JP2000099885A - 車両運行システムのデータキャリアの情報書換方法及びそのための装置 - Google Patents

車両運行システムのデータキャリアの情報書換方法及びそのための装置

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JP2000099885A
JP2000099885A JP10265469A JP26546998A JP2000099885A JP 2000099885 A JP2000099885 A JP 2000099885A JP 10265469 A JP10265469 A JP 10265469A JP 26546998 A JP26546998 A JP 26546998A JP 2000099885 A JP2000099885 A JP 2000099885A
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博 ▲高▼田
Hiroshi Takada
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データキャリアのデータの書換を、迅速、か
つ容易に実施することができる車両運行システムのデー
タキャリアの情報書換方法及びそのための装置を提供す
る。 【解決手段】 車両運行システムのデータキャリアの書
換方法において、車両運行を支援するための情報を記憶
するデータキャリア2A〜2Fを道路1に埋設して配置
し、前記データキャリア2A〜2Fの情報の書換用携帯
端末を、情報を書き換えるべきデータキャリア2Fの近
傍にセットし、前記携帯端末からの電力及びデータの送
信により、前記データキャリア2Fの情報の書換を可能
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両(自動車)運
行システムのデータキャリアの情報書換方法及びそのた
めの装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、自動車の走行時に自動車の的確な
走行位置を確認することができる自車位置認識システム
において、データキャリアは、道路に埋設されおり、電
磁誘導方式で2つのアンテナのレベル差から自車の道路
における位置・車線位置を把握するようにしている(例
えば、特開平10−124793号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た自車位置認識システムにおけるデータキャリアは、道
路に埋設されているので、そのデータキャリアのデータ
を変更したい場合、道路を掘り起こしてデータキャリア
を取り出し、そのデータキャリアのデータを書き換え、
その書き換えられたデータキャリアを再び埋設しなけれ
ばならない。特に、道路の路肩などに長距離にわたって
埋設されている場合には、そのデータキャリアのデータ
の書換作業は手間がかかり、困難を極めるといった問題
があった。
【0004】本発明は、上記問題点を除去し、埋設され
たデータキャリアを、掘り起こしてそのデータキャリア
のデータの書換を行い、再び埋め戻すといった煩わしい
作業をなくし、データキャリアのデータの書換を、迅
速、かつ容易に実施することができる車両運行システム
のデータキャリアの情報書換方法及びそのための装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕車両運行システムのデータキャリアの情報書換方
法において、車両運行を支援するための情報を記憶する
データキャリアを道路に埋設して配置し、前記データキ
ャリアの情報の書換用携帯端末を情報を書き換えるべき
データキャリアの近傍にセットし、前記携帯端末からの
電力及びデータの送信により、前記データキャリアの情
報の書換を可能にするようにしたものである。
【0006】〔2〕車両運行システムのデータキャリア
の情報書換装置において、車両運行のための情報を記憶
する道路に埋設されるデータキャリアと、このデータキ
ャリアの情報の書換を行うデータ書換用携帯端末と、こ
のデータ書換用携帯端末を情報を書き換えるべきデータ
キャリアの近傍にセットして、前記データ書換え用携帯
端末からの電力及びデータの送信により、前記データキ
ャリアの情報の書換を行うようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施例を示すデータキャリアによる自動車の走行状態を
示す模式図、図2はその自動車に搭載される車載端末の
配置を示す斜視図、図3はその車載端末のブロック図、
図4は本発明の実施例を示すデータキャリアのデータの
書換の模式図である。
【0008】図1に示すように、道路1の中央線に沿っ
