JP2000112706A - 印刷ログ集計管理システム、印刷ログ集計管理方法、および記憶媒体 - Google Patents
印刷ログ集計管理システム、印刷ログ集計管理方法、および記憶媒体Info
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- JP2000112706A JP2000112706A JP10278720A JP27872098A JP2000112706A JP 2000112706 A JP2000112706 A JP 2000112706A JP 10278720 A JP10278720 A JP 10278720A JP 27872098 A JP27872098 A JP 27872098A JP 2000112706 A JP2000112706 A JP 2000112706A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録媒体の機械的障害など、何らの障害でサ
ーバコンピュータの共有ファイルが利用できないとき、
クライアントコンピュータから印刷された情報を集計で
きないという問題があった。 【解決手段】 クライアント(501)で生成された印刷ジ
ョブに関する印刷ログ情報を収集し(508)、データの
保存先であるサーバ(502)の稼動状態を判断する(511)。
収集された印刷ログ情報は判断の結果、送信先が正常な
稼動である場合は送信され、集計ファイル(516)に書込
み保存される。異常な場合は、送信が中止され、データ
はクライアント側に待避される。判断の結果、サーバが
正常な稼動に復旧した場合は待避した印刷ログ情報を送
信して、集計処理を再開する。
ーバコンピュータの共有ファイルが利用できないとき、
クライアントコンピュータから印刷された情報を集計で
きないという問題があった。 【解決手段】 クライアント(501)で生成された印刷ジ
ョブに関する印刷ログ情報を収集し(508)、データの
保存先であるサーバ(502)の稼動状態を判断する(511)。
収集された印刷ログ情報は判断の結果、送信先が正常な
稼動である場合は送信され、集計ファイル(516)に書込
み保存される。異常な場合は、送信が中止され、データ
はクライアント側に待避される。判断の結果、サーバが
正常な稼動に復旧した場合は待避した印刷ログ情報を送
信して、集計処理を再開する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された複数のクライアントコンピュータから印刷した
ときの印刷ジョブ情報を、同ネットワークに接続された
サーバコンピュータで一括集計する印刷ログ集計管理シ
ステム、印刷ログ集計管理方法、記録媒体に関するもの
である。
続された複数のクライアントコンピュータから印刷した
ときの印刷ジョブ情報を、同ネットワークに接続された
サーバコンピュータで一括集計する印刷ログ集計管理シ
ステム、印刷ログ集計管理方法、記録媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷ログ集計管理システムでは、
印刷の情報を格納する媒体としてサーバコンピュータ上
の共有ファイルが使われることが多かった。
印刷の情報を格納する媒体としてサーバコンピュータ上
の共有ファイルが使われることが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の場合、サー
バコンピュータが起動している必要があり、記憶媒体の
機械的障害など、何らの障害でサーバコンピュータの共
有ファイルが利用できないとき、クライアントコンピュ
ータから印刷された情報を集計できないという問題があ
った。また、印刷処理と同期して共有ファイルに集計す
る仕組みになっている場合には、印刷処理自体できない
という問題があった。
バコンピュータが起動している必要があり、記憶媒体の
機械的障害など、何らの障害でサーバコンピュータの共
有ファイルが利用できないとき、クライアントコンピュ
ータから印刷された情報を集計できないという問題があ
った。また、印刷処理と同期して共有ファイルに集計す
る仕組みになっている場合には、印刷処理自体できない
という問題があった。
【0004】これらの問題点を解決するために、各クラ
イアントが印刷時に作成した印刷ジョブ情報を、直接共
有ファイルに書き込むのではなく、一旦クライアントコ
ンピュータのメモリ上に蓄積し、サーバコンピュータの
動作状況を監視しながら、印刷ジョブ情報を集計ファイ
ルに格納することが考えられる。また、サーバコンピュ
ータが起動していないか、何らかの障害で通信できない
状態においては、クライアントコンピュータに蓄積され
た印刷ジョブ情報を、そのままクライアント上に日付名
を持つ待避ファイル(例えば、“19980101.l
og”)として保存し、サーバコンピュータが正常に動
作することを確認してから、この待避ファイルをサーバ
に転送することが考えられる。
イアントが印刷時に作成した印刷ジョブ情報を、直接共
有ファイルに書き込むのではなく、一旦クライアントコ
ンピュータのメモリ上に蓄積し、サーバコンピュータの
動作状況を監視しながら、印刷ジョブ情報を集計ファイ
ルに格納することが考えられる。また、サーバコンピュ
ータが起動していないか、何らかの障害で通信できない
状態においては、クライアントコンピュータに蓄積され
た印刷ジョブ情報を、そのままクライアント上に日付名
を持つ待避ファイル(例えば、“19980101.l
og”)として保存し、サーバコンピュータが正常に動
作することを確認してから、この待避ファイルをサーバ
に転送することが考えられる。
【0005】更に、印刷時の印刷ジョブ情報を収集する
処理と、この印刷ジョブ情報をサーバに送信する処理を
分離し、非同期で印刷ジョブ情報を送信できる印刷ログ
集計管理システムが考えられる。
処理と、この印刷ジョブ情報をサーバに送信する処理を
分離し、非同期で印刷ジョブ情報を送信できる印刷ログ
集計管理システムが考えられる。
【0006】これによると、サーバ障害時においても印
刷の集計が可能であり、また、共有ファイルの排他制御
による書き込み待ちが起こらず、複数のクライアントか
らの同時印刷要求による印刷時間の遅延という問題も回
避できることになる。
刷の集計が可能であり、また、共有ファイルの排他制御
による書き込み待ちが起こらず、複数のクライアントか
らの同時印刷要求による印刷時間の遅延という問題も回
避できることになる。
【0007】
【発明が解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる印刷ログ集計管理システム、方法、
記録媒体は主として以下のような構成よりなる。
め、本発明にかかる印刷ログ集計管理システム、方法、
記録媒体は主として以下のような構成よりなる。
【0008】すなわち、一のコンピュータで生成した印
刷ジョブに関する印刷ログ情報を他のコンピュータで管
理する印刷ログ集計管理システムは、前記一のコンピュ
ータで印刷情報を生成する印刷ジョブ生成手段と、前記
生成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集する
印刷ログ情報収集手段と、データの保存先である前記他
のコンピュータの稼動状態を判断して、前記収集された
印刷ログ情報の送信を制御する送信制御手段と、前記他
のコンピュータで、前記一のコンピュータから送信され
てきた印刷ログ情報を受信する受信手段と、前記受信し
た情報の保存を制御する保存制御手段と、前記保存制御
に従い、前記受信した印刷ログ情報を印刷ジョブ単位に
保存する印刷ログ情報保存手段とを備える。
刷ジョブに関する印刷ログ情報を他のコンピュータで管
理する印刷ログ集計管理システムは、前記一のコンピュ
ータで印刷情報を生成する印刷ジョブ生成手段と、前記
生成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集する
印刷ログ情報収集手段と、データの保存先である前記他
のコンピュータの稼動状態を判断して、前記収集された
印刷ログ情報の送信を制御する送信制御手段と、前記他
のコンピュータで、前記一のコンピュータから送信され
てきた印刷ログ情報を受信する受信手段と、前記受信し
た情報の保存を制御する保存制御手段と、前記保存制御
に従い、前記受信した印刷ログ情報を印刷ジョブ単位に
保存する印刷ログ情報保存手段とを備える。
【0009】また、複数のコンピュータで生成した印刷
ジョブに関する印刷ログ情報を管理する印刷ログ集計管
理システムは、印刷情報を生成する印刷ジョブ生成手段
と、前記生成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を
収集する印刷ログ情報収集手段と、データの保存先の稼
動状態を判断して、前記収集された印刷ログ情報の送信
を制御する送信制御手段とを備える。
ジョブに関する印刷ログ情報を管理する印刷ログ集計管
理システムは、印刷情報を生成する印刷ジョブ生成手段
と、前記生成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を
収集する印刷ログ情報収集手段と、データの保存先の稼
動状態を判断して、前記収集された印刷ログ情報の送信
を制御する送信制御手段とを備える。
【0010】また、複数のコンピュータで生成した印刷
ジョブに関する印刷ログ情報を受信管理する印刷ログ集
計管理システムは、印刷ログ情報を受信する受信手段
と、前記受信した情報の保存を制御する保存制御手段
と、前記保存制御に従い、前記受信した印刷ログ情報を
印刷ジョブ単位に保存する印刷ログ情報保存手段とを備
える。
ジョブに関する印刷ログ情報を受信管理する印刷ログ集
計管理システムは、印刷ログ情報を受信する受信手段
と、前記受信した情報の保存を制御する保存制御手段
と、前記保存制御に従い、前記受信した印刷ログ情報を
印刷ジョブ単位に保存する印刷ログ情報保存手段とを備
える。
【0011】また、前記保存される印刷ログ情報は前記
印刷ジョブ情報を1集計レコードとして管理され、前記
集計レコードを時系列順にまとめて、日単位の集計ファ
イルとして保存される。
印刷ジョブ情報を1集計レコードとして管理され、前記
集計レコードを時系列順にまとめて、日単位の集計ファ
イルとして保存される。
【0012】また、前記印刷ログ情報収集手段は印刷コ
マンドからページの印刷コマンドが呼び出された回数を
前記一のコンピュータのメモリ上に蓄積し、印刷の終了
