JP2000100530A - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ

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JP2000100530A
JP2000100530A JP10272827A JP27282798A JP2000100530A JP 2000100530 A JP2000100530 A JP 2000100530A JP 10272827 A JP10272827 A JP 10272827A JP 27282798 A JP27282798 A JP 27282798A JP 2000100530 A JP2000100530 A JP 2000100530A
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JP
Japan
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coaxial connector
shell
outer conductor
circuit board
board
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Application number
JP10272827A
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English (en)
Inventor
Fumio Yuzawa
史夫 湯沢
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AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の狭いピッチで回路基板上に横方向に並
設した場合に、半田接続による隣接する外部導体同士の
短絡を防止できる小型の同軸コネクタを提供する。 【解決手段】 同軸コネクタ1は、外部導体10の周囲
に設けられると共に外部導体10を回路基板に対して接
地する略直方体状のシェル40を具備している。シェル
40は、回路基板に半田接続するための基板接続脚47
を有する。基板接続脚47は、シェル40の底面44の
横方向略中央部に突出形成され、シェル40の底面44
であって基板接続脚47の横方向両側には、1対の溝4
8が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板上に取り
付けられる小型の同軸コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子技術の発達に伴い、伝送速度が高く
なるにつれ、周波数が高くなり、コンピュータ、通信機
器等の電子機器内やそれらを接続するところには、同軸
コネクタが広く使用されている。そして、近年の高密度
化の要求により、使用される同軸コネクタも、小型化、
構造の単純化等が求められている。
【0003】従来、回路基板上に取り付けられる小型の
同軸コネクタとして、例えば、図4に示すものが知られ
ている(実公平8−8546号公報参照)。
【0004】この同軸コネクタ100は、相手同軸コネ
クタ(図示せず)の外部導体に接触すると共にシールド
及び接地を行う略筒形の外部導体101と、外部導体1
01の中心軸線上に位置し、相手同軸コネクタの中心コ
ンタクトに接触する中心導体102と、中心導体102
を外部導体101に対し所定の位置関係に保持する絶縁
体103とを具備している。そして、外部導体101の
前方(図4(B)における左方)に位置する嵌合部10
1aには、複数のスリット104が設けられ、これによ
り相手同軸コネクタとの嵌合保持に必要なばね性を付与
している。又、外部導体101の後方部101bの両側
面及び後面には、回路基板110に半田接続される複数
の基板接続脚105が設けられている。中心導体102
は、略L字形に形成され、相手同軸コネクタの中心コン
タクトに接触する接触部106と、回路基板110に接
続される基板接続部107とを有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる回路
基板上に取り付けられる小型の同軸コネクタにおいて
は、近年の多重化、高密度化により、複数の同軸コネク
タを回路基板上に狭ピッチ(隣接する同軸コネクタが接
触しない程度)で並設することがよく行われている。
【0006】図4に示す従来の同軸コネクタ100を回
路基板110上に複数個、所定の狭ピッチで並設する
と、隣接する同軸コネクタ100の外部導体101の基
板接続脚105を回路基板110に半田接続する際に半
田が隣りの同軸コネクタ100に流れ込み、隣接する外
部導体101同士が短絡してしまうことがあった。外部
導体101は接地機能を有するので隣接する外部導体1
01同士が短絡しても問題がないように考えられるが、
中心導体102にアナログ信号を伝送する場合には、隣
