JP2000115323A - 携帯型電話機 - Google Patents

携帯型電話機

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JP2000115323A
JP2000115323A JP10279096A JP27909698A JP2000115323A JP 2000115323 A JP2000115323 A JP 2000115323A JP 10279096 A JP10279096 A JP 10279096A JP 27909698 A JP27909698 A JP 27909698A JP 2000115323 A JP2000115323 A JP 2000115323A
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光司 浜
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字入力モードにおいて、一度文字の確定に
失敗した場合であっても、簡単な操作によって短時間で
文字を確定させることことができる携帯型電話機を提供
する。 【解決手段】 記憶部18は、数字キーの数字と数字キ
ーに割り当てられた複数の文字からなる文字グループの
文字コード18aを記憶する。制御部21は、入力部2
0から所定のキー操作がされたとき、文字の読出順序を
逆の順序に切り換え、かつ、入力部20から数字キーが
押下されたとき、当該数字キーに対応する文字グループ
内の文字コード18aを切り換えられた順序で読み出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電話機に関
して、さらに、その文字入力制御に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型電話機は、基本となる通話
機能の他に多くの有用な機能を備えるようになった。文
字入力機能もその一つである。この文字入力機能は、電
話番号の登録や検索をする際に、ひらがな、漢字、カタ
カナ、英字等を入力するための機能である。
【0003】一般に、従来の携帯型電話機では、操作者
に文字入力機能を提供するために「キ−」毎に使用可能
な文字がグループ単位で割り当てられている。操作者か
ら「キ−」入力を受け付けた場合、携帯型電話機は、
「キー」の押下毎に当該「キー」に対応するグループ内
の文字を所定の順序で次々に呼び出してパネルに表示す
る。これにより、操作者は、目的とする文字が表示され
た時点で確定操作を行い、文字入力を行っている。
【0004】例えば、携帯型電話機において「2」の数
字キーに「カキクケコ」の5文字が割り当てられている
場合、携帯型電話機は、操作者から「2」の数字キーを
受け付ける毎に携帯型電話機のパネルに(「カ」→
「キ」→・・→「コ」→「カ」)のように一定の順序で
変更させて表示する。操作者は、このパネルの表示を見
ながら目的の文字を選択し、「確定キー」を押下して文
字の入力を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
携帯型電話機では、操作者が一度文字の確定に失敗する
と、再度目的の文字が表示されるまで操作者は何回も
「キー」を押すことが強いられるため、操作が煩雑にな
るという問題がある。また、このような場合は目的の文
字が確定するまで暫く時間がかかってしまうという問題
もある。
【0006】そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされ
たものであり、一度文字の確定に失敗した場合であって
も、簡単な操作によって短時間で文字を確定することこ
とができる携帯型電話機を提供することを目的とする。
【0007】
【発明を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る携帯型電話機は、文字入力機能を有す
る携帯型電話機であって、数字キーの数字と数字キーに
割り当てられた複数の文字からなる文字グループとを対
応させて記憶する記憶手段と、数字キーが連続押下され
たとき、当該数字キーに対応する文字グループ内の文字
を所定の順序で読み出す読出手段と、所定のキー操作が
されたとき、前記読出手段の読出順序を逆の順序に切り
換える切換手段とを備える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下では、本発明に係る携帯型電
話機について、図面を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は、携帯型電話機10の構成を示
すブロック図である。携帯型電話機10は、文字入力モ
ードにおいて操作者が文字を選択する際に、所定キーの
押下によって文字の表示順序を切り換える機能を有し、
無線部11、モデム部12、TDMA処理部13、D/
A・A/D変換部14、音声処理部15、スピーカ1
6、マイク17、記憶部18、表示部19、入力部2
0、制御部21から構成される。
【0009】無線部11は、送信時にモデム部12から
出力されるベースバンド信号を搬送波に変換してアンテ
ナより出力し、受信時にアンテナから入力される高周波
信号をベースバンド信号に変換してモデム部12に出力
する。モデム部12は、無線部11とTDMA処理部1
