JP2000108106A - カッタ - Google Patents

カッタ

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Publication number
JP2000108106A
JP2000108106A JP10294485A JP29448598A JP2000108106A JP 2000108106 A JP2000108106 A JP 2000108106A JP 10294485 A JP10294485 A JP 10294485A JP 29448598 A JP29448598 A JP 29448598A JP 2000108106 A JP2000108106 A JP 2000108106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
width
cutting
cutter
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP10294485A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Asano
貞雄 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASANO KOGU KOGYO KK
Original Assignee
ASANO KOGU KOGYO KK
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Publication date
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 要求される溝幅が次々と広狭異なるものであ
っても、カッタの切幅を変更する場合は、二つの基台要
素間を連結するねじ部の回動により二種類の切刃の軌跡
の重合幅が変更されるようにしたカッタを提供する。 【解決手段】 回転中心部を備える円盤状基台の外周部
には、溝底面切削用の刃と溝側面切削用の刃を備えさ
せ、円盤状基台は、回転中心部を備えるボス部の周囲に
夫々放射方向に突出する複数の刃担持部を相互間に間隙
を隔てた状態で備えさせる第1基台要素と第2基台要素
とから成り、両ボス部は、連結筒で両者の遠近調節を自
在に連結し、両基台要素の刃担持部に装着してある溝底
面切削用の刃の回転軌跡の幅が一部において重合し、か
つその重合幅は上記二つのボス間に形成された一対のね
じの回動により広狭調節可能にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平板状、角状等の
任意形状の木材に溝状の凹部を形成する為のカッタに関
する。
【0002】
【従来の技術】回転中心部を備える円盤状基台の外周面
には、溝底面切削用の刃を備えさせると共に上記基台の
外周部の両側には夫々溝側面切削用の刃を備えさせ、上
記円盤状基台を回転中心で回すことにより木材等に溝を
形成できるようにしてあるカッタは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のカッタで
は、要求される溝の幅が図3に示すW1の場合と、図4で
示される広幅のW2の場合とでは、カッタの切幅を異なら
しめる為に、カッタを取替えねばならぬ煩わしさがあ
り、切削作業が遅延する問題点があった。
【0004】本件出願のカッタは、上記従来技術の問題
点を解決する為に提供するものである。本件出願の目的
は、要求される溝幅が次々と広狭異なるものであって
も、それらに夫々対応した切幅のカッタを提供しようと
するものである。他の目的は、カッタの切幅を変更する
場合二つの基台要素間を連結するねじ部の回動により二
種類の切刃の軌跡の重合幅が変更され、要求される溝幅
に対して、速やかに対応できるようにしたカッタを提供
しようとするものである。他の目的及び利点は図面及び
それに関連した以下の説明により容易に明らかになるで
あろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明におけるカッタ
は、回転中心部を備える円盤状基台の外周面には、溝底
面切削用の刃を備えさせると共に上記基台の外周部の両
側には夫々溝側面切削用の刃を備えさせ、上記円盤状基
台を回転中心で回すことにより木材等に溝を形成できる
ようにしてあるカッタにおいて、上記円盤状基台は、夫
々、回転中心部を備えるボス部の周囲に、夫々放射方向
に突出する複数の刃担持部を相互間に間隙を隔てた状態
で備えさせる第1基台要素と第2基台要素とから構成さ
れ、上記二つのボス部は、一方から他方に向けて連結筒
