JP2000100001A - 円盤状被回転体のセンタリング装置 - Google Patents

円盤状被回転体のセンタリング装置

Info

Publication number
JP2000100001A
JP2000100001A JP10273006A JP27300698A JP2000100001A JP 2000100001 A JP2000100001 A JP 2000100001A JP 10273006 A JP10273006 A JP 10273006A JP 27300698 A JP27300698 A JP 27300698A JP 2000100001 A JP2000100001 A JP 2000100001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turntable
link
disk
center
rotated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10273006A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3585156B2 (ja
Inventor
Takashi Obara
隆 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP27300698A priority Critical patent/JP3585156B2/ja
Publication of JP2000100001A publication Critical patent/JP2000100001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3585156B2 publication Critical patent/JP3585156B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターンテーブルの回転中心に対してセンタリ
ング装置の固定テーブルの設置位置がずれていても、タ
ーンテーブルの回転中心とターンテーブル上に載置され
た円盤状被回転体の中心とのセンタリングを正確に行え
るようにする。 【解決手段】 センタリング時には、一端を固定テーブ
ル3に回動自在に取り付けた第1リンク9a,9b,9
cの他端に設けた第1案内輪11a,11b,11cが
ターンテーブル1の外周部に当接し、ついで、この第1
案内輪11a,11b,11cの回転中心上に位置する
第2支点10a,10b,10cを中心として回動する
第2リンク13a,13b,13cの他端に取り付けら
れた第2案内輪14a,14b,14cがターンテーブ
ル1の回転中心方向へ同一量動き、第2案内輪14a,
14b,14cが円盤状被回転体2の外周部を押圧して
この円盤状被回転体2を位置決めし、センタリングが終
了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターンテーブルの
回転中心とこのターンテーブルに載置された光ディスク
のガラス原盤などの円盤状被回転体の中心とのセンタリ
ングを正確に行うための円盤状被回転体のセンタリング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクのガラス原盤露光装置におい
て、光ディスクのマスターとなるべきガラス原盤の中心
がターンテーブルの回転中心からずれていると、ガラス
原盤に対する回転記録中にダイナミックアンバランスに
よって振動が発生し、ガラス原盤に記録されるトラック
ピッチなどの記録精度が低下する。近年登場したDVD
では、狭ピッチ化による記録容量の向上が図られてお
り、トラックピッチの記録精度が低下するとDVDの品
質低下が著しくなる。
【0003】ターンテーブルの回転中心とこのターンテ
ーブルに載置されたガラス原盤の中心とのセンタリング
は、ダイヤルゲージやマイクロメータを使用して作業者
が調節する方法が広く採用されており、そのセンタリン
グ精度は作業者の経験により変動する。
【0004】これに対し、ターンテーブルの回転中心と
このターンテーブルに載置されたガラス原盤の中心との
センタリングを、作業者の経験に頼らずに自動的に行え
るようにしたセンタリング装置が、特開平7−2400
37号公報に記載されている。この公報に記載されたセ
ンタリング装置は、ガラス原盤を載置するターンテーブ
ルの周囲にベースプレートを設け、このベースプレート
上に少なくとも3個以上のリンクアームを回動自在に等
角度間隔で設け、そのリンクアーム上に設けた案内駒が
ターンテーブルの回転中心に対して同一方向へ等距離移
動してガラス原盤の外周部に当接するようにし、この当
