JP2000116916A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000116916A
JP2000116916A JP10318361A JP31836198A JP2000116916A JP 2000116916 A JP2000116916 A JP 2000116916A JP 10318361 A JP10318361 A JP 10318361A JP 31836198 A JP31836198 A JP 31836198A JP 2000116916 A JP2000116916 A JP 2000116916A
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Japan
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chip
control circuit
name
circuit component
light
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Shuntaro Miyajima
旬太郎 宮島
Makoto Hoya
誠 保谷
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変造された制御回路構成部材を外見上正規の
制御回路構成部材に見せかけることが困難で、変造され
た制御回路構成部材への交換を容易に発見できる遊技機
を提供する。 【解決手段】 ロム用チップ44の本体49の表面中央
には製品型番51、製造メーカー名52、製造国名53
が通常の塗料により表記されている。本体49の表面下
部には回路作成メーカー名54、ゲーム内容55、パチ
ンコ機メーカー名56が無色透明の蛍光塗料により表記
されている。蛍光塗料は、紫外線(365nm)の照射
により緑色に発光する。従って、通常光下では回路作成
メーカー名54等は目視できず、それに気がつかずに正
規のロム用チップ44を変造ロム用チップに交換した場
合に容易に不正が発覚する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、遊技内容を制
御する制御基盤が装着され、同制御基盤に遊技内容が記
憶された制御回路構成部材が装着された遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 パチンコ機、スロットマシーン等の遊
技機では、制御基盤に構成された制御回路からの信号に
基づいて遊技内容の制御を行っている。そのため、現在
この制御基盤上の制御回路構成部材、例えば、CPUや
ロム等のチップを外して変造CPUや変造ロムに交換す
る不正改造が行われ、しばしば問題となっている。従来
の遊技機においては、このような不正改造を防止するた
めに種々の手段がとられている。例えばパチンコ機では
制御基盤を基盤ボックス内に収容し、開封防止の封印シ
ールを貼着している。これは基盤ボックスの蓋を開ける
と、封印シールが破れるため、その封印シールの状態を
目視して容易に制御基盤の不正改造を発見するものであ
る。また、図6に示すように、制御基盤上のチップ20
には、回路作成メーカー名、入力内容、回路の種類、パ
チンコ機メーカー名等が印刷されたシール12を貼付し
ている。このシール22は、薄膜状に形成され、一旦貼
付したものを剥がして再度貼付すると、端部が折れ曲が
ったり、皺ができたりするようになっている。そのた
め、正規のチップを変造チップに交換する場合に、その
正規のチップに貼付されていたシールを剥がして、変造
チップに貼付したとしても交換したことが発覚しやすく
なっている。また、シール22は、チップ20の表面に
直接表記されているチップ20の製造メーカー名、製品
番号等を覆い隠さないように貼付される。これも、変造
チップへの交換がされた場合に、交換が発覚しやすくす
るためである。また、基盤ボックスは全体が透明の樹脂
で形成されている。これは、蓋を開けなくとも制御基盤
のチップの配置状態を目視できるようにして制御基盤の
不正改造を発見しやすくするためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、上記の不正
手段を防止する手段のうち、シールそのものはそっくり
に偽造が可能なため、偽造されたシールを貼付した変造
チップに交換された場合には、当該交換を見抜くことが
困難である。この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、変造された制御回路構成
部材を外見上正規の制御回路構成部材に見せかけること
が困難で、変造された制御回路構成部材への交換を容易
