JP2000110790A - 軸流送風機 - Google Patents

軸流送風機

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JP2000110790A
JP2000110790A JP10281672A JP28167298A JP2000110790A JP 2000110790 A JP2000110790 A JP 2000110790A JP 10281672 A JP10281672 A JP 10281672A JP 28167298 A JP28167298 A JP 28167298A JP 2000110790 A JP2000110790 A JP 2000110790A
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axial
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哲弥 越谷
Tomoshi Shimizu
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気流れの剥離を効率的に抑制し、送風性能の
向上と送風騒音の低減とを共に図る。 【解決手段】ボス部2周りに複数の翼3を配設する。各
翼3の負圧面3aの前縁部3bと外周部3c、もしくは
それらの一部に、空気の流れ方向と交差する複数のリブ
レット4を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機用室外
機の室外ファンに好適な軸流送風機に係り、特に、空気
流れの剥離の防止ないし低減を図った軸流送風機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機の室外機等では、室
外ファンとしてプロペラファン等の軸流送風機が多用さ
れている。この種の従来の軸流送風機としては実開昭6
3−98499号公報に記載されているものがある。
【0003】この軸流送風機は、ボス部周りに配設され
た複数の翼の各正、負圧面の少なくともいずれかの面
に、回転軸を中心とする複数同心円上に複数条のリブレ
ットをそれぞれ形成して空気流れの剥離の低減を図って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の軸流送風機では、各リブレットが空気の流れ
方向に沿って形成されているので、この軸流送風機の回
転動作時の負荷や回転数等の使用条件によっては翼面流
れの方向が変化し、その場合は、空気流れの剥離低減効
果は殆ど発揮されず、逆に送風性能に悪影響を与える可
能性が考えられる。
【0005】また、リブレットは層流境界領域における
乱流化促進には効果的であるが、この従来の軸流送風機
のようにリブレットを各翼面のほぼ全面に形成すること
により、乱流境界層に遷移した領域にもリブレットを形
成している場合には、逆に空気流れの剥離を招く等の課
題がある。
【0006】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、空気流れの剥離を効率的に抑
制し、送風性能の向上と送風騒音の低減とを共に図るこ
とができる軸流送風機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ボス
部周りに複数の翼を配設した軸流送風機において、上記
各翼の負圧面の前縁部と外周部、もしくはそれらの一部
に、空気の流れ方向と交差する複数の溝を形成した軸流
送風機である。
【0008】この発明によれば、各翼の前縁部と外周部
の、もしくはそれらの一部に形成された複数の溝によ
り、各翼の翼面流れの層流から乱流への遷移が促進され
ることにより、空気流れの剥離が抑制される。しかも、
各溝は、空気流れに交差する方向に形成されているの
で、空気流れの方向の変化に対する自由度を得ることが
できるとともに、溝の設置範囲を、流れの剥離抑制に有
効で、かつ比較的肉厚の前縁部と外周部とに設定してい
るので、流れの剥離抑制効果と各翼の強度確保を共に図
ることができる。
【0009】さらに、乱流境界層に遷移した領域に溝を
設けると、逆に流れの剥離を招くが、本発明はこの溝を
形成する領域を各翼の前縁部と外周部とに限定すること
により、乱流境界層に遷移した領域には溝を設けないの
で、流れの剥離抑制効果を一段と向上させることができ
る。これにより、送風性能の向上と送風騒音の低減を共
に図ることができる。