接によりガラス原盤を位置決めし、ターンテーブルの回
転中心とガラス原盤の中心とのセンタリングを行うもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−24003
7号公報に記載されたセンタリング装置では、リンクア
ーム上に設けられた案内駒により位置決めされるガラス
原盤の位置が、ターンテーブルの周囲に配置されたベー
スプレートとターンテーブルとの位置関係の影響を受け
る。つまり、ベースプレートの中心とターンテーブルと
の中心とが正確にセンタリングされていないと、ターン
テーブルの回転中心とガラス原盤の中心とのセンタリン
グを正確に行えない。
【0006】ベースプレートは重量物であり、このベー
スプレートをターンテーブルの回転中心に対して正確に
位置決めする作業は非常に困難である。
【0007】ベースプレートをターンテーブルの回転中
心に対して位置決めした後、ベースプレートをネジ止め
などにより固定するが、期間の経過とともにベースプレ
ートが位置ずれを発生することがあり、この位置ずれが
発生した場合にはベースプレートを位置調節しなければ
ならず、煩雑である。
【0008】また、特開平7−240037号公報に記
載されたセンタリング装置では、ターンテーブルの回転
中心とガラス原盤の中心とのセンタリング時において、
案内駒がガラス原盤を押圧したときにこのガラス原盤か
ら作用する反力を案内駒で受ける。この時、この反力が
リンクアームを撓ませる方向のモーメントになるにも関
わらず、リンクアームはピボット軸のみで支持されてい
るため、リンクアームが撓むことにより案内駒が傾き、
センタリング精度が低下する。
【0009】そこで本発明は、ターンテーブルの回転中
心に対してこのターンテーブルの周囲に設置された固定
テーブルの設置位置がずれていても、ターンテーブルの
回転中心とこのターンテーブル上に載置された円盤状被
回転体の中心とのセンタリングを正確に行える円盤状被
回転体のセンタリング装置を提供することを目的とす
る。
【0010】さらに本発明は、第2案内輪が円盤状被回
転体の外周部を押圧してこの円盤状被回転体を位置決め
するときに、円盤状被回転体から作用する反力により第
2案内輪が傾くことを防止し、第2案内輪の傾きによっ
てターンテーブルの回転中心と円盤状被回転体の中心と
のセンタリング精度が低下することを防止できる円盤状
被回転体のセンタリング装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の円
盤状被回転体のセンタリング装置は、円盤状被回転体を
載置して回転中心の周りに回転駆動される円柱状のター
ンテーブルの周囲にこのターンテーブルの回転中心と略
同心状に配置されて装置基台に固定された固定テーブル
と、前記固定テーブルの周囲に配置され、この固定テー
ブルと同一中心にて回動自在な回動テーブルと、前記固
定テーブルに設けられ、前記ターンテーブルの回転中心
に対して略等角度間隔で配置された少なくとも3個以上
の第1支点と、一端が前記第1支点により回動自在に保
持され、前記ターンテーブルの外周部に沿う向きに配置
された円弧状の第1リンクと、前記第1リンクの他端に
回転自在に取り付けられ、この第1リンクが前記第1支
点の周りに回動することにより前記ターンテーブルの外
周部に接離する第1案内輪と、前記第1案内輪が前記タ
ーンテーブルの外周部から離反する方向へ前記第1リン
クを回動させる向きにこの第1リンクを付勢する付勢体
と、一端が前記第1案内輪の回転中心上に位置する第2
支点により前記第1リンクの他端に回動自在に連結され
た第2リンクと、前記第2リンクの他端に回転自在に取
り付けられ、この第2リンクが前記第2支点の周りに前
記ターンテーブルの回転中心方向へ回動したときに前記
円盤状被回転体の外周部に当接してこの円盤状被回転体
を前記ターンテーブルの回転中心方向へ押圧する第2案
内輪と、前記第2リンクにこの第2リンクの一端側から
他端側へ延出して形成されたガイド溝と、前記回動テー
ブルに取り付けられ、この回動テーブルを所定方向へ回
動させたときに前記第1リンクの円弧状外周部を前記タ
ーンテーブルの回転中心方向へ押圧する第3案内輪と、
前記回動テーブルに設けられて前記ガイド溝に嵌合さ
れ、この回動テーブルを所定方向へ回動させたときにこ
のガイド溝内を移動することにより前記第2案内輪が前
記円盤状被回転体の外周部を押圧する位置へ前記第2リ
ンクを前記第2支点の周りに回動させる第3支点と、を
有し、前記回動テーブルを所定方向へ回動させたとき
に、前記第1案内輪が前記ターンテーブルの外周部に当
接し、ついで、全ての前記第2案内輪が前記ターンテー
ブルの回転中心方向へ同一量動いて前記円盤状被回転体
