JP2000101340A - 多焦点反射アンテナ - Google Patents

多焦点反射アンテナ

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JP2000101340A
JP2000101340A JP11207886A JP20788699A JP2000101340A JP 2000101340 A JP2000101340 A JP 2000101340A JP 11207886 A JP11207886 A JP 11207886A JP 20788699 A JP20788699 A JP 20788699A JP 2000101340 A JP2000101340 A JP 2000101340A
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focal
antenna
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reflection
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L Dwight Gilger
エル・ドゥワイト・ギルガー
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q19/00Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic
    • H01Q19/10Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces
    • H01Q19/18Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces having two or more spaced reflecting surfaces
    • H01Q19/19Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces having two or more spaced reflecting surfaces comprising one main concave reflecting surface associated with an auxiliary reflecting surface
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    • H01Q19/10Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces
    • H01Q19/18Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces having two or more spaced reflecting surfaces
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    • H01Q5/00Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
    • H01Q5/40Imbricated or interleaved structures; Combined or electromagnetically coupled arrangements, e.g. comprising two or more non-connected fed radiating elements
    • H01Q5/45Imbricated or interleaved structures; Combined or electromagnetically coupled arrangements, e.g. comprising two or more non-connected fed radiating elements using two or more feeds in association with a common reflecting, diffracting or refracting device

Abstract

(57)【要約】 【課題】多数の反射アンテナを備える必要性をなくす。 【解決手段】多数のアンテナ・パターンを得るための多
焦点反射器10は、支持構造22上に多数の重複する反
射構造12〜20を有している。反射構造12〜20は
それぞれ、焦点24〜32をし、また、反射構造12〜
20の焦点軸は、該反射構造の中心36〜44を通過
し、焦点24〜32を貫通する想像線34によって規定
される。焦点24〜32には放射手段46〜54が配置
され、該放射手段はそれぞれ、ことなる周波数又は偏波
のRF信号を発生する。放射手段46〜54からのRF
