JP2000100498A - 雌端子の構造 - Google Patents
雌端子の構造Info
- Publication number
- JP2000100498A JP2000100498A JP10270189A JP27018998A JP2000100498A JP 2000100498 A JP2000100498 A JP 2000100498A JP 10270189 A JP10270189 A JP 10270189A JP 27018998 A JP27018998 A JP 27018998A JP 2000100498 A JP2000100498 A JP 2000100498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring contact
- female terminal
- section
- fitting portion
- contact portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 嵌合部内のばね接点部の要部形状を目視可能
にする。 【解決手段】 筒状の嵌合部２ａと電線接続部２ｂとを
有し、上記嵌合部２ａ内には、嵌合された雄端子に接触
する舌片状のばね接点部２ｄが形成された雌端子２にお
いて、上記嵌合部２ａの側面２ｓに、この嵌合部２ａ内
のばね接点部２ｄの要部形状を目視可能な確認用窓２ｕ
が形成されている。
にする。 【解決手段】 筒状の嵌合部２ａと電線接続部２ｂとを
有し、上記嵌合部２ａ内には、嵌合された雄端子に接触
する舌片状のばね接点部２ｄが形成された雌端子２にお
いて、上記嵌合部２ａの側面２ｓに、この嵌合部２ａ内
のばね接点部２ｄの要部形状を目視可能な確認用窓２ｕ
が形成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、嵌合部内のばね接
点部の要部形状を目視可能な雌端子の構造に関する。
点部の要部形状を目視可能な雌端子の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、自動車用ワイヤーハーネス等の
接続にはコネクタが用いられていて、一方のコネクタに
は雄端子が設けられ、他方のコネクタには雌端子が設け
られて、これら雄端子と雌端子の嵌合により、ワイヤー
ハーネス等を電気的に接続するようになっている。
接続にはコネクタが用いられていて、一方のコネクタに
は雄端子が設けられ、他方のコネクタには雌端子が設け
られて、これら雄端子と雌端子の嵌合により、ワイヤー
ハーネス等を電気的に接続するようになっている。
【０００３】図５及び図６に示すように、上記のような
雌端子１は、四角筒状の嵌合部１ａと電線接続部１ｂと
を有し、上記嵌合部１ａ内には、先端から後方向きに折
り返されて、嵌合された雄端子に接触する突起１ｃを有
する舌片状のばね接点部１ｄが形成されている。なお、
雌端子１が小サイズであるときには、図６（ｂ）に示す
ように、ばね接点部１ｄのばね力を補うための補強板１
ｅを介設することがある。
雌端子１は、四角筒状の嵌合部１ａと電線接続部１ｂと
を有し、上記嵌合部１ａ内には、先端から後方向きに折
り返されて、嵌合された雄端子に接触する突起１ｃを有
する舌片状のばね接点部１ｄが形成されている。なお、
雌端子１が小サイズであるときには、図６（ｂ）に示す
ように、ばね接点部１ｄのばね力を補うための補強板１
ｅを介設することがある。
【０００４】上記のような雌端子１の製造中において
は、図６（ｂ）に示したように、レーザビームＬＢを利
用して、嵌合部１ａの前開口１ｊから、嵌合部１ａの内
面とばね接点部１ｄの突起１ｃの頂部との間のギャップ
ｇを測定することができる。
は、図６（ｂ）に示したように、レーザビームＬＢを利
用して、嵌合部１ａの前開口１ｊから、嵌合部１ａの内
面とばね接点部１ｄの突起１ｃの頂部との間のギャップ
ｇを測定することができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ばね接
点部１ｄは嵌合部１ａの四側面１ｐ〜１ｓで覆われてい
るために、ばね接点部１ｄの折り返し状態や補強板１ｅ
の重なり具合等の検査が目視でできないという問題があ
った。
点部１ｄは嵌合部１ａの四側面１ｐ〜１ｓで覆われてい
るために、ばね接点部１ｄの折り返し状態や補強板１ｅ
の重なり具合等の検査が目視でできないという問題があ
った。
【０００６】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、嵌合部内のばね接点部の要部形状を
目視可能な雌端子の構造を提供することを目的とするも
のである。
になされたもので、嵌合部内のばね接点部の要部形状を
目視可能な雌端子の構造を提供することを目的とするも
のである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、筒状の嵌合部と電線接続部とを有し、上
記嵌合部内には、嵌合された雄端子に接触する舌片状の