接する外部導体101同士が短絡すると、それぞれの中
心導体102にノイズが生じてしまうという問題があっ
た。
【0007】従って、本発明の目的は、所定の狭いピッ
チで回路基板上に横方向に並設した場合に、半田接続に
よる隣接する外部導体同士の短絡を防止できる小型の同
軸コネクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る同軸コネク
タは、相手同軸コネクタの外部導体に接触する外部導体
と、該外部導体の中心に位置すると共に前記相手同軸コ
ネクタの中心コンタクトに接触する中心導体と、該中心
導体を前記外部導体に対して所定の位置関係に保持する
絶縁体と、前記外部導体の周囲に設けられると共に前記
外部導体を回路基板に対して接地する略直方体状のシェ
ルとを具備し、該シェルが、前記回路基板に半田接続す
るための基板接続脚を有する同軸コネクタであって、前
記基板接続脚は、前記シェルの底面の横方向略中央部に
突出形成され、前記シェルの前記底面であって前記基板
接続脚の横方向両側には、1対の溝が形成されているこ
とを特徴としている。
【0009】前記1対の溝のそれぞれが、前記シェルの
前記底面の縦方向に貫通して形成されていると好まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は、本発明の同軸コネクタの斜視図
である。図2は、図1の同軸コネクタを示し、(A)は正
面図、(B)は平面図、(C)は右側面図である。但し、図2
(A)においては、回路基板を一点鎖線で共に示してあ
る。図3は、図2(A)の3−3線に沿った断面図であ
る。
【0011】図1乃至図3において、同軸コネクタ1
は、相手同軸コネクタ(図示せず)の外部導体に接触す
る略円筒形の外部導体10と、外部導体10の中心に位
置すると共に相手同軸コネクタの中心コンタクトに接触
する中心導体20と、中心導体20を外部導体10に対
して所定の位置関係に保持する略円筒形の絶縁体30
と、外部導体10の周囲に設けられると共に外部導体1
0を回路基板50に対して接地するシェル40とを具備
している。シェル40は、同軸コネクタ1の全体のシー
ルドをも行う。
【0012】ここで、シェル40は、前面41、後面4
2、頂面43、底面44、両側面45を有する略直方体
状の金属ブロックであって、内部に外部導体収容凹部4
6を形成すると共に、底面44の横方向(図2(A)にお
ける左右方向)略中央部に回路基板50に半田接続する
ための1対の基板接続脚47を突出形成し、更に、底面
44であって基板接続脚47の横方向両側に1対の溝4
8を形成している。外部導体収容凹部46は、外部導体
10の円筒接触部11を収容する大径の接触部収容部4
6aと、外部導体10の円筒収容部12を圧入保持する
収容部圧入部46bとを有している。又、基板接続脚4
7は、底面44の横方向略中央部において所定間隔を空
けて1対形成されているが、1個又は3個以上でもよ
い。但し、同軸コネクタ1を回路基板50上に取り付け
た際に、かかる同軸コネクタ1の基板接続脚47を中心
とする回転を防止するためには、複数個形成されること
が好ましい。そして、1対の溝48のそれぞれは、シェ
ル40の底面44の縦方向に貫通して形成されている。
【0013】外部導体10は、相手同軸コネクタの外部
導体と接触する大径の円筒接触部11と、略円筒形の絶
縁体30を収容すると共に圧入によって保持する小径の
円筒収容部12とを具備したばね性のある金属部材で構
成されている。円筒接触部11には複数のスリット13
が形成され、これにより相手同軸コネクタの外部導体が
接触する際のばね性を付与している。小径の円筒収容部
12は、絶縁体30を圧入した状態でシェル40の収容
部圧入部46b内に圧入保持され、その際に円筒接触部
11は、シェル40の接触部収容部46a内に変位可能
に位置する。外部導体10をシェル40に圧入すると、
外部導体10及びシェル40は電気的に導通する。
【0014】絶縁体30は、内部に中心導体20を取り
付けるための貫通孔31及び貫通孔31に連続した大径
の凹部32を有する略円筒形で構成され、外部導体10
の円筒収容部12内に収容及び圧入保持される。
【0015】中心導体20は、相手同軸コネクタの中心
コンタクトと接触する接触部21と、絶縁体30の貫通
孔31内に圧入保持される保持部22(図3において紙
面に対して直交する方向の突起によって圧入保持され
る)と、中心導体20を絶縁体30に圧入する際のスト
ッパとして機能するフランジ部23と、回路基板50に
半田接続される基板接続部24とを具備した略L字形の
金属部材である。中心導体20は、絶縁体30を圧入保
持した外部導体10をシェル40に圧入保持した後、絶
縁体30の貫通孔31内に圧入保持される。これによ
り、同軸コネクタ1は、完成する。
【0016】完成した同軸コネクタ1は、回路基板50
上に複数個、所定の狭ピッチで横方向に並設した状態で