に発見できる遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、請求項1に記載の発明は、制御基盤に構成され
た制御回路からの信号に基づいて遊技内容の制御を行う
遊技機において、前記制御基盤に配設された制御回路構
成部材の表面上に蛍光物質を付着させたことをその要旨
とする。上記の目的を達成するために、請求項2に記載
の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記制御
回路構成部材の表面上に付着させた蛍光物質により前記
制御回路構成部材の入力内容に関する諸データを表記し
たことをその要旨とする。また、上記の目的を達成する
ために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項
2に記載の遊技機において、前記蛍光物質は、無色透明
であり、紫外線が照射されると発光することをその要旨
とする。また、上記の目的を達成するために、請求項4
に記載の発明は、請求項1〜3に記載のいずれかの遊技
機において、前記蛍光物質は、所定の波長の紫外線の照
射によってのみ発光することをその要旨とする。
【0005】
【発明の効果】 請求項1に記載の発明では、制御基盤
に配設された制御回路構成部材の表面上に蛍光物質を付
着させたので、光を照射した後の一定時間は暗部でも蛍
光物質が発光する。また、制御回路構成部材の表面上に
蛍光物質が付着されていることは一見しただけでは察知
することができない。従って、変造された制御回路構成
部材に蛍光物質が付着される可能性は低く、光を照射し
た後に付着された蛍光物質が暗部で発光するか否かによ
り、正規の制御回路構成部材が、変造された制御回路構
成部材に交換されているかを容易に判別できる。請求項
2に記載の発明では、請求項1に記載の発明の効果に加
え、前記制御回路構成部材の表面上に付着させた蛍光物
質により前記制御回路構成部材の入力内容に関する諸デ
ータを表記したので、光を照射した後の一定時間は暗部
でも表記を目視できる。請求項3に記載の発明では、請
求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、前記蛍
光物質は、無色透明であり、紫外線が照射されて初めて
発光するので、通常は前記蛍光物質による表記を目視で
きず、変造された制御回路構成部材の表面に前記蛍光物
質を付着させることにより表記がなされる可能性は極め
て低い。従って、紫外線の照射に反応して発光するか否
かにより、正規の制御回路構成部材が、変造された制御
回路構成部材に交換されているかを容易に判別できる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいず
れかに記載の発明の効果に加え、前記蛍光物質は、所定
の波長の紫外線の照射によってのみ発光するので、第三
者は前記蛍光物質による表記に気づかず、変造された制
御回路構成部材の表面に前記蛍光物質を付着させること
により表記をすることができない。従って、所定の波長
の紫外線の照射に反応して発光するか否かにより、正規
の制御回路構成部材が、変造された制御回路構成部材に
交換されているかを容易に判別できる。
【0006】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態であ
る遊技機(第1種始動口付きパチンコ機、以下単にパチ
ンコ機という)を説明する。図1に示すように、外枠1
には前枠2が回動軸を中心に回動可能に装着されてい
る。同図1では前枠2は閉じた状態にある。前枠2には
図示しない遊技盤、ガラス枠4、上皿5、下皿6、ハン
ドル部7等が装着されている。ガラス枠4は、前枠2に
回動軸を中心に回動可能に装着されている。上皿5の側
方であって前枠2内部にはスピーカ8が埋設されてい
る。スピーカ8は遊技の進行に伴い種々の効果音を鳴ら
したり、遊技者に遊技状態を音声にて報知する。
【0007】次に遊技機の背面側の構成について説明す
る。尚、以下の説明では図2における左右方向をもって
左右と、上下方向をもって上下という。また、図2にお
ける正対する面を前面とする。図2に示すように、外枠
1内部中央には、図柄表示装置ユニットの裏面側の保護
カバー9が配設されている。同保護カバー9に隣接して
パチンコ機の電子的制御を行う制御装置ユニット10が
配設されている。図柄表示装置ユニットの裏面側の保護
カバー9の上方には賞球タンク11が配設されている。
図2において賞球タンク11の右方には入出力基盤12
が配設されている。入出力基盤12は電源電圧の入力ポ
ートとなると共に内部負荷に対して電源を供給する電源
回路が構成されている。入出力基盤12下方には賞球タ
ンク11から流出する球を所定個数ごとにまとめて供給
する球供給機構Pが配設されている。球供給機構Pの下
