JPS6048460B2 - ガラス物品の装飾装置 - Google Patents

ガラス物品の装飾装置

Info

Publication number
JPS6048460B2
JPS6048460B2 JP52080705A JP8070577A JPS6048460B2 JP S6048460 B2 JPS6048460 B2 JP S6048460B2 JP 52080705 A JP52080705 A JP 52080705A JP 8070577 A JP8070577 A JP 8070577A JP S6048460 B2 JPS6048460 B2 JP S6048460B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
printing
glass article
ink
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52080705A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5415922A (en
Inventor
孝之 先水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamura Glass KK
Original Assignee
Yamamura Glass KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamamura Glass KK filed Critical Yamamura Glass KK
Priority to JP52080705A priority Critical patent/JPS6048460B2/ja
Publication of JPS5415922A publication Critical patent/JPS5415922A/ja
Publication of JPS6048460B2 publication Critical patent/JPS6048460B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、インクとして紫外線照射により短時間て硬
化する重合性材料と願料とを含有する有機材料混合物を
用いて、色彩や模様その他文字等の装飾をガラス物品に
印刷する装飾装置に関する。
従来、ガラス物品の装飾法としては、ガラス質フリッ
トに顔料を混入した無機インクを、ガラス物質表面に塗
布し、それを溶融焼付けして装飾を施す方法がその耐剥
離性の良いことから広く用いられているが、この方法で
は約600℃(フリットの融点近く)の温度で長時間イ
ンクの焼付けを行すっねはならず、そのため多大な設備
(焼付窯及びその付帯設備)、スペース、処理時間を必
要とする。一方、ガラス物品が、傷つき防止等のため強
化処理されたものである場合、高温での焼付けと行うこ
とは強化層が緩和する等の問題があり、上述の方法で装
飾を施すには不向きである。また、取扱いが苛酷でなく
耐剥離性があまり問題とされないガラス物品や、装飾を
施した上から樹脂により被覆されるガラス物品の場合、
上述の装飾法を用いるメリットがない。 これに対し、
冒頭に記載した所謂有機インク(二液反応加熱乾燥型イ
ンク)による装飾法では、比較的低温でインクの硬化が
出来るのて強化処理ガラス物品にも問題なく装飾を施す
ことができる。
しかしインクの硬化のために時間的にも設備的にも長い
硬化工程を必要とし、そのために、多色装飾を施す場合
、先に印刷したインクが硬化していないと、その上に別
のインクを重ね合わせ印刷するとインクどうしが混じつ
て変色し、あるいは、重ね合わせ印刷の境界部分におい
てインクが滲んでしまうので、先に印刷したインクが硬
化するのを待つてその上に別のインクを印刷しなければ
ならず、重ね合わせ印刷が多色になるほどに処理時間並
びに処理工程が長くなる欠点があつた。 本発明は、印
刷面において有利な有機インクを用いながら、短時間で
かつ短い工程で、多色の重ね合わせ印刷による装飾を施
すことのてきる装置を提供することを目的とする。
以下本発明装置の一実施例を図面に基づいて説明する
図においてA(第3図、第4図参照)は瓶搬送手段で
あつて、瓶間隔調整用スターホィール12から横送りコ
ンベヤ13を介して送られてくるガラス物品としての瓶
1 ・・・を順次、搬送するようになつている。
この搬送手段Aは、各瓶1の両端部を支持するように搬
送方向に沿つて一定の間隔で2列に配設された複数のウ
ェアラック2 ・・・,3・・・と、瓶1の口部を保持
するために前記ウェアラック2の外側に配置された複数
