JP2000109196A - バルブ組立体とバルブ装置 - Google Patents
バルブ組立体とバルブ装置Info
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- B67D7/02—Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes for transferring liquids other than fuel or lubricants
- B67D7/0288—Container connection means
- B67D7/0294—Combined with valves
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D1/00—Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
- B67D1/08—Details
- B67D1/12—Flow or pressure control devices or systems, e.g. valves, gas pressure control, level control in storage containers
- B67D1/1247—Means for detecting the presence or absence of liquid
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D3/00—Apparatus or devices for controlling flow of liquids under gravity from storage containers for dispensing purposes
- B67D3/04—Liquid-dispensing taps or cocks adapted to seal and open tapping holes of casks, e.g. for beer
- B67D3/045—Liquid-dispensing taps or cocks adapted to seal and open tapping holes of casks, e.g. for beer with a closing element having a linear movement, in a direction parallel to the seat
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/28—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means
- F16L37/30—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings
- F16L37/32—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings at least one of two lift valves being opened automatically when the coupling is applied
- F16L37/35—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings at least one of two lift valves being opened automatically when the coupling is applied at least one of the valves having an axial bore
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 写真現像装置等で流体システム間の嵌合い部
分に設けるための、漏れのない改良したバルブ組立体を
提供する。 【解決手段】 第１の流体システムＣ１側の第１のバル
ブ組立体と、第２の流体システムＣ２側の第２のバルブ
組立体１４が係合する。第１および第２のバルブ組立体
が互いに向かって動かされるとき、第２のバルブ組立体
１４のボディ部材１６がブロック部材３６と係合し移動
させることによって、突出部材２６の入口端部のエント
ランスポートを解放し、突出部材２６がピストン２０を
入口ポートを解放する位置に移動させ、解放されたエン
トランスポートが解放された入口端部と連通することに
よって、第１のシステムＣ１と第２のシステムＣ２との
間の解放流体フローチャネルを形成する。
分に設けるための、漏れのない改良したバルブ組立体を
提供する。 【解決手段】 第１の流体システムＣ１側の第１のバル
ブ組立体と、第２の流体システムＣ２側の第２のバルブ
組立体１４が係合する。第１および第２のバルブ組立体
が互いに向かって動かされるとき、第２のバルブ組立体
１４のボディ部材１６がブロック部材３６と係合し移動
させることによって、突出部材２６の入口端部のエント
ランスポートを解放し、突出部材２６がピストン２０を
入口ポートを解放する位置に移動させ、解放されたエン
トランスポートが解放された入口端部と連通することに
よって、第１のシステムＣ１と第２のシステムＣ２との
間の解放流体フローチャネルを形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルブ組立体およ
びこのバルブ組立体を内蔵するバルブ装置に関する。特
に、本発明は、化学補充コンテナと写真（現像）処理マ
シンすなわち写真プリントマシンのような、ユーザは流
体にほとんど触れることがない、コンテナと流体を使用
する嵌め合い流体システムとの間の流体の流れをコント
ロールするバルブ組立体に関する。
びこのバルブ組立体を内蔵するバルブ装置に関する。特
に、本発明は、化学補充コンテナと写真（現像）処理マ
シンすなわち写真プリントマシンのような、ユーザは流
体にほとんど触れることがない、コンテナと流体を使用
する嵌め合い流体システムとの間の流体の流れをコント
ロールするバルブ組立体に関する。
【０００２】
【従来の技術】バルブなどのフロー制御装置は、主に流
体の材料のフローを、あるコンテナ使用のシステムから
別のシステムへ調整するために広く使用されている。流
体材料を、例えば写真処理マシンのような、コンテナ化
システムへ供給する従来の方法には、流体材料を、例え
ば可撓性のコンテナなどの容器から、写真処理マシン内
の流体リザーバまたは分配チャネルへ分配することが含
まれる。そのような用途においては、流体は一般に液体
薬品である。これらのマシンに化学薬品を補充するため
