JP2000100071A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2000100071A
JP2000100071A JP10263721A JP26372198A JP2000100071A JP 2000100071 A JP2000100071 A JP 2000100071A JP 10263721 A JP10263721 A JP 10263721A JP 26372198 A JP26372198 A JP 26372198A JP 2000100071 A JP2000100071 A JP 2000100071A
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JP10263721A
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Koji Yui
康二 油井
Akira Ogiwara
明 荻原
Hiroshi Nakazawa
博 中沢
Eiji Sato
英治 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の記録再生装置が情報をセグメント単位
で記録再生でき、少なくとも一つ以上の第2の記録再生
装置が携帯可能で、且つ、前記セグメントを記録再生可
能である記録再生装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 第1の記録再生装置にセグメント単位で
同期信号と共に記録された情報を、携帯可能な第2の記
録再生装置に再度記録し、情報をセグメント単位で繰り
返し再生し得るように構成し、例えば語学学習装置に適
用すると、MD録音再生部7の右チャネルにCue信号
を、左チャネルに学習音声情報、個人情報等をセグメン
ト単位で記録し、講義終了後、記録された情報を個人学
習端末1に伝送格納し、個人学習端末1を一括記録ユニ
ット3よりはずし、携帯しながら学習音声情報を繰り返
し再生して学習効果を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に、第1の記
録再生装置を用いて情報をセグメント単位で編集し、編
集された情報の中、必要なセグメントを、携帯が可能な
第2の記録再生装置に再度記録し、繰り返し再生して、
例えば、語学学習や会議メモなどに適用し得る記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、外国語の学習は、基本となる単
語や文を繰り返して聞き、何度も練習を繰り返すことが
有効である。そこで、ネイティブの教師が発声した単語
や文を記録した外国語学習用の教材が広く売り出されて
いる。また、語学番組のプログラムを録音して、このプ
ログラムを繰り返し聞いて語学練習をしたり、自分の発
音を録音して、発音を確かめたりするようなことが行わ
れている。
【0003】このような外国語の学習に用いる語学教材
としては、従来より、アナログのコンパクトカセットテ
ープが一般的に用いられている。ところが、アナログの
コンパクトカセットテープでは、所望の記録位置にアク
セスするのに時間がかかり、同じ部分を繰り返して聞い
たり、発音練習したりするのに不便である。また、アナ
ログのコンパクトカセットテープでは、微妙な発音を認
識するには音質的に不充分であった。
【0004】これに対して、近年、アナログのコンパク
トカセットテープに代わってMD(Mini Disc)が広く普
及しつつある。MDは、記録/再生可能であり、また、
高速アクセスが可能である。また、アナログのコンパク
トカセットテープに比べて音質が良好で、取り扱いも簡
単である。したがって、MDは、語学学習をする上で
も、優れた教材となり得る。
【0005】語学学習では、1つの単語や文を繰り返し
て学習するため、頻繁に繰り返し再生操作や検索操作が
行われる。MDでは、U−TOC(User Table Of Cont
ents)と呼ばれる領域を使って情報が管理される。この
U−TOCでは、プログラム番号と、各プログラムの開
始アドレス及び終了アドレスが管理されている。MDの
再生を行うディスク再生装置では、通常、繰り返し再生
や検索を行う場合には、このU−TOCが利用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したU−TOCに
より管理できるプログラムでは、せいぜい255のプロ
グラムしか管理できず、語学学習の情報のセグメント単
位、すなわち、単語や文を記録管理するには不足してお
り、学習者は、語学学習のプログラムをアクセスできる
が、単語や文などの学習情報のセグメントはディスクの
アドレスを前後して再生し、手さぐりで検索している。
【0007】また、語学学習は、講義が終了したあと
に、学習者が学習情報の必要とするセグメントを繰り返
し再生して、講義内容を暗唱したり、宿題の内容を確認
する必要があるため、学習情報の必要とするセグメント
を記録でき、学習者の必要に応じて、何時どこでも再生
可能な携帯型の個人学習端末が必要である。
【0008】本発明は学習情報をセグメント単位で記録
再生できる録音再生装置と、学習情報のセグメントを繰
り返し再生し得、且つ携帯が可能な個人学習端末とで構
成された語学学習装置、すなわち一般化すれば、情報を
セグメント単位で記録し得る第1の記録再生装置と、当
該情報セグメントを繰り返し再生し得る、携帯して用い
ることが可能な第2の記録再生装置で構成される記録再
生装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、本発明の記録再生装置では、情報のセグメントと
セグメントの同期信号とを記録再生する第1の記録再生
装置と、第1の記録再生装置からのセグメントとセグメ
ントの同期信号とを受信し得る、少なくとも一つ以上の
一括記録ユニットと、一括記録ユニットにより分配され
たセグメントとセグメントの同期信号とを受信し、セグ
メントの同期信号より生成されたアドレスに従い、セグ
メントを、内蔵する第1の記録再生手段に格納し、且
つ、セグメントを第1の記録再生手段より読み出して再
生可能な、一括記録ユニットと脱着可能な、少なくとも
一つ以上の第2の記録再生装置とを具備したことを特徴
とする。
【0010】また、本発明の記録再生装置の望ましい形
態は下記の(1)〜(7)である。 (1)第1の記録再生装置が少なくとも2個以上の記録
再生チャネルを有し、情報を、セグメント間に間隙を設
けて、記録再生チャネルの一つに記録し、セグメント間
に設けられた間隙と同期されたセグメントの同期信号を
他の記録再生チャネルに記録するものである。 (2)第1の記録再生装置が少なくとも2個以上の記録
再生チャネルを有し、第1の記録再生装置の録音操作部
を操作している間のみ、少なくとも2個以上の記録再生
チャネルの一つにはセグメントが、他の記録再生チャネ
ルにはセグメントの同期信号が記録するものである。 (3)第1の記録再生装置が少なくとも2個以上の記録
再生チャネルを有し、セグメントが、第1の記録再生装
置の録音操作部の操作と同期して第2の記録再生手段に
記録され、セグメントの同期信号と同期して第2の記録
再生手段より読み出され、読み出されたセグメントを少
なくとも2個以上の記録再生チャネルの一つに、セグメ
ントの同期信号を記録再生チャネルの他の一つに記録す
るものである。 (4)一括記録ユニットが一つ以上の第2の記録再生装
置にセグメント及びセグメントの同期信号とを供給し、
且つ複数の一括記録ユニットを結合固定可能な位置決め
部及び電気的に相互接続可能な接続部を有するものであ
る。 (5)第1の記録再生装置が制御装置と通信し、情報に
関係する他の情報を制御装置により処理し情報を管理す
るものである。 (6)第1の記録再生装置と少なくとも一つ以上の第2
の記録再生装置とが赤外線送受信装置を具備し、セグメ
ントの同期信号とセグメントの情報とを相互に送受信で
きるものである。 (7)第1の記録再生手段が半導体メモリであるもので
ある。
【0011】前述した手段の作用について以下に記す
る。第1の記録再生装置に情報をセグメント単位で該セ
グメントの同期信号と共に編集記録し、例えば、講義及
び会議の終了後に、講義の中の学習した重要情報や会議
の重要メモ情報などの情報のセグメントを、一括記録ユ
ニットを介して複数の第2の記録再生装置に、同期信号
に基づいたアドレスに従って一括して格納し、第2の記
録再生装置を各個人が常時携帯し、格納された重要学習
情報や会議の重要メモ情報などを繰り返して聴き、例え
ば、文や単語の暗唱に用いたり、会議の行動計画を作製
したりすることが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用する
一例としてMDを用いた語学学習装置の全体構成を示す
ものである。図1において、録音再生装置4はMD録音
再生部7(図ではMD部と記す)とシステムコントロー
ル部9、操作部12、音源入力部8、学習情報出力部1
3,スピーカ用音声出力部14で構成されている。MD
録音再生部7はミニディスク6を通常のMDフォーマッ
トで記録再生できることは勿論である。
【0013】MD録音再生部7によりミニディスク6に
記録再生される情報(以下編集情報と記す)は後述する
ように、MDフォーマットの、例えば左チャネルに学習
する音声情報をセグメント単位で、右チャネルにこの学
習する音声情報のセグメントの始まり及び終わりを示す
Cue信号を記録したものである。さらに、後述するよ
うに、宿題や個人情報を上述の学習する音声情報と共に
左チャネルに記録するので、左チャネルに記録する情報
を総称して学習情報と言うことにする。また、以下で、
単に音声情報または学習音声情報と記載する場合は、学
習情報中の学習する音声情報を意味することにする。シ
ステムコントロール部9はCue信号の記録再生の制御
及び録音再生装置4の全体の制御を行うものである。
【0014】操作部12は録音操作部10と一括記録操
作部11で構成されており、録音操作部10の操作によ
り、音源入力部8から入力された、マイクやCD(Compa
ctDisc )からの音声情報が、システムコントロール部9
で制御されてMDフォーマットに変換されてミニディス
ク6に記録される。このとき、Cue信号が、例えば右
チャネルに記録され、音声情報が左チャネルに記録され
る。Cue信号を左チャネルに、音声情報を右チャネル
に記録してもよい。記録された音声情報はミニディスク
6から再生されてスピーカ用音声出力部14からスピー
カへ供給することができる。
【0015】また、一括記録操作部11の指示により、
システムコントロール部9で制御されて、ミニディスク
6から再生された編集情報を学習情報出力部13及びケ
ーブル5を介して、一括記録ユニット3に送り、個人学
習端末1に学習情報を一括記録するものである。また、
ケーブル5はMDフォーマットの右チャネルと左チャネ
ルを別々に送る2回線のケーブルである。
【0016】個人学習端末1は後述するように、Cue
信号を検出して、学習情報のセグメントの始まりと終わ
りを判別し、この始まりと終わりをアドレスとして図7
に示す半導体メモリ65に学習を記録するものである。
個人学習端末1は接続部2と、一括記録ユニット3の接
続部18により脱着可能であり、一台の一括記録ユニッ
ト3に付き複数の個人学習端末1を取り付けて一括し
て、録音再生装置4から送られてきた編集情報を記録で
きるようになっている。
【0017】個人学習端末1に記録される学習情報は、
その日の宿題や次回までに記憶習得しておくべき、例え
ば、音声情報としての英語の単語、文などであり、各個
人の学習進捗に応じて構成されている。学習者は学習情
報が記録された個人学習端末1を一括記録ユニットから
はずして携帯し、学習情報を何回も繰り返して聴くこと
により、例えば、英語のイントネーションや発音を体得
することができる。
【0018】一括記録ユニット3は前述した接続部18
の他に、記録中であることを表示する、ランプ20、ケ
ーブル5の信号接続部15、複数の一括記録ユニット3
の間で、編集情報を相互に分配接続するための信号接続
部19、及び複数の一括記録ユニット3を相互に結合固
定するための位置決め部16,17から構成されてい
る。上述の一括記録ユニット3を用い個人学習端末1に
一括記録する件は本発明の記録再生装置の望ましい形態
の一つである。
【0019】次に前述した編集情報について、Cue信
号及び学習情報をMDのプログラム管理フォーマットと
の関係から説明する。 「MDプログラム管理フォーマットについて」録音再生
装置4に装着されるミニディスク6は、カートリッジに
収納された直径64mmの光ディスク又は光磁気ディス
クである。ミニディスク6では、ディスクの内周に管理
領域としてU−TOC(User Table Of Contents)が設
けられる。後に説明するように、このU−TOCには、
ディスクに記録されているプログラムの開始アドレス及
び終了アドレスとが記録されている。録音再生装置4に
ディスクが装着されると、このU−TOCが読み込ま
れ、このU−TOCの情報を用いて、ディスクに記録さ
れているプログラムが管理される。
【0020】U−TOCのセクタ0には、基本情報と、
各曲の開始アドレス及び終了アドレスが記録される。ま
た、U−TOCセクタ1には、ディスクネームやトラッ
クネームの文字列情報を記録することができる。
【0021】図2は、U−TOCのセクタ0の構成を示
すものである。図2に示すように、U−TOCセクタ0
には、先頭に所定のビットパターンのヘッダが設けられ
る。続いて所定アドレス位置にメーカーコード(Mak
er code)、モデルコード(Model cod
e)、最初の楽曲の曲番(First TNO)、最後
の楽曲の曲番(LAST TNO)、セクタ使用状況
(Used Sectors)、ディスクシリアルナン
バ(Disc Serial No)、ディスクID
(Disc ID)等が記録される。
【0022】更に、ユーザが録音を行なって記録されて
いる楽曲の領域やフリーエリア領域等の情報を指し示す
各種のテーブルポインタが記録される。このテーブルポ
インタにより指し示されるポジションに、対応するパー
ツの起点となる開始アドレスと、終端となる終了アドレ
スと、そのモード情報(トラックモード)が記録されて
いる。更に、各パーツテーブルで示されるパーツが他の
パーツへ続いて連結される場合があるため、その連結さ
れるパーツの開始アドレス及び終了アドレスが記録され
ているパーツテーブルのポジションを指し示すリンク情
報(Link−P)が記録される。
【0023】テーブルポインタP−DFAは、ディスク
上に欠陥領域がある場合に、その欠陥領域の先頭のパー
ツテーブルのポジションを指し示すポインタである。つ
まり、欠陥パーツが存在する場合は、テーブルポインタ
P−DFAにおいて指し示されるポジションのパーツテ
ーブルに、欠陥が存在する部分の開始及び終了アドレス
が示される。また、他にも欠陥パーツが存在する場合、
そのパーツテーブルのポジションがリンク情報(Lin
k−P)により指し示される。他の欠陥パーツがない場
合には、リンク情報(Link−P)は例えば(00
h)とされ、以降リンクなしとされる。
【0024】テーブルポインタP−EMPTYは、未使
用パーツテーブルの先頭のパーツテーブルのポジション
を指し示すポインタである。テーブルポインタP−EM
PTYによって指定されたパーツテーブルに、未使用領
域の部分の開始及び終了アドレスが示される。更に、未
使用のパーツテーブルが複数存在する場合は、リンク情
報(Link−P)によって、順次パーツテーブルのポ
ジションが指定される。他の未使用領域がない場合に
は、リンク情報(Link−P)は例えば(00h)と
され、以降リンクなしとされる。
【0025】テーブルポインタP−FRAは、書込可能
なフリーエリア(消去領域を含む)の先頭のパーツテー
ブルのポジションを指し示すポインタである。このよう
なパーツが複数個あり、つまりパーツテーブルが複数個
になる場合には、リンク情報(Link−P)により、
順次パーツテーブルが指定される。他のフリーエリアが
ない場合には、リンク情報(Link−P)は例えば
(00h)とされ、以降リンクなしとされる。
【0026】テーブルポインタP−TNO1〜P−TN
O255は、ユーザが記録した各楽曲についての先頭の
パーツテーブルのポジションを指し示すポインタであ
る。すなわち、テーブルポインタP−TNO1は、1曲
目とされた楽曲のデータの開始及び終了アドレスが記録
されたパーツテーブルのポジションが指し示され、テー
ブルポインタP−TNO2は、2曲目とされた楽曲のデ
ータの開始及び終了アドレスが記録されたパーツテーブ
ルのポジションが指し示され、テーブルポインタP−T
NO3は、3曲目とされた楽曲のデータの開始及び終了
アドレスが記録されたパーツテーブルのポジションが指
し示される。また、1つの楽曲のデータは、物理的に不
連続に、即ち複数のパーツに渡って記録されていても良
い。1つの楽曲が複数のパーツに分割されて記録されて
いる場合には、リンク情報(Link−P)により、順
次パーツテーブルのポジションが指し示される。他のパ
ーツテーブルに楽曲が続いていない場合には、リンク情
報(Link−P)は例えば(00h)とされ、以降リ
ンクなしとされる。
【0027】図3は、U−TOCのセクタ1の構成を示
すものである。U−TOCのセクタ1は、録音を行った
楽曲に曲名や、ディスクタイトル等の文字情報を表示す
るのに用いられる。
【0028】U−TOCのセクタ1には、記録された各
楽曲に相当する文字スロット指示データ部として、スロ
ットポインタP−TNA1〜P−TNA255が用意さ
れる。また、スロットポインタP−TNA1〜P−TN
A255によって指定される文字スロット部が用意され
る。文字スロット部には1単位8バイトで255単位の
スロット(01h)〜(FFh)が形成されており、上
述したU−TOCのセクタ0と略同様の形態で文字デー
タが管理される。
【0029】スロット(01h)〜(FFh)には、デ
ィスクタイトル(ディスクネーム)や曲名(トラックネ
ーム)としての文字情報がASCIIコードで記録され
る。なお、スロット(01h)の前の8バイトとなるス
ロットはディスクネーム専用のエリアとされる。
【0030】そして、例えば、スロットポインタP−T
NA1によって指定されるスロットには、第1曲目に対
応してユーザが入力した文字が記録される。また、スロ
ットがリンク情報によりリンクされることで、1つの楽
曲のトラックに対応する。また、文字入力は7バイト
(7文字)より大きくなっても対応できる。
【0031】なお、このU−TOCのセクタ1ではスロ
ットポインタP−EMPTYは使用していないスロット
を管理するものである。つまり、上述したU−TOCの
セクタ0のテーブルポインタP−EMPTYにより未使
用のパーツテーブルの管理方式と同様に未使用のスロッ
トを管理している。
【0032】「Cue信号と学習データについて」この
発明が適用された語学学習装置では、単に音楽など従来
のMDのデータ再生の他に、語学学習用のディスクが利
用可能である。語学学習用のディスクは、通常のMDと
同様のものではあるが、語学学習用のディスクでは、U
−TOCで管理される1つのプログラムが更に複数の学
習情報のセグメントに分割されて記録されており、分割
された記録領域の開始位置及び終了位置に、Cue信号
が記録されている。このCue信号は、人間の耳には聞
こえにくい周波数、例えば20kHzの信号とされてお
り、左右のチャネルのどちらか、例えば右チャネルに記
録されている。そして、このCue信号により分割され
た各記録領域に、単語や文等の学習情報のセグメントを
単位として、語学学習用の学習情報が記録されている。
【0033】すなわち、例えば、「This is a
pen」という英文を学習するために、左チャネルに
は、この英文を読み上げた音声情報が記録されている。
そして、右チャネルには、この英文の開始位置である
「This」の直前に、周波数20kHzの信号がCu
e信号として記録され、この英文の終了位置である「p
en」の直後に、周波数20kHzの信号がCue信号
として記録される。
【0034】例えば、図4に示すように、U−TOCで
管理されるn番目のプログラムP−TNOnが、学習情
報のセグメントW1、W2、W3に分割され、各学習情
報のセグメントW1、W2、W3に、「Hello」、
「Good morning」、「Good bye」
の音声情報が記録されている。
【0035】この場合、図4Aに示すように、左チャネ
ルには、プログラムP−TNOnに、「Hello」、
「Good morning」、「Good bye」
の音声が記録されており、図4Bに示すように右チャネ
ルには、「Hello」のセグメントW1の開始位置A
1 と終了位置A2 にCue信号CUEが記録され、「G
ood morning」の学習情報のセグメントW2
の開始位置A3 と終了位置A4 にCue信号CUEが記
録され、「Good bye」の学習情報のセグメント
W3の開始位置A5 と終了位置A6 にCue信号CUE
が記録される。
【0036】そして、先ず、録音再生装置4では、U−
TOCを使って、プログラムP−TNOnがアクセスさ
れ、それから、プログラムP−TNOn内の学習情報の
セグメントW1、W2、W3の開始位置及び終了位置に
記録されているCue信号CUEを使って図5にフロー
チャトで示すような処理が行われ、所望の学習情報のセ
グメントがアクセスされて再生される。
【0037】図5は録音再生装置4がプログラムP−T
NOn内の学習情報のセグメントW1、W2、W3をア
クセスして再生する場合の処理を示すものである。図5
において、所望の学習情報のセグメントをアクセスして
再生する場合には、先ず、再生音が出力されないよう
に、音声出力がミュートされる(ステップS1)。そし
て、プログラムP−TNOnがプログラムの先頭から高
速再生される(ステップ2)。そして、Cue信号が検
出されたか否かが判断される(ステップS3)。
【0038】Cue信号が検出されたら、このCue信
号が計数される(ステップS4)。そして、このCue
信号の計数値がアクセス位置に対応する所定の計数値に
達したか否かが判断される(ステップS5)。所定の計
数値に達していなければ、ステップS3に戻され、Cu
e信号の計数が続けられる。
【0039】ステップS5で、Cue信号の計数値がア
クセス位置に対応する所定の計数値に達したと判断され
たら、ミュート動作が解除され(ステップS6)、そこ
から再生が開始される(ステップS7)。そして、再生
を続けながら、Cue信号が検出されたか否かが判断さ
れる(ステップS8)。Cue信号が検出されたら、そ
こで、再生が停止される(ステップS9)。
【0040】例えば、図4におけるプログラムP−TN
On内の学習情報のセグメントW2の「Good mo
rning」をアクセスして再生するとする。この場合
には、先ず、U−TOCを使って、プログラムP−TN
Onの先頭がアクセスされる。それから、高速再生が行
われ、Cue信号CUEが所定数、計数されたか否かが
判断される。
【0041】この場合、学習情報のセグメントW2をア
クセスするのであるから、Cue信号CUEが「3」計
数されたか否かが判断される。Cue信号CUEが
「3」計数されると、アドレスA3 の位置に来ることに
なり、学習情報のセグメントW2の先頭位置にアクセス
される。そして、Cue信号CUEが「3」計数された
ら、その位置から再生が開始され、Cue信号が検出さ
れたか否かが判断され、Cue信号が検出されたら、そ
こで、再生が停止される。これにより、学習情報のセグ
メントW2の「Good morning」が再生され
ることになる。
【0042】このように、この録音再生装置4では、単
語や文の単位でアクセスして、語学学習をすることが可
能である。そして、単語や文の単位のアクセスは、左チ
ャネルに記録されたCue信号を用いて行っており、U
−TOCの変更等は行われていないため、既存のMD録
音再生部7としてミニディスク記録再生装置をそのまま
用いることが可能である。
【0043】「録音再生装置4の構成について」次に、
図は省略するが、録音再生装置4のMD録音再生部7の
概略の構成について述べる。MD録音再生部7は従来の
MD録音再生装置と同じもので、例えば、再生の構成を
説明すると、図は省略するが、光学ヘッドよりミニディ
スク6の記録信号が再生されRFアンプにより増幅され
たあと、EFM復調され、ACIRCデコーダにより誤
り訂正がなされ、一旦、RAMに記録される。RAMか
ら読み出された信号はATRACデコーダにより伸張が
なされ、図4に示したような、左チャネルに学習情報、
右チャネルにCue信号を有する2チャネルの編集情報
となり、学習情報出力部13から出力される。ケーブル
5は前述したように、2回線になっており、それぞれ左
チャネル及び右チャネルに対応している。
【0044】次に、ケーブル5を介して一括記録ユニッ
ト3が編集情報を受信すると、個人学習端末1でこの学
習情報が図7に示す半導体メモリ65に記録される。
【0045】図6は個人用学習端末1の外観を示したも
のである。語学学習のために、GOキー121、GO戻
りキー122、リピートキー123、機能切換えキー1
24が配設される。GOキー121及びGO戻りキー1
22は、所望の単語や文をアクセスするためのもので、
GOキー121は前方アクセスのためのものであり、G
O戻りキー122は後方アクセスのためのものである。
また、リピートキー123は、同一の単語や文を繰り返
し再生させるためのものである。機能切換えキー124
は、この単語や文毎のアクセス機能を使うかどうかを設
定するものである。
【0046】また、個人学習端末1の上面には、ディス
プレイ131が設けられる。このディスプレイ131に
は、宿題、出席日時、個人情報が表示される。更に、側
面には、一括記録ユニット3との接続端子133及びヘ
ッドホン111との接続する左右チャネルの出力端子5
2R,52Lが設けられる。
【0047】図7は、個人学習端末1の構成を示すもの
である。個人学習端末1の左右のチャネル入力端子51
L及び51R、左右のチャネル出力端子52L及び52
R、電源入力端子54が設けられている。電源64は二
次電池を内蔵しており、一括記録ユニット3からの給電
で充電されるようになっている。従って個人学習端末1
を一括記録ユニット3からはずして携帯することが可能
である。
【0048】左右チャネル入力端子51L及び51Rに
は、録音再生装置4からの2チャネルの編集情報が供給
され、アナログデジタル変換器66により、デジタル信
号に変換され、半導体メモリ65に保存される。この際
にCue信号が検出され、このCue信号が検出された
時点で、アドレスを順次割り当て、学習情報の番号とそ
の開始アドレス及び終了アドレスを示すテーブルを作成
して半導体メモリ65に対応する学習情報と共に記録す
る。これにより、所望の単語や文などの学習情報のセグ
メントが記録されている半導体メモリ65を直接アクセ
スして再生することができる。
【0049】半導体メモリ65をアクセスして読み出さ
れた学習情報はデジタルアナログ変換器67によりアナ
ログに変換され、左右チャネルの出力端子52L及び5
2Rを介してヘッドホン111に供給される。
【0050】左右チャネルの入力端子51L及び51R
からの編集情報は、ゲート回路55L及び55Rに供給
される。また、入力端子51Rからの右チャネルのCu
e信号は、Cue信号検出回路57に供給される。Cu
e信号検出回路57は、右チャネルに記録されているC
ue信号を検出するものである。Cue信号検出回路5
7の出力がコントローラ58に供給される。
【0051】ゲート回路55L及び55Rは、Cue信
号を検出してアクセス処理を行う際に、出力信号をミュ
ートするためのもので、このゲート回路55L及び55
Rは、コントローラ58により制御される。ゲート回路
55L及び55Rの出力は、電子ボリューム回路59L
及び59Rに供給される。
【0052】電子ボリューム回路59L及び59Rは、
出力される音声信号レベルを設定するもので、コントロ
ーラ58により制御される。
【0053】電子ボリューム回路59L及び59Rの出
力がスイッチ回路60に供給される。スイッチ回路60
は、通常時には入力された左右チャネルの音声信号をス
テレオのまま出力しMDオーディオを楽しむことができ
るが、語学学習時に、単語や文のセグメント単位でのア
クセス機能を動作させたときには、左右チャネルの出力
端子52L及び52Rから、左チャネルの学習情報に含
まれる音声情報を出力させるものである。例えば、前述
した、「Hello」、「Good mornin
g」、「Good bye」を左右チャネルの出力端子
52L及び52Rから出力する。
【0054】語学学習用のミニディスクでは、右チャネ
ルには、Cue信号のみが記録されているので、電子ボ
リューム回路59L及び59Rの出力をそのまま出力端
子52L及び52Rから出力させると、右チャネルから
は、Cue信号が出力されてしまう。Cue信号は、人
間の可聴帯域外の信号なので、直接的には聞こえない
が、右チャネルが無音になってしまう。そこで、語学学
習時に、単語や文単位でのアクセス機能を動作させたと
きには、スイッチ回路60が端子61B側に設定され、
左右のチャネルから音声が出力されるようにする。
【0055】コントローラ58には、入力キー62から
入力が与えられる。この中には、停止キー116、GO
キー121、GO戻りキー122、リピートキー12
3、機能切換えキー124等の単語や文単位でのアクセ
スを行うためのキーが含まれる。また、コントローラ5
8の出力がドライバ63を介してディスプレイ131に
供給され、後述する個人別の宿題、出席日時などが表示
される。
【0056】前述したように、MDでは、U−TOCを
用いてディスクに記録されているプログラムが管理され
ている。U−TOCで管理できるのは、P−TNO1か
らP−TNO255までの255曲まである。しかしな
がら、語学学習では、単語や文などのセグメント単位で
のアクセスが必要とされ、セグメント単位でアクセスし
ようとすると、255のプログラム数では不足する。
【0057】そこで、この発明が適用された語学学習装
置では、各プログラムが更に複数の情報セグメントに分
割され、各情報セグメント毎にCue信号が記録され
る。このCue信号を用いることで、U−TOCで管理
できる255のプログラム数を越えてプログラムが管理
している。そして、個人学習端末1のGOキー121、
GO戻りキー122、リピートキー123の操作で、単
語や文などの学習情報のセグメント単位でアクセスし
て、語学学習をすることができる。
【0058】GOキー121、GO戻りキー122、リ
ピートキー123を操作すると、このCue信号に基づ
いて、セグメント単位で開始位置及び終了位置が検出さ
れ再生が行われる。これにより、セグメント単位でアク
セスして、語学学習をすることが可能になる。
【0059】次にMD録音再生部7の起動に伴う、学習
情報、特に学習音声情報とCue信号の記録について下
記2通りの方法を図8及び図9を用いて説明する。
【0060】図8はミニディスク6へ録音する第1の方
法を説明するためのタイミングチャートを示したもので
ある。この場合は録音操作部10を押している間だけ、
録音が行われるものであり、図8のの時点で録音操作
部10が押されると、MD録音再生部が動作を開始し、
同時にシステムコントロール部9よりCue信号が生成
され、このCue信号が、例えば、MDの右チャネルに
記録される。一方、Cue信号は図8に示すように3個
のパルスで構成されており、この3個のパルスをシステ
ムコントロール部9がの時点で計数し終わると、の
時点から学習情報を左チャネルに記録開始する。この
間、録音操作部10は押されたままであり、の時点
で、録音操作部10を元にもどすと、左チャネルへの学
習情報の録音は停止する。また、の時点では、次の録
音のために、録音操作部10が押される。上述した第1
の方法は本発明の記録再生装置の望ましい形態の一つで
ある。
【0061】以上のようにすれば、例えば、英語の文や
単語などの学習音声情報のセグメントを録音することが
可能であり、後述するように、これらの録音された学習
音声情報のセグメントを、個人学習端末1に送り、上述
の学習音声情報のセグメントを繰り返して聴き、暗唱し
たりすることができるようになる。
【0062】図9はミニディスク6へ録音する第2の方
法を説明するためのタイミングチャートを示したもので
ある。第1の方法では、図8のの時点との時点に遅
れを生ずるので、個人学習端末1においてこの遅れ分を
考慮して再生する必要がある。第2の方法では、図9に
示すように、Cue信号と終わり時点と学習音声情報の
開始時点は一致している。
【0063】録音操作部10がの時点で押されると、
システムコントロール部9は録音操作部10が押された
ことを記憶するので、の時点では録音操作部10が押
された直後にパルスRが発生し、これをシステムコント
ロール部9が認識するようになっている。学習音声情報
は、録音操作部10が押されると、図を省略するが、シ
ステムコントロール部9に内蔵する半導体メモリに格納
される。次に、の時点で、Cue信号がシステムコン
トロール部9で生成され、Cue信号の3個のパルスを
計数した直後のの時点で、上述の半導体メモリに格納
された学習音声情報を読み出し、MDの左チャネルに記
録する。且つ、Cue信号をMDの右チャネルに記録す
る。の時点で、学習情報のセグメントAの記録が完了
すると、録音操作部10が押され、続くセグメントBが
内蔵される半導体メモリに格納され、以下セグメントA
と同様な動作が行われる。上述した第2の方法は本発明
の記録再生装置の望ましい形態の一つである。
【0064】上述した第1の方法及び第2の方法におい
て、学習情報のセグメントとセグメントの間は間隙が設
けられている。すなわち、図8においてはC1が、ま
た、図9においてはC2の間隙が設けられている。この
間隙は、Cue信号との同期を容易にするとともに、個
人学習端末1で、学習情報のセグメントを再生し、繰り
返し聴いて学習する場合に、例えば、英語の文と文のあ
いだに間をおいて、学習し易くするためのものである。
このようにセグメント間に間隙を設ける件は本発明の記
録再生装置の望ましい形態の一つである。
【0065】図11は、上述した第1の方法及び第2の
方法を行う場合のシステムコントロール部9の動作のフ
ローチャートを示したものである。S1で電源が入る
と、S2で電源がオンしているかを確認される。S3で
システムコントロール部9がイニシャライズされ、S4
で録音操作部10が押されているか否かが判断され、録
音操作部10が押されていれば、S5でミニディスク6
への録音が行われる。S6で、電源がオフすると、録音
も停止する。電源がオフしていなければ、録音操作部1
0を押すと、さらに、ミニディスク6への録音がなされ
る。
【0066】図10は、ミニディスク6へ録音された学
習音声情報を録音再生装置4から個人学習端末1へ伝送
し、記録するタイミングチャートを示したものである。
録音再生装置4からは記録されている編集情報が、MD
の左チャネルを学習情報、右チャネルをCue信号とし
て、2回線のケーブル5を介して個人学習端末1へ送ら
れてくる。個人学習端末1では、で最初のCue信号
を検出して、Cue信号のパルスを3個計数した時点
において学習情報のセグメントAを図7に示した半導体
メモリ65のアドレス1に格納する。同様に、第2のC
ue信号のパルスを3個計数した時点において、学習
情報のセグメントBを半導体メモリ65のアドレス2に
格納する。
【0067】このようにして、順次学習情報をセグメン
ト単位で半導体メモリ65に格納したあと、個人学習端
末1を一括記録ユニット3からはずして、携帯し、録音
した学習音声情報のセグメントを繰り返し再生し聴くこ
とにより、学習効果を高めることができる。
【0068】図12は、録音再生装置4から、一括記録
ユニットを介して個人学習端末1に学習情報を一括記録
するフローチャートを示したものである。S1で電源が
