JP2000110666A - 気体燃料噴射弁 - Google Patents

気体燃料噴射弁

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JP2000110666A
JP2000110666A JP10278468A JP27846898A JP2000110666A JP 2000110666 A JP2000110666 A JP 2000110666A JP 10278468 A JP10278468 A JP 10278468A JP 27846898 A JP27846898 A JP 27846898A JP 2000110666 A JP2000110666 A JP 2000110666A
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JP
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valve
valve seat
gaseous fuel
seat
valve element
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JP10278468A
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English (en)
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Katsuji Otsubo
勝治 大坪
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】弁体先端の弾性シール部材が弁座に固着しない
気体燃料噴射弁を提供する。 【解決手段】噴射通路に弁座18が設けられ、この弁座
に弁体14を押圧することにより前記噴射通路を遮断す
る気体燃料噴射弁において、弁体には弁体押圧時に弁体
と弁座との間を封止する弾性シール部材22が設けら
れ、弁座には加熱手段21が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエンジン
等に気体燃料を供給する際に、その気体燃料供給量を制
御する気体燃料噴射弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】気体燃料噴射弁としては、特開平7−2
29578号公報に記載された技術がある。天然ガスや
プロパンガスのような気体燃料は、液体燃料に比べて閉
弁時の気密性の確保が難しい。そこで、この従来技術で
は、弁座に対して離着動作する弁体にシール部材を設け
て閉弁時のガスの漏洩を防いでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
では、ガスからくる水分やコンプレッサーオイルが弁体
および弁座のシール部に付着してくると、低温時にシー
ル部材が弁座に固着してしまい、開弁動作がスムーズに
できないという不具合があった。
【0004】この固着に対する対策として、弁体の離着
動作の動力源である電磁ソレノイドの駆動力を増強した
り、静電圧を利用して高電圧で駆動する方式であるCD
I(キャパシティブ・ディスチャージ・インジェクショ
ン)駆動を追加したりしていたが、十分な対策とはなり
得なかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の気体燃料噴射弁
は、このような課題を解決するためになされたものであ
り、噴射通路に弁座が設けられ、この弁座に弁体を押圧
することにより前記噴射通路を遮断する気体燃料噴射弁
において、弁体には弁体押圧時に弁体と弁座との間を封
止する弾性シール部材が設けられ、弁座には加熱手段が
設けられていることを特徴とする。
【0006】弁座に加熱手段が設けられているので、弁
座を短時間に所望の温度まで昇温することができる。弁
座の温度が上がれば、ガスからくる水分やコンプレッサ
ーオイルが弁座や弾性シール部材に付着してもその粘性
が十分に小さくなる。そのため、エンジン始動時のよう
な低温環境であっても弾性シール部材が弁座に固着する
ことがない。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態である
気体燃料噴射弁10を示す断面図であり、図2はその先
端部の部分断面図である。
【0008】噴射弁本体1の大口径側には、ソレノイド
コイル2が巻回されたコイルボビン3が挿入されてい
る。コイルボビン2の内側にはソレノイドコイル2の電
磁力により軸線5の方向に引き込まれるプランジャ9
と、コア本体4がはめ込まれている。
【0009】コア本体4およびコイルボビン3は、噴射
弁本体1の大口径端のカシメにより、噴射弁本体1に固
定されている。コア本体4の筒内には押圧スプリング7
が設けられており、プランジャ9に押圧力を与えてい
る。
【0010】噴射弁本体1から突出したコア本体4の外
側には電気コネクタ8が固着されており、ソレノイドコ
イル2の通電端子を備える。電気コネクタ8は、後述す
