JP2000111189A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2000111189A
JP2000111189A JP10278855A JP27885598A JP2000111189A JP 2000111189 A JP2000111189 A JP 2000111189A JP 10278855 A JP10278855 A JP 10278855A JP 27885598 A JP27885598 A JP 27885598A JP 2000111189 A JP2000111189 A JP 2000111189A
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JP
Japan
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compressor
heat exchanger
valve
temperature
air conditioner
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JP10278855A
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English (en)
Inventor
Jun Oshima
潤 大島
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室外熱交換器の着霜および結氷を防止すると
ともに、圧縮機が過冷却され効率が低下することのない
空気調和機を提供する。 【解決手段】 圧縮機1の吐出口から吐出される冷媒
を、四方弁2、室内熱交換器3、膨張機構(キャピラリ
チューブ4)、室外熱交換器5、前記四方弁2を経て前
記圧縮機1の吸込口へ循環するヒートポンプ式冷凍サイ
クルを備えた空気調和機において、前記圧縮機1と前記
室外熱交換器5の下部とを、開閉弁9を備えたヒートパ
イプ8にて接続し、前記開閉弁9を外気温度センサ10
の検知温度と前記圧縮機1に装着した圧縮機温度センサ
11の検知温度とに応じて開閉制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、室外熱交換器の着霜および結氷を防
止する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】室外熱交換器の着霜および結氷を防止す
る構成の従来例としては、例えば特公昭57−1177
59号公報記載の空冷ヒートポンプ式冷暖房装置をあげ
ることができる。この従来例では、圧縮機と室外熱交換
器の下部とを、単なるヒートパイプにて接続した構成で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、暖房運
転中、ヒートパイプにより圧縮機が常に冷却されている
ため、圧縮機が過冷却され効率が低下するという問題点
があった。本発明においては、上記の問題点に鑑み、室
外熱交換器の着霜および結氷を防止するとともに、圧縮
機が過冷却され効率が低下することのない空気調和機を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、圧縮機の吐出口から吐出される冷媒を、四
方弁、室内熱交換器、膨張機構、室外熱交換器、前記四
方弁を経て前記圧縮機の吸込口へ循環するヒートポンプ
式冷凍サイクルを備えた空気調和機において、前記圧縮
機と前記室外熱交換器の下部とを、開閉弁を備えたヒー
トパイプにて接続し、前記開閉弁を外気温度センサの検
知温度と前記圧縮機に装着した圧縮機温度センサの検知
温度とに応じて開閉制御した構成となっている。
【0005】また、暖房運転時、外気温度が所定温度以
下になったとき、前記開閉弁を開放する一方、外気温度
が所定温度以上になったとき若しくは前記圧縮機が所定
温度以下になったとき、前記開閉弁を閉塞した構成とな
っている。
【0006】また、前記室外熱交換器の除霜運転時、前
記開閉弁を開放した構成となっている。
【0007】また、冷房運転時、外気温度が所定温度以
上になったことを検知したとき、前記開閉弁を開放する
一方、前記圧縮機が所定温度以下になったことを検知し
たとき、前記開閉弁を閉塞した構成となっている。
【0008】また、前記室外熱交換器をフィンチューブ
形熱交換器にて構成し、前記ヒートパイプの一端を、前
記フィンチューブ形熱交換器の下方のフィンを挿通して
接続した構成となっている。
【0009】更に、前記ヒートパイプの一端を、前記圧
縮機の下部のオイル溜まりの外周面に接続した構成とな
っている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図4にて示す本発明の実
施例により、本発明の実施の形態について説明する。図
1の冷媒回路図に示すように、1は冷媒蒸気を圧縮する
圧縮機、2は前記圧縮機1より吐出する冷媒の流れを暖
房運転、冷房運転等に合わせて切り換える四方弁、3は
