JP2000115910A - ハイブリッド自動車 - Google Patents

ハイブリッド自動車

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JP2000115910A
JP2000115910A JP10278811A JP27881198A JP2000115910A JP 2000115910 A JP2000115910 A JP 2000115910A JP 10278811 A JP10278811 A JP 10278811A JP 27881198 A JP27881198 A JP 27881198A JP 2000115910 A JP2000115910 A JP 2000115910A
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精一 中林
Kenji Takakura
健治 高椋
Nobuhide Seo
宣英 瀬尾
Masahiro Tsuchiya
昌弘 土屋
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    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/62Hybrid vehicles

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  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】加減速時に発生する車輪スリップを低減しつ
つ、エネルギ回収効率や燃費効率を向上する。 【解決手段】ステップS8でエンジンのみ駆動中なら
ば、ステップS10で左右輪が接地する路面の摩擦係数
が異なるスプリット路か否かを判定する。ステップS1
0でスプリット路でないならば、ステップS12で路面
の摩擦係数μが所定値μ1以下か否かを判定する。ステ
ップS12で低μでないならば、ステップS14で急発
進初期か否かを判定する。ステップS14で急発進初期
でないならば、ステップS16でバッテリ3の蓄電量が
所定値以上か否かを判定する。ステップS16で蓄電量
が少ない場合、ステップS18で回生制動を行なってエ
ンジンの出力トルクを吸収してトルクダウンを図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド自動
車に関する。
【0002】
【従来の技術】トラクションコントロールシステムは、
加速時に車輪のスリップ率から車輪がスリップしそうな
状態か否かを検出し、この状態を検出するとエンジンの
出力トルクを低下させ、或いは車輪のブレーキ液圧を上
昇させて制動力を強めることで車輪のスリップを抑制す
るシステムであり、通常の自動車と同様にハイブリッド
自動車にも搭載できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ハイブリッ
ド自動車には、減速時に駆動用モータを発電機として駆
動して電気エネルギを回収してバッテリを充電できると
いう通常の自動車にはない特徴点を持っており、トラク
ション制御でエンジンの出力トルクを低下させる場合に
通常の自動車では無駄に捨てられるエネルギを回収でき
ることが燃費効率を高める上で望ましい。そして、ハイ
ブリッド自動車に搭載されるトラクション制御において
エネルギを効率的に回収しつつトラクション制御を行う
ことを着眼点とした先行技術はない。
【0004】本発明は、上述の事情に鑑みてなされ、そ
の目的は、車輪のスリップを防止しつつ、エネルギの回
収効率を高めることができるハイブリッド自動車を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、目的
を達成するために、本発明のハイブリッド自動車は、以
下の構成を備える。即ち、バッテリの電力により駆動力
を発生する駆動用モータと内燃機関により駆動力を発生
するエンジンを併用して走行するハブリッド自動車にお
いて、加速時に車輪のスリップ率が所定値を超えると、
該車輪の駆動トルクを低下させて該車輪のスリップを抑
制するスリップ抑制手段と、減速時に前記駆動用モータ
を介して電気エネルギを回収して前記バッテリを充電す
るエネルギ回収手段とを備え、前記車輪のスリップ率が
所定値を超えると、前記エネルギ回収手段を作動させ
る。
【0006】また、好ましくは、前記スリップ抑制手段
の作動時において、前記エンジンの出力低下を抑制し、
該エンジンの余剰出力を前記エネルギ回収手段にて吸収