3との間で、変調及び復調を行う。
【0010】TDMA(Time Division Multiple Acces
s)処理部13は、1つのベースバンド信号を5ms当
たり8つのタイムスロットに分割し、上りに4スロッ
ト、下りに4スロット割り当てることにより、双方向の
4チャネルを時分割多重する。なお、PDC(Personal
Digital Cellular)方式の携帯型電話機においては、
1つのベースバンド信号を40ms当たり6つのタイム
スロットに分割し、上りに6スロット、下りに6スロッ
ト割り当てることにより、双方向の6チャネルを時分割
多重する。
【0011】D/A・A/D変換部14は、TDMA処
理部13と音声処理部15との間で、ディジタルオーデ
ィオ信号とアナログ音声信号とを相互に変換する。音声
処理部15は、スピーカ16やマイク17を介して音声
信号の入出力とその増幅等を行う。記憶部18は、1〜
9及び0の「数字キー」とこれらの「数字キー」が連続
に押下された場合の回数とを対応させて割り当てられた
複数の文字の文字コード18aを文字テーブルとして記
憶する。例えば、「数字キー”1”」には、ア行のカタ
カナ(大文字及び小文字の各5文字)の10文字が割り
当てられており、これらの文字の文字コードが記憶され
ている。また、記憶部18は、各種のフラグ群18bの
値を記憶する。
【0012】図2(a)及び(b)は、各数字キーに割り当
てられたカタカナのそれぞれの文字グループの文字テー
ブルの一覧と文字の読出順序についての説明図である。
図2(a)は、記憶部18に記憶されている各数字キーと
各数字キーが押下された場合の回数とを対応付けて割り
当てられたカタカナ等の文字テーブルの一覧である。数
字キー毎の各文字グループには、それぞれに複数の文字
が割り当てられている。例えば、「数字キー”1”」の
文字グループには、文字「ア」から文字「ォ」までの1
0文字が割り当てられている。
【0013】図2(b)は、操作者から数字キー等の押下
があった場合における文字の読出順序について、「正」
又は「逆」の方向を示した図である。図2(b)では、
「数字キー”1”」のグループに定義されている文字の
読出順序を示している。図2(b)に示されているよう
に、文字「ア」→文字「イ」→・・・→文字「ォ」→文
字「ア」のように遷移する(実線で示した)場合を
「正」の読出順序と定義し、逆に、文字「ォ」→文字
「ェ」→・・・文字「ア」→文字「ォ」のように遷移す
る(破線で示した)場合を「逆」の読出順序と定義す
る。
【0014】表示部19は、液晶ディスプレイパネル等
であり、制御部21の制御によって、操作者のキー入力
操作に基づいて読み出された文字の表示等を行う。な
お、表示部19は、半角文字(例えば、カタカナや英数
文字など)で36文字分の表示領域(12文字×3行=
36文字)を有しているものとする。入力部20は、数
字キーや各種専用キー(例えば、アップ/ダウンキー、
左移動/右移動キー)などの操作キーを有し、操作者か
らこれらのキー押下を受け付けて制御部21に通知す
る。なお、ダウンキー(▽キー)は、文字入力モードに
おいて最後に押下された「数字キー」と同一の機能を実
現する。
【0015】ここで、「文字入力モード」とは、携帯型
電話機における動作モードの1つであり、専用の操作キ
ー(例えば「カナ/英」キー等」)を押下することによ
り、操作者からの文字入力を受け付け得るモードをい
う。図3は、入力部20における操作キーの一例を示し
た図である。図3に示されるように、入力部20の操作
キーとしては、1〜9及び0の「数字キー」301と、
「アップ/ダウンキー(△/▽キー)」302、30
3、「左移動/右移動キー」304、305、「文字入
力モード切替キー(カナ/英キー)」306がある。
【0016】制御部21は、タイマ、ROM、RAM等
を内蔵したマイクロコンピュータにより構成され、RO
M内の各種プログラムを実行することによって、携帯型
電話機10全体の制御を行う。以下では、制御部21が
行う制御のうち、本実施形態に係る文字入力モードにお
ける文字入力に関する制御に絞って説明する。制御部2
1は、文字入力モードにおいて、アップ/ダウンキーの
押下通知を受け付けると、表示部19に表示されている
文字の「逆」の読出順序で、又は「正」読出順序で次の
文字を記憶部18から読み出して、表示部19に表示す
る。具体例を挙げて説明すると、表示部19に「イ」が
表示されている時に、「アップキー(△キー)」が押下
された場合は、「逆」の読出順序で次の文字「ア」が読
み出されて表示され、「ダウンキー(▽キー)」が押下
された場合は、「正」の読出順序で次の文字「ウ」が読
み出されて表示される。
【0017】図4は、「アップ/ダウンキー」を用いる
本実施形態における動作の概要を示した図である。な
お、以下では、「数字キー”1”」に割り当てられた文
字グループ(ア行のカタカナの10文字)を用いて説明
する。最初に、表示部19における画面401におい
て、制御部21が入力部20から「数字キー”1”」の
押下の通知を受け付けた場合は、最初の文字「ア」を読
み出して画面に表示する(画面402)。次に、画面4
02において、制御部21が「▽キー」又は「数字キ
ー”1”」の押下の通知を受け付けた場合は、「正」の
読出順序で文字「ア」の次の文字「イ」を読み出して画
面に表示する(画面403)。さらに、画面403にお