方には入賞球を検出して賞球を供給する賞球供給機構Q
が配設されている。賞球供給機構Qの左方にはハンドル
部7の操作に応じて遊技球を打ち出す弾球機構Rが配設
されている。
【0008】次に、制御装置ユニット10について説明
する。図3に示すように制御装置ユニット10は、基盤
ボックス30の中に制御基盤32を収容したものであ
る。基盤ボックス30は、基盤裏カバー34、基盤保護
カバー36、コネクタカバー38とからなる。基盤ボッ
クス30は、全体が透明な樹脂で形成されている。基盤
裏カバー34と基盤保護カバー36との境界には封印シ
ール39が貼付されている。制御基盤32は長方形板状
に形成され、表面33側を基盤保護カバー36の背面側
に向けて装着されている。制御基盤32の表面33側に
は、制御回路構成部材としてのロム用のチップ44、C
PU45、トランス46、コンデンサ47等が配設され
ている。
【0009】以下、ロム用のチップ44について詳述す
る。図4に示すように、ロム用のチップ44は、直方体
状の本体49の両側に複数のL字状に折れ曲がった端子
50が配設されたものである。図4において本体49の
表面中央にはチップ44の製品型番51、製造メーカー
名52、製造国名53が表記されている。製品型番5
1、製造メーカー名52、製造国名53の表記は、本体
49の表面に直接塗料が付着されることによりなされて
いる。本体49の表面下部には制御回路構成部材の入力
内容に関する諸データとしての回路作成メーカー名5
4、ゲーム内容55、パチンコ機メーカー名56が表記
されている。回路作成メーカー名54、ゲーム内容5
5、パチンコ機メーカー名56の表記は、本体49の表
面に直接蛍光塗料が付着されることによりなされてい
る。蛍光塗料には蛍光物質が含有されている。蛍光物質
には亜鉛やカドミウムの硫化物や酸化物に、マンガンや
銅などを添加したもの等があり、その種類により、反応
して発光する光線、発光する色が異なることが一般に知
られている。なお、ここでいう蛍光物質には、光を遮断
した後に残光のないもののみならず、残光のあるものも
含む。
【0010】本発明の実施の形態である遊技機のロム用
のチップ44の回路作成メーカー名54、ゲーム内容5
5、パチンコ機メーカー名56の表記に使用された塗料
は、通常光下では無色透明であり、ブラックライトによ
る紫外線(365nm)を照射すると緑色に発光するよ
うになっている。蛍光塗料のロム用のチップ44の表面
への付着は、透光性を有する紙シート上に蛍光塗料で回
路作成メーカー名54、ゲーム内容55、パチンコ機メ
ーカー名56を裏返して印刷し、この印刷面を合成樹脂
製の保護シートで覆ったシールを使用して行われる。使
用方法は以下の通りである。 (1)シールの保護シートを剥がして、シール全体を水
に浸す。 (2)ロム用のチップ44の本体49の表面下部に文字
等の印刷面を裏側にして(印刷面が本体49の表面に接
するようにして)シールを貼付する。 (3)紙シートを剥がすと、蛍光物質を含んだ塗料のみ
が本体49の表面に残り、貼付が完了する。
【0011】次に、本実施の形態の遊技機の作用につい
て説明する。本実施の形態のパチンコ機においては、透
明の基盤ボックス20の内部に収容されている制御基盤
32の表面に配置されたロム用チップ44の本体49の
表面下部に表記されているチップ44の製品型番51、
製造メーカー名52、製造国名53を通常光下で目視す
ることが可能である。また、通常光下では、無色透明の
蛍光塗料で表記された回路作成メーカー名54、ゲーム
内容55、パチンコ機メーカー名56は目視することが
できず、ブラックライトによる紫外線(365nm)を
照射した場合のみ、蛍光塗料が緑色に発光し、目視する
ことが可能となる。但し、蛍光塗料の厚みによる僅かな
凹凸は生じるので、通常光下でも斜めから見たような場
合には、陰影が生じて表記を目視することが可能とな
る。
【0012】このように構成することにより本実施の形
態の遊技機は以下のような効果を奏する。 ・通常光下では、無色透明の蛍光塗料でロム用チップ4
4の表面に表記された回路作成メーカー名54、ゲーム
内容55、パチンコ機メーカー名56は目視することが
できないので、第三者はこれらの表記がされていること
に気がつきにくい。従って、変造ロム用チップの表面に
蛍光塗料を付着させてこれらの表記をする可能性が低
く、紫外線の照射に反応して発光するか否かにより、正
規のロム用チップ44が、変造ロム用チップに交換され
ているかを容易に判別できる。・無色透明の蛍光塗料
は、ブラックライトによる紫外線(365nm)の照射
によってのみ発光するので、第三者が蛍光塗料による表
記に気づいたとしても、変造ロム用チップの表面に正規
のロム用チップ44に使用された蛍光塗料と同種の蛍光
塗料を見つけることは非常に煩雑である。従って、変造
