JP2000109064A - 包装体 - Google Patents
包装体Info
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- JP2000109064A JP2000109064A JP10284215A JP28421598A JP2000109064A JP 2000109064 A JP2000109064 A JP 2000109064A JP 10284215 A JP10284215 A JP 10284215A JP 28421598 A JP28421598 A JP 28421598A JP 2000109064 A JP2000109064 A JP 2000109064A
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
れた個装袋を外箱に収納し、この外箱を簡単に切り離す
ことにより、個装袋と、個装袋を各々に収納する個装外
箱とからなる2個以上の個包装体に分割できる包装体を
提供する。 【解決手段】少なくとも前板、底板、後板、天板、差し
込み板からなるブランクをそれぞれ折れ線により内側に
折り込み、前記前板と差し込み板とを重ねて形成した四
角筒状の外箱の中に、複数個の個装袋を部分的に接着し
て収納してなる包装体において、前記外箱にミシン目、
スリットなどの組合せからなる複数本の分割線を設け、
該分割線により前記外箱を分割することにより、前記個
装袋と、前記個装袋を各々に収納する複数個の個装外箱
とからなる複数個の個包装体に分割することを可能にし
たことを特徴とする包装体である。
Description
容物、例えば、たばこ、チョコレート、板ガムなどを収
納する、包装体に関するもので、詳しくは2個以上に分
割可能な包装体に関するものである。
代表的な包装体として、例えば、たばこの包装について
は、たばこを包装している包か用紙と、その上部を折り
込んで形成した折り込み部を止めている封緘紙と、そし
てその包装した包か用紙全体を、密封包装している透明
フィルムとで構成されている。内容物のたばこを取り出
す場合には、封緘紙を切り裂き内容物のたばこ等を取り
出す形式となっている。また、板紙の箱に収納された形
のものもある。いずれにしても、たばこ、チョコレー
ト、板ガムなどのスティック状の内容物を収納する包装
形態においては、複数本の内容物が1単位となって1個
の包装体に収納されている。
複数本の内容物が1単位となって1個の包装体に収納さ
れている包装体では、いずれの形態においても、一度封
緘紙を切り裂き、開封してたばこを取り出した後の再封
が十分ではなく、防湿性が低下し、そのまま保管した場
合には、内容物の香料などが飛散したり、湿気を帯びて
風味が落ちてしまう。従って、一度開封した後は、1包
装体の内容物は、全て消費することになってしまい、不
経済であると同時に食べすぎ、あるいは吸いすぎるとい
う点が問題であった。
もので、複数本の内容物を収納した2個以上に小分けさ
れた個装袋を外箱に収納し、この外箱を分割線で簡単に
切り離すことにより、個装袋と、個装袋を各々に収納す
る個装外箱とからなる2個以上の個包装体に分割できる
包装体を提供するものである。
になされた本発明は、少なくとも前板、底板、後板、天
板、差し込み板からなるブランクのそれぞれの面を折れ
線により内側に折り込み、前記前板と差し込み板とを重
ねて形成した四角筒状の外箱の中に、複数個の個装袋を
部分的に接着して収納してなる包装体において、前記外
箱に複数本の分割線を設け、該分割線により前記外箱を
分割することにより、前記個装袋と、前記個装袋を各々
に収納する複数個の個装外箱とからなる複数個の個包装
体に分割することを可能にしたことを特徴とする包装体
である。
組合せからなること、あるいは、前記分割線がミシン目
とスリットとの組合せからなることを特徴とする。
片を設け、前記前板の前記差し込み片に対応した位置に
差し込み口を設け、該差し込み口に前記差し込み片を差
し込むことにより前記個包装体の再封を可能としたこ
と、あるいは、前記前板と前記差し込み板とを重ねて接
着し、前記前板と前記差し込み板とを重ねた部分が、切
り取り可能な切れ目を前記前板に設け、該切れ目により
前記前板と前記差し込み板とを重ねた部分を切り取り、
前記前板と前記個装袋との間隙に前記差し込み片を差し
込むことにより前記個包装体の再封を可能としたことを
特徴とする。
物が、たばこであることを特徴とする