【0010】請求項2の発明は、各溝は、その溝幅を、
各翼の最大翼弦長の0.2〜1.0%に設定する一方、
その溝深さを、この溝幅の20%以上で且つ、翼厚みの
50%以下に設定している軸流送風機である。
【0011】また、請求項3の発明は、隣り合う溝どう
しの間隔は、その溝幅の3倍以下に設定されている軸流
送風機である。
【0012】これら請求項2、3の発明によれば、請求
項1の発明の作用効果に加えて、各溝の形状と寸法を、
空気流れの剥離抑制効果が最大に発揮される最適形状と
寸法に設定しているので、各翼の強度低下を伴うことな
く、空気流れの剥離抑制効果を最大限に発揮することが
できる。
【0013】請求項4の発明は、各溝は、その少なくと
も一部の溝壁を、各翼の負圧面側に向けて拡開するテー
パ壁に形成している軸流送風機である。
【0014】この発明によれば、請求項1〜3のいずれ
か1項に記載の発明の作用効果に加えて、各溝の少なく
とも一部の溝壁に、各翼の負圧面側に向けて拡開するテ
ーパ壁を形成したので、溝に送風機回転軸方向にほぼ平
行をなすアンダーカット部が生ずるのを防止することが
できる。これにより、この軸流送風機を射出成形により
一体成形する場合の金型構造を簡略化することができ、
その成形の簡単迅速化とコスト低減とを共に図ることが
できる。
【0015】請求項5の発明は、各溝は、各翼の前縁端
及び外周端から各々所定距離内方までの所定の範囲内に
て形成され、これらの各所定距離は各翼の最大翼弦長の
5〜15%である軸流送風機である。
【0016】また、請求項6の発明は、各溝は、各翼の
前縁端及び外周端から所定距離内方にて、所定幅でこの
前縁端及び外周端に沿う所定領域内にそれぞれ形成さ
れ、この所定領域は、その各外周側が各翼の最大翼弦長
の1〜3%、その各内周側一端までの所定距離が最大翼
弦長の5〜15%にそれぞれ設定されている軸流送風機
である。
【0017】これら請求項5,6の発明によれば、請求
項1〜4のいずれか1項に記載の発明の作用効果に加え
て、溝の設置範囲を、空気流れの剥離抑制効果が最大限
発揮される最適範囲に設定しているので、空気流れの剥
離抑制効果が最大限に発揮される。
【0018】請求項7の発明は、ボス部周りに複数の翼
を配設した軸流送風機において、上記各翼の負圧面の前
縁部と外周側、もしくはそれらの一部に、溝を形成する
溝形成部と溝を形成しない非形成部とを長さ方向に交互
にかつ列状に配設すると共に、空気の流れ方向に交差す
る複数の破線状溝を形成した軸流送風機である。
【0019】この発明によれば、各翼の前縁部と外周
部、もしくはそれらの一部に形成した複数の破線状溝に
より、各翼の翼面流れの層流から乱流への遷移が促進さ
れることにより、空気流れの剥離が抑制される。しか
も、各破線状溝は、空気流れに交差する方向に形成され
ているので、空気流れの方向の変化に対する自由度を得
ることができるとともに、破線状溝の設置範囲を、空気
流れの剥離抑制に有効で、比較的肉厚の前縁部と外周部
に設定しているので、空気流れの剥離抑制効果と各翼の
強度確保を共に図ることができる。
【0020】さらに、乱流境界層に遷移した領域に溝を
設けると、逆に流れの剥離を招くが、本発明はこの溝を
形成する領域を各翼の前縁部と外周部とに限定すること
により、乱流境界層に遷移した領域には溝を設けないの
で、流れの剥離抑制効果を一段と向上させることができ
る。これにより、送風性能の向上と送風騒音の低減を共
に図ることができる。
【0021】また、破線状溝は、溝形成部と非形成部と
を交互に配列しているので、連続溝を翼面に形成する場
合よりも翼の強度を向上させることができる。
【0022】請求項8の発明は、各破線状溝は、その隣
り合うものどうしの溝形成部と非形成部の位相を反転さ
せることにより、各溝形成部を千鳥状に配設している軸
流送風機である。
【0023】この発明によれば、請求項7の発明の作用
効果に加えて、溝形成部の溝を千鳥状に配列するので、
破線状溝を形成する各翼の前縁部と外周部とに溝を偏る
ことなく、ほぼ均等に配置することができ、翼強度の局
所的な低下を抑制することができる。
【0024】請求項9の発明は、各溝形成部は、その溝
幅を、各翼の最大翼弦長の0.2〜1.0%に設定する
と共に、その溝深さを、この溝幅の20%以上で且つ、
各翼の翼厚みの50%に設定している軸流送風機であ
る。
【0025】また、請求項10の発明は、各破線状溝
は、その溝形成部の溝幅をw、溝長さをxa 、とする一
方、非形成部の長さをxb としたとき、xa とxb とが