コマンドが呼び出されたときに、前記回数を印刷ジョブ
のページ数として印刷ジョブ情報に格納する。
マンドからページの印刷コマンドが呼び出された回数を
前記一のコンピュータのメモリ上に蓄積し、印刷の終了
コマンドが呼び出されたときに、前記回数を印刷ジョブ
のページ数として印刷ジョブ情報に格納する。
【0013】また、前記印刷ログ情報収集手段は出力デ
バイス情報の中から印刷コストに関係する項目を抽出
し、印刷ログ情報の一部とする。
バイス情報の中から印刷コストに関係する項目を抽出
し、印刷ログ情報の一部とする。
【0014】また、前記送信制御手段は、前記判断の結
果他のコンピュータが稼動していない場合は前記印刷ロ
グ情報の送信を中止し、前記一のコンピュータに前記印
刷ログ情報を一時的に待避させ、前記他のコンピュータ
が稼動した場合は、前記待避した印刷ログ情報の送信を
再開する送信の制御を行う。
果他のコンピュータが稼動していない場合は前記印刷ロ
グ情報の送信を中止し、前記一のコンピュータに前記印
刷ログ情報を一時的に待避させ、前記他のコンピュータ
が稼動した場合は、前記待避した印刷ログ情報の送信を
再開する送信の制御を行う。
【0015】また、前記送信制御手段は、前記データの
格納先が稼動していない場合は前記印刷ログ情報の送信
を中止し、前記一のコンピュータに前記印刷ログ情報を
一時的に待避させ、前記データの格納先が稼動した場合
は、前記待避した印刷ログ情報の送信を再開する送信の
制御を行う。
格納先が稼動していない場合は前記印刷ログ情報の送信
を中止し、前記一のコンピュータに前記印刷ログ情報を
一時的に待避させ、前記データの格納先が稼動した場合
は、前記待避した印刷ログ情報の送信を再開する送信の
制御を行う。
【0016】また、一のコンピュータで生成した印刷ジ
ョブに関する印刷ログ情報を他のコンピュータで管理す
る印刷ログ集計管理方法は、前記一のコンピュータで印
刷情報を生成する印刷ジョブ生成工程と、前記生成され
た印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集する印刷ログ
情報収集工程と、データの保存先である前記他のコンピ
ュータの稼動状態を判断して、前記収集された印刷ログ
情報の送信を制御する送信制御工程と、前記他のコンピ
ュータで、前記一のコンピュータから送信されてきた印
刷ログ情報を受信する受信工程と、前記受信した情報の
保存を制御する保存制御工程と、前記保存制御に従い、
前記受信した印刷ログ情報を印刷ジョブ単位に保存する
印刷ログ情報保存工程とを備える。
ョブに関する印刷ログ情報を他のコンピュータで管理す
る印刷ログ集計管理方法は、前記一のコンピュータで印
刷情報を生成する印刷ジョブ生成工程と、前記生成され
た印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集する印刷ログ
情報収集工程と、データの保存先である前記他のコンピ
ュータの稼動状態を判断して、前記収集された印刷ログ
情報の送信を制御する送信制御工程と、前記他のコンピ
ュータで、前記一のコンピュータから送信されてきた印
刷ログ情報を受信する受信工程と、前記受信した情報の
保存を制御する保存制御工程と、前記保存制御に従い、
前記受信した印刷ログ情報を印刷ジョブ単位に保存する
印刷ログ情報保存工程とを備える。
【0017】また、複数のコンピュータで生成した印刷
ジョブに関する印刷ログ情報を管理する印刷ログ集計管
理方法は、印刷情報を生成する印刷ジョブ生成工程と、
前記生成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集
する印刷ログ情報収集工程と、データの保存先の状態を
判断して、前記収集された印刷ログ情報の送信を制御す
る送信制御工程とを備える。
ジョブに関する印刷ログ情報を管理する印刷ログ集計管
理方法は、印刷情報を生成する印刷ジョブ生成工程と、
前記生成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集
する印刷ログ情報収集工程と、データの保存先の状態を
判断して、前記収集された印刷ログ情報の送信を制御す
る送信制御工程とを備える。
【0018】また複数のコンピュータで生成した印刷ジ
ョブに関する印刷ログ情報を受信管理する印刷ログ集計
管理方法は、印刷ログ情報を受信する受信工程と、前記
受信した情報の保存を制御する保存制御工程と、前記保
存制御に従い、前記受信した印刷ログ情報を印刷ジョブ
単位に保存する印刷ログ情報保存工程とを備える。
ョブに関する印刷ログ情報を受信管理する印刷ログ集計
管理方法は、印刷ログ情報を受信する受信工程と、前記
受信した情報の保存を制御する保存制御工程と、前記保
存制御に従い、前記受信した印刷ログ情報を印刷ジョブ
単位に保存する印刷ログ情報保存工程とを備える。
【0019】また、コンピュータ読取り可能な記録媒体
は、一のコンピュータで印刷情報を生成する印刷ジョブ
生成工程と、前記生成された印刷ジョブに関する印刷ロ
グ情報を収集する印刷ログ情報収集工程と、データの保
存先である他のコンピュータの稼動状態を判断して、前
記収集された印刷ログ情報の送信を制御する送信制御工
程と、前記他のコンピュータで、前記一のコンピュータ
から送信されてきた印刷ログ情報を受信する受信工程
と、前記受信した情報の保存を制御する保存制御工程
と、前記保存制御に従い、前記受信した印刷ログ情報を
印刷ジョブ単位に保存する印刷ログ情報保存工程と、を
コンピュータに実行させるためのプログラムを備える。
は、一のコンピュータで印刷情報を生成する印刷ジョブ
生成工程と、前記生成された印刷ジョブに関する印刷ロ
グ情報を収集する印刷ログ情報収集工程と、データの保
存先である他のコンピュータの稼動状態を判断して、前
記収集された印刷ログ情報の送信を制御する送信制御工
程と、前記他のコンピュータで、前記一のコンピュータ
から送信されてきた印刷ログ情報を受信する受信工程
と、前記受信した情報の保存を制御する保存制御工程
と、前記保存制御に従い、前記受信した印刷ログ情報を
印刷ジョブ単位に保存する印刷ログ情報保存工程と、を
コンピュータに実行させるためのプログラムを備える。
【0020】また、コンピュータ読取り可能な記録媒体
は、印刷情報を生成する印刷ジョブ生成工程と、前記生
成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集する印
刷ログ情報収集工程と、データの保存先の状態を判断し
て、前記収集された印刷ログ情報の送信を制御する送信
制御工程と、をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを備える。
は、印刷情報を生成する印刷ジョブ生成工程と、前記生
成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集する印
刷ログ情報収集工程と、データの保存先の状態を判断し
て、前記収集された印刷ログ情報の送信を制御する送信
制御工程と、をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを備える。
【0021】また、コンピュータ読取り可能な記録媒体
は、印刷ログ情報を受信する受信工程と、前記受信した
情報の保存を制御する保存制御工程と、前記保存制御に
従い、前記受信した印刷ログ情報を印刷ジョブ単位に保
存する印刷ログ情報保存工程とをコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを備える。
は、印刷ログ情報を受信する受信工程と、前記受信した
情報の保存を制御する保存制御工程と、前記保存制御に
従い、前記受信した印刷ログ情報を印刷ジョブ単位に保
存する印刷ログ情報保存工程とをコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを備える。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0023】<システム構成の説明>図1は本発明の実
施形態に係る集計管理システムのシステム構成図であ
る。
施形態に係る集計管理システムのシステム構成図であ
る。
【0024】図1において、クライアントコンピュータ
は、n台接続されていることを仮定している。102,
103,104はクライアントコンピュータであり、ネ
ットワークケーブルによりネットワーク106に接続さ
れ、アプリケーションプログラム等の各種のプログラム
を実行可能であり、印刷データを作成するプリンタドラ
イバを搭載している。
は、n台接続されていることを仮定している。102,
103,104はクライアントコンピュータであり、ネ
ットワークケーブルによりネットワーク106に接続さ
れ、アプリケーションプログラム等の各種のプログラム
を実行可能であり、印刷データを作成するプリンタドラ
イバを搭載している。
【0025】101はサーバであり、ネットワークケー
ブルによってネットワーク106に接続されている。本
実施形態のサーバ101は、クライアントコンピュータ
102,103,104からの印刷ジョブ情報を集計フ
ァイルとして格納する機能を備えている。105はネッ
トワークプリンタであり、ネットワークインタフェース
を介してネットワーク106と接続されており、クライ
アントコンピュータから送信される印字データを印刷す
る。106はネットワークであり、クライアントコンピ
ュータ、サーバ、ネットワークプリンタ等と接続してい
る。
ブルによってネットワーク106に接続されている。本
実施形態のサーバ101は、クライアントコンピュータ
102,103,104からの印刷ジョブ情報を集計フ
ァイルとして格納する機能を備えている。105はネッ
トワークプリンタであり、ネットワークインタフェース
を介してネットワーク106と接続されており、クライ
アントコンピュータから送信される印字データを印刷す
る。106はネットワークであり、クライアントコンピ
ュータ、サーバ、ネットワークプリンタ等と接続してい
る。
【0026】図2は、クライアントコンピュータ102
の概略構成を示すブロック図である。なお、クライアン
トコンピュータ103,104も同じ構成である。
の概略構成を示すブロック図である。なお、クライアン
トコンピュータ103,104も同じ構成である。
【0027】CPU200は、HD(ハードディスク)
205に格納されているアプリケーションプログラム、
プリンタドライバプログラム、OSや印刷ログ集計管理
プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実
行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を
行う。
205に格納されているアプリケーションプログラム、
プリンタドライバプログラム、OSや印刷ログ集計管理
プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実
行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を
行う。
【0028】ROM201には、基本I/Oプログラム
等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデー
タ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。
202はRAMであり、CPU200の主メモリ、ワー
クエリア等として機能する。
等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデー
タ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。
202はRAMであり、CPU200の主メモリ、ワー
クエリア等として機能する。
【0029】203はFD(フロッピーディスク)ドラ
イブであり、図5に示すようにFDドライブ203を通
じてFD204に記憶されたプログラム等を本コンピュ
ータシステムにロードすることができる。204はFD
であり、本実施形態で説明する印刷ログ集計管理プログ
ラムおよび関連データを格納しており、その記憶されて
いる内容の構成を図4に示す。図4において、400は
FD204のデータ内容であり、401はデータの情報
を示すボリューム情報であり、402はディレクトリ情
報、403は本実施形態で説明する印刷ログ集計管理プ
ログラム、404はその関連データである。
イブであり、図5に示すようにFDドライブ203を通
じてFD204に記憶されたプログラム等を本コンピュ
ータシステムにロードすることができる。204はFD
であり、本実施形態で説明する印刷ログ集計管理プログ
ラムおよび関連データを格納しており、その記憶されて
いる内容の構成を図4に示す。図4において、400は
FD204のデータ内容であり、401はデータの情報
を示すボリューム情報であり、402はディレクトリ情
報、403は本実施形態で説明する印刷ログ集計管理プ
ログラム、404はその関連データである。
【0030】403の印刷ログ集計管理プログラムは、
図15〜20に示されるネットワークプリンタ制御手順
のフローチャートに基づいてプログラムコード化された
ものである。
図15〜20に示されるネットワークプリンタ制御手順
のフローチャートに基づいてプログラムコード化された
ものである。
【0031】図に説明を戻し、205はHDであり、ア
プリケーションプログラム、プリンタドライバプログラ
ム、OS、印刷ログ集計管理プログラム、関連プログラ
ム等を格納している。206はキーボードであり、ユー
ザがクライアントコンピュータに対して、デバイスの制
御コマンドの命令等を入力指示するものである。207
はディスプレイであり、キーボード206から入力した
コマンドや、プリンタの状態等を表示したりするもので
ある。208はシステムバスであり、クライアントコン
ピュータ内のデータの流れを司るものである。
プリケーションプログラム、プリンタドライバプログラ
ム、OS、印刷ログ集計管理プログラム、関連プログラ
ム等を格納している。206はキーボードであり、ユー
ザがクライアントコンピュータに対して、デバイスの制
御コマンドの命令等を入力指示するものである。207
はディスプレイであり、キーボード206から入力した
コマンドや、プリンタの状態等を表示したりするもので
ある。208はシステムバスであり、クライアントコン
ピュータ内のデータの流れを司るものである。
【0032】図3は、本ネットワークプリンタ制御プロ
グラムがRAM202にロードされ実行可能となった状
態のメモリマップを表すものである。
グラムがRAM202にロードされ実行可能となった状
態のメモリマップを表すものである。
【0033】本実施形態では、FD204から印刷ログ
集計管理プログラム及び関連データを直接RAM202
にロードして実行させる例を示すが、この以外にも、H
D205からRAM202にロードするようにしてもよ
い。また、本印刷ログ集計管理プログラムを記録する媒
体は、FD以外にCD−ROM、ICメモリーカード等
であっても良い。更に、本印刷ログ集計管理プログラム
をROM201に記録しておき、これをメモリマッップ
の一部となすように構成し、直接CPU200で実行す
ることも可能である。
集計管理プログラム及び関連データを直接RAM202
にロードして実行させる例を示すが、この以外にも、H
D205からRAM202にロードするようにしてもよ
い。また、本印刷ログ集計管理プログラムを記録する媒
体は、FD以外にCD−ROM、ICメモリーカード等
であっても良い。更に、本印刷ログ集計管理プログラム
をROM201に記録しておき、これをメモリマッップ
の一部となすように構成し、直接CPU200で実行す
ることも可能である。
【0034】301は基本I/Oプログラムであり、本
制御装置の電源がONされたときに、HD205からO
SがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させ
るIPL(イニシャルプログラムローティング)機能等
を有しているプログラムが入っている領域である。30
2はOS、303は印刷ログ集計管理プログラム、30
4には関連データがそれぞれ展開され、305にはCP
U200が本印刷ログ集計管理プログラムを実行するワ
ークエリアがとられている。
制御装置の電源がONされたときに、HD205からO
SがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させ
るIPL(イニシャルプログラムローティング)機能等
を有しているプログラムが入っている領域である。30
2はOS、303は印刷ログ集計管理プログラム、30
4には関連データがそれぞれ展開され、305にはCP
U200が本印刷ログ集計管理プログラムを実行するワ
ークエリアがとられている。
【0035】<モジュール構成の説明>図6は、本発明
のクライアントコンピュータおよびサーバのソフトモジ
ュール構成を表した図である。これらは、例えば、FD
から供給されるものである。
のクライアントコンピュータおよびサーバのソフトモジ
ュール構成を表した図である。これらは、例えば、FD
から供給されるものである。
【0036】501はクライアントコンピュータのソフ
トモジュール構成、502はサーバのソフトモジュール
構成、503はネットワークプリンタである。504は
本発明の印刷ログ集計管理システムで集計される印刷デ
ータを作成するアプリケーションモジュールであり、5
05はWindows内に組み込まれるプリンタドライ
バ、506はWindows内のプリンタスプーラ、5
07はネットワークプリンタ用制御モニタである。
トモジュール構成、502はサーバのソフトモジュール
構成、503はネットワークプリンタである。504は
本発明の印刷ログ集計管理システムで集計される印刷デ
ータを作成するアプリケーションモジュールであり、5
05はWindows内に組み込まれるプリンタドライ
バ、506はWindows内のプリンタスプーラ、5
07はネットワークプリンタ用制御モニタである。
【0037】508は本発明の印刷ログ情報収集部であ
り、509のWindows(登録商標)のGDI(Gr
aphical Device Interface)関数をHOOKすること
で、Windowsの印刷処理に係わるすべての情報を
収集するものである。510は本発明の印刷ログ情報送
信部であり、508の印刷ログ情報収集部により収集さ
れた印刷情報をサーバに送信するモジュールである。5
11はWindowsシステムに登録されるクライアン
トレジストリであり、サーバー障害時に集計するか、し
ないかなど設定された情報によって508の印刷ログ情
報収集部の動作を制御できるものである。
り、509のWindows(登録商標)のGDI(Gr
aphical Device Interface)関数をHOOKすること
で、Windowsの印刷処理に係わるすべての情報を
収集するものである。510は本発明の印刷ログ情報送
信部であり、508の印刷ログ情報収集部により収集さ
れた印刷情報をサーバに送信するモジュールである。5
11はWindowsシステムに登録されるクライアン
トレジストリであり、サーバー障害時に集計するか、し
ないかなど設定された情報によって508の印刷ログ情
報収集部の動作を制御できるものである。
【0038】512はサーバとの通信が不可能な場合、
508の印刷ログ情報収集部で収集した情報が一時的に
保存される待避ファイルである。
508の印刷ログ情報収集部で収集した情報が一時的に
保存される待避ファイルである。
【0039】513は本発明の印刷ログ情報受信部であ
り、クライアントコンピュータ上の510印刷ログ情報
送信部からRPC(Remote Procedure Ca11)を使って送
られてきた印刷ジョブ情報を受け取るモジュールであ
る。514はWindowsシステムに登録されるサー
バレジストリであり、集計されたファイルの保存先、保
存期間など設定された情報によって、513の印刷ログ
情報受信部の動作を制御できるものである。515は本
発明の印刷ログ情報保存部であり、513の印刷ログ情
報受信部で受け取った印刷ジョブ情報を非同期で516
の集計ファイルに書き込むものである。これらのモジュ
ールは本発明にかかる印刷ログ集計管理システムを構成
するものであり、記憶媒体、本実施形態ではFD204
から供給される。但し、モジュールの供給はFDに限定
されるものでないことはいうまでもない。
り、クライアントコンピュータ上の510印刷ログ情報
送信部からRPC(Remote Procedure Ca11)を使って送
られてきた印刷ジョブ情報を受け取るモジュールであ
る。514はWindowsシステムに登録されるサー
バレジストリであり、集計されたファイルの保存先、保
存期間など設定された情報によって、513の印刷ログ
情報受信部の動作を制御できるものである。515は本