いて、制御部21が「▽キー」又は「数字キー”1”」
の押下の通知を受け付けた場合は、「正」の読出順序で
文字「イ」の次の文字「ウ」を読み出して画面に表示す
る(画面404)。
【0018】一方、画面404において、制御部21が
「△キー」の押下の通知を受け付けた場合は、「逆」の
読出順序で文字「ウ」の次の文字「イ」を読み出して画
面に表示する(画面403)。さらに、画面403にお
いて、制御部21が「△キー」の押下の通知を受け付け
た場合は、「逆」の読出順序で文字「イ」の次の文字
「ア」を読み出して画面に表示する(画面402)。
【0019】図5〜図8は、実施形態1における携帯型
電話機10の文字入力処理の流れを示すフローチャート
である。図5は、実施形態1における<文字入力処理>
のメインルーチンの内容を示すフローチャートである。
最初に、制御部21は、初期化処理として、最後に押下
された数字キーの数字を表す「変数k」及び新規に押下
された数字キーの数字を表す「変数l」に「null」
を、数字キーが押下された回数を表す「変数i」及び表
示パネルにおける表示位置番号を表す「変数j」に
「1」を設定し、表示部19の表示パネルにおける表示
位置毎に設けられた文字コードを記憶するための「メモ
リM(1)〜M(36)」を「スペースクリア」する(ステ
ップS501)。
【0020】次に、表示部19は、表示パネルにおける
j番目の表示位置にカーソルを点滅表示する(ステップ
S502)。さらに、制御部21は、入力部20から受
け付けたキーの種類を判別し、それぞれのキー入力に応
じた処理を実行する(ステップS503〜ステップS5
07)。最後に、操作者から確定キーを受け付けた場合
(ステップS508)、制御部21は、本処理を終了す
る。
【0021】図6は、図5において制御部21が「数字
キー」を受け付けたと判定した場合(ステップS50
4)以降の<数字キー処理>の流れを示すフローチャー
トである。最初に、制御部21は、入力部20から入力
された数字キーの数値を「変数l」に格納する(ステッ
プS601)。
【0022】次に、制御部21は、「変数k」と「変数
l」が同一か否かを判定し(ステップS602)、同一
の場合は、文字候補番号を更新する(ステップS61
0)。この場合、「文字番号i」の値が所定の範囲外か
否かを判定し(ステップS611)、範囲外の場合は文
字番号の初期化処理、即ち「1」に設定する(ステップ
S612)。
【0023】一方、「変数k」と「変数l」が同一でな
いと判定した場合(ステップS602)、制御部21
は、直前のキー入力で文字を入力したか否か(即ち、
「変数k」が「null」以外か否か)を判定する(ス
テップS603)。ここで、制御部21は、直前のキー
入力で文字が入力されたと判定した場合は、直前のキー
入力で入力された文字を確定して、カーソルを1つ移動
する((ステップS604、ステップS605)。この
際、カーソルがの最後の表示位置まで達している場合は
(ステップS606)、「変数j」にカーソルを最後の
表示位置を示す「36」に設定する(ステップS60
7)。なお、カーソルがの最後の表示位置まで達してい
ない場合は(ステップS606)、「変数k」及び「変
数i」の値を初期設定する(ステップS608)。
【0024】最後に、制御部21は、点滅表示している
カーソルの位置に選択された「文字候補番号i」の文字
を表示する(ステップS613)。図7は、図5におい
て制御部21が「アップ/ダウンキー(△/▽キー)」
を受け付けたと判定した場合(ステップS505)以降
の<アップ/ダウンキー処理>の流れを示すフローチャ
ートである。
【0025】最初に、制御部21は、上記図8と同様
に、直前のキー入力で文字が入力されたか否かを判定す
る(ステップS701)。この際、直前のキー入力で文
字が入力されていないと判定された場合、制御部21
は、再度操作者からのキー入力を待つ処理に戻る(図5
のステップS502)。一方、直前のキー入力で文字が
入力されていると判定された場合、制御部21は、入力
キーが「△キー」か「▽キー」かを判別する(ステップ
S702)。入力キーが「△キー」の場合、制御部21
は、「文字番号i」を1減らす(ステップS703)。
もし、この「文字番号i」の値が1未満の場合は(ステ
ップS704)、「文字番号i」に「N(k)」を設定す
る(ステップS705)。この「N(k)」は、「変数
k」に依存する定数であり、「k=1」(即ち、あ行)
の場合は「N(k)=10」である。なお、入力キーが
「▽キー」の場合、制御部21は、「文字番号i」を1
増やす(ステップS706)。もし、この「文字番号
i」の値がN(k)」を越えている場合は(ステップS7
07)、「文字番号i」に「1」を設定する(ステップ
S708)。
【0026】最後に、制御部21は、点滅表示している
カーソルの位置に選択された文字候補を表示する(ステ
ップS709)。図8は、図5において制御部が「左移
動/右移動キー」が入力されたと判定した場合のサブル
ーチン<移動カーソル処理>(ステップS506)の流
れを示すフローチャートである。
【0027】最初に、制御部21は、直前のキー入力で
文字が入力されたか否かを判定する(ステップS80
1)。直前のキー入力で文字が入力されていないと判定
された場合、制御部21は、本サブルーチンを終了す
る。一方、直前のキー入力で文字を入力されたと判定さ
