JP2000102177A - ハイブリッド車用充電装置 - Google Patents

ハイブリッド車用充電装置

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JP2000102177A JP10271856A JP27185698A JP2000102177A JP 2000102177 A JP2000102177 A JP 2000102177A JP 10271856 A JP10271856 A JP 10271856A JP 27185698 A JP27185698 A JP 27185698A JP 2000102177 A JP2000102177 A JP 2000102177A
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】充電装置のコスト増大を回避しつつ主バッテリ
充電性能の向上を実現したハイブリッド車用充電装置を
提供すること。 【解決手段】切り替えリレー3を用いることにより、車
載補機駆動用の補機用蓄電手段2からの直流電圧と商用
交流電力整流用の整流手段1からの直流電圧とのどちら
かを選択し、選択した直流電圧を昇圧手段4,DC−D
Cコンバータ手段6で昇圧して主機用蓄電手段7を充電
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド車用
充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関により駆動される発電機から主
バッテリや走行モータへ給電する従来のハイブリッド車
では、主蓄電手段から給電されるエンジン始動用モータ
により内燃機関が始動される。尚、この始動用のモータ
としては上記発電機などを用いることができる。
【0003】ハイブリッド車では、損失低減や小形軽量
化などのために主バッテリを300V以上の高圧仕様に
構成することが行われている。ただし、車載電気機器駆
動のために、低圧(12V)の補機バッテリを設けるの
が通常である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したハイブリッド
車では、長期の休止後などにおいて主バッテリがエンジ
ン始動不能な状態まで放電してしまう場合が考えられ
る。また、商用交流電源から主バッテリを充電する充電
装置、又は、他車の車載バッテリから主バッテリを充電
する充電装置を装備すれば、最寄りの商用交流電源端子
又は他車から主バッテリへエンジン始動に必要な電力を
充電することができる。しかし、このような複数の充電
装置を搭載することは、装置の重量及び設置必要スペー
スが大きいハイブリッド車にとって大きな負担となる。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、充電装置のコスト増大を回避しつつ主バッテリ充
電性能の向上を実現したハイブリッド車用充電装置を提
供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のハイブリ
ッド車用充電装置によれば、切り替えリレーを用いるこ
とにより、車載補機駆動用の補機用蓄電手段からの直流
電圧と商用交流電力整流用の整流手段からの直流電圧と
のどちらかを選択し、選択した直流電圧を昇圧手段で昇
圧して主機用蓄電手段に印加し、それを充電する。昇圧
手段に印加される両直流電圧は大きさが格段に異なるの
で主機用蓄電手段に好適な直流電圧を出力できるように
切り替えリレーの切り替えと同期して昇圧手段の昇圧比
を変更する。
【0007】このようにすれば、たとえば、近くにブー
スターケーブルを装備した内燃機関自動車が存在すれば
そのバッテリと自己の補機用蓄電手段とをブースターケ
ーブルで接続して補機用蓄電手段を充電し、補機用蓄電
手段により主機用蓄電手段を充電すればよい。また、近
くに人家があればその商用交流電源コンセントから主機
用蓄電手段を充電すればよい。
【0008】結局、主機用蓄電手段によりエンジンを始
動できない場合でも、その結果として充電装置のコスト
増大を回避しつつ種々の充電源から主バッテリの充電を
行うことができる。また、充電装置の小型軽量化により
