JP2000107554A - 排ガスの浄化方法及び浄化装置 - Google Patents

排ガスの浄化方法及び浄化装置

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JP2000107554A
JP2000107554A JP10286992A JP28699298A JP2000107554A JP 2000107554 A JP2000107554 A JP 2000107554A JP 10286992 A JP10286992 A JP 10286992A JP 28699298 A JP28699298 A JP 28699298A JP 2000107554 A JP2000107554 A JP 2000107554A
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Suehachi Ki
末八 暉
Yasusada Miyano
安定 宮野
Kenji Otsuka
健二 大塚
Takashi Shimada
孝 島田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常圧CVD式半導体製造装置から排出され
る、多量のダスト及び有害ガスを含有する排ガスを浄化
する際に、CVD装置の圧力変動幅を1mmH O以下
に保持しながら浄化できる浄化方法及び浄化装置を開発
する。 【解決手段】 濾過器、除害筒、及びブロワからなる浄
化装置において、濾過器の下流に流量センサーを設け、
その信号によりブロワの回転数またはダンパーの開度を
変えることより流量を一定に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は常圧CVD式半導体
製造装置から排出される多量のダスト及び有害ガスを含
む排ガスから、ダスト及び有害ガスを除去するための浄
化方法及び浄化装置に関する。さらに詳細には、シリコ
ン酸化膜や、NSG膜、PSG膜、BPSG膜などに代
表されるドープド酸化膜を成膜する常圧CVD式半導体
製造装置から排出される多量のダスト及び有害ガスを含
む排ガスからダスト及び有害ガスを除去する技術に関す
るものであり、特に、排ガス浄化装置に設けられるガス
流の制御方法、及びその装置構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年急速に発展した半導体製造工業では
各種のガスを用いて種々の成膜が行われている。CVD
法は代表的な成膜方法として知られているが、その方式
を操作圧力で分類すると、減圧CVD法と常圧CVD法
に分けられる。減圧CVD法ではCVDチャンバーと排
ガス浄化装置の間のガス流路が真空ポンプなどで実質的
に絶縁されるため、浄化装置側でのガス流の乱れが生じ
てもCVDチャンバーには伝達されないので、浄化装置
側における圧力の多少の乱れは許容できる。
【0003】一方、常圧CVD法においては、通常はC
VDチャンバーと排ガス浄化装置の間にはブロワとバタ
フライバルブ、及び直径100mm程度で、長さが数m
から数十mの配管で接続されている。このため浄化装置
側でのガス流に乱れが生じると直ちにその乱れがCVD
チャンバーにまで伝達され、成膜の均一性や膜厚などに
重大な影響を及ぼすため、若干の圧力の乱れも許容され
ない。
【0004】NSG膜、PSG膜、BPSG膜などを成
膜する常圧CVD式半導体製造装置の場合は、CVDチ
ャンバーにおいて圧力変動幅の許容値は1mmHO程
度とされている。また、これらの半導体製造装置では、
原料ガスとしてシランやテトラエトキシシランなどのシ
ラン系ガスと、酸素やオゾン及びドーピングガスなどを
同時に使用して酸化膜又はドープ酸化膜を成膜させてい
る。このため、その排ガス中には未反応のシラン系ガス
や、酸素、オゾン及びドーピングガス、さらにはこれら
からの副生物ガスと共に、多量のSiO粉末が含まれ
ている。したがって排ガス浄化装置では多量のSiO
粉末と共に未反応のシラン系ガスやオゾン、及びドーピ
ングガス、さらにはこれらからの副成物ガスを、CVD
装置での圧力変動幅を1mmHO以下に保持させた状
態で浄化処理する必要がある。
【0005】このため、浄化装置の主要機器としては、
多量のSiO粉末を除去するための濾過器、有害ガス
を除去する除害剤を充填した乾式除害筒、その下流に設
けた吸引用のブロワから構成されている。乾式除害筒