の遊転可能なマウスピース4 ・・・と、瓶1の底部を
保持するために前記各ウェアラック3の外側に配置され
た複数の回転J可能なボツトムデイスク5・・・並びに
固定形ボツトムプレート6 ・・・とで構成されている
。各マウスピース4はスライドベース7に設けられてお
り、このスライドベース7は駆動系8からの動力で瓶搬
送方向を横切る方向に移動できるようにしてあり、通常
ボツトムデイスク5、ボツトムプレート6側へ進出して
、各マウスピース4とボツトムデイスク5又はボツトム
プレート6との間で瓶1を挟持するようになつている。
各ウェアラック2,3は上昇、前進、下降、後退の各運
動を連続して繰り返し行うもので、上昇によつて一定高
さに挟持されている各瓶1を保持し、前進によつて保持
した瓶1を1ピッチだけ送る。この際スライドベース7
はウェアラック2,3の上昇による瓶1の保持に伴つて
後退(外方へ移動)し、瓶1の移動を可能にすると共に
、瓶1がウェアラック2,3の前進によつて1ピッチだ
け送られたときに進出して1ピッチ送られた各瓶1をそ
の送られた位置でマウスピース4とボツトムデイスク5
又はボツトムプレート6との間に保持するようにしてあ
.る。このような動作を繰り返しながら前記搬送手段A
は各瓶1を一定のピッチずつ断続的に搬送するのである
。Bはスクリーン印刷手段で、瓶搬送経路上の所定の位
置(印刷位置)Pに送られてきた瓶1の外.表面にスク
リーン印刷を施すようになつており、このスクリーン印
刷手段Bは、当該瓶1の外表面に接触して装飾を施す(
即ち、インクとして紫外線照射により短時間で硬化する
重合性材料と顔料を含有する有機材料混合物を塗着して
瓶外表面に・インク層を形成せしめる)ために印刷位置
の上方に設けられたスクリーン9と、このスクリーン9
を保持していて、該スクリーンを上下動させると共に瓶
搬送方向に所定のストローク往復動させるスクリーン駆
動ベース10とを備えており、スクリーン駆動ベース1
0は駆動系8からの動力により適宜駆動される。
スクリーン印刷に際しては、印刷位置Pから1ピッチ手
前の位置で、その位置に送られてきた瓶1の位置決めを
行うための適当な位置決め手段(図示せず)が設けてあ
つて瓶1はこの手段により適正な位置に調整されて印刷
位置Pに送られる。この印刷位置Pにおいて、スクリー
ン9が第3図の上昇位置から下降し、瓶1の表面に当接
すると、瓶1が回転装置11の作動によるボツトムデイ
スク5の回転により第2図の矢印a→b方向に回転され
同時にスクリーン9も同図の矢印X→Y方向に往動して
該瓶1のスクリーン印刷が行われ、該瓶の印刷が終了す
ると、この瓶は前方へ送られる。次いで、位置決めを終
えた後続の瓶1が印刷位置Pに移動すると、瓶1は矢印
b−*a方向に回転され、スクリーン9は矢印Y→X方
向に復動して該瓶1のスクリーン印刷が行われる。以降
同様な操作によりスクリーン印刷が連続的に行われる。
尚、印刷位置Pにおいてはスクリーン9の摺動時(スク
リーン印刷時)に隣接する他の瓶を汚染しないようマウ
スピース4及びボツトムデイスク5の位置は他のものよ
りやや高目に設けられており、この印刷位置Pにある瓶
は他の位置にある瓶よりもやや高い位置に保持される。
Cはスクリーン印刷を施し終えた瓶を回転させるための
手段で、駆動系8からの動力を得て作動するチェーンス
プロケット機構よりなり、第1図に示すZの区域にある
ボツトムデイスク5・・・を駆動して瓶1 ・・・を連
動回転させるようになつている。Dは、回転手段Cによ
つてZ区域内で回転される瓶1 ・・・に紫外線を照射
する紫外線照射手段で、瓶の上方位置に設けられたカバ
ー18と、このカバー18内に配置されたUVランプ1
9と、カバー18内に設けられたリフレクター20と、
このリフレクター20と対向して瓶搬送路下方に設けら
れたリフレクター21とからなる。従つて、印刷位置P
でスクリーン印刷を施されたウェアラック2,3、マウ
スピース4及びボットムプレート6を介して区域z内に
移送されてきた瓶1・・・は回転手段Cにより回転され
ながら照射手段Dによる紫外線の照射を受け、それによ
つて、各瓶1の外表面に塗着された有機材料混合物より
なるインクは均一にしかも迅速に硬化し、該瓶外表面に
強固に結合する。即ち、有機材料混合物よりなるインク
に紫外線照射によつて科学反応を起させ、常温下にある
インクを短時間でもつて硬化させるもので、その印刷面
の上に別のインクを直ちに印刷することが可能てある。
B’はそのための別の印刷手段て、スクリーン印刷手段
Bによつて印刷された瓶1に別の種類の印刷(たとえは
印刷手段Bにおける色彩とは異なる色彩による印刷)を
