JP2000108631A - サスペンション制御装置 - Google Patents

サスペンション制御装置

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JP2000108631A
JP2000108631A JP10292807A JP29280798A JP2000108631A JP 2000108631 A JP2000108631 A JP 2000108631A JP 10292807 A JP10292807 A JP 10292807A JP 29280798 A JP29280798 A JP 29280798A JP 2000108631 A JP2000108631 A JP 2000108631A
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sensor
power supply
wire harness
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JP10292807A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Ando
芳之 安藤
Hideo Nagashima
秀雄 長島
Eisaku Hori
栄作 堀
Osayuki Ichimaru
修之 一丸
Kimio Toyabe
紀美郎 鳥谷部
Hiroyuki Otani
裕之 大谷
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Jidosha Denki Kogyo KK
Tokico Ltd
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Jidosha Denki Kogyo KK
Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサ用線路の故障保護を、故障検出電流ま
たは電圧の大きさに応じて適切に行えるサスペンション
制御装置を提供する。 【解決手段】 モニタ回路24からの入力値が所定値V
L以下か否かを判定し(ステップS16 )、NOと判定する
とVHフェイルタイマ(故障監視時間)を「1」インク
リメントし(ステップS18 )、YES と判定するとVLフ
ェイルタイマ(故障監視時間)を「1」インクリメント
する(ステップS22 )。故障監視時間を可変としたの
で、ワイヤーハーネスの一部が短絡した場合では、ノイ
ズ等による単発的なセンサ電源電圧の変化で故障と判定
しなくなり、また、ワイヤーハーネスの大部分が短絡し
た場合では、短い時間で迅速に故障と判定できる。よっ
て、他の回路素子の故障や、ワイヤリングの破損等を抑
制できワイヤーハーネスの短絡度合いに応じて適切に故
障判定を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等のばね上の
揺れを抑えて快適な乗り心地を提供するサスペンション
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサスペンション制御装置の一例と
して図6に示す装置がある。図6において、サスペンシ
ョン制御装置は、ソレノイド1及びソレノイド1を流れ
る電流(通電電流)に応じて変位する可動体(スプー
ル)2を有しこの可動体2の変位に応じて液体3の通過
量を調整する比例ソレノイドバルブ4と、車体(図示省
略)と車輪(図示省略)との間に車輪毎に介装されて前
記通電電流、ひいては可動体2の変位に応じて減衰係数
が可変(減衰力が可変)の減衰係数可変型のショックア
ブソーバ5と、車体の上下方向の加速度を検出する加速
度センサ等の車両の状態を検出する車両状態センサ6
と、ソレノイド1及び車両状態センサ6に接続された装
置本体回路7と、アクチュエータリレー8及びヒューズ
9を介して装置本体回路7に接続され前記ソレノイド1
への電流供給を行う12Vのバッテリ10と、ヒューズ
11を介して装置本体回路7に接続された12Vの電源
(副電源)12と、から大略構成されている。
【0003】装置本体回路7は、ソレノイド1への電流
の大きさ等を定めるCPU13と、ヒューズ11を介し
て副電源12に接続され、かつCPU13に電力供給す
る電源(CPU用電源)14と、ヒューズ11を介して
副電源12に接続され、かつワイヤハーネス(センサ用
線路)15を通して車両状態センサ6に電流供給するセ
ンサ用電源部16と、エミッタ接地されたアクチュエー
タリレー8用のnpn形のトランジスタ17と、ベース
が補正回路18を介してCPU13に接続されコレクタ
がソレノイド1の一端部に接続されCPU13からの電
流指令に応じてソレノイド1への電流を調整するソレノ
