JP2000107311A - 自動車のエンジンルーム用フォグ消火装置 - Google Patents

自動車のエンジンルーム用フォグ消火装置

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JP2000107311A
JP2000107311A JP10278491A JP27849198A JP2000107311A JP 2000107311 A JP2000107311 A JP 2000107311A JP 10278491 A JP10278491 A JP 10278491A JP 27849198 A JP27849198 A JP 27849198A JP 2000107311 A JP2000107311 A JP 2000107311A
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JP
Japan
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fog
engine room
fire
automobile
extinguishing
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Pending
Application number
JP10278491A
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English (en)
Inventor
Shinji Murata
眞志 村田
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Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車のエンジンル−ム内の火災を安全に、か
つ、確実に消火する 【解決手段】平板状支持体1を、自動車10のパレット
16とエンジンル−ム下面12間に挿入可能に形成し、
該平板状支持体1に、上向きの複数のフォグノズル2を
設け、前記フォグノズル2に消火剤を圧送するホ−ス5
を連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のエンジ
ンルーム用フォグ消火装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の地下駐車場には、泡消火設備が設
けられており、火災が発生すると、火災感知器が作動し
火災信号を制御盤に送信する。そうすると、該制御盤は
火災を検出した火災感知器に対応する泡ヘッドを作動さ
せ泡を放出させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記泡ヘッドは、天井
部に設けられているので、自動車の上方から泡が散布さ
れることになる。そのため、該泡は自動車の外表面に遮
られ、その内部に到達することができない。従って、自
動車の内部にあるエンジンルームで火災が発生しても消
火することはできない。
【0004】そこで、ボンネットを開け、手動式消火器
で消火することが考えられるが、この方法では、火源へ
急激に酸素供給が行われるため、炎が急激に大きくなり
非常に危険である。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、自動車のエン
ジンルーム内の火災を安全に、かつ、確実に消火するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、自動車の載
置面とエンジンルーム下面との間に挿入可能な平板状支
持体と;該平板状支持体に上向きに形成された複数のフ
ォグノズルと;該平板状支持体に設けられ、前記フォグ
ノズルに消火液を圧送するホースと;を備えたことを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明者は、自動車のボンネット
を開けないでエンジンルーム内の火災を消すには、空気
を該エンジンルームから追い出し窒息させれば良いこと
に気がつき、その消火装置について種々検討した。
【0008】その結果、フォグ消火装置によりエンジン
ルームの下部からフォグを供給して該エンジンルーム内
にフォグを充満させるとともに、該フォグによりエンジ
ンル−ム壁面等を冷却すれば効果的に消火が行えること
がわかった。本発明者は、この知見に基づき、平板状支
持体に上向きの複数のフォグノズルを設けたフォグ消火
装置を開発した。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を図1〜図3により説明す
る。機械式駐車場の所定位置には、フォグ消火装置Fが
移動可能に設けられている。このフォグ消火装置Fは平
板状支持体1と、複数のフォグノズル2と、ホース5
と、を備えている。この支持体1は、四角形平板状に形
成されているが、その形状は自動車10のエンジンルー
ム11の大きさを考慮して適宜決定される。例えば、こ
の支持体1はエンジンルーム11の方形状の下面12の
形状とほぼ等しく形成される。
【0010】この支持体1の厚さtは、エンジンルーム
下面12と機械式駐車場のパレット16間の隙間Sから
ローラ15の高さhを引いた値、より小さい値が選ばれ
る。即ち、厚さt<隙間S−高さh、である。フォグノ
ズル2は上向きに等間隔に複数個配設されているが、こ
の個数や配設間隔等については必要に応じて適宜選択さ
れる。このフォグノズル2は周知のものが用いられる。
尚、フォグの粒径は例えば、10〜300μm位であ
る。
【0011】ホース5は、コネクタ6を介してフォグノ
ズル2に連通している。このホース5は、ポンプを介し
て水源に連結されている。
【0012】次に、本実施例の作動について説明する。
機械式駐車場に駐車中の自動車10のエンジンルーム1
1内に火災が発生した場合、作業員はフォグ消火装置F
の平板状支持体1を押して火災車両に接近し、該支持体
1をエンジンルーム下面12とパレット16間の隙間S
に挿入し、フォグノズル2をエンジンルーム11の下面
と対向させる。
【0013】ホース5から消火液が圧送されると、フォ
グノズル2からフォグfがエンジンルーム11内に噴出
され、そのフォグfは、障害物を回避しながらエンジン
ルーム11内を上昇する。そのため、エンジンルーム1
1内はフォグで充満するとともに、該フォグfは熱によ
り水蒸気となって火災を窒息させる。なお、エンジンル
ーム11壁面などにはフォグfが付着し、該壁面などを
冷却する。
【0014】この発明は前記実施例に限定されるもので
はなく、例えば、消火剤として消火消火用水を用いる代
わりに、消火用水と水成膜泡消火薬剤とを混合した泡水
溶液を用いても良い。この泡水溶液は消火用水と水成膜
泡消火薬剤との混合により形成される。が、この混合に
は、前記ホースに連結された混合器が用いられる。ま
た、泡水溶液の他に強化液を用いてもよく、更には、水
を用いることもできる。
【0015】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したの
で、エンジンルーム内の火災を確実に、かつ、安全に消
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す拡大斜視図である。
【図2】使用状態を示す正面図である。
【図3】図2の要部拡大断面である。
【符号の説明】
1 平板状支持体 2 フォグノズル 11 エンジンルーム 12 エンジンルーム下面 16 パレット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の載置面とエンジンルーム下面との
    間に挿入可能な平板状支持体と;該平板状支持体に上向
    きに形成された複数のフォグノズルと;該平板状支持体
    に設けられ、前記フォグノズルに消火液を圧送するホー
    スと;を備えたことを特徴とする自動車のエンジンルー
    ム用フォグ消火装置。
  2. 【請求項2】平板状支持体が、車輪を備えていることを
    特徴とする請求項1記載の自動車のエンジンルーム用フ
    ォグ消火装置。
  3. 【請求項3】フォグノズルが、等間隔で配設されている
    ことを特徴とする自動車のエンジンルーム用フォグ消火
    装置。
  4. 【請求項4】消火液が、水成膜消火薬剤と水とを混合し
    た泡水溶液であることを特徴とする請求項1記載の自動
    車のエンジンルーム用フォグ消火装置。
JP10278491A 1998-09-30 1998-09-30 自動車のエンジンルーム用フォグ消火装置 Pending JP2000107311A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010254449A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Morita Holdings Corp 塵芥収集車及び塵芥収集車の消火方法
DE102022101363A1 (de) 2022-01-21 2023-07-27 Audi Aktiengesellschaft Löschmodul zum Entgegenwirken eines Batteriebrands, Löscheinrichtung, Parkeinrichtung und Verfahren zum Entgegenwirken eines Batteriebrands

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