発明の印刷ログ情報保存部であり、513の印刷ログ情
報受信部で受け取った印刷ジョブ情報を非同期で516
の集計ファイルに書き込むものである。これらのモジュ
ールは本発明にかかる印刷ログ集計管理システムを構成
するものであり、記憶媒体、本実施形態ではFD204
から供給される。但し、モジュールの供給はFDに限定
されるものでないことはいうまでもない。
【0040】<印刷ログジョブ情報の集計処理>前記構
成においてクライアントPC102からネットワークプ
リンタ105に印刷ログを行ったときの印刷ログジョブ
情報の集計処理を説明する。本実施形態においては、W
indowsを例にとって説明を行う。
成においてクライアントPC102からネットワークプ
リンタ105に印刷ログを行ったときの印刷ログジョブ
情報の集計処理を説明する。本実施形態においては、W
indowsを例にとって説明を行う。
【0041】クライアントPC501(図1の102)
上で、アプリケーション504はGDI509を通して
印刷を開始する。このとき、GDI関数のHOOKモジ
ュールとして登録しているを印刷ログ情報収集部508
が呼び出されることになり、その中の印刷終了関数(En
dDoc())が呼び出された時点で、収集した印刷情報を印
刷ログ情報送信部510に渡すことになる。
上で、アプリケーション504はGDI509を通して
印刷を開始する。このとき、GDI関数のHOOKモジ
ュールとして登録しているを印刷ログ情報収集部508
が呼び出されることになり、その中の印刷終了関数(En
dDoc())が呼び出された時点で、収集した印刷情報を印
刷ログ情報送信部510に渡すことになる。
【0042】また、印刷ログ情報収集部508は直接サ
ーバと通信しないので、印刷処理自体が中断されること
はない。その代わり、情報を受け取った印刷ログ情報送
信部510が、レジストリ511に登録されているサー
バの動作状態を判断し、印刷ジョブ情報をサーバに送信
することになる。
ーバと通信しないので、印刷処理自体が中断されること
はない。その代わり、情報を受け取った印刷ログ情報送
信部510が、レジストリ511に登録されているサー
バの動作状態を判断し、印刷ジョブ情報をサーバに送信
することになる。
【0043】サーバとの通信が不可能な場合は、一旦待
避ファイル512に情報が書き込まれ、サーバとの通信
が復旧した時点で再度送信される。また、印刷ログ情報
収集部508が呼び出された時点でHOOK元となるG
DI関数を呼び出しているため、通常の印刷処理は正常
に続行され、GDI509はWindowsスプーラ5
06に印刷の開始を通知する。
避ファイル512に情報が書き込まれ、サーバとの通信
が復旧した時点で再度送信される。また、印刷ログ情報
収集部508が呼び出された時点でHOOK元となるG
DI関数を呼び出しているため、通常の印刷処理は正常
に続行され、GDI509はWindowsスプーラ5
06に印刷の開始を通知する。
【0044】GDI509はプリンタドライバ505に
印刷データをプリンタ言語に変換することを要求する。
プリンタ言語に変換された印刷データはWindows
スプーラ506にスプールされる。スプールされた印刷
データはモニタ507を通して、ネットワークプリンタ
に送信される。
印刷データをプリンタ言語に変換することを要求する。
プリンタ言語に変換された印刷データはWindows
スプーラ506にスプールされる。スプールされた印刷
データはモニタ507を通して、ネットワークプリンタ
に送信される。
【0045】クライアントコンピュータの印刷ログ情報
送信部510から送信された印刷ジョブ情報は、サーバ
コンピュータ502(101)の印刷ログ情報受信部5
13で受け取られる。
送信部510から送信された印刷ジョブ情報は、サーバ
コンピュータ502(101)の印刷ログ情報受信部5
13で受け取られる。
【0046】受け取った印刷ジョブ情報は、Named
Pipeを使ったデータ転送により、印刷ログ情報保存
部515に転送される。印刷ログ情報受信部513は、
複数のクライアントからのデータ送信を受けるため、ク
ライアント単位にスレッドとして起動され、処理され
る。印刷ジョブ情報を受け取った印刷ログ情報保存部5
15は、レジストリ514に登録されている保存先ディ
レクトリに、現在の日付をファイル名とする(例えば、
“19980101.log”)1日単位の集計ファイ
ルとして書き込む。複数のクライアントから印刷ログ情
報受信部513を通して同時にアクセスされた場合で
も、ファイルの排他制御により確実にファイルに書き込
むことが出来る。
Pipeを使ったデータ転送により、印刷ログ情報保存
部515に転送される。印刷ログ情報受信部513は、
複数のクライアントからのデータ送信を受けるため、ク
ライアント単位にスレッドとして起動され、処理され
る。印刷ジョブ情報を受け取った印刷ログ情報保存部5
15は、レジストリ514に登録されている保存先ディ
レクトリに、現在の日付をファイル名とする(例えば、
“19980101.log”)1日単位の集計ファイ
ルとして書き込む。複数のクライアントから印刷ログ情
報受信部513を通して同時にアクセスされた場合で
も、ファイルの排他制御により確実にファイルに書き込
むことが出来る。
【0047】このようにして、印刷ログ集計管理システ
ムは複数のクライアントから印刷した印刷結果の集計処
理を行うことができる。
ムは複数のクライアントから印刷した印刷結果の集計処
理を行うことができる。
【0048】本実施形態はWindowsを用いた場合
であるが、これに限られるものではなく、OS/2等の
他のOSでも構築可能である。
であるが、これに限られるものではなく、OS/2等の
他のOSでも構築可能である。
【0049】<印刷ログ情報収集処理>図11A、B
は、本発明にかかる印刷ログ情報収集処理部508(図
5)の処理であり、アプリケーション504から呼び出
されるGDI509の印刷関数をHOOKし、RAM2
02のキューテーブル(図9)に印刷ログ情報として格
納する。印刷の終了関数が呼び出されたタイミングでキ
ューテーブルの印刷ログ情報を印刷ログ情報送信部51
0に渡す流れを表したフローチャートである。印刷ログ
情報収集処理部508はWindowsシステムの常駐
サービスとして提供されるため、終了のタイミングはシ
ステムがシャットダウンするときに限られる。
は、本発明にかかる印刷ログ情報収集処理部508(図
5)の処理であり、アプリケーション504から呼び出
されるGDI509の印刷関数をHOOKし、RAM2
02のキューテーブル(図9)に印刷ログ情報として格
納する。印刷の終了関数が呼び出されたタイミングでキ
ューテーブルの印刷ログ情報を印刷ログ情報送信部51
0に渡す流れを表したフローチャートである。印刷ログ
情報収集処理部508はWindowsシステムの常駐
サービスとして提供されるため、終了のタイミングはシ
ステムがシャットダウンするときに限られる。
【0050】ステップS1001において、印刷ログ情
報収集部が既に起動されているかどうかを判断する。判
断の結果、既に起動しているなら何もせず終了する。重
複起動しない場合(S1001−No)は処理をステッ
プS1002に進める。
報収集部が既に起動されているかどうかを判断する。判
断の結果、既に起動しているなら何もせず終了する。重
複起動しない場合(S1001−No)は処理をステッ
プS1002に進める。
【0051】ステップS1002において、印刷ログ情
報を格納するためのRAM202上のキューテーブルを
初期化する。このキューテーブル(図9)は、シーケン
シャルな検索機能を持つ一般的なリスト構造を持つ。
報を格納するためのRAM202上のキューテーブルを
初期化する。このキューテーブル(図9)は、シーケン
シャルな検索機能を持つ一般的なリスト構造を持つ。
【0052】次にステップS1003において、本印刷
ログ情報収集部をWindowsシステムの常駐モジュ
ールであるサービスモジュールとして登録する。これに
より、後述するHOOKモジュールがシステム内に常駐
し、アプリケーションからの印刷のたびに呼び出される
ことになり印刷情報を収集することが可能になる。
ログ情報収集部をWindowsシステムの常駐モジュ
ールであるサービスモジュールとして登録する。これに
より、後述するHOOKモジュールがシステム内に常駐
し、アプリケーションからの印刷のたびに呼び出される
ことになり印刷情報を収集することが可能になる。
【0053】ステップS1004において、印刷関連の
関数であるStartDoc()、StartPage
()、EndPage()、EndDoc()、Abo
rtDoc()のHOOK関数を登録する。HOOK関
数の登録方法に関しては、Windowsの標準的な開
発手法に乗っ取ったものであり、ここでは明記しない。
関数であるStartDoc()、StartPage
()、EndPage()、EndDoc()、Abo
rtDoc()のHOOK関数を登録する。HOOK関
数の登録方法に関しては、Windowsの標準的な開
発手法に乗っ取ったものであり、ここでは明記しない。
【0054】ステップS1005において、Windo
wsシステムからのCallBackを受け取れるよう
にメッセージ処理ウィンドウを作成する。作成されたウ
ィンドウは画面上には表示されず、システムからのCa
llBackメッセージ、終了メッセージのみを受け取
る。
wsシステムからのCallBackを受け取れるよう
にメッセージ処理ウィンドウを作成する。作成されたウ
ィンドウは画面上には表示されず、システムからのCa
llBackメッセージ、終了メッセージのみを受け取
る。
【0055】説明を図11Bに移し、ステップS100
6において、ステップS1005で作成したウィンドウ
のメッセージループとして、システムからのメッセージ
を随時受け取る。受け取ったメッセージは、後述するメ
ッセージ分岐処理で振り分けられる。
6において、ステップS1005で作成したウィンドウ
のメッセージループとして、システムからのメッセージ
を随時受け取る。受け取ったメッセージは、後述するメ
ッセージ分岐処理で振り分けられる。
【0056】ステップS1007において、システムか
らの終了メッセージならば、ステップS1008におい
て、HOOK関数の登録を解除する。HOOK関数の解
除方法に関しては、Windowsの標準的な開発手法
に乗っ取ったものであり、ここでは明記しない。アプリ
ケーションから印刷が開始されたなら、HOOK関数の