イド1用のpnp形のトランジスタ19と、を備えてい
る。
【0004】アクチュエータリレー8は、一端部がヒュ
ーズ9に接続され他端部がトランジスタ17のコネクタ
に接続されたコイル8aと、一端部がヒューズ9に接続
され他端部がトランジスタ19のエミッタに接続されコ
イル8aの励磁に応じて開閉される常開の接点部8bと
を備えている。
【0005】CPU用電源14は、一次側、二次側がそ
れぞれ12V/5Vの電圧変換部(図示省略)を有して
いる。センサ用電源部16は、一次側に接続された線路
20(線路20の先端部はヒューズ11とCPU用電源
14とを接続する線路に接続されている。)及びヒュー
ズ11を介して副電源12に接続され、かつ二次側が車
両状態センサ6に接続される12V/5Vの電圧変換部
16aと、ワイヤハーネス15を介した車両状態センサ
6への電流供給のオンオフを行うスイッチ部16bと、
ワイヤハーネス15の電流を検出し、その検出電流の大
きさとあらかじめ設定した基準値との比較判定を行う電
流検知部16cと、を備えている。そして、電流検知部
16cの比較判定に基づき(例えばワイヤハーネス15
の短絡や地絡によりワイヤハーネス15の電流が大きく
なったりすると)前記スイッチ部16bをオフさせ、セ
ンサ用電源部16の電圧変換部16aひいてはCPU1
3に故障が波及することを防止している。
【0006】補正回路18の入力部は2入力のコンパレ
ータ21を介してソレノイド1の他端部に接続されてい
る。コンパレータ21の一方の入力部とソレノイド1と
を接続する線路22に分岐してシャント抵抗23の一端
部が接続されており、シャント抵抗23の他端部は車両
のボディに接地されている。シャント抵抗23の他端部
がコンパレータ21の他方の入力部に接続されている。
【0007】そして、装置本体回路7が、車両状態セン
サ6の検出信号に応じてソレノイド1へ供給する電流、
ひいては、比例ソレノイドバルブ4の油液3の通過量を
調整し、これにより車両状態センサ6の検出信号に応じ
た大きさの減衰力をショックアブソーバ5に発生させて
車体(ばね上)の揺れを抑え、快適な乗り心地を得られ
るようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の装
置では、ワイヤーハーネス15の故障(短絡、地絡等)
の対策のために、センサ用電源部16を備えている。こ
のセンサ用電源部16は電圧変換部16a,電流検知部
16c及びスイッチ部16bを備えた回路素子からな
り、ワイヤーハーネス15の故障判定の時間(故障監視
時間)及び故障判定の電流しきい値(所定値)は一定で
あり、故障判定の時間及び電流しきい値を自由に設定す
ることができなかった。
【0009】通常、ワイヤーハーネスは細い導線を束ね
て形成され(例えば20本)、そのうちの1本が短絡す
るような故障(抵抗値を持った短絡)をした場合、電流
検知部16cの検出電流は略正常時の値を示し、ノイズ
なのか短絡なのか判断できない。そこで、電流しきい値
を高く設定することが考えられるが、電流しきい値を越
える手前の値で短絡故障した場合などには、回路が発熱
しやすく他の回路素子が故障する等の問題を生じる。ま
た、電流しきい値をそのままで、故障判定の時間を長く
してノイズ対策することも考えられるが、この場合はワ
イヤーハーネスの全短絡(20本短絡)時等に回転素
子、ワイヤリングの破損度合いが大きくなってしまう。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、センサ用線路の故障保護を、故障検出電流または電
圧の大きさに応じて適切に行えるサスペンション制御装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両の状態を
検出するセンサと、車両の車体と車輪との間に伸縮自在
に介装された減衰係数可変型のショックアブソーバと、
前記センサの検出信号に基づいて前記ショックアブソー
バの減衰係数を制御する制御手段と、前記センサにセン
サ用線路を通して電源供給するセンサ用電源部と、前記
制御手段に設けられ電流または電圧の大きさから前記セ
ンサ用線路の故障検出を行う故障検出手段と、該故障検
出手段の検出時に前記センサ用電源部から前記センサへ
の電源供給をオフするスイッチング手段とを備え、前記
制御手段は、前記故障検出手段が異常電流または電圧を
検出してからあらかじめ設定した故障監視時間経過した
後に、前記スイッチング手段をオフするサスペンション
制御装置において、前記異常電流または電圧の大きさに
よって故障監視時間を可変としたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
のサスペンション制御装置を図1ないし図3に基づいて