れた場合に、制御部21は直前のキー入力で入力された
文字を確定し(ステップS802)、移動キーの種別に
応じて点滅表示させるカーソルの位置を決定する(ステ
ップS803〜ステップS809)。
【0028】以上のように、「△キー」又は「▽キー」
を用いることによって、現在表示されている文字のから
「逆」の読出順序、又は「正」の読出順序で次の文字を
読み出して画面に表示することができる。 (実施の形態2)図9は、実施形態2における携帯型電
話機30の構成を示すブロック図である。本機30は、
図1の携帯型電話機10の記憶部18及び制御部21に
替えて、記憶部31及び制御部32を追加している点が
異なるが、他の構成要素は同じである。以下、同じ点は
説明を省略して、異なる点を中心に説明する。
【0029】携帯型電話機30では、「数字キー」を
「長押し」することにより、文字の読出順序を「逆」に
変更し、それ以降は「数字キー」を押下すると、「逆」
の読出順序で文字を読み出すことを実現する。記憶部3
1は、各種のフラグ群31bやカウンタ群31cの値を
記憶する。本実施形態におけるフラグ群31bとして
は、操作者によってキー入力があったか否かを識別する
ための「キー入力判定フラグ」、操作者によるキー入力
の長押しがあったか否かを識別するための「長押判定フ
ラグ」、文字を読み出す順序について「正」又は「逆」
を識別するための「文字読出順序フラグ」がある。ま
た、本実施形態におけるカウンタ群31cとしては、操
作者によって500msを越えるキー入力の長押しがあ
ったか否かを判別するために用いる「長押判定カウン
タ」がある。
【0030】制御部32は、入力部20から「数字キ
ー」の押下通知を受けると、内部のタイマ計時によって
押下時間の短い「短押し」であるか、押下時間の長い
「長押し」であるかを判定し、この判定結果に応じて
「文字読出順序フラグ」を「逆(=1)」又は「正(=
0)」に変更し、変更した読出順序における次の文字を
読み出して表示する。具体例を挙げて説明すると、「文
字読出順序フラグ」が「正」に設定され、表示パネルに
「イ」が表示されている時に、制御部32は、操作者か
ら「数字キー”1”」を0.5秒以上押下された場合は
「長押し」と判定し、「文字読出順序フラグ」を「正」
から「逆」に設定を変更し、かつ、「逆」の読出順序で
文字「イ」の次の文字である文字「ア」を読み出して画
面に表示する。一方、操作者からの「数字キー”1”」
の押下が0.5秒未満の場合は「短押し」と判定し、通
常の「数字キー”1”」が1回押下されたとみなされる
ので、「文字読出順序フラグ」の変更は行わず、「正」
の読出順序で「イ」の次の文字「ウ」が読み出して画面
に表示する。
【0031】図10は、数字キーの「長押し」を用いる
実施形態2の動作の概要を示した図である。最初に、画
面1001において、制御部32が入力部20から「数
字キー”1”」の押下を受け付けた場合は、ア行の最初
の文字「ア」を読み出して画面に表示する(画面100
2)。次に、画面1002において、操作者から「数字
キー”1”」の「長押し」を受け付けた場合は、前記
「文字読出順序フラグ」を「正」から「逆」に変更し、
かつ、「逆」の読出順序で文字「ア」の次の文字「ォ」
を読み出して画面に表示する(画面1003)。さら
に、画面1003において、操作者から「▽キー」又は
「数字キー”1”」の押下を受け付けた場合は、「逆」
の読出順序で文字「ォ」の次の文字「ェ」を読み出して
画面に表示する(画面1004)。この場合、「文字読
出順序フラグ」が「逆」に変更され、読み出される文字
の順序が反対になったため、変更前の「数字キー”
1”」の押下によって読み出される文字の順序とは逆の
順序で文字が読み出される。
【0032】一方、画面1004において、操作者から
「数字キー”1”」の「長押し」を受け付けた場合、制
御部32は、「文字読出順序フラグ」を「逆」から
「正」に変更し、かつ、「正」の読出順序で文字「ェ」
の次の文字「ォ」を読み出して画面に表示する(画面1
003)。さらに、画面1003において、操作者から
「▽キー」又は「数字キー”1”」の押下を受け付けた
場合は、「正」の読出順序で文字「ォ」の次の文字
「ア」を読み出して画面に表示する(画面1002)。
この場合、「文字読出順序フラグ」が「正」に変更され
たので、元の順序で文字を読み出す。
【0033】図11〜図13は、実施形態2における携
帯型電話機30の<文字入力処理>の流れを示すフロー
チャートである。図11は、実施形態2における<文字
入力処理>のメインルーチンを示すフローチャートであ
る。図11は、上記図5のメインルーチンの流れと基本
的には同じであるが、長押判定フラグの取込み処理(ス
テップS1104)が追加されている点と、キー押下さ
れたキー種別の判定にアップ/ダウンキーの判定処理
(ステップS505)が含まれていない点が異なってい
る。
【0034】なお、初期化処理(ステップ1101)に
おいて、新たに「キー入力判定フラグ」(KP)、「長
押判定フラグ」(LP)、「文字読出順序フラグ」(D
F)及び「長押判定カウンタ」(NLP)の初期化を行
っている。図12は、図11において制御部32が「数
字キー」が入力されたと判定した場合(ステップS11
05)以降の<数字キー処理>の流れを示すフローチャ
ートである。図12は、上記図6と比べ、「長押し」さ