の外周部を押圧し、この円盤状被回転体を位置決めす
る。
【0012】従って、固定テーブルと同一中心上に設け
られた回動テーブルを所定方向へ回動させると、第3案
内輪が第1リンクの円弧状外周部をターンテーブルの回
転中心方向へ押圧することにより第1案内輪がターンテ
ーブルの外周部に当接する。さらに、第3支点が回動テ
ーブルと一体に回動することによりこの第3支点が第2
リンクのガイド溝内を移動し、第2リンクが第1案内輪
の回転中心上に設けられた第2支点を中心として回動す
ることにより各第2リンクに取り付けられた第2案内輪
がターンテーブルの回転中心方向へ同一量動き、第2案
内輪が円盤状被回転体の外周部を押圧してこの円盤状被
回転体を位置決めする。そして、第1案内輪がターンテ
ーブルの外周部に当接した後に、第2案内輪が円盤状被
回転体の外周部を押圧するので、円盤状被回転体を押圧
している各第2案内輪はターンテーブルの外周部から等
距離に位置することになり、ターンテーブルの回転中心
に対して固定テーブルの設置位置が微小にずれている場
合であっても、ターンテーブルの回転中心と円盤状被回
転体の中心とのセンタリングを正確に行える。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の円盤状被回転体のセンタリング装置において、前記
第2リンクの下面に当接する受け座を前記第3支点に設
けた。
【0014】従って、第2案内輪が円盤状被回転体の外
周部を押圧したときに円盤状被回転体から作用する反力
によって第2リンクが撓むことが受け座によって防止さ
れ、第2リンクが撓むことに伴なう第2案内輪の傾きが
防止され、第2案内輪が傾くことによるターンテーブル
の回転中心と円盤状被回転体の中心とのセンタリング精
度の低下が防止される。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明の円盤状被回転体のセンタリング装置におい
て、一端が前記固定テーブルに固着され他端が前記第1
リンクに固着されて前記ターンテーブルの半径方向へ弾
性変形可能な弾性体を設けた。
【0016】従って、第2案内輪が円盤状被回転体の外
周部を押圧したときに円盤状被回転体から作用する反力
によって第1リンクが撓むことが弾性体によって防止さ
れ、第1リンクが撓むことに伴なう第1案内輪の傾きが
防止され、第1案内輪が傾くことによるターンテーブル
の回転中心と円盤状被回転体の中心とのセンタリング精
度の低下が防止される。請求項4記載の発明は、請求項
1,2又は3記載の発明の円盤状被回転体のセンタリン
グ装置において、前記第3案内輪の少なくとも外周部
を、前記ターンテーブルの半径方向へ変形可能な弾性部
材により形成した。
【0017】従って、ターンテーブルの回転中心に対し
て固定テーブルの設置位置が大きくずれている場合に
は、そのずれを第3案内輪の弾性部材が吸収し、各第1
案内輪がターンテーブルの外周部に当接し、その後、第
2案内輪が円盤状被回転体の外周部を押圧してこの円盤
状被回転体を位置決めする。このため、ターンテーブル
の回転中心に対する固定テーブルの設置位置が大きくず
れていても、ターンテーブルの回転中心と円盤状被回転
体の中心とのセンタリングを正確に行える。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1,2,3
又は4記載の発明の円盤状被回転体のセンタリング装置
において、回動テーブルを所定方向へ回動させる駆動手
段を設けた。
【0019】従って、回動テーブルを駆動手段で回動さ
せることによりターンテーブルの回転中心と円盤状被回
転体の中心とのセンタリングを行え、センタリング作業
の作業能率が向上する。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明の円盤状被回転体のセンタリング装置において、前記
駆動手段としてエアシリンダを設け、このエアシリンダ
を駆動する圧縮空気流路中に圧縮空気圧を調節する圧力
制御手段を設けた。
【0021】従って、第2案内輪が円盤状被回転体の外
周部を押圧したときに、圧力制御手段によってエアシリ
ンダを駆動する圧縮空気圧を低くすることにより、円盤
状被回転体から第2案内輪に作用する反力が小さくな
り、第2案内輪や第1案内輪の傾きが抑えられ、ターン
テーブルの回転中心と円盤状被回転体の中心とのセンタ
リング精度が高くなる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図3に基づいて説明する。回転中心Aの周りに回
転駆動される円柱状のターンテーブル1が設けられ、こ
のターンテーブル1にはその上端部に載置された円盤状
被回転体であるガラス原盤2を固定するエア吸引式の固