取り付けられる。この取り付けに際しては、シェル40
の基板接続脚47を回路基板50を貫通させて半田接続
すると共に、中心導体20の基板接続部24を回路基板
50を貫通させて半田接続する。ここで、基板接続脚4
7はシェル40の底面44の横方向略中央部に突出形成
され、基板接続脚47の横方向両側には1対の溝48が
形成されているので、半田接続の際に基板接続脚47に
取り付いた半田が毛細管現象により横方向に流れ出たと
しても1対の溝48内に吸収され、隣接する同軸コネク
タ1のシェル40同士が流れ出た半田によって短絡する
ことはない。このため、シェル40と電気的に導通して
いる外部導体10同士も半田によって短絡することはな
い。又、1対の溝48のそれぞれは、シェル40の底面
44の縦方向に貫通して形成されているので、基板接続
脚47に取り付いた半田が毛細管現象により横方向に流
れ出たとしても必ず1対の溝48内に吸収され、流れ出
る半田による隣接する同軸コネクタ1のシェル40同士
の短絡が確実に防止される。
【0017】
【発明の効果】請求項1に係る同軸コネクタによれば、
基板接続脚は、シェルの底面の横方向略中央部に突出形
成され、前記シェルの前記底面であって前記基板接続脚
の横方向両側には、1対の溝が形成されているので、基
板接続脚を回路基板に半田接続する際に、基板接続脚に
取り付いた半田が毛細管現象により横方向に流れ出たと
しても1対の溝内に吸収される。このため、同軸コネク
タが所定の狭いピッチで回路基板上に横方向に並設され
た場合に、隣接する同軸コネクタのシェル同士が流れ出
た半田によって短絡することはない。このため、シェル
と電気的に導通している外部導体同士も半田によって短
絡することはない。
【0018】又、請求項2に係る同軸コネクタによれ
ば、1対の溝のそれぞれは、シェルの底面の縦方向に貫
通して形成されているので、基板接続脚に取り付いた半
田が毛細管現象により横方向に流れ出たとしても必ず1
対の溝内に吸収され、流れ出る半田による隣接する同軸
コネクタのシェル同士の短絡が確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同軸コネクタの斜視図である。
【図2】図1の同軸コネクタを示し、(A)は正面図、(B)
は平面図、(C)は右側面図である。但し、図2(A)におい
ては、回路基板を一点鎖線で共に示してある。
【図3】図2(A)の3−3線に沿った断面図である。
【図4】従来例の同軸コネクタを示し、(A)は斜視図、
(B)は断面図である。
【符号の説明】
1 同軸コネクタ 10 外部導体 20 中心導体 30 絶縁体 40 シェル 47 基板接続脚 48 溝 50 回路基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手同軸コネクタの外部導体に接触する
    外部導体と、該外部導体の中心に位置すると共に前記相
    手同軸コネクタの中心コンタクトに接触する中心導体
    と、該中心導体を前記外部導体に対して所定の位置関係
    に保持する絶縁体と、前記外部導体の周囲に設けられる
    と共に前記外部導体を回路基板に対して接地する略直方
    体状のシェルとを具備し、該シェルが、前記回路基板に
    半田接続するための基板接続脚を有する同軸コネクタで
    あって、 前記基板接続脚は、前記シェルの底面の横方向略中央部
    に突出形成され、前記シェルの前記底面であって前記基
    板接続脚の横方向両側には、1対の溝が形成されている
    ことを特徴とする同軸コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記1対の溝のそれぞれが、前記シェル
    の前記底面の縦方向に貫通して形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の同軸コネクタ。
JP10272827A 1998-09-28 1998-09-28 同軸コネクタ Pending JP2000100530A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7086867B2 (en) 2004-04-28 2006-08-08 Hirose Electric Co., Ltd. Coaxial connector
CN106058543A (zh) * 2015-04-08 2016-10-26 Smk株式会社 连接器

Cited By (3)

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CN106058543A (zh) * 2015-04-08 2016-10-26 Smk株式会社 连接器
CN106058543B (zh) * 2015-04-08 2019-04-26 Smk株式会社 连接器

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