ロム用チップの表面に正規のロム用チップ44に使用さ
れた蛍光塗料と同種の蛍光塗料を付着させて表記をする
ことは非常に困難となり、正規ロム用チップを変造ロム
用チップに交換するという不正行為を抑制することがで
きる。また、ブラックライトによる紫外線(365n
m)の照射に反応して発光するか否かにより、正規のロ
ム用チップ44が、変造ロム用チップに交換されている
かを容易に判別できる。
【0013】なお、この発明は前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、次のように変更して具体化すること
も可能である。 ・従来のチップ10のように、回路作成メーカー名、ゲ
ーム内容、パチンコ機メーカー名は従来通りこれらを印
刷したシールを貼付することにより表記し、無色透明の
蛍光塗料はチップ表面の余白に塗布してもよい。正規の
チップにシールが貼付されていないとチップを変造しよ
うとする者に不審感を抱かせ、蛍光塗料が塗布されてい
ることを見抜かれるおそれがあるが、この場合には、そ
のようなおそれがない。 ・図5(a)に示すように、チップ60の表面に表示部
61を設け、同表示部61に無色透明の蛍光塗料で数字
62や記号等を表記し、パチンコ機毎に全て数字や記号
が異なるようにしてもよい。正規のチップ60の表面の
蛍光塗料による表記が第三者に見抜かれた場合には、偽
造したチップを外見上正規のチップとそっくりにするこ
とが可能となる。しかし、この場合には、パチンコ機毎
に全て数字や記号が異なるので、変造チップ毎に異なる
数字や記号を表記しなければならず、大量に変造チップ
を製造することが困難となり、不正行為を抑制すること
ができる。 ・図3に示すように、基盤ボックス30又は制御基盤3
2のいずれか、又は基盤ボックス30及び制御基盤32
の両方に、表示部37、40を設け、同表示部37、4
0に無色透明の蛍光塗料を塗布して数字や記号等を表記
してもよい。図5(a)に示すチップ60のように、そ
の表面に無色透明の蛍光塗料で数字62や記号等を表記
し、パチンコ機毎に全て数字や記号が異なるようにした
場合には、チップが交換されていないか否かの点検の際
にパチンコ機毎にその正規の数字や記号が何であるかを
確認する必要が生じ、煩雑となる。しかし、この場合に
は、例えば、蛍光塗料による表示部37、40への表示
を前記チップ表面に表記されたパチンコ機毎に異なる数
字や記号と一致させておけば、変造チップに交換された
か否かの点検が容易となる。
【0014】・図5(b)に示すように、チップ70の
表面に表記されたチップ70の製造メーカー名72、製
品番号74、製造国名76に重ねて回路作成メーカー名
78、ゲーム内容80、パチンコ機メーカー名82を無
色透明の蛍光塗料で表記してもよい。従来のチップ10
のように、回路作成メーカー名、ゲーム内容、パチンコ
機メーカー名は従来通りこれらを印刷したシールは、チ
ップの表面のチップの製造メーカー名、製品番号等の表
記を覆い隠さないように貼付されるので、前記表記がチ
ップ表面に大きくなされている場合には、シールの大き
さが制約を受ける。この場合には、回路作成メーカー名
78、ゲーム内容80、パチンコ機メーカー名82を無
色透明の蛍光塗料で表記したので、通常光下ではチップ
70の製造メーカー名72、製品番号74、製造国名7
6のみを目視できる。そして、ブラックライトによる紫
外線(365nm)の照射によって、蛍光塗料で表記し
た回路作成メーカー名78、ゲーム内容80、パチンコ
機メーカー名82のみが発光し、これらのみを目視する
ことができる。従って、チップの表面のチップの製造メ
ーカー名、製品番号等の表記が大きくなされていても回
路作成メーカー名、ゲーム内容、パチンコ機メーカー名
の表記に制約を受けない。 ・チップ本体を蛍光物質を混入したセラミックで形成し
てもよい。この場合には、そのようなチップを特注品と
しておけば、第三者は正規のチップと同型のチップを入
手できず、変造チップに交換した場合には、容易に交換
が発覚する。 ・蛍光塗料の付着は、回路作成メーカー名54、ゲーム
内容55、パチンコ機メーカー名56が刻印されたゴム
印に蛍光塗料を付着させ、ロム用チップ44の表面に押
圧することによって行ってもよい。 ・従来のチップ20に使用されていたシール22の回路
作成メーカー名、ゲーム内容、パチンコ機メーカー名の
印刷を蛍光塗料(蛍光インキ)で行ってもよい。この場
合は、不正を行おうとする者が蛍光塗料による印刷に気
がつかず、偽造シールの印刷を通常の塗料(通常のイン
キ)で行うと、容易に不正が発覚する。 ・回路作成メーカー名54、ゲーム内容55、パチンコ
機メーカー名56を各々発光色の異なる蛍光塗料で表記
してもよい。また、各々反応して発光する光線の種類や
波長の異なる蛍光塗料で表記してもよい。この場合に
