JP2000100231A - 中間光源形成型面光源装置 - Google Patents
中間光源形成型面光源装置Info
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- JP2000100231A JP2000100231A JP10283577A JP28357798A JP2000100231A JP 2000100231 A JP2000100231 A JP 2000100231A JP 10283577 A JP10283577 A JP 10283577A JP 28357798 A JP28357798 A JP 28357798A JP 2000100231 A JP2000100231 A JP 2000100231A
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Abstract
能力を備えた面光源装置を提供する。 【解決手段】 光供給器30のLEDAR1〜AR3ま
たは電球BB1〜BB4から放出された光は、端面23
から棒状中間光源を形成するための導光ブロック21内
に導入される。導光ブロック21内での散乱、反射を伴
った伝播の過程で入射端面2の全幅へ向けてほぼ均等な
光出射が起る。導光プレート1とプリズムシート4は、
照明光出力器を構成する。プリズムシート4の外側面4
Aからの出力光は、偏光分離板LSを介して液晶パネル
PLを照明する。導光プレート1と導光ブロック21の
背面には反射体3、22が設けられる。導光プレート1
と導光ブロック21の間にプリズムシートを設ける等の
手段により、導光プレートの内部への光導入前に、優先
伝播方向の修正が行なわれることが好ましい。
Description
いた中間光源形成型面光源装置に関し、更に詳しく言え
ば、発光ダイオードや電球等の非ロッド形状の光源を光
供給器に採用するに適した中間光源形成型面光源装置に
関する。本発明の面光源装置は、例えば液晶ディスプレ
イのバックライティングに好適に適用される。
導光プレートを利用した各種の面光源装置が提案されて
いる。導光プレートの側方から光供給が行なわれる型の
面光源装置はサイドライト型面光源装置とも呼ばれる。
サイドライト型面光源装置は、薄型構造を許容する利点
を有するため、液晶ディスプレイのバックライティング
等に広く適用されている。
型面光源装置をバックライティングに採用した液晶ディ
スプレイの概略構成を描いた部分破断見取図である。図
示の都合上、プリズムシートのプリズム要素の形成ピッ
チ、深さなどは誇張されている。
導光プレートで、楔形断面を有する散乱導光体で構成さ
れている。散乱導光体は、導光機能と内部散乱機能を兼
備した周知の光学材料で、例えばポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)からなるマトリックスと該マトリック
ス中に「異屈折率物質」を一様分散させたものからな
る。「異屈折率物質」とは、マトリックスの屈折率と実
質的に異なる屈折率を有する物質を意味する。
とされ、その近傍には反射体Rを背面に配した冷陰極管
(蛍光ランプ)Lが配置される。導光プレート1の一方
のメジャー面(背面)6に沿って反射体3が配置されて
いる。反射体3は、正反射性の銀箔シートあるいは拡散
反射性の白色シートからなる。
ー面(出射面)5から取り出される。プリズムシート4
は片面にプリズム面を有し、出射面5に沿って、プリズ
ム面が内向きとなるように配置されている。
ムシート4の平滑な外面4Aが示されている。外面4A
の外側には、偏光分離シートLSを介して液晶パネルL
Pが配置されている。液晶パネルLPは、偏光軸が直交
するように配置した2枚の偏光板間に液晶セル、透明電
極等を挟んだ周知の構成を有している。
光板とプリズムシート4の間に配置される。この偏光分
離シートLSは内の偏光板の偏光軸と同じ方向の偏光成
分に対する透過率が高く、同偏光軸と直交する方向の偏
光成分に対する反射率が高い性質を有している。プリズ
ムシート4の内面が提供するプリズム面は、多数のプリ
ズム要素列を有する。これら多数のプリズム要素列の配
向方向は、導光プレート1の入射端面2とほぼ平行であ
る。
れた光は、導光プレート1内で散乱作用と反射作用を受
けながら末端部7に向けて導光される。この過程で、照
明光が徐々に出射面5から出射される。
プレート1の出射面5からの出射光は斜め前方に優先的
に伝播する。この性質は、指向出射性と呼ばれる。プリ
