JP2000105524A - 機器の送風空気流の除塵装置 - Google Patents

機器の送風空気流の除塵装置

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JP2000105524A
JP2000105524A JP10277276A JP27727698A JP2000105524A JP 2000105524 A JP2000105524 A JP 2000105524A JP 10277276 A JP10277276 A JP 10277276A JP 27727698 A JP27727698 A JP 27727698A JP 2000105524 A JP2000105524 A JP 2000105524A
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JP
Japan
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dust
air flow
adhesive portion
deflecting
adhesive
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JP10277276A
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English (en)
Inventor
Tomoshi Inoue
知史 井上
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源が不要で、強い空気流中の細かな塵埃で
も除去できるようにする。 【解決手段】 送風対象5に向け送られる送風空気流2
の経路4に、送風空気流2の流れを偏向するように経路
4を曲げた偏向部6を設け、この偏向部6の送風空気流
2を偏向させるように案内する偏向面7に粘着部8を設
けて、偏向される送風空気流2中の塵埃9が慣性や遠心
力により粘着部8に衝突したり接触して粘着され捕捉さ
れるようにすることで、上記の目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器の送風空気流
の除塵装置に関し、主として、複写機やプリンタなどの
昇温部に送風して冷却する冷却空気流を除塵するのに利
用する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタでは、照明光学系によ
ってプラテンガラスが昇温して使用者に熱い思いをさせ
たりすることがあったり、場合によっては危険であるの
で、これを冷却するために冷却空気流を送風するように
している。
【0003】これら複写機やプリンタでは塵埃の影響が
1つの問題となり、送風空気流の除塵が行われている。
一般的には送風空気流を不織布よりなるフィルタを通す
ことが行われている。また、別の方法として、特公昭5
8−50347号公報は、光学系の近くに相対向する2
つの電極を設けて高圧電源を接続し、電極間に形成され
る電界により塵埃が光学系に付着するのを防ぐ技術を開
示している。また、特開平07−56469号公報は、
防塵手段に帯電手段を設けて、塵埃を吸着する技術を開
示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近時の高画質
化の中で微小な塵や埃まで除去することが要求され、こ
れを満足するのにフィルタの目を細かくすると、空気抵
抗が多くなり風量が小さくなって冷却不足を招いたり、
これを解消するのに送風ファンが大型化する問題があ
る。また、上記各公報に開示の電気的作用を利用したも
のでは、冷却空気流のように空気の流れが強い場合に、
その効果が期待できないことに加え、電源が必要になる
などの問題がある。
【0005】本発明の目的は、電源が不要で、強い空気
流中の細かな塵埃でも除去できる機器の送風空気流の除
塵装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の機器の送風空気流の除塵装置は、
送風対象に向け送られる送風空気流の経路に、送風空気
流の流れを偏向するように経路を曲げた偏向部を設け、
この偏向部の送風空気流を偏向させるように案内する偏
向面に粘着部を設けたことを1つの特徴としている。
【0007】これによると、送風空気流の経路を曲げた
偏向部では、ここに到達する送風空気流が前記経路の曲
がりの外側に位置する偏向面に沿って偏向されるが、こ
の偏向面に沿って偏向される送風空気流中の塵埃は細か