た2個以上の個装袋を収納した外箱を分割線で簡単に切
り離すことにより、一つ一つの小分けされた個包装体に
分割できる包装体を得ることができる。
発明についての発明の実施の形態について詳しく説明す
る。
視図である。この包装体1Aは、分割可能な1個の外箱
2と2個の個装袋3a、3bとから構成されている。分
割線4により、個装外箱2aと個装袋3a、個装外箱2
bと個装袋3bとの2つの個包装体1Aa、1Abに分
割される。
示すような形状の1枚のブランク10Aを組み立てるこ
とにより形成される。ここで、ブランク10Aに使用さ
れる材料は、主に板紙であり、組み立てた状態で内容物
を保護できるような適度な剛性を備えている必要があ
り、厚みが0.2〜1.0mmの範囲であることが好ま
しい。また、好適な板紙の種類としては、コートボー
ル、マニラボール(アイボリー、カード紙など)などが
あげられる。
前板11、底板12、後板13、天板14、差し込み板
15を順次、それぞれの折れ線a、b、c、dを介して
連設している。そして、前板11、底板12、後板1
3、天板14、差し込み板15に渡って中央部に連続し
た分割線4を設けている。この分割線4により、前板1
1、底板12、後板13、天板14、差し込み板15
は、それぞれ前板11aと前板11b、底板12aと底
板12b、後板13aと後板13b、天板14aと天板
14b、差し込み板15aと差し込み板15とに分けら
れる。この分割線4は、切れ線、ミシン目、スリット、
リード線を単独あるいは組み合わせて、連続的あるいは
断続的に設け、適宜設定することができるが、本実施例
の包装体1Aでは、前板11と底板12の一部に渡る部
分および差し込み板15と天板14の一部に渡る部分
は、連続した切れ線とし、残りの部分、即ち底板12の
一部と後板13と天板14の一部に渡る部分は、連続し
たミシン目とした。当然、切れ線の部分が多い方が、あ
るいは図3に示すようなスリットにする方が、分割しす
くなるが、反面、分割前に形が損なわれやすくなる。従
って、バランスのとれた分割線4を設定する必要があ
る。また、差し込み板15a、15bの先端には、差し
込み片16a、16bを設け、一方、前板11a、11
bには差し込み片16a、16bを差し込む差し込み口
17a、17bを設けている。さらに、後板13a、1
3bの上部に罫線により折れ線eを設けている。この折
れ線eを設ける意味は、包装体1Aa、1Abを開封し
た後に、この折れ線eより上部即ち差し込み板15a、
15bと天板14a、14bと後板13a、13bの一
部を外側に折り曲げることにより、個装袋3a、3bの
首部を露出することができ、首部のカットテープをカッ
トし、開封しやすくしている。
一例として、たばこを包装した例を示すと、図4に示す
ように、複数本のたばこ24を直接包装する内包紙22
と、その内包紙22の外側を包む包か用紙21と、さら
にその包か用紙21を包む透明なフィルム25とからな
っている。図5が、包か用紙21の展開図であり、この
形状の1枚のブランク20でたばこ24を包装した内包
紙22の外側を包む。ここで、ブランク20に使用され
る材料は、主に紙であり、包んだ状態で内容物を保護で
きるような適度な柔軟性を備えている必要があり、厚み
が0.02〜0.20mmの範囲であることが好まし
い。また、好適な紙の種類としては、コート紙、アート
紙などがあげられる。いずれにしろ、本発明の包装体1
Aにおいて、個装袋3a、3bは、概ね直方体であっ
て、個装外箱内に収納できればよく、材料、構成、包装
形態などについて特に限定されるものではない。
ある。この包装体1Aでは、個装袋3aの外側を個装外
箱2が包む形となっており、外箱2の後板13と個装袋
3a、3bとが接着部H1で部分的に接着されている。
方法の一例として、たばこの包装について説明する。こ
の包装体1Aの組み立ては、あらかじめ、複数本のたば
こを包装した2個の個装袋3a、3bを作製しておき、
この2個の個装袋3a、3bを1個の外箱2で包装す
る。
すように、複数本のたばこ24を内包紙22で包装し、
この内包紙22を包か用紙21で概ね直方体になるよう
な形状に包装し、その包か用紙21を折り込んでその中
央部を封緘紙23で糊付けする。さらに、この包か用紙
21の外側を透明なフィルム25により包装する。この
場合、開封しやすいように、首部にカットテープを設
け、フィルム包装を開封しやすくしている。
ち抜き、同時に各折れ線となる罫線の加工をし、図2に