て、データキャリア2A〜2F,…が配置されており、
自動車6に搭載される車載端末との間でデータを読み取
りすることができるようになっている。そこで、図2及
び図3に示すように、自動車6には、車載端末10を搭
載しており、車載端末10は、送受信アンテナ11と、
受信されたビーコンを増幅する増幅器12と、その増幅
されたビーコンを復調する復調器13と、その復調され
た信号波を読み取るマイクロコントローラ14と、この
マイクロコントローラ14に接続される報知装置15
(表示装置15A、音声装置15B)が設けられてい
る。
【0009】また、マイクロコントローラ14にはIC
カード(図示なし)からのデータを読み取るリーダ・ラ
イタユニット18と、電源ユニット19とを具備してい
る。なお、16は車載端末10から電波を送信するため
の変調器、17はその送信電波を増幅する増幅器であ
る。そこで、例えば、図1におけるデータキャリア2F
は、読出/書込(R/W)機能付きデータキャリアであ
り、このデータキャリア2Fを自動車6の車載端末10
で読み取って、「次の交差点は一次停止です」等との報
知を行うことができる。
【0010】なお、従来のデータキャリアは、単なるマ
ーカにすぎないが、この実施例では、上記したように、
このデータキャリアに自動車の走行に関する情報を持た
せることができる。しかも、そのデータキャリアには、
外部から情報の読出/書込が可能な機能を付加するよう
にしている。例えば、EEPROMは外部からのデータ
の書換が可能であることから、データキャリアの内蔵チ
ップにEEPROMを用いる。
【0011】そこで、図4に示すように、データ書換が
必要となるデータキャリア2Fの近くに、データ書換用
携帯端末(ハンディーターミナル)41をセットし、ア
ンテナコイル42から電力をデータキャリア2Fに電力
を送信して、データキャリア2Fを駆動し、データメモ
リとしてのEEPROMの情報の書き換えを行う。次
に、車両の運行を支援するデータキャリアの構成を図5
を参照しながら説明する。
【0012】図5に示すように、能動型データキャリア
(マイクロチップ)20は、受信アンテナ(コイルアン
テナ)21、復調器22、SP/PS変換部23、主制
御部24、データメモリ(EEPROM)の制御回路2
5、データメモリ(EEPROM)26、発振器27、
変調器28、増幅器29、送信アンテナ(コイルアンテ
ナ)30、制御スイッチ24Aを備えている。
【0013】したがって、以下に詳述するように、デー
タメモリ(EEPROM)26の情報の書換えを外部よ
り行うように構成することができる。図6はそのような
EEPROMの制御回路のブロック図である。この図に
おいて、26はデータメモリ(EEPROM)、31は
命令解読部、32は命令レジスタ、33はダミービッ
ト、34はアドレスバッファ、35はアドレスデコー
ダ、36はデータレジスタ、37はR/Wアンプ、38
は電源電圧検出部、39は書込禁止部、40は高電圧発
生部である。
【0014】この図に示すように、命令入力コード(C
S)とクロック入力(SK)が命令解読部31に入力さ
れるようになっており、データ入力(DI)は命令レジ
スタ32、アドレスバッファ34、データレジスタ36
にそれぞれ入力される。また、データ出力(DO)はダ
ミービット33から行われるように構成されている。図
7は本発明の実施例を示すデータキャリア(チップ)の
データの書換え動作フローチャートである。
【0015】以下、そのデータキャリア(チップ)のデ
ータ書換え方法について説明する。例えば、道路におけ
る交差点の位置が変更になり、データキャリア2Fのデ
ータを変更する必要が生じたとする。そのような場合に
は、例えば、図4に示すように、そのデータキャリア2
Fの近くにデータ書換用携帯端末(ハンディターミナ
ル)41を近づけて、図6に示すようなフローにしたが
って、以下のように、データキャリア2Fのデータ書換
を行う。
【0016】(1)まず、ハンディーターミナル41の
アンテナコイル42を通じて電力を、データキャリア2
Fに供給する(ステップS1)。 (2)次に、データキャリア2Fの内蔵チップのEEP
ROM26の電源が立ち上がる(ステップS2)。 (3)次に、電源が立ち上がると、パワーオンリセット
機能によりチップが動作を開始する(ステップS3)。
【0017】(4)次に、各命令コードが転送されてく
る(ステップS4) (5)次に、各命令コードに対応した機能を実施する。
例えば、命令の種類:読出(READ)、個別書込可能
(WEN)、全アドレス書込(WRITE)、書込禁止
(WDS)、消去(ERASE)を行うことができる。
データキャリア2Fの場合には、例えば、消去(ERA
SE)を選択して、データキャリア2Fのデータを消去