させる。
【0007】また、好ましくは、左右のいずれか一輪の
スリップ率が所定値を超えた場合には、スリップ輪に制
動力を付加して該スリップ輪の駆動トルクを低下させ、
左右両輪のスリップ率が所定値を超えた場合には、該両
輪の駆動トルクを前記エネルギ回収手段にて吸収させ
る。
【0008】また、好ましくは、前記車輪のスリップ率
が所定値を超えた初期段階では前記スリップ抑制手段に
より車輪の駆動トルクを吸収し、その後前記エネルギ回
収手段を作動させる。
【0009】また、好ましくは、前記スリップ抑制手段
の作動時において、前記エンジンの高効率領域運転を保
持して、該エンジンの余剰出力を前記スリップ抑制手段
と前記エネルギ回収手段にて吸収させる。
【0010】また、好ましくは、前記スリップ抑制手段
の作動時間が所定時間以上ならば、前記エンジン出力の
上昇を抑制する。
【0011】また、好ましくは、前記バッテリの蓄電量
が所定値以上ならば、前記エネルギ回収手段の作動を規
制する。
【0012】また、好ましくは、前記エネルギ回収手段
によるエネルギ吸収量と前記スリップ抑制手段による駆
動トルク吸収量との比率を、少なくとも車速若しくは路
面状態で変更する。
【0013】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、車輪のスリップ率が所定値を超えると、エネルギ回
収手段を作動させることにより、車輪のスリップを防止
しつつ、エネルギの回収効率を高めることができる。
【0014】請求項2の発明によれば、スリップ抑制手
段の作動時において、エンジンの出力低下を抑制し、該
エンジンの余剰出力をエネルギ回収手段にて吸収させる
ことにより、車輪のスリップを防止しつつ、エネルギの
回収効率と燃費効率を高めることができる。
【0015】請求項3の発明によれば、左右のいずれか
一輪のスリップ率が所定値を超えた場合には、スリップ
輪に制動力を付加して該スリップ輪の駆動トルクを低下
させ、左右両輪のスリップ率が所定値を超えた場合に
は、該両輪の駆動トルクを前記エネルギ回収手段にて吸
収させることにより、車輪がスリップしやすいく不安定
になるのを早急に抑制する。
【0016】請求項4の発明によれば、車輪のスリップ
率が所定値を超えた初期段階ではスリップ抑制手段によ
り車輪の駆動トルクを吸収し、その後エネルギ回収手段
を作動させることにより、発進初期では回生制動させる
と低速低トルクでエンジンに負荷をかけることになり最
悪の場合にはエンジンが停止することもあるので回生制
動による充電よりもスリップを早急に抑制して、その後
エネルギを回収する。
【0017】請求項5の発明によれば、スリップ抑制手
段の作動時において、エンジンの高効率領域運転を保持
して、該エンジンの余剰出力を前記スリップ抑制手段と
前記エネルギ回収手段にて吸収させることにより、車輪
のスリップを抑制しつつ、燃費効率を高めることができ
る。
【0018】請求項6の発明によれば、スリップ抑制手
段の作動時間が所定時間以上ならば、エネルギ回収手段
の作動を規制してスリップ抑制手段を作動させることに
より、スリップを早急に抑制できる。
【0019】請求項7の発明によれば、バッテリの蓄電
量が所定値以上ならば、エネルギ回収手段の作動を規制
することにより、スリップを早急に抑制できる。
【0020】請求項8の発明によれば、エネルギ回収手
段によるエネルギ吸収量とスリップ抑制手段による駆動
トルク吸収量との比率を、少なくとも車速若しくは路面
状態で変更することにより、スリップ抑制手段による駆
動トルク吸収量をマージンとして保持できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて添付図面を参照して詳細に説明する。 [ハイブリッド自動車の機械的構成]図1は、本実施形
態のハイブリッド自動車の機械的構成を示すブロック図
である。
【0022】図1に示すように、本実施形態のハイブリ
ッド自動車は、駆動力を発生するためのパワーユニット
として、バッテリ3から供給される電力により駆動され
る走行用モータ2とガソリン等の液体燃料の爆発力によ
り駆動されるエンジン1とを併用して走行し、後述する
車両の走行状態に応じて、走行用モータ2のみによる走
行、エンジンのみによる走行、或いは走行用モータ2と
エンジン1の双方による走行とが実現される。
【0023】エンジン1はトルクコンバータ5を介して
クラッチ6の締結により自動変速機7に駆動力を伝達す
る。自動変速機7は、エンジン1から入力された駆動力
を走行状態に応じて(或いは運転者の操作により)所定