車両の重量や機器搭載スペースが削減できるという利点
も生じる。請求項2記載の構成によれば請求項1記載の
ハイブリッド車用充電装置において更に、昇圧手段から
得られた直流電圧を電力変換して主機用蓄電手段を充電
するDC−DCコンバータ手段を設ける。これにより、
DC−DCコンバータ手段の出力電流を制御して主機用
蓄電手段の充電量を制御することができる。
【0009】なお、DC−DCコンバータ手段では、通
常、入力直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回
路、得られた交流電圧を所望のレベルに変圧するトラン
ス、更に変圧された交流電圧を整流する整流器を有する
ので、このトランスにより所望の変圧比を得るとともに
入力側と出力側とを電気的に絶縁することができる、請
求項3記載の構成によれば請求項1又は2記載のハイブ
リッド車用充電装置において更に、昇圧手段は、整流手
段により通電されるリアクトルと、このリアクトルへの
通電を所定の周波数で断続するスイッチング素子とを備
え、更に、入力される商用交流電力の力率をこのスイッ
チング素子のデューティ比制御により改善するので、入
力される商用交流電力の力率改善により配線損失の低減
などの効果を得るなどの効果を奏することができる。
【0010】請求項4記載の構成によれば請求項1ない
し3のいずれか記載のハイブリッド車用充電装置におい
て更に、商用交流電力が給電される場合で、かつ、均等
充電指令が外部から入力される場合に主機用蓄電手段の
均等充電を指令し、救援充電指令が外部から入力される
場合にハイブリッド車のエンジンの始動に必要な電力を
主機用蓄電手段に充電する。
【0011】すなわち、本構成によれば、主機用蓄電手
段の充電量がエンジン始動に必要なレベル以下に低下し
た場合に補機用蓄電手段又は商用交流電源から主機用蓄
電手段を通じて主機用蓄電手段を充電する機能に加え
て、主機用蓄電手段の均等充電によるそのリフレッシュ
機能をも有するので、別に均等充電手段を設ける必要が
なく、全体としての回路構成の簡素化を図ることができ
る。
【0012】以下、更に詳しく説明する。補機用蓄電手
段(以下、補機バッテリという)は、低圧(定格12
V)であり、主機用蓄電手段(以下、主バッテリとい
う)は配線損失低減や回転電機の小型化のために300
V程度の高圧仕様とされるが、安全性の観点から補機バ
ッテリの一対の電源ラインと主バッテリの一対の電源ラ
インはトランスにより絶縁分離される。
【0013】このため、補機バッテリの直流電圧は、イ
ンバータ回路で交流電圧に変換された後、この絶縁分離
用のトランスを利用して昇圧し、昇圧された高圧交流電
圧を整流し、平滑した後、主バッテリに印加する。しか
し、車載補機に給電する補機バッテリの端子電圧はその
充電状態に応じて10〜16Vというように大きく変動
してしまう。したがって、補機バッテリ電圧が低い状態
でも主バッテリを充電可能なようにトランスの巻数比を
設定すると、補機バッテリの端子電圧が高い場合にトラ
ンスの二次電圧が数十%も高くなってしまい、トランス
の二次交流電圧を整流する半導体整流素子(ダイオード
という)の高耐圧化が必要となり、そのため、ダイオー
ドの順方向電圧降下損失が増大し、放熱が問題となって
しまう。
【0014】そこで、本構成では、補機バッテリ電圧を
一度、一定の直流電圧に昇圧し、それをトランス内蔵の
上記DC−DCコンバータ回路で変圧する。このように
すれば、DC−DCコンバータ回路の整流回路を構成す
るダイオードが過剰な耐圧性能を持つ必要がないので、
その信頼性が向上し、損失による発熱も低減でき、整流
回路のコストも低減することができる。
【0015】なお、本構成によれば、整流回路のコス
ト、損失低減の代わりに昇圧手段の追設負担が付加され
るが、本構成の昇圧手段は、それ自身が補機バッテリ電
圧を昇圧する機能を有するので、後段のDC−DCコン
バータ回路内のトランスの巻数比を低減できるため、こ
のDC−DCコンバータ回路の回路構成を簡素化できる
という利点があり、その分だけ昇圧手段追設の負担増大
の問題は軽減される。
【0016】更に詳しく説明すると、本構成の昇圧手段
の昇圧比の分だけ、後段のDC−DCコンバータ回路の
インバータ回路を流れる電流が減少し、このインバータ