信号は、対応する反射構造12〜20で反射され、これ
により、異なるアンテナ・パターンを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射アンテナの分
野に関し、更に特定すれば、複数の周波数選択又は偏波
感応構造を含み、単一の支持構造から複数のアンテナ・
パターンを得ることができる反射アンテナに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】反射アンテナは、宇宙船上において、地
上または別の宇宙船との通信リンクを備えるために頻繁
に使用されている。単一の宇宙船は、典型的に、多数の
アンテナを収容し、多数の通信リンクを備えている。単
一の宇宙船上で設置されたこれら多数のアンテナは、通
常、異なる周波数または偏波で動作し、アンテナ間のク
ロストークおよび干渉の低減を図っている。単一の宇宙
船上において多数の周波数および多数の通信機能を備え
る方法の1つは、所望の動作周波数毎に1つずつ、多数
の反射アンテナを装備することである。この方法はアン
テナ間で良好な分離が実現するが、宇宙船上に大量の空
間を必要とし、費用がかかり、また、重量面でも不利と
なる。
【0003】単一の宇宙船上において多数の周波数およ
び多数の通信機能を備える第2の方法は、多数のフィー
ド(feed)を有し、各フィードが別個のRF周波数
または偏波を放射する単一の反射アンテナを装備するこ
とである。1つのフィードは反射器の焦点に配置し、他
のフィードは、できるだけ焦点付近に配置される。その
結果、合焦しないフィードでは信号強度の損失が生じ、
この損失を補償するためにより大きな反射器が必要とな
る場合がある。反射器が大きい程、宇宙船上で必要な空
間も大きくなり、得られるアンテナ・パターンのビーム
幅も狭くなるので、望ましくない。
【0004】単一の宇宙船上において多数の周波数およ
び多数の通信機能を備える第3の方法は、カセグレン型
反射アンテナにおける副反射器として、ダイクロイック
構造としても知られている周波数感応構造を利用するこ
とである。カセグレン型反射アンテナは、主反射器と、
これよりも小さい副反射器とを有する。ダイクロイック
副反射器は、その形状が放物線状であり、2つの焦点を
有し、副反射器の各側に1つずつ配置される。副反射器
は、主反射器と主反射器の焦点との間に配置され、副反
射器の凸側が主反射器に面する。副反射器の凹側の焦点
は、主反射器の焦点に置かれ、第1周波数の第1RF信
号を放射する第1フィードが、この焦点に置かれる。ダ
イクロイック副反射器は、第1RF信号が副反射器を通
過して、主反射器に第1RF信号が入射し、第1周波数
の第1アンテナ・パターンを発生するように構成されて
いる。
【0005】第2周波数の第2RF信号を放射する第2
フィードが、副反射器の凸側の焦点に配置されている。
ダイクロイック副反射器は、第2RF信号を反射し、こ
れを主反射器側に送り出すことにより、第2RF信号が
主反射器に入射して、第2周波数の第2アンテナ・パタ
ーンを形成するように構成されている。このように、単
一の反射器が2つの別個の周波数においてアンテナ・パ
ターンを与えることができる。しかしながら、この方式
は、2つのアンテナを単一構造として結合する必要があ
る。加えて、この反射器のサイズは、一般に、利得およ
びアンテナ・パターンのビーム幅を決定し、焦点軸はア
ンテナ・パターンの位置を決定する。ダイクロイック副
反射器を備えた単一の主反射器を用いると、通常、第1
および第2アンテナ・パターンが同一の利得−ビーム幅
積および同一の位置を有することになり、望ましくない
場合がある。また、副反射器は、アンテナにある程度の
複雑さを追加し、アンテナ・ブロッケージ(anten
na blockage)を招く虞れもあるため、望ま
しくない場合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、多焦点の
単一反射装置を有することが必要とされている。これが
あれば、単一の宇宙船が、多数の通信局またはまたはビ
ークルとの通信リンクを装備することを可能にしつつ、
1つの反射装置の重量および費用のみを負担すればよい
ことになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来技術における前述の
必要性は、多焦点反射アンテナを提供する本発明によっ
て充足される。本発明による多焦点反射アンテナは、少
なくとも部分的に重複する複数の反射構造を有する支持
部を備え、各反射構造は、焦点および焦点軸を有する。
このアンテナは、複数の放射手段を含み、その各々が焦
点の各々に位置する。複数の放射手段は複数のRF信号
を放射し、その少なくとも1つが、複数の反射構造の少
なくとも1つを通過し、複数の反射構造の別のものに入
射する。次に、複数の反射構造は、複数の焦点軸に沿っ
