JP2000110831A - クロスローラ連結体を組み込んだローラガイドベアリング - Google Patents

クロスローラ連結体を組み込んだローラガイドベアリング

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JP2000110831A
JP2000110831A JP10291340A JP29134098A JP2000110831A JP 2000110831 A JP2000110831 A JP 2000110831A JP 10291340 A JP10291340 A JP 10291340A JP 29134098 A JP29134098 A JP 29134098A JP 2000110831 A JP2000110831 A JP 2000110831A
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Hiroshi Teramachi
博 寺町
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラの円滑な回転を妨げる原因となるスキ
ュー等をほぼ完全に防止し、円滑な移動を行い得るロ−
ラガイドベアリングに好適なクロスローラ連結体を安価
に提供すると共に、該クロスローラ連結体を用いること
によって円滑な移動を可能としたロ−ラガイドベアリン
グを提供する。 【解決手段】 上下または左右に対向する直線状の軌道
軸1,2間に形成された軌道溝3,4に充填されるクロ
スローラ連結体13aを、多数の円筒ローラ14aと保
持部材15で構成する。この保持部材15は、熱可塑性
合成樹脂により造られ、上記円筒ローラ14aを交互に
交差する状態で保持する。特に、この保持部材15は、
円筒ローラ14aの両端面に対向する部分に設けられ、
上記両端面を覆う側板部20を有する。この側板部20
によりスキューを防止し、円筒ローラ14aの円滑な転
動を図る。又、円筒ローラ14a端面と側板部20内面
とにそれぞれ形成した係合凹部16と係合凸部21との
係合により、円筒ローラ14aの脱落防止を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工作機械をはじ
め産業用ロボットや精密計測器等の各種分野において、
直線摺動部分の機械要素として利用されるクロスローラ
連結体を組み込んだロ−ラガイドベアリングの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のロ−ラガイドベアリング
としては、例えば、実開昭54−150750号公報に
記載されたものが公知である。
【0003】この従来のロ−ラガイドベアリングは、図
11と図12に示すように、所要形状のロ−ラ−ケ−ジ
41に多数のロ−ラポケット42を形成し、該ロ−ラポ
ケット42に多数のロ−ラ56を嵌め込んで形成してな
るロ−ラガイドを軌道軸54,55に組み合わせて構成
されており、上記ロ−ラポケット42はロ−ラ−ケ−ジ
41の長手方向に所要間隔をおき、かつ、平行する巾狭
のスリット(図示せず)の左右若しくは上下スリットの
内側から中央スリットを通り相対向するように直線或は
曲線が横切り、かつ、これら直線或は曲線が中央スリッ
トの中心点を通過するか、若しくは、中心点から離隔し
て上下に略鍔付帽子と前記中央スリットが共に打抜かれ
て形成されており、これによって上下に同一形状の挟持
片50,51,52,53とロ−ラポケット42が形成
され、この後右側或は左側の一対の挟持片50,51が
上方に、他方の一対52,53が下方に湾曲せしめられ
てロ−ラ−ケ−ジ41が形成され、該ロ−ラ−ケ−ジ4
1の上下挟持片間の各ロ−ラポケット42に多数のロ−
ラ56を嵌め込んでなるロ−ラガイドが上下或は左右の
軌道軸54,55に組み込まれて構成されている。尚、
図中符号57および58は、軌道軸54,55に形成さ
れたV溝を、符号59は軌道軸54のV溝57の傾斜面
を、符号60は軌道軸55のV溝58の傾斜面を、符号
61と62は軌道軸54,55の取付穴を、符号63は
ロ−ラ56の端面を、符号64はロ−ラ56のテ−パ−
面を、符号65および66はロ−ラ−ケ−ジ41のポケ
ット端縁部を夫々示している。
【0004】このように構成された上記従来のロ−ラガ