ズムシート4は、周知のプリズム作用により、この斜め
の優先伝播方向を所望方向(通常はほぼ正面方向)に補
正する。
置では、光供給器を提供する冷陰極管Lが棒状であるた
め、入射端面2の全幅に亙ってほぼ均等に光供給を行な
うことが容易である。従って、導光プレート1への入力
時点における均一性不足に起因した輝度不均一は出射面
5上に現われ難い。
冷陰極管を要求する。一般に採用されている導光プレー
ト1の典型的な厚さは最厚部(入射端面2周辺)で数m
mである。また、入射端面2の全幅長は一般に数10m
mもしくはそれ以上である。従って、冷陰極管Lの直径
も数mmであり、長さは数10mmもしくはそれ以上と
なる。このような細長い光源は破損し易い。
源に代えて、LED(発光ダイオードアレイ)あるいは
電球のような光源を光供給器として採用することが提案
されている。図2はその一例を図1と同様の形式で示し
た見取図であり、図3は図2における導光プレートの出
射面を矢印Aの方向から見た上面図である。
管Lに代えてそれぞれ小さな発光面積を持つ複数の光源
L1〜L3を採用した点を除けば、図1に示した例と共
通している。
あるいは電球などが用いられる。サイドライト型面光源
装置としての基本的な作用は、図1に示した例と同じで
ある。即ち、各光源L1〜L3から導光プレート1内に
導入された光は、導光プレート1内で散乱作用と反射作
用を受けながら末端部7に向けて導光される。この過程
で、照明光が徐々に出射面5から出射される。
に優先的に出射された光は、プリズムシート4で所望方
向(通常はほぼ正面方向)に補正され、偏光分離シート
LSを介して液晶パネルLPをバックライティングす
る。
に亙って均等に光供給を行なうことが困難なことであ
る。そのため、図3に示したように、入射端面2の近傍
を中心に、局所的な高輝度領域S1〜S3が光源L1〜
L3の配置に対応して離散的に発生することが避けられ
ない。このような高輝度領域S1〜S3は、「蛍」とも
呼ばれる。
1〜L3の数あるいは全体のの発光面積を増大させて棒
状光源と等価な発光分布を目指すことである。しかし、
実際にLEDや電球を用いて棒状光源と等価な発光分布
を実現することは困難であり、また、経済的にも有利で
はない。
射端面2から離して配置することで、光供給の均等化を
図ることである。しかし、この手法は当然光利用効率の
低下を招き、好ましくない。
用いたり、高密度配置を採用した場合には、温度上昇に
より、それら素子に近接した導光プレート1、プリズム
シート4、偏光分離シートLS、液晶パネルLP等、薄
板状の諸素子に悪影響を与えるおそれがある。即ち、こ
れら薄板状の素子は熱による変形や特性劣化を起し易
い。このような変形、劣化は輝度むら、表示品質低下を
もたらす。LEDや電球を入射端面2から離して配置す
れば悪影響は弱められるが、光利用効率が低下する。
解決法に従った配置を図3と同様の形式で説明する図で
ある。同図に示したように、光供給器L4からの光は導
光ファイバ束Fを介して導光プレート1の入射端面2に
導く配置が採用される。光供給器L4が例えば強力な白
熱ランプあるいはLEDアレイであっても、熱線の多く
は入射端面2に到達せず、可視光成分が優先的に入射端
面2に到達する。
かの支束F1、F2・・・F9に分離配置されるため、
やはり、局所的な高輝度領域(蛍)SS1、SS2・・
・9SS3が発生する。出力の支束を入射端面2全長を
カバー出来るように高密配置することは実際上困難で、
経済的に不利である。また、出力端を入射端面2から離
して配置すれば蛍の出現は抑制されるが、光利用効率が
低下する。
目的は、例えばLEDや電球のような、導光プレートの
端面(入射端面)の全長にわたる均等な光供給を行なう
ことが困難な一般形状を持つ光源を光供給器に採用して
も、導光プレートの出射面上でいわゆる蛍のような局所
的高輝度領域が発生しない面光源装置を提供することに
ある。また、本発明のもう1つの目的は、光供給器から
の放熱量が大きくとも、悪影響が導光プレート1、プリ
ズムシート4、液晶パネルLP等に及び難い面光源装置
を提供することにある。
を照明光出力器に用いた面光源装置に、光供給器から光
供給を受けて棒状中間光源を形成する中間光源形成器を
設けることで、上記課題を克服した。棒状中間光源は導
光プレートの入射端面に沿って形成され、光供給は棒状
中間光源の端部から行なわれる。
使用される発光素子は発光ダイオードあるいは電球であ
る。発光ダイオードあるいは電球は複数使用されて良
い。発光ダイオードは、好ましくは、1組または複数組