れているか否かを「長押判定フラグ(LP)」によって
判別し、「文字読出順序フラグ(DF)」の値を反転さ
せる処理(ステップS1202、ステップ1203)が
追加されている。さらに、図12は、上記図6と比べ、
文字の読出順序が反転するため、文字番号の初期化処理
の他に、文字番号を補正するための処理(ステップS1
215、ステップS1216)が追加されている。
【0035】図13は、実施形態2において、<20m
s毎に実行される長押判定処理>の流れを示すフローチ
ャートである。この「長押判定処理」では、同一のキー
が「0.5秒」以上押下された場合に「長押し」と判定
し、「長押判定フラグ(LP)」に「1」を設定する。
最初に、制御部32は、入力部20の入力によってキー
が押下されているか否かを判定し(ステップS130
1)、キーが押下されている場合は「キー入力判定フラ
グ(KP)」のON/OFFを判別する(ステップS1
302)。「キー入力判定フラグ」が「ON」の場合、
制御部32は、「長押判定フラグ」が「OFF」の時に
のみ「長押判定カウンタ」の値を1減らし(ステップS
1305)、「長押判定カウンタ」の値が「0」になっ
た場合(ステップS1306)、「長押判定フラグ」を
「ON(=1)」に設定する(ステップS1307)。
【0036】一方、キーが押下されているが「キー入力
判定フラグ」が「OFF」の場合、制御部32は、「キ
ー入力判定フラグ」を「ON」に設定する。なお、キー
が押下されていないと判定された場合、制御部32は、
「キー入力判定フラグ」、「長押判定カウンタ」及び
「長押判定フラグ」の初期化を行う(ステップS130
8〜ステップS1312)。
【0037】以上のように、「数字キー」を「長押し」
することによって、文字の読み出す順序を逆向きに変更
することができるので、文字の選択に失敗した場合であ
っても短時間で目的の文字を選択し直すことができる。 (実施の形態3)図14は、実施形態3における携帯型
電話機50の構成を示すブロック図である。本機50
は、図1の携帯型電話機10の記憶部18及び制御部2
1に替えて、記憶部51及び制御部52を追加している
点が異なるが、他の構成要素は同じである。また、本機
50は、上記実施形態2の携帯型電話機30と同等の機
能を有しているため、同じ点は説明を省略して、異なる
点を中心に説明する。
【0038】携帯型電話機50では、「数字キー」を
「ダブルクリック」することにより、文字の読出順序を
逆向きに変更し、それ以降は「数字キー」を押下する毎
に逆の順序で文字を読み出すことを実現する。記憶部5
1は、各種のフラグ群51bやカウンタ群51cの値を
記憶する。本実施形態におけるフラグやカウンタとして
は、「数字キー」の「ダブルクリック」があったか否か
を識別するための「ダブルクリック判定フラグ」と、5
00ms以内に操作者によって「数字キー」の「ダブル
クリック」のキー入力があったか否かを判別するために
用いる「ダブルクリック判定カウンタ」がある。
【0039】制御部52は、内部のタイマ計時によって
計時された所定の時間内に、入力部20から2回の数字
キーの押下通知を受け付けた場合に、「ダブルクリッ
ク」の入力と判定し、この判定結果に応じて「文字読出
順序フラグ」を「正」から「逆」(又は「逆」から
「正」)に設定を変更する。「ダブルクリック」の入力
と判定された場合の動作は、上記の「長押し」と判定さ
れた場合の動作と同一である。
【0040】図15は、「数字キー」の「ダブルクリッ
ク」を用いる実施形態3の動作の概要を示した図であ
る。図15に示されるように、数字キーが「ダブルクリ
ック」受け付けられた場合の動作(画面1501〜画面
1504、操作〜操作)は、上記図10の数字キー
の「長押し」の場合と全く同じであるため、説明は省略
する。
【0041】図16〜図18は、第3実施例における携
帯型電話機10の<文字入力処理>の流れを示すフロー
チャートである。図16は、実施形態3における<文字
入力処理>のメインルーチンの流れを示すフローチャー
トである。図16は、上記図11のメインルーチンと比
較すると、「長押判定フラグ」の取込み処理(ステップ
S1104)に替えて、「ダブルクリック判定フラグ」
の取込み処理(ステップS1404)を行う点のみが異
なっている。
【0042】なお、初期化処理(ステップ1601)に
おいて、新たに「キー入力判定フラグ」(KP)、「ダ
ブルクリック判定フラグ」(DC)及び「ダブルクリッ
ク判定カウンタ」(NDC)の初期化を行っている。図
17は、図16において制御部52が、「数字キー」が
入力されたと判定した場合(ステップS1605)以降
の<数字キー処理>の流れを示すフローチャートであ
る。図17は、上記図12における「長押しされたか否
か」の判定(ステップS1202)に替えて、「ダブル
クリックされたか否か」の判定(ステップS1702)
を行っている点が異なる。これ以外の処理は、上記図1
2の処理内容と同じである。
【0043】図18は、第3実施例において、<20m
s毎のダブルクリック判定処理>の流れを示すフローチ
ャートである。この処理では、同一のキーが「0.5
秒」以内に2回押下された場合に「ダブルクリック」と
判定し、「ダブルクリック判定フラグ」に「1」を設定
する。この場合の「ダブルクリック」の判定は、厳密に
言えば、1回目のキー入力終了後から2回目のキー入力