のトルク及び回転数に変換して、ギヤトレイン9及び差
動機構8を介して駆動輪11、12に伝達する。また、
エンジン1はバッテリ3を充電するために発電機4を駆
動する。
【0024】走行用モータ2はバッテリ3から供給され
る電力により駆動され、ギアトレイン9を介して駆動輪
11、12に駆動力を伝達する。
【0025】エンジン1は例えば高燃費型のバルブの閉
弁タイミングを遅延させるタイプのものが搭載され、走
行用モータ2は例えば最大出力20KWのIPM同期式モ
ータが使用され、発電機4は例えば最大出力10KWのも
のが使用され、バッテリ3は例えば最大出力30KWのニ
ッケル水素電池が搭載される。
【0026】統括制御ECU100はCPU、ROM、
RAM、インターフェース回路及びインバータ回路等か
らなり、エンジン1の点火時期や燃料噴射量等をコント
ロールすると共に、走行用モータ2の出力トルクや回転
数等をエンジン1のトルク変動や自動変速機7の変速シ
ョックを吸収するようにコントロールする。また、統括
制御ECU100は、エンジン1の作動時に発電機4に
て発電された電力を、走行用モータ2に供給したり、バ
ッテリ3に充電させるように制御する。更に、統括制御
ECU100は、空調制御ECU200から空調装置5
0の作動信号及び停止信号を受け取り、後述するように
バッテリ3の電力や走行用モータ2から回収した電力を
インバータ15で所定電圧(例えば、100V)に整え
た後にコンプレッサ用モータ51や補機類用モータ61
に供給する。
【0027】空調制御ECU200は、乗員により空調
スイッチ52がオンされると空調装置50の作動信号を
統括制御ECU100に出力すると共に、設定温度を維
持するように空調装置50及びコンプレッサ用モータ5
1を制御する。また、空調制御ECU200は、乗員に
より空調スイッチ52がオフされると空調装置50の停
止信号を統括制御ECU100に出力すると共に、空調
装置50及びコンプレッサ用モータ51の制御を停止す
る。
【0028】発電機4は、通常の場合はエンジン始動時
にバッテリ3から電力が供給されてエンジンをクランキ
ングさせる。
【0029】本実施形態のハイブリッド自動車にはAB
Sが搭載されている。ABSは、各車輪11〜14に配
設されたブレーキ装置21〜24と、各ブレーキ装置2
1〜24へのブレーキ液圧を制御するスリップ制御EC
U300とを備える。スリップ制御ECU300は、運
転者のブレーキ操作時に各車輪のスリップ率から車輪が
ロックしそうな状態か否かを検出し、この状態を検出す
ると車輪のブレーキ液圧の解放と加圧を繰り返して車輪
のロックを抑制しながら目標スリップ率にフィードバッ
ク制御する。
【0030】更に、本実施形態のハイブリッド自動車に
はトラクションシステムが搭載されている。トラクショ
ンシステムは、統括制御ECU100が駆動輪11、1
2と従動輪13、14の車輪速変化量(率)から駆動輪
がスリップしそうな状態か否かを検出し、この状態を検
出するとエンジン若しくは走行用モータの出力トルクを
低下させ、或いは車輪のブレーキ液圧を上昇させてブレ
ーキ力を強めることで駆動輪の加速時のスリップを抑制
する。 [ABSの機械的構成]図2は、本実施形態に係るAB
Sの機械的構成を示すブロック図である。
【0031】図2に示すように、本実施形態のハイブリ
ッド自動車は、左右の前輪11、12が駆動輪、左右の
後輪13、14が従動輪とされる。
【0032】各車輪11〜14には、これら車輪と一体
的に回転するディスク21a〜24aと、制動圧の供給
を受けてディスク21a〜24aの回転を制動するキャ
リパ21b〜24bとを備えたブレーキ装置21〜24
が設けられている。
【0033】ブレーキ装置21〜24を作動せしめるた
めのブレーキ制御システムは、運転者によるブレーキペ
ダル26の踏込力を増大させるメインブースタ27とサ
ブブースタ47と、これらブースタ27、47により増
大された踏力圧に応じて制動圧を発生させるマスタシリ
ンダ28とを有する。マスタシリンダ28から延設され
た前輪用制動圧供給ライン29は左前輪用制動圧供給ラ
イン29aと右前輪用制動圧供給ライン29bとに分岐
され、各ブレーキ装置21、22のキャリパ21a、2
2bに接続されている。左前輪用制動圧供給ライン29
aには、電磁式開閉弁30aと電磁式リリーフ弁30b
とからなる第1バルブユニット30が設けられ、右前輪
用制動圧供給ライン29bには、電磁式開閉弁31aと
電磁式リリーフ弁31bとからなる第2バルブユニット
31が設けられている。