示す形状にブランク10Aを製造する。
ランク10Aの前板11、底板12、後板13、天板1
4、差し込み板15を、中の個装袋3a、3bを包むよ
うにそれぞれの折れ線a、b、c、dによって内側に折
り曲げ、差し込み板15を前板11の上部に重ねて図7
−bに示すような直方体の形状とする。その個装袋3
a、3bを外箱2で包む際に、個装袋3a、3bと外箱
2とを部分的に接着剤で接着する。本発明の包装体1A
においては、外箱2の後板13と個装袋3a、3bとを
部分的に接着している。
箱2の外側を透明なフィルムで包装してもよい。
用するには、まず、最外側の透明なフィルム包装を開封
する。つぎに、外箱2に設けた分割線4を引き裂いて、
図8−aに示すように、2個の個包装体1Aa、1Ab
に分割する。分割しないで1個の包装体1Aのまま使用
することもできる。分割された2個の個包装体1Aa、
1Abは、別々に使用することができ、個包装体1Aa
を例にとると、図8−bに示すように、前板11aと底
板12aを外側に折り、そして、差し込み板15aと天
板14aと後板13aの一部を外側に折り、個装袋3a
の首部を露出し、首部のカットテープをカットして開封
することができる。開封後には、差し込み片16aを差
し込み口17aに差し込むことにより、図8−cに示す
ように、再封することができる。分割後に、個装袋3a
を外箱2aから剥がして取り外し、外箱2aのない個装
袋3aにして使用してもよい。いずれにしても、全体の
量を2回に分けて消費することができるため、吸い残し
の本数が少なくなり、吸い過ぎを防ぐことになる。
例である包装体1Bを示す斜視図であり、図10はその
包装体1Bを構成する板紙からなるブランク10Bを示
す展開図である。図1〜2に示す包装体1Aと同一また
は同様な部分には同一符号を付けて示している。
うな形状の1枚のブランク10Bを組み立てることによ
り形成される。その形状は若干異なっており、差し込み
の形式が異なり、差し込み板15と前板11の上部とを
接着する形状となっている。
に、前板11、底板12、後板13、天板14、差し込
み板15を順次、それぞれの折れ線a、b、c、dを介
して連設している形状などは前実施例のブランク10A
と同様である。異なる部分としては、差し込み片16
a、16bの形状を半円形としている。この差し込み片
16a、16bの形状は、半円形以外に、台形、三角形
などであってもよい。また、前板11aの上部に山形の
切れ目18a、18bを設けている。この切れ目18
a、18bは、本実施例の包装体1Bでは、L字状の切
れ目としているが、L字状の切れ目以外に、ミシン目、
半切れ、リード罫などでもよい。切れ目18a、18b
の形状としても、山形以外に、半円形、直線形、V字形
などであってもよい。実際に包装する時には、差し込み
板15a、15bと前板11a、11bの上部とを斜線
の部分で接着する。
て方法について説明する。この包装体1Bの組み立て
は、包装体1Aと同様に、あらかじめ、複数本のたばこ
を包装した2個の個装袋3a、3bを作製しておき、こ
の2個の個装袋3a、3bを1個の外箱2で包装する。
れ線を形成し、図10に示す形状のブランク10Bを製
造する。
ランク10Bの前板11、底板12、後板13、天板1
4、差し込み板15を、中の個装袋3a、3bを包むよ
うにそれぞれの折れ線a、b、c、dによって内側に折
り曲げ、差し込み板15を前板11の上部に重ねて接着
部H2で部分的に接着し、図11−bに示すような直方
体の形状とする。その個装袋3a、3bを外箱2で包む
際に、個装袋3a、3bと外箱2とを接着部H1で部分
的に接着剤で接着する。本発明の包装体1Bにおいて
は、前板11と後板13において、外箱2と個装袋3
a、3bとを部分的に接着している。
箱2の外側を透明なフィルムで包装してもよい。
ず、包装体1Aと同様に、最外側の透明なフィルム包装
を開封する。つぎに、外箱2に設けた分割線4を引き裂
いて、2個の個包装体1Ba、1Bbに分割する。個包
装体1Baを例にとると、図12に示すように、差し込
み片16aを指で摘まんで前板11aの上部を切れ目1
8aで切り取り、開封する。前板11aの上部から切り
取った後、差し込み板15aと天板14aと後板13a
の上部を、後板13aに設けた折れ線により外側に折る
ことによって、個装袋3aの首部が露出され、首部のカ
ットテープを容易にカットすることができる。再封は、
差し込み片16aを前板11aと個装袋3aとの間隙に
差し込むことによって可能となる。いずれにしても、全