する(ステップS5)。
【0018】(6)次いで、ドライブ用FETにより、
共振回路をON/OFFさせ、アンテナコイル42より
送られてくる信号に変調をかける(ステップS6)。 (7)電力の供給がなくなるとチップは動作を停止する
(ステップS7)。 このように、本発明によれば、自動車の走行に関する情
報を持たせることができるとともに、その情報の書換え
を迅速かつ容易に実施することができる。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、次のような効果を奏することができる。 (1)道路を掘り起こさずに、データキャリアの情報の
書換が可能となることにより、道路構造や、コースの変
更等の道路事情が変化しても、迅速、かつ容易にデータ
キャリアの情報の書換を行い、そのような道路事情の変
化に対応することができる。
【0021】(2)データキャリアの情報の書換のため
に、道路を掘り返すことなく、非接触で情報の書換を実
現することができる。 (3)道路標識を喚起させたり、道路標識に代わる情報
をデータキャリアに記憶させ、道路標識の支援や代行を
データキャリアで実施することができる。 それにより、道路沿道の標識等の構造物を低減したり、
不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すデータキャリアによる自
動車の走行状態を示す模式図である。
【図2】本発明の実施例を示す自動車に搭載される車載
端末の配置を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例を示す自動車に搭載される車載
端末のブロック図である。
【図4】本発明の実施例を示すデータキャリアのデータ
の書換の模式図である。
【図5】本発明の実施例を示す車両の運行を支援するデ
ータキャリアのブロック図である。
【図6】本発明の実施例のEEPROMの制御回路のブ
ロック図である。
【図7】本発明の実施例を示すデータキャリアのデータ
の書換動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 道路 2A〜2F データキャリア 6 自動車 10 車載端末 11 送受信アンテナ 12,17,29 増幅器 13,22 復調器 14 マイクロコントローラ 15 報知装置 16,28 変調器 15A 表示装置 15B 音声装置 18 リーダ・ライタユニット 19 電源ユニット 20 能動型データキャリア(マイクロチップ) 21 受信アンテナ(コイルアンテナ) 23 SP/PS変換部 24 主制御部 24A 制御スイッチ 25 データメモリの制御回路 26 データメモリ(EEPROM) 27 発振器 30 送信アンテナ(コイルアンテナ) 31 命令解読部 32 命令レジスタ 33 ダミービット 34 アドレスバッファ 35 アドレスデコーダ 36 データレジスタ 37 R/Wアンプ 38 電源電圧検出部 39 書込禁止部 40 高電圧発生部 41 データ書換用携帯端末(ハンディーターミナ
ル) 42 アンテナコイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両運行システムのデータキャリアの情
    報書換方法において、(a)車両運行を支援するための
    情報を記憶するデータキャリアを道路に埋設して配置
    し、(b)前記データキャリアの情報の書換用携帯端末
    を情報を書き換えるべきデータキャリアの近傍にセット
    し、(c)前記携帯端末からの電力及びデータの送信に
    より、前記データキャリアの情報の書換を可能にするこ
    とを特徴とする車両運行システムのデータキャリアの情
    報書換方法。
  2. 【請求項2】 車両運行システムのデータキャリアの情
    報書換装置において、(a)車両運行のための情報を記
    憶する道路に埋設されるデータキャリアと、(b)該デ
    ータキャリアの情報の書換を行うデータ書換用携帯端末
    と、(c)該データ書換用携帯端末を情報を書き換える
    べきデータキャリアの近傍にセットして、前記携帯端末
    からの電力及びデータの送信により、前記データキャリ
    アの情報の書換を可能にしてなる車両運行システムのデ
    ータキャリアの情報書換装置。
JP10265469A 1998-09-18 1998-09-18 車両運行システムのデータキャリアの情報書換方法及びそのための装置 Withdrawn JP2000099885A (ja)

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Effective date: 20060110