に現在使用されている可撓性のコンテナすなわちボトル
は、ユーザが先ずコンテナを開けて、次にその内容物を
写真処理マシンの中に注入することを要求することが多
い。化学薬品を移す際に発生する１つの問題は、漏れで
ある。無論、化学薬品の漏れによって、オペレータはそ
の材料の潜在的に有害な結果にさらされることになる。
化学薬品の浪費とそれに関連するコストは、現在のシス
テムに関連する問題である。これらの欠点のために、写
真処理マシンへ写真用薬品を供給する場合などのよう
に、コンテナ化システムでは漏れの発生なしに材料を供
給する必要がある。そのようなシステムは、この場合、
漏れのないすなわちドライ搬送システムとしてオペレー
タに提示することになる。
体の材料のフローを、あるコンテナ使用のシステムから
別のシステムへ調整するために広く使用されている。流
体材料を、例えば写真処理マシンのような、コンテナ化
システムへ供給する従来の方法には、流体材料を、例え
ば可撓性のコンテナなどの容器から、写真処理マシン内
の流体リザーバまたは分配チャネルへ分配することが含
まれる。そのような用途においては、流体は一般に液体
薬品である。これらのマシンに化学薬品を補充するため
に現在使用されている可撓性のコンテナすなわちボトル
は、ユーザが先ずコンテナを開けて、次にその内容物を
写真処理マシンの中に注入することを要求することが多
い。化学薬品を移す際に発生する１つの問題は、漏れで
ある。無論、化学薬品の漏れによって、オペレータはそ
の材料の潜在的に有害な結果にさらされることになる。
化学薬品の浪費とそれに関連するコストは、現在のシス
テムに関連する問題である。これらの欠点のために、写
真処理マシンへ写真用薬品を供給する場合などのよう
に、コンテナ化システムでは漏れの発生なしに材料を供
給する必要がある。そのようなシステムは、この場合、
漏れのないすなわちドライ搬送システムとしてオペレー
タに提示することになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、コンテナ化シ
ステムから流体を搬送するドライシステムを提供する必
要性が、従来技術において存在している。そのようなシ
ステムでは、フロー制御すなわちバルブ構成が、両方の
流体システム（例えば、写真用薬品の可撓性コンテナお
よび写真処理マシン）と連通して、コンテナ化システム
を取り外したとき、このバルブ構成が閉じて、ユーザが
漏れにさらされることがないように利用されることが好
ましい。
ステムから流体を搬送するドライシステムを提供する必
要性が、従来技術において存在している。そのようなシ
ステムでは、フロー制御すなわちバルブ構成が、両方の
流体システム（例えば、写真用薬品の可撓性コンテナお
よび写真処理マシン）と連通して、コンテナ化システム
を取り外したとき、このバルブ構成が閉じて、ユーザが
漏れにさらされることがないように利用されることが好
ましい。
【０００４】米国特許第５，６９４，９９１号は、嵌め
合い流体コンテナ化システムの嵌め合いコンテナ間で、
流体を移す間の漏れをなくしたバルブ組立体を開示して
いる。この流体コンテナ化システムでは、ユーザは流体
を移す前に、いずれのコンテナ化システムをも開く必要
はない。このバルブ組立体は、第１の流体システムに関
連する第１の部材と第２の流体システムに関連する第２
のバルブ部材とを含む。この組立体の方法は、嵌め合い
システム間で漏れがほとんどまたはまったくないシステ
ムを提供するが、流体を移送するために２つの流体シス
テムを一体にする場合、漏れの問題が出てくることがあ
る。仮に２つの部材間で軸の整列不良がある場合、この
整列不良によって、２つの嵌め合い部品間にわずかな漏
れが発生する可能性がある。また、いずれかの部材の形
状がわずかに変形している場合、この場合もわずかな漏
れが発生する可能性がある。さらに、部材の１つが装置
上で恒久的取付けとして設計されており、この装置では
この部材が何回もの繰り返しの嵌め合いと取り外しを受
けることになるので、永久取付けされた嵌め合い部材の
寿命が反復使用に耐えるように設計することが重要であ
る。
合い流体コンテナ化システムの嵌め合いコンテナ間で、
流体を移す間の漏れをなくしたバルブ組立体を開示して
いる。この流体コンテナ化システムでは、ユーザは流体
を移す前に、いずれのコンテナ化システムをも開く必要
はない。このバルブ組立体は、第１の流体システムに関
連する第１の部材と第２の流体システムに関連する第２
のバルブ部材とを含む。この組立体の方法は、嵌め合い
システム間で漏れがほとんどまたはまったくないシステ
ムを提供するが、流体を移送するために２つの流体シス
テムを一体にする場合、漏れの問題が出てくることがあ
る。仮に２つの部材間で軸の整列不良がある場合、この
整列不良によって、２つの嵌め合い部品間にわずかな漏
れが発生する可能性がある。また、いずれかの部材の形
状がわずかに変形している場合、この場合もわずかな漏
れが発生する可能性がある。さらに、部材の１つが装置
上で恒久的取付けとして設計されており、この装置では
この部材が何回もの繰り返しの嵌め合いと取り外しを受
けることになるので、永久取付けされた嵌め合い部材の
寿命が反復使用に耐えるように設計することが重要であ
る。
【０００５】典型的なシステムでは、あるコンテナ化シ
ステムは、感光性処理液などの液体を持つコンテナを備
えており、このコンテナは、次に、液体が必要なとき供
給される場合、例えば現像器などの写真処理装置内に設
けてある流体システムと嵌め合うように設計されてい
る。典型的には、この処理装置は、移送される流体を蓄
えるコンテナ化システムも備えている。従って、現像器
に備えたバルブ組立体は、流体供給用コンテナがただ１
回使用される間に、何回も繰り返して使用されることに
なる。
ステムは、感光性処理液などの液体を持つコンテナを備
えており、このコンテナは、次に、液体が必要なとき供
給される場合、例えば現像器などの写真処理装置内に設
けてある流体システムと嵌め合うように設計されてい
る。典型的には、この処理装置は、移送される流体を蓄
えるコンテナ化システムも備えている。従って、現像器
に備えたバルブ組立体は、流体供給用コンテナがただ１
回使用される間に、何回も繰り返して使用されることに
なる。
【０００６】以上より、バルブ組立体を設けて流体の漏
れの可能性を最小にして、バルブ組立体の反復した嵌め
合いと嵌め合い解除が可能になるように耐久力を持たせ
ることが必要があり、望まれる。
れの可能性を最小にして、バルブ組立体の反復した嵌め
合いと嵌め合い解除が可能になるように耐久力を持たせ