るセラミックヒータ21の通電端子も備えている。
【0011】噴射弁本体1の小口径側には、リング状の
スペーサ11および筒状のバルブボディー13がはめ込
まれている。バルブボディー13は噴射弁本体1の小口
径端のカシメにより、噴射弁本体1に固定され、噴射弁
本体1から露出した部分は、スリーブ20により覆われ
ている。
【0012】バルブボディー13の筒内には、弁体14
が軸線5の方向に沿って摺動可能に設けられている。弁
体14はフランジ部12を備え、プランジャ9と一体に
なっている。
【0013】バルブボディー13の先端には、弁座18
がはめ込まれ、外側に雄ねじが切られている締結部材1
9により締め付け固定されている。弁座18および締結
部材19のぞれぞれの中央部には両者を貫通する噴射口
24が穿設されている。
【0014】弁体14の先端部23には円形の凹溝27
が切られており、弾性シール部材であるゴム製のOリン
グ(オーリング)22がはめ込まれている。図2は弁体
14が弁座18に着座した状態を示しており、Oリング
22により噴射口24は内部の噴射通路と遮断されてい
る。
【0015】弁座18の内部には、座面28の反対側か
ら彫り込まれた溝29が形成されており、溝29の内部
にセラミックヒータ21が挿入されている。このセラミ
ックヒータ21は電気コネクタ8に設けられた通電端子
に接続されており、この通電端子を介して外部電源に接
続される。
【0016】つぎに、この気体燃料噴射弁10の動作を
説明する。スプリング7はプランジャ9を常時押圧して
おり、ソレノイドコイル2への通電が行われていないと
きには、プランジャ9と一体となった弁体14の先端部
23に設けられたOリング22がが弁座18に押しつけ
られている。
【0017】ソレノイドコイル2に電流を流すと、この
通電により発生した電磁力によりプランジャ9が吸引さ
れ、プランジャ9と一体になった弁体14はフランジ部
12がスペーサ11に当接するまで引き込まれる。これ
により、Oリング22が弁座18の座面28から離れ、
開弁状態となる。
【0018】開弁状態では、コア本体4に設けられた開
口30から流入する気体燃料が、コア本体4の筒内およ
びバルブボディー13の筒内を通り、さらに、弁体14
と弁座18の間隙を経て噴射口24から噴射される。
【0019】ソレノイドコイル2への通電を断てば、コ
イル2によるプランジャ9に対する吸引力がなくなり、
直ちに閉弁する。
【0020】ところで、この気体燃料噴射弁10の使用
を続けると、気体燃料に含まれる水分やコンプレッサー
オイルが弁座18の座面28に付着する。この付着物
は、その粘性のために、着座状態におけるOリング22
を座面28に固着しようとする働きがある。特に、低温
時には粘性が高いため、その固着力は強いものとなり、
開弁動作の妨げとなる。
【0021】しかし、本実施形態の気体燃料噴射弁10
によれば、弁座18の内部にセラミックヒータ21が埋
設されているので、このヒータ21への通電により座面
28の温度を高めることができ、付着物の粘性を低下さ
せることができる。
【0022】したがって、環境温度が低くいときでも、
弁座18の座面28を局部的に昇温することができ、付
着物の粘性を十分に低くすることができる。これによ
り、Oリング22が座面28に固着してしまうことを防
止できる。
【0023】セラミックヒータ21への通電は、気体燃
料噴射弁10の作動中常時行ってもよいし、状況に応じ
て選択的に行ってもよい。
【0024】なお、本実施形態では、弁座18の座面2
8の昇温のために、セラミックヒータ21を用いている
が、これに代えて他の加熱手段、たとえば、金属ヒータ
を用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の気体燃料
噴射弁によれば、弁座に加熱手段が設けられているの
で、加熱手段による熱によって弁座の付着物の粘性を低
く抑えることができる。そのため、エンジン始動時のよ
うな低温時であっても弾性シール部材が弁座に固着して
しまうことがない。また、付着物の粘性の低下によっ
て、付着物に起因する座面の荒れも抑えることができ、
シール性の向上も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である気体燃料噴射弁の構
造を示す断面図。
【図2】その部分断面図。
【符号の説明】
1…噴射弁本体、2…ソレノイドコイル、9…プランジ
ャ、13…バルブボディー、14…弁体、18…弁座、
21…セラミックヒーター、22…Oリング、24…噴
射口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】噴射通路に弁座が設けられ、この弁座に弁
    体を押圧することにより前記噴射通路を遮断する気体燃
    料噴射弁において、 前記弁体には前記弁体押圧時に前記弁体と前記弁座との
    間を封止する弾性シール部材が設けられ、前記弁座には
    加熱手段が設けられていることを特徴とする気体燃料噴
    射弁。
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