は、未反応のシラン系ガスや酸素、オゾン、及びドーピ
ングガス、副成物ガスを化学反応で除去するためのもの
である。さらに、濾過器入口部には、圧力センサーを設
けその信号により圧力調節器とインバータを介してブロ
ワの回転数を制御することで、排ガス浄化装置入口部の
圧力を一定に保つようにガス流れを制御する構成とした
除害装置が実用化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、濾過器
入口部の圧力センサーの信号により圧力調節器とインバ
ータを介してブロワの回転数を制御する方法は、濾過器
でSiO粉末の堆積状況の変化などが生じても、常に
濾過器入口部の圧力を一定に保つことが原理的に可能で
あり、濾過器入口部の圧力変動幅を1mmHO程度に
一応は安定させることができる。
【0007】このような機器構成の排ガス浄化装置をN
SG膜、PSG膜、BPSG膜などを成膜する常圧CV
D式半導体製造装置の浄化処理に実際に用いた場合にお
いても、通常は濾過器入口部の圧力変動幅を1mmH
O程度に安定させることができる。しかしながら、この
ような装置では、時として濾過器入口部の圧力変動幅が
1mmHOを越えることがあり、それに連動して常圧
CVD式半導体製造装置のCVDチャンバーの圧力変動
幅が許容値を越えて、数mmHO程度になるという不
都合があり、その解決が強く望まれていた。
【0008】すなわち本発明の目的は、NSG膜、PS
G膜、BPSG膜などを成膜する常圧CVD式半導体製
造装置から排出される、シラン系ガス、オゾン、ドーピ
ングガス、副生物ガス及び多量のSiO粉末を含有す
る排ガスを、CVDチャンバーにおける圧力変動幅を1
mmHO以下に保持させた状態で浄化する方法、及び
浄化装置を開発することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、濾過器入
口部の圧力変動幅が通常は1mmHO程度に安定して
いるにも係わらず、時として濾過器入口部の圧力変動幅
及び常圧CVD式半導体製造装置CVDチャンバーの圧
力変動幅が数mmHO程度に変動する原因を究明する
こと、及びこれらの問題点を解決するために鋭意研究を
重ねた。その結果、次のことが明らかとなった。すなわ
ち、従来のような濾過器入口部の圧力を検出してブロワ
を制御する方式では、通常は、濾過器入口部で検出した
微小な圧力変化に対応して浄化装置のブロワの回転数を
制御する機構と、CVDチャンバーの圧力を検出して半
導体製造装置側に設けられたバタフライバルブを制御す
る機構が設けられている。このため、条件によってはこ
れらの制御動作が干渉し合うこととなり、濾過器入口部
の圧力及び常圧CVD式半導体製造装置のCVDチャン
バーの圧力変動幅が数mmHO程度変動を生じるとい
う事実を究明した。
【0010】また、従来の方式は圧力センサーを濾過器
の上流に設けて、濾過素子上に堆積するSiO粉末に
より濾過器で発生する圧力損失の上昇を、ブロワの吸引
力を増大させることよって補正して濾過器上流部の圧力
を一定に保つシステムである。そのため、圧力センサー
がSiO粉末の付着や詰まりにより誤信号を発するこ
とがあり、このこともCVDチャンバーでの圧力変動の
原因となっている事実を究明した。さらに、従来の濾過
器入口部の圧力を検出してブロワの回転数を制御する方
式に替えて、流量センサーを濾過器の下流に配置して、
流量センサーの信号でブロワの回転数を制御し流量を一
定に保持する方式とすることによって、常圧CVD式半
導体製造装置のCVDチャンバーにおける圧力変動幅
を、1mmHO以下に保つことが可能であることを見
出し本発明に到達した。
【0011】すなわち本発明は、常圧CVD式半導体製
造装置から排出されるダスト及び有害ガスを含む排ガス
をブロワで吸引しながらダストを濾過器で除去し、次に
有害ガスを乾式除害剤に接触させて除去する排ガスの浄
化方法において、該濾過器より下流でガス流量を検出
し、その信号によってガス流量を一定に制御することを
特徴とする排ガスの浄化方法である。
【0012】また本発明は、常圧CVD式半導体製造装
置から排出されるダスト及び有害ガスを含む排ガスをブ
ロワで吸引しながらダストを濾過器で除去し、次に有害
ガスを乾式除害剤に接触させて除去する排ガスの浄化装
置において、該濾過器より下流にガス流量センサーが設
けられ、該流量センサーからの信号によってガス流量を