ほぼ等しく、かつxa :wがほぼ5:1になるように形
成されている軸流送風機である。
【0026】これら請求項9、10の発明によれば、請
求項7の発明の作用効果に加えて、破線状溝の溝形成部
と非形成部の形状と寸法を、空気流れの剥離抑制効果が
最大に発揮される最適形状と寸法に設定しているので、
各翼の強度低下を伴うことなく、空気流れの剥離抑制効
果を最大限に発揮することができる。
【0027】請求項11の発明は、各溝形成部は、その
溝の角部を円弧状に形成している軸流送風機である。
【0028】また、請求項12の発明は、各溝形成部
は、その少なくとも一部の溝壁を、各翼の負圧面側に向
けて拡開するテーパ壁に形成している軸流送風機であ
る。
【0029】これら請求項11,12の発明によれば、
各溝形成部の溝の角部を円弧状に形成する一方、各溝の
少なくとも一部の溝壁に、テーパ壁を形成して、送風機
回転軸にほぼ平行をなすアンダーカット部が生じないよ
うに形成しているので、この軸流送風機の翼面を直接加
工する場合、もしくは射出成形により軸流送風機全体を
一体成形する場合の金型構造の簡単化と加工性の向上と
を共に図ることができる。
【0030】請求項13の発明は、各破線状溝は、各翼
の前縁端及び外周端から各々所定距離内方までの所定の
範囲内にて形成され、これらの各所定距離は、各翼の最
大翼弦長の5〜15%である軸流送風機である。
【0031】また、請求項14の発明は、各破線状溝
は、各翼の前縁端及び外周端から所定距離内方にて、所
定幅でこの前縁端及び外周端に沿う所定領域内にそれぞ
れ形成され、この所定領域は、その各外周側一端までの
所定距離が各翼の翼弦長の1〜3%、その各内周側一端
までの所定距離が最大翼弦長の5〜15%にそれぞれ設
定されている軸流送風機である。
【0032】これら請求項13,14の発明によれば、
請求項7〜12のいずれか1項に記載の発明の作用効果
に加えて、破線状溝の設置範囲を、空気流れの剥離抑制
効果が最大限発揮される最適範囲に設定しているので、
空気流れの剥離抑制効果が最大限に発揮される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図23に基づいて説明する。これらの図中、同一または
担当部分には同一符号を付している。
【0034】図2は本発明の第1の実施形態に係る軸流
送風機1の全体を負圧面側から見たときの正面図、図1
はこの軸流送風機1の一部を省略した負圧面側の一部拡
大正面図、図3はこの軸流送風機1の翼面上を流れる空
気の流れ方向を示す横式図である。これらの図におい
て、軸流送風機1は、図示しない駆動モータの回転軸が
同心状に固定される円筒状のボス部2の外側周面に、複
数枚の翼3,3,3を周方向等分位置にて一体ないし一
体的に取り付けている。
【0035】そして、図1、図3にも示すように軸流送
風機1は各翼13の負圧面13a側の前縁部13bと、
外周部13cとに、図3中、太線矢印で示す空気流れに
交差する方向に延びる細溝からなる複数のリブレット4
をそれぞれ形成している。ここで空気流れに交差する方
向とは直交と斜交とを含む。
【0036】図4に示すように各リブレット4は、各翼
3の負圧面3a側に開口する断面形状が矩形の細溝より
なり、各翼3の所要強度が得られつつ空気流れ剥離抑制
効果が最大限に発揮されるようにリブレット幅(溝幅)
wと、リブレット深さ(溝深さ)dが、各翼3の翼厚t
と、最大翼弦長Cに対し、次の(1)式を満たすように
形成されている。
【0037】
【数1】
【0038】さらに、各リブレット4はこの(1)式の
条件に加えて隣り合うリブレット4どうし間の間隔sと
リブレット幅wとの比がs/w≦3を成立するように形
成されている。
【0039】したがって、軸流送風機1の回転時には、
図3中太線矢印で示すように空気流れは各翼3の前縁部
3a側から後縁3d側へ流れる流れと、外周部3c側か
ら後縁3d側へ流れる流れとがあるが、これら空気流れ
は前縁部3aと外周部3cの複数のリブレット4により
翼面境界層は層流から乱流への遷移が促進される。この
乱流境界層は層流境界層よりも空気流れの剥離がしにく
いので、送風性能の向上と、送風騒音の低減効果が得ら
れる。
【0040】しかも、各リブレット4は空気流れに交差
する方向に形成されているので、軸流送風機1の回転動
作時の負荷や単位時間当りの回転数(以下、単に回転数
という)等の使用条件によって翼面流れの方向が変化す
る場合においても、その流れの変化に対する自由度を得
ることができ、この場合にも空気流れの剥離を抑制する