投入され、S2で電源がオンしているかが確認され、S
3でシステムコントロール部9がイニシャライズされ
る。次に図1に示した一括記録操作部11がS4で押さ
れると、S5でMD録音再生部7が再生を開始し、S6
で学習情報が個人学習端末1に一括記録ユニット3を介
して伝送され、半導体メモリ65に学習情報がセグメン
ト単位で記録される。
【0069】次に、図13は本発明の記録再生装置を語
学学習装置に適用した場合の使い方を示したものであ
る。一括記録ユニット3に記録された学習情報のセグメ
ントが個人学習端末1に内蔵する半導体メモリに記録さ
れる。記録される内容は個人の学習の進捗により異なっ
ている。学習者は授業終了後にそれぞれの個人学習端末
1を家庭に持ち帰り、記録されている英文などを何回も
再生して聴きながら、教師の発音を覚える。また、宿題
や出席日時なども、個人用端末に一括して記録されてい
る。
【0070】次に、図14は、本発明の記録再生装置が
制御装置71に接続され、語学学習装置として適用され
る場合、出席状況や宿題等を管理し得ることを示したも
のである。録音再生装置4のシステムコントロール部9
はインタフェース(I/F部)70を介して制御装置7
1に接続され、制御装置の画面には、各学習者の出席状
況が表示される。また、個人学習端末1に内蔵される半
導体メモリ65には、学習音声情報のセグメントの他
に、宿題の履歴や個人学習端末1を一括記録ユニットに
差し込んだ日時、すなわち、出席時間を制御装置71で
管理し、これをシステムコントロール部9を介して、M
Dの左チャネルの学習音声情報のセグメントと一緒に学
習情報として記録し、個人学習端末1に一括記録して学
習者に配布することが可能である。制御装置71を用い
る件は本発明の記録再生装置の望ましい形態の一つであ
る。
【0071】次に、図15は赤外線を使用し、コードレ
スで録音再生装置4と個人学習端末1の間で通信を行
い、一括記録ユニット3がなくても、学習情報が個人学
習端末1に記録できるようにしたものである。この場合
は、録音再生装置4が赤外線送受信装置72と接続さ
れ、学習情報を赤外線により、図15(a)に示すよう
に、個人学習端末1に内蔵した赤外線送受信装置74に
より受信できるので、学習者が机の上に個人学習端末1
を置いたままで学習情報を記録できることになるため、
携帯性がよくなる。また、図15(b)に示すように、
特別の赤外線送受信装置73を用意し、この赤外線送受
信装置73と個人学習端末1が接続されるように構成し
てもよい。上述の赤外線を用いる件は本発明の記録再生
装置の望ましい形態の一つである。
【0072】以上語学学習装置を例として、本発明の記
録再生装置について説明したが、本発明の記録再生装置
はこれに限らず、学校で行われている全ての科目につい
ての学習や、企業の会議用のシステムにおいて、重要メ
モを個人学習端末1に記録するなどに適用できることは
言うまでもない。
【0073】
【発明の効果】第1の記録再生装置に、情報をセグメン
ト単位で、且つセグメント単位の同期信号と同期して記
録し、これを再生して、携帯可能な第2の記録再生装置
で再生できるようにし、情報のセグメント単位を繰り返
し再生して聴くことが可能となる。例えば、本発明を語
学学習装置に適用するならば、英文や、英単語など、暗
唱すべき情報セグメントを、記憶手段として半導体メモ
リを具備した第2の記録再生装置に格納し、これを常時
携帯して繰り返し再生して聴くことにより、英文や英単
語を暗唱することができる。また、会議用に適用するな
らば、重要なメモを第2の記録再生装置に格納して、会
議後に再生して復習することが可能となる。このように
して、語学学習や会議メモなどに適した記録再生装置を
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置が適用された語学学習装
置の概略構成図である。
【図2】本発明に係わるMDのプログラム管理フォーマ
ットであるU−TOCのセクタ0の構成図である。
【図3】本発明に係わるMDのプログラム管理フォーマ
ットであるU−TOCのセクタ1の構成図である。
【図4】本発明に係わるMDに記録する学習音声情報の
セグメントとCue信号の関係を示す説明図である。
【図5】本発明に係わる語学学習装置において、録音再
生装置がCue信号を検出して動作することを説明する
ためのフローチャートである。
【図6】本発明に係わる語学学習装置において、個人学
習端末の概略構造図である。
【図7】本発明に係わる語学学習装置において、個人学
習端末の構成を説明するためのブロック図である。
【図8】本発明に係わる語学学習装置において、録音再
生装置にCue信号と学習情報を第1の方法で記録する
タイミングを示すタイミングチャートである。
【図9】本発明に係わる語学学習装置において、Cue
信号と学習情報を第2の方法で記録するタイミングを示
すタイミングチャートである。
【図10】本発明に係わる語学学習装置において、個人
学習端末の半導体メモリにCue信号を検出してアドレ
スを割り当て学習情報を記録するタイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図11】本発明に係わる語学学習装置において、録音
再生装置の録音操作部をオンして録音をするための動作
を示すフローチャートである。
【図12】本発明に係わる語学学習装置において、録音
再生装置から個人学習端末に一括記録する動作を示すフ
ローチャートである。
【図13】本発明に係わる語学学習装置の使用例を示し
た構成図である。
【図14】本発明に係わる語学学習装置において、制御
装置による、録音再生装置の情報管理を説明する構成図
である。
【図15】本発明に係わる語学学習装置において、録音
再生装置と個人学習端末との赤外線通信を説明する構成
図である。
【符号の説明】
1…個人学習端末、2,18…接続部、3…一括記録ユ
ニット、4…録音再生装置、5…ケーブル、6…ミニデ
ィスク、7…MD録音再生部、8…音源入力部、9…シ
ステムコントロール部、10…録音操作部、11…一括
記録操作部、12…操作部、13…学習情報出力部、1
4…スピーカ用音声出力部、15,19…信号接続部、
16,17…位置決め部、51L…左チャネル入力端
子、51R…右チャネル入力端子、52L…左チャネル
出力端子、52R…右チャネル出力端子、54…電源入
力端子、55L、55R…ゲート回路、58…コントロ
ーラ、57…Cue信号検出回路、59L,59R…電
子ボリューム回路、60…スイッチ回路、61B…端
子、62…入力キー、63…ドライバ、65…半導体メ
モリ、66…アナログデジタル変換器、67…デジタル
アナログ変換器、71…制御装置、70…I/F部、7
2,73,74…赤外線送受信装置、111…ヘッドフ
ォン、116…停止キー、121…GOキー、122…
GO戻りキー、123…リピートキー、124…機能切
換えキー、131…ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 英治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 BC06 CC04 DE03 DE12 DE32 DE37 DE49 HL07 HL11 5D077 AA30 BA08 BB04 CA02 DC10 DC20 EA06 FE05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報のセグメントと該セグメントの同期
    信号とを記録再生する第1の記録再生装置と、 前記第1の記録再生装置からの前記セグメントと該セグ
    メントの同期信号とを受信し得る、少なくとも一つ以上
    の一括記録ユニットと、 前記一括記録ユニットにより分配された前記セグメント
    と前記セグメントの同期信号とを受信し、該セグメント
    の同期信号より生成されたアドレスに従い、該セグメン
    トを、内蔵する第1の記録再生手段に格納し、且つ、該
    セグメントを該第1の記録再生手段より読み出して再生
    可能な、該一括記録ユニットと脱着可能な少なくとも一
    つ以上の第2の記録再生装置とを具備したことを特徴と
    する記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記録再生装置が少なくとも2
    個以上の記録再生チャネルを有し、前記情報を、前記セ
    グメント間に間隙を設けて、該記録再生チャネルの一つ
    に記録し、前記セグメント間に設けられた間隙と同期さ
    れた前記セグメントの同期信号を他の前記記録再生チャ
    ネルに記録するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の記録再生装置が少なくとも2
    個以上の記録再生チャネルを有し、該第1の記録再生装
    置の録音操作部を操作している間のみ、該少なくとも2
    個以上の記録再生チャネルの一つには前記セグメント
    が、他の記録再生チャネルには該セグメントの同期信号
    が記録されるようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の記録再生装置が少なくとも2
    個以上の記録再生チャネルを有し、前記セグメントが、
    前記第1の記録再生装置の録音操作部の操作と同期して
    第2の記録再生手段に記録され、前記セグメントの同期
    信号と同期して該第2の記録再生手段より読み出され、
    読み出された前記セグメントを前記少なくとも2個以上
    の記録再生チャネルの一つに、前記セグメントの同期信
    号を前記記録再生チャネルの他の一つに記録するように
    したことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記一括記録ユニットが、一つ以上の前
    記第2の記録再生装置に前記セグメント及び該セグメン
    トの同期信号とを供給し、且つ複数の前記一括記録ユニ
    ットを結合固定可能な位置決め部及び電気的に相互接続
    可能な接続部を有することを特徴とする請求項1に記載
    の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の記録再生装置が制御装置と通
    信し、前記情報に関係する他の情報を該制御装置により
    処理し前記情報を管理するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の記録再生装置と少なくとも一
    つ以上の前記第2の記録再生装置とが赤外線送受信装置
    を具備し、前記セグメントの同期信号と前記セグメント
    の情報とを相互に送受信できるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の記録再生手段が半導体メモリ
    であることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014524681A (ja) * 2011-08-05 2014-09-22 インスティテュート フューア ランドファンクテクニック ゲーエムベーハー スイッチングのためのデジタルスイッチ信号シーケンス、デジタルスイッチ信号シーケンスをデジタルオーディオ情報信号に含めるための装置、および、スイッチ信号シーケンスを伴う情報信号を受信するための装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014524681A (ja) * 2011-08-05 2014-09-22 インスティテュート フューア ランドファンクテクニック ゲーエムベーハー スイッチングのためのデジタルスイッチ信号シーケンス、デジタルスイッチ信号シーケンスをデジタルオーディオ情報信号に含めるための装置、および、スイッチ信号シーケンスを伴う情報信号を受信するための装置

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