説明する。なお、図6に示す部材、部分と同等の部材、
部分については同等の符号で示し、その説明は適宜省略
する。
【0013】図1において、このサスペンション制御装
置は、図6に示す装置に比して、センサ用電源部16の
電流検知部16cを廃止し、ワイヤーハーネス(センサ
用線路)15に接続してこのワイヤーハーネス15の電
流値及び電圧値を入力して低レベルの信号に変換するモ
ニタ回路24を設ける一方、モニタ回路24からの信号
を予め定めた基準値と比較することによりワイヤーハー
ネス15の故障あるいは非故障を判定する判定部(故障
検出手段)25をCPU13内に設けたこと、及びセン
サ用電源部16のスイッチ部16b(スイッチング手
段)をCPU13が開閉制御し得るようにCPU13及
びセンサ用電源部16を接続する線路(スイッチ部用線
路)26を設けたことが、異なっている。
【0014】この図1の装置のCPU13(制御手段)
は、ワイヤーハーネス15の電流に基づいてワイヤーハ
ーネス15の故障(短絡、地絡等)検出を行い、ワイヤ
ーハーネス15が故障したと判定した場合、スイッチ部
16bを開させてワイヤーハーネス15の故障がセンサ
用電源部16やCPU13等の上流側に波及することを
抑制する。
【0015】ここで、CPU13の制御内容を図2及び
図3に基づいて説明する。図2に示すように、まず、イ
ニシャライズを行い(ステップS1)、制御周期が経過し
たか否かの判定をYES と判定するまで行う(ステップS
2)。ステップS2でYES と判定すると、前制御周期で算
出された信号に基づいてソレノイド1(ひいてはショッ
クアブソーバ5)を駆動する(ステップS3)。ステップ
S3に続いて、ソレノイド1以外の部材、部分(LED
等)に出力する(ステップS4)。
【0016】次のステップS5で車両状態センサ6等の検
出値が入力される。続くステップS6で、ステップS5で読
み込まれた車両状態センサ6の検出値に基づいて、車体
の制振に必要な減衰力及びこの減衰力を発生させるため
に必要な目標電流としての指令電流(推定電流)を求め
る。続くステップS7のサブルーチンでワイヤーハーネス
15の故障検出を行い、ステップS2に戻る。
【0017】ステップS7のサブルーチン〔CPU3に設
けられた判定回路25(故障検出手段)の判定処理を示
す。〕では、図3に示すように、モニタ回路24からの
信号値を基準値と比較して、ワイヤーハーネス15が故
障したか否かを判定する(ステップS11 )。ステップS1
1 でYES と判定すると、スイッチ部16bを開させて
(ステップS12 )ワイヤーハーネス15の故障がセンサ
用電源部16やCPU13等に波及することを抑制し、
図2のメインルーチンに戻る。また、スイッチ部16b
を開させる(ステップS12 )と同時に、車両状態センサ
6を用いた制御は停止し、不用意な制御が行わないよう
にしている。
【0018】ステップS11 でNOと判定すると、モニタ回
路24からの入力値(センサ電源電圧)が予め定めた所
定値VH以下〔VHは、ワイヤーハーネス15の一部
(例えば導線1本)が短絡した場合のしきい値を示す。
この故障モードではモニタ回路24からの入力値が大き
いため、VHは後述のVLよりも大きい値となってい
る。〕か否かを判定する(ステップS13 )。ステップS1
3 でNO〔すなわち、モニタ回路24からの入力値が予め
定めた所定値VH以上のとき〕と判定すると、回路の故
障には至らないとしてVHフェイルタイマをクリアし
(ステップS14 )、続いて後述のVLフェイルタイマを
クリアする(ステップS15 )。
【0019】一方、ステップS13 でYES 〔すなわち、モ
ニタ回路24からの入力値が所定値VH以下の場合〕と
判定すると、モニタ回路24からの入力値が予め定めた
所定値VL以下〔VLは、ワイヤーハーネス15の大部
分(例えば導線20本)が短絡した場合のしきい値を示
す。この故障モードではモニタ回路24からの入力値が
小さいため、VLは前述のVHよりも小さい値となって
いる。〕か否かを判定する(ステップS16 )。ステップ
S16 でNO〔すなわち、モニタ回路24からの入力値が予
め定めた所定値VL以上のとき〕と判定すると、VLフ
ェイルタイマをクリアし(ステップS17 )、VHフェイ
ルタイマを「1」インクリメントする(ステップS18
)。
【0020】ステップS19 では、VHフェイルタイマが
予め設定された設定値TH以上(THは、ワイヤーハー
ネス15の一部が短絡した場合の故障監視時間を示す。
この場合、回路故障等までに至る時間が長いため、TH
は後述のTLよりも長い時間で設定されている。〕か否
か判定し、NOの場合はサブルーチンを終了する。一方、
ステップS19 でYES と判定した場合は、ワイヤーハーネ
