面図である。
【図7】図5の7−7線に沿って見た、樹脂製発泡材を
車体に取り付けた状態を表す断面図である。
【図8】図5の樹脂製発泡材の7−7線に沿って見た断
面図である。
【図9】衝突時の説明図である。
【図10】本発明の自動車用バンパー構造の実施の形態
の側面図である。
【図11】従来の自動車用バンパー構造を表す図1相当
図である。
【図12】従来の自動車用バンパー構造を表す図2相当
図である。
【符号の説明】
10 バンパーフェイシャ 12 リヤパネル(車体) 20 バンパーフェイシャ10とリヤパネル12との間
の空間 22 樹脂製発泡材 22a 受圧面部 22b 脚部 22c 車体取付部 22d 中空部 22e 中実部 22f 取付孔 24 ピン 26 クリップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンパーフェイシャと車体との間に空間
    が形成されるようにしてバンパーフェイシャが車体に取
    り付けられ、バンパーフェイシャと車体との間の前記空
    間にレインフォースを有さない自動車用バンパー構造に
    おいて、 バンパーフェイシャと車体との間の前記空間の車幅方向
    中央部に樹脂製発泡材が設けられることを特徴とする自
    動車用バンパー構造。
  2. 【請求項2】 前記樹脂製発泡材は、上下方向の少なく
    ともある点を通る略水平面で切った断面において、その
    車幅方向中央部が中空となった中空部を有することを特
    徴とする請求項1記載の自動車用バンパー構造。
  3. 【請求項3】 前記樹脂製発泡材は、上下方向の少なく
    ともある点を通る略水平面で切った断面において、バン
    パーフェイシャに対向するようにバンパーフェイシャ寄
    りに配置される受圧面部と、受圧面部の両側端部から車
    体方向へ向かって伸びる脚部と、車体に取り付く車体取
    付部とからなる断面ハット形状をなしており、これら受
    圧面部と脚部とで前記中空部を画成することを特徴とす
    る請求項2記載の自動車用バンパー構造。
  4. 【請求項4】 前記樹脂製発泡材は、前記ある点とは別
    のある点を通る略水平面で切った断面において、中空部
    を有さずに中実となった中実部を有することを特徴とす
    る請求項3記載の自動車用バンパー構造。
  5. 【請求項5】 前記樹脂製発泡材には車体から伸びるピ
    ンが差込まれて、該ピンの先端部にクリップが結合され
    ることによって、該樹脂製発泡材が車体に取り付けられ
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1に記
    載の自動車用バンパー構造。
  6. 【請求項6】 前記樹脂製発泡材のバンパーフェイシャ
    と対向する面は、バンパーフェイシャ内面に略沿った形
    状をなすことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    1に記載の自動車用バンパー構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011088533A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Toyota Auto Body Co Ltd リアバンパの補強構造
CN103386942A (zh) * 2012-05-10 2013-11-13 大众汽车有限公司 车辆中的保险杠装置

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