なものでも慣性によって直進しようとして偏向面に衝突
し、そこに設けられている粘着部に粘着して捕捉される
ので、強い送風空気流であるほど、より細かな塵埃まで
除塵することができ、複写機やプリンタといった各種事
務機器などの昇温部に向け送風される冷却空気流のよう
に強い送風空気流に設定されるような場合に特に有効で
ある。しかも、この除塵には電源が不要で、電力消費を
伴わない利点がある。
【0008】粘着部が交換できるように設けられている
と、粘着部が塵埃の付着により粘着性が落ちても、粘着
部を交換することにより粘着性を回復して必要な除塵性
能を持続することができる。
【0009】粘着部を持った偏向部が、送風空気流の流
れ方向に沿って複数設けられていると、上記のような除
塵機能を送風空気流に対し複数回繰り返して行い、除塵
効果をさらに向上することができる。
【0010】本発明のそれ以上の目的および特徴は、以
下の詳細な説明および図面の記載から明らかになる。本
発明の各特徴は可能な限りそれ単独で、あるいは種々な
組み合わせで複合して用いることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の代表的な実施の形態
について、その実施例とともに図1〜図3を参照して詳
細に説明する。
【0012】本実施の形態は図1〜図3に示すように、
複写機やプリンタなどの事務機器において、ファン1に
よる送風空気流2をダクト3により形成した経路4によ
って案内し、光学系による昇温部5などに向け送風して
冷却する場合の一例である。
【0013】しかし、本発明はそのような冷却のための
送風空気流に限られることはなく、種々な目的で送風さ
れる送風空気流であっても、除塵が必要な用途一般に適
用することができる。
【0014】本実施の形態では図1〜図3に示すよう
に、送風対象としての昇温部5に向け送られる送風空気
流2の経路4に、送風空気流2の流れを偏向するように
経路4を曲げた偏向部6を設け、この偏向部6の送風空
気流2を偏向させるように案内する偏向面7に粘着部8
を設けてある。粘着部8は表面に粘着剤を塗布したもの
や、粘着剤を含浸させた粘着材など各種のものを用いる
ことができる。
【0015】この経路4を曲げた偏向部6では、ここに
到達する送風空気流2が前記経路4の曲がりの外側に位
置する偏向面7に沿って案内され偏向されるが、この偏
向面7に沿って偏向される送風空気流2中の塵埃9は細
かなものでも慣性によって直進しようとして偏向面7に
衝突し、そこに設けられている粘着部8の粘着面8aに
粘着して捕捉される。強い送風空気流2であるほど、よ
り細かな塵埃まで除塵することができ、本実施の形態の
ように複写機やプリンタといった各種事務機器などの昇
温部5に向け送風される冷却空気流のように強い送風空
気流に設定されるような場合に特に有効である。しか
も、この除塵には電源が不要で、電力消費を伴わない利
点がある。また、構造が簡単で安価に実現する。
【0016】送風空気流2の偏向度合いが大きいほど、
塵埃が慣性により偏向面7に強く衝突して粘着面に捕捉
されやすくすることができる。しかし、偏向度合いが大
きいと送風空気風のエネルギ損失が大きくなり送風速度
を上げにくくなるので、強い空気流が必要となる冷却空
気流には向きにくくなる。そこで、図1〜図3に示す各
実施例では、偏向部6での経路4の曲がりを90°に設
定し、偏向面7が偏向部6の前の経路4と後の経路4と
に対し45°の傾斜を持つ設定として、必要な風速、風
量と、除塵作用とを満足できるようにしている。もっと
も、偏向面7が滑らかに湾曲する湾曲面としても、塵埃
9は慣性および遠心力により偏向面7に衝突し、また接
触させられて粘着部8の粘着面8aに粘着して捕捉され
る効果はある。従って、偏向面7の傾斜角度や傾斜の段
数、湾曲の有無など具体的な形状は基本的には自由に設
計することができる。
【0017】図2に示す実施例では特に、粘着部8を交
換できるようにしている。これにより、粘着部8の粘着
面8aが塵埃9の付着により粘着性が落ちても、粘着部
8を交換することにより粘着性を回復して必要な除塵性
能を持続することができる。
【0018】このような交換をするのに、ダクト3の偏
向面7を、ダクト3にねじ11により外部から取り付け
て着脱できるようにしたダクト壁3aにより形成し、こ
のダクト壁3aが形成する偏向面7に粘着部8を設ける
ことにより、粘着部8を交換できるようにしてある。こ
のときの粘着部8の交換はダクト壁3aごと行ってもよ
いが、取り外したダクト壁3aから粘着部8を剥離して