ばね接点部が形成された雌端子において、上記嵌合部の
側面に、この嵌合部内のばね接点部の要部形状を目視可
能な確認用窓が形成されていることを特徴とする雌端子
の構造を提供するものである。
に、本発明は、筒状の嵌合部と電線接続部とを有し、上
記嵌合部内には、嵌合された雄端子に接触する舌片状の
ばね接点部が形成された雌端子において、上記嵌合部の
側面に、この嵌合部内のばね接点部の要部形状を目視可
能な確認用窓が形成されていることを特徴とする雌端子
の構造を提供するものである。
【０００８】本発明によれば、嵌合部の側面に確認用窓
を形成して、この確認用窓から嵌合部内のばね接点部の
要部形状が目視可能になるので、ばね接点部の折り返し
状態や補強板の重なり具合等の検査が簡単に行えて、良
品・不良品の判定を迅速に行えるようになる。
を形成して、この確認用窓から嵌合部内のばね接点部の
要部形状が目視可能になるので、ばね接点部の折り返し
状態や補強板の重なり具合等の検査が簡単に行えて、良
品・不良品の判定を迅速に行えるようになる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【００１０】図１及び図２に示すように、雌端子２は、
四角筒状の嵌合部２ａと電線接続部２ｂとを有し、上記
嵌合部２ａ内には、先端から後方向きに折り返されて、
嵌合された雄端子に接触する突起２ｃを有する舌片状の
ばね接点部２ｄが形成されている。
四角筒状の嵌合部２ａと電線接続部２ｂとを有し、上記
嵌合部２ａ内には、先端から後方向きに折り返されて、
嵌合された雄端子に接触する突起２ｃを有する舌片状の
ばね接点部２ｄが形成されている。
【００１１】図３に示すように、上記ばね接点部２ｄの
下面に沿うようにＵ字状の補強板２ｅが介設されて、ば
ね接点部２ｄのばね力を補うようになっている。この補
強板２ｅの後端は、嵌合部２ａの下側面２ｓの巻き曲げ
部２ｔで係止されている。
下面に沿うようにＵ字状の補強板２ｅが介設されて、ば
ね接点部２ｄのばね力を補うようになっている。この補
強板２ｅの後端は、嵌合部２ａの下側面２ｓの巻き曲げ
部２ｔで係止されている。
【００１２】上記電線接続部２ｂには、電線の芯線を圧
接接続するための前後一対の圧接刃２ｆと、電線の絶縁
被覆を圧着するための電線圧着用バレル２ｇとが形成さ
れている。
接接続するための前後一対の圧接刃２ｆと、電線の絶縁
被覆を圧着するための電線圧着用バレル２ｇとが形成さ
れている。
【００１３】また、嵌合部２ａには、逆挿入防止用スタ
ビライザー２ｈとコネクタハウジングのキャビティに係
止するためのランス２ｉとが形成されている。
ビライザー２ｈとコネクタハウジングのキャビティに係
止するためのランス２ｉとが形成されている。
【００１４】この嵌合部２ａの四側面２ｐ〜２ｓの内、
例えば側面２ｒには、上記ばね接点部２ｄの突起２ｃに
対応する部分に四角形状の確認用窓２ｕが形成されてい
る。
例えば側面２ｒには、上記ばね接点部２ｄの突起２ｃに
対応する部分に四角形状の確認用窓２ｕが形成されてい
る。
【００１５】なお、図３にのみ示すように、上記ばね接
点部２ｄの先端２ｗに対応する部分に四角形状の小さい
確認用窓２ｖを形成しても良い。
点部２ｄの先端２ｗに対応する部分に四角形状の小さい
確認用窓２ｖを形成しても良い。
【００１６】上記のような雌端子２の構造であれば、従
来と同様に、レーザビームＬＢを利用して、嵌合部２ａ
の前開口２ｊから、嵌合部２ａの内面とばね接点部２ｄ
の突起２ｃの頂部との間のギャップｇを測定することが
できる。
来と同様に、レーザビームＬＢを利用して、嵌合部２ａ
の前開口２ｊから、嵌合部２ａの内面とばね接点部２ｄ
の突起２ｃの頂部との間のギャップｇを測定することが
できる。
【００１７】また、嵌合部２ａの側面２ｒに確認用窓２
ｕが形成されているから、この確認用窓２ｕからは、嵌
合部２ａ内のばね接点部２ｄの突起２ｃ部分の折り返し
状態や補強板２ｅの重なり具合等の要部形状が目視可能
になるので、これらの検査が簡単に行えて、良品・不良
品の判定を迅速に行えるようになる。
ｕが形成されているから、この確認用窓２ｕからは、嵌
合部２ａ内のばね接点部２ｄの突起２ｃ部分の折り返し
状態や補強板２ｅの重なり具合等の要部形状が目視可能
になるので、これらの検査が簡単に行えて、良品・不良
品の判定を迅速に行えるようになる。
【００１８】また、確認用窓２ｖからは、ばね接点部２
ｄの先端２ｗの状態が目視可能になるので、この検査も
簡単に行える。
ｄの先端２ｗの状態が目視可能になるので、この検査も
簡単に行える。
【００１９】図４は、嵌合部２ａのばね接点部２ｄの先
端２ｗ側を前方下方に折り返した例であり、この例で
は、１個の確認用窓２ｕで、ばね接点部２ｄの突起２ｃ
部分の折り返し状態や先端２ｗの状態が目視可能にな
る。
端２ｗ側を前方下方に折り返した例であり、この例で
は、１個の確認用窓２ｕで、ばね接点部２ｄの突起２ｃ
部分の折り返し状態や先端２ｗの状態が目視可能にな
る。
【００２０】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の雌端子の構造は、嵌合部の側面の確認用窓からばね