定機構(図示せず)が設けられている。
【0023】ターンテーブル1の周囲にはこのターンテ
ーブル1の回転中心Aと略同心状に円筒状の固定テーブ
ル3が配置されている。固定テーブル3は、小径部4と
大径部5とから形成され、大径部5が図示しない装置基
台に固定されている。小径部4の外周部には、リング状
の回動テーブル6が軸受7を介してこの小径部4の周り
に回動自在に取り付けられている。
【0024】小径部4の上端面には、ターンテーブル1
の回転中心Aに対して略等角度間隔で3個の第1支点8
a,8b,8cが取り付けられている。これらの第1支
点8a,8b,8cには、第1リンク9a,9b,9c
の一端が回動自在に保持されている。これらの第1リン
ク9a,9b,9cは円弧状に形成され、ターンテーブ
ル1の外周部に沿う向きに配置されている。第1リンク
9a,9b,9cの他端には第2支点10a,10b,
10cが固定され、これらの第2支点10a,10b,
10cには、第1リンク9a,9b,9cが第1支点8
a,8b,8cの周りに回動することによりターンテー
ブル1の外周部に接離する第1案内輪11a,11b,
11cが回転自在に取り付けられている。
【0025】第1支点8a,8b,8cの外周には、付
勢体である捩りコイルスプリング12a,12b,12
cが配置されている。これらの捩りコイルスプリング1
2a,12b,12cは、その一端が小径部4の上端面
に固定され、他端が第1リンク9a,9b,9cの下面
に固定され、第1案内輪11a,11b,11cがター
ンテーブル1の外周部から離反する方向へ第1リンク9
a,9b,9cを回動させる向きにこれらの第1リンク
9a,9b,9cを付勢している。
【0026】第2支点10a,10b,10cには円弧
状に形成された第2リンク13a,13b,13cの一
端が回動自在に連結され、第2リンク13a,13b,
13cの他端には第2案内輪14a,14b,14cが
回転自在に取り付けられている。これらの第2案内輪1
4a,14b,14cは、第2リンク13a,13b,
13cが第2支点10a,10b,10cの周りにター
ンテーブル1の回転中心A方向へ回動したときにガラス
原盤2の外周部に当接し、このガラス原盤2をターンテ
ーブル1の回転中心A方向へ押圧する。
【0027】また、第2リンク13a,13b,13c
には、その一端側から他端側へ延出した円弧状のガイド
溝15a,15b,15cが形成されている。
【0028】回動テーブル6には、ターンテーブル1の
回転中心Aに対して略等角度間隔で3個の第3案内輪1
6a,16b,16cと、3個の第3支点17a,17
b,17cとが取り付けられている。第3案内輪16
a,16b,16cは、回動テーブル6を時計周り方向
へ回動させたときに、第1リンク9a,9b,9cの円
弧状外周部をターンテーブル1の回転中心A方向へ押圧
する。第3支点17a,17b,17cは、ガイド溝1
5a,15b,15c内に移動自在に嵌合され、回動テ
ーブル6を時計周り方向へ回動させたときにガイド溝1
5a,15b,15c内を第2リンク13a,13b,
13cの他端側へ移動することにより、第2案内輪14
a,14b,14cがガラス原盤2の外周部を押圧する
方向へ第2リンク13a,13b,13cを回動させ
る。
【0029】固定テーブル3の大径部5には、支軸18
によりこの支軸18の周りに回動自在に駆動手段である
エアシリンダ19が回動自在に取り付けられている。回
動テーブル6には外周側へ突出したリンク20が固定さ
れており、エアシリンダ19のロッド21の先端部とリ
ンク20の先端部とが支軸22により回動自在に連結さ
れている。
【0030】エアシリンダ19には電磁弁23と2つの
圧縮空気流路24,25とを介してエアポンプ26が接
続されている。一方の圧縮空気流路24はセンタリング
動作時に圧縮空気が供給される流路であり、他方の圧縮
空気流路25はセンタリング開放時に圧縮空気が供給さ
れる流路である。圧縮空気流路24の途中には、センタ
リング動作時に供給される圧縮空気圧を調節する圧力制
御手段27が設けられている。
【0031】このような構成において、ガラス原盤2を
ターンテーブル1上に載置した後、ターンテーブル1の
回転中心Aとガラス原盤2の中心とのセンタリングを行
う。図1は、センタリングを行う前の状態を示し、図2
及び図3は、センタリングを行った状態を示している。
【0032】このセンタリング時には、ロッド21が縮
む方向へエアシリンダ19を駆動させ、回動テーブル6
を時計周り方向へ回動させ、この回動テーブル6と一体
に第3案内輪16a,16b,16cと第3支点17
a,17b,17cとを回動させる。
【0033】第3案内輪16a,16b,16cが時計
周り方向へ回動することにより、これらの第3案内輪1