回路を構成する半導体スイッチを小型化でき、かつ、そ
の抵抗損失、発熱も減らせる。昇圧手段からこのインバ
ータ回路に印加される直流電圧は昇圧手段による昇圧後
も比較的小さく、安価な常用の半導体スイッチでも十分
に耐圧確保できるレベルであるので、昇圧均圧手段で昇
圧した分だけ、このインバータ回路の半導体スイッチの
小電流化によりそのコスト低減、発熱低減を実現するこ
とができる。更に、トランスの一次コイルに流れる電流
も同様に低減できるので、トランスの一次コイルの断面
積低減及び発熱低減を図ることができ、その二次コイル
のターン数の低減により二次コイルの抵抗損失、発熱も
低減することができる。
【0017】結局、本構成のハイブリッド車用充電装置
によれば、格別に高耐圧の部品を用いることなく信頼性
が高いハイブリッド車用充電装置を実現して主バッテリ
の緊急充電によるエンジン始動機能を実現することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のハイブリッド車では、主
蓄電手段はエンジン始動用のモ−タに給電してエンジン
を始動させる。エンジン始動用のモ−タとしては、エン
ジンにより駆動されて発電して主蓄電手段を充電する発
電機が一般に用いられる。この発電機として走行モ−タ
を用いることもできる。主蓄電手段や補機蓄電手段とし
ては、電池又は電気二重層コンデンサを用いることがで
きる。
【0019】本発明の好適な実施態様を以下の実施例を
参照して説明する。
【0020】
【実施例1】この充電装置は、図1に示すように、商用
交流電源から給電される交流電力(たとえばAC100
V)を整流する整流回路1、低圧(定格12V)の補機
バッテリ(本発明でいう補機用蓄電手段)2、高低一対
の電源ラインに設けられる一対の切り換えリレー3、昇
圧チョッパ回路(本発明でいう昇圧手段)4、入力平滑
コンデンサ5、DC/DCコンバ−タ(本発明でいうD
C−DCコンバータ手段)6、定格約300Vの主機バ
ッテリ(本発明でいう主機用蓄電手段)7、制御回路
(本発明でいう制御手段)8、電流センサ9、10を備
えている。
【0021】一対の切り換えリレー3は、整流回路1及
び補機バッテリ2の直流電圧の一方を選択して昇圧チョ
ッパ回路4へ入力する。昇圧チョッパ回路4は、チョー
クコイル(リアクトル)41、スイッチング素子である
パワ−MOSFET42、ダイオード43からなる。パ
ワ−MOSFET42のソース電極は、接地ラインL、
低位側の切り換えリレー3を通じて整流回路1又は低圧
の補機バッテリ2の低位端に接続されている。パワ−M
OSFET42のドレイン電極はチョークコイル41及
び高位側の切り換えリレー3を通じて整流回路1又は低
圧の補機バッテリ2の高位端に接続され、更にダイオー
ド43のアノード電極に接続されている。パワ−MOS
FET42を一定周期で断続制御することにより、チョ
ークコイル41とパワ−MOSFET42との接続点に
生じた高電圧(リップル含有直流電圧)はダイオード4
3を通じてDC/DCコンバ−タ6の入力端に印加され
る。なお、後述するように、昇圧チョッパ回路4のパワ
−MOSFET42は入力電圧に基づいてそのデューテ
ィ比を制御してダイオード43を通じて出力する直流電
圧レベルを一定レベルに昇圧する。
【0022】入力平滑コンデンサ5は、DC/DCコン
バ−タ6の一対の入力端間に接続されており、ダイオー
ド43を通じて入力される上記リップル含有直流電圧の
交流成分を接地ラインLを通じて整流回路1又は補機バ
ッテリ2の低位端にバイパスする。DC−DCコンバー
タ6は、図2に示すように、入力直流電力を交流電力に
変換するためのインバータ回路としての一対のパワ−M
OSFET61、パワ−MOSFET61の出力電圧を
変圧するトランス62、トランス62の出力電圧を整流
する全波整流回路63、及び、全波整流回路63の出力
電圧を平滑化する出力平滑化回路64を有する。これら
パワ−MOSトランジスタの交互逆相断続によりトラン
ス62の二次側に生じた交流電圧は全波整流回路63で
整流され、出力平滑化回路を構成するチョークコイル6
5及び平滑コンデンサ66で平滑されて主機バッテリ7
に印加される。
【0023】主機バッテリ7は、たとえば発電電動機か