貼り直し、再度ねじ11で取り付けるといった作業で交
換することもできる。粘着部8はダクト壁3aに粘着面
で貼り合わせておくのが粘着面8aの貼り直しに便利で
ある。それには、粘着部8を両面粘着材を用いるのが好
適である。
【0019】粘着部8を交換するための着脱構造は種々
のものが採用でき、例えば、粘着部8を担持したプレー
トをダクト3の外部から抜き差しできるようにしておい
てもよい。抜き差し部のエアー漏れなどは必要に応じシ
ールで封止すればよい。粘着部8の交換時期は、画像形
成回数が所定回数に達した時点など、粘着部8の塵埃捕
捉が使用限界に達するのに相関した各種の時点を目安に
設定し、交換を促す表示をして交換を促すことができる
し、塵埃に起因するメンテナンス時に交換するようにも
できる。
【0020】図3に示す実施例では特に、粘着部8を持
った偏向面7を、送風空気流2の流れ方向に沿って複数
設けている。図示の場合2ケ所である。このように、粘
着部8を持った偏向面7が複数設けられていると、上記
のような除塵機能を送風空気流2に対し複数回繰り返し
て行い、除塵効果をさらに向上することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、送風空気流の経路を曲
げた偏向部で、送風空気流が経路の曲がりの外側に位置
する偏向面に沿って偏向されるときの、送風空気流中の
塵埃が慣性によって直進しようとして偏向面に設けられ
ている粘着部に衝突して粘着し細かな塵埃まで捕捉さ
れ、複写機やプリンタといった各種事務機器などの昇温
部に向け送風される冷却空気流のように強い送風空気流
に設定されるような場合により細かな塵埃まで捕捉され
るので特に有効である。しかも、この除塵には電源が不
要で、電力消費を伴わない利点がある。
【0022】粘着部が塵埃の付着により粘着性が落ちて
も、粘着部を交換できるようにすることにより粘着性を
回復して必要な除塵性能を持続することができる。
【0023】粘着部を持った偏向部が、送風空気流の流
れ方向に沿って複数回繰り返し働かされ除塵効果がさら
に向上するようにもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つの実施例を示す除塵
装置の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の今1つの実施例を示す除
塵装置の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態のさらに別の実施例を示す
除塵装置の断面図である。
【符号の説明】
1 ファン 2 送風空気流 3 ダクト 3a ダクト壁 4 経路 5 昇温部 6 偏向部 7 偏向面 8 粘着部 8a 粘着面 9 塵埃 11 ねじ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風対象に向け送られる送風空気流の経
    路に、送風空気流の流れを偏向するように経路を曲げた
    偏向部を設け、この偏向部の送風空気流を偏向させるよ
    うに案内する偏向面に粘着部を設けたことを特徴とする
    機器の送風空気流の除塵装置。
  2. 【請求項2】 粘着部は交換できるように設けられてい
    る請求項1に記載の機器の送風空気流の除塵装置。
  3. 【請求項3】 粘着部を持った偏向部が、送風空気流の
    流れ方向に沿って複数設けられている請求項1、2のい
    ずれか一項に記載の機器の送風空気流の除塵装置。
  4. 【請求項4】 送風空気流は、昇温部に向け送風する冷
    却空気流である請求項1〜3のいずれか一項に記載の機
    器の送風空気流の除塵装置。
JP10277276A 1998-09-30 1998-09-30 機器の送風空気流の除塵装置 Pending JP2000105524A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006126693A1 (ja) * 2005-05-24 2006-11-30 Kabushiki Kaisha Kenwood 電子機器の空冷装置
TWI392436B (zh) * 2008-12-22 2013-04-01 Wistron Corp 具有除塵裝置之機殼裝置
CN109397901A (zh) * 2018-11-23 2019-03-01 广州诺彩数码产品有限公司 一种打印清晰度高的数码打印机

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