CallBack処理が実行される。アプリケーション
によって、印刷の開始を宣言するStartDoc()
が呼び出されたならば、ステップS1009において、
WindowsのHOOK元であるStartDo
c()を呼び出し、通常の印刷処理を実行する。
らの終了メッセージならば、ステップS1008におい
て、HOOK関数の登録を解除する。HOOK関数の解
除方法に関しては、Windowsの標準的な開発手法
に乗っ取ったものであり、ここでは明記しない。アプリ
ケーションから印刷が開始されたなら、HOOK関数の
CallBack処理が実行される。アプリケーション
によって、印刷の開始を宣言するStartDoc()
が呼び出されたならば、ステップS1009において、
WindowsのHOOK元であるStartDo
c()を呼び出し、通常の印刷処理を実行する。
【0057】次に、ステップS1010において、印刷
ログ情報を格納するキューテーブル(図9)を新規に追
加し、印刷ジョブを識別するためのプロセスIDとジョ
ブを識別するジョブIDをキューテーブルに格納する。
複数のアプリケーションから同時に印刷が実行された場
合、StartDoc()からEndDoc()までの
関数が、Windowsシステム内で順序立てて呼び出
されることはなく、プロセスの切り替えのタイミング
で、プロセスA:StartDoc()→プロセスB:
StartDoc()→プロセスA:StartPag
e()→プロセスB:StartPage()→…のよ
うにランダムに呼び出される。
ログ情報を格納するキューテーブル(図9)を新規に追
加し、印刷ジョブを識別するためのプロセスIDとジョ
ブを識別するジョブIDをキューテーブルに格納する。
複数のアプリケーションから同時に印刷が実行された場
合、StartDoc()からEndDoc()までの
関数が、Windowsシステム内で順序立てて呼び出
されることはなく、プロセスの切り替えのタイミング
で、プロセスA:StartDoc()→プロセスB:
StartDoc()→プロセスA:StartPag
e()→プロセスB:StartPage()→…のよ
うにランダムに呼び出される。
【0058】そのため、HOOK関数は、どのプロセス
から呼び出されたものか識別する必要がある。ステップ
S1011において、印刷されるデバイス(プリンタ
等)の情報を取得し、“カラー”か“モノクロ”か、
“両面”か“片面”か、用紙サイズは何かなどの情報を
キューテーブルに格納する。その後で、次のCallB
ackメッセージを受けられるように、ステップS10
06のメッセージ分岐処理に戻る。
から呼び出されたものか識別する必要がある。ステップ
S1011において、印刷されるデバイス(プリンタ
等)の情報を取得し、“カラー”か“モノクロ”か、
“両面”か“片面”か、用紙サイズは何かなどの情報を
キューテーブルに格納する。その後で、次のCallB
ackメッセージを受けられるように、ステップS10
06のメッセージ分岐処理に戻る。
【0059】次に、アプリケーションによって、ページ
単位の印刷開始を宣言するStartPage()が呼
び出されたならば、ステップS1012において、Wi
ndowsのHOOK元であるStartPage()
を呼び出し、通常の印刷処理を実行する。次に、ステッ
プS1013において、取得したプロセスIDをキーと
してにStartDoc()で追加したキューテーブル
(図9)を検索する。ステップS1014において、キ
ューテーブルに格納しているページ数を1つ更新する。
この処理の結果、ページ数を設定しないアプリケーショ
ンでも印刷データのページ数が取得できることになる。
その後で、次のCallBackメッセージを受けられ
るように、ステップS1006のメッセージ分岐処理に
戻る。
単位の印刷開始を宣言するStartPage()が呼
び出されたならば、ステップS1012において、Wi
ndowsのHOOK元であるStartPage()
を呼び出し、通常の印刷処理を実行する。次に、ステッ
プS1013において、取得したプロセスIDをキーと
してにStartDoc()で追加したキューテーブル
(図9)を検索する。ステップS1014において、キ
ューテーブルに格納しているページ数を1つ更新する。
この処理の結果、ページ数を設定しないアプリケーショ
ンでも印刷データのページ数が取得できることになる。
その後で、次のCallBackメッセージを受けられ
るように、ステップS1006のメッセージ分岐処理に
戻る。
【0060】次に、アプリケーションによって、印刷の
終了を宣言するEndDoc()が呼び出されたなら
ば、ステップS1015において、WindowsのH
OOK元であるEndDoc()を呼び出し、通常の印
刷終了処理を実行する。次に、ステップS1016にお
いて、取得したプロセスIDをキーとしてにStart
Doc()で追加されたキューテーブルを検索する。
終了を宣言するEndDoc()が呼び出されたなら
ば、ステップS1015において、WindowsのH
OOK元であるEndDoc()を呼び出し、通常の印
刷終了処理を実行する。次に、ステップS1016にお
いて、取得したプロセスIDをキーとしてにStart
Doc()で追加されたキューテーブルを検索する。
【0061】ステップS1017において、キューテー
ブルに登録されているジョブIDをもとに印刷ジョブ情
報(図9に示す、“ジョブID”、“プリンタ名”、
“文書名”、“ユーザ名”、“印刷時間”など、集計フ
ァイルフォーマットの格納元となるバイナリデータ)を
取得し、キューテーブルのページ数、カラー・モノク
ロ、両面・片面、用紙サイズをセットし、印刷ログ情報
を作成する。ステップS1018において、不要になっ
たキューテーブル(図9)を削除する。次に、ステップ
S1019において、ステップS1017において取得
された印刷ログ情報を、印刷ログ情報送信部に渡しサー
バに送信する。その後で、次のCallBackメッセ
ージを受けられるように、ステップS1006のメッセ
ージ分岐処理に戻る。
ブルに登録されているジョブIDをもとに印刷ジョブ情
報(図9に示す、“ジョブID”、“プリンタ名”、
“文書名”、“ユーザ名”、“印刷時間”など、集計フ
ァイルフォーマットの格納元となるバイナリデータ)を
取得し、キューテーブルのページ数、カラー・モノク
ロ、両面・片面、用紙サイズをセットし、印刷ログ情報
を作成する。ステップS1018において、不要になっ
たキューテーブル(図9)を削除する。次に、ステップ
S1019において、ステップS1017において取得
された印刷ログ情報を、印刷ログ情報送信部に渡しサー
バに送信する。その後で、次のCallBackメッセ
ージを受けられるように、ステップS1006のメッセ
ージ分岐処理に戻る。
【0062】次に、アプリケーションによって、印刷の
中断を宣言するAbortDoc()が呼び出されたな
らば、ステップS1020において、Windowsの
HOOK元であるAbortDoc()を呼び出し、通
常の印刷中断処理を実行する。次に、ステップS102
1において、取得したプロセスIDをキーとしてSta
rtDoc()で追加されたキューテーブル(図9)を
検索する。ステップS1022において、不要になった
キューテーブル(図9)を削除する。その後で、次のC
allBackメッセージを受けられるように、ステッ
プS1006のメッセージ分岐処理に戻る。以上の処理
を繰り返すことで、アプリケーションから印刷処理が実
行される毎に、その印刷ジョブの情報とデバイスの情報
とを合わせた印刷ログ情報を収集することができる。
中断を宣言するAbortDoc()が呼び出されたな
らば、ステップS1020において、Windowsの
HOOK元であるAbortDoc()を呼び出し、通
常の印刷中断処理を実行する。次に、ステップS102
1において、取得したプロセスIDをキーとしてSta
rtDoc()で追加されたキューテーブル(図9)を
検索する。ステップS1022において、不要になった
キューテーブル(図9)を削除する。その後で、次のC
allBackメッセージを受けられるように、ステッ
プS1006のメッセージ分岐処理に戻る。以上の処理
を繰り返すことで、アプリケーションから印刷処理が実
行される毎に、その印刷ジョブの情報とデバイスの情報
とを合わせた印刷ログ情報を収集することができる。
【0063】<印刷ログ情報送信処理>図12は、本発
明にかかる印刷ログ情報送信処理部であり、アプリケー
ション504の印刷処理をHOOKすることで収集した
印刷ログ情報を印刷ログ情報収集部510から受け取
り、サーバ502の正常動作を確認して、サーバの印刷
ログ情報受信部に送信する。サーバに何らかの障害があ
り正常に通信できない場合にはクライアント501内の
待避ファイル512に印刷ログ情報を保存する。
明にかかる印刷ログ情報送信処理部であり、アプリケー
ション504の印刷処理をHOOKすることで収集した
印刷ログ情報を印刷ログ情報収集部510から受け取
り、サーバ502の正常動作を確認して、サーバの印刷
ログ情報受信部に送信する。サーバに何らかの障害があ
り正常に通信できない場合にはクライアント501内の
待避ファイル512に印刷ログ情報を保存する。
【0064】また、サーバが復旧した時点で、待避ファ
イルに保存された印刷ログ情報をサーバに転送する処理
を表したフローチャートである。印刷ログ情報送信処理
部はWindowsシステムの常駐サービスとして提供
されるため、終了のタイミングはシステムがシャットダ
ウンするときに限られる。
イルに保存された印刷ログ情報をサーバに転送する処理
を表したフローチャートである。印刷ログ情報送信処理
部はWindowsシステムの常駐サービスとして提供
されるため、終了のタイミングはシステムがシャットダ
ウンするときに限られる。
【0065】まず、ステップS1101はメッセージル
ープであり、クライアントからのデータ送信、システム
からの終了通知メッセージを待つ。ステップS1102
において、システムからの終了通知ならば、ステップS
1112において、Windowsシステムに対するサ
ービスの登録を解除し、印刷ログ情報受信部を終了す
る。
ープであり、クライアントからのデータ送信、システム
からの終了通知メッセージを待つ。ステップS1102
において、システムからの終了通知ならば、ステップS
1112において、Windowsシステムに対するサ
ービスの登録を解除し、印刷ログ情報受信部を終了す
る。