ことができる。
【0041】さらに、溝からなるリブレット4を複数形
成する範囲を、流れの剥離抑制に有効な各翼3の前縁部
3bと外周部3cとに限定しているので、流れの剥離抑
制効果と各翼3の強度の確保を両立させることができ
る。
【0042】図5はこのように構成された軸流送風機1
を、室外ファンとして組み込む空気調和機用室外機5の
一部切欠斜視図、図6はこの室外機5の概略平断面図で
ある。この室外機5は角筒状の室外ユニット6内に、例
えば平面L形状の室外熱交換器7、コンプレッサ8、四
方弁9、インバータ等の制御器10等を収容し、室外フ
ァン(軸流送風機)1とコンプレッサ8との間を仕切板
11により仕切っている。なお、符号12はベルマウ
ス、13は吹出口に装着される吹出ガードである。この
ように構成された室外機5は軸流送風機1の回転によ
り、図6中小矢印に示すように室外熱交換器7の背面側
から外部空気を吸い込み、この室外熱交換器7を通風さ
せてから正面のベルマウス19側から再び外部へ吹き出
すことにより、室外熱交換器7の外面に空気を通風さ
せ、この室外熱交換器7内を通液する冷媒を外気と熱交
換を促進させている。
【0043】図7はこのようにこの軸流送風機1を室外
ファンとして組み込んだ室外機5の送風騒音をA曲線で
示し、リブレット4のない従来の室外ファンを組み込ん
だ室外機の送風騒音を示すB曲線と比較して示してい
る。また、この図7は、A曲線で示す本実施形態に係る
軸流送風機1の送風騒音の方がB曲線で示す従来例より
もファン回転数[rpm]のほぼ全域において約1dB
A程度低減していることを示している。
【0044】また、図4に示すように各リブレット4
は、その断面形状、幅w、深さd、隣り合うリブレット
4どうしの間隔sを、流れ剥離抑制効果が最大限に発揮
される点と、各翼3の所要強度が得られる点とが両立す
るように設定されているので、各翼3の強度を確保しつ
つ流れ剥離抑制効果を最大限奏することができる。
【0045】図8(A)は各翼3に形成した各リブレッ
ト4の送風機半径方向外周側の溝側壁を翼負圧面3a側
に向けて拡開するテーパ壁4aに形成した点を示す断面
図である。
【0046】すなわち、各翼3は、ボス部2の外側周面
に、このボス部2に同心状に固定される回転軸2aの直
角方向、つまり、図8(A)中、水平方向に対し右肩上
りの所要角度で傾斜して取り付けられているために、仮
に、各リブレット4にテーパ壁4aを形成しない場合に
は、図8(B)に示すように各リブレット4aの送風機
半径方向外周側の溝側壁4bの下部が回転軸2aの平行
線よりも送風機半径方向外方側へ突出するアンダーカッ
ト部4bが形成されてしまう。この場合に、この軸流送
風機1を射出成型すると、その金型からの成形加工の抜
きがアンダーカット部4bにより困難になるために、そ
の金型構造が複雑になり、コストアップを招くうえに、
その成形作業の作業性が低下するという課題が発生す
る。
【0047】そこで、本実施形態は上述したように図8
(A)に示すように各リブレット4の送風機半径方向外
周側の各溝側壁をテーパ壁4aに形成することにより、
金型構造を簡単化することができるうえに、金型からの
成形品を容易に抜くことができる。
【0048】図9は本発明の第2の実施形態に係る軸流
送風機1Aの要部拡大正面図である。この軸流送風機1
Aは、複数のリブレット4を形成する各翼3の負圧面3
a側前縁部3bと外周部3cの設置領域をそれぞれ明確
に規定した点に特徴がある。
【0049】すなわち、リブレット4を形成する前縁部
3bを、その前縁端3b1 から、その法線方向かつ翼面
内方へ所定距離L離れた点において、この前縁端3b1
にほぼ平行に伸びる曲線Pと、この前縁端3b1 とで囲
まれた領域に規定している。
【0050】また、リブレット4を形成する外周部3c
を、その外周端3c1 から、その法線方向かつ翼面内方
へ所定距離M離れた点において、この外周端3c1 にほ
ぼ平行に伸びる曲線Qと、この外周端3c1 とで囲まれ
た領域に規定している。
【0051】そして、これら所定距離L,Mを各翼3の
最大翼弦長Cに対し、それぞれ次の(2)式を満たすよ
うに設定している。
【0052】
【数2】
【0053】図10は本発明の第3実施形態に係る軸流
送風機1Bの要部拡大正面図である。この軸流送風機1
Bは、リブレット4を形成する前縁部3bを、前縁端3
b1から法線方向内方へ所定距離Lb離れた点におい
て、前縁端3b1 にほぼ平行に伸びる曲線Pbと、同じ