【0034】マスタシリンダ28から延設された後輪用
制動圧供給ライン62には、電磁式開閉弁32aと電磁
式リリーフ弁32bとからなる第3バルブユニット32
と、電磁式開閉弁33aと電磁式リリーフ弁33bとか
らなる第4バルブユニット33とが設けられている。そ
して、この後輪用制動圧供給ライン62は、第3及び第
4バルブユニット32、33の下流側で左後輪用制動圧
供給ライン62aと右後輪用制動圧供給ライン62bと
に分岐し、各ブレーキ装置23、24のキャリパ23
a、24bに接続されている。
【0035】本実施形態では、第1バルブユニット30
の作動により左前輪11のブレーキ装置21の制動圧を
調節する第1チャンネルと、第2バルブユニット31の
作動により右前輪12のブレーキ装置22の制動圧を調
節する第2チャンネルと、第3バルブユニット32の作
動により左後輪13のブレーキ装置23の制動圧を調節
する第3チャンネルと、第4バルブユニット33の作動
により右後輪14のブレーキ装置24の制動圧を調節す
る第4チャンネルとを備え、これら各チャンネルは互い
に独立して制御されるようになっている。そして、第1
〜第4バルブユニット30〜33が制動圧を調節する。
【0036】第1〜第4チャンネルを制御するスリップ
制御ECU300は、ブレーキペダル26が踏まれてい
るか否か、ブレーキペダルの踏込量及び踏込速度を検出
するブレーキセンサ35からのブレーキ状態信号と、車
速センサ71からの車速信号と、各車輪11〜14の回
転速度を検出する車輪速センサ37〜40からの車輪速
信号とを入力され、ABS制御を各チャンネル毎に並行
して行うようになっている。
【0037】スリップ制御ECU300は、各車輪11
〜14の車輪速に基づいて、所定のABS制御開始閾値
に従って第1〜第4バルブユニット30〜33により各
車輪11〜14の制動圧を増減制御し、第1〜第4バル
ブユニット30〜33の開閉弁30a〜33aとリリー
フ弁30b〜33bとをデューティ制御によって開閉制
御するようになっている。尚、リリーフ弁30b〜33
bから排出されたブレーキ液は、不図示のドレンライン
を介してマスタシリンダ28のリザーバタンク28aに
戻される。
【0038】尚、上記ABSは車輪のブレーキ液圧を上
昇させるトラクション制御時にも適用される。
【0039】次に、下記表1を参照して主要な状態下に
おけるエンジン、発電機、走行用モータ及びバッテリの
制御について説明する。尚、表1において「力行」とは
駆動トルクを出力している状態を意味する。
【0040】
【表1】
【0041】[停車時]表1に示すように、停車時で
は、エンジン1、発電機4、走行用モータ2は停止され
る。但し、エンジンは冷間時とバッテリ蓄電量低下時に
運転され、発電機4はエンジン運転中は発電するために
駆動されてバッテリ3を充電する。 [緩発進時]表1に示すように、緩発進時では、エンジ
ン1、発電機4は停止され、走行用モータ2が駆動トル
クを出力する。 [急発進時]表1に示すように、急発進時では、発電機
4と走行用モータ2が駆動トルクを出力し、エンジン1
は始動後高出力で運転される。バッテリ3は発電機4と
走行用モータ2とに放電する。 [エンジン始動時]表1に示すように、エンジン始動時
では、発電機4がエンジン1をクランキングするために
駆動トルクを出力してエンジン1が起動される。バッテ
リ3は発電機4に放電する。 [定常低負荷走行時]表1に示すように、定常低負荷走
行時では、エンジン1、発電機4は停止され、走行用モ
ータ2が駆動トルクを出力する。バッテリ3は走行用モ
ータ2に放電する。但し、エンジン1は冷間時とバッテ
リ蓄電量低下時に運転され、発電機4はエンジン運転中
は発電するために駆動されてバッテリ3を充電する。 [定常中負荷走行時]表1に示すように、定常中負荷走
行時では、走行用モータ2は無出力とされ、エンジン1
は高効率領域で運転され、バッテリ3は走行用モータ2
には放電せず、発電機4はバッテリ3を充電する。 [定常高負荷走行時]表1に示すように、定常高負荷走
行時では、エンジン1は高出力運転され、発電機4と走
行用モータ2が駆動トルクを出力する。バッテリ3は発
電機4と走行用モータ2に放電する。但し、発電機4は
バッテリ蓄電量低下時はバッテリ3を充電する。 [急加速時]表1に示すように、急加速時では、エンジ
ン1は高出力運転され、発電機4と走行用モータ2が走
行のために駆動トルクを出力する。バッテリ3は発電機
4と走行用モータ2に放電する。 [減速時(回生制動時)]表1に示すように、減速時で
は、エンジン1及び発電機4は停止され、走行用モータ