一定に制御するフイードバック機構を備えたことを特徴
とする排ガスの浄化装置でもある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、常圧CVD式半導体製
造装置から排出されるダスト及び有害ガスを含む排ガス
の浄化方法及び浄化装置に適用される。本発明は、濾過
器、除害筒、ブロワからなる排ガス浄化装置において、
濾過器又は除害筒の下流に流量センサーを設け、その信
号によりブロワの回転数を制御することによって、排ガ
ス浄化装置での排ガス流量を一定に保持させて常圧CV
D装置への圧力変動を1mmHO以下に保持するもの
である。すなわち本発明では、浄化装置側で流量制御を
行い、CVD装置側では圧力制御を実施するか、又は浄
化装置側で流量制御を行い、CVD装置側では圧力制御
を実施しない方法をとることによって、制御機器相互間
の干渉を皆無又は最小に止めることができる。
【0014】また、本発明では流量センサーの取付け位
置を濾過器の下流にすることから、流量センサーがSi
粉末の付着や詰まりによる誤信号を発することがな
い。したがって、従来のようなダストに起因するセンサ
ー部からの誤信号によってCVDチャンバーに圧力変動
を生じることがない。ここで、濾過器の下流とは、濾過
素子以降のことを意味するものであり、濾過器内であっ
て濾過素子の二次側以降の部分も含まれるものである。
さらに濾過器の下流とは、濾過器と除害筒との間、ある
いは除害筒とブロワの間、ブロワ出口をも含むものであ
る。
【0015】このほか、ガス流量を一定に制御するフイ
ードバック機構として、流量センサーからの信号により
流量調節器、インバータを介してブロワの回転数を制御
することに変えて、ダンパーを設け、その開度によって
流量を制御することもできる。しかしながら、動力損失
の少ない点から、通常はブロワの回転数を制御する方法
が好ましい。
【0016】次に、本発明の実施形態の一例を図面によ
って例示し、具体的に説明する。図1に本発明の排ガス
浄化装置の一例を示す。図1において符号1から7は常
圧CVD式半導体製造装置側に係わる部分である。1は
常圧CVD式半導体製造装置のチャンバー、2は流量制
御部を介してCVD工程に使用する各種ガスの配管群で
ある。3及び3’は吸気口、4は一定の回転数で排気す
るブロワである。5は開度を調節することによりチャン
バー内の圧力を一定に制御するためのバタフライバルブ
である。6はチャンバー内の圧力を検出する圧力センサ
ーであり、7はチャンバー内の圧力信号を基にバタフラ
イバルブの開度を指令する圧力調節器である。8は常圧
CVD式半導体製造装置と排ガスの浄化装置とを結ぶ配
管を示している。尚、図1中のCVD装置側のバタフラ
イバルブ、圧力センサー、圧力調節器からなる圧力制御
機構を動作させないで排ガスの浄化を実施することもで
きる。
【0017】排ガスの浄化装置には9で示す濾過器、1
0で示す有害ガス浄化用の乾式除害筒、その下流には1
1の流量センサー及び12で示すブロワが設けられてい
る。流量センサーの信号を基に13で示す流量調節器及
び14で示すインバータを介してブロワの回転数を制御
することにより流量を一定に保持する構成となってい
る。
【0018】本発明に使用する濾過器に特に制限はない
が、SiO粉末を多量に処理する必要があることか
ら、自動的にSiO粉末を払い落としができ、メンテ
ナンスの容易な構造のものが好ましい。例えば濾過素子
の二次側から逆洗用ガスをパルスジェット状に噴射し
て、その衝撃によりSiO粉末を払い落とす構造とし
たものなどが好ましい。
【0019】また、濾過素子の表面形状はSiO粉末
が脱離し易いようにできるだけ単純なものが好ましく、
深い襞を有するプリーツ状など複雑な形状のものは好ま
しくない。また、成膜工程中に濾過素子の逆洗を行うと
CVDチャンバーで圧力変動を生じる。このため、濾過
器を複数系列設置してバルブの切り替えにより、濾過を
行う系列と、逆洗を行う系列とを絶縁できる構造とする
ことが好ましい。また、逆洗用ガスをパルスジェット状
に噴射する方法としては、多数の噴射ノズルを用いて、
濾過素子を部分的に分割して逆洗する方法(例えば、特
開平10−66816号公報)が好ましい。
【0020】本発明に使用する有害ガス浄化用の乾式除
害筒に充填される除害剤に特に制限はなく、公知技術の
乾式除害剤を用いることができる。例えば二酸化マンガ