ることが必要があり、望まれる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の１つの態様によ
れば、第１の流体システムと第２の流体システムとの間
の流体のフローをコントロールするバルブ組立体が提供
される。第２の流体システムには、第１の流体システム
に分配する流体が含まれている。この第１の流体システ
ムには、第２の流体システム上の第２のバルブ組立体に
はめ込み係合するように適合した第１のバルブ組立体が
含まれる。この第１のバルブ組立体は、チャネル、流体
を受け取る入口端部、および受け取った流体を第１の流
体システムに分配する出口端部を有する突出部材を備え
ている。この入口端部は、突出部材の第１の終端部分に
位置しており、少なくとも１つのエントランスポート
（entrance port:第１のバルブ組立体側、流体流入側の
入口ポート）を有する。このバルブ組立体は、さらに、
ブロック部材および第１のスプリング部材を備えてい
る。このブロック部材は、少なくとも１つのエントラン
スポートを閉じる第１の位置から少なくとも１つのエン
トランスポートを開く第２の位置まで、突出部材に対し
て移動可能であり、この第１のスプリング部材は、通常
はブロック部材を少なくとも１つのエントランスポート
を閉じる位置に付勢している。第１の環状シール部材
が、少なくとも１つのエントランスポートの上方に設け
てあり、少なくとも２つの間隔を置いた環状シール部材
が、少なくとも１つのエントランスポートの下側に配置
されている。第２のバルブ組立体は、ボディ部材、第２
の流体システムからの流体を受け取るためのボディ内の
流体入口ポート（inlet port;第２のバルブ組立体側、
流体供給側の入口（流入）ポート）、入口ポートを閉じ
る第１の位置からこの閉じた入口ポートを開く第２の位
置までボディ部材の内部で摺動可能なピストン、および
通常はこのピストンを第１の位置に付勢している第２の
スプリング部材を備える。第１および第２のバルブ組立
体が互いに向かって駆動される場合、第２のバルブ組立
体のボディ部材は、ブロック部材と係合してそれを移動
させるため、突出部材の入口端部を開き、この突出部材
はエントランスポートを開く位置にピストンを移動さ
せ、このとき開いたエントランスポートは開いた入口端
部と流体で連通して、これにより第１の流体システムと
第２の流体システムとの間の開いた流体フローチャネル
を形成する。第１および第２のバルブ組立体が互いに離
れる方向に移動する場合、ボディ部材は突出部材から引
き抜かれ、ブロック部材は入口端部を閉じるように移動
し、また突出部材はピストンとの係合を解除して、エン
トランスポートを閉じる位置にピストンがスライドでき
るようにして、これにより第１および第２のシステム間
の流体のフローを防止する。
れば、第１の流体システムと第２の流体システムとの間
の流体のフローをコントロールするバルブ組立体が提供
される。第２の流体システムには、第１の流体システム
に分配する流体が含まれている。この第１の流体システ
ムには、第２の流体システム上の第２のバルブ組立体に
はめ込み係合するように適合した第１のバルブ組立体が
含まれる。この第１のバルブ組立体は、チャネル、流体
を受け取る入口端部、および受け取った流体を第１の流
体システムに分配する出口端部を有する突出部材を備え
ている。この入口端部は、突出部材の第１の終端部分に
位置しており、少なくとも１つのエントランスポート
（entrance port:第１のバルブ組立体側、流体流入側の
入口ポート）を有する。このバルブ組立体は、さらに、
ブロック部材および第１のスプリング部材を備えてい
る。このブロック部材は、少なくとも１つのエントラン
スポートを閉じる第１の位置から少なくとも１つのエン
トランスポートを開く第２の位置まで、突出部材に対し
て移動可能であり、この第１のスプリング部材は、通常
はブロック部材を少なくとも１つのエントランスポート
を閉じる位置に付勢している。第１の環状シール部材
が、少なくとも１つのエントランスポートの上方に設け
てあり、少なくとも２つの間隔を置いた環状シール部材
が、少なくとも１つのエントランスポートの下側に配置
されている。第２のバルブ組立体は、ボディ部材、第２
の流体システムからの流体を受け取るためのボディ内の
流体入口ポート（inlet port;第２のバルブ組立体側、
流体供給側の入口（流入）ポート）、入口ポートを閉じ
る第１の位置からこの閉じた入口ポートを開く第２の位
置までボディ部材の内部で摺動可能なピストン、および
通常はこのピストンを第１の位置に付勢している第２の
スプリング部材を備える。第１および第２のバルブ組立
体が互いに向かって駆動される場合、第２のバルブ組立
体のボディ部材は、ブロック部材と係合してそれを移動
させるため、突出部材の入口端部を開き、この突出部材
はエントランスポートを開く位置にピストンを移動さ
せ、このとき開いたエントランスポートは開いた入口端
部と流体で連通して、これにより第１の流体システムと
第２の流体システムとの間の開いた流体フローチャネル
を形成する。第１および第２のバルブ組立体が互いに離
れる方向に移動する場合、ボディ部材は突出部材から引
き抜かれ、ブロック部材は入口端部を閉じるように移動
し、また突出部材はピストンとの係合を解除して、エン
トランスポートを閉じる位置にピストンがスライドでき
るようにして、これにより第１および第２のシステム間
の流体のフローを防止する。
【０００８】本発明の別の態様によれば、第１の流体シ
ステムを有する装置が提供される。この第１の流体シス
テムは、第１のバルブ組立体を有しており、この第１の
バルブ組立体は、第２の流体システムから第１の流体シ
ステムに流体を移送する第２の流体システムの第２のバ
ルブ組立体と係合するように適合している。この第１の
バルブ組立体は突出部材を備えており、この突出端部
は、チャネル、流体を第２のバルブ組立体から受け取る
エントランスポートを有する入口端部、および受け取っ
た流体を第１の流体システムに分配する出口端部を有す
る。入口端部は、突出部材の第１の終端部分に位置して
いる。ブロック部材も設けてあり、このブロック部材
は、エントランスポートを閉じる第１の位置からこのエ
ントランスポートを開く第２の位置に突出部材に関して
移動可能である。通常は入口端部を閉じる位置にブロッ
ク部材をバイアスする第１のスプリング部材を設ける。
第１の環状シール部材が、上記少なくとも１つのエント
ランスポートの上方に設けてあり、少なくとも２つの間
隔を置いた環状シール部材が、少なくとも１つのエント
ランスポートの下側に配置されている。上記少なくとも
２つのシール部材は所定の距離だけ間隔を置いてあり、