て複数のRF信号を送出し、複数のアンテナ・パターン
を発生する。反射構造は、固定したり、あるいは展開可
能にすることができ、更に周波数選択性または偏波感応
性を有することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、単一支持構造
から多数のアンテナ・パターンを得るための多焦点反射
器10が図示されている。即ち、本発明では、各々周波
数選択性または偏波感応構造である、多数の反射構造1
2〜20が重複し、複数の反射構造12〜20が、単一
の支持構造22上に位置することを可能にしている。各
反射構造12〜20の曲率および構造により、当該反射
構造の焦点が規定される。図1に示す実施形態では、第
1反射構造12は第1焦点24を有し、第2反射構造1
4は第2焦点26を有し、第3反射構造16は第3焦点
28を有し、第4反射構造18は第4焦点30を有し、
第n反射構造20は第n焦点32を有する。
【0009】1つの反射構造の焦点軸が、当該反射構造
によって発生するアンテナ・パターンの方向および位置
を決定する。反射構造の焦点軸は、当該反射構造の中心
を通過し、当該反射構造の焦点を貫通する想像線によっ
て規定される。第1反射構造12の焦点軸は、第1反射
構造12の中心36を通過し、第1焦点24を貫通する
想像線34によって規定される。図1に示す本発明の実
施形態では、中心36〜44および焦点24〜32は全
て同一の想像線34に沿って位置する。したがって、こ
の実施形態では、全ての反射構造12〜30が同一の焦
点軸34を有する。
【0010】図2に示す本発明の第2実施形態では、反
射構造100〜108は、それぞれ、焦点110〜11
8および中心120〜128を有する。反射構造100
〜108は、部分的に重複しており、反射構造100〜
108の焦点112〜118および中心120〜128
は整列していない。各反射構造100〜108が発生す
るアンテナ・パターンは、当該アンテナ・パターンをそ
れぞれ発生する対応する反射構造100〜108の焦点
軸130〜138によって規定される方向に位置する。
このように、単一の装置140が、通信局または車両が
同じ位置にない場合に、これらの通信局または車両に対
して多数の通信リンクを備えることができる。
【0011】再び図1を参照すると、複数の放射手段4
6〜54が、複数の焦点24〜32に配置されている。
第1放射手段46は、第1焦点24に配置され、第2放
射手段48は第2焦点26に配置され、第3放射手段5
0は第3焦点28に配置され、第4放射手段52は第4
焦点30に配置され、そして、第n放射手段54は第n
焦点32に配置されている。放射手段46〜52は、フ
ィード・ホーン(feed horn)、交差対数周期
ダイポール・アレイ(crossed log−per
iod dipole array)等とすることがで
きる。これらの放射手段46〜52は複数のRF信号を
放射し、各RF信号は異なる動作周波数または異なる偏
波を有する。第1放射手段46は第1RF信号を放射
し、第2放射手段48は第2RF信号を放射し、第3放
射手段50は第3RF信号を放射し、第4放射手段52
は第4RF信号を放射し、そして、第n放射手段d54
は第nRF信号を放射する。
【0012】第1RF信号は、第1反射構造12に入射
する。第1反射構造12は、第1RF信号を反射し、こ
れを第1焦点軸34に平行な方向に向けて、第1アンテ
ナ・パターンを発生するように構成されている。また、
第1反射構造12は、第2、第3、第4および第nRF
信号を通過させるように構成されている。第2RF信号
は、第2反射構造14に入射する。第2反射構造14
は、第2RF信号を反射し、これを第2焦点軸に平行な
方向に向け、第1反射構造12を逆に通過させて、第2
アンテナ・パターンを発生するように構成されている。
第3、第4および第nRF信号は、第2反射構造を通過
する。第3反射構造は、第4および第nRF信号を通過
させるが、第3RF信号を反射するように構成されてい
る。第3反射構造16は、第3RF信号を、第3焦点軸
に平行な方向に向け、第1および第2反射構造12、1
4を逆に通過させて、第3アンテナ・パターンを発生す
る。第4および第nRF信号は、第3反射構造16を通
過する。
【0013】第4反射構造18は、第nRF信号を通過
させるが、第4RF信号を反射するように構成されてい
る。第4反射構造18は、第4RF信号を、第4焦点軸
に平行な方向に向け、第1、第2および第3反射構造1
2、14、16を通過させ、第4アンテナ・パターンを
発生する。第nRF信号は、第4反射構造を通過し、第
n反射構造20に入射する。第n反射構造20は、第n
RF信号を、第n焦点軸に平行な方向に向け、以前の反
射構造を全て通過させ、第nアンテナ・パターンを発生
する。
【0014】本発明の一実施形態では、第1RF信号は
第1周波数帯において動作し、第2RF信号は第2周波