【0066】ステップS1103において、クライアン
トからの印刷ログ情報のデータ送信要求かどうか判断す
る。判断の結果、クライアントからの印刷ログ情報送信
なら、ステップS1104において、クライアントレジ
ストリ511(図7)に設定されているサーバ名あるい
はサーバのIPアドレスをもとにRPC通信を使ってサ
ーバからの応答を確認する。
トからの印刷ログ情報のデータ送信要求かどうか判断す
る。判断の結果、クライアントからの印刷ログ情報送信
なら、ステップS1104において、クライアントレジ
ストリ511(図7)に設定されているサーバ名あるい
はサーバのIPアドレスをもとにRPC通信を使ってサ
ーバからの応答を確認する。
【0067】ステップS1105において、TRUEの
応答(Yes)があればサーバが正常動作していると判
断し、次ステップS1106において、待避ファイルが
あるかどうか検索し、前回の通信結果を判断する。検索
の結果、待避ファイルが見つかったならば、ステップS
1107において、見つかった待避ファイルをオープン
し、保存された印刷ログ情報をすべて読み出す。
応答(Yes)があればサーバが正常動作していると判
断し、次ステップS1106において、待避ファイルが
あるかどうか検索し、前回の通信結果を判断する。検索
の結果、待避ファイルが見つかったならば、ステップS
1107において、見つかった待避ファイルをオープン
し、保存された印刷ログ情報をすべて読み出す。
【0068】次に、ステップS1108において、待避
した印刷ログ情報を通信パケットデータとしてサーバに
送信する。その後、ステップS1109において、ステ
ップS1101で受け取ったクライアントからの最新の
印刷ログ情報を、ステップS1108と同じ方法で送信
する。
した印刷ログ情報を通信パケットデータとしてサーバに
送信する。その後、ステップS1109において、ステ
ップS1101で受け取ったクライアントからの最新の
印刷ログ情報を、ステップS1108と同じ方法で送信
する。
【0069】また、ステップS1105の判断におい
て、サーバが正常動作していなかったならば、ステップ
S1110において、クライアントの記憶装置であるハ
ードディスク205に待避ファイルを作成する。作成時
に既に待避ファイルが存在しているなら、その待避ファ
イルをオープンする。次に、ステップS1111におい
て、印刷ログ情報を1レコードとして待避ファイルに書
き込む(追加する)。ここで書き込んだ印刷ログ情報
は、前記説明した処理にしたがって、サーバに送信され
ることになる。その後で、次のメッセージを受けられる
ように、ステップS1101のメッセージ待機処理に戻
る。以上の処理を繰り返すことで、HOOKによって収
集された印刷ジョブの情報とデバイスの情報とを合わせ
た印刷ログ情報をサーバに送信することが出来る。
て、サーバが正常動作していなかったならば、ステップ
S1110において、クライアントの記憶装置であるハ
ードディスク205に待避ファイルを作成する。作成時
に既に待避ファイルが存在しているなら、その待避ファ
イルをオープンする。次に、ステップS1111におい
て、印刷ログ情報を1レコードとして待避ファイルに書
き込む(追加する)。ここで書き込んだ印刷ログ情報
は、前記説明した処理にしたがって、サーバに送信され
ることになる。その後で、次のメッセージを受けられる
ように、ステップS1101のメッセージ待機処理に戻
る。以上の処理を繰り返すことで、HOOKによって収
集された印刷ジョブの情報とデバイスの情報とを合わせ
た印刷ログ情報をサーバに送信することが出来る。
【0070】<印刷ログ受信処理>図13は、本発明に
かかる印刷ログ受信処理部であり、クライアント501
の印刷ログ情報送信処理部510から送信されてきた印
刷ログ情報を、印刷ログ情報保存部515に渡す処理を
表したフローチャートである。印刷ログ受信処理部はW
indowsシステムの常駐サービスとして提供される
ため、終了のタイミングはシステムがシャットダウンす
るときに限られる。また、印刷ログ情報の受信処理と保
存処理を分離することで、ファイルI/Oにかかる処理
時間を保存処理部で吸収でき、複数のクライアントから
の送信要求に対して迅速な応答が可能になる。
かかる印刷ログ受信処理部であり、クライアント501
の印刷ログ情報送信処理部510から送信されてきた印
刷ログ情報を、印刷ログ情報保存部515に渡す処理を
表したフローチャートである。印刷ログ受信処理部はW
indowsシステムの常駐サービスとして提供される
ため、終了のタイミングはシステムがシャットダウンす
るときに限られる。また、印刷ログ情報の受信処理と保
存処理を分離することで、ファイルI/Oにかかる処理
時間を保存処理部で吸収でき、複数のクライアントから
の送信要求に対して迅速な応答が可能になる。
【0071】まず、ステップS1201はメッセージル
ープであり、クライアント501の印刷ログ情報送信処
理部からのデータ送信、及びWindowsシステムか
らの終了通知メッセージを待つ。ステップS1202に
おいて、Windowsシステムからの終了通知かどう
かを判断する。判断の結果、終了通知ならば、ステップ
S1206において、Windowsシステムに対する
サービスの登録を解除し、印刷ログ情報受信部を終了す
る。判断の結果、終了通知でないならば、ステップS1
203において、クライアントからRPC通信を使った
サーバ状態の要求であるかどうか判断する。状態要求で
あるならば、ステップS1204において、正常動作で
あることを示すTRUEを返す。クライアントの印刷ロ
グ情報送信部は、このときの返却値をもとにサーバの状
態を判断することになる。応答が無ければクライアント
は異常の状態と判断する。
ープであり、クライアント501の印刷ログ情報送信処
理部からのデータ送信、及びWindowsシステムか
らの終了通知メッセージを待つ。ステップS1202に
おいて、Windowsシステムからの終了通知かどう
かを判断する。判断の結果、終了通知ならば、ステップ
S1206において、Windowsシステムに対する
サービスの登録を解除し、印刷ログ情報受信部を終了す
る。判断の結果、終了通知でないならば、ステップS1
203において、クライアントからRPC通信を使った
サーバ状態の要求であるかどうか判断する。状態要求で
あるならば、ステップS1204において、正常動作で
あることを示すTRUEを返す。クライアントの印刷ロ
グ情報送信部は、このときの返却値をもとにサーバの状
態を判断することになる。応答が無ければクライアント
は異常の状態と判断する。
【0072】ステップS1203の判断の結果、印刷ロ
グ情報送信部からのデータ送信であるならば(S120
3−No)、ステップS1205において、印刷ログ情
報保存部515へ印刷ログ情報を渡す。このときのプロ
セス間通信はNapedPipeを使い、確実にデータ
転送できるようにしている。その後で、次のメッセージ
を受けられるように、ステップS1201のメッセージ
待機処理に戻る。以上の処理を繰り返すことで、印刷ロ
グ情報受信部で受信したクライアントからの印刷ログ情
報を印刷ログ情報保存部に渡すことができる。
グ情報送信部からのデータ送信であるならば(S120
3−No)、ステップS1205において、印刷ログ情
報保存部515へ印刷ログ情報を渡す。このときのプロ
セス間通信はNapedPipeを使い、確実にデータ
転送できるようにしている。その後で、次のメッセージ
を受けられるように、ステップS1201のメッセージ
待機処理に戻る。以上の処理を繰り返すことで、印刷ロ
グ情報受信部で受信したクライアントからの印刷ログ情
報を印刷ログ情報保存部に渡すことができる。
【0073】<印刷ログ情報保存処理>図14は、本発
明にかかる印刷ログ情報保存処理部であり、サーバ50
2の印刷ログ情報受信部513から送信されてきた印刷
ログ情報を、テキスト形式の集計ファイルに保存する処
理を表したフローチャートである。印刷ログ情報保存処
理部はWindowsシステムの常駐サービスとして提
供されるため、終了のタイミングはシステムがシャット
ダウンするときに限られる。また、印刷ログ情報の受信
処理と保存処理を分離することで、ファイルI/Oにか
かる処理時間を保存処理部で吸収でき、複数のクライア
ントからの送信要求に対して迅速な応答が可能になる。
明にかかる印刷ログ情報保存処理部であり、サーバ50
2の印刷ログ情報受信部513から送信されてきた印刷
ログ情報を、テキスト形式の集計ファイルに保存する処
理を表したフローチャートである。印刷ログ情報保存処
理部はWindowsシステムの常駐サービスとして提
供されるため、終了のタイミングはシステムがシャット
ダウンするときに限られる。また、印刷ログ情報の受信
処理と保存処理を分離することで、ファイルI/Oにか
かる処理時間を保存処理部で吸収でき、複数のクライア
ントからの送信要求に対して迅速な応答が可能になる。
【0074】まず、ステップS1301はメッセージル
ープであり、サーバ502の印刷ログ情報受信処理部か
らのデータ送信、及びWindowsシステムからの終
了通知メッセージを待つ。ステップS1302におい
て、Windowsシステムからの終了通知かどうかを
判断する。判断の結果、終了通知ならば、ステップS1
308において、Windowsシステムに対するサー
ビスの登録を解除し、印刷ログ情報保存部を終了する。
ープであり、サーバ502の印刷ログ情報受信処理部か
らのデータ送信、及びWindowsシステムからの終
了通知メッセージを待つ。ステップS1302におい
て、Windowsシステムからの終了通知かどうかを
判断する。判断の結果、終了通知ならば、ステップS1
308において、Windowsシステムに対するサー
ビスの登録を解除し、印刷ログ情報保存部を終了する。
【0075】印刷ログ情報の受信通知ならば(S130
2−No)、ステップS1303において、受け取った
印刷ログ情報をもとに、図10に示す集計ファイルフォ
ーマットにしたがったテキスト形式のレコードに変換す
る。
2−No)、ステップS1303において、受け取った
印刷ログ情報をもとに、図10に示す集計ファイルフォ
ーマットにしたがったテキスト形式のレコードに変換す
る。
【0076】次に、ステップS1304において、集計
ファイルのファイル属性から書込み可能かどうかを判断
する。判断の結果、書込みが許可されていない場合に
は、許可されるまで待機する。判断の結果、ファイルが
存在しない場合か、書込みが許可されたならば、ステッ