上記第１の環状シール部材および上記少なくとも２つの
環状シール部材は、突出部材と第２のバルブ組立体との
間の流体耐密シールを提供する。第１および第２のバル
ブ組立体が嵌め合うために互いの方向に駆動される場
合、上記第２の流体システムから上記第１の流体システ
ムに流体が流れるように、流体の連通が形成され、また
第１および第２のバルブ組立体が嵌め合い関係を解除す
るように駆動される場合、ブロック部材はエントランス
ポートの端部を閉じるように移動し、突出部材が第２の
バルブ組立体と係合解除することによって、第１および
第２の流体システム間の流体のフローを防止する。
ステムを有する装置が提供される。この第１の流体シス
テムは、第１のバルブ組立体を有しており、この第１の
バルブ組立体は、第２の流体システムから第１の流体シ
ステムに流体を移送する第２の流体システムの第２のバ
ルブ組立体と係合するように適合している。この第１の
バルブ組立体は突出部材を備えており、この突出端部
は、チャネル、流体を第２のバルブ組立体から受け取る
エントランスポートを有する入口端部、および受け取っ
た流体を第１の流体システムに分配する出口端部を有す
る。入口端部は、突出部材の第１の終端部分に位置して
いる。ブロック部材も設けてあり、このブロック部材
は、エントランスポートを閉じる第１の位置からこのエ
ントランスポートを開く第２の位置に突出部材に関して
移動可能である。通常は入口端部を閉じる位置にブロッ
ク部材をバイアスする第１のスプリング部材を設ける。
第１の環状シール部材が、上記少なくとも１つのエント
ランスポートの上方に設けてあり、少なくとも２つの間
隔を置いた環状シール部材が、少なくとも１つのエント
ランスポートの下側に配置されている。上記少なくとも
２つのシール部材は所定の距離だけ間隔を置いてあり、
上記第１の環状シール部材および上記少なくとも２つの
環状シール部材は、突出部材と第２のバルブ組立体との
間の流体耐密シールを提供する。第１および第２のバル
ブ組立体が嵌め合うために互いの方向に駆動される場
合、上記第２の流体システムから上記第１の流体システ
ムに流体が流れるように、流体の連通が形成され、また
第１および第２のバルブ組立体が嵌め合い関係を解除す
るように駆動される場合、ブロック部材はエントランス
ポートの端部を閉じるように移動し、突出部材が第２の
バルブ組立体と係合解除することによって、第１および
第２の流体システム間の流体のフローを防止する。
【０００９】本発明の前述したまた他の目的、特徴、お
よび利点は、添付した図面から一層明らかになるであろ
う。これ等の図面では、同一の参照番号は同一の構成要
素を示す。
よび利点は、添付した図面から一層明らかになるであろ
う。これ等の図面では、同一の参照番号は同一の構成要
素を示す。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１〜図５は、本発明のバルブ組
立体１０の１つの実施形態を示す。バルブ組立体１０
は、第１のバルブ組立体１２と第２のバルブ組立体１４
とを備えることができる。図２および図３に示すよう
に、組立体１２，１４は、隣接する第１および第２の流
体システムＣ１およびＣ２と連結するように係合でき
る。システムＣ１は、組立体１２を取り付ける第１の開
口部Ａを有する。システムＣ２は、組立体１４を取り付
ける第２の開口部Ｂを有する。第２のバルブ組立体１４
は、第１のボディ部材すなわちスリーブ１６と、システ
ムＣ２から流体を受け取る複数の径方向に伸長した流体
入口ポート１８と、図３に示すように入口ポート１８を
閉鎖する第１の位置から、図４および図５に示すように
エントランスポート１８を解放する第２の位置まで、ボ
ディ部材１６内でシールしながら摺動可能な中空のピス
トン２０と、通常はポート１８を閉じるべくピストン２
０を付勢するための、ボディ１６とピストン２０との間
に挟まれたスプリング部材２２と、を備える。
立体１０の１つの実施形態を示す。バルブ組立体１０
は、第１のバルブ組立体１２と第２のバルブ組立体１４
とを備えることができる。図２および図３に示すよう
に、組立体１２，１４は、隣接する第１および第２の流
体システムＣ１およびＣ２と連結するように係合でき
る。システムＣ１は、組立体１２を取り付ける第１の開
口部Ａを有する。システムＣ２は、組立体１４を取り付
ける第２の開口部Ｂを有する。第２のバルブ組立体１４
は、第１のボディ部材すなわちスリーブ１６と、システ
ムＣ２から流体を受け取る複数の径方向に伸長した流体
入口ポート１８と、図３に示すように入口ポート１８を
閉鎖する第１の位置から、図４および図５に示すように
エントランスポート１８を解放する第２の位置まで、ボ
ディ部材１６内でシールしながら摺動可能な中空のピス
トン２０と、通常はポート１８を閉じるべくピストン２
０を付勢するための、ボディ１６とピストン２０との間
に挟まれたスプリング部材２２と、を備える。
【００１１】第１のバルブ組立体１２は、第２のボディ
部材２４を含むことができる。もっとも、この部材２４
は本発明を実行するためには常に必要ではない。細長い
突出部材２６は、ボディ部材２４内に同心状に位置して
いる。突出部材２６は長手方向のチャネル２８を備えて
おり、このチャネル２８は、流体をシステムＣ２から受
け取るための複数の径方向の流体エントランスポート３
０、および受け取った流体をシステムＣ１に分配する解
放出口端部３２を有する。エントランスポート３０は、
チャネル２８の閉鎖した終端部分３４に位置している。
移動可能なブロック部材３６は、スリーブであることが
好ましく、エントランスポート３０を選択的に解放およ
び閉鎖するために、突出部材２６の周りに望遠鏡のよう
に摺動自在に取り付けられている。シールキャップ２７
が、突出部材２６の上端部の上側に配置されている。こ
のシールキャップ２７は、開口部３１と整列しており、
これらの開口部３１はエントランスポート３０と整列し
て流体が通過できるようにしている。シールキャップ２
７の一部として一体に形成され、エントランスポート３
０の上方に配置された第１の弾性環状シール部材３７、
およびエントランスポート３０の下側に配置された一対
の環状シール部材３７ａが配設されている。エントラン
スポート３０の下側で２つの別個の間隔を空けたシール
領域を提供するように、環状シール部材３７ａは距離Ｄ
だけ離れていて、第１および第２のバルブ組立体１２，
１４間の流体の漏れを最小にしている。シール部材３７
ａの距離Ｄの間隔によって、突出部材２６とボディ部材
１６との間の順方向の位置合わせが容易に行える。環状
シール部材３７，３７ａは、環状のシールがスリーブ１
６の嵌め合い内壁４３と嵌め合うような寸法と形状であ