数帯において動作し、第3RF信号は第3周波数帯にお
いて動作し、第4RF信号は第4周波数帯において動作
し、そして第nRF信号は第n周波数帯において動作す
る。これらの周波数帯の周波数は重複しない。この実施
形態では、第n反射構造を除く全ての反射構造が、周波
数選択構造である。第n構造はRF信号を通過させな
い。したがって、これは、グラファイト、アルミニウ
ム、RF反射弾性メッシュ等で製作することができる。
本発明の別の実施形態では、前述の反射構造のいくつか
は周波数選択構造であるが、他のものは偏波感応構造で
ある。偏波感応構造は、一方の偏波の信号を通過させ、
他方の偏波の信号を反射する。通常、偏波感応構造は、
水平偏波信号を通過させ垂直偏波信号を反射するか、あ
るいは垂直偏波信号を通過させ水平偏波信号を反射する
か、右円偏波信号を通過させ左円偏波信号を反射する
か、左円偏波信号を通過させ右円偏波信号を反射するか
のいずれかである。このように、2つの放射手段が同一
の周波数範囲において動作し、しかも別個のアンテナ・
パターンを得ることができる。
【0015】本発明の第3実施形態を、図3を参照して
説明する。この実施形態では、周波数選択構造および偏
波感応構造を単一の支持構造内に組み合わせており、第
1反射構造300が周波数選択構造であり、高域および
中域RF信号を通過させ低域RF信号を反射するように
構成されている。第2反射構造302は偏波感応構造で
あり、垂直偏波信号を全て通過させるが、水平偏波信号
を全て反射するように構成されている。第3反射構造3
04は、反射構造であり、RF信号の周波数や偏波には
無関係に、全てのRF信号を反射するように構成されて
いる。第1反射構造300の第1焦点軸324は、第1
反射構造300の中心を通過し、第1焦点306を貫通
する想像線によって規定される。第2反射構造302の
第2焦点軸326は、第2反射構造302の中心332
を通過し、第2焦点308を貫通する想像線によって規
定される。更に、第3反射構造304の第3焦点軸32
8は、第3反射構造304の中心334を通過し、第3
焦点310を貫通する想像線によって規定される。図3
に示す本発明の実施形態では、中心330〜334およ
び焦点306〜310は全て、同一の想像線に沿って位
置し、焦点軸324、326、328は全て整列してい
る。
【0016】第1焦点306に位置する第1放射手段3
18は、312で示す線で表した、第1RF信号を放射
する。第1RF信号312は低域信号であり、第1反射
構造300に入射する。第1反射構造300は、第1R
F信号312を、第1焦点軸324に平行な方向に向け
て、第1アンテナ・パターンを発生する。第2放射手段
320は、第2焦点308に位置し、314で示す線で
表した、第2RF信号を放射する。第2RF信号314
は、高域の動作周波数を有し、水平偏波である。第1反
射構造300は高域周波数を通過させるので、第2RF
信号314は第1反射構造300を通過して、第2反射
構造302に入射する。第2反射構造302は、垂直偏
波信号を通過させるが、水平偏波信号を反射するように
構成されている。第2反射構造302は、第2RF信号
314を、第2焦点軸326に平行な方向に向け、第1
反射構造300を逆に通過させ、第2アンテナ・パター
ンを発生する。
【0017】第3放射手段322は、第3焦点310に
位置し、316で示す線で表した、第3RF信号を放射
する。第3RF信号316も高域動作周波数を有する
が、垂直偏波である。第3RF信号316は、第1反射
構造300を通過する。これは、第1反射構造300
は、高域信号を通過させるように構成された周波数選択
構造であるからである。第3RF信号316は第2反射
構造302も通過する。何故なら、第2反射構造302
は、全ての垂直偏波信号を通過させるように構成されて
いるからである。次いで、第3RF信号316は第3反
射構造304に入射する。第3反射構造304は、第3
RF信号316を、第3焦点軸328に平行な方向に向
け。第3RF信号316は、第1および第2反射構造3
00、302を逆に通過し、第3アンテナ・パターンを
発生する。
【0018】本発明の好適な実施形態を図4を参照して
説明する。この実施例の多焦点反射アンテナ450は、
第1,第2および第3展開可能反射構造400、40
2、404を有する、展開可能アンテナである。第1、
第2および第3反射構造400、402、404は、第
1、第2および第3回転放物面体の形態であり、各回転
放物面体は別個となっている。第1反射構造400は第
1弾性材料から成り、第2反射構造402は第2弾性材
料から成り、第3反射構造404は第3弾性材料から成
る。第1、第2および第3反射構造400、402、4
06は、それぞれ、第1、第2および第3焦点406、
408、410を有する。第1反射構造400は、第2
反射構造402をカバーし、一方第2反射構造402は