ンと酸化銅の混合物であるホプカライト触媒に水酸化カ
リウムを担持した除害剤(特開平8−294617号公
報)などが好適である。
【0021】本発明に使用する流量センサー、ブロワ、
流量調節器、インバータなどに特に制限はなく、市販さ
れているものを適宜選択して使用することができる。ま
た、流量センサー、ブロワなどの接ガス機器はSiO
粉末が除去された状態のガスが流通する位置に設置され
るので、特別な粉塵対策を必要としない。さらに、流量
センサーを除害筒の下流に設置した場合には、有害ガス
も除去されているので、有害ガスによる腐食などの影響
を受けることがない点で好都合である。
【0022】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに具体的に示
すが、本発明はこれらにより限定されるものではない。 (実施例1)図1に示すフローと同等の機能を有するよ
うなテスト設備を試作した。図1中符号1にはCVDチ
ャンバーに相当するものとして直径が50cmで内容積
が50Lの塩化ビニル製の容器を用いた。2はCVD工
程に使用する各種ガス配管群に相当するものであり、流
量制御部を介した窒素ガス配管2本を設けた。このうち
1本は250L/minの一定流量に調整した。他の1
本は流量を0〜50L/minに制御できるように調整
した。3及び3’は吸気口に相当するものであり、直径
3cmの穴2個が設けられている。4は一定の回転数で
排気するブロワ(富士電機(株)製、VFC−206A
型)である。5は開度を調節することによりチャンバー
内の圧力を一定に制御するバタフライバルブ((株)エ
ステック製、EC−5000型)である。6はチャンバ
ー内の圧力を検出する圧力センサー(日本MKS(株)
製、220DD型)である。7はチャンバー内の圧力信
号を基にバタフライバルブの開度を指令する圧力調節器
((株)エステック製、PCU−3000型)を示して
いる。8は常圧CVD式半導体製造装置と排ガスの浄化
装置とを結ぶ配管であり、50Aで、長さ20mのステ
ンレス製配管である。
【0023】図1において、9は濾過器であり、日鉄鉱
業(株)製、シンターラメラー濾過器HSL−450−
4/5−KB型を用いた。10は乾式除害筒(日本パイ
オニクス(株)製、パイオクリンカートリッジPCS−
62B−PNS型)である。11は流量センサー(東京
計装(株)製、TH−1600型)であり、12はブロ
ワ(富士電機(株)製、VFC−206A型)である。
13は流量調節器(山武ハネウェル(株)製、SDC−
40B型)であり、14はインバータ(安川電機(株)
製、VS−616G5型)である。
【0024】以上の装置構成で流量調節器13によりC
VDチャンバー相当部が−25mmH Oになるように
ガス流量を調節した。その結果、ガス流量は415L/
minとなったが、このガス流量を一定に保つように浄
化装置側のブロワ回転数制御を開始した後、CVDチャ
ンバー相当部が−25mmHOの一定圧力となるよう
に、ダンパー開度の制御を開始した。この後CVDチャ
ンバー相当部の圧力指示値を記録しながらテスト1、テ
スト2を実施した。
【0025】テスト1は濾過器にSiO粉末の付着し
ていない状態で、窒素ガスの導入量を250L/min
から300L/minへ変化させ、その後300L/m
inから250L/minへ変化させる操作を10回繰
り返し、その間のCVDチャンバー相当部の圧力指示値
を記録した。テスト2は窒素ガスの導入量を300L/
minの一定にして、3の吸気口からSiO粉末(日
本アエロジル(株)製、アエロジル130)を、30分
間に1回の割合で供給した。1回の供給操作は10分間
の間、SiO粉末を10g/minの割合で連続的に
供給した。この操作を10回繰り返し、この間のCVD
チャンバー相当部の圧力変動状況を記録した。その結果
を表1に示す。
【0026】(実施例2)図1中の4で示すブロワと、
5で示すバタフライバルブを撤去してCVD装置側に相
当する圧力制御を無くしたほかは実施例1と同様として
テスト1、テスト2を実施した。その結果を表1に示
す。
【0027】(比較例1)図1中の11で示す流量セン
サーと、13で示す流量調節器を取り外し、代わりに濾
過器入口部に圧力センサー(長野計器(株)製、KH−
25型)を設け、さらに圧力調節器を設けて、圧力セン
サー、圧力調節器及び14で示すインバータを介してブ