る（図５参照）。図示した実施形態においては、シール
キャップ２７は比較的軟質のプラスチック材料で作られ
ており、本願の例では低密度のポリエチレンである。２
つの環状シール部材３７ａは、付加的な剛性をもシール
キャップ２７に与えるため、信頼できる方法で繰り返し
て使用できるようにシールキャップ２７の性能が向上す
る。スプリング部材３８は、ブロック部材３６と突出部
材２６のショルダ４４との間に挟まれており、通常はブ
ロック部材３６を図３の位置に付勢している。この位置
では、エントランスポート３０は閉鎖すなわちブロック
されている。ブロック部材３６上の放射状のフランジ３
５は、部材２４と係合して、ブロック部材の動作を制限
している。
部材２４を含むことができる。もっとも、この部材２４
は本発明を実行するためには常に必要ではない。細長い
突出部材２６は、ボディ部材２４内に同心状に位置して
いる。突出部材２６は長手方向のチャネル２８を備えて
おり、このチャネル２８は、流体をシステムＣ２から受
け取るための複数の径方向の流体エントランスポート３
０、および受け取った流体をシステムＣ１に分配する解
放出口端部３２を有する。エントランスポート３０は、
チャネル２８の閉鎖した終端部分３４に位置している。
移動可能なブロック部材３６は、スリーブであることが
好ましく、エントランスポート３０を選択的に解放およ
び閉鎖するために、突出部材２６の周りに望遠鏡のよう
に摺動自在に取り付けられている。シールキャップ２７
が、突出部材２６の上端部の上側に配置されている。こ
のシールキャップ２７は、開口部３１と整列しており、
これらの開口部３１はエントランスポート３０と整列し
て流体が通過できるようにしている。シールキャップ２
７の一部として一体に形成され、エントランスポート３
０の上方に配置された第１の弾性環状シール部材３７、
およびエントランスポート３０の下側に配置された一対
の環状シール部材３７ａが配設されている。エントラン
スポート３０の下側で２つの別個の間隔を空けたシール
領域を提供するように、環状シール部材３７ａは距離Ｄ
だけ離れていて、第１および第２のバルブ組立体１２，
１４間の流体の漏れを最小にしている。シール部材３７
ａの距離Ｄの間隔によって、突出部材２６とボディ部材
１６との間の順方向の位置合わせが容易に行える。環状
シール部材３７，３７ａは、環状のシールがスリーブ１
６の嵌め合い内壁４３と嵌め合うような寸法と形状であ
る（図５参照）。図示した実施形態においては、シール
キャップ２７は比較的軟質のプラスチック材料で作られ
ており、本願の例では低密度のポリエチレンである。２
つの環状シール部材３７ａは、付加的な剛性をもシール
キャップ２７に与えるため、信頼できる方法で繰り返し
て使用できるようにシールキャップ２７の性能が向上す
る。スプリング部材３８は、ブロック部材３６と突出部
材２６のショルダ４４との間に挟まれており、通常はブ
ロック部材３６を図３の位置に付勢している。この位置
では、エントランスポート３０は閉鎖すなわちブロック
されている。ブロック部材３６上の放射状のフランジ３
５は、部材２４と係合して、ブロック部材の動作を制限
している。
【００１２】図６を参照すると、システムＣ２がカセッ
トまたは剛性のコンテナ１５０を備えているものとして
図示されている。このカセットまたは剛性のコンテナ１
５０は、本体部１５１とこの本体部１５１を覆うカバー
１５２とを含む。内側のコンパートメント１４４は、可
撓性のバッグ５０を含むように設計されており、このバ
ッグ５０は、バッグ５０内の開口部５４を取り巻くネッ
ク部５２を有する。キャップ部材５６は、バルブ組立体
１２を保持するためにネック部５２上に取り外し自在に
取り付けることができ、バルブ組立体１２にアクセスす
るために必要な開口部を有する。カセットは、可撓性の
バッグ５０のネック部５２に適合する開口部１５６を備
える。図示した実施形態においては、３つのバッグ５０
を受け入れるために、３つの開口部１５６が配設されて
いる。しかしながら、カセット１５０は、所望の場合、
可撓性のバッグ５０を幾つでも含むことができることは
理解されよう。
トまたは剛性のコンテナ１５０を備えているものとして
図示されている。このカセットまたは剛性のコンテナ１
５０は、本体部１５１とこの本体部１５１を覆うカバー
１５２とを含む。内側のコンパートメント１４４は、可
撓性のバッグ５０を含むように設計されており、このバ
ッグ５０は、バッグ５０内の開口部５４を取り巻くネッ
ク部５２を有する。キャップ部材５６は、バルブ組立体
１２を保持するためにネック部５２上に取り外し自在に
取り付けることができ、バルブ組立体１２にアクセスす
るために必要な開口部を有する。カセットは、可撓性の
バッグ５０のネック部５２に適合する開口部１５６を備
える。図示した実施形態においては、３つのバッグ５０
を受け入れるために、３つの開口部１５６が配設されて
いる。しかしながら、カセット１５０は、所望の場合、
可撓性のバッグ５０を幾つでも含むことができることは
理解されよう。
【００１３】図７を参照すると、例えばフィルムおよび
／またはペーパなどの、露光された未現像の感光性材料
を現像するための写真装置８０（photographic apparat
us、写真装置、写真現像装置;photofinishing apparat
us、写真仕上げ装置）が図示されている。図示した特定
の実施形態においては、写真装置８０は現像器を備える
が、本発明はこれに限定されない。装置８０は複数の第
１のバルブ組立体１２を備えており、それぞれのバルブ
組立体１２は関連する第２のバルブ組立体１４と嵌め合
うように設計されている。図示した実施形態において
は、４つのバルブ組立体が配設されているが、希望した
数または必要な数のバルブ組立体１２を配設できる。適
当な機構８４を設けて、図７に示すように、複数のバッ
グ５０を含むカセット１５０を保持する。これら複数の
バッグは、カセット１５０が低下したとき、カセット１
５０内の各バッグ５０の第２のバルブ組立体１４が、装
置８０上に設けた関連する第１のバルブ組立体１２と係
合するように、姿勢が逆にされている。カセット１５０
は手動で低下させたり、図示しない動力付きの機構シス
テムを用いて低下させることができる。前に説明したよ
うに、第１のバルブ組立体１２は、異なるバッグ５０上
に設けた複数の異なるバルブ組立体１４と反復して係合
するように設計されている。それぞれの新しいバッグ５
０が空になったとき、新しい補充液が入った新規のバッ
グ５０が供給される。２つのバルブ組立体１２，１４は
それぞれの流体システムに適切に柔軟に取り付けること
ができるが、万一バルブ組立体１２，１４が、初めに設