2は発電機として電力を回生してバッテリ3を充電す
る。
【0042】次に、図3乃至図8を参照して本実施形態
のハイブリッド自動車の走行状態に応じた駆動力の伝達
形態について説明する。 [発進&低速走行時]図3に示すように、発進及び低速
走行時には、エンジン&モータ制御ECU100は走行
用モータ2のみを駆動させ、この走行用モータ2による
駆動力をギアトレイン9を介して駆動輪11、12に伝
達する。また、発進後の低速走行時も走行用モータ2に
よる走行となる。 [加速時]図4に示すように、加速時には、エンジン&
モータ制御ECU100はエンジン1と走行用モータ2
の双方を駆動させ、エンジン1と走行用モータ2による
駆動力を併せて駆動輪11、12に伝達する。 [定常走行時]図5に示すように、定常走行時には、エ
ンジン&モータ制御ECU100は、エンジン1のみを
駆動させ、エンジン1からギアトレイン9を介して駆動
輪11、12に駆動力を伝達する。定常走行時とは、エ
ンジン回転数が2000〜3000rpm程度の最も高
燃費となる領域での走行である。 [減速時(回生制動時)]図6に示すように、減速時に
は、クラッチ6を解放して、駆動輪11、12の駆動力
がギアトレイン9を介して走行用モータ2に回生され、
走行用モータ2が駆動源となってバッテリ3が充電され
る。 [定常走行時&充電時]図7に示すように、定常走行&
充電時には、クラッチ6を締結して、エンジン1からギ
アトレイン9を介して駆動輪11、12に駆動力が伝達
されると共に、エンジン1は発電機4を駆動してバッテ
リ3を充電する。 [充電時]図8に示すように、充電時には、クラッチ6
を解放してエンジン1から自動変速機7に駆動力が伝達
されないようにし、エンジン1は発電機4を駆動してバ
ッテリ3を充電する。 [ハイブリッド自動車の電気的構成]図9は、本実施形
態のハイブリッド自動車の電気的構成を示すブロック図
である。
【0043】図9に示すように、統括制御ECU100
には、車速を検出する車速センサ101からの信号、エ
ンジン1の回転数を検出するエンジン回転数センサ10
2からの信号、エンジン1に供給される電圧センサ10
3からの信号、エンジン1のスロットルバルブの開度を
検出するスロットル開度センサ104からの信号、ガソ
リン残量センサ105からの信号、バッテリ3の蓄電残
量を検出する蓄電残量センサ106からの信号、セレク
トレバーによるシフトレンジを検出するシフトレンジセ
ンサ107からの信号、運転者によるアクセルペダルの
踏込量を検出するためのアクセルストロークセンサ10
8からの信号、その他のセンサとして、自動変速機4の
作動油温度を検出する油温センサからの信号等を入力し
てエンジン1に対して点火時期や燃料噴射量の制御等を
行うと共に、走行用モータ2への電力供給量の制御等を
行う。また、統括制御ECU100は、上記各種センサ
信号から車両の運転状態に関するデータ、車速、エンジ
ン回転数、電圧、ガソリン残量、バッテリの蓄電残量、
シフトレンジ、電力供給系統等をLCD等の表示部16
を介して表示させる。
【0044】スリップ制御ECU300は統括制御EC
U100と双方向で通信可能に接続され、車輪速センサ
37〜40からの車輪速信号を入力して、各車輪速から
推定演算される車体速と現在の車輪速から各車輪のスリ
ップ量(率)を演算し、このスリップ率が所定値を逸脱
したときに、目標スリップ率に収束するように各チャン
ネル毎に並行して制動圧の解放及び加圧を繰り返しなが
らフィードバック制御を行うと共に、この制御に連動し
て統括制御ECU100にABS制御信号を出力する。
統括制御ECU100はスリップ制御ECU300から
のABS制御信号を入力すると、後述する条件成立時に
図6に示す走行用モータ2への回生制動のパルス制御を
行う。
【0045】また、統括制御ECU100は、駆動輪1
1、12と従動輪13、14の車輪速変化量(率)から
駆動輪がスリップしそうな状態か否かを検出し、この状
態を検出するとエンジン若しくは走行用モータの出力ト
ルクを低下させるか、或いは目標スリップ率に収束する
ように各チャンネル毎に並行して制動圧を上昇させて駆
動輪の加速時のスリップを抑制する。 [トラクション制御]次に、本実施形態のハイブリッド
自動車のトラクション制御ついて説明する。
【0046】図10は、本実施形態の統括制御ECU及
びスリップ制御ECUによるトラクション制御を示すフ
ローチャートである。
【0047】図10に示すように、ステップS2では、
スリップ制御ECU300は駆動輪11、12と従動輪
13、14の車輪速変化量が所定値以上か否かを判定す