スフェイルセット(短絡と判断)し(ステップS20 )、
スイッチ部16bを開させて(ステップS21 )ワイヤー
ハーネス15の故障がセンサ用電源部16やCPU13
等の上流側に波及することを抑制し、図2のメインルー
チンに戻る。
【0021】ステップS16 でYES 〔すなわち、モニタ回
路24からの入力値が所定値VL以下の場合〕と判定す
ると、VLフェイルタイマを「1」インクリメントする
(ステップS22 )。続いてステップS23 で、VLフェイ
ルタイマが予め設定された設定値TL以上(TLは、ワ
イヤーハーネス15の大部分が短絡した場合の故障監視
時間を示す。この場合、回路故障等までに至る時間が短
いため、TLは前述のTHよりも短い時間で設定されて
いる。〕か否か判定する。ステップS23 でNOと判定した
場合は、ステップS24 に進み、VHフェイルタイマが予
め設定された設定値TH以上か否かを判定し、NOの場合
はサブルーチンを終了する。ステップS24 でYES と判定
した場合は、ワイヤーハーネスフェイルセット(短絡と
判断)し(ステップS25 )、スイッチ部16bを開させ
て(ステップS26 )ワイヤーハーネス15の故障がセン
サ用電源部16やCPU13等の上流側に波及すること
を抑制し、図2のメインルーチンに戻る。
【0022】ステップS23 でYES (すなわち、VLフェ
イルタイマが予め設定された設定値TL以上の場合)と
判定した場合は、ワイヤーハーネスフェイルセット(短
絡と判断)し(ステップS27 )、スイッチ部16bを開
させて(ステップS28 )ワイヤーハーネス15の故障が
センサ用電源部16やCPU13等の上流側に波及する
ことを抑制し、図2のメインルーチンに戻る。
【0023】上述したように構成したサスペンション制
御装置では、ワイヤーハーネス15の短絡度合い応じた
(モニタ回路24から入力値の大きさに応じて)故障検
出を行える。すなわち、ワイヤーハーネス15の一部
(例えば導線1本)が短絡した場合では、長い時間(T
H)経過後に故障と判定するので、ノイズ等による単発
的なセンサ電源電圧の変化で故障と判定しなくなり、ま
た、ワイヤーハーネス15の大部分(例えば導線20
本)が短絡した場合では、短い時間(TL)で迅速に故
障と判定できるので、他の回路素子の故障や、ワイヤリ
ングの破損等を抑制でき、ワイヤーハーネス15の故障
判定を適切に行うことができる。よって、ワイヤーハー
ネス15の故障がセンサ用電源部16やCPU13に波
及することが確実に抑制される。
【0024】次に本発明の第2の実施の形態を図4及び
図5に基づいて説明する。なお、図1ないし図3及び図
6に示す部材、部分と同等の部材、部分については同等
の符号で示し、その説明は適宜省略する。
【0025】図4において、このサスペンション制御装
置は、図1に示す装置に比して、センサ用電源部16の
スイッチ部16b及びスイッチ部用線路26を廃止し、
かつ、線路20(センサ用電源部16を副電源12に接
続させる線路)を廃止し、アクチュエータリレー8とト
ランジスタ19とを接続する線路27とセンサ用電源部
16とを接続する線路28を設け、この線路28を介し
てセンサ用電源部16にバッテリ(アクチュエータ用電
源)10から電力を供給し得るようにしている。
【0026】また、図4のサスペンション制御装置は、
図1の装置に比して、図2のメインルーチンを同様に実
行する一方、ステップS12 ,S21 ,S26 及びS28 に代え
てステップS12A,S21A,S26A及びS28Aを実行するように
している。ステップS12A,S21A,S26A及びS28Aでは、前
記ステップS12 ,S21 ,S26 及びS28 でスイッチ部16
bを開したのに対し、アクチュエータリレー(アクチュ
エータ用スイッチング手段)8の接点部8bを開させ
る。ステップS12A,S21A,S26A及びS28Aの実行により車
両状態センサ6及びセンサ用電源部16への通電は停止
され、車両状態センサ6及びセンサ用電源部16に過電
流や過電圧がかかるようなことが抑制される。
【0027】この第2の実施の形態では、図1に示す装
置に比して、センサ用電源部16のスイッチ部16bを
廃止し、スイッチ部16bに代えて既存のアクチュエー
タリレー8(センサへの電流供給をオンオフするスイッ
チング手段を構成する)を用いるように構成したので、
センサ用電源部16について図1のものに比して、さら
に簡易化することが可能になり、ひいては装置全体の簡
略化をさらに進めることができる。
【0028】なお、上記各実施の形態ではセンサ電源電
圧のしきい値及び故障監視時間をそれぞれ2つずつ(V
H,VL,TH,TL)設定したものを示したが、別段
これに限らず、それぞれ2つ以上設定してもよく、この
場合、故障判定の精度をより向上できる。また、上記各