のアレイの形態で配置される。導光プレートは光散乱導
光体からなることが好ましい。また、照明光を出射する
出射面に対して傾斜した背面を有していることが好まし
い。
導光ブロックによって実行されて良い。導光ブロックは
光散乱導光体からなることが好ましい。また、導光ブロ
ックは、導光プレートへ向かう光を中間出力する中間出
射面に対して傾斜した背面を有していることが好まし
い。
てから前記導光プレートへ光供給を行なうことが好まし
い。
内部へ導入される前に、優先伝播方向の修正が行なわれ
ることが好ましい。この配置は、中間光源形成器と導光
プレートの光結合効率を高める。また、中間光源形成器
に光を導くための導光ファイバ束を設けても良い。これ
は、光供給器の放熱量が大きい場合に特に好適な配置で
ある。
1次入射端面を有し、光供給器が1次入射端面の各々に
光供給を行なうようにしても良い。この配置は、面光源
装置の発光面積の増大を容易にする。
態について説明する。各実施形態を説明するための諸図
において、図示の都合上、諸要素の寸法は誇張されてい
る。導光ブロック、導光プレートの構成材料は散乱導光
体であるとして説明する。散乱導光体のマトリックスに
は、例えばポリメチルメタクリレート(PMMA)が用
いられ、異屈折率物質には例えばシリコン樹脂の微粒子
が用いられる。
プレートの材料として、例えばアクリル樹脂のような透
明導光体が採用されても良い。但し、その場合には、導
光ブロック、導光プレートの背面には、白色インキ印
刷、マット処理等によって光拡散機能が与えられる。な
お、諸実施形態における面光源装置の液晶ディスプレイ
への適用は例示的なものであり、本発明を限定する趣旨
のものではない。
角柱状であるが、他の形状の断面を持った棒状ブロック
を採用しても良い。例えば円形断面、楕円形などを有す
る棒状ブロックが採用されても良い。
6は本発明の第1実施形態の要部構成を説明する図で、
図5は部分破断見取図、図6は、プリズムシート他の付
加素子を除いた上面図である。本実施形態の構造は、導
光プレートへの光供給機構を除けば、図1、図2に示し
た例と共通している。
導光プレート1は、光導入のための入射端面2(図6参
照)と、照明光出力のための出射面5と、出射面5に対
して傾斜した背面6を持つ。出射面5と背面6は、導光
プレートのメジャー面(相対的に大面積の面)によって
提供される。背面6に沿って反射体3が配置されてい
る。反射体3は、例えば正反射性の銀箔シートあるいは
拡散反射性の白色シートからなる。
リズム面が内向きとなるように配置されている。破断描
示された部分を参照すると、プリズムシート4の平滑な
外面4Aが示されている。外面4Aの外には、偏光分離
シートLSを介して液晶パネルLPが配置されている。
偏光分離シートLS及び液晶パネルLPは被照明対象で
あり、導光プレート1及び付加素子(ここではプリズム
シート4)が照明光出力器を構成している。
は、多数のプリズム要素列を有する。これら多数のプリ
ズム要素列の配向方向は、導光プレート1の入射端面2
とほぼ平行である。プリズムシート4に代えて、他タイ
プのプリズムシートが配置されても良い。例えば、両面
がプリズム面を提供するプリズムシート(いわゆる両面
プリズムシート)が採用されても良い。2枚以上のプリ
ズムシートが配置されても良い。更に、プリズムシート
が配置されない場合もある。
明光出力器をへの光供給機構に反映されている。光供給
機構は、中間光源形成器20と光供給器30を備えてい
る。中間光源形成器20は、光供給器30から光供給を
受けて棒状中間光源を形成する。
状の導光ブロック21とその背面に沿って配置された反
射体22を備える。導光ブロック21は、導光プレート
1と同じく、散乱導光体からなる。その内部に与えられ
た散乱能は、均等に発光する棒状中間光源が得られるよ
うに調整されることが好ましい。調整は例えば散乱子
(シリコン樹脂微粒子)の含有量の増減により達成され
る。導光ブロック21への光入射は一方の端面23を通
して行なわれる。また、導光プレート1への光出射は、
棒状乃至短冊形状の側面に相当する出射面24を通して
行なわれる。
採用している。図6中には2つの例を正面図で併記し
た。例1は3組のLEDアレイAR1、AR2、AR3
を発光源としている。例2は4個の電球BB1〜BB4
を発光源としている。電球BB1〜BB4は典型的には
フィラメント発光体を持つ白熱電球であるが、他種の光
源(例えば球状放電灯)が採用されても良い。光供給器