る。ステップS2で所定値以上ならば(ステップS2で
YES)、トラクション制御条件が成立してステップS
4で統括制御ECU100は走行用モータ2のみ駆動中
か否かを判定する。ステップS4で走行用モータ2のみ
駆動中でないならば(ステップS4でNO)、ステップ
S6で走行用モータ2とエンジン1の駆動中か否か判定
する。ステップS6で走行用モータ2とエンジン1の駆
動中でないならば(ステップS6でYES)、ステップ
S8でエンジン1のみ駆動中か否かを判定する。ステッ
プS8でエンジン1のみ駆動中でないならば(ステップ
S8でNO)、ステップS4にリターンし、ステップS
8でエンジン1のみ駆動中ならば(ステップS8でYE
S)、ステップS10で左右輪が接地する路面の摩擦係
数が異なるスプリット路か否かを判定する。ステップS
10でスプリット路でないならば(ステップS10でN
O)、ステップS12で路面の摩擦係数μが所定値μ1
以下か否かを判定する。ステップS12で低μでないな
らば(ステップS12でNO)、ステップS14で急発
進初期か否かを判定する。ステップS14で急発進初期
でないならば(ステップS14でNO)、ステップS1
6でバッテリ3の蓄電量が所定値以上か否かを判定す
る。ステップS16で蓄電量が少ない場合(ステップS
16でNO)、ステップS18で回生制動を行なってエ
ンジンの出力トルクを吸収してトルクダウンを図る。ス
テップS18では左右両輪がスリップしている場合に、
エンジンの出力トルクを回生制動により吸収させる。ス
テップS20ではカウンタTをインクリメントして回生
制動時からの時間を計測する。ステップS22では車輪
速変化量が目標値以下となったか否かを判定する。ステ
ップS22で車輪速変化量が目標値以下となったならば
トラクション制御を終了する。
【0048】ステップS22で車輪速変化量が目標値以
下とならないならば(ステップS22でNO)、ステッ
プS24でカウンタTが所定値T1以上で、回生制動時
から所定期間T1経過したか否かを判定する。ステップ
S24で回生制動時から所定期間T1経過したならば
(ステップS24でYES)、エンジン出力の上昇を抑
制してトルクダウンを図るためにステップS36に進
む。また、ステップS24で回生制動時から所定期間T
1未経過ならば(ステップS24でNO)、ステップS
18にリターンして回生制動によるトルク吸収を更に行
う。
【0049】ステップS4で走行用モータ2のみ駆動中
ならば(ステップS4でYES)、ステップS26で他
に出力トルクを吸収できる出力源がないので走行用モー
タ2の出力トルクを低下してトルクダウンを図る。ステ
ップS28では車輪速変化量が目標値以下となったか否
かを判定する。ステップS28で車輪速変化量が目標値
以下となったならば(ステップS28でYES)、トラ
クション制御を終了する。
【0050】ステップS28で車輪速変化量が目標値以
下とならないならば(ステップS28でNO)、ステッ
プS26にリターンして走行用モータ2の出力トルクを
更に低下させる。
【0051】また、ステップS6で走行用モータ2とエ
ンジン1の駆動中ならば(ステップS6でYES)、ス
テップS30でエンジンが図11に示す85%〜95%
程度の高効率領域で運転されているか否かを判定する。
ステップS30で高効率領域での運転中ならば(ステッ
プS30でYES)、エンジンの出力低下を抑制してエ
ンジンは高効率領域での運転を維持させて高燃費効率を
保持すると共に、余剰な出力源である走行用モータ2の
出力トルクを低下させるため、ステップS26に進んで
走行用モータ2の出力トルクを低下させる。一方、ステ
ップS30で高効率領域での運転中でないならば(ステ
ップS30でNO)、エンジン1は急発進等の図11に
示す80%以下の低効率領域での運転なので、ステップ
S32で高効率領域までエンジン1の出力トルクを吸収
してトルクダウンを図る。ステップS34では車輪速変
化量が目標値以下となったか否かを判定する。ステップ
S34で車輪速変化量が目標値以下となったならばトラ
クション制御を終了する。
【0052】ステップS34で車輪速変化量が目標値以
下とならないならば(ステップS34でNO)、ステッ
プS30にリターンしてエンジン1の出力トルクを高効
率領域まで低下させる。ステップS30でエンジン1が
高効率領域での運転になると、ステップS26で走行用
モータの出力トルクを低下させる。
【0053】尚、ステップS10でスプリット路ならば
(ステップS10でYES)、低μ側の車輪はエンジン
1が低効率領域の低出力でスリップするので回生制動さ