らなる走行モ−タ(図示せず)と電力授受可能に接続さ
れており、走行モ−タは、伝達トルク遮断可能に車輪及
びエンジンに結合されている。これら走行モ−タ、エン
ジンおよび車輪(図示せず)間の連結方式には各種の方
式があるが、本発明の要旨ではないので説明は省略す
る。
【0024】制御回路8は、マイコンを含み、切り替え
リレー3から入力される直流電圧の大きさに略逆比例す
るようにパワーMOSFET42のデューティ比を変更
し、これによりダイオード43を通じて出力する直流電
圧レベルを一定レベルにまで昇圧する。この制御を図4
に示すフローチャートを参照して以下に説明する。
【0025】この制御は、この充電装置の入力コネクタ
を商用交流電源側に接続して商用交流電力による充電を
指令する場合、又は、この充電装置の入力コネクタを商
用交流電源側に接続せずに補機蓄電電力による充電を指
令する場合に、これら指令に基づいて行われる。なお、
補機蓄電電力による充電が指令されたにもかかわらず、
補機バッテリ2に十分な蓄電がなされていない場合に
は、警報を発して図4に示す充電制御を実施しないもの
とする。
【0026】図4に示す充電制御では、まず入力指令が
商用交流電力による充電指令であるかどうかを調べ(S
200)、そうでなければ、パワーMOSFET42
を、補機バッテリモード、すなわち、補機バッテリの低
電圧を規定の大きさの直流電圧に昇圧することができる
デューティ比で制御する(S202)。これにより、D
C−DCコンバータ6には必要な直流電圧が入力され
る。
【0027】また、入力指令が商用交流電力による充電
指令であれば、パワーMOSFET42を、商用モー
ド、すなわち、商用交流電圧を上記規定の大きさの直流
電圧に昇圧することができるデューティ比で制御する
(S204)。これにより、DC−DCコンバータ6に
は必要な大きさの直流電圧が入力される。なお、この
時、パワーMOSFET42は、ダイオード43からD
C−DCコンバータへ出力される電圧変動がなるべく小
さくなるようにデューティ比制御される。また更に、商
用交流電源の力率がなるべく1に近くなるようにパワー
MOSFET42のデューティ比制御する。この力率改
善制御は、整流器1の出力電圧に基づいて、電圧と電流
の位相が一致するように制御すればよい。パワーMOS
FET42のデューティ比制御によるこの種の力率制御
自体は周知であるので詳細な説明は省略する。
【0028】次に、主機バッテリ7の電圧がエンジン始
動に十分な規定値に達したかどうかを判定し(S20
6)、達していなければメインルーチンにリターンし、
達していればパワーMOSFET42及びDC−DCコ
ンバータ6を遮断し(S208)、充電完了を報知して
(S210)、このルーチンを終了する。これにより、
整流回路1から出力される直流電圧と補機バッテリ2か
ら出力される直流電圧の差異、ならびに、補機バッテリ
2の容量変化に基づくその出力直流電圧の差異にかかわ
らず、DC−DCコンバータ回路6に一定の直流電圧を
出力することができ、更に、商用交流電力による充電に
おいても良好な力率で充電を行うことができる。
【0029】したがって、この昇圧チョッパ回路4の昇
圧分だけ、パワ−MOSFET62の最大許容電流を減
らしてそれを小型化することができ、トランス62の一
次コイルの断面積及び二次コイルのターン数も減らすこ
とができ、更に、全波整流回路63のダイオードの耐圧
も減らすことができ、主バッテリ7の充電の利便性を向
上することができる。
【0030】次に、制御回路8は、商用交流電源から整
流回路1から充電される場合において、均等充電動作を
行うこともできる。ただし、この動作は頻繁に実施する
必要はないので、この実施例では、図示しない手動スイ
ッチあるいは主機バッテリの充電状態を管理する制御装
置から制御回路8へ「均等充電指令」が入力された場合
に行うものとする。
【0031】この均等充電動作を、図3に示すフローチ
ャートを参照して説明する。まず、図示しない均等充電
指令が入力されたかどうかを調べ(S100)、オンし
ていなければメインルーチンにリターンし、入力されて
いれば主機バッテリ7の端子電圧に基づいてそれが略満
充電電圧値に達しているかどうかを調べ(S102)、
達していればS106へ進み、達していなければ通常充