瓶搬送経路中の印刷位置P’においてスクリーン9’に
よりスクリーン印刷を行う。この印刷手段B’でスクリ
ーン印刷を終えた瓶1は回転手段C’によつて回転され
ながら紫外線照射手段D’による紫外線の照射を受けて
瓶搬送経路終端迄移送される。この搬送経路終端には瓶
取出し手段Eが設けてあり、この手段Eによつて取出さ
れた瓶1はスターホィール14,16及ひコンベヤ15
,17によつて次工程例えば検査工程、箱詰工程へ搬送
される。尚、スクリーン印刷手段Bによる最初のスクリ
ーン印刷が施される前にスターホィール12からコンベ
ヤ13を経て搬送経路始端に搬入された各瓶1は第1図
のS,及ひS。
位置において検査、洗浄処理を受け、不適正な瓶は除去
され且つ印刷が効果的に行えるように洗浄される。尚、
瓶搬送手段は、前記実施例にのようにウェアラックを用
いたものに限らず、たとえば、マウスピースとボツトム
デイスクとを複数個そなえた一個以上の無端体であつて
、印刷位置や瓶回転位置においてボツトムデイスクを回
転するようにしたものであつても1よい。以上説明した
ように、本発明によるガラス物品の装飾装置は、インク
として紫外線照射により短時間て硬化する重合性材料と
顔料とを含有する有機材料混合物を用いてガラス物品に
印刷する複数のスクリーン印刷手段をガラス物品を搬送
する搬送手段の搬送経路上に搬送方向に所定間隔をおい
て設け、前記ガラス物品に印刷された有機材料混合物に
紫外線を照射する紫外線照射手段を、前記搬送経路に沿
つて前記スクリーン印刷手段の間並ひに最終のスクリー
ン印刷手段の後方に配置すると共に、前記紫外線照射手
段による紫外線の照射域において前記ガラス物品を回転
させる回転手段を設けてあることを特徴とする。
即ち、有機材料混合物に紫外線を照射させることによつ
て、その有機材料混合物を均一にかつ数秒〜数十秒の短
時間で完全に硬化させることがてきるようになり、因に
それによつて得られた装飾の硬度は3 〜4Hて、その
接着力はクロスカットチェックによつても剥離を生じな
い程度であり、従つて、上記時間の経過後においてその
印刷面に即座に次の印刷を施すことができるものであり
、これによつて2色の重ね合わせ印刷による装飾を短時
間のうちに、あるいは、上述の印刷と紫外線照射の工程
を繰り返すことによつて、3色以上の色の重ね合せによ
る装飾を短時間のうちに行い得るようになり、延いては
、有機インクを自然硬化させる場合に比べて装飾装置を
コンパクトなものに構成できるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装飾装置の一実施例を示す平面図、第2
図は第1図の正面図、第3図は第2図の■一■線断面図
、第4図は第2図の■−■線断面図である。 1 ・・・瓶(ガラス物品)、A・・・搬送手段、B,
B’・・・スクリーン印刷手段、C,C’・・・回転手
段、D,D’・・・紫外線照射手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 インクとして紫外線照射により短時間で硬化する重
    合性材料と顔料とを有する有機材料混合物を用いてガラ
    ス物品に印刷する複数のスクリーン印刷手段を、ガラス
    物品を搬送する搬送手段の搬送経路上に搬送方向に所定
    間隔をおいて設け、前記ガラス物品に印刷された有機材
    料混合物に紫外線を照射する紫外線照射手段を、前記搬
    送経路に沿つて前記スクリーン印刷手段の間並びに最後
    のスクリーン印刷手段の後方に配置すると共に、前記紫
    外線照射手段による紫外線の照射域において前記ガラス
    物品を回転させる回転手段を設けてあることを特徴とす
    るガラス物品の装飾装置。
JP52080705A 1977-07-06 1977-07-06 ガラス物品の装飾装置 Expired JPS6048460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52080705A JPS6048460B2 (ja) 1977-07-06 1977-07-06 ガラス物品の装飾装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52080705A JPS6048460B2 (ja) 1977-07-06 1977-07-06 ガラス物品の装飾装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5415922A JPS5415922A (en) 1979-02-06
JPS6048460B2 true JPS6048460B2 (ja) 1985-10-28