く前縁端3b1 から所定距離La(La>Lb)離れた
点において、前縁端3b1 にほぼ平行に延びる曲線Pa
とにより囲まれた領域に限定している。
【0054】また、リブレット4を形成する外周部3c
を、外周端3c1 から法線方向内方へ所定距離Mc離れ
た点において、外周端3c1 にほぼ平行に伸びる曲線Q
cと、同じく外周端3c1 から所定距離Ma(Ma>M
b)離れた点において、外周端3c1 にほぼ平行に延び
る曲線Qaとにより囲まれた領域に限定している。
【0055】そして、これら所定距離Ma,Mb,L
a,Lbを各翼3の最大翼弦長Cに対し、それぞれ次の
(3)式を満たすように設定している。
【0056】
【数3】
【0057】図11は本発明の第4実施形態に係る軸流
送風機1Cの要部拡大正面図である。この軸流送風機1
Cは各翼3の前縁部3bと外周部3cの各一部にリブレ
ット4を形成し、前縁部3bのボス部2の近傍と、外周
部3cの後縁3d側とにはリブレット4を形成しない点
に特徴がある。
【0058】この軸流送風機1Cによっても空気流れ剥
離抑制効果が得られるうえに、リブレット4の形成を省
略したボス部2近傍の前縁部3bと、外周部3cの後縁
3d近傍の部分は他に比して比較的薄肉であるので、こ
の部分のリブレット4を省略することにより、この部分
の翼強度の向上を図ることができる。
【0059】なお、リブレット4の断面形状は図4で示
す矩形に限定されるものではなく、例えば図12に示す
ように三角形4cでもよく、さらに図13で示す円弧状
4dでもよい。
【0060】図14は本発明の第5実施形態に係る軸流
送風機1Dの要部拡大正面図である。この軸流送風機1
Dは各翼3の前縁部3bと外周部3cとにそれぞれ形成
されるリブレット4を破線状溝13により形成した点に
特徴がある。
【0061】破線状溝13は図15に示すように例えば
図中横長矩形状で所定大の溝14aを形成する溝形成部
14と、この溝14aを形成しない非形成部15とを長
手方向(図15では横方向)に交互に配置して溝14a
が長手方向で連続しないようになっている。図14に示
すように、この破線状溝13の複数個は各翼3の負圧面
3a側の前縁部3bと外周部3cとにそれぞれ形成さ
れ、その長手方向が空気流れと交差するように配列され
ている。
【0062】そして、図15に示すように図中縦方向で
隣り合う破線状溝13同士は、溝形成部14と非形成部
15の配列が図15中縦方向で一致しないように位相を
反転させており、溝形成部14の溝14aが千鳥状に配
設されるようになっている。このために、破線状溝13
が形成される前縁部3bと外周部3cの強度を、溝が長
手方向で連続する連続溝をリブレット4として形成する
場合よりも増強させることができる。
【0063】図16は各破線状溝13の溝14aの断面
を示しており、各溝14aは、各翼3の負圧面3a側に
開口する矩形断面に形成されており、各溝14aの溝幅
w、溝深さdは各翼3の最大翼弦長C、翼厚tに対し、
次の(4)式が満たされるようになっている。
【0064】
【数4】
【0065】また、図17の要部拡大正面図に示すよう
に各溝14aの溝長さxaと非形成部15の長さxbと
を略同一長さとするとともに、各溝14aの溝長さxa
と溝幅wの比を、概ね5:1に設定している。
【0066】さらに、図18の要部拡大正面図に示すよ
うに、各溝14aの各コーナ部を円弧状に形成してい
る。また、図19に示すように、各破線状溝13の溝1
4aの送風機半径方向外周側壁を、負圧面3a側に拡開
するテーパ壁14bに形成している。その理由は図4で
示すリブレット4にアンダーカット部が生じないように
構成した点と同様であり、これにより、軸流送風機1D
を射出成形する場合に使用される金型構造の簡単化を図
ることができる。
【0067】そして、このように構成された軸流送風機
1Dによれば、各翼3の多数の破線状溝13により、空
気の翼面境界層は層流から乱流への遷移が促進される。
層流境界層よりも乱流境界層の方が流れは剥離しにくい
ため、送風性能の向上と、送風騒音低減効果が得られ
る。但し、溝を乱流境界層に遷移した領域に設置する
と、逆に流れの剥離を招く等の現象が生じる。また従来
形状のリブレットにおいては、連続した溝が各翼に形成
されるため、特に薄肉翼に適用した場合は強度が低下
し、高速回転時の遠心力や、衝撃等の外力が付加された
場合に、溝に沿って破壊が起こり易い。これに対し、本
実施形態は破線状溝31を、比較的厚肉部分である翼の
前縁部3bと外周部3cとに形成するので、流れの剥離