30は棒状の導光ブロック21の端面23に向けて光放
出を行なうものであるから、広い発光面積は要求されな
い。
は高いことが好ましいが、高度の均一性は要求されな
い。端面23上における強度の不均一は、出射面24か
らの出射強度の均一性に大きな影響は及ぼし難い。その
一つの理由は、出射面24は棒状の中間光源の側面に相
当するからである。もう一つの理由は、導光ブロック2
1が持つ光拡散機能により、光路が拡散され、不均一性
がぼかされるからである。光の挙動の概略は次の通りで
ある。光供給器30の各発光源(AR1〜AR3または
BB1〜BB4)から放出された光は、端面23から導
光ブロック21内に導入される。導光ブロック21内に
導入された光は、導光ブロック21内で散乱作用と反射
作用を受けながら末端部25に向けて導光される。
いている。反射作用は、出射面24(内面)、背面25
及び反射体22に基づいている。この過程で、出射面2
4から徐々に光出射が起る。末端部26に向かって厚さ
が減ずるように背面25が出射面24に対して傾斜して
いることは、出射面24からの均一出射を容易にする。
細りの棒状中間光源を形成し、側方に配置された導光プ
レート1の入射端面2に向けて中間出力光を供給する。
この中間出力光は、入射端面2の全幅(コーナ2A、2
B間)に亙ってほぼ均等な強度を持っている。なお、コ
ーナ2A、2B近傍の輝度不足を防止するために、導光
ブロック21の長さを図示したものよりもやや長く設計
しても良い。
0は図1における棒状光源Lの代わりをするものであ
る。即ち、非棒状光源(AR1〜AR3またはBB1〜
BB4)が棒状光源に変換されている。従って、中間光
源形成器20を光源形態変換器とみなすことも出来る。
1内に導入されて以降の光の挙動は、従来例(図1参
照)とほぼ同じである。即ち、導光プレート1内に導入
された光は、導光プレート1内で散乱作用と反射作用を
受けながら末端部7に向けて導光される。この過程で、
照明光が徐々に出射面5から出射される。
に伝播し、プリズムシート4に入射する。プリズムシー
ト4は、周知のプリズム作用により、優先伝播方向を所
望方向(通常はほぼ正面方向)に補正する。このように
本実施形態によれば、LED、電球のような発光面積や
発光形状の制約が大きい光源に由来する光を、導光プレ
ート1のサイズ(出射面5の面積)に対応した断面積を
持つ均一照明光束に変換することが出来る。
は、光供給器30で発生する熱が導光プレート1、プリ
ズムシート4、偏光分離シートLS、液晶パネルLP等
に直接的に伝わり難いことである。何故ならば、光供給
器30の発光源であるLEDアレイAR1〜AR3ある
いは電球BB1〜BB4を入射端面2に沿って近接配置
する必要がないからである。導光ブロック21は放熱の
影響を受けるが、照明光の品質に対する直接的な影響は
一般に軽微である。
あるいは電球BB1〜BB4を使用する場合には、導光
ファイバ束を利用することが好ましい。図7は、第1実
施形態を部分修正して、導光ファイバ束を設けた配置を
説明する部分上面図で、これを第2実施形態とする。
は、端面23と光供給器30の間に設けられる。これに
より、主として可視光成分が端面23に伝えられ、熱輻
射成分の多くは端面23に到達しない。そのため、導光
ブロック21が受ける放熱の影響が防止される。導光プ
レート1が受ける放熱の影響が導光ファイバ束40の採
用で更に軽減されることは言うまでもない。
形態]第3実施形態〜第5実施形態は、いずれも中間光
源形成器の出力光が導光プレートの内部へ導入される前
に優先伝播方向の修正を行なう点に特徴がある。そこ
で、説明はこの点を中心に行なう。先ず図8は、本発明
の第3実施形態の要部構成を図6と同様の形式で示した
ものである。
は省かれているが、それらの配置及び機能は第1実施形
態と共通であるから、説明は省略する。また、導光プレ
ート1も、第1実施形態及び第2実施形態で採用された
ものと同じ構造と機能を有するもので良いので繰り返し
説明は省略する。
いても、第1実施形態と同様であるが、中間光源形成器
20と導光プレート1の間にプリズムシート50が配置
されている。
ック21とその背面25に沿って配置された反射体22
を備える。導光ブロック21は散乱導光体からなる。そ
の内部に与えられた散乱能は、均等に発光する棒状中間
光源が得られるように調整されることが好ましい。導光
ブロック21への光入射は一方の端面23を通して行な
われる。棒状乃至短冊形状の側面に相当する出射面24
から光出射が行なわれる。
またはBB1〜BB4;図5参照)から放出された光
は、端面23から導光ブロック21内に導入される。導
光ブロック21内に導入された光は、導光ブロック21
内で散乱作用と反射作用を受けながら末端部25に向け
て導光される。この過程で、出射面24から徐々に光出
射が起る。末端部26に向かって厚さが減ずるように背
面25が出射面24に対して傾斜していることは、出射
面24からの均一出射を容易にする。
ように、出射面24からの光出射は斜め方向に優先的に
起ることである。そのため、図6の例(第1実施形態)
のように、出射面24の出力光を方向修正なしに入射端
面2へ入射させると、若干の損失が避けられず、それに
応じて中間光源形成器20と照明光出力器(導光プレー
ト1)の光結合の効率が低下する。
の間にプリズムシート50を配置することで光結合効率
を向上させる。プリズムシート50には、優先伝播方向
を入射端面2に対して垂直入射する成分が増大するよう
な特性のものが選ばれる。図示されたプリズムシート5
0は、内側面(出射面24に近い面)がプリズム面を提
供しているが、他のタイプのプリズムシートが採用され
ても良い。例えば、両面がプリズム面を提供するプリズ
ムシート(両面プリズムシート)が採用されても良い。
2枚以上のプリズムシートが配置されても良い。
細りの棒状中間光源を形成し、側方に配置された導光プ
レート1の入射端面2に向けて、プリズムシート50を
介して中間出力光を供給する。この中間出力光は、入射
端面2の全幅(コーナ2A、2B間)に亙ってほぼ均
等、且つ、垂直に入射する。
防止するために、導光ブロック21及びプリズムシート
50の長さを図示したものよりもやや長く設計しても良
い。また、強力なLEDアレイAR1〜AR3あるいは
電球BB1〜BB4(図5参照)を使用する場合には、
第2実施形態(図7)のように、導光ファイバ束を光供
給器30と導光ブロック21の間に設けた配置を採用し
ても良い。
播方向の修正は、導光プレートの入射端面あるいは導光
ブロックの出射面をプリズム面とすることによっても達
成出来る。図9は前者のケースを説明する図で、これを
第4実施形態とする。
レート61として、入射端面62をプリズム面とした光
散乱導光体が採用されている。
面24からの光出射は斜め方向に優先的に起るが、入射
端面62のプリズム作用によってほぼ正面方向(出射面
24に対してほぼ垂直な方向)に修正されて、導光プレ
ート61内に進入する。その後、前述した過程を経て、
出射面65から照明出力が取り出される。このように、
第4実施形態では、導光プレート61の入射端面62が
プリズムシート50の役割を果たし、中間光源形成器2
0と導光プレート61の光結合効率が高められる。
で、これを第5実施形態とする。図10を参照すると、
中間光源形成器70の導光ブロック71として、出射面
74をプリズム面とした光散乱導光体が採用されてい
る。
(図8参照)あるいは入射端面62(図9参照)と同様
のプリズム作用を果たす。即ち、導光ブロック71の出
射面74からの出射に際して、正面方向(入射端面2に
対して垂直)に近付くような屈折が起こる。このよう
に、第5実施形態では、導光ブロック71の出射面74
がプリズムシート50の役割を果たし、中間光源形成器
70と導光プレート1の光結合効率が高められる。
力器の導光プレート61のサイズ(コーナ62A、62
B間の長さ)が大きい場合に適している。本実施形態の
要部構成を図6と同様の形式で図11に示した。
楔を末端同士で連結した形状の導光ブロック81と第5
実施形態と同型の導光プレート61が採用されている。
光供給器31、32は2個所に分けて配置される。光供
給器31は導光ブロック81の一方の端面83Aに向け
て光供給を行い、光供給器32は他方の端面83Bに向
けて光供給を行う。
2が設けられる。導光ブロック81と反射体82は、中
間光源形成器80を構成している。光供給器31、32
の各発光源(LED、電球;図5参照)から放出された
光は、各端面83A、83Bから導光ブロック81内に
導入される。導光ブロック81内に導入された光は、散
乱作用と反射作用を受けながら中央部(最細部)に向け
て導光される。この過程で、出射面84から徐々に光出
射が起る。
過程でも出射面84から若干の出射が起る。出射面84
から出射は出射面84に対して傾斜している。本例で
は、大部分の光出射成分は、図中左半分では右側に傾
き、右半分では左側に傾く。これら傾斜した優先伝播方
向を持つ光は、導光プレート61の入射端面62に入射
する。入射端面62は屈折作用により、ほぼ正面方向