イドベアリングは、ロ−ラ−ケ−ジ41は一対の挟持片
50,51と52,53によってロ−ラ56の曲面が上
下から抱持されるため、ロ−ラ56の保持をより確実に
することができ、脱落の心配がなく、しかも、スキュ−
も確実に防止摺ることができると共に、ロ−ラ56と軌
道軸54,55のV溝57,58との接触長さを大きく
取ることができるので、負荷容量を著しく増大させるこ
とができ、さらには、ロ−ラ56の端面63と曲面間
は、夫々テ−パ−部64をもって結ばれているので、該
テ−パ−部64がロ−ラケ−ジ41のポケット端縁部6
5,66に摺接するので、ロ−ラ56の回転をスム−ズ
にすることができる、という作用・効果が得られるので
あります。尚、上記「スキュー」とは、ロ−ラの回転軸
(中心軸)が、軌道溝内において、計画した自転軸に対
して角度を持つことをいう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のロ−ラガイドベアリングにあっては、ロ−ラ56を
保持するロ−ラポケット42をロ−ラケ−ジ41に打抜
いて形成すると共に、ロ−ラ56を抱持する挟持片5
0,51,52,53を、湾曲させた状態で折り曲げ形
成しなければならないため、かかる作業が非常に煩雑で
あり、しかも、湾曲する挟持片50,51,52,53
の抱持面を均一に成形するのはさらに困難であることか
ら、スム−ズなロ−ラ回転を実現させることが難しく、
また、挟持片50,51,52,53の抱持面とローラ
胴部との間に大きな隙間が発生するため、スキュ−を完
全に防止することが困難であり、さらには、ロ−ラ56
を上記挟持片50,51,52,53で組み込んで抱持
させるのも非常に煩雑である、という問題を有してい
た。
【0006】この発明は上述した不都合をいずれも解消
すべく創案されたもので、その目的とするところは、ロ
ーラの円滑な回転を妨げる原因となるスキュー等をほぼ
完全に防止し、円滑な移動を行い得るクロスローラ連結
体を組み込んだロ−ラガイドベアリングを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るクロスローラ連結体を組み込んだロ
−ラガイドベアリングは、請求項1に記載したように、
上下或いは左右に対向する直線状の軌道軸間に形成され
た矩形状の軌道溝にクロスローラ連結体を組み込んだロ
−ラガイドベアリングであって、上記クロスロ−ラ連結
体は、多数のローラと、滑り易い材料により造られ上記
多数のローラをその回転中心軸を交互に90度ずつ異な
らせた状態で整列保持する保持部材と、を備え、上記保
持部材は、互いに間隔をあけて直列状に配設された多数
の間座部と、隣り合う間座部のそれぞれ長さ方向両端部
同士を連結する側板部と、隣り合う間座部の側面同士を
連結する連結部と、を備え、前記間座部の前記ローラと
対向する面は、前記ローラ側面の曲率とほぼ等しい曲率
を有する凹曲面に形成し、上記側板部は、その内外両側
面を平坦面に形成されており、その内側面を上記ローラ
の端面の少なくとも外周側部分に、その外側面をこのク
ロスローラ連結体が組み込まれる矩形状の軌道溝の傾斜
面に、それぞれ摺接自在としたことを特徴とするもので
ある。
【0008】上述のように構成される請求項1に記載の
クロスローラ連結体の基本的な作用は、前述した従来構
造と同様であるが、この請求項1に記載したクロスロー
ラ連結体を組み込んだローラガイドベアリングにおいて
は、特に、使用時(クロスローラ連結体が軌道溝に装着
されており、一方の軌道軸が移動する状態時)に、ロー
ラが保持部材に導かれて軌道溝を転走或いは滑動する際
に、平坦に形成されたローラの端面は、同じく平坦に形
成された側板部の内面に摺接しつつ転走或いは滑動す
る。このとき、ローラの両端面に摺接自在な一対の側板
部同士の間隔は、予め定められた一定値をとり途中で変
化することはないため、ローラの姿勢は一定に保持され
ローラの回転軸がローラの進行方向に対して振れること
がない。この結果、ロ−ラガイドベアリングの円滑な作
動が可能になる。しかも、スキューが有効に防止される
ことに伴い、ローラをはじめ構成各部材、ひいてはロ−
ラガイドベアリング全体としての耐久性が向上する。
【0009】即ち、この発明では、上記側板部の存在に
より、ローラのスキューが規正される。特に、上記側板