を効果的に抑制することができる。また、破線状溝13
は長手方向に不連続な破線状の溝14aにより形成され
るため、溝14aによる強度低下は最小限に抑えること
ができる。
【0068】図20は本発明の第6の実施形態に係る軸
流送風機1Eの要部拡大正面図である。この軸流送風機
1Eは、複数の破線状溝13を形成する各翼3の負圧面
3a側前縁部3bと外周部3cの領域をそれぞれ明確に
規定した点に特徴がある。
【0069】すなわち、破線状溝13を形成する前縁部
3bを、その前縁端3b1 から、その法線方向かつ翼面
内方へ所定距離Lc離れた点において、この前縁端3b
1 にほぼ平行に伸びる曲線Pcと、この前縁端3b1 と
で囲まれた領域に規定している。
【0070】また、破線状溝13を形成する外周部3c
を、その外周端3c1 から、その法線方向かつ翼面内方
へ所定距離Mc離れた点において、この外周端3c1 に
ほぼ平行に伸びる曲線Qcと、この外周端3c1 とで囲
まれた領域に規定している。
【0071】そして、これら所定距離Lc,Mcを各翼
3の最大翼弦長Cに対し、それぞれ次の(5)式を満た
すように設定している。
【0072】
【数5】
【0073】図21は本発明の第3実施形態に係る軸流
送風機1Fの要部拡大正面図である。この軸流送風機1
Fは、破線状溝13を形成する前縁部3bを、前縁端3
b1から法線方向内方へ所定距離Ld離れた点におい
て、前縁端3b1 にほぼ平行に伸びる曲線Pdと、同じ
く前縁端3b1 から所定距離Lc(Lc>Ld)離れた
点において、前縁端3b1 にほぼ平行に延びる曲線Pc
とにより囲まれた領域に限定している。
【0074】また、破線状溝13を形成する外周部3c
を、外周端3c1 から法線方向内方へ所定距離Md離れ
た点において、外周端3c1 にほぼ平行に伸びる曲線Q
dと、同じく外周端3c1 から所定距離Mc(Mc>M
d)離れた点において、外周端3c1 にほぼ平行に延び
る曲線Qcとにより囲まれた領域に限定している。
【0075】そして、これら所定距離Mc,Md,L
c,Ldを各翼3の最大翼弦長Cに対し、それぞれ次の
(3)式を満たすように設定している。
【0076】
【数6】
【0077】図22は本発明の第8実施形態に係る軸流
送風機1Gの要部拡大正面図である。この軸流送風機1
Gは各翼3の前縁部3bと外周部3cの各一部に破線状
溝13を形成し、前縁部3bのボス部2の近傍と、外周
部3cの後縁3d側とには破線状溝13を形成しない点
に特徴がある。
【0078】この軸油送風機1Gによっても空気流れ剥
離抑制効果が得られるうえに、破線状溝13の形成を省
略したボス部2近傍の前縁部3bと、外周部3cの後縁
3d近傍の部分は他に比して比較的薄肉であるので、こ
の部分の破線状溝13の形成を省略することにより、こ
の部分の翼強度の向上を図ることができる。
【0079】図23は本発明の第7実施形態に係る軸流
送風機1Hの要部拡大正面図である。この軸流送風機1
Hは、各翼3の回転方向に沿う周方向のほぼ中間部より
も前縁3b1 側の前縁部3bと外周部3cと、これら両
者間の翼面3eとに、複数の破線状溝13を図23中横
方向に連続して形成した点に特徴がある。これら破線状
溝13の形成領域は、これ以外の領域よりも翼肉厚が比
較的厚肉に形成されているので、各翼3の所要強度を確
保することができると共に、空気流れの剥離を抑制する
効果を有する。
【0080】なお、各破線状溝13の各溝14aの断面
形状は図16で示す矩形に限定されるものではなく、例
えば三角形でもよく、さらに円弧状でもよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
翼の前縁部と外周部、もしくはその一部に形成した複数
の溝により、各翼の翼面流れの層流から乱流への遷移が
促進されることにより、空気流れの剥離が抑制される。
しかも、各溝は、空気流れに交差する方向に形成されて
いるので、空気流れの方向の変化に対する自由度を得る
ことができるとともに、溝の設置範囲を、流れ剥離抑制
に有効な各翼の前縁部と外周部に設定しているので、流
れの剥離抑制効果と各翼の強度確保を共に図ることがで
きる。
【0082】さらに、乱流境界層に遷移した領域に溝を
設けると、逆に流れの剥離を招くが、本発明はこの溝を
形成する領域を各翼の前縁部と外周部とに限定すること
により、乱流境界層に遷移した領域には溝を設けないの
で、流れの剥離抑制効果を一段と向上させることができ
る。これにより、送風性能の向上と送風騒音の低減を共