6a,16b,16cが第1リンク9a,9b,9cの
円弧状外周部をターンテーブル1の回転中心A方向へ押
圧し、第1案内輪11a,11b,11cがターンテー
ブル1の外周部に当接する。
【0034】さらに、第3支点17a,17b,17c
が時計周り方向へ回動することにより、これらの第3支
点17a,17b,17cはガイド溝15a,15b,
15c内を移動し、この移動に伴って第2リンク13
a,13b,13cが第1案内輪11a,11b,11
cの回転中心上に設けられた第2支点10a,10b,
10cを中心として回動する。そして、第2リンク13
a,13b,13cに取り付けられた第2案内輪14
a,14b,14cがターンテーブル1の回転中心A方
向へ同一量動き、第2案内輪14a,14b,14cが
ガラス原盤2の外周部を押圧してこのガラス原盤2を位
置決めし、センタリングが終了する。
【0035】このセンタリングにおいて、第1案内輪1
1a,11b,11cがターンテーブル1の外周部に当
接した後に第2案内輪14a,14b,14cがガラス
原盤2の外周部を押圧するので、各第2案内輪14a,
14b,14cはターンテーブル1の外周部から等距離
に位置することになる。このため、ターンテーブル1の
回転中心Aに対して固定テーブル3の設置位置が微小に
ずれている場合であっても、ターンテーブル1の回転中
心Aとガラス原盤2の中心とのセンタリングを正確に行
える。
【0036】ここで、第3案内輪16a,16b,16
cの構造に関して、その外周部又は全体を弾性部材によ
り形成し、この弾3案内輪16a,16b,16cがタ
ーンテーブル1の外周部に当接したときに必要に応じて
ターンテーブル1の半径方向へ変形するようにしてもよ
い。
【0037】第3案内輪16a,16b,16cをこの
ような構造とすることにより、ターンテーブル1の回転
中心Aに対して固定テーブル3の設置位置が大きくずれ
ている場合には、第3案内輪16a,16b,16cが
第1リンク9a,9b,9cの円弧状外周部を押圧した
ときに第3案内輪16a,16b,16cの弾性部材が
変形してそのずれを吸収することができ、各第1案内輪
11a,11b,11cをターンテーブル1の外周部に
当接させることができる。このため、ターンテーブル1
の回転中心Aに対する固定テーブル3の設置位置が大き
くずれている場合でも、ターンテーブル1の回転中心A
とガラス原盤2の中心とのセンタリングを正確に行え
る。
【0038】また、このセンタリング時における回動テ
ーブル6の回動を、エアシリンダ19を駆動させること
により行うため、センタリングの作業能率が向上する。
【0039】さらに、センタリング時において第2案内
輪14a,14b,14cがガラス原盤2の外周部を押
圧したときにエアシリンダ19に供給される圧縮空気圧
を圧力制御手段27によって低くすることにより、ガラ
ス原盤2から第2案内輪14a,14b,14cに作用
する反力が小さくなる。そして、その反力による第2リ
ンク13a,13b,13cや第1リンク9a,9b,
9cの撓みが抑えられ、これにより、第2案内輪14
a,14b,14cや第1案内輪11a,11b,11
cの傾きが抑えられ、ターンテーブル1の回転中心Aと
ガラス原盤2中心とのセンタリング精度が高くなる。
【0040】つぎに、本発明の第二の実施の形態を図4
ないし図6に基づいて説明する。なお、図1ないし図3
において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説
明も省略する。この実施の形態では、第一の実施の形態
で説明した構造に加えて、受け座28a,28b,28
cと、弾性体29a,29b,29cとが設けられてい
る。
【0041】受け座28a,28b,28cは第3支点
17a,17b,17cの外周部に設けられ、受け座2
8a,28b,28cの上端部が第2リンク13a,1
3b,13cの下面に当接されている。弾性体29a,
29b,29cは棒状に形成されており、その一端が小
径部4の上端部に固着され、他端が第1リンク9a,9
b,9cの下面に固着され、ターンテーブル1の半径方
向へ変形可能に設けられている。
【0042】このような構成において、センタリング時
に第2案内輪14a,14b,14cがガラス原盤2の
外周部を押圧したとき、その押圧に対する反力がガラス
原盤2から第2リンク13a,13b,13cや第1リ
ンク9a,9b,9cに作用する。しかし、受け座28
a,28b,28cを設けることにより、ガラス原盤2
から作用する反力によって第2リンク13a,13b,
13cが撓むことが防止される。さらに、弾性体29
a,29b,29cを設けることにより、ガラス原盤2
から作用する反力によって第1リンク9a,9b,9c