接点部の要部形状が目視可能になるから、ばね接点部の
折り返し状態や補強板の重なり具合等の検査が簡単に行
えて、良品・不良品の判定を迅速に行えるようになる。
明の雌端子の構造は、嵌合部の側面の確認用窓からばね
接点部の要部形状が目視可能になるから、ばね接点部の
折り返し状態や補強板の重なり具合等の検査が簡単に行
えて、良品・不良品の判定を迅速に行えるようになる。
【図１】 本発明の雌端子の斜視図である。
【図２】 雌端子の側面図である。
【図３】 雌端子の嵌合部の断面図である。
【図４】 変形例の雌端子の嵌合部の断面図である。
【図５】 従来の雌端子の斜視図である。
【図６】 （ａ）は雌端子の正面図、（ｂ）は嵌合部の
断面図である。
断面図である。
２ 雌端子 ２ａ 嵌合部 ２ｂ 電線接続部 ２ｃ 突起 ２ｄ ばね接点部 ２ｅ補強板 ２ｐ〜２ｓ 側面 ２ｕ 確認用窓
Claims (1)
- 【請求項１】 筒状の嵌合部と電線接続部とを有し、上
記嵌合部内には、嵌合された雄端子に接触する舌片状の
ばね接点部が形成された雌端子において、 上記嵌合部の側面に、この嵌合部内のばね接点部の要部
形状を目視可能な確認用窓が形成されていることを特徴
とする雌端子の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10270189A JP2000100498A (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | 雌端子の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10270189A JP2000100498A (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | 雌端子の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000100498A true JP2000100498A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17482771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10270189A Pending JP2000100498A (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | 雌端子の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000100498A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100808931B1 (ko) * | 2006-12-14 | 2008-03-03 | 한국단자공업 주식회사 | 일체형 4접점 리셉터클 단자 |
| JP2011090813A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Fujikura Ltd | コネクタ、及び、それを用いたコネクタ付きケーブル |
| CN105449603A (zh) * | 2015-12-28 | 2016-03-30 | 苏州卓德电子有限公司 | 一种汽车线束的支架 |
| JP2017143028A (ja) * | 2016-02-12 | 2017-08-17 | 古河電気工業株式会社 | 雌型端子およびこれを有するワイヤハーネス |
-
1998
- 1998-09-24 JP JP10270189A patent/JP2000100498A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100808931B1 (ko) * | 2006-12-14 | 2008-03-03 | 한국단자공업 주식회사 | 일체형 4접점 리셉터클 단자 |
| JP2011090813A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Fujikura Ltd | コネクタ、及び、それを用いたコネクタ付きケーブル |
| CN105449603A (zh) * | 2015-12-28 | 2016-03-30 | 苏州卓德电子有限公司 | 一种汽车线束的支架 |
| JP2017143028A (ja) * | 2016-02-12 | 2017-08-17 | 古河電気工業株式会社 | 雌型端子およびこれを有するワイヤハーネス |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060407 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060418 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061017 |