部は、ローラの端面の少なくとも外周側部分に摺接する
ため、ローラの姿勢保持が確実に行われ、ローラの回転
軸の振れが可及的に防止される。
【0010】しかも、この発明において、上記各側板部
の外側面は、軌道溝のそれぞれ傾斜面部分に摺接しつつ
移動するが、上記側板部の外側面及び側壁は、いずれも
平坦面とされているため、その製造が容易となる。
【0011】即ち、本発明に係る構造の場合、上記軌道
軸のV字状に形成された軌道溝の各傾斜面を単に平坦面
で形成すれば良いため、その製造はきわめて容易とな
る。
【0012】また、この発明では、傾斜面との接触面積
を増大させることができるため、保持部材自体の進行方
向に対する振れが上記軌道溝の傾斜面によって規正され
るので、この点からもローラのスキューを有効に防止す
ることができる。
【0013】更に、本発明では、ローラの端面の外周側
部分と側板部の内側面とが常に接触しているので、ロー
ラの姿勢はその回転中心軸が進行方向と直交する方向に
規正されるため、この点においてもローラのスキューを
防止することが図られる。
【0014】また、上記ローラは、上述のように保持部
材によってその姿勢を規正されつつ、転走或いは滑動
し、上記保持部材は、その側板部内側面と上記ローラの
端面とが摺接することにより、このローラに導かれつつ
移動する。従って、上記ローラと保持部材とは、その姿
勢を相互に規正しつつ互いの移動を円滑に行うように作
用するため、従来からのローラのスキューの原因とされ
ているローラの振れや保持部材の振れを相互に規正し
て、上記ローラ連結体を円滑に作動させることができ
る。
【0015】尚、互いに接触するローラの各部と保持部
材の各部との間には、潤滑剤(グリース)を介在させる
ことは勿論である。このような潤滑剤の存在、並びに、
保持部材を滑り易い材料によって製造することにより、
互いの摩擦抵抗が増大することを防止し、クロスローラ
連結体全体としての円滑な移動を図っている。
【0016】また、この発明に用いられるクロスローラ
連結体の場合、上記潤滑剤は、保持部材の間座部と、こ
の間座部を介して隣接するローラとの間部分(所謂、グ
リースポケット)に保持される。このため、ローラの相
互摩擦が防止されることは勿論、潤滑油の保持性能が向
上し、クロスローラ連結体全体としての耐久性を大幅に
向上させることができる。
【0017】尚、この発明にあっては、請求項2に記載
したように、上記ローラの両端面中央部に、係合凹部若
しくは係合凸部を設けるとともに、上記側板部の内側面
中央部で、上記係合凹部若しくは係合凸部に整合する位
置に、この係合凹部若しくは係合凸部に係合自在な係合
凸部若しくは係合凹部を設ける構成を採用することもで
きる。或は、請求項3に記載したように、前記側板部の
内側面に、前記ローラの端部を遊嵌自在な凹部を形成
し、この凹部に上記ローラの端部を遊嵌させる構成を採
用することもできる。
【0018】このような請求項2或いは請求項3に記載
した構成を採用すれば、係合凹部と係合凸部との係合
(請求項2の場合)或いはローラ端部の上記凹部内への
遊嵌(請求項3の場合)により、ローラのスキュー防止
効果が増大する。その結果、スキューの防止、ローラの
保持部材の一部に対する接触面圧の増大を抑制でき、ク
ロスローラ連結体の移動をより一層円滑に行わせること
が可能になる。しかも、上記係合或いは遊嵌は、ローラ
が保持部材から脱落するのを防止する機能も有する。こ
のため、ロ−ラガイドベアリングにおけるクロスローラ
連結体の保守・点検作業等が容易となる。
【0019】更に、上述した各請求項に記載した保持部
材を構成する材料としては、具体的には、請求項4に記
載したように、熱可塑性の合成樹脂材(ポリアミド系エ
ラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタ
ン系エラストマー、スチレンタン系エラストマー、ポリ
オレフィンタン系エラストマー等)を利用することがで
きる。また、上記ローラとして、請求項5に記載したよ
うに円筒ローラを採用しても、或いは、請求項6に記載
したように面取りローラを採用しても、いずれであって
もよい。
【0020】このような合成樹脂を採用すれば、クロス
ローラ連結体を、請求項7に記載したように、予めロー
ラを保持部材の金型内にインサートした状態で、キャビ