が確認されるまでの時間が、「0.5秒」以内か否かで
判定している。
【0044】最初に、制御部52は、入力部20の入力
によってキーが押下されているか否かを判定し(ステッ
プS1801)、キーが押下されている場合は「キー入
力判定フラグ」のON/OFFを判別する(ステップS
1802)。「キー入力判定フラグ」が「OFF」の場
合、制御部52は、「キー入力判定フラグ」を「ON
(=1)」に設定する(ステップS1803)。
【0045】さらに、制御部52は、「ダブルクリック
判定カウンタ(NDC)」が「0」より大きいか否かを
判定し、「0」より大きい場合は、「ダブルクリック判
定フラグ(DC)」を「ON(=1)」に設定し、「ダ
ブルクリック判定カウンタ」を「0」クリアする(ステ
ップS1806)。一方、「ダブルクリック判定カウン
タ」が「0」より大きくない場合、制御部52は、「ダ
ブルクリック判定カウンタ」を初期化する(ステップS
1807)。
【0046】なお、キーが押下されていない場合(ステ
ップS1801)以降の処理内容は、上記図13の<2
0ms毎の長押判定処理>と同じである。以上のよう
に、「数字キー」を「ダブルクリック」することによっ
て、文字の読み出す順序を逆向きに変更することができ
るので、文字の選択に失敗した場合であっても短時間で
目的の文字を選択し直すことができる。 (実施の形態4)図19は、実施形態4における携帯型
電話機70の構成を示すブロック図である。本機70
は、図1の携帯型電話機10の記憶部18及び制御部2
1に替えて、記憶部71及び制御部72を追加している
点が異なるが、他の構成要素は同じである。以下、同じ
点は説明を省略して、異なる点を中心に説明する。
【0047】携帯型電話機70では、「数字キー」又は
「アップ/ダウンキー」を「連続長押し」することによ
り、文字の読出順序を「正」、又は「逆」の順序で連続
的に文字を読み出して画面に表示することを実現する。
記憶部71は、各種のフラグ群71bやカウンタ群71
cの値を記憶する。本実施形態におけるフラグやカウン
タとしては、操作者によるキー入力の連続長押しがあっ
たか否かを識別するための「連続長押判定フラグ」、3
00msを越える操作者によるキー入力の連続長押しが
あったか否かを判別するために用いる「連続長押判定カ
ウンタ」、操作者からキー入力の連続長押しがあった場
合に次々に読み出される文字の文字数を示す「文字変更
カウンタ」の値を記憶する。
【0048】制御部72は、入力部20から「数字キ
ー」又は「アップ/ダウンキー」の連続したキー押下を
受け付けると、内部のタイマ計時によって連続押下時間
を計時し、所定の時間が経過する毎に、これらの「数字
キー」又は「アップ/ダウンキー」が1回押下されたと
みなし、連続して次の候補の文字又は前の候補の文字を
読み出して表示する。具体例を挙げて説明すると、「文
字読出順序フラグ」が「正」に設定され、表示部19に
「イ」が表示されている時に、操作者から「数字キー”
1”」を1秒押下された場合は、「数字キー”1”」が
3回押下されたとみなし、「正」の読出順序で文字
「イ」から文字「ウ」、文字「エ」、文字「オ」の文字
コードを記憶部18aから次々に読み出して表示部19
に表示する。一方、操作者からの「アップキー(△キ
ー)」が1秒押下された場合は、「文字読出順序フラ
グ」を「逆」に設定し、この状態で「数字キー”1”」
が3回押下されたと判定し、「逆」の読出順序で文字
「イ」から文字「ア」、文字「ォ」、文字「ェ」の文字
コード18aを記憶部18から次々に読み出して表示部
19に表示する。
【0049】図20は、「数字キー(又は▽キー)」、
若しくは「△キー」の「連続長押し」を用いる実施形態
4の動作の概要を示した図である。最初に、画面200
1において、制御部72が入力部20から「数字キー”
1”」の押下を受け付けた場合は、ア行の最初の文字
「ア」を読み出して画面に表示する(画面2002)。
次に、画面2002において、制御部72が「▽キー」
又は「数字キー”1”」の「長押し」を受け付けた場合
は、0.3秒経過時に「正」の読出順序で次の文字
「イ」を読み出し画面に表示する(画面2003)。さ
らに、制御部72が「▽キー」又は「数字キー”1”」
の「長押し」が継続していることを受け付けた場合は、
さらに0.3秒経過時に「正」の読出順序で文字を読み
出して画面に表示する。このように、制御部72は、
「▽キー」又は「数字キー”1”」の「長押し」が継続
されている場合は、0.3秒毎に「正」の読出順序で文
字を次々に読み出して画面に表示する(画面2002→
画面2003→画面2004→画面2002)。
【0050】一方、画面2002において、操作者から
「△キー」の「長押し」を受け付けた場合は、0.3秒
経過時に「文字読出順序フラグ」を「正」から「逆」に
変更し、かつ、「逆」の読出順序で文字「ア」の次の文
字「ォ」を読み出し画面に表示する(画面2004)。
さらに、「△キー」の「長押し」が継続している場合
は、さらに0.3秒経過時に「逆」の読出順序で次の文
字を読み出し画面に表示する。このように、「△キー」
の「長押し」が継続された場合は、0.3秒毎に「逆」
の読出順序で文字を次々に読み出して画面に表示する
(画面2002→画面2004→画面2003→画面2
002)。
【0051】次に、実施形態4の動作について、図21
〜図24のフローチャートを用いて説明する。図21〜