が撓むことが防止される。
【0043】そして、第2リンク13a,13b,13
cの撓みが防止されることにより第2案内輪14a,1
4b,14cの傾きが防止され、第1リンク9a,9
b,9cの撓みが防止されることにより第1案内輪11
a,11b,11cの傾きが防止される。従って、受け
座28a,28b,28c及び弾性体29a,29b,
29cを設けることにより、センタリング時において第
2案内輪14a,14b,14cや第1案内輪11a,
11b,11cが傾くことによるセンタリング精度の低
下を防止することができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ターンテ
ーブルの回転中心とこのターンテーブル上に載置された
円盤状被回転体の中心とのセンタリング時において、一
端を固定テーブルに回動自在に取り付けた第1リンクの
他端に設けた第1案内輪がターンテーブルの外周部に当
接し、ついで、この第1案内輪の回転中心上に位置する
第2支点を中心として回動する第2リンクの他端に取り
付けられた第2案内輪がターンテーブルの回転中心方向
へ同一量動き、第2案内輪が円盤状被回転体の外周部を
押圧してこの円盤状被回転体を位置決めする。従って、
円盤状被回転体を押圧している各第2案内輪はターンテ
ーブルの外周部から等距離に位置することになり、ター
ンテーブルの回転中心に対して固定テーブルの設置位置
が微小にずれている場合であっても、ターンテーブルの
回転中心と円盤状被回転体の中心とのセンタリングを正
確に行うことができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、第2リンク
の下面に当接する受け座を第3支点に設けたので、第2
案内輪が円盤状被回転体の外周部を押圧したときに円盤
状被回転体から作用する反力によって第2リンクが撓む
ことを受け座によって防止でき、第2リンクが撓むこと
に伴なう第2案内輪の傾きを防止でき、第2案内輪が傾
くことによるターンテーブルの回転中心と円盤状被回転
体の中心とのセンタリング精度の低下を防止できる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、一端が固定
テーブルに固着され他端が第1リンクに固着されてター
ンテーブルの半径方向へ弾性変形可能な弾性体を設けた
ので、第2案内輪が円盤状被回転体の外周部を押圧した
ときに円盤状被回転体から作用する反力によって第1リ
ンクが撓むことを弾性体によって防止でき、第1リンク
が撓むことに伴なう第1案内輪の傾きを防止でき、第1
案内輪が傾くことによるターンテーブルの回転中心と円
盤状被回転体の中心とのセンタリング精度の低下を防止
できる。
【0047】請求項4記載の発明によれば、第3案内輪
の少なくとも外周部をターンテーブルの半径方向へ変形
可能な弾性部材により形成したので、ターンテーブルの
回転中心に対して固定テーブルの設置位置が大きくずれ
ている場合には、そのずれを第3案内輪の弾性部材によ
り吸収でき、センタリング時には各第1案内輪をターン
テーブルの外周部に当接させることができ、その後、第
2案内輪を円盤状被回転体の外周部に押圧してこの円盤
状被回転体を位置決めすることができる。従って、ター
ンテーブルの回転中心に対する固定テーブルの設置位置
が大きくずれている場合であっても、ターンテーブルの
回転中心と円盤状被回転体の中心とのセンタリングを正
確に行うことができる。
【0048】請求項5記載の発明によれば、回動テーブ
ルを所定方向へ回動させる駆動手段を設けたので、セン
タリング時にはこの駆動手段によって回動テーブルを回
動させることによりセンタリングを行うことができ、セ
ンタリング作業の作業能率を向上させることができる。
【0049】請求項6記載の発明によれば、回動テーブ
ルを所定方向へ回動させる駆動手段としてエアシリンダ
を設け、このエアシリンダを駆動する圧縮空気流路中に
圧縮空気圧を調節する圧力制御手段を設けたので、第2
案内輪が円盤状被回転体の外周部を押圧したときにおけ
るエアシリンダを駆動する圧縮空気圧を低くすることに
より、円盤状被回転体から第2案内輪に作用する反力を
小さくすることができ、これにより第2案内輪や第1案
内輪の傾きを抑えてターンテーブルの回転中心と円盤状
被回転体の中心とのセンタリング精度を高くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図2】センタリング動作時の状態を示す平面図であ
る。
【図3】その一部を破断にして示す正面図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図5】センタリング動作時の状態を示す平面図であ