プS1305において、日付をファイル名とする集計フ
ァイル(“19980101.log”)を排他制御有
効のモードでオープンし、他のクライアントからの印刷
ログ情報書込みをブロックする。
ファイルのファイル属性から書込み可能かどうかを判断
する。判断の結果、書込みが許可されていない場合に
は、許可されるまで待機する。判断の結果、ファイルが
存在しない場合か、書込みが許可されたならば、ステッ
プS1305において、日付をファイル名とする集計フ
ァイル(“19980101.log”)を排他制御有
効のモードでオープンし、他のクライアントからの印刷
ログ情報書込みをブロックする。
【0077】次に、ステップS1306において、ファ
イルの一番最後のレコードとして書き込む。ステップS
1307において、ファイルをクローズして排他制御を
無効にし、次のクライアントからの印刷ログ情報を待
つ。その後で、次のメッセージを受けられるように、ス
テップS1301のメッセージ待機処理に戻る。以上の
処理を繰り返すことで、印刷ログ情報受信部から渡され
たクライアントからの印刷ログ情報を集計ファイルに保
存することが出来る。
イルの一番最後のレコードとして書き込む。ステップS
1307において、ファイルをクローズして排他制御を
無効にし、次のクライアントからの印刷ログ情報を待
つ。その後で、次のメッセージを受けられるように、ス
テップS1301のメッセージ待機処理に戻る。以上の
処理を繰り返すことで、印刷ログ情報受信部から渡され
たクライアントからの印刷ログ情報を集計ファイルに保
存することが出来る。
【0078】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0079】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0080】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0081】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0082】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0083】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0084】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図3、図4に示したメモリマップの他に図1
5に示すメモリマップの各モジュールを記憶媒体に格納
することになる。
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図3、図4に示したメモリマップの他に図1
5に示すメモリマップの各モジュールを記憶媒体に格納
することになる。
【0085】すなわち、「印刷ジョブ生成モジュール1
510」「印刷ログ情報収集モジュール1520」およ
び「印刷ログ情報送信モジュール1530」「印刷ログ
情報受信モジュール1540」「データ保存モジュール
1550」の各モジュールのプログラムコードを記憶媒
体に格納する。
510」「印刷ログ情報収集モジュール1520」およ
び「印刷ログ情報送信モジュール1530」「印刷ログ
情報受信モジュール1540」「データ保存モジュール
1550」の各モジュールのプログラムコードを記憶媒
体に格納する。
【0086】
【発明の効果】サーバ障害時においても印刷の集計が可
能であり、また、クライアントでの印刷ログ情報収集処
理と、サーバとクライアント間の通信処理、サーバでの
集計ファイル保存処理を分離したモジュール構成とする
ことで、アプリケーションの印刷処理自体に影響なく印
刷ログを集計することができる。
能であり、また、クライアントでの印刷ログ情報収集処
理と、サーバとクライアント間の通信処理、サーバでの
集計ファイル保存処理を分離したモジュール構成とする
ことで、アプリケーションの印刷処理自体に影響なく印
刷ログを集計することができる。
【0087】
【図1】印刷ログ集計管理システムを適用するネットワ
ークシステムのシステム構成図である。
ークシステムのシステム構成図である。
【図2】図1におけるクライアントコンピュータの概略
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図3】図2におけるRAMに、図4に示すFDからプ
ログラムを展開したときのメモリマップである。
ログラムを展開したときのメモリマップである。
【図4】図2におけるFD内部のデータを表すメモリマ
ップである。
ップである。
【図5】図1におけるクライアントコンピュータと図2
におけるFDとの関係を表した図である。
におけるFDとの関係を表した図である。
【図6】実施形態に係るクライアントコンピュータおよ
びサーバのソフトモジュール構成を表す図である。
びサーバのソフトモジュール構成を表す図である。
【図7】クライアントのレジストリ構成を表す図であ
る。
る。
【図8】サーバのレジストリ構成を表す図である。
【図9】キューテーブルの構成を表す図である。
【図10】集計ファイル及び待避ファイルのファイルフ
ォーマットである。
ォーマットである。
【図11A】印刷ログ情報収集処理部の流れを表したフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図11B】印刷ログ情報収集処理部の流れを表したフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図12】印刷ログ情報送信処理部の流れを表したフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図13】印刷ログ情報受信処理部の流れを表したフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図14】印刷ログ情報書き込み処理部の流れを表した
フローチャートである。
フローチャートである。
【図15】記録媒体のメモリマップを示す図である。
101 サーバ 102〜104 クライアントコンピュータ 105 ネットワークプリンタ 106 ネットワーク 200 CPU 201 ROM 202 RAM 203 FDドライブ 204 FD(フロッピーディスク) 205 HD(ハードディスク) 206 キーボード 207 ディスプレイ 208 システムバス 300 RAMのメモリマップ 301 基本I/Oプログラム 302 OS 303 印刷ログ集計管理プログラム 304 関連データ 305 ワークエリア 400 FDのメモリマップ 401 ボリューム情報 402 ディレクトリ情報 403 印刷ログ集計管理プログラム 404 関連データ 501 クライアント 502 サーバ 503 ネットワークプリンタ 504 アプリケーション 505 プリンタドライバ 506 スプーラ 507 モニタ 508 印刷ログ情報収集部 509 GDI 510 印刷ログ情報送信部 511 レジストリ 512 情報ファイル 513 印刷ログ情報受信部 514 レジストリ 515 印刷ログ情報保存部 516 集計ファイル
Claims (31)
- 【請求項1】 一のコンピュータで生成した印刷ジョブ
に関する印刷ログ情報を他のコンピュータで管理する印
刷ログ集計管理システムであって、 前記一のコンピュータで印刷情報を生成する印刷ジョブ
生成手段と、 前記生成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集
する印刷ログ情報収集手段と、 データの保存先である前記他のコンピュータの稼動状態
を判断して、前記収集された印刷ログ情報の送信を制御
する送信制御手段と、 前記他のコンピュータで、前記一のコンピュータから送
信されてきた印刷ログ情報を受信する受信手段と、 前記受信した情報の保存を制御する保存制御手段と、 前記保存制御に従い、前記受信した印刷ログ情報を印刷
ジョブ単位に保存する印刷ログ情報保存手段と、 を備えることを特徴とする印刷ログ集計システム。 - 【請求項2】 複数のコンピュータで生成した印刷ジョ
ブに関する印刷ログ情報を管理する印刷ログ集計管理シ
ステムであって、 印刷情報を生成する印刷ジョブ生成手段と、 前記生成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集
する印刷ログ情報収集手段と、 データの保存先の稼動状態を判断して、前記収集された
印刷ログ情報の送信を制御する送信制御手段と、 を備えることを特徴とする印刷ログ集計システム。 - 【請求項3】 複数のコンピュータで生成した印刷ジョ
ブに関する印刷ログ情報を受信管理する印刷ログ集計管
理システムであって、 印刷ログ情報を受信する受信手段と、 前記受信した情報の保存を制御する保存制御手段と、 前記保存制御に従い、前記受信した印刷ログ情報を印刷
ジョブ単位に保存する印刷ログ情報保存手段と、 を備えることを特徴とする印刷ログ集計システム。 - 【請求項4】 前記受信手段は複数のコンピュータで生
成された印刷ジョブに関するログ情報をそれぞれ受信す
ることを特徴とする請求項1または3記載の印刷ログ集
計システム。 - 【請求項5】 前記保存される印刷ログ情報は前記印刷
ジョブ情報を1集計レコードとして管理され、前記集計
レコードを時系列順にまとめて、日単位の集計ファイル
として保存されることを特徴とする請求項1または3記
載の印刷ログ集計システム。 - 【請求項6】 前記印刷ログ情報収集手段は印刷コマン
ドからページの印刷コマンドが呼び出された回数を前記
一のコンピュータのメモリ上に蓄積し、印刷の終了コマ
ンドが呼び出されたときに、前記回数を印刷ジョブのペ
ージ数として印刷ログ情報に格納することを特徴とする
請求項1または2に記載の印刷ログ集計管理システム。 - 【請求項7】 前記印刷ログ情報収集手段は出力デバイ
ス情報の中から印刷コストに関係する項目を抽出し、印
刷ログ情報の一部とすることを特徴とする請求項1また
は2に記載の印刷ログ集計管理システム。 - 【請求項8】 前記項目はカラー、モノクロ、両面・片
面、用紙種別に関する情報であることを特徴とする請求
項7記載の印刷ログ集計管理システム。 - 【請求項9】 前記送信制御手段は、前記判断の結果他
のコンピュータが稼動していない場合は前記印刷ログ情
報の送信を中止し、前記一のコンピュータに前記印刷ロ
グ情報を一時的に待避させ、前記他のコンピュータが稼