第3反射構造404をカバーする。第1反射構造400
は、低域RF信号を反射し、中域RF信号および高域R
F信号を通過させるように構成されている。第2反射構
造402は、中域RF信号を反射し、高域RF信号を通
過させるように構成されている。第3反射構造404
は、高域RF信号を反射するように構成されている。低
域、中域および高域の各信号は、別個の周波数帯であ
る。
【0019】第1反射構造400の第1焦点軸424
は、第1反射構造400の中心430を通過し第1焦点
406を貫通する想像線によって規定される。第2反射
構造402の第2焦点軸426は、第2反射構造402
の中心432を通過し第2焦点408を貫通する想像線
によって規定される。更に、第3反射構造404の第3
焦点軸428は、第3反射構造304の中心434を通
過し第3焦点410を貫通する想像線によって規定され
る。図4に示す本発明の実施形態では、中心430〜4
34および焦点406〜410は全て同一の想像線に沿
って位置し、全ての焦点軸424、426、428は整
列している。この実施形態では、第1、第2および第3
放射手段418、420、422はそれぞれ、第1、第
2および第3焦点406、408、410に配置されて
いる。第1放射手段418は、412で示す線で表した
低域信号である第1RF信号を放射する。第2放射手段
420は、414で示す線で表した中域信号である第2
RF信号を放射する。第3放射手段422は、416で
示す線で表した高域信号である第3RF信号を放射す
る。
【0020】第1反射構造400は、中および高域信号
を通過させ、低域信号を反射するように構成されてお
り、したがって第1反射構造400は、第1RF信号4
12を、第1焦点軸424に平行な方向に向け、第1焦
点軸424によって規定される方向に、第1アンテナ・
パターンを発生する。第2RF信号414は、第1反射
構造400を通過する中域信号であり、第2反射構造4
02に入射する。第2反射構造402は、高域信号を通
過させるが中域信号を反射するように構成されており、
したがって第2反射構造402は、第2RF信号414
を、第2焦点軸426に平行な方向に向け、第1反射構
造400を通過させて、第2焦点軸426によって規定
される方向に第2アンテナ・パターンを形成する。第3
RF信号416は、第1および第2反射構造400、4
02を通過する高域信号であり、第3反射構造404に
入射する。第3反射構造404は、高域信号を反射する
ように構成されており、したがって、第3反射構造40
4は、第3RF信号416を、第3焦点軸428に平行
な方向に向け直し、第3焦点軸428によって規定され
る方向に第3アンテナ・パターンを発生する。
【0021】再び図2を参照すると、本発明のこの実施
形態では、複数の反射構造は、部分的にのみ重複してい
る。したがって、他の反射構造と重複する反射構造の部
分のみが、周波数選択構造または偏波感応構造であれば
よい。本発明の他の一実施形態では、複数の反射構造
は、有形アンテナ・パターン(shaped ante
nna pattern)を与える有形構造である。更
に、本発明の他の一実施形態では、有形および放物線状
反射構造双方を、単一構造に用いる。多焦点反射アンテ
ナは、予め選択してある複数の周波数選択および/また
は偏波反射構造を利用し、多数の焦点を有する単一の反
射構造を備えることによって、一般の反射アンテナの限
界を克服することができる。多焦点反射器を使用するこ
とにより、通信システムにおいて単一の反射器構造を多
数の反射アンテナと置換することが可能となり、重量、
費用および空間が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の側面図である。
【図2】本発明の第2実施形態の側面図である。
【図3】本発明の第3実施形態の側面図である。
【図4】本発明の好適な実施形態の側面図である。
【符号の説明】
10 多焦点反射器 12〜20 第1〜第n反射構造 24〜32 第1〜第n焦点 34 想像線 36〜44 中心 46〜54 放射手段 100〜108 反射構造 110〜118 焦点 120〜128 中心 130〜138 焦点軸 140 装置 300〜304 第1〜第3反射構造 306〜310 第1〜第3焦点 312〜316 第1〜第3RF信号 318〜322 第1〜第3放射手段 324〜328 第1〜第3焦点軸 330〜334 中心 400〜404 第1〜第3展開可能反射構造 406〜410 第1〜第3焦点 412〜424 第1〜第3RF信号 424〜428 第1〜第3焦点軸 430〜434 中心 450 多焦点反射アンテナ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナであって、 複数の焦点および複数の焦点軸を有し、少なくとも部分