計されたように正確な軸方向の整列がとれていない場
合、漏れが起こる可能性がある。この整列不良は、多く
の要因の結果として発生する。例えば、バッグ５０を含
むカセットが適切に取り付けられていない場合や、バル
ブ組立体の１つがわずかに変形している場合である。２
つの間隔を空けたシール３７ａは、漏れの可能性を最小
にする。２つのバルブ組立体１２，１４間に軸方向の整
列不良がある場合、これ等のシールは整列不良を修正す
るように支援し、また同時に突出部材２６とのシール関
係を維持する。本発明は、２つのシールシステムを提供
することによって、これ等の問題を解決するように設計
されており、これによってシール機能が増加し、第２の
バルブ部材の突出部材の整列が第１のバルブ組立体のそ
れと共に改良される。
／またはペーパなどの、露光された未現像の感光性材料
を現像するための写真装置８０（photographic apparat
us、写真装置、写真現像装置;photofinishing apparat
us、写真仕上げ装置）が図示されている。図示した特定
の実施形態においては、写真装置８０は現像器を備える
が、本発明はこれに限定されない。装置８０は複数の第
１のバルブ組立体１２を備えており、それぞれのバルブ
組立体１２は関連する第２のバルブ組立体１４と嵌め合
うように設計されている。図示した実施形態において
は、４つのバルブ組立体が配設されているが、希望した
数または必要な数のバルブ組立体１２を配設できる。適
当な機構８４を設けて、図７に示すように、複数のバッ
グ５０を含むカセット１５０を保持する。これら複数の
バッグは、カセット１５０が低下したとき、カセット１
５０内の各バッグ５０の第２のバルブ組立体１４が、装
置８０上に設けた関連する第１のバルブ組立体１２と係
合するように、姿勢が逆にされている。カセット１５０
は手動で低下させたり、図示しない動力付きの機構シス
テムを用いて低下させることができる。前に説明したよ
うに、第１のバルブ組立体１２は、異なるバッグ５０上
に設けた複数の異なるバルブ組立体１４と反復して係合
するように設計されている。それぞれの新しいバッグ５
０が空になったとき、新しい補充液が入った新規のバッ
グ５０が供給される。２つのバルブ組立体１２，１４は
それぞれの流体システムに適切に柔軟に取り付けること
ができるが、万一バルブ組立体１２，１４が、初めに設
計されたように正確な軸方向の整列がとれていない場
合、漏れが起こる可能性がある。この整列不良は、多く
の要因の結果として発生する。例えば、バッグ５０を含
むカセットが適切に取り付けられていない場合や、バル
ブ組立体の１つがわずかに変形している場合である。２
つの間隔を空けたシール３７ａは、漏れの可能性を最小
にする。２つのバルブ組立体１２，１４間に軸方向の整
列不良がある場合、これ等のシールは整列不良を修正す
るように支援し、また同時に突出部材２６とのシール関
係を維持する。本発明は、２つのシールシステムを提供
することによって、これ等の問題を解決するように設計
されており、これによってシール機能が増加し、第２の
バルブ部材の突出部材の整列が第１のバルブ組立体のそ
れと共に改良される。
【００１４】バルブ組立体１２，１４が嵌め合い関係に
なるように互いに向かって動かされる場合、ボディ部材
１６のフレアリップ３９がブロック部材３６の露出リッ
プ４０と係合する。動作が続くと、ブロック部材３６を
図４の位置に後退させて、これによりエントランスポー
ト３０を解放する。同時に、突出部材２６がピストン２
０と係合し移動させることによって、入口ポート１８を
解放する。次に、これ等の入口ポート１８は解放された
エントランスポート３０と向かい合っているため、シス
テムＣ２からチャネル２８を経由してシステムＣ１へ
の、解放された流体フロー経路が形成される。従って、
液体はシステムＣ２からシステムＣ１へ、またはその逆
に流れることができる。例えば、システムＣ２が写真処
理装置のための化学薬品用のコンテナを備える場合、そ
のような処理装置で行われているように、液体はシステ
ムＣ２からシステムＣ１へ流れることができる。
なるように互いに向かって動かされる場合、ボディ部材
１６のフレアリップ３９がブロック部材３６の露出リッ
プ４０と係合する。動作が続くと、ブロック部材３６を
図４の位置に後退させて、これによりエントランスポー
ト３０を解放する。同時に、突出部材２６がピストン２
０と係合し移動させることによって、入口ポート１８を
解放する。次に、これ等の入口ポート１８は解放された
エントランスポート３０と向かい合っているため、シス
テムＣ２からチャネル２８を経由してシステムＣ１へ
の、解放された流体フロー経路が形成される。従って、
液体はシステムＣ２からシステムＣ１へ、またはその逆
に流れることができる。例えば、システムＣ２が写真処
理装置のための化学薬品用のコンテナを備える場合、そ
のような処理装置で行われているように、液体はシステ
ムＣ２からシステムＣ１へ流れることができる。
【００１５】バルブ組立体１２，１４を係合解除して、
流体システムＣ１，Ｃ２間の流体のフローを停止させる
ためには、一方または他方、若しくは両方を動かして、
バルブ組立体１２，１４を互いに離れるように移動させ
る。これにより、バルブ組立体１４のボディ部材１６は
ブロック部材３６との係合を解除し、このときブロック
部材３６がスプリング３８の作用により移動して、エン
トランスポート３０を閉鎖する。突出部材２６がバルブ
組立体１２と係合解除するので、ピストン２０の動きが
解放されて、スプリング２２の作用のもとにエントラン
スポート１８を閉鎖する。この後者の位置では、ピスト
ン部材２０上の一対の放射状のストップ４１は、ボディ
部材１６の側壁を通して設けた一対のスロット４２の底
面に当たり、ピストン２０がさらに移動することが防止
される。他のストップ手段も使用できることは、当業者
は理解されよう。このようにして、流体システムＣ１，
Ｃ２間の流体のフローが停止される。
流体システムＣ１，Ｃ２間の流体のフローを停止させる
ためには、一方または他方、若しくは両方を動かして、
バルブ組立体１２，１４を互いに離れるように移動させ
る。これにより、バルブ組立体１４のボディ部材１６は
ブロック部材３６との係合を解除し、このときブロック
部材３６がスプリング３８の作用により移動して、エン
トランスポート３０を閉鎖する。突出部材２６がバルブ
組立体１２と係合解除するので、ピストン２０の動きが
解放されて、スプリング２２の作用のもとにエントラン
スポート１８を閉鎖する。この後者の位置では、ピスト
ン部材２０上の一対の放射状のストップ４１は、ボディ
部材１６の側壁を通して設けた一対のスロット４２の底