動した場合は、前記待避した印刷ログ情報の送信を再開
する送信の制御を行うことを特徴とする請求項1記載の
印刷ログ集計システム。 - 【請求項10】 前記送信制御手段は、前記データの格
納先が稼動していない場合は前記印刷ログ情報の送信を
中止し、前記一のコンピュータに前記印刷ログ情報を一
時的に待避させ、前記データの格納先が稼動した場合
は、前記待避した印刷ログ情報の送信を再開する送信の
制御を行うことを特徴とする請求項2記載の印刷ログ集
計システム。 - 【請求項11】 一のコンピュータで生成した印刷ジョ
ブに関する印刷ログ情報を他のコンピュータで管理する
ための印刷ログ集計管理方法であって、 前記一のコンピュータで印刷情報を生成する印刷ジョブ
生成工程と、 前記生成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集
する印刷ログ情報収集工程と、 データの保存先である前記他のコンピュータの稼動状態
を判断して、前記収集された印刷ログ情報の送信を制御
する送信制御工程と、 前記他のコンピュータで、前記一のコンピュータから送
信されてきた印刷ログ情報を受信する受信工程と、 前記受信した情報の保存を制御する保存制御工程と、 前記保存制御に従い、前記受信した印刷ログ情報を印刷
ジョブ単位に保存する印刷ログ情報保存工程と、 を備えることを特徴とする印刷ログ集計管理方法。 - 【請求項12】 複数のコンピュータで生成した印刷ジ
ョブに関する印刷ログ情報を管理する印刷ログ集計管理
方法であって、 印刷情報を生成する印刷ジョブ生成工程と、 前記生成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集
する印刷ログ情報収集工程と、 データの保存先の稼動状態を判断して、前記収集された
印刷ログ情報の送信を制御する送信制御工程と、 を備えることを特徴とする印刷ログ集計管理方法。 - 【請求項13】 複数のコンピュータで生成した印刷ジ
ョブに関する印刷ログ情報を受信管理する印刷ログ集計
管理方法であって、 印刷ログ情報を受信する受信工程と、 前記受信した情報の保存を制御する保存制御工程と、 前記保存制御に従い、前記受信した印刷ログ情報を印刷
ジョブ単位に保存する印刷ログ情報保存工程と、 を備えることを特徴とする印刷ログ集計管理方法。 - 【請求項14】 前記受信工程は複数のコンピュータで
生成された印刷ジョブに関するログ情報をそれぞれ受信
することを特徴とする請求項11または13記載の印刷
ログ集計管理方法。 - 【請求項15】 前記保存される印刷ログ情報は前記印
刷ジョブ情報を1集計レコードとして管理され、前記集
計レコードを時系列順にまとめて、日単位の集計ファイ
ルとして保存されることを特徴とする請求項11または
13記載の印刷ログ集計管理方法。 - 【請求項16】 前記印刷ログ情報収集工程は印刷コマ
ンドからページの印刷コマンドが呼び出された回数を前
記一のコンピュータのメモリ上に蓄積し、印刷の終了コ
マンドが呼び出されたときに、前記回数を印刷ジョブの
ページ数として印刷ログ情報に格納することを特徴とす
る請求項11または12に記載の印刷ログ集計管理方
法。 - 【請求項17】 前記印刷ログ情報収集工程は出力デバ
イス情報の中から印刷コストに関係する項目を抽出し、
印刷ログ情報の一部とすることを特徴とする請求項11
または12に記載の印刷ログ集計管理方法。 - 【請求項18】 前記項目はカラー、モノクロ、両面・
片面、用紙種別に関する情報であることを特徴とする請
求項17記載の印刷ログ集計管理方法。 - 【請求項19】 前記送信制御工程は、前記判断の結果
他のコンピュータが稼動していない場合は前記印刷ログ
情報の送信を中止し、前記一のコンピュータに前記印刷
ログ情報を一時的に待避させ、前記他のコンピュータが
稼動した場合は、前記待避した印刷ログ情報の送信を再
開する送信の制御を行うことを特徴とする請求項11記
載の印刷ログ集計管理方法。 - 【請求項20】 前記送信制御工程は、前記データの格
納先が稼動していない場合は前記印刷ログ情報の送信を
中止し、前記一のコンピュータに前記印刷ログ情報を一
時的に待避させ、前記データの格納先が稼動した場合
は、前記待避した印刷ログ情報の送信を再開する送信の
制御を行うことを特徴とする請求項12記載の印刷ログ
集計管理方法。 - 【請求項21】 一のコンピュータで印刷情報を生成す
る印刷ジョブ生成工程と、 前記生成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集
する印刷ログ情報収集工程と、 データの保存先である他のコンピュータの稼動状態を判
断して、前記収集された印刷ログ情報の送信を制御する
送信制御工程と、 前記他のコンピュータで、前記一のコンピュータから送
信されてきた印刷ログ情報を受信する受信工程と、 前記受信した情報の保存を制御する保存制御工程と、 前記保存制御に従い、前記受信した印刷ログ情報を印刷
ジョブ単位に保存する印刷ログ情報保存工程と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
たことを特徴とするコンピュータ読取り可能な記録媒
体。 - 【請求項22】 印刷情報を生成する印刷ジョブ生成工
程と、 前記生成された印刷ジョブに関する印刷ログ情報を収集
する印刷ログ情報収集工程と、 データの保存先の稼動状態を判断して、前記収集された
印刷ログ情報の送信を制御する送信制御工程と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
たことを特徴とするコンピュータ読取り可能な記録媒
体。 - 【請求項23】 印刷ログ情報を受信する受信工程と、 前記受信した情報の保存を制御する保存制御工程と、 前記保存制御に従い、前記受信した印刷ログ情報を印刷
ジョブ単位に保存する印刷ログ情報保存工程と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
たことを特徴とするコンピュータ読取り可能な記録媒
体。 - 【請求項24】 前記保存される印刷ログ情報を1集計
レコードとして管理し、前記集計レコードを時系列順に
まとめて、日単位の集計ファイルとして保存できるプロ
グラムを記録したことを特徴とする請求項21または2
3記載の記録媒体。 - 【請求項25】 前記印刷ログ情報収集工程は印刷コマ
ンドからページの印刷コマンドが呼び出された回数を前
記一のコンピュータのメモリ上に蓄積し、印刷の終了コ
マンドが呼び出されたときに、前記回数を印刷ジョブの
ページ数として印刷ログ情報に格納するための処理プロ
グラムを記録したことを特徴とする請求項21または2
2に記載の記録媒体。 - 【請求項26】 前記印刷ログ情報収集工程を実行さ
せ、出力デバイス情報の中から印刷コストに関係する項
目を抽出し、印刷ログ情報の一部として処理するプログ
ラムを記録したことを特徴とする請求項21または22
に記載の記録媒体。 - 【請求項27】 前記項目はカラー、モノクロ、両面、
片面、用紙種別で、前記項目の抽出を処理するプログラ
ムを記録したことを特徴とする請求項26記載の記録媒
体。 - 【請求項28】 前記送信制御工程を実行させ、前記判
断の結果他のコンピュータが稼動していない場合は前記
印刷ログ情報の送信を中止し、前記一のコンピュータに
前記印刷ログ情報を一時的に待避させ、前記他のコンピ
ュータが稼動した場合は、前記待避した印刷ログ情報の
送信を再開する送信の制御を行うプログラムを記録した
ことを特徴とする請求項21記載の記録媒体。 - 【請求項29】 前記送信制御工程を実行させ、前記デ
ータの格納先が稼動していない場合は前記印刷ログ情報
の送信を中止し、前記一のコンピュータに前記印刷ログ
情報を一時的に待避させ、前記データの格納先が稼動し
た場合は、前記待避した印刷ログ情報の送信を再開する
送信の制御を行うプログラムを記録したことを特徴とす
る請求項22記載の記録媒体。 - 【請求項30】 前記一のコンピュータ及び他のコンピ
ュータはネットワーク上でそれぞれクライアント及びサ
ーバの関係を構成することを特徴とする請求項1に記載
の印刷ログ集計システム。 - 【請求項31】 前記一のコンピュータ及び他のコンピ
ュータはネットワーク上でそれぞれクライアント及びサ
ーバの関係を構成することを特徴とする請求項11に記
載の印刷ログ集計管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10278720A JP2000112706A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 印刷ログ集計管理システム、印刷ログ集計管理方法、および記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10278720A JP2000112706A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 印刷ログ集計管理システム、印刷ログ集計管理方法、および記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000112706A true JP2000112706A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17601266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10278720A Withdrawn JP2000112706A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 印刷ログ集計管理システム、印刷ログ集計管理方法、および記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000112706A (ja) |
Cited By (15)
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---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-09-30 JP JP10278720A patent/JP2000112706A/ja not_active Withdrawn
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