を延設して両者間に形成する一対のねじの回動でもっ
て、両者の遠近調節を自在に連結し、上記夫々のボス部
から放射方向に突出する刃担持部は相互に相手方の各間
隙に夫々出没可能な位置に設定してあって、上記第1基
台要素と第2基台要素における夫々の刃担持部に装着し
てある溝底面切削用の刃の回転軌跡の幅が一部において
重合し、かつその重合幅は上記二つのボス間に形成され
た一対のねじの回動により広狭調節可能にしたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本願発明の実施の形態を示す
図面について説明する。図1乃至図9において、1はカ
ッタを示し、回転中心部5を備える円盤状基台2の外周
面2aには、溝底面切削用の刃3を備えさせると共に上記
基台2の外周部の両側2bには夫々溝側面切削用の刃4を
備えさせ、上記円盤状基台2を回転中心部5を中心にし
て回すことにより、一般木材、合板、各種ボード類、集
成材等(これらを木材ともいう)に溝59を形成できるよ
うにしてある。上記の刃3、4は、夫々外周面2a、外周
部の側面2bに、夫々凹状の受部3a、4aを形成し、刃先3
b、4bが夫々外周と両側の切削予定軌跡を回動して、溝
底面60、溝の両側面61を切削できるようにその受部3a、
4aにボルト3c、埋込ボルト4c等任意の止具でもって着脱
交換自在に装着してある。
【0007】上記円盤状基台は、夫々、回転中心部5を
備えるボス部12、32の周囲に、放射方向に突出する複数
の刃担持部13、33を相互間に間隙14、34を隔てた状態で
備えさせる第1基台要素10と第2基台要素30とから成
る。上記のボス部12、32は、環状の金属製基部材16、36
と、上記刃担持部13、33の元部を構成する環状で刃担持
部とは一体材(金属材)で成型された環部材20、40とを
図示の如く重合させた構成にしてある。21は環部材20と
基部材16とを一体回動可能にする為の埋め込み型のボル
トを示す。17は基部材16から一体材でもって相手方に延
びる中空の連結筒で、外周面に雄ねじ18が設けてあり、
それのピッチは一定で、例えば1mmピッチにしてある。
中空部19は、モータに連なる周知の駆動用回転軸挿通孔
を示す。37は、基部材36から相手方に向けて延びる中空
部39をもった連結筒で、それの内周には、雄ねじ18に対
応させた雌ねじが形成され、雄ねじ18に螺合されてい
る。これの元部41は、基部材36の内周に対し、外周に設
けた雄ねじを螺合させて連結し、外部から押ねじ43で着
脱自在に固着して一体化してある。42は環状の締付板
で、連結筒37の先端に固着され、環部材40を締付板42と
基部材36とで滑動自在に軽く締付してある。
【0008】刃担持部13と刃担持部33における内側膨出
部13a、33aは、上記夫々のボス部12、32から放射方向に
突出する刃担持部13、33と同様に相互に相手方の各間隙
14、34に夫々矢印49方向に向けて出没可能な位置に設定
してある。従って、上記第1基台要素10と第2基台要素
30における夫々の刃担持部13、33に装着してある溝底面
切削用の刃3の回転軌跡の幅W3と、W4とが一部において
重合し、かつその重合した幅は上記二つのボス12、32の
間に形成された一対の連結筒におけるねじ18の回動によ
り広狭調節可能になる。また内側膨出部13aと33aの回転
方向の長さは、一部において夫々相手方の間隙14、34を
埋めるように長くしてある。従って回動方向においては
夫々の膨出部は相手方の前後に位置する膨出部に当接
し、それらによって挟持されて、共に一体回動し、軸心
方向(矢印49方向)においては図3、図4の如く、進
退、広狭自由の状態になる。
【0009】次に51は基部材36に付設された目盛板で、
刃担持部33に付された目印52を相手に回転角度を定め
る。この目盛りは、100等分にされており、操作部55を
手で回すことにより一体回動する。従って目盛を、例え
ば半回転(又は一回転)させると、前記1mmピッチのね
じ部18、38は半回転(一回転)し、0.5mm(又は1.0mm)
矢印49方向に両ボス12、32は広狭相対移動することにな
る。なお、前記ピッチが変わると、一回転させたときの
両ボスの相対位置、ひいては図4に示される刃担持部13
側の刃3の回転軌跡の幅W3と、刃担持部33側の刃3の回
転軌跡の幅W4の和(W2)の広狭寸法は異なることにな
る。次に53は、一方の刃担持部33に付設した任意寸法の
切刃(溝幅)目盛で、相手方の刃担持部13に付した目印
54を対象にして矢印49方向の相対遠近関係を見る。例え
ば目盛りをmm表示にしておくと、図3のように左右の各
底刃3、3の軌跡が重なる最小の溝切り幅W1から図4の