せても燃費効率が悪く、回生制動させても低μ側の車輪
がスリップしやすいく不安定になるのでスリップを早急
に抑制するために、ステップS36でエンジン1による
トルクダウン若しくは制動圧の上昇によるトルク吸収に
よりトルクダウンを行う。また、低μ側の車輪のみトル
クダウンを図るまた、ステップS12で低μならば(ス
テップS12でYES)、エンジン1が低効率領域の低
出力でスリップするので回生制動させても燃費効率が悪
く、更に回生制動させても車輪がスリップしやすいく不
安定になるのでスリップを早急に抑制するために、ステ
ップS36でエンジン1によるトルクダウン若しくは制
動圧の上昇によるトルク吸収によりトルクダウンを行
う。
【0054】また、ステップS14で急発進初期ならば
(ステップS14でYES)、回生制動させると低速低
トルクでエンジン1に負荷をかけることになり最悪の場
合にはエンジンが停止することもあるので回生制動によ
る充電よりもスリップを早急に抑制するために、ステッ
プS36でエンジン1によるトルクダウン若しくは制動
圧の上昇によるトルク吸収によりトルクダウンを行う。
また、急発進初期は一時的に出力トルクは高くなるが、
この状態で回生制動させてもバッテリ3への充電はほと
んどできないので、この場合も回生制動による充電より
もスリップを早急に抑制する。
【0055】また、ステップS16でバッテリ3の蓄電
量が所定値以上あるならば(ステップS16でYE
S)、充電の必要はないので回生よりもスリップを早急
に抑制するために、ステップS36でエンジン1による
トルクダウン若しくは制動圧の上昇によるトルク吸収に
よりトルクダウンを行う。
【0056】ステップS38では車輪速変化量が目標値
以下となったか否かを判定する。ステップS38で車輪
速変化量が目標値以下となったならばトラクション制御
を終了する。
【0057】ステップS38で車輪速変化量が目標値以
下とならないならば(ステップS38でNO)、ステッ
プS14にリターンして急発進初期でなくなるまでエン
ジン1又は制動圧によるトルク吸収を行い、急発進初期
でなくなったならばステップS16以降の処理を繰り返
す。
【0058】尚、ステップS18とS36では、回生制
動によるトルク吸収量とエンジン若しくはブレーキによ
るトルク吸収量との比率を、少なくとも急発進時や路面
μで変更してもよい。これにより、エンジン若しくはブ
レーキによるトルク吸収量をマージンとして保持でき
る。
【0059】以上のように、本実施形態では、加速時に
車輪がスリップした場合に、エンジンのみの駆動中で回
生制動をかけても車両が不安定とならず、且つ蓄電量が
少ないという条件が成立したときに回生制動によりバッ
テリ3を充電するので、エネルギの回収効率や燃費効率
を高めながらトラクション制御を実行することができ
る。
【0060】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能であ
る。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のハイブリッド自動車の機械的構成
を示すブロック図である。
【図2】ABSの機械的構成を示す図である。
【図3】本実施形態のハイブリッド自動車の発進&低速
走行時の駆動力の伝達形態を説明する図である。
【図4】本実施形態のハイブリッド自動車の加速時の駆
動力の伝達形態を説明する図である。
【図5】本実施形態のハイブリッド自動車の定常走行時
の駆動力の伝達形態を説明する図である。
【図6】本実施形態のハイブリッド自動車の減速時の駆
動力の伝達形態を説明する図である。
【図7】本実施形態のハイブリッド自動車の定常走行&
充電時の駆動力の伝達形態を説明する図である。
【図8】本実施形態のハイブリッド自動車の充電時の駆
動力の伝達形態を説明する図である。
【図9】本実施形態のハイブリッド自動車の電気的構成
を示すブロック図である。
【図10】本実施形態のハイブリッド自動車のトラクシ
ョン制御を説明するフローチャートである。
【図11】エンジン負荷と回転数との関係から運転効率
を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 走行用モータ 3 バッテリ 4 発電機