電を行う(S104)。ここでいう通常充電とは後述す
る一定の均等充電電流値よりも大きい一定の電流値での
充電動作をいう。なお、充電電流の制御は、電流センサ
10で検出した充電電流に基づいてそれが目標の値とな
るようにパワ−MOSFET42または61のデューテ
ィ比をフィードバック制御することにより行う。
【0032】次に、S102にて満充電を検出すれば、
均等充電時間をカウントする内蔵のタイマをスタートさ
せ(S106)、主バッテリ7の充電電流を一定の均等
充電電流値に調整しつつその充電を行い(S108)、
タイマのカウント時間が所定の設定時間に達したかどう
かを調べ(S110)、達したらこの均等充電を終了し
てメインルーチンにリターンする。
【0033】なお、上記実施例は均等充電制御の一例を
説明したが、他の均等充電制御を採用してもよいことは
もちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のハイブリッド車の充電装置を示す回
路図である。
【図2】 図1に示すDC−DCコンバータ回路6の回
路図である。
【図3】 充電制御動作を示すフローチャートである。
【図4】 均等充電動作と通常充電動作との切り替えを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1は整流回路、2は補機バッテリ(補機用蓄電手段)、
3は切り替えリレー、4は昇圧チョッパ回路(昇圧手段
の昇圧手段)、6はDC−DCコンバータ回路(DC−
DCコンバータ手段)、7は主機バッテリ(主機用蓄電
手段)、8は制御回路(制御手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハイブリッド車のエンジン始動用モータに
    給電する主機用蓄電手段と、 車載補機駆動用の補機用蓄電手段と、 商用交流電力整流用の整流手段と、 前記補機用蓄電手段及び前記整流手段のどちらかを選択
    する切り替えリレーと、 前記切り替えリレーを通じて入力される直流電圧を昇圧
    する昇圧手段と、 前記切り替えリレーの切り替えと同期して前記昇圧手段
    を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするハイブリッド車用充電装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のハイブリッド車用充電装置
    において、 前記昇圧手段から得られた直流電圧を電力変換して前記
    主機用蓄電手段を充電するDC−DCコンバータ手段を
    有し、 前記制御手段は、前記主機用蓄電手段への充電量が前記
    ハイブリッド車のエンジン始動に十分な所定値となるま
    で、前記昇圧手段及びDC−DCコンバータ手段を駆動
    させることを特徴とするハイブリッド車用充電装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のハイブリッド車用充
    電装置において、 前記昇圧手段は、前記整流手段により通電されるリアク
    トルと、前記リアクトルへの通電を所定の周波数で断続
    するスイッチング素子とを備え、 前記制御手段は、前記切り替えリレーを通じて前記商用
    交流電力が給電される場合に、前記昇圧手段の前記スイ
    ッチング素子のデューティ比を制御して前記商用交流電
    力の力率改善を行うことを特徴とするハイブリッド車用
    充電装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか記載のハイブ
    リッド車用充電装置において、 前記制御手段は、 前記切り替えリレーを通じて前記商用交流電力が給電さ
    れる場合で、かつ、均等充電指令が外部から入力される
    場合に前記主機用蓄電手段の均等充電し、そして、 救援充電指令が外部から入力される場合に前記ハイブリ
    ッド車のエンジンの始動に必要な電力を前記主機用蓄電
    手段に充電することを指令することを特徴とするハイブ
    リッド車用充電装置。
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