実施の形態ではセンサ用線路の電圧を検出して故障判定
するものを示したが、別段これに限らず、CPU(制御
手段)の内部に電流計を設け、該電流計で電流の変化を
検出して故障判定するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、故障検出手段が検出し
た異常電流または電圧の大きさによって故障監視時間を
可変としたので、ワイヤーハーネスの一部が短絡した場
合では、ノイズ等による単発的なセンサ電源電圧の変化
で故障と判定しなくなり、また、ワイヤーハーネスの大
部分が短絡した場合では、短い時間で迅速に故障と判定
できる。よって、他の回路素子の故障や、ワイヤリング
の破損等を抑制できワイヤーハーネスの短絡度合いに応
じて適切に故障判定を行うことができる。よって、ワイ
ヤーハーネスの故障がセンサ用電源部や制御手段に波及
することを確実に抑制でき、信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のサスペンション制
御装置を模式的に示す図である。
【図2】図1のコントローラのメインルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図3】図2のワイヤーハーネス故障検出サブルーチン
を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態のサスペンション制
御装置を模式的に示す図である。
【図5】図4のコントローラのワイヤーハーネス故障検
出サブルーチンを示すフローチャートである。
【図6】従来技術の一例を模式的に示す図である。
【符号の説明】
5 ショックアブソーバ 6 車両状態センサ(センサ) 8 アクチュエータリレー(アクチュエータ用スイッ
チング手段、スイッチング手段) 13 CPU(制御手段) 16 センサ用電源部 25 判定回路(故障検出手段)
フロントページの続き (72)発明者 長島 秀雄 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内 (72)発明者 堀 栄作 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内 (72)発明者 一丸 修之 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 鳥谷部 紀美郎 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 大谷 裕之 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 Fターム(参考) 3D001 AA02 DA03 DA16 DA17 EB32 EC02 ED06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の状態を検出するセンサと、車両の
    車体と車輪との間に伸縮自在に介装された減衰係数可変
    型のショックアブソーバと、前記センサの検出信号に基
    づいて前記ショックアブソーバの減衰係数を制御する制
    御手段と、前記センサにセンサ用線路を通して電源供給
    するセンサ用電源部と、前記制御手段に設けられ電流ま
    たは電圧の大きさから前記センサ用線路の故障検出を行
    う故障検出手段と、該故障検出手段の検出時に前記セン
    サ用電源部から前記センサへの電源供給をオフするスイ
    ッチング手段とを備え、 前記制御手段は、前記故障検出手段が異常電流または電
    圧を検出してからあらかじめ設定した故障監視時間経過
    した後に、前記スイッチング手段をオフするサスペンシ
    ョン制御装置において、 前記異常電流または電圧の大きさによって故障監視時間
    を可変としたことを特徴とするサスペンション制御装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100797033B1 (ko) * 2002-05-06 2008-01-22 주식회사 만도 쇽 업소오버 구동부의 고장 진단방법
JP2016185726A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 株式会社ショーワ 車高調整装置

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KR100797033B1 (ko) * 2002-05-06 2008-01-22 주식회사 만도 쇽 업소오버 구동부의 고장 진단방법
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