ティ内に樹脂材料を射出(インサート成形)することに
より製造できる。
【0021】尚、上記インサート成形後は、樹脂の硬化
時のひけによって、或いは全体を油等内へ浸漬すること
によって、ローラと保持部材との間に微少な隙間が生じ
るため、保持部材との間の摺動抵抗は小さい。従って、
このような射出成形の一種であるインサート成形を本発
明で採用した場合には、保持部材にローラを組み込む工
程が不要となり、生産性を向上させることができ、クロ
スローラ連結体の製造の容易化、簡略化を図れる。勿
論、この発明にあっては、上記インサ−ト成形に限定さ
れるものではなく、請求項8に記載したように、合成樹
脂で成形することは当然であるが、この合成樹脂成形後
に、上記ロ−ラを上記保持部材に差し込み保持させて形
成してもよい。この場合は、可撓性の合成樹脂材料であ
るとローラが差し込み易い、という利点がある。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態例に
ついて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1乃至図
10は、この発明の実施の一形態例に係るロ−ラガイド
ベアリングVRを示している。
【0023】このロ−ラガイドベアリングVRは、長尺
な一対の軌道軸1,2と、この軌道軸1,2の軌道溝
3,4内に装填される1条のクロスロ−ラ連結体13a
と、から基本的には構成されている。
【0024】上記軌道軸1,2は、図1乃至図3に示す
ように、その対向面部にV字状に形成された軌道溝3,
4の各傾斜面5,6,7,8が転走面として作用し、か
つ、その縦断面形状が中心軸aに対して対称となるよう
に形成されている。尚、図中符号9a,9bは、各軌道
軸1,2を図示しないテーブル等に固定するボルトを挿
通するための通孔である。
【0025】一方、上記ローラ連結体13aは、図1乃
至図9に示すように、複数の円筒ローラ14a,14a
と、これら円筒ローラ14a,14aを保持する保持部
材15とを備えている。このうち、上記円筒ローラ14
a,14aは、その両端面を平坦に形成するとともに、
その中央部に、図10(A)に示すように、係合凹部1
6,16を形成して成る。
【0026】また、上記保持部材15は、互いに間隔を
あけて直列状に配設された多数の間座部18,18と、
隣り合う間座部18,18のそれぞれ長さ方向(図5の
上下方向)両端部同士を連結する円形の側板部20,2
0と、隣り合う間座部18,18の、上記円筒ローラ1
4aを保持しない側面同士を連結する連結部19、19
と、を備えた有端帯状に構成されている。
【0027】さらに、上記側板部20,20の内側面中
央部で、上記係合凹部16,16に整合する位置には、
図9(A)に示すように、この係合凹部16,16に係
合自在な係合凸部21,21を設けている。
【0028】尚、上記ローラ連結体13aは、図示しな
い型枠内に円筒ローラ14a,14aを載置した(イン
サートした)状態で、この型枠内に形成されたキャビテ
ィ内に溶融したPTFEを射出することことにより製造
する(所謂、インサート成形)。このようなインサート
成形を採用することにより、保持部材15に円筒ローラ
14a,14aを組み込む工程を施す必要がなくなり生
産性が向上するため、クロスローラ連結体13aの製造
の容易化、簡略化を図れる。
【0029】また、円筒ローラ14aが一対の間座部1
8,18の間で転動自在とするためには、円筒ローラ1
4aとこれら間座部18,18との間に、間隙が必要で
ある。このような間隙は、上記インサート成形の後、保
持部材15(勿論、円筒ローラ14aも一体である。)
を油等に浸漬することにより、保持部材15を拡張させ
ることで形成する。
【0030】さらに、上述のように保持部材15を有端
帯状に形成することにより、このローラ連結体13aを
軌道軸1,2に容易に装着することができる。
【0031】尚、上記軌道溝3,4の傾斜面5,6,
7,8はローラ連結体13aを案内する案内壁として機
能するが、当該各傾斜面5,6,7,8にはローラ連結
体13aを構成する保持部材15の側板部20,20の
外側面が摺接する。これら側板部20,20及び傾斜面
5,6,7,8は、上述したように熱可塑性の合成樹脂
材(ポリアミド系エラストマー、ポリエステル系エラス
トマー、ポリウレタン系エラストマー、スチレンタン系
エラストマー、ポリオレフィンタン系エラストマー等)
製であるため、滑り易い。このため、上記傾斜面5,
6,7,8と側板部20,20との摺接時に抵抗となる
ことがなく、滑らかな摺動が可能である。又、上記側板
部20及び傾斜面5,6,7,8は、ともに平坦面であ
るため、加工が容易で、しかも、側板部20,20を介
して円筒ローラ14aの両端部が軌道溝3,4の傾斜面
5,6,7,8と摺接するので、円滑な滑り特性を得る
ことができる結果、円滑な往復運動を実現することがで
き、前述した先行技術の有する不都合が解消される。
【0032】上述したように構成される本形態例に係る
ロ−ラガイドベアリングVRにおける基本的な作用は、
前述した従来構造とほぼ同様である。特に、この形態例
に係るロ−ラガイドベアリングVRにおいては、上述し
たようなクロスローラ連結体13aを採用しているた
め、円筒ローラ14aの円滑な転送と、円筒ローラ14
aのスキュー防止と、を図れる。
【0033】即ち、上記クロスローラ連結体13aにお
いては、多数の円筒ローラ14a,14aを所定の間隔
で保持する保持部材15を設けているので、これら円筒
ローラ14a,14a同士が接触することがないため、
円筒ローラ14a,14a同士が擦れ合うことに起因す
る騒音が抑制されるとともに、円筒ローラ14a,14
aの摩耗の進行が早くなることが防止される。
【0034】また、円筒ローラ14a,14aは、1個
ずつ上記ローラ保持孔19、19に保持されているた
め、各円筒ローラ14a,14aの中心軸が互いに平行
状態に保持された状態で、所定の間隔を保ちながら円滑
に転走する。
【0035】また、上記円筒ローラ14a,14aは、
その中心軸と直角な方向に移行(転走)することが、ス
キュー防止上、重要である。本形態例の構造の場合、上
記一対の側板部20,20が、円筒ローラ14a,14
aの軸振れを防止する。
【0036】即ち、平坦に形成された円筒ローラ14
a,14aの端面は、同じく平坦に形成された側板部2
0,20の内面に摺接しつつ転走或いは滑動するため、
これら円筒ローラ14a,14aの回転軸が、該両側板
20,20によって円筒ローラ14a,14aの進行方
向に対して振れないように規正される。
【0037】また、本形態例の場合、円筒ローラ14a
に設けた係合凹部16,16と側板部20に設けた係合
凸部21とを係合させているため、この点からも円筒ロ
ーラ14aの姿勢が保持され、スキューの防止が図られ
る。従って、上記円筒ローラ14a,14aは、上記1
対の側板部20,20の存在及び係合凹部16と係合凸
部21との係合に基づき、その姿勢を規正され維持され
て移行(転走)する。この結果、上記円筒ローラ14
a,14aは、上記軌道溝3,4を上記円筒ローラ14
aの中心軸と直角な向きに移行し、スキューが確実に防
止される。
【0038】特に、本形態例の場合、上記側板部20,
20を円筒ローラ14a,14aの端面よりも少し小さ
い面積の円板としている。このため、側板部20,20
は円筒ローラ14a,14aの端面のほぼ全面に亙って
摺接することになる。従って、円筒ローラ14a,14
aの回転軸振れは、可及的に減少される。
【0039】尚、側板部20の形状および大きさは、円
筒ローラ14aの端面の大きさ以下で、かつ、円筒ロー
ラ14aの端面の外周側部分に摺接できれば、特には問
わない。但し、製造の容易性等を考慮すれば、図示のよ
うな円板で、上記円筒ローラ14aの端面の面積の80
%乃至95%程度の面積を有するものを好ましく採用で
きる。単に、上記端面の中心部に摺接する程度の形状や
大きさであれば、円筒ローラ14aの姿勢が多少ずれる
ことが許容される。即ち、円筒ローラ14aのスキュー
が発生してしまうことになる。このため、側板部20の
形状や大きさを上述のように構成する。
【0040】さらに、上記クロスローラ連結体13a
は、インサート成形によって製造されることに伴い、上
記間座部18,18の円筒ローラ14aと対向する面
は、この円筒ローラ14aの側面(円筒面)の曲率とほ
ぼ等しい曲率を有する凹曲面に形成される。言い換えれ
ば、円筒ローラ14a側面を微少隙間を介して間座部1
8の凹曲面が覆う状態とする。従って、この間座部1
8,18によっても、円筒ローラ14aの軸振れが防止
される。
【0041】本形態例に係るクロスローラ連結体13a
は、上記側板部20,20及び間座部18,18並びに
係合凹部16と係合凸部21との係合による相乗的なス
キュー防止機能が相俟って、スキューをより確実に防止
できる。
【0042】尚、上記曲率とは、曲線の与えられた点で
のその曲線に最も良く近似する円の半径の逆数をいう。
上記円筒ローラ14aの側面は凸曲面であり、上記間座
部18の側面は凹曲面であるが、「曲率がほぼ等しい」
とは、上記凸曲面における曲率と凹曲面における曲率と
がほぼ等しく、上記凸曲面を上記凹曲面が包み込む状態
を指す。
【0043】更に、上記側板部20,20の内面に形成
した係合凸部21,21と上記円筒ローラ14a,14
aの両端面に形成した係合凹部16,16との係合、並
びに、上記間座部18の湾曲面により、保持部材15か
らの円筒ローラ14a,14aの脱落を防止している。
【0044】また、上記側板部20,20は、クロスロ
ーラ連結体13aが移動する際に、軌道溝3,4の傾斜
面5,6,7,8に摺接しつつ案内される。側板部2
0,20及び傾斜面5,6,7,8は滑り易い合成樹脂
により造られているため、その移動は円滑なものとな
り、クロスローラ連結体13a全体としての良好な転走
及びスキューの防止に寄与する。そして、上記側板部2
0,20の外側面及び傾斜面5,6,7,8は、いずれ
も平坦面とされているため、製造が容易である。
【0045】さらに、上記側板部20,20と傾斜面
5,6,7,8との接触面積が大きいため、保持部材1
5自体の進行方向に対する振れが抑制され、この点から
もローラのスキューが防止される。
【0046】また、上記円筒ローラ14a,14aは、
上述のように保持部材15によってその姿勢を規正され
つつ、転走或いは滑動する。さらに、上記保持部材15
は、その側板部20,20内側面と上記円筒ローラ14
a,14aの端面とが摺接することにより、この円筒ロ
ーラ14a,14aに導かれつつ移動する。従って、上
記円筒ローラ14a,14aと保持部材15とは、互い
に姿勢を規正されつつ互いの移動を促す。このため、円
筒ローラ14a,14aのスキューにつながる円筒ロー
ラ14a,14aの振れや保持部材15の振れが防止さ
れ、クロスローラ連結体13aが円滑に軌道溝3,4を
循環する。
【0047】尚、互いに接触する円筒ローラ14a,1
4aの各部と保持部材15の各部との間には、潤滑剤
(グリース)を介在させる。上記潤滑剤は、保持部材1
5の間座部18,18と、この間座部18,18を介し
て隣接する円筒ローラ14a,14aとの間部分(所
謂、グリースポケット)に保持される。このため、円筒
ローラ14a,14aの相互摩擦が防止されることは勿
論、潤滑油の保持性能が向上し、クロスローラ連結体1
3a全体としての耐久性向上に寄与する。このような潤
滑剤の存在と、保持部材15を可撓性を有する滑り易い
材料によって製造することと、により、互いの摩擦抵抗
が増大することを防止し、クロスローラ連結体13a全
体としての円滑な移動を図ることができる。
【0048】また、この発明では、上記円筒ローラ14
aに代えて、図9(B)に示すように、その両端部を端
縁に向かうに従って小径となる面取りローラ14bを採
用してもよい。
【0049】さらに、上記面取りローラ14bを採用し
た場合、上記側板部20,20の内側面に、図9(C)
に示すように、面取りローラ14bの端部が遊嵌自在な
凹部26を形成し、この凹部26内に上記端部を遊嵌す
る構成を採用することもできる。この構成は、ローラと
して上記面取りローラ14bを採用した場合に可能であ
る。但し、円筒ローラ14aの両端面に該端面よりも小
径の凸部を設ければ、上記凹部26を設ける構造に、ロ
ーラとして上記円筒ローラを採用することが可能とな
る。これらの構成における作用・効果は、上述した形態
例の場合と同様である。
【0050】またさらに、上述した各形態例において
は、上記保持部材15をポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)等の滑りやすい合成樹脂材により製造して
いるが、この発明においては上述した各形態例に限定さ
れるものではなく、他の材料により構成することもでき
る。但し、上記保持部材15を合成樹脂製とすれば、イ
ンサート成形による一体成形が可能となるとともに、他
の材料によって製造した場合に比較して円滑な摺動が可
能となるため、上記形態例の構造が好ましい。
【0051】上述の形態例の場合、ローラ14a,14
bに係合凹部16,16を、側板部20,20に係合凸
部21,21を、それぞれ設けた例について説明した
が、これとは逆に、ローラ14a,14bに係合凸部
を、覆い部材20,20に係合凹部をそれぞれ設けた構
成としても良い。
【0052】さらに、上述した各形態例において、保持
部材15を構成する側板部20,20に、係合凸部2
1,21を設けない構造を採用することもできる。即
ち、上記側板20,20は、それ自体にローラ14a,
14bの姿勢を規正する機能を有する。但し、ローラ1
4a,14bの脱落防止や、方向転換路10を通過する
際における保持部材15に対する位置を規正する機能は
失われてしまう。上記脱落防止は、ローラ14a,14
bに対向する面をローラ14a,14bの湾曲した側面
とほぼ等しい湾曲面とした間座部18,18により図れ
る。上記保持部材15に対する位置規正が失われたとし
ても、円滑な滑動は行われるため、実用上の問題はな
い。従って、上記側板部20,20に係合凸部21,2
1を設けない構成でも、実用上問題のない円滑な循環が
可能になる。また、この場合、ローラ14a,14bと
しては、係合凹部16,16を設けたものであっても、
設けないものであっても、いずれのものでも採用でき
る。係合凹部16,16を設けたローラ14a,14b
の場合、この係合凹部16,16を潤滑油溜りとして機
能させることができる。
【0053】そして、上述の形態例では、クロスローラ
連結体13aをインサート成形によって製造した例を示
したが、保持部材15にローラ14a,14bを差し込
んで組み込むことでクロスローラ連結体13aを製造し
てもよい。この場合、上記側板部20,20に係合凸部
或いは係合凹部を形成しない例を除き、上記間座部1
8,18のローラ14a,14bと対向する面を平坦面
とすることができる。
【0054】
【発明の効果】この発明に係るクロスローラ連結体を組
み込んだロ−ラガイドベアリングは、上述したように構
成され作用するため、それぞれ以下のような効果を有す
る。
【0055】先ず、上記ロ−ラガイドベアリングに組み
込まれるクロスローラ連結体においては、保持部材並び
に側板部により、ローラの回転中心軸をその移動方向と
直交する方向に保持できるため、ローラのスキューが防
止される。
【0056】また、間座部のローラと対向する面をロー
ラの側面に対応する湾曲面としたり、ローラと側板部と
にそれぞれ係合凹部と係合凸部とを設けた構造或いは側
板部にローラの端部を遊嵌自在な凹部を設けた構造とし
た場合には、ローラの脱落を防止することができる。
【0057】更に、保持部材の存在により、ローラ同士
の干渉が防止されて、ローラ同士の擦れ合いによる騒音
の発生や早期の摩耗が防止される効果を有する。
【0058】次に、この発明に係るロ−ラガイドベアリ
ング自体においては、上述した各種効果を有するクロス
ローラ連結体を採用しているため、軌道軸の移動を円滑
な作動が確保される。また、クロスローラ連結体のスキ
ュー防止効果が向上することに伴って圧痕等が生じにく
くなるため、装置全体としての耐久性の向上も図れる。
また、側板部を介してローラの両端が軌道溝の傾斜面と
摺接するので、円滑な滑り特性を得ることができため、
円滑な往復運動を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図l】この発明の実施の一形態例に係るロ−ラガイド
ベアリングの概観形状を示す分解斜視図である。
【図2】同ロ−ラガイドベアリングの側面図である。
【図3】同ロ−ラガイドベアリングの断面図である。
【図4】同ロ−ラガイドベアリングに組み込まれるクロ
スロ−ラ連結体を示す側面図である。
【図5】同クロスロ−ラ連結体の平面図である。
【図6】同クロスロ−ラ連結体のA−A断面図である。
【図7】同クロスロ−ラ連結体のB−B断面図である。
【図8】同クロスロ−ラ連結体のC−C断面図である。
【図9】同クロスロ−ラ連結体のD−D断面図である。
【図10】同クロスロ−ラ連結体の保持部材とローラの
端部との係合状態を示しており、(A)は本形態例を、
(B)はローラとして面取りローラを採用した例を、
(C)はその別例を、それぞれ示す半部側面図である。
【図11】従来のクロスローラ形式のロ−ラガイドベア
リングの構成を示す分解斜視図である。
【図12】従来のクロスローラ形式のロ−ラガイドベア
リングの縦断面図である。
【符号の説明】
VR ロ−ラガイドベアリング 1、2 軌道軸 3、4 軌道溝 5、6,7,8 傾斜面 13a ローラ連結体 14a 円筒ローラ 15 保持部材 16 係合凹部 17 側壁 18 間座部 19 連結部 20 側板部 21 係合凸部 23、24 ねじ孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下或いは左右に対向する直線状の軌道
    軸間に形成された矩形状の軌道溝にクロスローラ連結体
    を組み込んだロ−ラガイドベアリングであって、 上記クロスロ−ラ連結体は、多数のローラと、滑り易い
    材料により造られ上記多数のローラをその回転中心軸を
    交互に90度ずつ異ならせた状態で整列保持する保持部
    材と、を備え、 上記保持部材は、互いに間隔をあけて直列状に配設され
    た多数の間座部と、隣り合う間座部のそれぞれ長さ方向
    両端部同士を連結する側板部と、隣り合う間座部の側面
    同士を連結する連結部と、を備え、 前記間座部の前記ローラと対向する面は、前記ローラ側
    面の曲率とほぼ等しい曲率を有する凹曲面に形成し、 上記側板部は、その内外両側面を平坦面に形成されてお
    り、その内側面を上記ローラの端面の少なくとも外周側
    部分に、その外側面をこのクロスローラ連結体が組み込
    まれる矩形状の軌道溝の傾斜面に、それぞれ摺接自在と
    したことを特徴とするクロスローラ連結体を組み込んだ
    ロ−ラガイドベアリング。
  2. 【請求項2】 前記ローラの両端面中央部に、係合凹部
    若しくは係合凸部を設けるとともに、前記側板部の内側
    面中央部で、上記係合凹部若しくは係合凸部に整合する
    位置に、この係合凹部若しくは係合凸部に係合自在な係
    合凸部若しくは係合凹部を設けたことを特徴とする請求
    項1に記載のクロスローラ連結体を組み込んだロ−ラガ
    イドベアリング。
  3. 【請求項3】 前記側板部の内側面に、前記ローラの端
    部を遊嵌自在な凹部を形成したことを特徴とする請求項
    1に記載のクロスローラ連結体を組み込んだロ−ラガイ
    ドベアリング。
  4. 【請求項4】 前記保持部材は、合成樹脂であることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のク
    ロスローラ連結体を組み込んだロ−ラガイドベアリン
    グ。
  5. 【請求項5】 前記ローラが、円筒ローラであることを
    特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のク
    ロスローラ連結体を組み込んだロ−ラガイドベアリン
    グ。
  6. 【請求項6】 前記ローラが、面取りローラであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    クロスローラ連結体を組み込んだロ−ラガイドベアリン
    グ。
  7. 【請求項7】 前記クロスロ−ラ連結体は、金型内にロ
    −ラを中子として成形する合成樹脂成形で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに
    記載のクロスローラ連結体を組み込んだロ−ラガイドベ
    アリング。
  8. 【請求項8】 前記クロスロ−ラ連結体は、合成樹脂成
    形であると共に、成形後に前記ロ−ラを前記保持部材に
    差し込み保持させて形成されることを特徴とする請求項
    1乃至請求項6のいずれかに記載のクロスローラ連結体
    を組み込んだロ−ラガイドベアリング。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012255556A (ja) * 2012-08-27 2012-12-27 Nsk Ltd 直動案内装置

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