体の量を2回に分けて消費することができるため、吸い
残しの本数が少なくなり、吸い過ぎを防ぐことになる。
包装の実施例に限定されるものではなく、チョコレー
ト、板ガムなどスティック状の内容物に広く利用できる
ものである。
した2個以上の個装袋を収納した外箱を分割線で簡単に
切り離すことにより一つ一つの小分けされた個包装体に
分割できる包装体を得ることができる。小分けされた個
包装体に分割できることにより、1個の包装体であって
も、小分けされた個包装体の量ずつ開封し、消費するこ
とができるため、開封後に中に残してそのまま保管し、
内容物の風味の低下をきたしたり、また、1個の包装体
に収納された内容物を1度に消費する必要がなく、小分
けされた個包装体の量ずつ消費すればよく、食べすぎ、
あるいは吸いすぎを防ぐことができる。
る。
示す展開図である。
別の分割線の例を示す展開図である。
図である。
のブランクを示す展開図である。
断面図である。
る図である。
である。
る。
クを示す展開図である。
明する図である。
る図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも前板、底板、後板、天板、差
し込み板からなるブランクのそれぞれの面を折れ線によ
り内側に折り込み、前記前板と差し込み板とを重ねて形
成した四角筒状の外箱の中に、複数個の個装袋を部分的
に接着して収納してなる包装体において、 前記外箱に複数本の分割線を設け、該分割線により前記
外箱を分割することにより、前記個装袋と、前記個装袋
を各々に収納する複数個の個装外箱とからなる複数個の
個包装体に分割することを可能にしたことを特徴とする
包装体。 - 【請求項2】 前記分割線がミシン目と切れ線との組合
せからなることを特徴とする請求項1に記載の包装体。 - 【請求項3】 前記分割線がミシン目とスリットとの組
合せからなることを特徴とする請求項1に記載の包装
体。 - 【請求項4】 前記差し込み板の先端に差し込み片を設
け、前記前板の前記差し込み片に対応した位置に差し込
み口を設け、該差し込み口に前記差し込み片を差し込む
ことにより前記個包装体の再封を可能としたことを特徴
とする請求項1乃至3のいずれかに記載の包装体。 - 【請求項5】 前記前板と前記差し込み板とを重ねて接
着し、前記前板と前記差し込み板とを重ねた部分が、切
り取り可能な切れ目を前記前板に設け、該切れ目により
前記前板と前記差し込み板とを重ねた部分を切り取り、
前記前板と前記個装袋との間隙に前記差し込み片を差し
込むことにより前記個包装体の再封を可能としたことを
特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の包装体。 - 【請求項6】 前記個装袋に収納された内容物が、たば
こであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに
記載の包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28421598A JP4270613B2 (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP28421598A Expired - Fee Related JP4270613B2 (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-10-06 JP JP28421598A patent/JP4270613B2/ja not_active Expired - Fee Related
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EP2493782A4 (en) * | 2009-10-26 | 2014-05-14 | Intercontinental Great Brands Llc | PACKAGING ASSEMBLY FOR SUPPORTING A PAIR OF PACKETS OF CONSUMABLE PRODUCTS |
WO2014038484A1 (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-13 | 日本たばこ産業株式会社 | 香味吸引器パッケージ |
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