W2のように、最高の溝切幅までを粍表示させることがで
きる。
【0010】44と45は、カッタ最大開きを規制する一対
のストッパー部材を示し、一方の刃担持部33側に形成し
た溝47の端部に形成した規制壁44に対して、他方の刃担
持部13側にねじ46で着脱自在に固着した突片45が当るこ
とにより最大開き状態にしてある。
【0011】上記構成のものにあっては、図6のような
分離状態で製作されたものを、図1〜図5に示される如
く組合せて出荷する。利用者は図3、図4に示される溝
幅W1からW2に対応して、目盛51を見ながら操作部55を手
又は治具で回し、微調節しながら、目盛53で溝切幅を定
める。その後は周知の如くカッタを回転駆動軸に装着し
て溝切に利用できる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本願発明は、要求される切
溝幅が広狭(W1からW2のように)変更しても、一つのカ
ッタで対応することができる作業取扱上の効果がある。
【0013】また切溝幅の変更に対応して切刃の幅(W1
からW3)を変更する場合には、第1基台要素10と第2基
台要素30との間を連結する連結筒のねじ18を相対的に回
すことにより、ねじのピッチ分だけ遠近(広狭)調節で
きる特長があり、微細な調節を現場で速やかに実現でき
る効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】カッタの正面図。
【図2】カッタの斜視図。
【図3】狭溝との関係を示すカッタの側面図。
【図4】広溝との関係を示すカッタの側面図。
【図5】広溝の切削態様における切刃を除いたカッタの
斜視図。
【図6】第1基台要素と第2基台要素とを分離して、夫
々相対向面を開示する切刃を除いたカッタの斜視図。
【図7】夫々刃担持部を除き、基部材相互の連結状態を
示す為の側面図。
【図8】夫々刃担持部を除き、基部材相互の連結状態を
示す為に連結筒を外して示す側面図。
【図9】図1に示されるカッタのA−A’要部断面図。
【符号の説明】
1 カッタ 2 基台 2a 外周面 2b 外周部の両側 3 底面切削用の刃 3a 凹状受部 3b 刃先 3c ボルト 4 側面切削用の刃 4a 受部 4b 刃先 4c 埋込ボルト 5 回転中心 10 第1基台要素 12 ボス部 13 刃担持部 14 間隙 16 基部材 18 雄ねじ 19 回転軸挿通孔 20 環部材 21 固着ねじ 30 第2基台要素 31 刃 32 ボス部 33 刃担持部 34 間隙 36 基部材 37 連結筒 38 雌ねじ 39 中空部 40 環部材 41 螺合部 42 締付板 43 押ねじ 49 矢印 51 目盛板 52 目印 53 溝幅目盛 55 操作部 58 木材 59 溝 60 溝底面 61 溝の両側面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転中心部を備える円盤状基台の外周面
    には、溝底面切削用の刃を備えさせると共に上記基台の
    外周部の両側には夫々溝側面切削用の刃を備えさせ、上
    記円盤状基台を回転中心で回すことにより木材等に溝を
    形成できるようにしてあるカッタにおいて、上記円盤状
    基台は、夫々、回転中心部を備えるボス部の周囲に、夫
    々放射方向に突出する複数の刃担持部を相互間に間隙を
    隔てた状態で備えさせる第1基台要素と第2基台要素と
    から構成され、上記二つのボス部は、一方から他方に向
    けて連結筒を延設して両者間に形成する一対のねじの回
    動でもって、両者の遠近調節を自在に連結し、上記夫々
    のボス部から放射方向に突出する刃担持部は相互に相手
    方の各間隙に夫々出没可能な位置に設定してあって、上
    記第1基台要素と第2基台要素における夫々の刃担持部
    に装着してある溝底面切削用の刃の回転軌跡の幅が一部
    において重合し、かつその重合幅は上記二つのボス間に
    形成された一対のねじの回動により広狭調節可能にした
    ことを特徴とするカッタ。
JP10294485A 1998-10-01 1998-10-01 カッタ Pending JP2000108106A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102935775A (zh) * 2012-08-06 2013-02-20 乐客精密工具(太仓)有限公司 金刚石制笔刀具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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