フロントページの続き (72)発明者 瀬尾 宣英 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 土屋 昌弘 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3G093 AA05 AA07 AA16 AB00 BA01 CB05 CB06 CB07 DB00 DB03 DB04 DB05 DB17 DB18 DB21 DB23 EA01 EA02 EB00 EB04 EC02 FA04 FA11 FB02 FB05 5H115 PA08 PA11 PA12 PC06 PG04 PI16 PI29 PO02 PU10 PU25 QA01 QE01 QE02 QE03 QE08 QE10 QE12 QI04 QI07 QN03 RB08 RE05 RE07 SE08 TE02 TE03 TI02 TO13 TO21 TO23 TO30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリの電力により駆動力を発生する
    駆動用モータと内燃機関により駆動力を発生するエンジ
    ンを併用して走行するハブリッド自動車において、 加速時に車輪のスリップ率が所定値を超えると、該車輪
    の駆動トルクを低下させて該車輪のスリップを抑制する
    スリップ抑制手段と、 減速時に前記駆動用モータを介して電気エネルギを回収
    して前記バッテリを充電するエネルギ回収手段とを備
    え、 前記車輪のスリップ率が所定値を超えると、前記エネル
    ギ回収手段を作動させることを特徴とするハイブリッド
    自動車。
  2. 【請求項2】 前記スリップ抑制手段の作動時におい
    て、前記エンジンの出力低下を抑制し、該エンジンの余
    剰出力を前記エネルギ回収手段にて吸収させることを特
    徴とする請求項1に記載のハイブリッド自動車。
  3. 【請求項3】 左右のいずれか一輪のスリップ率が所定
    値を超えた場合には、スリップ輪に制動力を付加して該
    スリップ輪の駆動トルクを低下させ、左右両輪のスリッ
    プ率が所定値を超えた場合には、該両輪の駆動トルクを
    前記エネルギ回収手段にて吸収させることを特徴とする
    請求項1又は2に記載のハイブリッド自動車。
  4. 【請求項4】 前記車輪のスリップ率が所定値を超えた
    初期段階では前記スリップ抑制手段により車輪の駆動ト
    ルクを吸収し、その後前記エネルギ回収手段を作動させ
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載のハイブリッド自動車。
  5. 【請求項5】 前記スリップ抑制手段の作動時におい
    て、前記エンジンの高効率領域運転を保持して、該エン
    ジンの余剰出力を前記スリップ抑制手段と前記エネルギ
    回収手段にて吸収させることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1項に記載のハイブリッド自動車。
  6. 【請求項6】 前記スリップ抑制手段の作動時間が所定
    時間以上ならば、前記エンジン出力の上昇を抑制するこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    ハイブリッド自動車。
  7. 【請求項7】 前記バッテリの蓄電量が所定値以上なら
    ば、前記エネルギ回収手段の作動を規制することを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のハイブリ
    ッド自動車。
  8. 【請求項8】 前記エネルギ回収手段によるエネルギ吸
    収量と前記スリップ抑制手段による駆動トルク吸収量と
    の比率を、少なくとも車速若しくは路面状態で変更する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載
    のハイブリッド自動車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20170000578A (ko) * 2015-06-24 2017-01-03 주식회사 만도 엔진 오동작 저감 시스템 및 방법
CN107380159A (zh) * 2017-07-04 2017-11-24 天津大学 一种汽车动力系统及其转矩的调节方法

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KR102384178B1 (ko) 2015-06-24 2022-04-08 주식회사 만도 엔진 오동작 저감 시스템 및 방법
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