図24は、実施形態4における携帯型電話機10の<文
字入力処理>の流れを示すフローチャートである。図2
1は、第4実施例における<文字入力処理>のメインル
ーチンの流れを示すフローチャートである。図21は、
上記図5に示した実施形態1のメインルーチンと基本的
には同じであるが、図21の初期化処理(ステップS2
101)において、新たに「文字変更カウンタ」(CC
C)及び「長押継続判定カウンタ」(NLPC)の初期
化を行っている。
【0052】図22は、図21において制御部72が
「数字キー」が入力されたと判定された場合(ステップ
S1804)以降の<数字キー処理>の流れを示すフロ
ーチャートである。基本的な処理は、上記図6と同じで
あるが、図22では、「長押継続中か否か」の判定処理
(ステップS2214)及び長押継続中の場合は、「文
字変更カウンタ」の値を1減らす処理(ステップS22
15)が追加されている。
【0053】図23は、図21において制御部72が
「アップ/ダウンキー(△/▽キー)」が入力されたと
判定した場合(ステップS1805)以降の<アップ/
ダウンキー処理>の流れを示すフローチャートである。
基本的な処理は、上記図7と同じであるが、図23で
は、連続で長押しされているか否かを判別する長押継続
判定処理(ステップS2310)及び長押継続中の場合
は、「文字変更カウンタ」の値を1減らす処理(ステッ
プS2311)が追加されている。
【0054】図24は、実施形態4において、<20m
s毎の長押継続判定処理>の流れを示すフローチャート
である。この処理では、同一のキーが「0.3秒」以上
連続に押下された場合に「長押継続」と判定し、「文字
変更カウンタ」の値を1づつ増加させる。最初に、制御
部72は、入力部20の入力によってキーが押下されて
いるか否かを判定し(ステップS2401)、キーが押
下されている場合は「キー入力判定フラグ」のON/O
FFを判別する(ステップS2402)。「キー入力判
定フラグ」が「ON」の場合、制御部72は、「長押継
続判定カウンタ(NLPC)」の値を1減らす(ステッ
プS2404)。
【0055】さらに、制御部72は、「長押継続判定カ
ウンタ」が「0」か否かを判定し、「0」の場合は、
「文字変更カウンタ(CCC)」を1増やし(ステップ
S2406)、「長押継続判定カウンタ」を初期化する
(ステップS2407)。なお、キーが押下されていな
い場合(ステップS2401)は、「キー入力判定フラ
グ」及び「長押継続判定カウンタ」の初期化処理を行う
(ステップS2409、ステップS2410)。
【0056】以上のように、「数字キー」又は「アップ
/ダウンキー」を「連続長押し」することによって、
「正」の順序、又は「逆」の順序で連続的に文字を読み
出して画面に表示することができるので、何回もキーを
押下することなく容易に目的の文字を選択することがで
きる。なお、以上の実施形態では、文字入力機能を有す
る携帯型電話機として、主にPHSを取り上げて説明し
てきたが、PHSに限定するものではなく、いわゆるP
DC(Personal Digital Cellular)方式の携帯型電話
機や、その他の文字入力機能を有する電話機であっても
よい。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る携帯型電話機は、文字入力機能を有する携帯型電
話機であって、数字キーの数字と数字キーに割り当てら
れた複数の文字からなる文字グループとを対応させて記
憶する記憶手段と、数字キーが連続押下されたとき、当
該数字キーに対応する文字グループ内の文字を所定の順
序で読み出す読出手段と、所定のキー操作がされたと
き、前記読出手段の読出順序を逆の順序に切り換える制
御手段とを備える。これにより、通常の読み出し順序と
は逆の順序で文字を読み出すことができるので、短時間
で目的の文字を特定し、効率的な文字入力を行うことが
できる。
【0058】また、前記切換手段は、数字キーが所定の
時間以上の長押しがされたとき、前記読出手段の読出順
序を逆の順序に切り換えるように構成することもでき
る。これにより、数字キーの長押しによって文字の読み
出し順序を変更して文字を読み出すことができるので、
短時間で目的の文字を特定し、効率的な文字入力を行う
ことができる。
【0059】また、前記切換手段は、数字キーがダブル
クリックされたとき、前記読出手段の読出順序を逆の順
序に切り換えることように構成することもできる。これ
により、数字キーのダブルクリックによって文字の読み
出し順序を変更して文字を読み出すことができるので、
短時間で目的の文字を特定し、効率的な文字入力を行う
ことができる。
【0060】また、前記切換手段は、アップキーとダウ
ンキーの一方のキーが押下されたとき、前記読出手段の
読出順序とは逆順に設定し、所定のキー操作としてアッ
プキーとダウンキーの他方のキーが押下されたとき、前
記所定の順序に設定し、前記読出手段は、アップキーと
ダウンキーの何れかが連続押下されたとき、設定された
順序に従って、直前に押下された数字キーに対応する文
字グループ内の1文字を読み出すように構成することも
できる。これにより、アップキー又はダウンキーを用い
て文字を任意の順序で読み出すことができるので、短時
間で目的の文字を特定し、効率的な文字入力を行うこと
ができる。
【0061】また、前記読出手段は、数字キーが連続し