室内に設置され室内空気に対して冷媒の熱交換を行う室
内熱交換器、4は冷媒が通過し断熱膨張する膨張機構で
あるキャピラリーチューブ、5は室外に設置され外気に
対して冷媒の熱交換を行うフィン6と冷媒の通るチュー
ブ7から構成されたフィンチューブ形の室外熱交換器、
8は一端を該室外熱交換器5のフィン6の下方に前記チ
ューブ7の代わりに挿通して接続し、他端を前記圧縮機
1の下部のオイル溜まり(図示省略)の外周面に接続し
た開閉弁9を備えたヒートパイプ、10は前記室外熱交
換器5の近傍に設置して外気温度を検知する外気温度セ
ンサ、11は前記圧縮機1の外周面に設置して圧縮機温
度を検知する圧縮機温度センサ、12は前記外気温度セ
ンサ10と前記圧縮機温度センサ11とからの温度信号
を受信し、同温度信号に応じて前記開閉弁9を開閉制御
する室外機制御部である。前記ヒートパイプ8の一端
を、前記フィンチューブ形の室外熱交換器5のフィン6
の下方に挿通して接続することにより、前記ヒートパイ
プ8の熱を着霜や結氷し易い前記室外熱交換器5の下方
に確実に伝達することができる。また、前記ヒートパイ
プ8の他端を、過熱し易い前記圧縮機1の下部のオイル
溜まりの外周面に接続することにより、前記圧縮機1を
確実に冷却することができる。
【0011】上記構成において、次にその作用について
説明する。先ず、図1と図2にて示す暖房運転時の作用
について説明する。前記圧縮機1より吐出した高温高圧
の冷媒蒸気は、前記四方弁2を通り、前記室内熱交換器
3にて室内空気に放熱し、暖房することにより凝縮して
高温高圧の冷媒液となり、同高温高圧の冷媒液は前記キ
ャピラリチューブ4にて断熱膨張することにより低温低
圧の冷媒液となり、同低温低圧の冷媒液は前記室外熱交
換器5にて外気から吸熱することにより蒸発して低温低
圧の冷媒蒸気となり、前記四方弁2を通り、前記圧縮機
1の吸込側に戻る。以上のようにして暖房運転を行うと
き、前記外気温度センサ10により外気温度が0℃以下
であることを検知した場合、前記室外機制御部12が前
記開閉弁9を開放するように制御することにより、前記
ヒートパイプ8により前記圧縮機1にて発生した熱を前
記室外熱交換器5に伝え、同室外熱交換器5に着霜する
ことを防止する。また、前記外気温度センサ10により
外気温度が0℃以上であることを検知し着霜の恐れがな
くなった場合や、前記圧縮機温度センサ11により前記
圧縮機1の温度が、それ以上温度が低下すると効率上好
ましくないと定めた所定温度以下であることを検知した
場合に、前記室外機制御部12が前記開閉弁9を閉塞す
るように制御することにより、前記ヒートパイプ8によ
る前記圧縮機1から前記室外熱交換器5への熱の移動を
止める。以上説明したように、外気温度と圧縮機温度と
を検知して前記開閉弁9を開閉制御して前記圧縮機1か
ら前記室外熱交換器5への熱の移動を適切に制御するこ
とにより、効率を低下させることなく前記室外熱交換器
5の着霜を防止することができる。
【0012】次に、図3と図2にて示す除霜運転時の作
用について説明する。前記圧縮機1より吐出した高温高
圧の冷媒蒸気は、前記四方弁2を通り、前記室外熱交換
器5に入り同室外熱交換器5に着いた霜を除霜すること
により凝縮して高温高圧の冷媒液となり、同高温高圧の
冷媒液は前記キャピラリチューブ4にて断熱膨張するこ
とにより低温低圧の冷媒液となり、同低温低圧の冷媒液
は前記室内熱交換器3にて蒸発して低温低圧の冷媒蒸気
となり、前記四方弁2を通り、前記圧縮機1の吸込側に
戻る。このとき、室内を冷却しないように、前記室内熱
交換器3の空気を送風する送風ファン(図示省略)は停
止させる。以上のようにして除霜運転を行うときは、前
記外気温度センサ10の検知温度と、前記圧縮機温度セ
ンサ11の検知温度に係わりなく、前記室外機制御部1
2が前記開閉弁9を常に開放するように制御することに
より、前記ヒートパイプ8により前記圧縮機1にて発生
した熱を前記室外熱交換器5に常に伝え、除霜時間を早
くすることができる。
【0013】次に、図4と図2にて示す冷房運転時の作
用について説明する。前記圧縮機1より吐出した高温高
圧の冷媒蒸気は、前記四方弁2を通り、前記室外熱交換
器5に入り同室外熱交換器5に着いた霜を除霜すること
により凝縮して高温高圧の冷媒液となり、同高温高圧の
冷媒液は前記キャピラリチューブ4にて断熱膨張するこ
とにより低温低圧の冷媒液となり、同低温低圧の冷媒液
は前記室内熱交換器3にて室内空気から吸熱し、冷房す
ることにより蒸発して低温低圧の冷媒蒸気となり、前記
四方弁2を通り、前記圧縮機1の吸込側に戻る。以上の
ようにして冷房運転を行うとき、前記外気温度センサ1
0により外気温度が35℃以上であることを検知した場
合、前記室外機制御部12が前記開閉弁9を開放するよ
うに制御することにより、前記ヒートパイプ8により前
記圧縮機1にて発生した熱を前記室外熱交換器5に伝
え、前記圧縮機1が過熱しないように冷却する。また、
前記圧縮機温度センサ11により前記圧縮機1の温度
が、それ以上温度が低下すると効率上好ましくないと定