に図ることができる。また、溝がその長手方向で連続し
ない破線状溝である場合には、溝が連続する場合に比し
て翼強度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る軸流送風機の負
圧面側の要部拡大正面図。
【図2】図1で示す軸流送風機の全体構成を示す負圧面
側の正面図。
【図3】図1で示す軸流送風機の回転時の空気の流れ方
向を示す模式図。
【図4】図1で示す軸流送風機のリブレット周辺部の部
分縦断面図。
【図5】図1で示す軸流送風機を室外ファンとして組み
付けた空気調和機用室外機の一部切欠斜視図。
【図6】図5の概略平断面図。
【図7】図5等で示す室外機の送風騒音の低減効果を示
すグラフ。
【図8】(A)は図1等で示す軸流送風機の各リブレッ
トにテーパ壁を設けた場合の要部縦断面図、(B)はリ
ブレットにテーパ壁を設けないときに、リブレットにア
ンダーカット部が形成される状態を示す要部縦断面図。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る軸流送風機の負
圧面側の要部拡大正面図。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る軸流送風機の
負圧面側の要部拡大正面図。
【図11】本発明の第4の実施形態に係る軸流送風機の
負圧面側の要部拡大正面図。
【図12】本発明の各実施形態に形成されるリブレット
の断面形状を三角形に形成した場合の縦断面図。
【図13】本発明の各実施形態に形成されるリブレット
の断面形状を円弧形に形成した場合の縦断面図。
【図14】本発明の第5の実施形態に係る軸流送風機の
負圧面側の要部拡大正面図。
【図15】図14で示す複数の破線状溝周辺部の一部拡
大正面図。
【図16】図14で示す複数の破線状溝周辺部の要部縦
断面図。
【図17】図14で示す複数の破線状溝周辺部の一部拡
大正面図。
【図18】図14で示す複数の破線状溝周辺部の変形例
の一部拡大正面図。
【図19】図14で示す実施形態の要部拡大縦断面図。
【図20】本発明の第6の実施形態に係る軸流送風機の
負圧面側の要部拡大正面図。
【図21】本発明の第7の実施形態に係る軸流送風機の
負圧面側の要部拡大正面図。
【図22】本発明の第8の実施形態に係る軸流送風機の
負圧面側の要部拡大正面図。
【図23】本発明の第9の実施形態に係る軸流送風機の
負圧面側の要部拡大正面図。
【符号の説明】 1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1H
軸流送風機 2 ボス部 2a 回転軸 3 翼 3a 翼の負圧面 3b 前縁部 3c 外周部 3d 後縁 3e 翼面 4 リブレット(溝) 4a リブレットのテーパ壁 4b リブレットのアンダーカット部 5 空気調和機用室外機 13 破線状溝 14 溝形成部 14a 溝 14b 溝のテーパ壁 15 非形成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石嶋 満義 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内 Fターム(参考) 3H033 AA02 AA18 BB02 BB08 CC02 DD03 EE06 EE08 EE19

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボス部周りに複数の翼を配設した軸流送
    風機において、上記各翼の負圧面の前縁部と外周部、も
    しくはそれらの一部に、空気の流れ方向と交差する複数
    の溝を形成したことを特徴とする軸流送風機。
  2. 【請求項2】 各溝は、その溝幅を、各翼の最大翼弦長
    の0.2〜1.0%に設定する一方、その溝深さを、こ
    の溝幅の20%以上で且つ、翼厚みの50%以下に設定
    していることを特徴とする請求項1に記載の軸流送風
    機。
  3. 【請求項3】 隣り合う溝どうしの間隔は、その溝幅の
    3倍以下に設定されていることを特徴とする請求項2に
    記載の軸流送風機。
  4. 【請求項4】 各溝は、その少なくとも一部の溝壁を、
    各翼の負圧面側に向けて拡開するテーパ壁に形成してい
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の軸流送風機。
  5. 【請求項5】 各溝は、各翼の前縁端及び外周端から各