Family

ID=13725741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52080705A Expired JPS6048460B2 (ja) 1977-07-06 1977-07-06 ガラス物品の装飾装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6048460B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6375358U (ja) * 1986-11-07 1988-05-19

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56113492A (en) * 1980-02-13 1981-09-07 Kansai Glass Kogyo Kk Manufacture of stained glass
JPS56151936A (en) * 1980-04-28 1981-11-25 Fuji Photo Film Co Ltd Photographic print by color diffusion transfer method
JPS5982489A (ja) * 1982-10-28 1984-05-12 株式会社岩科製作所 離解機用ロ−タ
JPS5982490A (ja) * 1982-10-28 1984-05-12 株式会社岩科製作所 離解機
JPS59169400U (ja) * 1983-04-22 1984-11-13 日立造船株式会社 パルパ−用ロ−タ
JPS6260299U (ja) * 1985-10-02 1987-04-14
JPS6350899U (ja) * 1987-09-03 1988-04-06
JPH0321498A (ja) * 1989-06-19 1991-01-30 Fuji Seisakusho:Kk 表紙の製法
FR2832670B1 (fr) * 2001-11-27 2004-09-24 Sarl Lb De La Rosiere Procede de decoration d'objets et dispositif pour sa mise en oeuvre

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2721516A (en) * 1951-08-18 1955-10-25 Solar Engineering & Equipment Work supporting and registering apparatus for bottle decorating machine
JPS506964A (ja) * 1973-05-23 1975-01-24
JPS5050182A (ja) * 1973-09-03 1975-05-06
JPS50150504A (ja) * 1974-05-23 1975-12-03

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2721516A (en) * 1951-08-18 1955-10-25 Solar Engineering & Equipment Work supporting and registering apparatus for bottle decorating machine
JPS506964A (ja) * 1973-05-23 1975-01-24
JPS5050182A (ja) * 1973-09-03 1975-05-06
JPS50150504A (ja) * 1974-05-23 1975-12-03

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6375358U (ja) * 1986-11-07 1988-05-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5415922A (en) 1979-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102892583B (zh) 利用凸纹对由粗制玻璃或精制玻璃或塑料制成的物品进行装饰的自动化设备和自动化方法
AU741412B2 (en) Direct rotary screen printing on cylindrical articles
US20040185233A1 (en) Systems for applying coatings
JPS6048460B2 (ja) ガラス物品の装飾装置
US20060250464A1 (en) Method and apparatus for printing selected information on bottles
US20060093797A1 (en) Decoration of articles and wares
US6070524A (en) Process and machine for decorating containers or similar articles
US20150298492A1 (en) Method and machine for the digital decoration of products with granular materials and the like
US5985376A (en) Apparatus and method for screen printing radiation curable compositions
BR9206729A (pt) Método para carregar recipientes cilíndricos e aparelho para redução de velocidade e espaçamento de latas e decoração de artigos cilíndricos
US20030121428A1 (en) Apparatus and method for direct rotary printing compositions only cylindrical articles
US2009098A (en) Apparatus for stenciling ware
WO1999019074A1 (en) Apparatus and method for screen printing radiation curable compositions
CN113423584A (zh) 瓷砖的装饰工艺方法
KR101426463B1 (ko) 미세 패턴필름 제조장치 및 미세 패턴필름 제조방법
US3796618A (en) Method of decorating ceramic wall and floor tiles
US3274927A (en) Method and apparatus for decorating containers
KR100707771B1 (ko) 다단 엠보싱 자동 인쇄시스템
US6671087B2 (en) Reflector assembly for UV-energy exposure system
JPH06320854A (ja) 被加飾物のホットスタンピング印刷方法およびホットスタンピング印刷が施された被加飾物
EP0200285A1 (en) Decoration of articles by use of transfer sheets
KR19980081988A (ko) 멀티칼라드 강판의 제조방법 및 제조장치
JP2612186B2 (ja) 化粧パネルの製造方法
ZA200400734B (en) Apparatus and method for direct rotary printing compositions onto cylindrical articles.
JP4026164B2 (ja) ガラス容器への高強度メタリック加飾方法