面に当たり、ピストン２０がさらに移動することが防止
される。他のストップ手段も使用できることは、当業者
は理解されよう。このようにして、流体システムＣ１，
Ｃ２間の流体のフローが停止される。
【００１６】図１〜図６に示した実施形態において、シ
ール部材３７，３７ａは、シールキャップ２７の一部と
して一体に形成されるが、本発明はそのように限定され
ない。図８を参照すると、本発明によって作られた変更
した突出部材１２６の部分図が示されている。突出部材
１２６は突出部材２６と同様であり、同じ番号は同様の
部品および動作を示す。この実施形態においては、バル
ブ組立体１２とバルブ組立体１４との間のシール関係を
提供するシールキャップを用いる代わりに、複数のＯリ
ングを用いる。特に、第１のＯリング１３７は、エント
ランスポート３０の上側の突出部材１２６内に設けた環
状の凹部内に収容され、一対の間隔を空けたＯリング１
３７ａは、ポート３０の下側に配設され、またそれぞれ
突出部材１２６内に設けた環状の凹部内に収容されてい
る。
ール部材３７，３７ａは、シールキャップ２７の一部と
して一体に形成されるが、本発明はそのように限定され
ない。図８を参照すると、本発明によって作られた変更
した突出部材１２６の部分図が示されている。突出部材
１２６は突出部材２６と同様であり、同じ番号は同様の
部品および動作を示す。この実施形態においては、バル
ブ組立体１２とバルブ組立体１４との間のシール関係を
提供するシールキャップを用いる代わりに、複数のＯリ
ングを用いる。特に、第１のＯリング１３７は、エント
ランスポート３０の上側の突出部材１２６内に設けた環
状の凹部内に収容され、一対の間隔を空けたＯリング１
３７ａは、ポート３０の下側に配設され、またそれぞれ
突出部材１２６内に設けた環状の凹部内に収容されてい
る。
【００１７】各種の変更や修正は、本発明の範囲から外
れることなく行うことができ、また本発明は特許請求の
範囲によって説明されることは理解されよう。
れることなく行うことができ、また本発明は特許請求の
範囲によって説明されることは理解されよう。
【図１】 本発明の１つの実施形態のバルブ組立体が係
合解除したときの平面図である。
合解除したときの平面図である。
【図２】 図１のバルブ組立体が係合解除したときの立
面図である。
面図である。
【図３】 閉鎖位置で係合したバルブ組立体の、図１の
ライン３−３に沿った断面図である。
ライン３−３に沿った断面図である。
【図４】 解放位置のバルブ組立体を示す図３と同様の
断面図である。
断面図である。
【図５】 図４に示した突出部材の拡大部分立面図であ
る。
る。
【図６】 バッグおよび第２のバルブ部材を示すために
一部切断したコンテナの斜視図である。
一部切断したコンテナの斜視図である。
【図７】 複数の第２のバルブ部材と嵌め合う複数の第
１のバルブ部材を有する装置の立面図である。
１のバルブ部材を有する装置の立面図である。
【図８】 本発明に従ってなされた修正した突出部材の
部分立面図である。
部分立面図である。
１０ バルブ組立体、１２ 第１のバルブ組立体、１４
第２のバルブ組立体、１６ 第１のボディ部材すなわ
ちスリーブ、１８ 流体入口ポート、２０ 中空ピスト
ン、２２ スプリング部材、２４ 第２のボディ部材、
２６ 突出部材、２７ シールキャップ、２８ 長手方
向のチャネル、３０ 流体エントランスポート、３１
整列した開口部、３２ 解放した出口端部、３４ 閉鎖
した終端部分、３５ フランジ、３６ 移動可能なブロ
ック部材、３７ 環状のシール部材、３７ａ シール部
材、３８ スプリング部材、３９ フレアリップ、４０
露光リップ、４１ 放射状のストップ、４２ 一対のス
ロット、４３ 嵌め合い内壁、４４ ショルダ、５０
可撓性のバッグ、５２ ネック部、５４ 開口部、５６
キャップ部材、８０ 写真装置、８４ 機構、１２６
変更した突出部材、１３７ Ｏリング、１３７ａ 間
隔を空けたＯリング、１４４ 内側のコンパートメン
ト、１５０ カセット／剛性のコンテナ、１５１ ボデ
ィ部、１５２カバー、１５６ 開口部、Ａ 第１の開口
部、Ｂ 第２の開口部、Ｃ１ 第１の流体システム、Ｃ
２ 第２の流体システム。
第２のバルブ組立体、１６ 第１のボディ部材すなわ
ちスリーブ、１８ 流体入口ポート、２０ 中空ピスト
ン、２２ スプリング部材、２４ 第２のボディ部材、
２６ 突出部材、２７ シールキャップ、２８ 長手方
向のチャネル、３０ 流体エントランスポート、３１
整列した開口部、３２ 解放した出口端部、３４ 閉鎖
した終端部分、３５ フランジ、３６ 移動可能なブロ
ック部材、３７ 環状のシール部材、３７ａ シール部
材、３８ スプリング部材、３９ フレアリップ、４０
露光リップ、４１ 放射状のストップ、４２ 一対のス
ロット、４３ 嵌め合い内壁、４４ ショルダ、５０
可撓性のバッグ、５２ ネック部、５４ 開口部、５６
キャップ部材、８０ 写真装置、８４ 機構、１２６
変更した突出部材、１３７ Ｏリング、１３７ａ 間
隔を空けたＯリング、１４４ 内側のコンパートメン
ト、１５０ カセット／剛性のコンテナ、１５１ ボデ
ィ部、１５２カバー、１５６ 開口部、Ａ 第１の開口
部、Ｂ 第２の開口部、Ｃ１ 第１の流体システム、Ｃ
２ 第２の流体システム。
Claims (3)
- 【請求項１】 第１の流体システムと、前記第１の流体
システムに供給する流体の入れられた第２の流体システ
ムとの間の流体の流れをコントロールするバルブ組立体
であって、 第１のバルブ組立体および第２のバルブ組立体を含み、 前記第１のバルブ組立体には突出部材が設けられ、該突
出部材はチャネルと、流体を受け取る入口端部と、受け
取った流体を前記第１の流体システムに供給する出口端
部とを有し、前記入口端部は突出部材の第１の端部分に
配置され、かつ、前記入口端部は少なくとも１つのエン
トランスポートを有しており、さらに前記第１のバルブ
組立体には前記突出部材に対して移動可能にブロック部
材が設けられ、該ブロック部材は前記少なくとも１つの
エントランスポート端を閉じる第１の位置から前記少な
くとも１つのエントランスポート端を開く第２の位置へ
と移動可能であり、さらに前記第１のバルブ組立体には
前記少なくとも１つのエントランスポートを閉じる位置
へと前記ブロック部材を通常は付勢する第１のスプリン
グ部材が設けられ、さらに前記少なくとも１つのエント
ランスポートの上側には第１の環状シール部材が設けら
れ、前記少なくとも１つのエントランスポートの下側に
は少なくとも２つの環状シール部材が間隔をあけて配置
され、前記少なくとも２つの環状シール部材は所定の距
離だけ離れて設けられており、前記第１の環状シール部