めた所定温度以下であることを検知した場合に、前記室
外機制御部12が前記開閉弁9を閉塞するように制御す
ることにより、前記ヒートパイプ8による前記圧縮機1
から前記室外熱交換器5への熱の移動を止める。以上説
明したように、外気温度と圧縮機温度とを検知して前記
開閉弁9を開閉制御して前記圧縮機1から前記室外熱交
換器5への熱の移動を適切に制御することにより、効率
を低下させることなく前記圧縮機1を冷却することがで
きる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
室外熱交換器の着霜および結氷を防止するとともに、圧
縮機が過冷却され効率が低下することのない空気調和機
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の一実施例の冷媒回路
図と制御ブロック図を混在して示した図で、暖房運転状
態を示す。
【図2】本発明による空気調和機の一実施例の制御の内
容を示す説明図である。
【図3】本発明による空気調和機の一実施例の冷媒回路
図と制御ブロック図を混在して示した図で、除霜運転状
態を示す。
【図4】本発明による空気調和機の一実施例の冷媒回路
図と制御ブロック図を混在して示した図で、冷房運転状
態を示す。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四方弁 3 室外熱交換器 4 キャピラリチューブ 5 室内熱交換器 6 フィン 7 チューブ 8 ヒートパイプ 9 開閉弁 10 室外温度センサ 11 圧縮機温度センサ 12 室外機制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機の吐出口から吐出される冷媒を、
    四方弁、室内熱交換器、膨張機構、室外熱交換器、前記
    四方弁を経て前記圧縮機の吸込口へ循環するヒートポン
    プ式冷凍サイクルを備えた空気調和機において、 前記圧縮機と前記室外熱交換器の下部とを、開閉弁を備
    えたヒートパイプにて接続し、前記開閉弁を外気温度セ
    ンサの検知温度と前記圧縮機に装着した圧縮機温度セン
    サの検知温度とに応じて開閉制御してなることを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】 暖房運転時、外気温度が所定温度以下に
    なったとき、前記開閉弁を開放する一方、外気温度が所
    定温度以上になったとき若しくは前記圧縮機が所定温度
    以下になったとき、前記開閉弁を閉塞してなることを特
    徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記室外熱交換器の除霜運転時、前記開
    閉弁を開放してなることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 冷房運転時、外気温度が所定温度以上に
    なったことを検知したとき、前記開閉弁を開放する一
    方、前記圧縮機が所定温度以下になったことを検知した
    とき、前記開閉弁を閉塞してなることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記室外熱交換器をフィンチューブ形熱
    交換器にて構成し、前記ヒートパイプの一端を、前記フ
    ィンチューブ形熱交換器の下方のフィンを挿通して接続
    してなることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の
    空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記ヒートパイプの一端を、前記圧縮機
    の下部のオイル溜まりの外周面に接続してなることを特
    徴とする請求項1乃至請求項5記載の空気調和機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102853495A (zh) * 2012-09-29 2013-01-02 苏州市朗吉科技有限公司 机房用热管空调系统及其控温方法
CN109506319A (zh) * 2018-11-21 2019-03-22 珠海格力电器股份有限公司 采暖机及其自动防冻控制方法
CN111503825A (zh) * 2020-04-29 2020-08-07 广东美的制冷设备有限公司 空调系统的控制方法和空调系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102853495A (zh) * 2012-09-29 2013-01-02 苏州市朗吉科技有限公司 机房用热管空调系统及其控温方法
CN109506319A (zh) * 2018-11-21 2019-03-22 珠海格力电器股份有限公司 采暖机及其自动防冻控制方法
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