    々所定距離内方までの所定の範囲内にて形成され、これ
    らの各所定距離は各翼の最大翼弦長の5〜15%である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    軸流送風機。
  6. 【請求項6】 各溝は、各翼の前縁端及び外周端から所
    定距離内方にて、所定幅でこの前縁端及び外周端に沿う
    所定領域内にそれぞれ形成され、これらの各所定領域
    は、その各外周側一端までの所定距離が各翼の最大翼弦
    長の1〜3%、その各内周側一端までの所定距離が最大
    翼弦長の5〜15%にそれぞれ設定されていることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の軸流送風
    機。
  7. 【請求項7】 ボス部周りに複数の翼を配設した軸流送
    風機において、上記各翼の負圧面の前縁部と外周側、も
    しくはそれらの一部に、溝を形成する溝形成部と溝を形
    成しない非形成部とを長さ方向に交互にかつ列状に配設
    すると共に、空気の流れ方向に交差する複数の破線状溝
    を形成したことを特徴とする軸流送風機。
  8. 【請求項8】 各破線状溝は、その隣り合うものどうし
    の溝形成部と非形成部の位相を反転させることにより、
    各溝形成部を千鳥状に配設していることを特徴とする請
    求項7に記載の軸流送風機。
  9. 【請求項9】 各溝形成部は、その溝幅を、各翼の最大
    翼弦長の0.2〜1.0%に設定すると共に、その溝深
    さを、この溝幅の20%以上で且つ、各翼の翼厚みの5
    0%に設定していることを特徴とする請求項7または8
    に記載の軸流送風機。
  10. 【請求項10】 各破線状溝は、その溝形成部の溝幅を
    w、溝長さをxa とする一方、非形成部の長さをxb
    したとき、xa とxb とがほぼ等しく、かつxa :wが
    ほぼ5:1になるように形成されていることを特徴とす
    る請求項9に記載の軸流送風機。
  11. 【請求項11】 各溝形成部は、その溝の角部を円弧状
    に形成していることを特徴とする請求項7〜10のいず
    れか1項に記載の軸流送風機。
  12. 【請求項12】 各溝形成部は、その少なくとも一部の
    溝壁を、各翼の負圧面側に向けて拡開するテーパ壁に形
    成していることを特徴とする請求項11に記載の軸流送
    風機。
  13. 【請求項13】 各破線状溝は、各翼の前縁端及び外周
    端から各々所定距離内方までの所定の範囲内にて形成さ
    れ、これらの各所定距離は、各翼の最大翼弦長の5〜1
    5%であることを特徴とする請求項7〜12のいずれか
    1項に記載の軸流送風機。
  14. 【請求項14】 各破線状溝は、各翼の前縁端及び外周
    端から所定距離内方にて、所定幅でこの前縁端及び外周
    端に沿う所定領域内にそれぞれ形成され、ここれらの各
    所定領域は、その各外周側一端までの所定距離が各翼の
    翼弦長の1〜3%、その各内周側一端までの所定距離が
    最大翼弦長の5〜15%にそれぞれ設定されていること
    を特徴とする請求項7〜12のいずれか1項に記載の軸
    流送風機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002090777A1 (fr) * 2001-04-26 2002-11-14 Daikin Industries, Ltd. Ventilateur et conditionneur d'air avec ventilateur
EP3034886A1 (de) * 2014-12-17 2016-06-22 ebm-papst Mulfingen GmbH & Co. KG Schaufel und lüfterlaufrad damit
US20180355884A1 (en) * 2015-08-10 2018-12-13 Mitsubishi Electric Corporation Fan and air-conditioning apparatus equipped with fan
WO2019021468A1 (ja) * 2017-07-28 2019-01-31 三菱電機株式会社 プロペラファン及び冷凍サイクル装置

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