は、さらに変造ロム用チップを外見上正規のロム用チッ
プとそっくりに偽造することが困難となる。
【0015】本発明について上記実施の形態から把握で
きる技術的思想について以下に記載する。 (1)前記制御回路構成部材の表面に表記される同制御
回路構成部材の入力内容に関する諸データは、前記制御
回路構成部材の表面に表記されている同制御回路構成部
材に関する諸データに重ねて表記されていることを特徴
とする請求項3又は請求項4に記載の遊技機。この発明
によれば、請求項3又は請求項4に記載の発明の効果に
加え、通常は前記制御回路構成部材の表面に表記されて
いる同制御回路構成部材に関する諸データのみが目視さ
れ、紫外線又は所定の波長の紫外線の照射をすると前記
制御回路構成部材の表面に表記される同制御回路構成部
材の入力内容に関する諸データの表記が発光し、目視さ
れるので、制御回路構成部材に関する諸データが同制御
回路構成部材の表面に大きく表記されていても、同制御
回路構成部材の入力内容に関する諸データの表記の大き
さに制約を受けない。 (2)前記制御回路構成部材の表面上に付着させた蛍光
物質により遊技機一台毎に異なる記号を表記したことを
特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。こ
の発明によれば、請求項1〜4に記載の発明の効果に加
え、蛍光物質による表記が変造チップを製造しようとす
る者に見抜かれたとしても、遊技機一台毎に全て記号が
異なるので、変造した制御回路構成部材毎に異なる記号
を表記しなければならず、大量に変造制御回路構成部材
を製造することが困難となる。なお、上記「異なる記
号」には、同一の記号であっても発光する色が異なるも
のも含む。 (3)前記制御基盤は基盤ボックス内に収容され、前記
制御基盤又は前記基盤ボックスのいずれか、又は前記制
御基盤及び前記基盤ボックスの両方の表面上に蛍光物質
を付着させることにより前記制御回路構成部材の表面上
に表記した記号と関連する記号を表記したことを特徴と
する上記(2)に記載の遊技機。 課題→大量に変造制御回路構成部材を製造することが困
難で、変造チップへの交換がされたか否かの点検が容易
な遊技機の提供。この発明によれば、上記(2)に記載
の発明の効果に加え、前記チップ表面に表示されたパチ
ンコ機毎に異なる数字や記号と関連する記号を、制御基
盤又は基盤ボックスのいずれか、又は前記制御基盤及び
前記基盤ボックスの両方に表記しておけば、変造チップ
に交換されたか否かの点検が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のパチンコ機の斜視図。
【図2】実施の形態のパチンコ機の背面図。
【図3】実施の形態のパチンコ機の制御装置ユニットの
組付け状態を示す分解斜視図。
【図4】実施の形態のパチンコ機のロム用チップの正面
図。
【図5】(a)実施の形態のパチンコ機の別例のロム用
チップの正面図。(b)実施の形態のパチンコ機の別例
のロム用チップの正面図。
【図6】(a)従来のパチンコ機のロム用チップの正面
図。(b)同ロム用チップの底面図。
【符号の説明】
32…制御基盤、44…制御回路構成部材としてのロム
用チップ、45…制御回路構成部材としてのCPU、4
6…制御回路構成部材としてのトランス、47…制御回
路構成部材としてのコンデンサ、54…入力内容に関す
る諸データとしての回路作成メーカー名、55…入力内
容に関する諸データとしてのゲーム内容、56…入力内
容に関する諸データとしてのパチンコ機メーカー名。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御基盤に構成された制御回路からの信
    号に基づいて遊技内容の制御を行う遊技機において、 前記制御基盤に配設された制御回路構成部材の表面上に
    蛍光物質を付着させたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記制御回路構成部材の表面上に付着さ
    せた蛍光物質により前記制御回路構成部材の入力内容に
    関する諸データを表記したことを特徴とする請求項1に
    記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記蛍光物質は、無色透明であり、紫外
    線が照射されると発光することを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記蛍光物質は、所定の波長の紫外線の
    照射によってのみ発光することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の遊技機。
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