る。
【図6】その一部を破断にして示す正面図である。
【符号の説明】 1 ターンテーブル 2 円盤状被回転体 3 固定テーブル 6 回動テーブル 8a,8b,8c 第1支点 9a,9b,9c 第1リンク 10a,10b,10c 第2支点 11a,11b,11c 第1案内輪 12a,12b,12c 付勢体 13a,13b,13c 第2リンク 14a,14b,14c 第2案内輪 15a,15b,15c ガイド溝 16a,16b,16c 第3案内輪 17a,17b,17c 第3支点 19 駆動手段,エアシリンダ 27 圧力制御手段 28a,28b,28c 受け座 29a,29b,29c 弾性体 A ターンテーブルの回転中心

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状被回転体を載置して回転中心の周
    りに回転駆動される円柱状のターンテーブルの周囲にこ
    のターンテーブルの回転中心と略同心状に配置されて装
    置基台に固定された固定テーブルと、 前記固定テーブルの周囲に配置され、この固定テーブル
    と同一中心にて回動自在な回動テーブルと、 前記固定テーブルに設けられ、前記ターンテーブルの回
    転中心に対して略等角度間隔で配置された少なくとも3
    個以上の第1支点と、 一端が前記第1支点により回動自在に保持され、前記タ
    ーンテーブルの外周部に沿う向きに配置された円弧状の
    第1リンクと、 前記第1リンクの他端に回転自在に取り付けられ、この
    第1リンクが前記第1支点の周りに回動することにより
    前記ターンテーブルの外周部に接離する第1案内輪と、 前記第1案内輪が前記ターンテーブルの外周部から離反
    する方向へ前記第1リンクを回動させる向きにこの第1
    リンクを付勢する付勢体と、 一端が前記第1案内輪の回転中心上に位置する第2支点
    により前記第1リンクの他端に回動自在に連結された第
    2リンクと、 前記第2リンクの他端に回転自在に取り付けられ、この
    第2リンクが前記第2支点の周りに前記ターンテーブル
    の回転中心方向へ回動したときに前記円盤状被回転体の
    外周部に当接してこの円盤状被回転体を前記ターンテー
    ブルの回転中心方向へ押圧する第2案内輪と、 前記第2リンクにこの第2リンクの一端側から他端側へ
    延出して形成されたガイド溝と、 前記回動テーブルに取り付けられ、この回動テーブルを
    所定方向へ回動させたときに前記第1リンクの円弧状外
    周部を前記ターンテーブルの回転中心方向へ押圧する第
    3案内輪と、 前記回動テーブルに設けられて前記ガイド溝に嵌合さ
    れ、この回動テーブルを所定方向へ回動させたときにこ
    のガイド溝内を移動することにより前記第2案内輪が前
    記円盤状被回転体の外周部を押圧する位置へ前記第2リ
    ンクを前記第2支点の周りに回動させる第3支点と、を
    有し、 前記回動テーブルを所定方向へ回動させたときに、前記
    第1案内輪が前記ターンテーブルの外周部に当接し、つ
    いで、全ての前記第2案内輪が前記ターンテーブルの回
    転中心方向へ同一量動いて前記円盤状被回転体の外周部
    を押圧し、この円盤状被回転体を位置決めする円盤状被
    回転体のセンタリング装置。
  2. 【請求項2】 前記第2リンクの下面に当接する受け座
    を前記第3支点に設けた請求項1記載の円盤状被回転体
    のセンタリング装置。
  3. 【請求項3】 一端が前記固定テーブルに固着され他端
    が前記第1リンクに固着されて前記ターンテーブルの半
    径方向へ弾性変形可能な弾性体を設けた請求項1又は2
    記載の円盤状被回転体のセンタリング装置。
  4. 【請求項4】 前記第3案内輪の少なくとも外周部を、
    前記ターンテーブルの半径方向へ変形可能な弾性部材に
    より形成した請求項1,2又は3記載の円盤状被回転体
    のセンタリング装置。
  5. 【請求項5】 回動テーブルを所定方向へ回動させる駆
    動手段を設けた請求項1,2,3又は4記載の円盤状被
    回転体のセンタリング装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段としてエアシリンダを設
    け、このエアシリンダを駆動する圧縮空気流路中に圧縮
    空気圧を調節する圧力制御手段を設けた請求項5記載の
    円盤状被回転体のセンタリング装置。