(出射面84に対してほぼ垂直)に伝播方向を修正す
る。これにより、中間光源形成器80と導光プレート6
1の光結合効率が高められる。
実施形態(プリズムシート50;図8参照)あるいは第
5実施形態(プリズム出射面74を持つ導光ブロック7
1);図10参照)と同様に手法を採用しても良い。
れる面光源装置の光供給器として、例えばLEDや電球
のような発光面積が小さい素子を用いた光源が採用出来
る。また、光供給器からの放熱量が大きくとも、悪影響
が導光プレート及びそれに近接したプリズムシート等の
付加素子に及び難い面光源装置を提供することが出来
る。
をバックライティングに採用した液晶ディスプレイの概
略構成を描いた部分破断見取図である。
して採用した面光源装置の従来例を図1と同様の形式で
示した見取図である。
方向から見た平面図である。
図3と同様の形式で示した図である。
分破断見取図である。
除去して示した上面図である。
を設けた配置を説明する部分上面図である。
の形式で示したものである。
の形式で示したものである。
様の形式で示したものである。
様の形式で示したものである。
高輝度領域)
Claims (10)
- 【請求項1】 光供給器と、中間光源形成器と、照明光
出力器を含む中間光源形成型面光源装置であって、 前記中間光源形成器は、端部から前記光供給器による光
供給を受けて棒状中間光源を形成し、 前記棒状中間光源から前記照明光出力器に光供給がなさ
れ、 前記照明光出力器は、入射端面と出射面を備えた導光プ
レートを含み、 前記棒状中間光源は前記入射端面に沿って形成される、
前記中間光源形成型面光源装置。 - 【請求項2】 光供給器と、中間光源形成器と、照明光
出力器を含む中間光源形成型面光源装置であって、 前記中間光源形成器は、端部から前記光供給器による光
供給を受けて棒状中間光源を形成し、 前記棒状中間光源から前記照明光出力器に光供給がなさ
れ、 前記照明光出力器は、入射端面と出射面を備えた導光プ
レートを含み、 前記光供給器は少なくとも1つの発光ダイオードを備え
ている前記中間光源形成型面光源装置。 - 【請求項3】 光供給器と、中間光源形成器と、照明光
出力器を含む中間光源形成型面光源装置であって、 前記中間光源形成器は、端部から前記光供給器による光
供給を受けて棒状中間光源を形成し、 前記棒状中間光源から前記照明光出力器に光供給がなさ
れ、 前記照明光出力器は、入射端面と出射面を備えた導光プ
レートを含み、 前記光供給器は少なくとも1つの電球を備えている前記
中間光源形成型面光源装置。 - 【請求項4】 前記導光プレートは光散乱導光体からな
る、請求項1、請求項2または請求項3に記載された中
間光源形成型面光源装置。 - 【請求項5】 前記導光プレートは、照明光を出射する
出射面と、該出射面に対して傾斜した背面を有してい
る、請求項1、請求項2または請求項3に記載された中
間光源形成型面光源装置。 - 【請求項6】 前記中間光源形成器は前記棒状光源を形
成するための導光ブロックを含み、該導光ブロックは光
散乱導光体からなる、請求項1、請求項2または請求項
3に記載された中間光源形成型面光源装置。 - 【請求項7】 前記中間光源形成器は前記棒状光源を形
成するための導光ブロックを含み、該導光ブロックは、
前記導光プレートへ向かう光を中間出力する中間出射面
と、該中間出射面に対して傾斜した背面を有している、
請求項1、請求項2または請求項3に記載された中間光
源形成型面光源装置。 - 【請求項8】 中間光源形成器の出力光が前記導光プレ
ートの内部へ導入される前に、優先伝播方向の修正が行
なわれる、請求項1、請求項2または請求項3に記載さ
れた中間光源形成型面光源装置。 - 【請求項9】 前記光供給器は、導光ファイバ束を介し
て前記中間光源形成器に光供給を行なう、請求項1、請
求項2または請求項3に記載された中間光源形成型面光
源装置。 - 【請求項10】 前記光供給器は、前記棒状光源にその
両端から光供給を行なう、請求項1、請求項2または請
求項3に記載された中間光源形成型面光源装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10283577A JP2000100231A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 中間光源形成型面光源装置 |
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