材および前記少なくとも２つの環状シール部材により前
記突出部材と前記第２のバルブ組立体の間が流体に耐え
るようにシールされ、 前記第２のバルブ組立体は前記第１のバルブ組立体と係
合するように設けられ、前記第２のバルブ組立体は、ボ
ディ部材と、前記第２の流体システムから流体を受け取
るための前記ボディ内の流体入口ポートと、前記入口ポ
ートを閉鎖する第１の位置から閉鎖された入口ポートを
解放する第２の位置まで前記ボディ内で摺動可能なピス
トンと、通常は前記ピストンを前記第１の位置に付勢す
る第２のスプリング部材と、を含み、 前記第１および第２のバルブ組立体が互いに向かって動
かされる場合は、前記第２のバルブ組立体の前記ボディ
部材が前記ブロック部材と係合し前記ブロック部材を移
動させることによって、前記突出部材の前記入口端部を
解放し、前記突出部材が前記ピストンを前記エントラン
スポートを解放する位置に移動させ、解放されたエント
ランスポートが解放された入口端部と連通することによ
って、前記第１のシステムと前記第２のシステムとの間
の解放流体フローチャネルを形成し、 前記第１および第２のバルブ組立体が互いから離れるよ
うに動かされる場合は、前記ボディ部材が前記突出部材
から退いて、前記ブロック部材が移動して前記入口端部
を閉鎖し、前記突出部材が前記ピストンとの係合を解除
して前記ピストンが前記エントランスポートを閉鎖する
位置に摺動できるようにすることによって、前記第１お
よび第２のシステム間の流体の流れを停止させる、 ことを特徴とするバルブ組立体。 - 【請求項２】 第１の流体システムに設けた第１のバル
ブ組立体が第２の流体システムのコンテナに設けた第２
のバルブ組立体に係合するように構成されている写真仕
上げ装置であって、 前記コンテナには前記第２の流体システムから前記第１
の流体システムに移送する流体が入れられており、 前記第１のバルブ組立体は突出部材を含み、該突出部材
はチャネルと、流体を受け取るエントランスポートを有
する入口端部と、受け取った流体を前記第１の流体シス
テムに供給する出口端部とを有し、前記入口端部は前記
突出部材の第１の端部分に配置され、さらに前記第１の
バルブ組立体にはブロック部材が設けられ、該ブロック
部材は、前記エントランスポートを閉鎖する第１の位置
から前記エントランスポートを解放する第２の位置まで
前記突出部材に関して移動可能に設けられ、さらに前記
第１のバルブ組立体には第１のスプリング部材が設けら
れ、該第１のスプリング部材は通常は前記ブロック部材
を前記入口端部を閉鎖する位置に付勢しており、さらに
第１の環状シール部材が前記少なくとも１つのエントラ
ンスポートの上側に設けられ、少なくとも２つの間隔を
空けた環状シール部材が前記少なくとも１つのエントラ
ンスポートの下側に配置され、前記少なくとも２つのシ
ールは所定の距離だけ間隔が空けてあり、前記第１の環
状シール部材および前記少なくとも２つの環状シール部
材によって前記突出部材と第２のバルブ組立体との間が
流体に耐えるようにシールされており、 前記第２のバルブ組立体は、ボディ部材と、前記第２の
流体システムからの流体を受け取るための前記ボディ内
の流体入口ポートと、前記入口ポートを閉鎖する第１の
位置から閉鎖された入口ポートを解放する第２の位置ま
で前記ボディ内で摺動可能なピストンと、通常は前記ピ
ストンを前記第１の位置に付勢する第２のスプリング部
材と、を含み、 前記第１および第２のバルブ組立体が嵌め合うために互
いに向かって動かされる場合、前記第２のバルブ組立体
の前記ボディ部材が前記ブロック部材と係合し前記ブロ
ック部材を移動させることによって、前記突出部材の前
記エントランスポートを解放し、前記突出部材が前記ピ
ストンを前記入口ポートを解放する位置に移動させ、解
放された入口ポートが前記エントランスポートと流体で
連通することによって、前記第１の流体システムと前記
第２の流体システムとの間の解放流体フローチャネルを
形成し、 前記第１および第２のバルブ組立体が嵌め合い関係を解
消するように動かされる場合、前記ボディ部材が前記突
出部材から退いて、前記ブロック部材が移動して前記エ
ントランスポート端部を閉鎖し、前記突出部材が前記ピ
ストンとの係合を解除して前記ピストンが前記入口ポー
トを閉鎖する位置に摺動できるようにすることによっ
て、前記第１および第２の流体システム間の流体の流れ
を停止させる、 ことを特徴とする写真仕上げ装置。 - 【請求項３】 第１の流体システムに設けた第１のバル
ブ組立体が第２の流体システムのコンテナに設けた第２
のバルブ組立体に係合するように構成されている写真仕
上げ装置であって、 前記コンテナには前記第２の流体システムから前記第１
の流体システムに移送する流体が入れられており、 前記第１のバルブ組立体は突出部材を含み、該突出部材
はチャネルと、流体を受け取るエントランスポートを有
する入口端部と、受け取った流体を前記第１の流体シス
テムに供給する出口端部とを有し、前記入口端部は前記
突出部材の第１の端部分に配置され、さらに前記第１の
バルブ組立体にはブロック部材が設けられ、該ブロック
部材は、前記エントランスポートを閉鎖する第１の位置
から前記エントランスポートを解放する第２の位置まで
前記突出部材に関して移動可能に設けられ、さらに前記
第１のバルブ組立体には第１のスプリング部材が設けら
れ、該第１のスプリング部材は通常は前記ブロック部材
を前記入口端部を閉鎖する位置に付勢しており、さらに
第１の環状シール部材が前記少なくとも１つのエントラ
ンスポートの上側に設けられ、少なくとも２つの間隔を
空けた環状シール部材が前記少なくとも１つのエントラ
ンスポートの下側に配置され、前記少なくとも２つのシ
ールは所定の距離だけ間隔が空けてあり、前記第１の環
状シール部材および前記少なくとも２つの環状シール部
材によって前記突出部材と第２のバルブ組立体との間が
流体に耐えるようにシールされており、 前記第１および第２のバルブ組立体が嵌め合うために互
いに向かって動かされる場合、流体が前記第２の流体シ
ステムから前記第１の流体システムに流れるように流体
の連通が形成され、 前記第１および第２のバルブ組立体が嵌め合い関係を解
消するように動かされる場合、前記ブロック部材が移動
して前記エントランスポート端部を閉鎖し、突出部材が
前記第２のバルブ組立体と係合解除することによって、
前記第１および第２の流体システム間の流体の流れを停
止させる、 ことを特徴とする写真仕上げ装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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