JP2000108533A - 印刷方法と印刷装置 - Google Patents

印刷方法と印刷装置

Info

Publication number
JP2000108533A
JP2000108533A JP10282147A JP28214798A JP2000108533A JP 2000108533 A JP2000108533 A JP 2000108533A JP 10282147 A JP10282147 A JP 10282147A JP 28214798 A JP28214798 A JP 28214798A JP 2000108533 A JP2000108533 A JP 2000108533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultraviolet
curable resin
printing
heater
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10282147A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Fujita
善信 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYAMA SUGAKI KK
Original Assignee
TOYAMA SUGAKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOYAMA SUGAKI KK filed Critical TOYAMA SUGAKI KK
Priority to JP10282147A priority Critical patent/JP2000108533A/ja
Publication of JP2000108533A publication Critical patent/JP2000108533A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に鮮明な結晶模様を発生させる印刷方法
と印刷装置を提供する。 【解決手段】 紫外線硬化樹脂が印刷された印刷物の搬
送路であるベルトコンベア16が設けられ、ベルトコン
ベア16に沿って先ず加温装置18が設けられている。
加温装置18の下流側に紫外線照射装置20,22,2
4が設けられている。加温装置18は遠赤外線照射装置
やその他ヒーター等を用いたもの等でもよく、加温装置
18は複数個設けられてもよい。紫外線硬化樹脂に紫外
線を照射する前に、加温装置18により温度上昇と気泡
除去を行って結晶模様を発生させる。この状態で紫外線
照射装置20,22,24により紫外線を照射し、紫外
線硬化樹脂を硬化させ、印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷部分に特殊
な結晶模様が発生する紫外線硬化樹脂の印刷方法と印刷
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紫外線硬化樹脂は、主剤と硬化剤
を混合したものを印刷し、紫外線照射装置に入れて硬化
させていた。
【0003】また、溶剤に溶かした樹脂が硬化する際に
結晶模様が発生する印刷用のインキがあった。この結晶
模様は、例えばフィルム・アルミ貼合紙に印刷したと
き、フィルム・アルミ貼合紙に反射する光がクリスタル
調に光り、ディスプレイ効果を高めるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、紫外線硬化樹脂を用いて樹脂に結晶模様を発生させ
ようとすると、紫外線照射装置で樹脂を硬化させる際
に、紫外線硬化が早く進行するため、樹脂が結晶成長す
る前に硬化してしまい模様が発生しにくいものであっ
た。また、溶剤に溶かしたインキで、結晶模様を発生さ
せる場合、その工程が複雑であり、時間がかかるもので
あった。
【0005】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、紫外線硬化樹脂を用いた印刷インキに
おいても、確実に鮮明な結晶模様を発生させる印刷方法
と印刷装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、紫外線硬化
樹脂の印刷インキを印刷物に塗布し、所定温度に加温し
てこの紫外線硬化樹脂の結晶成長をあらかじめ進行さ
せ、この紫外線硬化樹脂の結晶成長を促進し、この後紫
外線を照射しこの紫外線硬化樹脂を硬化させる印刷方法
である。
【0007】また、この発明は、紫外線硬化樹脂が印刷
された印刷物の搬送路であるベルトコンベアが設けら
れ、このベルトコンベアに沿って先ず加温装置が設けら
れ、この加温装置の下流側に紫外線照射装置が設けられ
ている印刷装置である。この加温装置は遠赤外線照射装
置やその他ヒーター等を用いたもの等でもよく、またこ
の加温装置は複数個設けられてもよい。
【0008】この発明の印刷方法と印刷装置は、紫外線
硬化樹脂に紫外線を照射する前に、加温装置により温度
上昇と気泡除去を行って結晶模様を発生させ、この状態
で紫外線照射装置により紫外線を照射し、紫外線硬化樹
脂を硬化させ、印刷を行うものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形
態の印刷装置10を示すもので、この実施形態の印刷装
置10は、任意の高さの保持部材12上に、紫外線硬化
樹脂を印刷した印刷物14の搬送路であるベルトコンベ
ア16が設けられている。ベルトコンベア16に沿っ
て、先ず上流側に遠赤外線照射する加温装置18が設け
られ、加温装置18よりもベルトコンベア16の下流側
には、紫外線照射装置20,22,24が順番に設けら
れている。加温装置18、紫外線照射装置20,22,
24は、各々図示しない出入り口が設けられ、ベルトコ
ンベア16に載置された印刷物が順次通過する。
【0010】次にこの発明の印刷方法について説明す
る。まず、図2に示すようにフィルム・アルミ貼合紙で
作られた包装用箱26に、所望の絵柄を紫外線硬化樹脂
28でシルクスクリーン印刷し、印刷物14を作る。こ
の紫外線硬化樹脂28は二液タイプで、液体の主剤と粉
体の硬化剤を所定量配合したものである。そして、印刷
物14をベルトコンベア16に載置し、図1に示す矢印
の向きに搬送する。そして加温装置18内を通過する
間、紫外線硬化樹脂28の温度を上昇させ、気泡の除去
を行うとともに、樹脂の結晶成長を促し安定した結晶模
様を形成させる。このとき加温装置18内の温度は、例
えば80℃以上であり、100〜120℃が好ましい。
次に、印刷物14を紫外線照射装置20,22,24に
順次搬送し、紫外線硬化樹脂28を硬化させる。
【0011】この実施形態の印刷方法と印刷装置によれ
ば、簡単で確実に紫外線硬化樹脂28表面に鮮明な結晶
模様を形成することができる。この結晶模様は、フィル
ム・アルミ貼合紙に反射する光が乱反射され、クリスタ
ル調に光り、ディスプレー効果を高めることができる。
【0012】なお、この発明の印刷方法と印刷装置は、
上記実施形態に限定されるものではなく、例えば印刷物
14は包装用箱以外に何でも良く、素材もフィルム・ア
ルミ貼合紙以外でも良い。印刷装置に設けられている加
温装置は遠赤外線によるものでなくても良く、また紫外
線照射装置の数も適宜変更可能である。
【0013】
【発明の効果】この発明の印刷方法と印刷装置は、紫外
線樹脂に紫外線を照射して硬化させる前に、紫外線硬化
樹脂表面をあらかじめ加温して結晶模様を発生させるた
め、確実に鮮明な結晶模様が得られ、美しい印刷が可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の印刷装置の斜視図であ
る。
【図2】この実施形態の印刷方法による印刷物の正面図
である
【符号の説明】 10 印刷装置 12 保持部材 14 印刷物 16 ベルトコンベア 18 加温装置 20,22,24 紫外線照射装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線硬化樹脂を印刷物に塗布し、所
    定温度に加温してこの紫外線硬化樹脂の結晶成長をあら
    かじめ進行させ、この後、紫外線を照射しこの紫外線硬
    化樹脂を硬化させることを特徴とする印刷方法。
  2. 【請求項2】 紫外線硬化樹脂が印刷された印刷物の
    搬送路に沿って、先ず加温装置が設けられ、この加温装
    置の下流側に紫外線照射装置が設けられていることを特
    徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 上記加温装置は遠赤外線を照射する装
    置であることを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
JP10282147A 1998-10-05 1998-10-05 印刷方法と印刷装置 Pending JP2000108533A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10282147A JP2000108533A (ja) 1998-10-05 1998-10-05 印刷方法と印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10282147A JP2000108533A (ja) 1998-10-05 1998-10-05 印刷方法と印刷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000108533A true JP2000108533A (ja) 2000-04-18

Family

ID=17648724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10282147A Pending JP2000108533A (ja) 1998-10-05 1998-10-05 印刷方法と印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000108533A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57151310A (en) * 1981-03-16 1982-09-18 Dainippon Printing Co Ltd Decorating method
JPS60171284A (ja) * 1984-02-16 1985-09-04 東洋真空株式会社 結晶模様を持つた金属光沢製品及びその製造方法
JPS60200955A (ja) * 1984-03-22 1985-10-11 Toyo Shinku Kk 結晶模様を持つた金属光沢製品及びその製造方法
JPS6153041A (ja) * 1984-08-23 1986-03-15 東洋真空株式会社 結晶模様を持つた金属光沢製品及びその製造方法
JPS6416878A (en) * 1987-07-10 1989-01-20 Fujikura Kasei Kk Coating for forming crystalline crepe pattern
JPS6467284A (en) * 1987-09-08 1989-03-13 Fujikura Kasei Kk Decorating method for transparent base material and decorative glass obtained thereby

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57151310A (en) * 1981-03-16 1982-09-18 Dainippon Printing Co Ltd Decorating method
JPS60171284A (ja) * 1984-02-16 1985-09-04 東洋真空株式会社 結晶模様を持つた金属光沢製品及びその製造方法
JPS60200955A (ja) * 1984-03-22 1985-10-11 Toyo Shinku Kk 結晶模様を持つた金属光沢製品及びその製造方法
JPS6153041A (ja) * 1984-08-23 1986-03-15 東洋真空株式会社 結晶模様を持つた金属光沢製品及びその製造方法
JPS6416878A (en) * 1987-07-10 1989-01-20 Fujikura Kasei Kk Coating for forming crystalline crepe pattern
JPS6467284A (en) * 1987-09-08 1989-03-13 Fujikura Kasei Kk Decorating method for transparent base material and decorative glass obtained thereby

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE60107116D1 (de) Verfahren und vorrichtung für tintenstrahldruck mit uv-strahlungshärtbarer tinte
US20090197013A1 (en) Producing a flexographic printing plate
JP2020527476A (ja) オブジェクトの装飾のための装置および方法
US9599397B2 (en) Light curing apparatus having a modular lamp housing
JP3524135B2 (ja) 基材上のコーティングを硬化させるための装置及び方法
JP2000108533A (ja) 印刷方法と印刷装置
MX2023013327A (es) Metodo para producir un articulo de plastico, aparato para llevar a cabo tal metodo, y articulo de plastico.
ES2905775T3 (es) Procedimiento para la aplicación de revestimientos plásticos, dispositivo para realizar el procedimiento y sustrato revestido que puede producirse según el procedimiento
KR20190082706A (ko) 자외선 조사 장치
CN106842653B (zh) 一种紫外线固化装置
JP3629687B2 (ja) 板体のシボ形成構造
JPS6048460B2 (ja) ガラス物品の装飾装置
SE448699B (sv) Torkanleggning
ATE321661T1 (de) Nassoffset-druckform mit fotothermisch veränderbarem material, verfahren und vorrichtung zur erzeugung und/oder löschung eines druckbildes einer nassoffset-druckform
KR100448328B1 (ko) 마이크로웨이브를 이용한 드라이필름 라미네이팅 장치 및방법
JPH06198162A (ja) 紫外線照射装置
US4538358A (en) Drying plant for drying printed material
US20160231054A1 (en) Apparatus for curing sensitive substrate materials
JP2018118205A (ja) 紫外線照射装置及び紫外線照射方法
JP2016043658A (ja) 記録方法および記録装置
PT885718E (pt) Processo para a fabricacao de uma matriz de serigrafia e dispositivo para a realizacao do processo
JP4648597B2 (ja) プリント配線基板の製造方法およびその製造装置
JPH0721254Y2 (ja) 紫外線硬化型樹脂材料の塗付兼硬化装置
JPH0428554B2 (ja)
JP2017169673A (ja) 遊技盤の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090318