    的に重複している複数の反射構造を支持する支持部と、 前記複数の焦点のそれぞれに位置する複数の放射手段で
    あって、前記複数の放射手段は複数のRF信号を放射
    し、該複数のRF信号の少なくとも1つが前記複数の反
    射構造の少なくとも1つを通過し、前記複数の反射構造
    の他のものに入射するよう構成された放射手段とを備
    え、前記複数の反射構造が、前記複数のRF信号を前記
    複数の焦点軸に沿って指向させ、かつ複数のアンテナ・
    パターンを発生することを特徴とするアンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンテナにおいて、前記
    複数の反射構造が複数の周波数選択構造であり、該複数
    の周波数選択構造の1つを除く全てが、前記複数のRF
    信号の少なくとも1つを通過させることを特徴とするア
    ンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアンテナにおいて、前記
    複数の反射構造が、複数の凹状反射器であり、該反射器
    は各々、回転放物面体であることを特徴とするアンテ
    ナ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のアンテナにおいて、前記
    複数の焦点軸が整列していることを特徴とするアンテ
    ナ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のアンテナにおいて、前記
    複数の反射構造の少なくとも1つが、偏波感応構造であ
    ることを特徴とするアンテナ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のアンテナにおいて、前記
    複数の反射構造の少なくとも1つが、周波数選択構造で
    あることを特徴とするアンテナ。
  7. 【請求項7】 アンテナであって、 第1焦点および第1焦点軸を有する第1反射構造と、 第2焦点および第2焦点軸を有する第2反射構造であっ
    て、前記第1反射構造が少なくとも部分的に重複してい
    る第2反射構造と、 第3焦点および第3焦点軸を有する第3反射構造であっ
    て、前記第2反射構造が少なくとも部分的に重複してい
    る第3反射構造と、 前記第1焦点に位置し、第1の反射構造に入射する第1
    RF信号を放射する第1放射手段と、 前記第2焦点に位置し、前記第1反射構造の前記重複す
    る部分を通過し前記第2反射構造に入射する第2RF信
    号を放射する第2放射手段と、 前記第3焦点に位置し、前記第1反射構造の前記重複す
    る部分および前記第2反射構造の前記重複する部分を通
    過して前記第3反射構造に入射する第3RF信号を放射
    する第3放射手段とを備え、前記第1反射構造が、前記
    第1RF信号を前記第1焦点軸に沿って方向づけ、かつ
    第1アンテナ・パターンを発生し、前記第2反射構造
    が、前記第2RF信号を前記第2焦点軸に沿って方向付
    け、かつ前記第1反射構造の前記重複する部分を通過さ
    せて第2アンテナ・パターンを発生し、前記第3反射構
    造が、前記第3RF信号を前記第3焦点軸に沿って方向
    付け、かつ前記第2反射構造の前記重複する部分を通過
    させ、更に前記第1反射構造の前記重複する部分を通過
    させて第3アンテナ・パターンを発生することを特徴と
    するアンテナ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のアンテナにおいて、前記
    第1反射構造が、第1回転放物面体の形状をなし、前記
    第2反射構造が第2回転放物面体の形状をなし、前記第
    3反射構造が第3回転放物面体の形状をなし、前記第
    1、第2および第3回転放物面体が別個の構造であるこ
    とを特徴とするアンテナ。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のアンテナにおいて、前記
    第1RF信号が低域信号であり、前記第2RF信号が中
    域信号であり、前記第3RF信号が高域信号であり、前
    記低域、中域および高域信号が、別個の周波数帯である
    ことを特徴とするアンテナ。
  10. 【請求項10】 請求項7記載のアンテナにおいて、前
    記第1反射構造が偏波感応構造であり、前記第2反射構
    造が偏波感応構造であることを特徴とするアンテナ。
JP11207886A 1998-09-10 1999-07-22 多焦点反射アンテナ Pending JP2000101340A (ja)

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