JP27300698A 1998-09-28 1998-09-28 円盤状被回転体のセンタリング装置 Expired - Fee Related JP3585156B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27300698A JP3585156B2 (ja) 1998-09-28 1998-09-28 円盤状被回転体のセンタリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27300698A JP3585156B2 (ja) 1998-09-28 1998-09-28 円盤状被回転体のセンタリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000100001A true JP2000100001A (ja) 2000-04-07
JP3585156B2 JP3585156B2 (ja) 2004-11-04

Family

ID=17521850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27300698A Expired - Fee Related JP3585156B2 (ja) 1998-09-28 1998-09-28 円盤状被回転体のセンタリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3585156B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7313800B2 (en) 2003-04-18 2007-12-25 Sony Corporation Disk centering system
KR20170003227A (ko) * 2015-06-30 2017-01-09 한국수력원자력 주식회사 배관 잔류응력 완화장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7313800B2 (en) 2003-04-18 2007-12-25 Sony Corporation Disk centering system
KR20170003227A (ko) * 2015-06-30 2017-01-09 한국수력원자력 주식회사 배관 잔류응력 완화장치
KR101698338B1 (ko) 2015-06-30 2017-01-23 한국수력원자력 주식회사 배관 잔류응력 완화장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3585156B2 (ja) 2004-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100223210B1 (ko) 하드디스크 드라이브의 디스크 균형을 맞추기 위한 조립방법 및 장치
JPH0241096B2 (ja)
KR20040043923A (ko) 하드디스크 드라이브의 디스크 밸런싱장치 및 방법
JPS6222270A (ja) デイスクの回転駆動装置
JPH0629610B2 (ja) 磁気デイスク装置のスピンドル機構
JPH0552585B2 (ja)
JP2000100001A (ja) 円盤状被回転体のセンタリング装置
US4672486A (en) Apparatus for rotating a magnetic disc
JP3621284B2 (ja) 円盤センタリング装置
JPS6213861A (ja) ねじ送り装置
JP2002237160A (ja) ヘッド支持装置
JP2002237118A (ja) ディスククランプ機構を搭載したモータ
JPH0917081A (ja) ディスククランプ装置
JP3070151B2 (ja) ガラス円板センタリング装置
JP2001067699A (ja) 光ディスク装置のチルト調整装置
JP4132503B2 (ja) 薄円板の支持構造
JP2000132893A (ja) モ―タのディスクチャッキング機構
JP4301522B2 (ja) ディスク回転駆動装置及びそのディスク取付方法、スプリング・ワッシャ
JP2000011530A (ja) スピンドルモータ
JPH06168455A (ja) 光ピックアップの光軸調整機構
JPS6320789A (ja) 光デイスク駆動装置
JP2000306320A (ja) 駆動装置
JPS6284945A (ja) デイスク部材のチヤツク装置
JPH0310185B2 (ja)
JPS59165282A (ja) 磁気デイスク固定機構

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040728

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees