JP2000113559A - 担体自動再生装置 - Google Patents

担体自動再生装置

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JP2000113559A
JP2000113559A JP10299100A JP29910098A JP2000113559A JP 2000113559 A JP2000113559 A JP 2000113559A JP 10299100 A JP10299100 A JP 10299100A JP 29910098 A JP29910098 A JP 29910098A JP 2000113559 A JP2000113559 A JP 2000113559A
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JP
Japan
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carrier
disk
automatic
guide member
disc
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Withdrawn
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JP10299100A
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English (en)
Inventor
Shinichi Midorikawa
慎一 緑川
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートチェンジャ等の担体自動再生装置に於
いて、ディスク収納手段は収納した複数のディスクをデ
ィスク搬送手段を介して出し入れする際に衝撃等の振動
が生じても指定アドレスのディスクを確実に取り出せる
様にする。 【解決手段】 複数のディスク2,2aを並設したディ
スク収納手段3aの前面に凹又は凸状の係合部3gを設
け、このディスク収納手段3aと対向してディスク2,
2aの並設方向に移動可能と成されたディスク搬送手段
4に垂直方向に摺動可能と成した案内手段(ガイドレー
ル)18を設け、このガイドレール18に凸又は凹の係
合部18bを設けて、ディスク2,2aを出し入れする
際にディスク収納手段3aの係合部3gにガイドレール
18の係合部18bを係合させて所定のディスク2aを
ディスク搬送手段4へ取り出す様にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンパクトディスク
(CD)等の担体を自動再生するオートチェンジャに用
いて好適な担体自動再生装置に係わり、特に、担体収納
手段に出し入れする担体を確実に選択或は収納可能な担
体自動再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、再生専用の光ディスクとして
のCD、或は記録、再生可能なカートリッジ内に収納さ
れたミニディスク(MD)等の複数の担体を担体収納手
段に配設し、これら複数の担体収納手段に収納した任意
の番地の担体を操作手段を介して指定することで、指定
した担体を担体収納手段より担体搬送手段を介して、担
体を再生又は/及び記録する担体再生又は/及び記録手
段(以下、再生又は/及び記録手段を含めてディスク駆
動手段として説明を進める。)に持ち来たすか、このデ
ィスク駆動手段に載置された担体をピックアップして、
上記した担体搬送手段を介して、上記担体収納手段に収
納する様に成したオートチェンジャ式の担体自動再生装
置は広く利用されて公知である。
【0003】図6は、本出願人が先に提案した上述の如
き担体自動再生装置(オートチェンジャ)の側面の要部
構成図を示すものであり、複数の光ディスクの如き担体
(以下、ディスクと記す)2,2aを仕切板11a,1
1b‥‥間に収納したディスク収納手段3aには、ディ
スク2,2aを収納或は取り出すためにディスク収納手
段3aの開口部の前方下側のシャーシ10上にレール1
2が敷設され、このレール12の長手方向に沿って、デ
ィスク搬送手段4の軸受16bが摺動自在に枢着されて
いる。
【0004】上述のディスク搬送手段4には更に、担体
案内手段を構成するディスクローダ15が回動自在に枢
着されている。このディスクローダ15には選択したデ
ィスク2aを保持すると共にディスク2aをディスク駆
動手段5a又は5bのターンテーブル20上に載置可能
とするガイドローラ25が設けられ、ターンテーブル2
0上に載置されたディスク2aはシャーシ10上に配さ
れたディスク駆動手段5a及び5bに回動自在に枢着し
たディスククランパー5a′及び5b′によってクラン
プされて、再生又は記録状態と成される。
【0005】上述の複数のディスク2,2aの収納され
たディスク収納手段3aから所定のディスク2aを出し
入れする際にディスク毎のアドレスを検出する方法とし
てはアドレスの絶対値を取り出すものと相対値を取り出
すものが知られている。
【0006】例えば、絶対アドレスを検出する方法とし
て、ディスク収納手段3aの下側に図6に示す様に仕切
板11a,11b間に収納された複数のディスク2,2
a‥‥に対応する様に絶対的にアドレスが定まる様なシ
ャッタ配列を定めた突起片列3,3‥‥を配列してい
る。この突起片列3,3‥‥のA部拡大図である図7A
及び図7Bでは例えば、最終位置に収納されたディスク
2の絶対的なアドレスは6ビットに対応する長短配列の
異なる長、短、短、長の突起片列3の配列によって定め
られる。
【0007】一方、ディスク搬送手段4には図7Aの要
部側面図及び図7Bのフォトインタラプタの要部正面図
に示す様に複数の発光素子7a〜7e及び受光素子8a
〜8eが所定間隔で並設されたフォトインタラプタ6が
取り付けられている。このフォトインタラプタ6はレー
ル12に沿ってディスク搬送手段4と共にレール12の
軸方向へ摺動自在と成されている。
【0008】即ち、図6の拡大図である図7Bの様に例
えば、最終段に収納されたディスク2の絶対的なアドレ
スを長、短、短、長、長の突起片列3からなるシャッタ
配列で定める様に成されているとすると、これら突起片
列3によるフォトインタラプタ6の発光素子7a〜7e
と受光素子8a〜8e間に挿入される突起片列3の遮断
及び透過データの組合せでディスク収納手段3aに収納
したディスク3に対する絶対値アドレスの検出が成され
る。
【0009】図7C及び図7Dは相対的アドレスを検出
する場合のディスク収納手段3aの下側に取り付けられ
た突起片列3を検出するフォトインタラプタ6と突起片
列3の正面図を示すものである。
【0010】図7C及び図7に於いて、図7A及び図7
Bとの対応部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。ディスク搬送手段4にはフォトインタラプタ6が取
り付けられるが、このフォトインタラプタ6には一対又
は2対の発光素子7a及び7fと受光素子8a及び8f
が設けられ、図7C及び図7Dでは長短のシャッタに対
応した2対のセンサが配設されている。
【0011】ディスク収納手段3aの下側に配設されて
いる突起片列3,3‥‥は一定のパターン配列となされ
て同一パターンの突起片列3が各ディスク2毎に配設さ
れている。即ち、図7Dに示す様に例えば、シャッタは
長、長、長、短、短、短と成され、この1組のシャッタ
によって、最初の1番目のディスクのアドレスが決定さ
れる。従って、予め決められた1箇所の基準位置から指
定されたディスク2aまでのアドレスを発光素子7a及
び7f並びに受光素子8a及び8fから成る、例えば2
対のフォトインタラプタ6を介して透過又は遮断データ
をカウンタでカウントしてディスク収納手段3aの所定
ディスク2aの相対的アドレス検出を行なう様に成され
る。
【0012】上述の構成での動作は、図6に於いて、先
ずディスク収納手段3aに収納された指定されたディス
ク2aの位置にディスク搬送手段4を上記した突起片列
3,3‥‥をフォトインタラプタ6が読むことで所定位
置に移動して、このディスク搬送手段4の垂直部16a
に平行になる様に回動されて垂直状態に成されたディス
クローダ15内に指定されたディスク2aが取り込まれ
る。
【0013】次に、指定されたディスク2aを再生する
ために例えば、空状態にあるディスク駆動手段5a側に
ディスクローダ15を含むディスク搬送手段4をレール
12に沿って移動させて、図6に示す様に所定のターン
テーブル20上に持ち来たした状態で、ディスクローダ
15をディスク駆動手段5a側に倒して、ターンテーブ
ル20の傾斜部をディスク2aの中心孔に挿通すると共
に、ガイドローラ25をディスク2aの放射方向に移動
させて、ディスク2aをターンテーブル20上に載置し
た後に、ディスクローダ15はディスク搬送手段4の垂
直部16a側に逆回動させて元位置に戻される。
【0014】その後、ディスク駆動手段5aに設けられ
たディスククランパー5a′又は5b′を回動させて、
ディスク2aをクランプし、再生又は記録状態とする様
に成されていた。
【0015】又、再生終了したディスク2aは上述と逆
の操作でディスクローダ15のガイドローラ25でディ
スク2aの外周を把持した後に、ディスクローダ15を
図6で時計方向に回動して垂直状態とした後にディスク
搬送手段4をレール12に沿ってレール12の長手方向
に突起片列3,3‥‥をフォトインタラプタ6で検出し
ながら移動させて、ディスク収納手段3aの所定位置に
持ち来たし、ガイドローラ25を解放して、所定の収納
位置にディスク2aを収納する様に成されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のディス
ク自動再生装置では、指定されたディスク2aの位置ま
でディスク搬送手段4をレール12に沿って移動させ、
フォトインタラプタ6によって突起片列3,3‥‥を検
出し、所定のディスク2aの位置に精度よく停止させて
も、シャーシ10等に外力により振動が加わったとき、
ディスク搬送手段4が移動して、指定したディスク2a
以外の誤ったディスク2を取り出してしまう問題があっ
た。
【0017】又、ディスク2,2aを密に接近してディ
スク収納手段4に収納した場合は、ディスク搬送手段4
の突起片列3,3‥‥とフォトインタラプタ6の位置出
し精度を高くしなければならず、更にディスク搬送手段
4をレールに沿って移動させる際にモータの駆動手段の
軸受16b等に精度の高い部品等を採用しなければなら
ない問題があった。
【0018】本発明は叙上の問題点を解消した担体自動
再生装置を提供しようとするものであり、発明が解決し
ようとする課題はフォトインタラプタ6等の光センサに
よるディスク収納手段3aに収納したディスク2,2a
の検出位置がラフであっても、ディスク搬送手段4の位
置決めを高精度に行なうことの出来るものを得ようとす
るものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は複
数のディスク2,2aを収納したディスク搬送手段3a
から所定のディスクを選択し、ディスク搬送手段4を介
して、ディスク駆動手段5a又は5bに載置して、ディ
スク2,2aの再生を自動的に行なう様に成したディス
ク自動再生装置1であって、ディスク収納手段3aから
ディスク2,2aを選択或はディスク収納手段3a内へ
ディスク2,2aを収納する時、ディスク収納手段3a
と対向するディスク搬送手段4との間に機械的に係合す
る機械的係合手段3g及び18を具備させたことを特徴
とするディスク自動再生装置1としたものである。
【0020】本発明の第2の発明は複数のディスク2,
2aを収納したディスク収納手段3aから所定のディス
ク2,2aを選択し、ディスク搬送手段4を介して、デ
ィスク駆動手段5a又は5bに載置して、ディスク2,
2aの再生を自動的に行なう様に成したディスク自動再
生装置1であって、ディスク搬送手段4と対向するディ
スク収納手段3aのディスク載置部3cのディスク収納
位置毎に設けられた係合部3gと、ディスク収納手段3
aからディスク2,2aを選択、或はディスク収納手段
3a内へディスク2,2aの収納時にディスク搬送手段
4が所定位置に持ち来された際に上下方向に可動する案
内部材であるガイドレール18とを具備し、所定のディ
スク2,2aを選択或は収納する時、ガイドレール18
を降下させてディスク収納手段3aの係合部3gに係合
する様に成したことを特徴とするディスク自動再生装置
としたものである。
【0021】斯かる、本発明によれば、ディスク搬送手
段4で所定のディスク2aを出し入れするとき、ディス
ク収納手段3aと対向するディスク搬送手段4の一部が
機械的に係合しているので、外部からの衝撃が加わって
もディスク収納手段3aとディスク搬送手段4との間で
位置ずれを生ずることがないので、指定或は再生した所
定のディスク2を確実にディスク収納手段3aの収納部
位置に出し入れ可能なディスク自動再生装置を提供可能
となる。
【0022】又、ディスク収納手段3aの係合部3gは
ディスク搬送手段4に対向してディスク2の収納位置毎
に設けられ、所定位置が選択されると同時に案内部材1
8が係合部3gに係合する様に成されるためディスク搬
送手段4はレール12上で左右に移動することなく所定
のディスク2を確実に選択又は収納可能なディスク自動
再生装置を提供可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスク自動再生
装置(以下オートチェンジャと記す)を図1乃至図5に
よって説明する。図1は本発明のオートチェンジャの全
体的な斜視図を示すものである。
【0024】図1に於いて、オートチェンジャ1のケー
シング内には正面のパネル側からシャーシ10上の奥行
方向に向って少くとも1つのディスク2を再生又は/及
び記録する再生又は/及び記録可能なディスク駆動手段
5a及び5bが配設されている。このディスク駆動手段
5a及び5bの例えば、左側にパネル側から奥行方向に
向って複数のCDの様なディスク2或はMDを収納した
カートリッジ等が並設可能なディスク収納手段3aが配
設されている。
【0025】ディスク収納手段3aの前後面板3f及び
3b間には図3の平面図及び図4の斜視図に示す様なデ
ィスク載置部3cが配設され、このディスク載置部3c
は複数の仕切板11aと次の仕切板11bとで形成され
た複数の溝部3dにディスク2,2aを各々収納して保
持される様に成され、溝部3dの前面側並びに上面側は
開口部と成されている。
【0026】更に、ディスク載置部3cの溝部3dの前
方側にはV字状の溝3gが形成され、図3及び図4では
図示されていないが図6及び図7で説明したと同様にデ
ィスク載置部3cの各溝部3dの下方前面側に複数の突
起片列3,3‥‥が設けられている。
【0027】ディスク収納手段3aはパネル側から奥行
方向にシャーシ10に沿ってケーシング内に摺動可能と
なされ、ディスク2の交換はディスク収納手段3aを手
前(パネル側)に引き出すことで簡単に行うことが出来
る様になされている。
【0028】ディスク収納手段3aとディスク駆動手段
5a及び5b間にはパネル側から奥行方向にシャーシ1
0の上面に沿ってレール12が配設され、このレール1
2に沿ってディスク搬送手段4が摺動可能に配設され、
例えば、ワイヤ13の一端はディスク搬送手段4の摺動
部13aに固定され、シャーシ10の前後端に回動自在
に枢着した前方プーリ36Fと図示しない後方プーリ間
に掛け渡され、後方のプーリを駆動用のモータで駆動す
ることでディスク搬送手段4は矢印A−A′方向に移動
する様に成されている。
【0029】ディスク搬送手段4はレール12に沿って
摺動する摺動部13aの軸受16bと、この摺動部13
aに対して回動可能となされたディスクローダ15と、
ディスク収納手段3aとディスク駆動手段5a及び5b
間を架橋する様な桁部材から成るディスク搬送手段16
とより構成されている。
【0030】先ず、ディスク搬送手段4の摺動部13a
について図1及び図2の斜視図で説明する。この摺動部
13aの上面には後述するディスクローダ15内にディ
スク収納手段3aからディスク2を搬出し易い様な傾斜
部17のガイドが形成され、更に、ディスク収納手段3
aのディスク載置部3cの底面に穿たれた透孔内に挿入
されて、仕切板11a及び11b間に保持したディスク
2を上動させるリフタ19が摺動部13aに回動自在に
枢着されている。
【0031】このリフタ19は図5の動作説明図に示す
様にディスク搬送手段4内に配置されたリフタ用モータ
14によって駆動される。
【0032】図5はディスク搬送手段4をリアパネル側
から見た略線図であり、リフタ用モータ14の回転軸に
嵌着した第1のギヤ14aは第2のギヤ14bに噛合さ
れ、第2の歯車14bに同軸的に設けられたプーリに掛
けたタイミングベルト14hは第3のギヤ14cに同軸
配設したプーリに掛け渡され、第3のギヤ14cと噛合
させた第4のギヤ14dはラック14eと噛合されてい
る。ラック14eの終端の傾斜面でリフタアーム19a
を押圧し、リフタ19を押し上げてディスク載置部3c
の下側に穿った透孔を介して図5でディスク2aを破線
で示す下側位置から実線で示す上側位置に上動させる。
【0033】更に、このラック14eの背面に設けられ
た凹部14gにガイドレール18の側面に設けた凸部が
嵌合しているので案内部材と成るガイドレール18もラ
ック14eの降下と共に下方向に移動する様に成されて
いる。
【0034】このガイドレール18は図2の要部斜視図
と図3の平面図に示されている様に摺動部13a上にス
プリング等を介して矢印A−B方向(垂直方向)に摺動
可能に懸架されている。
【0035】ガイドレール18は中心に略U字状のU字
溝18aを有し、このU字溝18aの底部はガイドレー
ル18の降下状態では摺動部13aの傾斜部17の頂部
と一致する様に成されている。又、ディスク収納部手段
3aの前面部に設けた係合部と成るV字状の溝3gと嵌
合して、機械的にディスク搬送手段4をロックする為の
突起部18bが背面側(図5参照)に設けられてこの突
起部18bの一部は出し入れするディスク2の円周の側
縁の一部を押圧する構成と成されている。
【0036】更に、ディスク収納手段3aの溝3gと対
向して、機械的にディスク搬送手段4をロックするため
の案内部材、即ちガイドレール18の突起部18bは図
3の平面図に示す様に出し入れするディスク2aの溝3
gの両隣りのディスク収納用の溝3g′及び3g′と嵌
合するV字状の突起部18b及び18bを有し、これら
突起部は双頭型と成されている。
【0037】又、ディスク搬送手段4のディスクローダ
15はディスク2が挿入可能な略正方形状のケーシング
となされ、支軸44を軸として図1で矢印C−C′に示
す様に回動して、ディスク駆動手段5a又は5b上にデ
ィスク2を載置又は取り出し可能となされる。
【0038】ディスクローダ15の中央部にはディスク
駆動手段5a及び5b上に設けたターンテーブル20へ
ディスク2aと共にクランパー24を載置する透孔21
が形成されている。
【0039】ディスクローダ15の左側壁はディスク収
納手段3aに並設したディスク2,2aを挿入可能と成
され、ディスクローダ15の中には鉄等の円板で構成
し、ディスク2aをターンテーブル20に設けたマグネ
ットに保持させるクランパー24及びディスクローダ1
5内に挿入されたディスク2aの外周を4ヶ所で保持す
る鼓状のガイドローラ25,25‥‥が透孔21を中心
に略4等分する角度位置に配設されている。
【0040】これら4個のガイドローラ25,25‥‥
はディスク収納手段3aから選択されたディスク2aを
ディスクローダ15内に挿入する場合に弾性的に保持さ
れていて、透孔21の中心から放射状方向に移動する様
に構成されている。
【0041】更に、ディスク搬送手段4を構成するディ
スク搬送部16はオートチェンジャ1のケーシングの左
右側壁方向に架橋する様に配設した直方体状で下面が開
口部と成された桁部材で構成され、リフタ19によって
上動したディスク2をディスクローダ15内に移動する
ために支持部材31に回動自在に枢着したガイドローラ
27が設けられている。このガイドローラ27は、支持
部材31に回動自在に枢着したディスク押圧ローラ30
と共にディスク搬送部16の桁部材の長手方向に沿って
移動可能となされる。
【0042】支持部材31上のガイドローラ27並びに
押圧ローラ30はディスク搬送部16の桁部材内に配設
された駆動用モータを介して、この桁部材に沿って左右
方向に移動可能と成され、ディスク2aを傾斜部17及
びガイドレール18のU字溝18aを介してディスクロ
ーダ15内に押圧挿入する様に成されている。勿論、こ
の場合ディスク搬送部16は摺動部13aと同期してレ
ール12に沿って移動する様に成されている。
【0043】更に、本例のオートチェンジャではシャー
シ10の前後面に立設した支持板間に架橋する様に配設
した断面コ字状の案内手段と成る第1及び第2のレール
37a及び37bに沿って転接する様にディスク搬送手
段4の右側壁4Rにローラ39を回動自在に枢着してい
る。
【0044】上述の構成で本発明のオートチェンジャ1
の動作を説明すると、図1でディスク駆動手段5a又は
5b上に番地指定したディスク2aを持ち来して、再生
又は/及び記録を行なう指示がなされると図示しないモ
ータが駆動され、ワイヤ13を介してプーリ36Fが回
転し、ディスク搬送手段4は摺動部13aの軸受16b
とレール12間並びに第1及び第2のレール37a及び
37bでスムースに摺動しA−A′方向に高速に駆動制
御される。この際ディスク収納手段3aの下側に溝部3
d毎に並べられた突起片列3,3‥‥をフォトインタラ
プタ6のセンサが検出すると、図示しないディスク搬送
手段4を駆動制御する搬送モータコントローラ(以下C
PUと記す)によってサーボコントロールされ、指定し
たディスク位置に持ち来されて停止する。
【0045】この時、CPUが図5のリフタモータ14
を駆動すると、第1乃至第4のギヤ及びタイミングベル
ト14a〜14d及び14hを介してラック14eを矢
印Dで示す方向に降下させる。この降下動作によって、
リフタアーム19aの一端は押圧され支軸を中心に矢印
Eで示す様に半時計方向に回動し、リフタ19は上動
し、ディスク収納手段3aの下側に設けた透孔を介して
指定ディスク2aの下側を押し上げて破線位置から実線
位置までディスク2aを押し上げることになる。
【0046】この様なラック14eの降下動作と同時に
ラック14eの背面に設けた凹部14gに係合した凸部
を有する様にディスク搬送部16の桁部材にスプリング
を介して懸架され図2の様にA−B方向(垂直方向)に
摺動可能と成されたガイドレール18はB方向に降下
し、このガイドレール18のディスク2aと対向する側
に突出した突起部18bもB方向に降下する。
【0047】この結果、ガイドレール18の双頭型の突
起部18b及び18bの先端のV字状突部はディスク収
納手段3aの下側の前方に形成したV字状の溝3gに係
合して機械的にディスク載置部3cに対し、ディスク搬
送手段4全体がロックすることになって、外部振動が与
えられても選択位置が左右に移動する弊害が除去され
る。
【0048】尚、ガイドレール18の突起部18b及び
18bは双頭型と成され、フォトインタラプタ6で検
出、指定したディスクのアドレスの両隣のアドレスに形
成された溝3g′及び3g′位置に係合する様に成され
ているので、アドレスが指定されたディスク2aはU字
溝18aを介して矢印F−F′の様に出し入れ自在とす
ることが可能と成ると共に、選択されたディスク2aの
両隣りに位置するディスク2が静電気等で帯電していて
も、隣接しているディスク2を吸着してディスクローダ
15内に移動する様な弊害が防止可能と成り、ディスク
搬送手段4を正しい位置に係止可能と成る。
【0049】上述の様に正しい指定位置に停止されたデ
ィスク搬送手段4はリフタ19がディスク収納手段3a
の下側に穿った透孔から押し上げられて、ディスク2a
を上動させ、ガイドローラ27及びディスク押圧ローラ
30を介して、ディスク2aをディスク搬送部16の桁
部材に沿って右方向に移動し、ディスク収納手段3aか
ら押し出されたディスク2aはディスクローダ15に案
内され、ディスクローダ15に設けられたクランパ24
にディスク2aの中心孔を嵌合させる。この際、ディス
ク2aの外周を4つのローラ25,25‥‥は放射方向
と逆方向に移動してディスク2aを保持する。
【0050】指定アドレスディスク2aがディスクロー
ダ15内に収納された状態でリフタモータ14を逆方向
に回動する様にCPUはサーボを行ないガイドレール1
8を上動させリフタ19を図5で破線で示す位置に降下
させる。
【0051】ディスクローダ15にディスク2aが保持
されたディスク搬送手段4はディスク搬送用モータの駆
動によりワイヤ13によって、例えば空のディスク駆動
手段5a上に高速に持ち来されて停止される。
【0052】次にディスクローダ15を図1で軸44を
支点として矢印C′方向に回転してディスク2aをディ
スク駆動手段5aのターンテーブル20上に載置し、デ
ィスクローダ15のローラ25,25‥‥で保持された
ディスク2aのクランプを解放すると同時にディスク2
aのクランパ24を磁気的に吸着させて、ディスク2a
をターンテーブル20上にクランプさせる。
【0053】ディスク駆動手段5aでディスク2aの再
生や記録等が行なわれて、再生や記録が終了したディス
ク2aはディスクローダ15を支軸44を支点として矢
印C′方向に回転させて、ディスク2aに接近させ、ロ
ーラ25,25‥‥でディスク2aの外周を保持すると
共にターンテーブル20上のクランパ24をディスクロ
ーダ15内に収納する。
【0054】ディスク2aを保持したディスクローダ1
5は、支軸44を支点に矢印C方向に回動しディスクロ
ーダ15の垂直部16a(図6参照)と平行と成され、
元のディスク保持状態になる。ディスク搬送手段4は、
元のディスク2aの収納位置まで高速移動し、ディスク
収納手段3aに設けられた突起片列3,3‥‥のうち、
所定の収納位置をフォトインタラプタ6が検出し、位置
決めした後にガイドレール18の双頭の突起部18b,
18bを再びディスク収納手段3aのV字状の溝3gへ
押圧係合する様にCPUはリフタモータ14を回動させ
る。
【0055】次にディスク搬送部16の桁部材上を摺動
するガイドローラ27とディスク押圧ローラ30により
ガイドレール18のU字溝18bを介して傾斜部17か
らディスク収納手段3aの所定位置にディスク2aを収
納する様に成されている。
【0056】尚、上述の構成ではディスク載置部3cの
前方に設けたV字状溝3g,3g′‥‥にディスク搬送
手段4のガイドレール18に設けた突起部18b,18
bを嵌合させる様にしたが、V字状溝3g,3g′等の
凹部をガイドレール18側に設け突起部18bをディス
ク載置部3cの前方に設ける様にしてもよいことは明ら
かである。
【0057】上記した本発明の構成にによれば複数のデ
ィスク収納手段からディスク搬送手段で所定のディスク
を出し入れするとき、ディスク収納手段と対向するディ
スク搬送手段が機械的に係合しているので、外部からの
衝撃等が加わってもディスク収納手段に対し、ディスク
搬送手段が位置ずれを起こすことなく所定のディスクを
確実に出し入れすることが出来る。
【0058】又、ディスク収納手段の係合部はディスク
搬送手段の案内部材(ガイドレール)に対向してディス
クの収納位置毎にV字状の凹部又は凸部を有する係合部
を有しているのでディスク搬送手段の位置検出精度が高
くなくても、案内部材であるガイドレールの凸部又は凹
部がディスクの収納位置毎に形成したV字状の凹部又は
凸部に係合することで所定のディスク収納位置にディス
ク搬送手段を移動した際にディスク収納手段とディスク
搬送手段が位置ずれを起こすことなく、所定のディスク
を確実に出し入れすることが出来る。
【0059】又、所定のディスクを出し入れするとき、
出し入れするディスクの両側に位置するディスクの移動
をガイドレールが阻止するストッパーとして機能するの
で所定ディスクの隣接ディスクが静電気等で帯電してい
ても、吸着されて誤ったディスクを選択する様な事故を
防止出来る。
【0060】又、ガイドレールが出し入れするディスク
の両隣りの2箇所の係合部に係合するので、より確実に
ディスク収納手段とディスク搬送手段との位置ずれを防
止可能となる。
【0061】更に、ガイドレールの動作に機械的に連動
して、ディスクを選択するディスク選択手段を自動的に
動作させる様にしたので、位置決め動作と同時にディス
ク選択動作(ディスクの押し上げ動作)を同時に行なう
ことが出来るものが得られる。
【0062】
【発明の効果】本発明のディスク自動再生装置によれば
ディスク収納手段のディスク載置部にV字状溝(又は突
部)を各々の収納ディスク毎に設け、ディスク搬送手段
側のガイドレールにV字状突起部(又は溝)を設けて互
に係合させて、機械的にロックした状態でディスクを出
し入れする様にしたのでディスク収納手段にディスク搬
送手段が係止された位置ずれのない状態でディスクの出
し入れが行なえるものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の担体自動再生装置の斜視図である。
【図2】本発明の担体自動再生装置の要部斜視図であ
る。
【図3】本発明に用いるディスク収納手段の平面図であ
る。
【図4】本発明に用いるディスク収納手段の斜視図であ
る。
【図5】本発明に用いる案内手段(ガイドレール)の動
作説明図である。
【図6】従来の担体自動再生装置の要部を示す構成図で
ある。
【図7】従来のアドレス検出手段の説明図である。
【符号の説明】
1‥‥担体自動再生装置(オートチェンジャ)、2,2
a‥‥担体(ディスク)、3‥‥突起片列、3a‥‥デ
ィスク収納手段、3g‥‥溝、4‥‥ディスク搬送手
段、5a,5b‥‥ディスク駆動手段、6‥‥フォトイ
ンタラプタ、18‥‥ガイドレール(案内手段)、18
b‥‥突出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の担体を収納した担体収納手段から
    所定の担体を選択して、担体搬送手段を介して、担体駆
    動手段に載置して、担体の再生を自動的に行なう様に成
    した担体自動再生装置であって、 上記担体収納手段から上記担体を選択、或は該担体収納
    手段内へ該担体を収納する時、該担体収納手段と対向す
    る上記担体搬送手段との間に機械的に係合する機械的係
    合手段を具備させたことを特徴とする担体自動再生装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の担体を収納する担体収納手段から
    所定の担体を選択し、担体搬送手段を介して、担体駆動
    手段に載置して、担体の再生を自動的に行なう様に成し
    た担体自動再生装置であって、 上記担体搬送手段と対向する上記担体収納手段の担体収
    納部の担体収納位置毎に設けられた係合部と、 上記担体収納手段から上記担体を選択、或は該担体収納
    手段内へ該担体の収納時に上記担体搬送手段が所定位置
    に持ち来された際に上下方向に可動する案内部材とを具
    備し、 所定の上記担体を選択或は収納する時、上記案内部材を
    降下させて上記担体収納手段の上記係合部に係合する様
    に成したことを特徴とする担体自動再生装置。
  3. 【請求項3】 前記担体収納手段に設けられた前記係合
    部はV字状の溝部又は突起部を有し、前記担体搬送手段
    に設けられた前記案内部材はV字状の突起部又は溝部を
    有し、上記案内部材の突起部又は溝部が上記係合部の溝
    部又は突起部に係合する様に成されたことを特徴とする
    請求項2記載の担体自動再生装置。
  4. 【請求項4】 前記案内部材は所定の上記担体の選択或
    は収納時に選択或は収納担体の両隣りの担体の移動を阻
    止するストッパ部材を具備していることを特徴とする請
    求項2又は請求項3記載の担体自動再生装置。
  5. 【請求項5】 前記ストッパ部材を前記係合部に係合さ
    せる様に成したことを特徴とする請求項4記載の担体自
    動再生装置。
  6. 【請求項6】 前記案内部材が前記係合部に係合した
    時、前記担体搬送手段内に設けた所定の担体を選択或は
    収納する担体出し入れ手段に連動して動作する様に成し
    たことを特徴とする請求項2乃至請求項5記載のいずれ
    か1項記載の担体自動再生装置。
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