て押下されている間、当該数字キーに対応するグループ
内の文字を所定の順序で一定の時間間隔をおいて読み出
すように構成することもできる。これにより、「数字キ
ー」又は「アップ/ダウンキー」を「連続長押し」する
ことによって、「正」の順序、又は「逆」の順序で連続
的に文字を読み出して画面に表示することができるの
で、何回もキーを押下することなく容易に目的の文字を
選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯型電話機10の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】(a)は、各数字キーと各数字キーが押下された
回数との対応付けで割り当てられた文字の一覧表であ
る。(b)は、文字読出順序についての説明図である。
【図3】入力部20における操作キーの一例を示した図
である。
【図4】「アップ/ダウンキー」を用いる本実施形態に
おける動作の概要を示した図である。
【図5】実施形態1における<文字入力処理>のメイン
ルーチンのフローチャートである。
【図6】図5における<数字キー処理>のフローチャー
トである。
【図7】図5における<アップ/ダウンキー処理>のフ
ローチャートである。
【図8】図5における<左移動/右移動キー処理>のフ
ローチャートである。
【図9】携帯型電話機30の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】「数字キー」の「長押し」を用いる実施形態
2における動作の概要を示した図である。
【図11】実施形態2における<文字入力処理>のメイ
ンルーチンの流れを示すフローチャートである。
【図12】図11における<数字キー処理>のフローチ
ャートである。
【図13】実施形態2における<20ms毎の長押判定
処理>のフローチャートである。
【図14】携帯型電話機50の構成を示すブロック図で
ある。
【図15】「数字キー」の「ダブルクリック」を用いる
実施形態3における動作の概要を示した図である。
【図16】実施形態3における<文字入力処理>のメイ
ンルーチンのフローチャートである。
【図17】実施形態3における<数字キー処理>のフロ
ーチャートである。
【図18】実施形態3における<20ms毎のダブルク
リック判定処理>のフローチャートである。
【図19】携帯型電話機70の構成を示すブロック図で
ある。
【図20】「数字キー」の「連続長押し」を用いる実施
形態4における動作の概要を示した図である。
【図21】実施形態4における<文字入力処理>のメイ
ンルーチンのフローチャートである。
【図22】図21における<数字キー処理>のフローチ
ャートである。
【図23】図21における<アップ/ダウンキー処理>
フローチャートである。
【図24】実施形態4における<20ms毎の長押継続
判定処理>のフローチャートである。
【符号の説明】
10、30 携帯型電話機 50、70 携帯型電話機 11 無線部 12 モデム部 13 TDMA処理部 14 D/A・A/D変換部 15 音声処理部 16 スピーカ 17 マイク 18 記憶部 18a 文字コード 18b、31b フラグ群 51b、71b フラグ群 19 表示部 20 入力部 21、32 制御部 52、72 制御部 31c カウンタ群 51c、71c カウンタ群

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字入力機能を有する携帯型電話機であ
    って、 数字キーの数字と数字キーに割り当てられた複数の文字
    からなる文字グループとを対応させて記憶する記憶手段
    と、 数字キーが連続押下されたとき、当該数字キーに対応す
    る文字グループ内の文字を所定の順序で読み出す読出手
    段と、 所定のキー操作がされたとき、前記読出手段の読出順序
    を逆の順序に切り換える切換手段とを備えることを特徴
    とする携帯型電話機。
  2. 【請求項2】 前記切換手段は、 数字キーが所定の時間以上の長押しがされたとき、前記
    読出手段の読出順序を逆の順序に切り換えることを特徴
    とする請求項1記載の携帯型電話機。
  3. 【請求項3】 前記切換手段は、 数字キーがダブルクリックされたとき、前記読出手段の
    読出順序を逆の順序に切り換えることを特徴とする請求
    項1記載の携帯型電話機。
  4. 【請求項4】 前記切換手段は、 アップキーとダウンキーの一方のキーが押下されたと
    き、前記読出手段の読出順序とは逆順に設定し、所定の
    キー操作としてアップキーとダウンキーの他方のキーが
    押下されたとき、前記所定の順序に設定し、 前記読出手段は、 アップキーとダウンキーの何れかが連続押下されたと
    き、設定された順序に従って、直前に押下された数字キ
    ーに対応する文字グループ内の1文字を読み出すことを
    特徴とする請求項1記載の携帯型電話機。
  5. 【請求項5】 前記読出手段は、 数字キーが連続して押下されている間、当該数字キーに
    対応する文字グループ内の文字を所定の順序で一定の時
    間間隔をおいて読み出すことを特徴とする請求項1記載
    の携帯型電話機。
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