ロワの回転数を制御するようにしたほかは実施例1と同
様にしてテスト1、テスト2を実施した。その結果を表
1に示す。
【0028】(比較例2)図1中の4で示すブロワと、
5で示すバタフライバルブを撤去してCVD装置側に相
当する部分での圧力制御をしないことにしたほかは比較
例1と同様にしてテスト1、テスト2を実施した。その
結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明の浄化方法及び浄化装置によっ
て、従来の圧力による調節に比較して、CVD装置への
圧力変動の影響を著しく小さくすることができ、CVD
チャンバーでの圧力変動幅を1mmHO以下に容易に
制御できるようになった。また、流量センサーを濾過器
の下流に設けることによって、ダストの付着あるいは詰
まりによる誤信号を発生することがなくなった。さら
に、流量センサーを除害筒の下流に設けた場合には有害
ガスによるセンサーの損傷による誤信号を発生すること
がなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排ガス浄化装置の例図である。
【符号の説明】 1 常圧CVD式半導体製造装置のチャンバー 2 配管郡 3、3’ 吸気口 4 ブロワ 5 バタフライバルブ 6 圧力センサー 7 圧力調節器 8 接続配管 9 濾過器 10 乾式除害筒 11 流量センサー 12 ブロワ 13 流量調節器 14 インバータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/86 B01D 53/36 B C23C 16/44 Z // H01L 21/31 (72)発明者 島田 孝 神奈川県平塚市田村5181番地 日本パイオ ニクス株式会社平塚工場内 Fターム(参考) 4D002 AA11 AA26 AC10 BA03 BA14 CA07 CA13 DA03 DA11 DA12 DA23 DA24 EA02 EA07 GA02 GA04 GB01 GB02 GB04 GB20 HA03 4D048 AA21 BA14Y BA28Y BA35Y BA41Y CC38 CD03 DA01 DA02 DA07 4K030 KA41 LA12 5F045 AE29 EE17 EG01 EG08 GB06 GB15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常圧CVD式半導体製造装置から排出さ
    れるダスト及び有害ガスを含む排ガスをブロワで吸引し
    ながらダストを濾過器で除去し、次に有害ガスを乾式除
    害剤に接触させて除去する排ガスの浄化方法において、
    該濾過器より下流でガス流量を検出し、その信号によっ
    てガス流量を一定に制御することを特徴とする排ガスの
    浄化方法。
  2. 【請求項2】 ガス流量を一定に制御する方法が、ブロ
    ワの回転数の制御による方法又はダンパーの開度による
    方法である請求項1に記載の排ガスの浄化方法。
  3. 【請求項3】 ガス流量を検出する位置が除害筒の下流
    である請求項1に記載の排ガスの浄化方法。
  4. 【請求項4】 常圧CVD式半導体製造装置から排出さ
    れるダスト及び有害ガスを含む排ガスをブロワで吸引し
    ながらダストを濾過器で除去し、次に有害ガスを乾式除
    害剤に接触させて除去する排ガスの浄化装置において、
    該濾過器より下流にガス流量センサーが設けられ、該流
    量センサーからの信号によってガス流量を一定に制御す
    るフイードバック機構を備えたことを特徴とする排ガス
    の浄化装置。
  5. 【請求項5】 ガス流量を一定に制御するフイードバッ
    ク機構が、ガス流量センサーからの信号による、ブロワ
    回転数の制御器又はダンパーである請求項4に記載の排
    ガスの浄化装置。
  6. 【請求項6】 ガス流量センサーの設定位置が除害筒の
    下流である請求項4に記載の排ガスの浄化装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100441622B1 (ko) * 2001-10-11 2004-07-23 주식회사 케이피씨 챔버내 오염물질 필터링 및 배출장치
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